説明

コンテンツ再生装置およびそのプログラム

【課題】 複数のコンテンツを含む放送データを受信し、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、キューシートを用いてコンテンツの再生情報をサーバに送信できるコンテンツ再生装置を提供すること。
【解決手段】 コンテンツ再生装置は、複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生情報をサーバに送信する必要がある場合に再生情報要求がコンテンツに対応付けて記述されているキューシートをサーバから取得する取得手段と、コンテンツを再生した場合に、キューシートにコンテンツに対応付けて再生情報要求が記述されているか否かを判断する判断手段と、キューシートにコンテンツに対応付けて再生情報要求が記述されていると判断された場合、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生情報をサーバに送信する送信手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のコンテンツを含む放送データを再生するコンテンツ再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
HDDレコーダやPC等のコンテンツ再生装置は、ラジオ又はテレビで放送される音楽や映像等のコンテンツをHDD等の記憶媒体に記録し、記録した放送データファイルの中から選択されたコンテンツを再生することができる。しかし、ユーザは所望のコンテンツがいつ放送されるかはわからない。例えばラジオのFM放送では、所望の曲がある番組中に放送されることがあらかじめわかる場合もあるが、番組中にはCMやDJが入るので、所望の曲が番組中のいつ放送されるかまではわからない。
【0003】
この問題を解決するために、下記特許出願1において、キューシートを利用して所望の曲を抽出して再生するコンテンツ再生装置が提案されている。このコンテンツ再生装置は、放送された曲の放送開始時刻や曲名等を記述したキューシートをサーバから取得する。コンテンツ再生装置は、常にFM放送を受信し、受信された放送データを全てHDDに記録する。そして、キューシートを参照して、録音された全放送データから所望の曲を抽出して再生する。
【0004】
ここで、キューシートを用いてHDDに記録された放送データを再生する場合に、ユーザの聴取情報(コンテンツの再生情報)を収集する技術が要望されている。また、HDDに記録された放送データではなく、受信装置で放送データを受信し、再生する場合にも、ユーザの聴取情報(コンテンツの再生情報)を収集する技術が要望されている。特にラジオのコンテンツの再生情報を収集するのは、受信装置を設置する場所におけるラジオを受信感度の問題や、車載用受信装置のように受信装置が移動する場合もあり、テレビの視聴率測定機を適用することが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−59035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のコンテンツを含む放送データを受信し、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、キューシートを用いてコンテンツの再生情報をサーバに送信できるコンテンツ再生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ再生装置は、複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、前記放送データに含まれるコンテンツの放送開始時刻、および、放送終了時刻を特定するためのキューシートであって、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報をサーバに送信する必要がある場合に再生情報要求が前記コンテンツに対応付けて記述されているキューシートを前記サーバから取得する取得手段と、前記受信手段によって受信された前記放送データに含まれるコンテンツを再生する再生手段と、前記コンテンツを再生した場合に、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断する判断手段と、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する送信手段とを備える。
【0008】
受信再生したコンテンツに対応付けて、キューシートに再生情報要求が記述されている場合、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生情報(例えば、再生回数など)をサーバに送信する。従って、キューシートを使用することによって、容易に、受信再生したコンテンツの再生情報を収集し、サーバに送信することができる。
【0009】
