説明

データサービス提供のための方法及び装置

本方法は、データサービス提供をサポートする方法、それに適合した装置、及び対応したコンピュータ・プログラム・プロダクトに関する。本方法は、データサービスに対するサービス要求を受信するステップと、要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するステップであって、前記時間帯に対する要求は時間帯を示し、要求されたデータサービスがその時間帯内で提供される予定であることを特徴とするステップと、所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するステップとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、通信システムにおけるデータサービス提供に関する。本発明は、特に、非リアルタイムデータの同期化に対し有用であり、又、求めるサービスに対して対価を支払う意志のあるユーザにとっても有用なものである。
【背景技術】
【0002】
現在、多くの相補的な無線ブロードバンド技術(例えば、WLAN、CPRS及びUMTS)が存在する。これらのアクセス方法は、全て、リアルタイムブロードバンド接続をユーザに提供するものである。ユーザは、所定の料金を支払う必要があり、その料金は、時間課金又はデータの従量課金となっている。
【0003】
いわゆる、QoS(Quality of Service)ブローカ事業者の存在が知られているが、この事業者は、実際のサービス提供に際し、適切なアクセスネットワークを選択する。この選択は、現在の通信需要に鑑み、通信品質(QoS)に対する要求とコストを考慮してなされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在のサービス要求が達成されそうにない場合、その要求は却下される。一方、サービス提供が始まってしまえば、時間を重視しないサービス要求であれば、現在のサービス要求は、QoS又はコストの観点からは好ましくない状況の下でも達成できそうな場合もある。
【0005】
従って、データサービス提供に対して、より柔軟なシステムが求められている。
【0006】
本発明の目的は、柔軟なデータサービス提供のための手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本目的は、独立請求項の教示するところにより解決されるものである。
【0008】
さらに、好適な実施態様が、従属請求項において与えられるものとなっている。
【0009】
本発明は、データサービス提供をサポートする方法を実行するのに適合した装置に関するものであり、本方法は、データサービスに対するサービス要求を受信するステップと、要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するステップであって、前記時間帯に対する要求は時間帯を示し、要求されたデータサービスがその時間帯内で提供される予定であることを特徴とするステップと、所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するステップとを含んでいる。
【0010】
好ましくは、本装置は、データサービスに対するサービス要求を受信するための、レシーバ又はネットワークインターフェースと同等の手段と、要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するための、前記と同一又は異なるレシーバ又はネットワークインターフェースと同等の手段と、所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するための、プロセッサ、又は、メモリあるいはデータベースに接続したプロセッサと同等の手段とを含んでいる。オプションとして、選択するための手段は、選択に関連した情報(位置情報、端末の能力、アクセス範囲に関する情報、又はその他のもの)に対して求められる、あるいは、その情報を提供する、他のデータソース又はネットワーク要素に対する一つあるいはそれ以上の数のインターフェースを含むことができる。
【0011】
これらの手段は、例えば、少なくとも一つの装置内部バスを介して、あるいは専用接続線を介して結合されている。
【0012】
オプションとして、本装置は、要求されたデータサービスに関する、QoS要求を受信するステップであって、前記QoS要求は、要求されたデータサービスに要求されるQoSを示すことを特徴とするステップと、要求されたQoSを達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを実行するのに適合している。
【0013】
好ましくは、本装置は、要求されたデータサービスに関する、QoS要求を受信する手段と、要求されたQoSを達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択する手段とを含んでいる。
【0014】
オプションとして、本装置は、要求されたデータサービスに関して、コストに対する要求を受信するステップであって、前記コストに対する要求は、要求されたデータサービスに対するコスト上限値又は価格提示を示すものであることを特徴とするステップと、コストに対する要求を達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを実行するのに適合している。
