アセチル2−ヒドロオキシ−1,3−ダイアミノアルカン
【課題】ここに開示されている化合物は、ベータ−セクレターゼ酵素の抑制剤であり、従ってアルツハイマー病や哺乳類におけるAベータペプチドの沈着を特徴とする他の疾患の治療において有用である。
【解決手段】以下の化学式:
で示される化合物が開示されており、ここで、変数Z、X、R15、R2、R3、およびRcは本明細書に定義されている。
【解決手段】以下の化学式:
で示される化合物が開示されており、ここで、変数Z、X、R15、R2、R3、およびRcは本明細書に定義されている。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学構造式A−III:
【化1】
により示される化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
Ra及びRbは、H、C1−C3アルキル、C1−C6アルコキシ、F、CN、OHから
独立に選択され;又は
Ra及びRbは、同じ炭素に結合してC3−C7スピロ環を形成し;
Rc及びRdは、C1−C3アルキル、ハロゲン、OH、SH、C≡N、CF3、C1−
C3アルコキシ及び−NR5R6から選択される1つ、2つ若しくは3つの置換基
によって置換されていないか置換されたC1−C6アルキル;H;ヒロドキシ;
ハロゲン;C2−C6アルケニル、又は、C2−C6アルキニルから独立に選ばれ
、ここで、
該アルケニル又はアルキニル基は、C1−C4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、
SH、シアノ、CF3、C1−C4アルコキシ、又は、NR5R6で置換さ
れていないか置換されたものであり;
R1は、フェニル、フェニルC1−C6アルキル、ナフチル、又はナフチルC1−C6ア
ルキルであり、ここで、フェニル又はナフチル基は1つ、2つ、3つ、4つ又は5
つのR50基で置換されていないか置換されており;
R2及びR3は、H;C2−C6アルケニル;C2−C6アルキニル;並びにC1−C4ア
ルキル、ハロゲン、−CF3、及びC1−C4アルコキシから独立に選択される1
つ、2つ若しくは3つの置換基によって置換されていないか置換されたC1−C6
アルキルから独立に選択され;又は、
R2、R3及びそれらが結合する炭素は、3から6個の炭素原子の炭素環を形成し;又は
R2、R3及びそれらが結合する炭素は、3〜6個の炭素原子及び−O−、−S−、−S
O2−、及び−NR7−から選ばれる1つの基を含む環構造を形成し;
R5及びR6は独立に、H、若しくはC1−C6アルキルであり;又は、
R5及びR6及びそれらが結合する窒素は、5若しくは6員へテロシクロアルキル環を形
成し;
R7及びR8は、H;−C3−C6シクロアルキル;−(C1−C4アルキレン)−O−
(C1−C4アルキル);−C2−C4アルケニル;−C2−C4アルキニル;及
び、−OH、−NH2、及びハロゲンから独立に選ばれた1つ、2つ又は3つの基
で置換されていないか置換された−C1−C4アルキルから、独立に選ばれ;
各々のR15は、H又はC1−C4アルキルから独立に選択され;
R21及びR22は同じもの又は異なるものであり、及び、H;アリール;ヘテロ
アリール;−(C1−C2アルキル)−(C3−C7シクロアルキル);−(C1
−C6アルキレン)−O−(C1−C3アルキル); −C2−C6アルケニル;
−C2−C6アルキニル;1つの二重結合及び1つの三重結合を持つ−C1−C6
アルキル鎖;又は
OH及び−NH2から選ばれる1つの置換基で置換されていないか置換された−C
1−C6アルキル;又は、
独立に−F、−Cl、−Br、若しくは−I;−C3−C7シクロアルキルである
1つから3つの基で置換されていないか置換された−C1−C6アルキルか
ら選ばれ;
各々のR50は、ハロゲン、OH、SH、−NR7R8、−SO2−(C1−C4アルキ
ル)、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1
−C6アルコキシ、又はC3−C8シクロアルキルから独立に選ばれ;
ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、又はシクロアルキル基
はC1−C4アルキル、ハロゲン、OH、SH、−NR5R6、CN、C1
−C4ハロアルキル、C1−C4ハロアルコキシ、フェニル、NR7R8、
及びC1−C4アルコキシから独立に選ばれた、1つ、2つ、又は3つの置
換基で置換されていないか置換されたものであり;
Zは、H;アリール;ヘテロアリール;アリールC1−C6アルキル;ヘテロアリールC
1−C6アルキル;C1−C6アルコキシ;及び、独立にOH、ハロゲン、C1−
C4アルコキシ、CF3、OCF3、NO2、CN、及びNR5R6である1つ、
2つ、又は3つの基により置換されていないか置換されたC1−C6アルキ
ルから選ばれ;
ここで、各々のアリール、ヘテロアリール、アリールC1−C6アルキル、及びヘ
テロアリールC1−C6アルキル基は、独立にC1−C4アルキル、ハロゲ
ン、C1−C6ハロアルキル、及びC1−C4アルコキシである1つ又は2
つの基により置換されていないか置換されたものであり;
各々のアリールは、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル及びインダニル、インデニル
、ジヒドロナフチル、又はテトラリニルから独立に選択され、ここで、該ア
リール基は独立に、