好ましい実施形態においては、前記コンテンツが第1コンテンツと、前記第1コンテンツに含まれる1又は複数の第2コンテンツとを含み、前記キューシートには、前記第1コンテンツおよび前記第2コンテンツの各々に対応付けて再生情報要求が記述されており、前記再生手段が前記放送データを再生した際に、前記判断手段が、前記キューシートに、再生された前記放送データに含まれる第1コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断し、かつ、再生された前記第1コンテンツに含まれる前記第2コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断し、前記送信手段が、前記キューシートに前記第1コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記第1コンテンツの再生情報を前記サーバに送信し、かつ、前記キューシートに前記第2コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記第2コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する。
【0010】
本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ再生装置は、複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、前記放送データに含まれるコンテンツの放送開始時刻、および、放送終了時刻を特定するためのキューシートであって、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報をサーバに送信する必要がある場合に再生情報要求が前記コンテンツに対応付けて記述されているキューシートを前記サーバから取得する取得手段と、前記受信手段が受信した複数のコンテンツを含む放送データを記憶媒体に記録する記録手段と、前記記憶媒体に記録されている前記放送データに含まれるコンテンツを再生する再生手段と、前記コンテンツを再生した場合に、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断する判断手段と、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する送信手段とを備える。
【0011】
記録再生したコンテンツに対応付けて、キューシートに再生情報要求が記述されている場合、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生情報(例えば、再生回数など)をサーバに送信する。従って、キューシートを使用することによって、容易に、記録再生したコンテンツの再生情報を収集し、サーバに送信することができる。
【0012】
好ましい実施形態においては、前記コンテンツが第1コンテンツと、前記第1コンテンツに含まれる1又は複数の第2コンテンツとを含み、前記再生手段が前記第2のコンテンツを再生終了したとき、前記判断手段が、前記第2のコンテンツを再生終了することによって、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツを再生したことになるか否かをさらに判断し、前記第2のコンテンツを再生終了することによって、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツを再生したことになると判断された場合、前記送信手段が、前記コンテンツ再生装置における前記2コンテンツの再生情報と、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する。
【発明の効果】
【0013】
複数のコンテンツを含む放送データを受信し、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、キューシートを用いてコンテンツの再生情報をサーバに送信できるコンテンツ再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ再生装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】キューシートの一例を示す図である。
【図3】報告テーブルを示す図である。
【図4】記録DBを示す図である。
【図5A】制御部2の処理を説明するフローチャートである。
【図5B】制御部2の処理を説明するフローチャートである。
【図6】制御部2の処理を説明するフローチャートである。
【図7】制御部2の処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ再生装置について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ再生システムを示すブロック図である。コンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置1およびサーバ(キューシートサーバ)100を備える。コンテンツ再生装置1はラジオやTV等の放送データ(以下、ラジオ放送データとする。)を受信し、所定時間毎(本例では番組毎)の放送データを、放送データファイルとしてHDD3に記録する。サーバ100は、図示しない複数の放送局サーバから、キューシート(番組進行表)を取得して保持している。キューシートは、一般的には、放送終了後に更新される。コンテンツ再生装置1は、サーバ100からキューシートを取得し、キューシートに基づいて、記録した放送データファイルの中から所望のコンテンツを抽出して、再生する。
【0016】
