説明

セラミックヒータ、定着装置、画像形成装置

【課題】 発熱抵抗体を覆うオーバーコート層の表面を、より平滑化させたセラミックヒータを実現する。
【解決手段】 基板11に貼着された発熱抵抗体121〜124が形成された発熱抵抗体上と発熱抵抗体121〜124が形成されていない基板11上でオーバーコート層18に発生する気泡の大きさの関係を、(発熱抵抗体上)<(基板上)とし、基板11上のオーバーコート層18に位置する部分を盛り上げ、オーバーコート層18表面にできる凸凹を小さくすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、情報機器、家電製品や製造設備等に用いられる薄型のセラミックヒータ、このセラミックヒータを実装したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の定着装置、この定着装置を用いた画像形成装置、セラミックヒータの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のセラミックヒータの発熱抵抗体を保護するオーバーコートガラスは、発熱抵抗体が形成されている部分と形成されていない基板表面部分で表面に凸凹があり、この凸凹を平滑にするために、発熱抵抗体を形成していない基板表面部分に発熱抵抗体に重ならないように補填材を形成している。(例えば、特許文献1)
【特許文献1】特開平5−251220号公報(第2頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記した特許文献1の技術は、補填材を発熱抵抗体が形成されている部分と形成されていない部分の間に、抵抗体と重ならないよう形成するには、抵抗体と抵抗体が形成していない部分の間隔が小さくなるほど補填材が抵抗体と重なってしまいやすく、逆に凸凹が大きくなってしまう、という問題点がある。
【0004】
この発明の目的は、発熱抵抗体と発熱抵抗体が形成されていない部分の間隔が小さくても、発熱抵抗体との重なりはなく極力凸凹を平滑にできるセラミックヒータ、このセラミックヒータを用いた定着装置、この定着装置を用いた画像形成装置、セラミックヒータの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するために、この発明のセラミックヒータでは、耐熱・絶縁性材料で形成される長尺平板状の基板の長手方向に発熱抵抗体と該発熱抵抗体に電力を供給するための電極を形成し、前記基板および前記発熱抵抗体上にガラスペーストを印刷・焼成して形成したオーバーコート層を施したものにあって、前記オーバーコート層に発生する気泡の大きさを、前記基板上を前記発熱抵抗体上よりも大きくすることで、前記オーバーコート層の表面の凹凸を小さくしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明によれば、セラミックヒータ表面の凹凸を小さくして平滑化を図ることができることから、被発熱体がセラミックヒータを摺動させるときの摩擦を抑えることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図2は、この発明のセラミックヒータに関する一実施形態について説明するための、図1は正面図、図2は図1のx−x’断面図である。
図1、図2において、11は、耐熱、電気絶縁性材料例えば酸化アルミニウム、熱伝導率が20W/m・k程度の窒化アルミニウム、熱伝導率が100〜180W/m・Kの窒化珪素などを有するセラミックで機械的強度が強く高い熱伝導性を有する基板である。
【0008】
121〜124は、基板11の表面側の長手方向に沿って平行に、銀(Ag)/パラジウム(Pd)合金などが主成分の発熱抵抗体ペーストを用いて、印刷、形成し高温で焼成し所定の抵抗値を有する膜厚が5μm〜15μm程度の帯状の発熱抵抗体である。13は発熱抵抗体121の一端と重層形成した例えばAg/Pd合金による良導電体膜からなる給電用の電極、14は発熱抵抗体124の一端と重層形成した例えばAg/Pdによる良導電体膜からなる給電用の電極である。
【0009】
15は発熱抵抗体121の他端と発熱抵抗体122の一端のそれぞれの一部を重層した例えばAg/Pd合金の導体ペーストを印刷・焼成して形成した接続部である。16は発熱抵抗体122の他端と発熱抵抗体123の一端のそれぞれの一部を重層した例えばAg/Pd合金の導体ペーストを印刷・焼成して形成した接続部である。また、17は発熱抵抗体123の他端と一端が電極14に接続された発熱抵抗体124の他端のそれぞれの一部を重層した例えばAg/Pd合金の導体ペーストを印刷・焼成して形成した接続部である。各導体ペーストは、厚膜印刷方法により印刷する。なお、電極13,14、接続部15〜17はAg/Pd合金の他に、AgやAg/Pt(白金)合金などを用いても構わない。
【0010】
電極13,14を残した発熱抵抗体121〜124および接続部15〜17上には、ガラスペーストを厚膜方法により印刷を行い、これを焼成したオーバーコート層18が形成されている。