C1−C3アルキル、F、Cl、Br、I、OH、SH、及び−NR5R6
、C≡N、CF3、及びC1−C3アルコキシから選ばれた1つ、2つ若し
くは3つの置換基により置換されていないか置換されたC1−C6アルキル
;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい
ないか置換されたC2−C6アルケニル;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい
ないか置換された、C2−C6アルキニル;又は
ハロゲン;−NR21R22;OH;C≡N;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい ないか置換されたC3−C7シクロアルキル;又は
1つ、2つ、若しくは3つのFにより置換されていないか置換された−C1
−C6アルコキシ;又は
−CO−(C1−C4アルキル);−SO2−NR5R6;−CO−NR5
R6;若しくは−SO2−(C1−C4アルキル)
である1つ、2つ、3つ又は4つの基により置換されていないか置換された
ものであり;並びに
各々のヘテロアリール基は、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、ベンゾチエニル、
インドリル、インドリニル、ピリダジニル、ピラジニル、イソインドリル、イソキ
ノリル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、イミダゾリル、イソオキ
サゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、インドリジニル、インダゾリ
ル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、フラニル、チエニ
ル、ピロリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル
、オキサゾロピリジニル、イミダゾピリジニル、イソチアゾリル、ナフチリジニル
、シンノリニル、カルバゾリル、ベータ−カルボリニル、イソクロマニル、クロマ
ニル、テトラヒドロイソキノリニル、イソインドリニル、イソベンゾテトラヒドロ
フラニル、イソベンゾテトラヒドロチエニル、イソベンゾチエニル、ベンゾオキサ
ゾリル、ピリドピリジニル、ベンゾテトラヒドロフラニル、ベンゾテトラヒドロチ
エニル、プリニル、ベンゾジオキソリル、トリアジニル、フェノキサジニル、フェ
ノチアジニル、プテリジニル、ベンゾチアゾリル、イミダゾピリジニル、イミダゾ
チアゾリル、ジヒドロベンゾイソキサジニル、ベンゾイソキサジニル、ベンゾオキ
サジニル、ジヒドロベンゾイソチアジニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル
、クマリニル、イソクマリニル、クロモニル、クロマノニル、ピリジニル−N−オ
キシド、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロキノリノニル、
ジヒドロイソキノリノニル、ジヒドロクマリニル、ジヒドロイソクマリニル、イソ
インドリノニル、ベンゾジオキサニル、ベンゾオキサゾリノニル、ピロリルN−オ
キシド、ピリミジニルN−オキシド、ピリダジニルN−オキシド、ピラジニルN−
オキシド、キノリニルN−オキシド、インドリルN−オキシド、インドリニルN−
オキシド、イソキノリルN−オキシド、キナゾリニルN−オキシド、キノキサリニ
ルN−オキシド、フタラジニルN−オキシド、イミダゾリルN−オキシド、イソオ
キサゾリルN−オキシド、オキサゾリルN−オキシド、チアゾリルN−オキシド、
インドリジニルN−オキシド、インダゾリルN−オキシド、ベンゾチアゾリルN−
オキシド、ベンゾイミダゾリルN−オキシド、ピロリルN−オキシド、オキサジア
ゾリルN−オキシド、チアジアゾリルN−オキシド、トリアゾリルN−オキシド、
テトラゾリルN−オキシド、ベンゾチオピラニルS−オキシド、及びベンゾチオピ
ラニルS,S−ジオキシドから独立に選ばれ、ここで、該へテロアリール基は、独
立に
ハロゲン;−NR21R22;−OH;−C≡N;−CO−(C1−C4ア
ルキル);−SO2−NR5R6;−CO−NR5R6;若しくは−
SO2−(C1−C4アルキル);又は
C1−C3アルキル、F、Cl、Br、I、OH、SH、C≡N、CF3、
C1−C3アルコキシ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若
しくは3つの置換基により置換されていないか置換された、C1−C
6アルキル;又は
−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF3、C1−C3アルコキ
シ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基
により置換されていないか置換された、C2−C6アルケニル;又は
−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF3、C1−C3アルコキ
シ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基
により置換されていないか置換された、C2−C6アルキニル;又は
1つ、2つ若しくは3つの−Fにより置換されていないか置換された−C1