コンテンツ再生装置1は、制御部2、HDD3、メモリ(ROM、RAM等)4、再生部5、受信部6、通信部7、操作部8、および、表示部9を備える。制御部2は、メモリ4に格納されているコンテンツ再生装置1の動作プログラムに基づいてコンテンツ再生装置1を制御するものであり、例えば、マイコンやCPU等である。
【0017】
受信部6は、図示しない放送局から放送される複数のコンテンツを含む放送データを受信する。特に限定されないが、コンテンツは、本例では、番組(第1コンテンツ)やコーナー(第2コンテンツ)である。番組は、1又は複数のコーナーを含む。また、番組は、コーナーを含まない場合もある。放送はTV放送またはラジオ放送等であり、デジタル放送、アナログ放送、衛星放送またはインターネット放送等の任意の放送が採用され得る。本例では、複数の番組(および、1又は複数のコーナー)を含むFM放送を例に説明する。
【0018】
HDD3は、受信部6によって受信された放送データを記録する。受信部6で受信された放送データがアナログ形式である場合には、放送データがアナログ−デジタル変換されてHDD3に記録される。特に限定されないが、放送データは、番組毎の放送データファイル(例えばMP3ファイル)に分割され、HDD3に記録される。
【0019】
通信部7は、インターネット等の任意の電気通信回線を介してサーバ100に接続し、サーバ100からキューシートを取得する。図2は、キューシートの一例を示す図である。キューシートは、番組名、番組の放送開始時刻、番組の放送終了時刻、コーナーID(コーナー名)、コーナーの放送開始時刻、コーナーの放送終了時刻等が記述されている。本実施形態では、キューシートに、コンテンツ再生装置1におけるコンテンツ(番組またはコーナー)の再生情報(再生回数等)をサーバ100に送信すべきことを要求する再生情報要求ID(以下、listenidという。)というタグが付加されていることが特徴である。コンテンツ再生装置1は、Listenidが記述されている番組又はコーナーを再生すると、コンテンツ再生装置1が番組又はコーナーを再生したことを示す再生情報をサーバ100に送信する。一方、コンテンツ再生装置1は、Listenidが記述されていない番組又はコーナーを再生すると、当該番組又はコーナーを再生したことを示す再生情報をサーバ100に送信しない。
【0020】
以下、キューシートについて詳述する。タグ<program>からタグ</program>までの一連の記述が1つの番組に関する記述である。タグ<pid>は番組IDを示し、タグ<sid>は放送局(station)IDを示し、タグ<begin>は番組の放送開始時刻を示し、タグ<end>は番組の放送終了時刻を示し、タグ<title>は番組名を示す。放送開始時刻および放送終了時刻は実際には年月日の情報も含む。タグ<programlistenid>は、番組のlistenidである。例えば、<programlistenid>が080223_0500_0820は、2008年2月23日5:00〜8:20の放送データについての番組のlistenidであることを示す。
【0021】
タグ<child>からタグ</child>までの一連の記述が番組に含まれる1つのコーナーに関する記述である。従って、タグ<pid>がOOSAKA_1_0500_0820の番組内には4つのコーナーが含まれていることになる。タグ<child>に続く「OOSAKA_1_0640_0650」はコーナーID(コーナー名)を示す。当該コーナーIDにおいて、例えば、0640は放送開始時刻が6時40分であることを示し、0650は放送終了時刻が6時50分であることを示す。従って、コーナーIDに基づいて、コーナーの放送開始時刻および放送終了時刻を特定できる。タグ<childlistenid>は、コーナーのlistenidである。例えば、<childlistenid>が080223_0640_0650は、2008年2月23日6:40〜6:50の放送データについてのコーナーのlistenidであることを示す。タグ<listenurl>は、再生情報を送信する際のサーバ100のURL(アドレス)である。
【0022】
再生部5は、HDD3に記録されている放送データファイルの中から、キューシートに基づいて、所望の番組またはコーナーを抽出して再生する。表示部9は、キューシートに基づいて、番組名およびコーナーIDの一覧であるコンテンツリストを表示する。ユーザ操作によってコンテンツリストの中から所望の番組またはコーナーが選択される。例えば、図2のキューシートの場合に、ユーザ操作によって番組名SKYを選択し、再生指示が入力された場合、制御部2は、再生すべき放送データが、放送局OOSAKAの5時00分〜8時20分に放送された放送データであることを特定する。そして、制御部2は、放送局OOSAKAの5時00分〜8時20分に放送された放送データに相当する部分のデータをHDD3から抽出して、再生部5に再生させる。
【0023】
ユーザ操作によってコーナーID、OOSAKA_1_0640_0650を選択し、再生指示が入力された場合、制御部2は、再生すべき放送データが、放送局OOSAKAの6時40分〜6時50分に放送された放送データであることを特定する。そして、制御部2は、放送局OOSAKAの6時40分〜6時50分に放送された放送データに相当する部分のデータをHDD3から抽出して、再生部5に再生させる。
【0024】