【0011】
オーバーコート層18は、例えば鉛フリーの非晶質のSiOを主成分としたほう珪酸ガラスペーストを用いて1層毎に印刷・焼成して形成し、これを例えば3回繰り返して3層とする。
【0012】
このように形成されたオーバーコート層18内には、気泡が発生する。同じペーストを用いて3層形成するときには、1層毎に印刷・焼成することで、1層目の焼成でオーバーコート層18内に発生した気泡が3層目の焼成でだんだんと大きくなっていく。そして、発熱抵抗体121〜124上のオーバーコート層18に発生した気泡は、Ag、Pd等の金属粉体で構成されていて柔らかい発熱抵抗体121から124中をそれぞれ移動して、基板11上のオーバーコート層18に発生した気泡と合体して大きくなり、オーバーコート層18の表面が盛り上がる。
【0013】
すなわち、発熱抵抗体121〜124上には2μm〜3μm程度の気泡Baが、基板11上には5μm〜15μm程度の気泡Baに比して大きな気泡Bbが発生する。異なる大きさの気泡が発生することにより、図2に示すように、基板11上のオーバーコート層18が盛り上がり、発熱抵抗体121〜124上と基板11上のガラスの凹部21、凸部22の差が小さくなる。
【0014】
このように形成されたオーバーコート層18の基板11からの膜厚状態を測定した結果を図3に示す。図3からわかるように、オーバーコート層18の上面部分の膜厚の差(段差)は、9μm以内であり、平滑の状態であることが確かめられた。
【0015】
この実施形態では、オーバーコート層18の表面を平滑にできることから被加熱体がオーバーコート層18を円滑に摺動させることが可能となる。
【0016】
なお、この実施形態ではオーバーコート層18を印刷・焼成する工程を3回とすることで説明したが、2回でも、4回以上でも構わない。
【0017】
次に、この発明のセラミックヒータの他の実施形態について説明する。この実施形態は、オーバーコートガラス層18に、例えば、軟化点が異なる2種類の鉛フリーの非晶質ガラスペーストを用いて、1、2層目は軟化点が低い約600〜650℃のペーストをそれぞれ印刷・焼成を繰り返して形成し、3層目は、1、2層目より軟化点が高い約700〜750℃のペーストを用いて印刷・焼成して形成するものである。
【0018】
オーバーコート層18の1層目、2層目より3層目に、軟化点が高いガラスを用いることで、1,2層目のガラス粘度より3層目のガラス粘度のほうが高い(固い)ため、気泡は空気中へ抜けていかない状態となっている。軟化点は、ガラスの粘度がlog107.5Pa・sときの温度と決められていることから、図5より考えると、例えばbとbより軟化点の高いaを見たときに、ガラス粘度は、今回の焼成温度850℃ではbよりaのほうが高い(固い)ためである。
【0019】
また、再び溶け出した1,2層目では気泡が発生し、大きくなっていく。また、この発生した気泡はオーバーコート層18中を移動することができないため、逆にAg、Pd等の金属粉体で構成されていて柔らかい発熱抵抗体121〜124中を移動してしまい、発熱抵抗体と発熱抵抗体の間である発熱抵抗体が形成されていない基板11上に溜まり、この部分のオーバーコート層18を盛り上がらせる。
【0020】
このように形成されたオーバーコート層18の基板11からの膜厚状態を測定した結果を図4に示す。この図からわかるように、オーバーコート層18の上面部分の膜厚の差は、9μm以内であり、平滑の状態であることが確かめられた。
【0021】
この実施形態でも、オーバーコート層18の発熱抵抗体121〜124上に形成される小さな気泡と基板11上に形成される大きな気泡を発生させることができ、凹凸の小さいオーバーコート層18の表面を得ることができる。
【0022】
上記した構成のセラミックヒータ100は、定着装置に組み込まれ、例えば図6に示す回路構成により通電され発熱温度が調整される。すなわち、商用電源61を温度制御回路62の制御端子に接続されたソリッドステートリレー63を介してセラミックヒータ100の電極13,14に通電されると、直列接続された発熱抵抗体121〜124に電流が流れて発熱する。発熱抵抗体121〜124の発熱により基板11も温度上昇する。この熱は、基板11の裏面側に取着されたサーミスタ64の感温部に伝わり、感温部の抵抗値を変化させる。サーミスタ64の抵抗値の変化を、基板11の裏面側に形成された配線導体を介して出力させ、これを温度制御回路62に入力して設定温度にあるか否かを判定する。温度が設定温度より低い場合はソリッドステートリレー63にオン信号を出力し、設定温度より高い場合はソリッドステートリレー63にオフ信号を出力する。
【0023】
このように、発熱抵抗体121〜124に加える電力を制御することによって、発熱抵抗体121〜124を温度調整する。なお、温度制御回路62はソリッドステートリレー63のオン・オフ制御について述べたが、他にパルス幅変調制御方式等による温度調整でも構わない。
【0024】
