説明

コンピュータネットワークによる電子掲示板システム

【課題】WWW掲示板システムにおいて、利用者が掲示板記事の読み遅れ、読み漏れ、読み落としがおきる問題がある。特に急を要する記事の場合などの未開封記事があると、支障をきたす。したがって、未開封記事がある場合はなんらかの方法で利用者に知らしめ開封を促す必要がある。
【解決手段】本発明は上記課題を解決するために利用者がWebブラウザでログインしたとき、その利用者の開封すべき記事デ−タがある場合は、その未開封記事デ−タ件数がなくなるまで、繰り返し利用者側のブラウザに知らせる。特に未開封記事の掲示板区分あるいは未開封記事件数に応じて未開封記事ありの通知間隔を変更し、利用者に繰り返し開封を促すので、未開封記事件数の減少に大きな効果がある。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はWWW(World Wide Web)と略記されているコンピュータシステムによる電子掲示板システムに関し、掲示板記事未開封の利用者に対して、その記事を開封するまで定期的に通知することにより、利用者に開封を促し、未開封記事をなくすのに好適なWWWによる掲示板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、WWWによる掲示板システムの記事未開封の利用者に対して部・課等の管理者が電子メールで、部(課)員に開封してもらいたい重要な掲示板の記事内容を開封したか否かを確認し、未開封の部(課)員に対して、未開封の記事を自動的に電子メールで送信することによって、未開封記事をなくすことを目的としたクライアント・サーバ・システム技術がある(特開平9−331353号公報)。またコンピュータやネットワークを利用した情報管理伝達方式で、いわゆる電子掲示板の未読者に対し自動的に督促メールを送信する、すなわち同報通信形式で電子掲示板記事の開封の督促を行うものがある(特開平9−218841号公報)。また、従来方式ではユーザが掲示板デ−タを参照した時点で、ユーザへの掲示データの未読/既読の情報に、既読を設定できるようにして掲示データの参照を促すために、督促メールを同報通信形式でユーザに送信する、いわゆる電子メール連携方式がある。この場合、サーバ側で未開封者を識別することが可能でなければならないし、ユーザ全てに対してメール送信の機能を持たなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来技術は、未開封の利用者が電子メールの到着に気づかない場合、記事の読み遅れ、読み漏れ、読み落としがおきる問題点があった。特に急を要する特急掲示板記事の場合、業務に支障をきたすことも起こり得る。
【0004】また、未開封者があるとき、掲示記事の参照を促すために随時督促メールを同報通信形式で送信する方法ではWWWサ−バ側の負担もあるが、上記の従来技術はクライアント・サーバ・システムであるため、クライアント側にクライアント専用のソフトウェアを、それぞれ備えることが必要である。
【0005】そして、もしそのソフトウェアになんらかの不具合が生じた場合は、各クライアント側のソフトウェアの修正、あるいは入れ替えなどを行わなければならない問題がある。
【0006】本発明は、WWWサーバに利用者がアクセスした時点で、未開封記事がある利用者に対して、未開封記事があることを自動的にかつ周期的に通知することにより、開封作業を促すことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、WWWサ−バを電子掲示板記事にアクセスした利用者が既登録者であるかどうかを利用者情報認証手段により確認し、既登録者の場合には当該利用者宛の掲示板情報を利用者が表示することができる掲示板情報表示手段と、当該利用者宛の掲示板情報のうち未開封記事データ件数を含む掲示板未開封通知リストを記憶する記憶手段と、未開封記事データがあるときは、あらかじめ定められた周期で当該利用者に通知する掲示板情報通知手段とから構成したことを特徴とする。また、未開封記事データの掲示板区分、例えば、特急、普通、などによって、未開封記事ありの通知周期(通知時間間隔)が異なること、未開封記事の件数が多いほど通知周期を短くし、未開封記事データの件数の減少にしたがって段階的に通知周期を長くすること、未開封記事データ件数がなくなるまで通知を繰り返すことに特徴がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例の詳細について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例であるWWWによる電子掲示板システムの全体構成を示す。大きく分けると、利用者のWebブラウザ(表示装置付)11、インターネットあるいはイントラネット12、WWWサーバ13、DB(デ−タベ−ス)サーバ1Cから構成されている。