【0015】
好ましくは、本装置は、要求されたデータサービスに関する、コストに対する要求を受信する手段と、コストに対する要求を達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択する手段とを含んでいる。
【0016】
オプションとして、データサービスは、電子メールアカウントのデータを、ユーザ側装置と同期化するものである。
【0017】
オプションとして、データサービスは、インターネットアクセスである。
【0018】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、サービス要求が受け付けられたことを表す受諾メッセージを、ユーザに送信するステップを実行するのに適合している。
【0019】
好ましくは、本装置は、サービス要求が受け付けられたことを表す受諾メッセージを、ユーザに送信する手段を含んでいる。
【0020】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、現在の要求されたデータサービスの提供が可能であることを表すサービス確認メッセージを送るように適合している。
【0021】
好ましくは、本装置は、現在の要求されたデータサービスの提供が可能であることを表すサービス確認メッセージを送るための手段を含んでいる。
【0022】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、ユーザにパスワードを送るステップを実行するのに適合しており、ここで、前記パスワードは要求されたデータサービスへのアクセスに必要なものである。
【0023】
好ましくは、本装置は、ユーザにパスワードを送る手段を含んでおり、ここで、前記パスワードは要求されたデータサービスへのアクセスに必要なものである。
【0024】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークの可用性を判定するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合しており、ここで、このアクセスネットワークに対し、ユーザはアクセスが可能となっており、このアクセスネットワークは、ユーザに対して利用可能であると判定されたアクセスネットワークの中のみから選択されるものとなっている。
【0025】
好ましくは、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークの可用性を判定する手段を含み、このアクセスネットワークに対し、ユーザはアクセスが可能となっている。
【0026】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、ユーザの所在位置を決定するステップと、決定された所在位置にアクセスネットワークが存在するかどうかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合しており、ここで、所在位置に存在しないアクセスネットワークは選択されないものとなっている。
【0027】
好ましくは、本装置は、ユーザの所在位置を決定し、決定された所在位置にアクセスネットワークが存在するかどうかを判定する手段を含んでいる。
【0028】
オプションとして、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークとの間で、データサービスに対する料金を交渉するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合している。
【0029】
好ましくは、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークとの間で、データサービスに対する料金を交渉する手段を含んでいる。
【0030】
オプションとして、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークに対して、アクセスネットワークの課金情報に関する時間情報を含むルックアップテーブルにより、コストの上限値又は料金提示を超えないサービス料金で、サービスを提供できるかどうかを判定するステップを実行するのに適合している。
【0031】
好ましくは、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークに対して、アクセスネットワークの課金情報に関する時間情報を含むルックアップテーブルにより、コストの上限値又は料金提示を超えないサービス料金で、サービスを提供できるかどうかを判定する手段を含んでいる。
【0032】
オプションとして、本装置は、利用可能なアクセスネットワークをポーリングするステップと、ベスト・エフォート・サービスとしてデータサービスを要求するステップと、ポーリングされたアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合している。
【0033】
好ましくは、本装置は、利用可能なアクセスネットワークをポーリングし、ベスト・エフォート・サービスとしてデータサービスを要求するためと、ポーリングされたアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するための手段を含んでいる。
【0034】