そして、セラミックヒータ100は電極13,14に電力が供給されると、発熱抵抗体121〜124にそれぞれ電流が流れ、発熱抵抗体121〜124は長手方向にほぼ均一の発熱温度分布を呈することになる。この実施形態では、例えば発熱抵抗体121〜124の抵抗値を25Ωとし、100Vの電圧を印加することにより4Aの電流が流れ、400Wの発熱量を得ることが可能となる。
【0025】
通常は、上述したように基板11の裏面側に設けたサーミスタ64がセラミックヒータ100の温度を検出して温度制御回路62を通じてソリッドステートリレー63をオン・オフ制御し所定の温度に制御している。
【0026】
次に、図7を参照し、上記したセラミックヒータの実施形態を定着装置200に実装した場合の、この発明の定着装置の一実施形態について説明する。図中セラミックヒータ100については、図1、図2と同じであり、同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
図7において、201は回転軸202で回転自在に回転される加圧ローラで、その表面に耐熱性弾性材料たとえばシリコーンゴム層203が嵌合してある。加圧ローラ201の回転軸202と対向してセラミックヒータ100が並置して図示しない基台内に取り付けられている。
【0027】
セラミックヒータ100の周囲にはポリイミド樹脂等の耐熱性のシートからなるエンドレスのロール状の定着フィルム204が循環自在に巻装されており、発熱抵抗体121〜124を介した基板11真上のオーバーコート層18の表面は、この定着フィルム204を介して加圧ローラ201のシリコーンゴム層203と弾接している。
【0028】
定着装置200においてセラミックヒータ100は電極13,14に接触したりん青銅板等に銀メッキを施した弾性が付与された図示しないコネクタを通じて通電され、発熱した発熱抵抗体121〜124のオーバーコート層18上に設けられた定着フィルム204面とシリコーンゴム層203との間で、トナー像T1がまず定着フィルム204を介してセラミックヒータ100により加熱溶融され、少なくともその表面部は融点を大きく上回り完全に軟化溶融する。この後、加圧ローラ201の用紙排出側では複写用紙Pがセラミックヒータ100から離れ、トナー像T2は自然放熱して再び冷却固化し、定着フィルム204も複写用紙Pから離反される。
【0029】
このように、トナー像T1は一旦完全に軟化溶融された後、加圧ローラ201の用紙排出側で再び冷却されることから、トナー像T2の凝縮力は非常に大きくなものとなっている。
【0030】
この定着装置200では、セラミックヒータ100のオーバーコート層18上が、より平滑化されることから複写用紙が確実に加熱させるとともに、オーバーコート層18上の複写用紙の移動をスムースさせることが可能となる。
【0031】
次に、図8を参照して、この発明に係るセラミックヒータ、このセラミックヒータを用いた定着装置を搭載した複写機を例とした、この発明の画像形成装置について説明する。図中、定着装置200の部分は、上記した説明と同じであり、同一部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図8において、301は複写機300の筐体、302は筐体301の上面に設けられたガラス等の透明部材からなる原稿載置台で、矢印Y方向に往復動作させて原稿P1を走査する。
【0032】
筐体301内の上方向には光照射用のランプと反射鏡とからなる照明装置302が設けられており、この照明装置302により照射された原稿P1からの反射光源が短焦点小径結像素子アレイ303によって感光ドラム304上スリット露光される。なお、この感光ドラム304は矢印方向に回転する。
【0033】
また、305は帯電器で、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感光層が被覆された感光ドラム304上に一様に帯電を行う。この帯電器305により帯電された感光ドラム304には、結像素子アレイ303によって画像露光が行われた静電画像が形成される。この静電画像は、現像器306による加熱で軟化溶融する樹脂等からなるトナーを用いて顕像化される。
【0034】
カセット307内に収納されている複写用紙Pは、給送ローラ308と感光ドラム304上の画像と同期するタイミングをとって上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラ309によって、感光ドラム304上に送り込まれる。そして、転写放電器310によって感光ドラム304上に形成されているトナー像は複写用紙P上に転写される。
【0035】
この後、感光ドラム304上から離れた用紙Pは、搬送ガイド311によって定着装置200に導かれて加熱定着処理された後に、トレイ312内に排出される。なお、トナー像が転写された後、感光ドラム304上の残留トナーはクリーナ313を用いて除去される。
【0036】