【0009】Webブラウザ11から掲示板記事を参照する利用者は、インターネットあるいはイントラネット12を介してWWWサーバ13にアクセスする。その場合サーバ13では既登録者であるかどうかを利用者情報認証手段14でチェックする。既登録者の場合は掲示板未開封通知リスト40(図4参照)を参照して掲示板情報通知手段15により利用者未開封記事があることを知らせる。勿論データベースサーバ1Cを参照しておこなわれる。また利用者は掲示板情報表示手段17により掲示板記事データを読むことができる。掲示板記事データを選択して読んだ場合は、掲示板開封状態更新手段18により更新される。その結果は掲示板開封状態表示手段16により読み出すことができる。その場合データベースサーバの利用者の情報データベース20や掲示板情報の属性(図3)に関するデータベース30が参照される。利用者がWWWサーバをアクセスして必要な情報を利用者側の表示手段に読み出し表示できるシステム構成になっているので、図1ではWWWサーバから利用者のWebサーバ側への信号の流れは省略している。具体的に掲示板の記事データを表示するための掲示板情報表示手段17により利用者のブラウザ側で表示をおこない、掲示板開封状態更新手段18では利用者の開封により逐次開封状態を更新し、常に最新の開封状態が掲示板開封状態表示手段16により表示できる。
【0010】例えば掲示板記事設定者もブラウザ11と同様にインターネットあるいはイントラネットを介してブラウザを接続し記事設定をすることができる。図1では一利用者11の場合のみ示しているが、ブラウザ11と同様に他の利用者、あるいは掲示板記事設定者がインターネットあるいはイントラネットを介して複数のブラウザを接続することが可能であるし、お互いに掲示板記事設定者、利用者になりうる。
【0011】利用者情報管理手段19は登録している利用者に関するデータを管理するもので利用者のIDやパスワード、利用者名などをデータベースサーバ1Cを参照して管理する。具体的には図2に示した。掲示板情報管理手段1Aは掲示板記事データ名発信者や利用者の管理をおこなうもので、具体的には図3に示す。掲示板記事データファイル1Bも掲示板情報管理手段1Aおよび掲示板情報属性データベース30にリンクしている。
【0012】DBサーバ1Cは利用者情報データベース20(図2参照)、掲示板属性情報データベース30(図3参照)などから構成されている。以下にそれぞれの手段について説明する。はじめにDBサ−バ1Cについて説明する。利用者のデータベース20、情報の属性データベース30から構成されている。図2は、本実施例の利用者情報データベース20の一実施例を示す図である。利用者ID21、パスワード22、利用者23から構成されている。この例では、利用者ID21がHEC000〜HEC005の場合を示している。またパスワ−ド22は利用者IDに対応してPWD000〜PWD005の場合を示している。利用者23についても同様で対応する利用者はHEC太郎〜HEC五郎の場合を示している。
【0013】図3は、本実施例の掲示板情報属性データベース30の一実施例で、掲示板情報の属性に関するデータベースを示す図である。掲示板記事データ名31は記事01.doc.〜記事03.doc.の、3っつの記事デ−タの場合である。、掲示区分32はその記事が特急なのか、普通の記事かを区分するものでこの例では、記事01.doc.と記事03.doc.が普通で、記事02.doc.のみ特急の場合を示している。発信者33は図2における利用者HEC000と利用者HEC004、二人の場合の例を示している。また利用者開封状態34は、利用者35、開封状態36から構成されていて、この場合利用者は、利用者1〜利用者5の例を示している。利用者1は3つの記事について開封したことを表し、利用者2は記事01.doc.、記事02.doc.については未開封状態であることを示している。印は開封状態、X印は未開封状態を表している。1Bは掲示板記事デ−タファイルで、記事デ−タ名、記事01.doc.、記事02.doc.、記事03.doc.に対応してファイルが用意されている。
【0014】図4は、本実施例の掲示板未開封通知リスト40の例を示す。掲示区分41、通知時間間隔42、未開封記事データ件数43から構成されている。掲示板区分41は掲示板情報が普通区分なのか、あるいは特急区分なのかを表している。この例では二つの区分であるが、二つに限定されるものではない。必要に応じて区分分けを行うことができる。42は通知時間間隔で普通区分の場合60分、特急区分の場合10分を設定した例を示している。これはWebブラウザ11からログインしたとき、未開封記事がある場合のクライアントへの通知周期を表している。例えば普通区分の未開封記事がある場合は、Webブラウザ側に60分周期で未開封記事があることを知らせる。通知の方法は図12に示す表示手段に表示させること、あるいはブラウザ側にブザ−手段が備えられている場合はブザ−音で知らせることも出来る。