−C6アルコキシ;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から独立に選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により
置換されていないか置換されたC3−C7シクロアルキル;
である1つ、2つ、3つ、又は4つの基により置換されないか置換されるものであ
る、
上記化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が3〜6個の炭素原子を含む炭素環を形成し、こ
こで、1つの炭素原子が−O−、−S−、−SO2−、及びNR7−
から選ばれる基によって置き換わっていないか置き換わっている、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が3〜6個の炭素原子を含む炭素環を形成してい
る、
請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が2〜5個の炭素原子と−O−、−S−、−SO
2−、及びNR7−から選ばれる1つの基を含むヘテロシクロアルキ
ルを形成している、
請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R2及びR3がH;C2−C6アルケニル;C2−C6アルキニル;並びに、C1−C4
アルキル、ハロゲン、CF3、及びC1−C4アルコキシから独立に選ばれる1つ
、2つ又は3つの置換基によって置換されていないか置換されているC1−C6ア
ルキルから独立に選ばれる、
請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Ra及びRbは、C1−C3アルキル、C1−C6アルコキシ、F、CN、OHから独
立に選ばれ;又は
Ra及びRbは、同じ炭素に結合し、及びC3−C7スピロ環を形成し;並びに
Rc及びRdは、H;ヒドロキシ;ハロゲン;又は
C1−C3アルキル、ハロゲン、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコ
キシ、及び−NR5R6から選ばれる1つ、2つ若しくは3つの置換基によ
り、置換されていないか置換されたC1−C6アルキル;又は
C1−C4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、SH、シアノ、CF3、C1−C4
アルコキシ、若しくはNR5R6により置換されていないか置換されている
、C2−C6アルケニル若しくはC2−C6アルキニル
から独立に選択される、
請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
化学構造式A−IV:
【化2】
である請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
Ra及びRbは、独立にH又はC1−C3アルキルであり;
R1は、1つ、2つ又は3つのR50基により置換されていないか置換された、フェニル
であり;並びに
各々のR15は、H又はC1−C4アルキルから独立に選ばれる、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R1はジハロフェニルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
化学構造式A−V:
【化3】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項11】
化学構造式A−VI:
【化4】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項12】
化学構造式A−VII:
【化5】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項13】
化学構造式A−VIII:
【化6】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項14】
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−{[(4R)−6−イソプロピル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}プロピル)アセトアミド;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−{[(4S)−6−イソプロピル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}プロピル)アセトアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−メチルアミノ−アセトアミド;
2−アミノ−N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−メチル−ブチルアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−プロピオンアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−ブチルアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−フェニル−アセトアミド;