HDD3には、図3に示す報告テーブルが保存されている。報告テーブルは、再生した番組またはコーナーに対応付けてlistenidがキューシートに記述されている場合に、コンテンツ再生装置1がサーバ100に対して番組またはコーナーの再生情報を送信するためのテーブルである。報告テーブルは、listenid(programlistenid
またはchildlistenid)、Type、Count、RealTimeが登録される。Typeはコンテンツのタイプを示し、番組である場合にprogramと登録され、コーナーである場合にCornerと登録される。Countは、サーバ100に送信すべき再生情報(再生回数)を示す。RealTimeは、受信再生(受信部6で放送データを受信しながら再生すること。生再生。)であればTRUEが登録され、記録再生(HDD3に記録した放送データをHDD3から読み出して再生すること。)であればFALSEが登録される。なお、Countは、受信再生の場合には1又は0しか登録されず、記録再生の場合には2以上の再生回数も登録可能である。
【0025】
HDD3には、図4に示す記録データベース(以下、記録DBという。)が保存されている。記録DBは、放送データを受信し、HDD3に記録する際に、キューシートに記述された情報に基づいて生成され、各コンテンツの記録再生の再生情報(再生回数)を管理するDBである。制御部2は、記録再生の再生回数をサーバ100に送信する際に、記録DBに基づいて、図3の報告テーブルを生成する。
【0026】
記録DBは、IDに対応づけて、Station(放送局名)、personality(パーソナリティ)、P_title(番組名)、C_titel(コーナー名、コーナーID)、Listenid、listenidURL、Type(Program又はCorner)、Seek Point、Play Countが登録される。Seek
Pointは、番組ごとに1つの放送データファイルが生成される場合に、当該コーナーの放送データファイル上における再生開始位置(相対アドレス)を示す。例えば、C_titelがOOSAKA_1_0650_0700であるコーナーの再生開始位置は、P_titleがSKYの番組の放送データファイルの2235バイト目の位置である。Seek
Pointは、コーナーの放送開始時刻に基づいて制御部2が算出し、記録DBに記録する。Play Countは記録再生の際の再生回数を示す。
【0027】
以下、本発明の動作を説明する。図5A、図5Bは、受信再生時における再生情報をサーバ100に送信する制御部2の処理を示すフローチャートである。制御部2は、ユーザ操作によって、放送データを受信する放送局が選局されると(S1)、選択された放送局についてのキューシートをサーバ100から取得可能であるか否かを判断する(S2)。キューシートを取得できない場合(S2でNO)、本例の処理を実行できないので、処理を終了する。
【0028】
キューシートを取得できる場合(S2でYES)、制御部2は、選択された放送局の放送データを受信再生開始したか否かを判断する(S3)。受信再生開始した場合(S3でYES)、制御部2は、受信再生開始時刻をメモリ4内の値stTimeに記憶する。なお、時刻は、記録再生装置1内に図示しない時計処理部が設けられており、時計処理部が計時している時刻が使用される。
【0029】
制御部2は、選択された放送局の放送データを受信再生終了したか否かを判断する(S5)。すなわち、受信再生する放送局を他の放送局に変更されたか否か、又は、受信部6の受信処理自体が終了されたか否か等が判断される。受信再生終了した場合(S5でYES)、制御部2は、受信再生終了時刻をメモリ4内の値enTimeに記憶する(S6)。
【0030】
制御部2は、stTime及びenTimeを指定し、stTime〜enTimeの時間帯の情報を含むキューシートをインターネット経由でサーバ100に要求する。サーバ100は、キューシートにstTime〜enTimeの時間帯の情報を記述済みであるか否かを確認し、記述済みである場合に、stTime〜enTimeの時間帯の情報が記述されたキューシートをインターネット経由でコンテンツ再生装置1に返信する。制御部2は、キューシートを受信すると、メモリ4にキューシートを保存する(S7)。なお、未だ、キューシートにstTime〜enTimeの時間帯の情報が記述されていない場合には、サーバ100はコンテンツ再生装置1にエラーを返信する。このとき、制御部2は、所定時間経過後に、再度、stTime〜enTimeの時間帯の情報を含むキューシートをサーバ100に要求する。
【0031】
制御部2は、受信したキューシートからstTime〜enTimeの時間帯の番組およびコーナーに関する情報を抽出する(S8)。制御部2は、stTime〜enTimeの時間帯の1又は複数の番組の中から1つ目(最も時間の早い)の番組を選択する(S9)。ここでは、<pid>がOOSAKA_1_0500_0820の番組が選択される。制御部2は、当該番組にprogramlistenidが記述されているか否か、つまり、当該番組の受信再生情報をサーバ100に送信する必要があるか否かを判断する(S10)。programlistenidが記述されていない場合(S10でNO)、コンテンツ再生装置1における当該番組の再生情報を送信する必要がないので、S12に進む。一方、programlistenidが記述されている場合(S10でYES)、制御部2は、図3の報告テーブルを生成し、当該番組に対応するCountに1を登録する(S11)。図2では、キューシートに<programlistenid>080223_0500_0820が記述されているので、図3において、Listenidに<programlistenid>080223_0500_0820を登録し、Typeにprogramを登録し、RealtimeにTRUE(受信再生)を登録する。