オプションとして、本装置は、ベスト・エフォート・サービスとして提供されうるデータサービスのためのアクセスネットワークに対して要求をブロードキャストするステップと、どのアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合している。
【0035】
好ましくは、本装置は、ベスト・エフォート・サービスとして提供されうるデータサービスのためのアクセスネットワークに対して要求をブロードキャストするためと、どのアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するための手段を含んでいる。
【0036】
オプションとして、本装置は、未使用の帯域幅に関する情報を含む通信容量に関する情報を、少なくとも一つのアクセスネットワークから受信するステップと、対応するアクセスネットワークに関する前記通信容量に関する情報を格納又は更新するステップとを実行するのに適合し、本装置は、格納された又は更新された通信容量に関する情報を用いて、アクセスネットワークを選択するように適合している。
【0037】
好ましくは、本装置は、未使用の帯域幅に関する情報を含む通信容量に関する情報を、少なくとも一つのアクセスネットワークから受信する手段と、対応するアクセスネットワークに関する前記通信容量に関する情報を格納又は更新する手段と、格納された又は更新された通信容量に関する情報を用いて、アクセスネットワークを選択する手段とを含んでいる。
【0038】
オプションとして、本装置は、アクセスネットワークが選択されない場合、新着電子メールがない旨をユーザ側装置に通知するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合している。
【0039】
好ましくは、本装置は、アクセスネットワークが選択されない場合、新着電子メールがない旨をユーザ側装置に通知する手段を含んでいる。
【0040】
好ましくは、時間帯は、未来の専用の時間を特定するものである。
【0041】
好ましくは、時間帯に対する要求は、時間帯の開始時間、又は、時間帯の終了時間の少なくとも一つを含んでいる。
【0042】
好ましくは、時間帯に対する要求は、時間帯の持続時間を含んでいる。
【0043】
好ましくは、開始時間は、未来における開始時間を特定するものである。
【0044】
好ましくは、本装置は、通信ネットワークのサービスセンタと、スイッチングノード(switching node)と、プロキシーノード(proxy node)と、無線アクセスノードと、知的ネットワーク(Intelligent Network)、又は無線LAN装置、又はWIMAX装置、又は移動端末のノードのうち、少なくとも一つを含んでいる。
【0045】
本発明は、対応する方法と、対応するコンピュータプログラムに関するものである。
【図面の簡単な説明】
【0046】
本発明は、以下の図を引用して説明がなされる。
【0047】
【図1a】時間軸に沿った、電子メールサーバのトラヒック形状を示す図。
【図1b】前記時間軸に沿った、移動中のアクセス可能範囲を示す図。
【図2】本発明の、余剰な通信容量に関してユーザに見える形でなされる処理の一実施態様を示す図。
【図3】本発明による、装置の構造の一実施態様を示す図。
【図4】装置により実行されるデータサービス提供をサポートする方法の処理フローの一実施態様を示す図。
【図5】装置により実行される、データサービス提供をサポートする方法の処理フローの一実施態様を示す図。
【図6】装置により実行される、アクセスネットワークを選択する方法の処理フローの一実施態様を示す図。
【図7】本発明による、装置の他の実施態様を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0048】
以下に、本発明に対する特定のユースケースを説明する。
【0049】
業務出張者にとって、特に関心のある事項は、電子メールアカウントの同期化の問題である。一部の業務出張者にとっては、一日の中で、一度又は二度、電子メールの同期化がなされれば受け入れられる場合もある。この同期化が実際に行われる限り、同期化はさほど重要なものではない。すなわち、通信システムのアクセスネットワークの帯域幅は、ある時点では必要ではないものの、その代わり、ある時間帯内でのある時点で帯域幅が利用可能であれば、それで十分と言える。
【0050】
ネットワーク内には、利用可能な帯域幅が存在するかもしれないが、このような帯域幅は、低トラヒックとなる時間では空いていて用いられない、あるいは、料金を理由として用いられないものである。本発明は、より柔軟性のあるデータサービス提供により、このような空き容量の利用を図ることを可能とするものである。
【0051】
図1によれば、業務出張者は、例えば、データサービス提供を行う複数の異なる事業者が提供する一つあるいはそれ以上の数のサービスへの加入者であり、アーヘン(Aachen)からストックホルム(Stockholm)まで出張移動する。出張移動の間、出張者は、図1bに示すように、GPRS又はUMTSで通信可能な地域と、WLANのホットスポットで通信可能な地域とを通ることになる。また、例えば、航空機の機内等、通信が不可能となる、いくつかの時間帯がある。出張者にとっては、朝に、ノートブックのデータを電子メールサーバと同期させておくことが重要となるが、この電子メールサーバは、社内イントラネットに設けることができる。なお、出張者にとっては、この同期化をいつ行うか、また、どの特定のプロバイダを用いるかは重要なことではないが、その理由は、特に、電子メールサーバは、図1aに示すように、いずれにしても前記の出張者の電子メールを常に受信することになるからである。