{[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピルカルバモイル]−メチル}−メチル−カルバミン酸 tert−ブチル エステル;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−メチル−2−メチルアミノ−プロピオンアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3−メチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−(1H−イミダゾール−4−イル)−アセトアミド;又は
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−プロピオンアミド
である請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
請求項1の化合物を調整する方法であり、以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を調整すること;
【化7】
中間体(1)を脱保護して、化学構造式(2)のアミンを得ること;及び
【化8】
アミン(2)をアシル化して、請求項1の化合物を得ること、
を含む、上記方法。
【請求項16】
請求項15の方法であり、さらに以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を、化学構造式(3)の保護されたエポキシドを
【化9】
化学構造式(4)の置換されていないか置換されたアミンと共に開環し、その結果、
【化10】
R15がHであるカップルした生成物(1)を得ることにより調整すること、
を含む、上記方法。
【請求項17】
請求項15の方法であり、さらに以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を、化学構造式(3)の保護されたエポキシドを
【化11】
化学構造式(4)の置換されていないか置換されたアミンを用いて開環し、その結果、
【化12】
カップルした生成物(5)を得て;
【化13】
カップルした生成物(5)のアルキル化によりカップルした生成物(1)を得ることにより調整すること、を含む、上記方法。
【請求項18】
Ra、Rb、Rc及びRdがHである、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
化学構造式A−III:
【化1】
により示される化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
Ra及びRbは、H、C1−C3アルキル、C1−C6アルコキシ、F、CN、OHから
独立に選択され;又は
Ra及びRbは、同じ炭素に結合してC3−C7スピロ環を形成し;
Rc及びRdは、C1−C3アルキル、ハロゲン、OH、SH、C≡N、CF3、C1−
C3アルコキシ及び−NR5R6から選択される1つ、2つ若しくは3つの置換基
によって置換されていないか置換されたC1−C6アルキル;H;ヒロドキシ;
ハロゲン;C2−C6アルケニル、又は、C2−C6アルキニルから独立に選ばれ
、ここで、
該アルケニル又はアルキニル基は、C1−C4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、
SH、シアノ、CF3、C1−C4アルコキシ、又は、NR5R6で置換さ
れていないか置換されたものであり;
R1は、フェニル、フェニルC1−C6アルキル、ナフチル、又はナフチルC1−C6ア
ルキルであり、ここで、フェニル又はナフチル基は1つ、2つ、3つ、4つ又は5
つのR50基で置換されていないか置換されており;
R2及びR3は、H;C2−C6アルケニル;C2−C6アルキニル;並びにC1−C4ア
ルキル、ハロゲン、−CF3、及びC1−C4アルコキシから独立に選択される1
つ、2つ若しくは3つの置換基によって置換されていないか置換されたC1−C6
アルキルから独立に選択され;又は、
R2、R3及びそれらが結合する炭素は、3から6個の炭素原子の炭素環を形成し;又は
R2、R3及びそれらが結合する炭素は、3〜6個の炭素原子及び−O−、−S−、−S
O2−、及び−NR7−から選ばれる1つの基を含む環構造を形成し;
R5及びR6は独立に、H、若しくはC1−C6アルキルであり;又は、
R5及びR6及びそれらが結合する窒素は、5若しくは6員へテロシクロアルキル環を形
成し;
R7及びR8は、H;−C3−C6シクロアルキル;−(C1−C4アルキレン)−O−
(C1−C4アルキル);−C2−C4アルケニル;−C2−C4アルキニル;及
び、−OH、−NH2、及びハロゲンから独立に選ばれた1つ、2つ又は3つの基
で置換されていないか置換された−C1−C4アルキルから、独立に選ばれ;
各々のR15は、H又はC1−C4アルキルから独立に選択され;
R21及びR22は同じもの又は異なるものであり、及び、H;アリール;ヘテロ
アリール;−(C1−C2アルキル)−(C3−C7シクロアルキル);−(C1
−C6アルキレン)−O−(C1−C3アルキル); −C2−C6アルケニル;
−C2−C6アルキニル;1つの二重結合及び1つの三重結合を持つ−C1−C6
アルキル鎖;又は
OH及び−NH2から選ばれる1つの置換基で置換されていないか置換された−C
1−C6アルキル;又は、
独立に−F、−Cl、−Br、若しくは−I;−C3−C7シクロアルキルである
1つから3つの基で置換されていないか置換された−C1−C6アルキルか
ら選ばれ;
各々のR50は、ハロゲン、OH、SH、−NR7R8、−SO2−(C1−C4アルキ