【0032】
制御部2は、当該番組(但し、stTime〜enTimeの部分)が1又は複数のコーナーを含むか否かを、キューシートに基づいて判断する(S12)。コーナーを含まない場合(S12でNO)、当該番組の受信再生の再生情報を報告テーブルに登録し終えたので、S18に進む。一方、コーナーを含む場合(S12でYES)、当該番組に含まれる1又は複数のコーナーの中から1つ目の(時間が最も早い)コーナーを選択する(S13)。まずは、<child>がOOSAKA_1_0640_0650のコーナーが選択される。制御部2は、当該コーナーにchildlistenidが記述されているか否か、つまり、当該コーナーの受信再生情報をサーバ100に送信する必要があるか否かを判断する(S14)。childlistenidが記述されていない場合(S14でNO)、当該コーナーの再生情報を送信する必要がないので、S16に進む。一方、childlistenidが記述されている場合(S14でYES)、制御部2は、図3の報告テーブルに、当該コーナーに対応付けてCountに1を登録する(S15)。図2では、<childlistenid>080223_0640_0650が記述されているので、図3において、Listenidに<childlistenid>080223_0640_0650を登録し、TypeにCornerを登録し、RealtimeにTRUE(受信再生)を登録する。
【0033】
制御部2は、当該番組(但し、stTime〜enTimeの部分)内の全コーナーについてchildlistenidの記述有無のチェックを実行したか否かを判断する(S16)。ここでは、未だ全コーナーについてチェックを実行していないので(S16でNO)、制御部2は、次のコーナーである<child>OOSAKA_1_0650_0700を選択し(S17)、S14に戻り、上記と同じ処理を実行する。つまり、当該番組内の全コーナーについてchildlistenidの記述有無をチェックし、図3の報告テーブルに再生情報を登録していく。当該番組内の最後のコーナー<child>OOSAKA_1_0710_0720について、childlistenidの記述有無のチェックおよび再生情報の登録を終了すると、S16でYESと判断される。
【0034】
制御部2は、stTime〜enTimeの時間帯の全番組(およびその番組に含まれる全コーナー)について、Listenidの記述有無のチェックおよび再生情報の報告テーブルへの登録を実行したか否かを判断する(S18)。未だ終了していない場合(S18でNO)、制御部2は、次の番組を選択し(S19)、S10に戻る。つまり、stTime〜enTimeの時間帯の全番組(およびその番組に含まれる全コーナー)について、listenidの記述有無のチェックし、図3の報告テーブルに再生情報を登録していく。ここでは、stTime〜enTimeの時間帯の全番組およびその番組に含まれる全コーナーについてlistenidの記述有無をチェックし、再生情報を登録済みであるので(S18でYES)、図3の報告テーブルが完成する。制御部2は、<listenurl>であるhttp://www.tfm.co.jp/listenCountに対して、報告テーブルを送信する(S20)。
【0035】
図6は、受信記録(放送データを受信してHDD3に記録する)際の制御部2の処理を示すフローチャートである。制御部2は、ユーザ操作によって、放送データを受信する放送局が選局されると(S101)、選択された放送局についてのキューシートをサーバ100から取得可能であるか否かを判断する(S102)。キューシートを取得できない場合(S102でNO)、本処理を実行することができないので、処理を終了する。
【0036】
キューシートを取得できる場合(S102でYES)、制御部2は、選択された放送局の放送データを受信開始したか否かを判断する(S103)。受信開始した場合(S103でYES)、制御部2は、受信している放送データをHDD3に記録開始したか否かを判断する(S104)。記録開始した場合(S104でYES)、制御部2は、記録開始時刻をメモリ4内の値stRecTimeに記憶する(S105)。
【0037】
次に、制御部2は、受信している放送データのHDD3への記録を終了したか否かを判断する(S106)。例えば、ユーザ操作によってHDD3への記録終了指示が入力されたか否か、受信する放送局を他の放送局に変更されたか否か、又は、受信部6の受信処理自体が終了されたか否か等が判断される。記録終了した場合(S106でYES)、制御部2は、記録終了時刻をメモリ4内の値enRecTimeに記憶する(S107)。
【0038】
制御部2は、stRecTime及びenRenTimeを指定し、stRecTime〜enRecTimeの時間帯の情報を含むキューシートをインターネット経由でサーバ100に要求する。サーバ100は、キューシートにstRecTime〜enRecTimeの時間帯の情報が記述されているか否かを確認し、記述されている場合に、stRecTime〜enRecTimeの時間帯の情報が記述されたキューシートをインターネット経由でコンテンツ再生装置1に返信する。制御部2は、キューシートを受信すると、メモリ4にキューシートを保存する(S108)。