【0052】
本発明によれば、加入者は、サービスセンタからベスト・エフォート・サービスを受けることを要求することができる。ここで、ベスト・エフォート・サービスとは、例えば、電子メールサーバとの同期化等、数時間の遅延までなら許されるような実現可能なサービスのことを指す。オプションとして、サービスセンタは、要求元の加入者(以下では、ユーザと称する)の所在位置を確認し、その要求が、未使用の帯域幅を用いて処理することができるかどうかを、複数の異なるアクセス方法との間で交渉する。特定の実施態様において、サービスセンタは、アクセス方法と所在位置との間のマッピングテーブルを有している。
【0053】
他の実施態様において、サービスセンタは、サービス要求に関して、アクセス方法に対してポーリングする。アクセス方法は、加入者の所在位置を特定する。最初に応答したアクセス方法は、必要とされる帯域幅よりも利用可能な広い帯域幅を有していることから、要求されたサービスに対するアクセスプロバイダとなる。
【0054】
業務出張のシナリオで示した実施態様において、ユーザは、サービスセンタに対して加入申込する。顧客は、前記サービスセンタから、顧客が、所定の時間、例えば、2008年5月25日午後3時から2008年5月26日午前7時までの間に、データを同期化したい旨を、例えば、加入申込として要求する。ユーザは、料金を入力し、ユーザが料金を入力する必要があることを受け入れる。料金は、要求に対して均一料金であってもよいし、あるいは、時間課金又は帯域幅課金で示すこともできる。アクセス方法は、通常料金よりも低い料金を提示する可能性を有しているが、その理由は、ユーザは、いつ帯域幅が利用可能であるか、すなわち、いつアクセスが可能となるかを指定することができないためである。
【0055】
サービスセンタは、位置報告要求を加入者に発行できる。加入者は、これの要求に応答して、各々の端末で、現在の所在位置で利用可能なアクセス方法に応答する。それに代えて、応答は、例えば、GPS座標値等の位置情報を含むことができる。他の実施態様において、サービスセンタは、加入者が加入した通信システムの事業者により維持されている位置情報に基づくシステムから、加入者の位置情報を得ることができる。位置情報に基づき、サービスセンタは、例えば、ルックアップテーブルを用いて、利用可能なアクセス方法を決定する。
【0056】
その結果、サービスセンタは、加入者が所在する特定の位置範囲で、どのアクセス方法(例えば、GSM、UMTS、WLAN)が利用可能であるかが分かる。サービスセンタは、複数の異なるアクセス方法との間、又は、それらのアクセス事業者の各々との間で、例えば、予め定められた時間帯において、例えば、一日の中の数時間において、余剰な帯域幅が利用可能であるかどうか、また、どの料金で利用可能であるかどうかを交渉する。
【0057】
料金が、加入者の期待と合致した場合には、例えば、サービスセンタで保持している加入者毎のプロファイルにより、加入者の期待を特定することができた場合、あるいは、加入者により発行された個々のサービス要求により、加入者の期待を特定することができた場合には、サービスセンタは、加入者に、すなわち、加入者の装置に、ショート・メッセージ・サービスSMS又は信号チャネルを介して、利用承認されたアクセスを確認するメッセージを送信する。前記メッセージは、ログイン情報(例えば、パスワード、ワンタイム・パスワード)を含むことができる。加入者側装置は、このメッセージに応答し、WLANホットスポットに接続し、データを同期化する。
【0058】
他の実施態様において、サービスセンタは事業者に属し、唯一のアクセス方法(例えば、GPRSのみで、WLANなし)が提供される。このような限定された構成においても、事業者は、低トラヒックとなる数時間の内に、事業者のネットワーク内(ここでは、GPRSネットワーク)の余剰な通信容量を利用することができる。
【0059】
以下に説明する本発明の他の実施態様は、以下ではクライアントと称する加入者に対して、トランスペアレントなものである。クライアントは、GPRSを介して社内ネットワークに接続する。ここで、クライアントは、プロキシーノード(例えば、電子メールのIMAPプロキシー)に接続する。これは、無線インターフェース上に余剰な帯域幅がない場合に、IMAPサーバには新着電子メールが存在するが、新着電子メールはない旨を、IMAPプロキシーがIMAPクライアントに対して通知することを意味している。余剰な帯域幅が利用可能な場合には、IMAPプロキシーは、新着電子メールをIMAPクライアントに送付し、IMAPクライアントは、POPを介してクライアントに電子メールをダウンロードする。これらについては、図2a、図2b及び図2cに示されている。
【0060】
他の実施態様において、提供しようとするサービスは、インターネットアクセスである。インターネットアクセスは、所定の時間内に、所定の支払いに対して、サービスセンタから要求されるものである。サービスセンタが、このようなサービスを提供できることをアクセスプロバイダとの間で合意すれば、ユーザ側装置に対して、例えば、SMSを介して、オプションとしてパスワード付きでアラートが通知される。ユーザ側装置は、現在、接続可能であることを、ユーザに対して、例えばLED又は音声により示す。
【0061】