ル)、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1
−C6アルコキシ、又はC3−C8シクロアルキルから独立に選ばれ;
ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、又はシクロアルキル基
はC1−C4アルキル、ハロゲン、OH、SH、−NR5R6、CN、C1
−C4ハロアルキル、C1−C4ハロアルコキシ、フェニル、NR7R8、
及びC1−C4アルコキシから独立に選ばれた、1つ、2つ、又は3つの置
換基で置換されていないか置換されたものであり;
Zは、H;アリール;ヘテロアリール;アリールC1−C6アルキル;ヘテロアリールC
1−C6アルキル;C1−C6アルコキシ;及び、独立にOH、ハロゲン、C1−
C4アルコキシ、CF3、OCF3、NO2、CN、及びNR5R6である1つ、
2つ、又は3つの基により置換されていないか置換されたC1−C6アルキ
ルから選ばれ;
ここで、各々のアリール、ヘテロアリール、アリールC1−C6アルキル、及びヘ
テロアリールC1−C6アルキル基は、独立にC1−C4アルキル、ハロゲ
ン、C1−C6ハロアルキル、及びC1−C4アルコキシである1つ又は2
つの基により置換されていないか置換されたものであり;
各々のアリールは、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル及びインダニル、インデニル
、ジヒドロナフチル、又はテトラリニルから独立に選択され、ここで、該ア
リール基は独立に、
C1−C3アルキル、F、Cl、Br、I、OH、SH、及び−NR5R6
、C≡N、CF3、及びC1−C3アルコキシから選ばれた1つ、2つ若し
くは3つの置換基により置換されていないか置換されたC1−C6アルキル
;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい
ないか置換されたC2−C6アルケニル;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい
ないか置換された、C2−C6アルキニル;又は
ハロゲン;−NR21R22;OH;C≡N;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により置換されてい ないか置換されたC3−C7シクロアルキル;又は
1つ、2つ、若しくは3つのFにより置換されていないか置換された−C1
−C6アルコキシ;又は
−CO−(C1−C4アルキル);−SO2−NR5R6;−CO−NR5
R6;若しくは−SO2−(C1−C4アルキル)
である1つ、2つ、3つ又は4つの基により置換されていないか置換された
ものであり;並びに
各々のヘテロアリール基は、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、ベンゾチエニル、
インドリル、インドリニル、ピリダジニル、ピラジニル、イソインドリル、イソキ
ノリル、キナゾリニル、キノキサリニル、フタラジニル、イミダゾリル、イソオキ
サゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、インドリジニル、インダゾリ
ル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、フラニル、チエニ
ル、ピロリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル
、オキサゾロピリジニル、イミダゾピリジニル、イソチアゾリル、ナフチリジニル
、シンノリニル、カルバゾリル、ベータ−カルボリニル、イソクロマニル、クロマ
ニル、テトラヒドロイソキノリニル、イソインドリニル、イソベンゾテトラヒドロ
フラニル、イソベンゾテトラヒドロチエニル、イソベンゾチエニル、ベンゾオキサ
ゾリル、ピリドピリジニル、ベンゾテトラヒドロフラニル、ベンゾテトラヒドロチ
エニル、プリニル、ベンゾジオキソリル、トリアジニル、フェノキサジニル、フェ
ノチアジニル、プテリジニル、ベンゾチアゾリル、イミダゾピリジニル、イミダゾ
チアゾリル、ジヒドロベンゾイソキサジニル、ベンゾイソキサジニル、ベンゾオキ
サジニル、ジヒドロベンゾイソチアジニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル
、クマリニル、イソクマリニル、クロモニル、クロマノニル、ピリジニル−N−オ
キシド、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロキノリノニル、
ジヒドロイソキノリノニル、ジヒドロクマリニル、ジヒドロイソクマリニル、イソ
インドリノニル、ベンゾジオキサニル、ベンゾオキサゾリノニル、ピロリルN−オ
キシド、ピリミジニルN−オキシド、ピリダジニルN−オキシド、ピラジニルN−
オキシド、キノリニルN−オキシド、インドリルN−オキシド、インドリニルN−
オキシド、イソキノリルN−オキシド、キナゾリニルN−オキシド、キノキサリニ
ルN−オキシド、フタラジニルN−オキシド、イミダゾリルN−オキシド、イソオ
キサゾリルN−オキシド、オキサゾリルN−オキシド、チアゾリルN−オキシド、
インドリジニルN−オキシド、インダゾリルN−オキシド、ベンゾチアゾリルN−
オキシド、ベンゾイミダゾリルN−オキシド、ピロリルN−オキシド、オキサジア
ゾリルN−オキシド、チアジアゾリルN−オキシド、トリアゾリルN−オキシド、
テトラゾリルN−オキシド、ベンゾチオピラニルS−オキシド、及びベンゾチオピ