【0039】
制御部2は、受信したキューシートからstRecTime〜enRecTimeの時間帯の番組およびコーナーに関する情報を抽出し、図4の記録DBを生成する(S109)。例えば、図2のキューシートにおいて、stRecTime〜enRecTimeが5:00〜8:20であれば、1つの番組と、当該番組に含まれる4つのコーナーの情報が抽出される。詳細には、制御部2は、タグ<sid>をStationに登録し、タグ<name>をpersonalityに登録し、タグ<child>をC_titleに登録し、タグ<programlistenid>又は<childlistenid>をListenidに登録し、タグ<listenurl>をlistenURLに登録し、TypeにProgram又はCornerを登録する。また、制御部2は、各コーナーのSeek Pointを算出し、登録する。Play Countには、初期値である0が登録される。
【0040】
図7は、記録再生時における再生情報をサーバ100に送信する制御部2の処理を示すフローチャートである。表示部9には、図4の記録DBに基づいて、HDD3に記録されている番組の番組名、および、コーナーのコーナーID(コーナー名)等の一覧を表示し、再生すべき番組またはコーナーをユーザに選択させる。ユーザ操作によって、再生すべき番組またはコーナーが選択されると、再生部5は選択された番組またはコーナーをHDD3から読み出して再生する(S200)。詳細には、選択された番組またはコーナーの再生開示時刻および再生終了時刻をキューシートから特定し、特定した再生開始時刻および再生終了時刻に対応する放送データファイルおよびその再生位置を特定し、再生する。
【0041】
制御部2は、選択された番組またはコーナーを再生終了したか否かを判断する(S201)。再生終了した場合(S201でYES)、制御部2は、選択された番組またはコーナーの全体を再生したか否かを判断する(S202)。例えば、ユーザ操作によって、途中で早送りされる、停止される、又は、スキップされる等により番組またはコーナーの全体を再生していないと判断されると(S202でNO)、再生回数をカウントしてサーバ100に送信する必要がないので、処理を終了する。
【0042】
番組またはコーナーの全体を再生した場合(S202でYES)、制御部2は、図示しないコンテンツ情報データベース(DB)において管理されている、再生終了した番組またはコーナーの最終再生日時を更新する(S203)。このコンテンツ情報DBで管理される最終再生日時は、一般的なコンテンツ再生装置で使用されているものである。
【0043】
制御部2は、再生終了したコンテンツがコーナーであるか否かを記録DBのTypeに基づいて判断する(S204)。コーナーでない場合(S204でNO)、制御部2は、再生終了したコンテンツが番組であるか否かを記録DBのTypeに基づいて判断する(S205)。番組でもない場合(S205でNO)、例えば、CDからHDD3にリッピングしたオーディオファイルである場合、再生回数をカウントしてサーバ100に再生情報を送信する必要がないので、処理を終了する。
【0044】
再生終了したコンテンツが番組の場合(S205でYES)、再生終了した番組に対応付けてキューシートにprogramlistenidが記述されているか否か、つまり、再生情報をサーバ100に送信する必要があるか否かを判断する(S206)。programlistenidの有無は、図4の記録DBのListenidを参照して判断してもよく、キューシートを直接参照して判断してもよい。programlistenidが記述されていない場合(S206でNO)、再生回数をカウントしてサーバ100に再生情報を送信する必要がないので、処理を終了する。
【0045】
一方、programlistenidが記述されている場合(S206でYES)、制御部2は、記録DBにおいて、再生終了した番組のPlay
Countを1増加させる(S213)。次に、制御部2は、この時点で、報告テーブルをサーバ100に送信するか否かを判断する(S214)。つまり、1つの番組またはコーナーを再生終了する毎に報告テーブルをサーバ100に送信すると、サーバ100との通信回数や通信負荷が大きくなってしまうので、所定時間(例えば1週間)毎、又は、所定数のコンテンツを再生終了した後のように、報告テーブルをサーバ100に送信する条件が予め定められており、その条件を満足したか否かが判断される。未だ報告テーブルをサーバ100に送信しない場合(S214でNO)、S200に戻って、次のコンテンツが選択され、再生開始される。
【0046】
S204において、再生終了したコンテンツがコーナーである場合(S204でYES)、再生終了したコーナーに対応付けてキューシートにchildlistenidが記述されているか否か、つまり、再生情報をサーバ100に送信する必要があるか否かを判断する(S207)。childlistenidの有無は、図4の記録DBのListenidを参照して判断してもよく、キューシートを直接参照して判断してもよい。childlistenidが記述されていない場合(S207でNO)、再生終了したコーナーについては再生回数をカウントしてサーバ100に再生情報を送信する必要がないので、S209に進む。
【0047】