定着装置200は複写用紙Pの移動方向と直交する方向に、この複写機300が複写できる最大判用紙の幅(長さ)に合わせた有効長、すなわち最大判用紙の幅(長さ)より長い発熱抵抗体121〜124を延在させてセラミックヒータ100の加圧ローラ201が設けられている。
【0037】
そして、セラミックヒータ100と加圧ローラ201との間を送られる用紙P上の未定着トナー像T1は、発熱抵抗体121〜124の熱を受け溶融して複写用紙P面上に文字、英数字、記号、図面等の複写像を現出させる。
【0038】
このような、複写機300は複写機等における定着用のセラミックヒータ100の複写用紙が擦動される面がより平滑化された状態にできることから、セラミックヒータ100に汚れが付着することに起因する表面温度変化も防止できる。
【0039】
なお、この発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、オーバーコート層材は相対する定着フィルムの材質やその他条件によって変える必要があるため特定はできないが、定着フィルムが樹脂の場合、オーバーコート層はガラスや定着フィルムが金属の場合、オーバーコート層は樹脂を組み合わせるのが望ましい。この樹脂としては一般的に摺動性に優れるとされる材料である、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、およびポリフェニレンサルファイド、エラストマー系、ポリオレフィン系、フッ素等が考えられる。基本的にはどれを使用しても良いが、耐熱性から弾性に富むPI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)等のイミド系が好ましいが、硬度が低すぎると樹脂被膜の方が削れてしまうため、例えば3H以上の硬度は必要である。
【0040】
また、セラミックヒータの用途としては、複写機等の画像形成装置の定着用に用いたが、これに限らず、家庭用の電気製品、業務用や実験用の精密機器や化学反応用の機器等に装着して加熱や保温の熱源としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明のセラミックヒータに関する一実施形態について説明するための構成図。
【図2】図1のx−x’断面図。
【図3】この発明の一実施形態の効果について説明するための説明図。
【図4】この発明の他の実施形態の効果について説明するための説明図。
【図5】温度のよるガラスの粘度変化について説明するための説明図。
【図6】図1に用いる温度調整について説明するための回路構成図。
【図7】この発明の定着装置に関する一実施形態について説明するための説明図。
【図8】この発明の画像形成装置に関する一実施形態について説明するための説明図。
【符号の説明】
【0042】
11 基板
121〜124 発熱抵抗体
13,14 電極
15〜17 接続部
18 オーバーコート層
100 セラミックヒータ
200 定着装置
300 複写機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
耐熱・絶縁性材料で形成される長尺平板状の基板の長手方向に発熱抵抗体と該発熱抵抗体に電力を供給するための電極を形成し、前記基板および前記発熱抵抗体上にガラスペーストを印刷・焼成して形成したオーバーコート層を施したセラミックヒータにおいて、
前記オーバーコート層に発生する気泡の大きさを、前記基板上を前記発熱抵抗体上よりも大きくすることで、前記オーバーコート層の表面の凹凸を小さくしたことを特徴とするセラミックヒータ。
【請求項2】
前記オーバーコート層は、ガラスペーストを印刷・焼成することを数回行って多層形成したことを特徴とする請求項1記載のセラミックヒータ。
【請求項3】
前記オーバーコート層は多層化し、下層は軟化点が低いガラスペーストを印刷・焼成して形成し、上層は、下層より軟化点が高いガラスペーストを用いて印刷・焼成して形成したものであることを特徴とする請求項1記載のセラミックヒータ。
【請求項4】
加熱ローラと、
前記加熱ローラに対向配置された抵抗発熱体が圧接された請求項1〜3いずれかに記載の定着ヒータと、
前記定着ヒータと前記加熱ローラとの間を移動可能に設けられた定着フィルムとを具備したことを特徴とする定着装置。
【請求項5】
媒体に形成された静電潜像にトナーを付着させてこのトナーを用紙に転写して所定の画像を形成する形成手段と、
画像が形成された用紙を加圧ローラにより定着フィルムを介して前記定着ヒータに圧接しながら通過させることによって、トナーを定着するようにした請求項4記載の定着装置とを具備したことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2006−92831(P2006−92831A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−274850(P2004−274850)
【出願日】平成16年9月22日(2004.9.22)
【出願人】(000111672)ハリソン東芝ライティング株式会社 (995)
【Fターム(参考)】