43は未開封記事デ−タの件数を表していて、この例では普通区分の未開封記事デ−タの件数が2件、特急区分の未開封記事デ−タが1件あることを表している。この未開封記事デ−タ件数がゼロになるまで通知時間間隔42にしたがってブラウザ側に通知を行う。この図4のように掲示板区分それぞれに未開封記事データの件数が存在するときは、通知時間間隔の短い方、この場合は特急区分の10分周期で利用者に通知すると、未開封記事データ件数減少に対してより一層の効果がある。このように未開封記事データが、複数区分にわたって存在するときは、通知時間間隔の短い方を選択して通知することがのぞましい。この例では、特急記事データの未開封記事データ件数の減少に効果がある。
【0015】また、未開封記事デ−タ件数43が多い場合は、送信者側からすると早く未開封記事がなくなるように早急に開封して欲しいわけで、これを考慮した通知時間間隔の変更を行ってもよい。例えば、普通区分の未開封記事デ−タ件数が5件を超える場合は通知時間間隔42を30分、10件を超える場合は15分などのように設定してもよい。このような場合には未開封記事件数が多い場合は頻繁にブラウザに表示などの方法によって利用者に知らせるので、未開封記事件数の減少に効果がある。また未開封記事デ−タ件数の減少に伴って段階的に通知時間間隔を自動的に長くなるように設定してもよい。上記の例で説明すると、10件以上あった未開封記事デ−タ件数が、その後の開封で10件以下に減少した場合は、通知時間間隔を15分から30分に切り替える方法である。すなわち、未開封記事デ−タ件数に応じて通知時間間隔を段階的に変えることに特徴があり、未開封記事件数の減少に大きな効果がある。すなわちブラウザ11側ではその通知時間間隔だけを見ても、未開封記事デ−タ件数が多いのか少ないのかの、およその判断が出来る効果もある。通知時間間隔の変更は未開封記事デ−タ件数に応じて連続的に変えてもいいし、上記のように段階的に変える方法であってもよい。
【0016】図12は、本実施例の利用者情報認証手段14、掲示板情報通知手段15、掲示板開封状態表示手段16、掲示板情報表示手段17、利用者情報管理手段19、掲示板情報管理手段1AによりWebブラウザ11に表示される入力・表示画面C1を例示する図である。入力・表示領域C2、通知領域C3から構成されている。上記の未開封記事デ−タ件数に応じた通知時間間隔によるブラウザ側への通知は通知領域C3が用いられる。そして、記事そのものは表示領域C2が用いられる。複数のブラウザが接続された場合も当然であるが、表示画面は同様に構成される。
【0017】以下、本実施例のWebサ−バの動作を詳細に説明する。
【0018】図5は、利用者情報認証手段14の処理を示す流れ図である。利用者情報認証手段14は、Webブラウザ11の入力・表示画面C1の入力・表示領域C2から、利用者ID、パスワードの入力を受け付ける(ステップS51)。入力された利用者IDとパスワードをキーに利用者情報データベース20を検索し該当レコードの有無を判定する(ステップS52)。入力された利用者IDとパスワードが利用者情報データベース20の利用者ID21とパスワード22と一致すれば(ステップS52のYES)、掲示板情報通知手段15を呼び出す(ステップS53)。入力された利用者IDとパスワードが利用者情報データベース20の利用者ID21とパスワード22と一致しなければ(ステップS52のNO)、利用者未登録のエラーメッセージをWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップS54)。
【0019】図6は、掲示板情報通知手段15の処理を示す流れ図である。掲示板情報通知手段15は、掲示板未開封通知リスト40の掲示区分41が特急の未開封記事データ件数が1件以上であるとき、特急の通知時間間隔を指定通知時間間隔、この場合10分とし、特急の未開封記事データ件数が0件であるとき普通の通知時間間隔60分を指定通知時間間隔とする(ステップS61)。そして指定通知時間間隔が経過するまで待機する(ステップS62のNO)。指定通知時間間隔が経過したとき(ステップS62のYES)、掲示板未開封通知リスト40の未開封記事データ件数を0で初期化する(ステップS63)。続いて、掲示板情報属性データベース30を読み込み(ステップS64のNO)、利用者開封状態34の利用者35と利用者IDが一致したとき(ステップS65のYES)、利用者35の開封状態36が未開封であれば(ステップS66のYES)、掲示板記事データ名31の掲示区分32と同じ掲示区分41の行の未開封記事データ件数43に1を加算する(ステップS67)。利用者開封状態34の利用者35と利用者IDが一致しないとき(ステップS65のNO)、もしくは利用者35の開封状態36が開封済みであるとき(ステップS66のNO)、引き続き掲示板情報属性データベース30を読み込む。掲示板情報属性データベースを全て読み込み終えた結果(ステップS64のYES)、未開封記事データ件数43が1件以上のとき(ステップS68のYES)、すなわち未開封記事データが存在したとき、未開封記事データありのメッセージをWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップS69)。