childlistenidが記述されている場合(S207でYES)、制御部2は、記録DBにおいて、再生終了したコーナーのPlay Countを1増加させ(S208)、S209に進む。
【0048】
S209からS212では、コーナーを再生終了したことによって、当該コーナーを含む番組のPlay Countを増加させる必要があるか否かを判断する。つまり、番組の全体が複数のコーナーのみからなる場合に全コーナーを連続して再生すると、結局番組を再生したことと等価になるので、そのような場合には、各コーナーのPlay Countを増加させると共に、番組のPlay
Countも増加させる。
【0049】
まず、制御部2は、再生終了したコーナーを含む番組を特定し、特定した番組にprogramlistenidが記述されているか、つまり、再生情報をサーバ100に送信する必要があるか否かを判断する(S209)。記述されていなければ(S209でNO)、番組のPlay Countを増加させる必要がないので、S214に進む。
【0050】
記述されている場合(S209でYES)、制御部2は、当該番組が含む全コーナーのPlay Countが同じであるか否かを判断する(S210)。同じでなければ(S210でNO)、番組のPlay Countを増加させる必要がないので、S214に進む。同じであれば(S210でYES)、制御部2は、当該番組は1又は複数のコーナーのみによって構成されているか否かを判断する(S211)。つまり、コーナー以外の部分が含まれないかを判断する。これは、例えば、コーナーのSeek Pointが連続しており、かつ、全コーナーのファイルサイズ合計が番組のファイルサイズ合計と同じになれば、番組がコーナーのみを含むことを判断できる。
【0051】
例えば、 コーナーの連続性に関しては、コーナー1のseekPoint=0、filesize=2234、コーナー2のseekPoint = 2235であった場合、seekPoint(コーナー2) = seekPoint(コーナー1) + filesize(コーナー1) +1であり、コーナー1とコーナー2とが連続していることが分かる。なお、コーナーのファイルサイズは、キューシートのコーナーの放送開始時刻と、放送終了時刻と、HDD3に記録したときの実時間部分とから求めることができる。
【0052】
なお、許容条件をサーバ100が予め指定し、その範囲に収まっているかなどをチェックしてもよい。例えば「コーナー以外の部分はCMのみなので、Seek Pointに若干の不連続点があってもよい」、「コーナーのファイルサイズの合計が番組のファイルサイズに満たなくても、残存部分はオープニングとエンディングのみなので許容する」などである。キューシートに新たなタグを追加し、それに番組毎に上記の許容条件が指定されていればよい。
【0053】
番組がコーナー以外の部分を含む場合(S211でNO)、全コーナーを連続的に再生終了したとしても番組全体を再生終了したことにはならないので、番組のPlay Countを増加させる必要がなく、S214に進む。番組がコーナーのみを含む場合(S211でYES)、制御部2は、再生終了したコーナーが、番組が含むコーナーの中で時間的に最後のコーナーであり、かつ、全コーナーを連続再生したか否かを判断する(S212)。最後のコーナーであるか否かは記録DBに基づいて判断される。また、再生の順序と連続性は、S203でコンテンツ情報DBに記録した最終再生日時playedTimeによって判断される。例えば、コーナーが3つあった場合、コーナー1〜3の各最終再生日時は、playedTime(コーナー1) + Time(コーナー2) = playedTime(コーナー2)、かつ、playedTime(コーナー2) + Time(コーナー3) = playedTime(コーナー3)となるはずである。ここで、Time(コーナーx)は、コーナーxの再生に要する時間である

【0054】
再生終了したコーナーが、番組が含むコーナーの中で時間的に最後のコーナーでない、または、全コーナーを連続再生していない場合(S212でNO)、番組のPlay Countを増加させる必要がないので、S214に進む。再生終了したコーナーが、番組が含むコーナーの中で時間的に最後のコーナーであり、かつ、全コーナーを連続再生した場合(S212でYES)、番組全体を再生終了したことになるので、制御部2は、記録DBにおいて、当該番組のPlay Countを1増加させる(S213)。
【0055】
S214で、報告テーブルをサーバ100に送信すると判断された場合(S214でYES)、制御部2は、図4の記録DBから図3の報告テーブルを生成し、サーバ100に送信する(S215)。ここで、報告テーブルのCountには記録DBのPlay
Countが登録され、報告テーブルのRealTimeは全てFALSE(記録再生を意味する。)が登録される。その後、制御部2は、記録DBのPlay Countを0に初期化する(S216)。
【0056】
以上の処理によって、番組またはコーナーを受信再生した場合、及び、記録再生した場合の両方において、キューシートを参照することにより、再生回数など再生情報を収集し、サーバ100に送信することができる。
【0057】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。TV放送、インターネットラジオ放送、有線放送、IP放送等の他の放送でも同様に適用することができる。上記処理をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明は、HDDレコーダやPC等のコンテンツ再生装置に好適に採用され得る。