本発明は、ユーザに対して、以下の利点を提供する。ユーザは、非リアルタイムのデータ同期化に対して、より少ない金額を支払うだけで済むが、その理由は、サービスプロバイダ又はネットワーク/アクセス事業者がより低価格で提供することが可能なアクセスネットワークの余剰な通信容量を、ユーザが用いることになるからである。
【0062】
本発明は、事業者に対しても、利点を提供する。事業者は、低トラヒックとなる時間帯、例えば、夜間に、余剰の帯域幅を販売することも可能となる。事業者は、通常の事業を犠牲にせずに済むが、その理由は、サービスを差別化できるからであり、例えば、どの時点で帯域幅にアクセスするかを、ユーザが正確に決めなくてもよいサービス等が提供できる。
【0063】
本発明は、通信システムの装置、例えば、スイッチングノード(switching node)、プロキシーノード(proxy node)、無線アクセスノード、知的ネットワーク(Intelligent Network)のノード、又は無線LAN装置、又はWIMAX装置、又は移動端末により実装することができる。この装置は、スイッチングノード(switching node)、プロキシーノード(proxy node)、無線アクセスノード、知的ネットワーク(Intelligent Network)のノード、又は無線LAN装置、又はWIMAX装置、又は移動端末での組み合わせにより構成してもよい。
【0064】
本発明によれば、装置は、以下に示すようなデータサービス提供をサポートするための方法を実行するのに適合している。
【0065】
本方法は、データサービスに対するサービス要求を受信するステップと、要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するステップであって、前記時間帯に対する要求は時間帯を示し、要求されたデータサービスがその時間帯内で提供される予定であることを特徴とするステップと、所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するステップとを含んでいる。
【0066】
オプションとして、本方法は、要求されたデータサービスに関する、サービス要求の品質を受信するステップであって、前記サービス要求の品質は、要求されたデータサービスの要求されたQoSを示すことを特徴とするステップと、要求されたQoSを達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを含んでいる。
【0067】
オプションとして、本方法は、要求されたデータサービスに関する、コストに対する要求を受信するステップであって、前記コストに対する要求は、要求されたデータサービスに対するコスト上限値又は価格提示を示すものであることを特徴とするステップと、コストに対する要求を達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを含んでいる。
【0068】
オプションとして、データサービスは、電子メールアカウントのデータを、ユーザ側装置と同期化するものである。
【0069】
オプションとして、データサービスは、インターネットアクセスである。
【0070】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、サービス要求が受け付けられたことを表す受諾メッセージを、ユーザに送信するステップを含んでいる。
【0071】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、現在の要求されたデータサービスの提供が可能であることを表すサービス確認メッセージを送るステップを含んでいる。
【0072】
一実施態様において、確認メッセージは、ユーザに対して、ユーザ側装置に個々に送られる。また、確認メッセージは、ユーザ側装置の内部で、例えば、バスシステムを介して、一つの構成要素から、他の構成要素に送ることも可能である。
【0073】
オプションとして、ユーザ、又は、ユーザ側装置に個々に送られる確認メッセージは、選択されたアクセスネットワークに関する情報を含んでいる。
【0074】
代替的な実施態様において、確認メッセージは、選択されたアクセスネットワークに送られる。この場合、確認メッセージは、ユーザ情報、要求された又は交渉された時間帯、コストに対する要求のうち、少なくとも一つを含むものであってよい。
【0075】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、ユーザにパスワードを送るステップであって、前記パスワードは、要求されたデータサービスへのアクセスに必要なものであることを特徴とするステップを含んでいる。
【0076】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、アクセスネットワークを選択するステップは、ユーザがアクセス可能な少なくとも一つのアクセスネットワークの可用性を判定するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでおり、このアクセスネットワークは、ユーザに対して利用可能であると判定されたアクセスネットワークの中のみから選択される。
【0077】
オプションとして、サービス要求はユーザから発行され、アクセスネットワークを選択するステップは、ユーザの所在位置を決定するためと、決定された所在位置にアクセスネットワークが存在するかどうかを判定するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでおり、ここで、所在位置に存在しないアクセスネットワークは選択されないものとなっている。