【0020】図7は、掲示板開封状態表示手段16の処理を示す流れ図である。掲示板開封状態表示手段16は、掲示板情報属性データベース30を読み込み(ステップS71のNO)、掲示板記事データ名31、掲示区分32、発信者33、利用者35、開封状態36をWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップS72)。引き続き掲示板情報属性データベース30を読み込む。掲示板情報属性データベース30を全て読み込み終えたとき(ステップS71のYES)、終了する。
【0021】図8は、掲示板情報表示手段17の処理を示す流れ図である。掲示板情報表示手段17は、掲示板情報属性データベース30を読み込み(ステップS81のNO)、掲示板記事データ名31をWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップS82)。引き続き掲示板情報属性データベース30を読み込む。掲示板情報属性データベース30を全て読み込み終えたとき(ステップS81のYES)、利用者が掲示板記事データ名一覧から開く掲示板記事データ名の選択を受け付け(ステップS83)、掲示板開封状態更新手段18を呼び出す(ステップS84)。続いて、選択された掲示板記事データ名の指す掲示板記事データファイル1Bの内容をWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップS85)。
【0022】図9は、掲示板開封状態更新手段18の処理を示す流れ図である。掲示板開封状態更新手段18は、掲示板情報表示手段17で受け付けた掲示板記事データ名と利用者IDをキーとして掲示板情報属性データベース30を検索し、該当掲示板記事データ名31の利用者35の開封状態36が未開封であるとき(ステップS91のYES)、その開封状態36を開封の値に更新する(ステップS92)。該当掲示板記事データ名31の利用者35の開封状態36が開封であるとき(ステップS91のNO)、掲示板情報表示手段17に戻る。
【0023】図10は、利用者情報管理手段19の処理を示す流れ図である。利用者情報管理手段19は、利用者情報認証手段14で受け付けた利用者IDとパスワードをキーとして利用者情報データベース20を検索し、例えば利用者ID21の値がHEC000である管理者とした場合、これとパスワードが一致したとき(ステップSA1のYES)、利用者情報属性データベース20の利用者ID21、パスワード22、利用者23の登録、変更、削除を許可する(ステップSA2)。管理者パスワードと不一致のとき(ステップSA1のNO)、非管理者であるエラーメッセージをWebブラウザ11の入力・表示領域C2に出力する(ステップSA3)。
【0024】図11は、掲示板情報管理手段1Aの処理を示す流れ図である。掲示板情報管理手段1Aは、新規に掲示板記事データを登録する場合、Webブラウザ11の入力・表示領域C2を通して掲示板記事データ名31、掲示区分32、発信者33、利用者35の掲示板情報属性を受け付け掲示板情報属性データベース30に登録し、登録済の掲示板記事データの掲示板情報属性を変更する場合、Webブラウザ11の入力・表示領域C2を通して掲示板記事データ名31、掲示区分32、発信者33、利用者35を表示するとともに変更を受け付け掲示板情報属性データベース30に登録されている掲示板情報属性を変更し、登録済の掲示板記事データの掲示板情報属性を削除する場合、Webブラウザ11の入力・表示領域C2を通して掲示板記事データ名31、掲示区分32、発信者33、利用者35を表示するとともに削除を受け付け掲示板情報属性データベース30から登録されている掲示板情報属性を削除する(ステップSB1)。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、掲示板利用者が掲示板記事について未開封記事があるときは、その未開封記事デ−タがなくなるまで繰り返しあらかじめ定められた時間間隔(周期)で利用者に開封を促す(表示あるいはブザー機能がある場合はブザー音でも)ので、未開封記事件数を減らすことが出来る。また未開封記事の開封状態は順次更新され、その更新状態を記事発行者のブラウザで表示確認することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子掲示板システムの全体構成図を示す。
【図2】図1中の利用者情報データベースの一実施例を示す。
