説明

カードユニット

【課題】遊技媒体の貸与に使用可能な有価価値をすべて使い切ることなく途中で遊技をやめた場合であっても、残存する有価価値に最小単位価値未満の端数価値が生じることが無いようなカードユニット(玉貸ユニット及び払出ユニット)を提供する。
【解決手段】玉貸ユニットは、予め定められた単位貸与価値(税込み500円)に相当するパチンコ玉(120個)を貸与するための単位貸与処理を行うときに、パチンコ機が貸与において払い出す一単位のパチンコ玉数(25個)に対応する部分(100個)を、該パチンコ機から払い出して貸与するための第1貸与処理と、前記一単位のパチンコ玉数に満たない端数玉数(20個)を、併設された払出ユニットの玉払出装置から払い出す第2貸与処理とを行い、パチンコ機又は払出ユニットの少なくとも一方がパチンコ玉を払い出せる状態でないと判定されたことを条件として、第1貸与処理及び第2貸与処理のいずれも行わない。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機に対応して設けられるカードユニットであって、
当該カードユニットの一部を構成し、遊技媒体の貸与に使用可能な有価価値のうち、予め定められた単位貸与価値に相当する遊技媒体を貸与するための単位貸与処理を行う貸与処理手段と、前記対応する遊技機との間で該遊技機から遊技媒体を払い出して貸与するための通信を行う貸与通信手段とを有する貸与処理ユニットと、
当該カードユニットの一部を構成し、前記貸与処理ユニットからの指令に基づいて遊技媒体を払い出して貸与する払出手段を有する払出ユニットと、を備え、
前記貸与処理手段は、前記単位貸与処理を行うときに、前記単位貸与価値に相当する遊技媒体のうち、前記遊技機が貸与において払い出す一単位の遊技媒体数に対応する部分を、該遊技機から払い出して貸与するための通信を前記貸与通信手段により行う第1貸与処理として、前記一単位の遊技媒体数の貸与を要求する貸与要求信号を前記遊技機に対して送信し、前記貸与の要求を了解した旨を示す要求了解信号を前記遊技機から受信したことに基づいて、前記一単位の遊技媒体数の貸与を指令する貸与指令信号を前記遊技機に対して送信し、前記貸与を完了した旨を示す貸与完了信号を前記遊技機から受信する処理を行うと共に、前記一単位の遊技媒体数に満たない端数遊技媒体数を前記払出手段から払い出して貸与するための指令を前記払出ユニットに対して行う第2貸与処理を行い、
前記貸与処理ユニットは、前記遊技機が遊技媒体を払い出せる状態であるか否かを判定すると共に、前記払出手段が遊技媒体を払い出せる状態であるか否かを判定する払出判定手段をさらに有し、
前記貸与処理手段は、該払出判定手段により前記遊技機又は前記払出手段の少なくとも一方が遊技媒体を払い出せる状態でないと判定されたことを条件として、前記第1貸与処理及び前記第2貸与処理のいずれも行わないことを特徴とするカードユニット。
【請求項2】
請求項1に記載したカードユニットであって、
前記貸与通信手段は、前記第1貸与処理として、前記一単位の遊技媒体数を前記遊技機から払い出して貸与するための通信を繰り返して行い、
前記貸与処理ユニット又は前記払出ユニットは、該第1貸与処理により払い出されていない遊技媒体数に相当する前記有価価値である未払い価値を表示する未払い価値表示手段をさらに有することを特徴とするカードユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載したカードユニットであって、
前記貸与処理ユニットは、前記遊技機との接続を確認すると共に、前記払出ユニットとの接続を確認する接続確認手段をさらに有し、
前記貸与処理手段は、該接続確認手段により前記遊技機又は前記払出ユニットの少なくとも一方との接続が確認されないことを条件として、前記第1貸与処理及び前記第2貸与処理のいずれも行わないことを特徴とするカードユニット。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載したカードユニットであって、
前記貸与処理ユニットは、前記単位貸与処理に伴って、前記有価価値から前記単位貸与価値を減算するための減算処理を行う減算処理手段をさらに有し、
該減算処理手段は、前記第1貸与処理及び前記第2貸与処理の完了に拘わらず、前記減算処理を行うことを特徴とするカードユニット。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つに記載したカードユニットであって、
遊技者が所有する記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて当該遊技者が所有する前記有価価値の大きさを管理する管理装置と通信可能であり、
前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により前記記録媒体を受け付けたことに基づいて、該受け付けた記録媒体の記録媒体識別情報に対応する有価価値の大きさを前記管理装置から取得する有価価値取得手段と、
該有価価値取得手段により取得した有価価値の大きさを記憶する有価価値記憶手段と、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、をさらに有し、
前記貸与処理手段は、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知している場合には、前記管理装置で管理している有価価値の大きさを使用して前記単位貸与処理を行う一方、
前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知している場合には、前記記録媒体受付手段で記録媒体を受け付けており、かつ、前記有価価値記憶手段で有価価値の大きさを記憶していることを条件として、当該有価価値記憶手段で記憶している有価価値の大きさを使用して前記単位貸与処理を行うことを特徴とするカードユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【公開番号】特開2013−10019(P2013−10019A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−228331(P2012−228331)
【出願日】平成24年10月15日(2012.10.15)
【分割の表示】特願2007−66739(P2007−66739)の分割
【原出願日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】