【符号の説明】
【0059】
1 コンテンツ再生装置
2 制御部
3 HDD
4 メモリ
5 再生部
6 受信部
7 通信部
8 操作部
9 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、
前記放送データに含まれるコンテンツの放送開始時刻、および、放送終了時刻を特定するためのキューシートであって、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報をサーバに送信する必要がある場合に再生情報要求が前記コンテンツに対応付けて記述されているキューシートを前記サーバから取得する取得手段と、
前記受信手段によって受信された前記放送データに含まれるコンテンツを再生する再生手段と、
前記コンテンツを再生した場合に、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断する判断手段と、
前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する送信手段とを備える、コンテンツ再生装置。
【請求項2】
前記コンテンツが第1コンテンツと、前記第1コンテンツに含まれる1又は複数の第2コンテンツとを含み、
前記キューシートには、前記第1コンテンツおよび前記第2コンテンツの各々に対応付けて再生情報要求が記述されており、
前記再生手段が前記放送データを再生した際に、前記判断手段が、前記キューシートに、再生された前記放送データに含まれる第1コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断し、かつ、再生された前記第1コンテンツに含まれる前記第2コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断し、
前記送信手段が、前記キューシートに前記第1コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記第1コンテンツの再生情報を前記サーバに送信し、かつ、前記キューシートに前記第2コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記第2コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する、請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項3】
複数のコンテンツを含む放送データを受信する受信手段と、
前記放送データに含まれるコンテンツの放送開始時刻、および、放送終了時刻を特定するためのキューシートであって、コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報をサーバに送信する必要がある場合に再生情報要求が前記コンテンツに対応付けて記述されているキューシートを前記サーバから取得する取得手段と、
前記受信手段が受信した複数のコンテンツを含む放送データを記憶媒体に記録する記録手段と、
前記記憶媒体に記録されている前記放送データに含まれるコンテンツを再生する再生手段と、
前記コンテンツを再生した場合に、前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されているか否かを判断する判断手段と、
前記キューシートに前記コンテンツに対応付けて前記再生情報要求が記述されていると判断された場合、前記コンテンツ再生装置における前記コンテンツの再生情報を前記サーバに送信する送信手段とを備える、コンテンツ再生装置。
【請求項4】
前記コンテンツが第1コンテンツと、前記第1コンテンツに含まれる1又は複数の第2コンテンツとを含み、
前記再生手段が前記第2のコンテンツを再生終了したとき、前記判断手段が、前記第2コンテンツを再生終了することによって、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツの全体を再生終了したことになるか否かをさらに判断し、
前記第2のコンテンツを再生終了することによって、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツの全体を再生終了したことになると判断された場合、前記送信手段が、前記コンテンツ再生装置における前記2コンテンツの再生情報と、前記第2コンテンツを含む前記第1コンテンツの再生情報とを前記サーバに送信する、請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ再生装置の各手段をコンピュータに実行させる、コンテンツ再生プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−78034(P2011−78034A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−230048(P2009−230048)
【出願日】平成21年10月2日(2009.10.2)
【出願人】(000000273)オンキヨーサウンド&ビジョン株式会社 (502)
【Fターム(参考)】