ラニルS,S−ジオキシドから独立に選ばれ、ここで、該へテロアリール基は、独
立に
ハロゲン;−NR21R22;−OH;−C≡N;−CO−(C1−C4ア
ルキル);−SO2−NR5R6;−CO−NR5R6;若しくは−
SO2−(C1−C4アルキル);又は
C1−C3アルキル、F、Cl、Br、I、OH、SH、C≡N、CF3、
C1−C3アルコキシ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若
しくは3つの置換基により置換されていないか置換された、C1−C
6アルキル;又は
−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF3、C1−C3アルコキ
シ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基
により置換されていないか置換された、C2−C6アルケニル;又は
−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF3、C1−C3アルコキ
シ、及び−NR5R6から選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基
により置換されていないか置換された、C2−C6アルキニル;又は
1つ、2つ若しくは3つの−Fにより置換されていないか置換された−C1
−C6アルコキシ;又は
F、Cl、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコキシ、及び−N
R5R6から独立に選ばれた1つ、2つ若しくは3つの置換基により
置換されていないか置換されたC3−C7シクロアルキル;
である1つ、2つ、3つ、又は4つの基により置換されないか置換されるものであ
る、
上記化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が3〜6個の炭素原子を含む炭素環を形成し、こ
こで、1つの炭素原子が−O−、−S−、−SO2−、及びNR7−
から選ばれる基によって置き換わっていないか置き換わっている、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が3〜6個の炭素原子を含む炭素環を形成してい
る、
請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R2、R3及びそれらが結合する炭素が2〜5個の炭素原子と−O−、−S−、−SO
2−、及びNR7−から選ばれる1つの基を含むヘテロシクロアルキ
ルを形成している、
請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R2及びR3がH;C2−C6アルケニル;C2−C6アルキニル;並びに、C1−C4
アルキル、ハロゲン、CF3、及びC1−C4アルコキシから独立に選ばれる1つ
、2つ又は3つの置換基によって置換されていないか置換されているC1−C6ア
ルキルから独立に選ばれる、
請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Ra及びRbは、C1−C3アルキル、C1−C6アルコキシ、F、CN、OHから独
立に選ばれ;又は
Ra及びRbは、同じ炭素に結合し、及びC3−C7スピロ環を形成し;並びに
Rc及びRdは、H;ヒドロキシ;ハロゲン;又は
C1−C3アルキル、ハロゲン、OH、SH、C≡N、CF3、C1−C3アルコ
キシ、及び−NR5R6から選ばれる1つ、2つ若しくは3つの置換基によ
り、置換されていないか置換されたC1−C6アルキル;又は
C1−C4アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、SH、シアノ、CF3、C1−C4
アルコキシ、若しくはNR5R6により置換されていないか置換されている
、C2−C6アルケニル若しくはC2−C6アルキニル
から独立に選択される、
請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
化学構造式A−IV:
【化2】
である請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
Ra及びRbは、独立にH又はC1−C3アルキルであり;
R1は、1つ、2つ又は3つのR50基により置換されていないか置換された、フェニル
であり;並びに
各々のR15は、H又はC1−C4アルキルから独立に選ばれる、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R1はジハロフェニルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
化学構造式A−V:
【化3】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項11】
化学構造式A−VI:
【化4】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項12】
化学構造式A−VII:
【化5】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項13】
化学構造式A−VIII:
【化6】
である請求項8に記載の化合物であり、式中、
各々のhalは、F、Cl、Br、及びIから独立に選ばれるものである、上記化合物。