【図3】図1中の掲示板情報属性データベースの一実施例を示す。
【図4】図1中の掲示板未開封通知リストの一実施例を示す。
【図5】図1中の利用者情報認証手段の処理フローを示す。
【図6】図1中の掲示板情報通知手段の処理フローを示す。
【図7】図1中の掲示板開封状態表示手段の処理フローを示す。
【図8】図1中の掲示板情報表示手段の処理フローを示す。
【図9】図1中の掲示板開封状態更新手段の処理フローを示す。
【図10】図1中の利用者情報管理手段の処理フローを示す。
【図11】図1中の掲示板情報管理手段の処理フローを示す。
【図12】利用者側の表示画面を表わしている。
【符号の説明】
11 Webブラウザ 12 インターネット/イントラネット
13 WWWサーバ 14 利用者情報認証手段
15 掲示板情報通知手段 16 掲示板開封状態表示手段
17 掲示板情報表示手段 18 掲示板開封状態更新手段
19 利用者情報管理手段 1A 掲示板情報管理手段
1B 掲示板記事データ 1C データベースサーバ
20 利用者情報データベース、 21 利用者ID 22 パスワード
23 利用者 30 掲示板情報属性データベース
31 掲示板記事データ名 32 掲示区分 33 発信者
34 利用者開封区分 35 利用者
40 掲示板未開封通知リスト 41 掲示区分 42 通知時間間隔
43 未開封記事データ件数
C1 入力・表示画面
C2 入力・表示領域
C3 通知領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】コンピュータネットワークのサ−バに設定された電子掲示板の記事を、ネットワークにアクセスした利用者のブラウザに表示することができる電子掲示板システムにおいて、該利用者の掲示板の利用を認証する利用者情報認証手段と、該利用者が既登録者であるとき当該利用者宛ての電子掲示板の記事をブラウザ側に表示する掲示板情報表示手段と、前記利用者宛の未開封記事件数の通知リスト記憶手段と、前記未開封記事件数がなくなるまで未開封記事があることをあらかじめ定められた周期で当該利用者のブラウザに知らせる電子掲示板情報通知手段と、から該サーバを構成したことを特徴とするコンピュータネットワークシステムによる電子掲示板システム。
【請求項2】コンピュータネットワークシステムのサ−バに設定された電子掲示板の記事を、ネットワークブラウザからアクセスした利用者のブラウザに表示することができる電子掲示板システムにおいて、電子掲示板の利用者を管理する利用者情報管理手段と、該利用者の掲示板の利用を認証する利用者情報認証手段と、前記利用者宛の未開封記事件数の通知リスト記憶手段と、前記未開封記事件数がなくなるまであらかじめ定められた周期で当該利用者に未開封記事があることを通知する電子掲示板情報通知手段と、該電子掲示板記事を管理する掲示板情報管理手段と、該利用者が記事を開封したとき該電子掲示板記事を掲示板記事データファイルからブラウザ側に表示する電子掲示板情報表示手段と、該電子掲示板の記事を利用者が開封したとき該掲示板記事を開封済みとする掲示板開封状態更新手段と、該電子掲示板の記事の開封状態を記事発行者のブラウザに表示する電子掲示板開封状態表示手段と、から該ブラウザを構成したことを特徴とするコンピュータネットワークによる電子掲示板システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図11】
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【図5】
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【図7】
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【図9】
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【図12】
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【図6】
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【図8】
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【図10】
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【公開番号】特開2001−160015(P2001−160015A)
【公開日】平成13年6月12日(2001.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−342887
【出願日】平成11年12月2日(1999.12.2)
【出願人】(390023928)日立エンジニアリング株式会社 (134)
【Fターム(参考)】