【請求項14】
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−{[(4R)−6−イソプロピル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}プロピル)アセトアミド;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−{[(4S)−6−イソプロピル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}プロピル)アセトアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−メチルアミノ−アセトアミド;
2−アミノ−N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−メチル−ブチルアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−プロピオンアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−3−ヒドロキシ−ブチルアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−フェニル−アセトアミド;
{[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピルカルバモイル]−メチル}−メチル−カルバミン酸 tert−ブチル エステル;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−メチル−2−メチルアミノ−プロピオンアミド;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3−メチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}アセトアミド;
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−2−(1H−イミダゾール−4−イル)−アセトアミド;又は
N−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−3−(6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル−アミノ)−2−ヒドロキシ−プロピル]−プロピオンアミド
である請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
請求項1の化合物を調整する方法であり、以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を調整すること;
【化7】
中間体(1)を脱保護して、化学構造式(2)のアミンを得ること;及び
【化8】
アミン(2)をアシル化して、請求項1の化合物を得ること、
を含む、上記方法。
【請求項16】
請求項15の方法であり、さらに以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を、化学構造式(3)の保護されたエポキシドを
【化9】
化学構造式(4)の置換されていないか置換されたアミンと共に開環し、その結果、
【化10】
R15がHであるカップルした生成物(1)を得ることにより調整すること、
を含む、上記方法。
【請求項17】
請求項15の方法であり、さらに以下の段階:
化学構造式(1)の中間体を、化学構造式(3)の保護されたエポキシドを
【化11】
化学構造式(4)の置換されていないか置換されたアミンを用いて開環し、その結果、
【化12】
カップルした生成物(5)を得て;
【化13】
カップルした生成物(5)のアルキル化によりカップルした生成物(1)を得ることにより調整すること、を含む、上記方法。
【請求項18】
Ra、Rb、Rc及びRdがHである、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
【公開番号】特開2011−84568(P2011−84568A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−273586(P2010−273586)
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【分割の表示】特願2004−571986(P2004−571986)の分割
【原出願日】平成15年9月10日(2003.9.10)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【出願人】(504396379)ファルマシア・アンド・アップジョン・カンパニー・エルエルシー (130)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【分割の表示】特願2004−571986(P2004−571986)の分割
【原出願日】平成15年9月10日(2003.9.10)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【出願人】(504396379)ファルマシア・アンド・アップジョン・カンパニー・エルエルシー (130)
【Fターム(参考)】
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