【0078】
オプションとして、アクセスネットワークを選択するステップは、少なくとも一つのアクセスネットワークとの間で、データサービスに対する料金を交渉するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでいる。
【0079】
オプションとして、アクセスネットワークを選択するステップは、少なくとも一つのアクセスネットワークに対して、アクセスネットワークの課金情報に関する時間情報を含むルックアップテーブルにより、コストの上限値又は料金提示を超えないサービス料金で、サービスを提供できるかどうかを判定するステップを含んでいる。
【0080】
オプションとして、アクセスネットワークを選択するステップは、利用可能なアクセスネットワークをポーリングし、ベスト・エフォート・サービスとしてデータサービスを要求するためと、ポーリングされたアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでいる。
【0081】
オプションとして、アクセスネットワークを選択するステップは、ベスト・エフォート・サービスとして提供されうるデータサービスのためのアクセスネットワークに対して要求をブロードキャストするためと、どのアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでいる。
【0082】
オプションとして、本方法は、未使用の帯域幅に関する情報を含む通信容量に関する情報を、少なくとも一つのアクセスネットワークから受信するステップと、対応するアクセスネットワークに関する前記通信容量に関する情報を格納又は更新するステップとを含み、アクセスネットワークは、格納された又は更新された通信容量に関する情報を用いて選択される。
【0083】
オプションとして、本方法は、アクセスネットワークが選択されない場合、新着電子メールがない旨をユーザ側装置に通知するための、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含んでいる。
【0084】
オプションとして、時間帯は、未来の専用の時間を特定するものである。
【0085】
オプションとして、時間帯に対する要求は、時間帯の開始時間、又は、時間帯の終了時間の少なくとも一つを含んでいる。オプションとして、開始時間は、未来の開始時間を特定する。
【0086】
オプションとして、時間帯に対する要求は、時間帯の持続時間を含んでいる。
【0087】
本発明の他の好適な実施態様は、ネットワークノードの内部メモリに直接ローディング可能な、上述した方法のステップを実行するためのソフトウェアコード部を含んでいるコンピュータ・プログラム・プロダクトに関するものであり、ここで前記プロダクトは、前記ネットワークノードのプロセッサ上で実行する。
【0088】
本発明を、特定の要求を示唆する例示的なユースケースにより、説明し、図解した。特定のユースケースに依っては、複数の異なる実施態様又はユースケースに関して記述した特徴を組み合わせることが可能であり、当業者の自由な裁量に役立つものとなっている。従って、実施態様、例及びユースケースの特徴は、任意の方法で互いに組み合わせることができる。なお、本発明は、記述した特定のユースケースに限定されるものではなく、あるいは、特定の要求に限定されるものではなく、本発明の範囲は、以下のクレームによってのみ定義されるものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データサービスに対するサービス要求を受信するステップと、
要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するステップであって、前記時間帯に対する要求は時間帯を示し、要求されたデータサービスがその時間帯内で提供される予定であることを特徴とするステップと、
所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するステップとを含む、データサービス提供をサポートする方法を実行するのに適合した装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置であって、
要求されたデータサービスに関する、QoS要求を受信するステップであって、前記QoS要求は、要求されたデータサービスに要求されるQoSを示すことを特徴とするステップと、
要求されたQoSを達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを実行するのに適合した装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の装置であって、
要求されたデータサービスに関して、コストに対する要求を受信するステップであって、前記コストに対する要求は、要求されたデータサービスに対するコスト上限値又は価格提示を示すものであることを特徴とするステップと、
コストに対する要求を達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを実行するのに適合した装置。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載の装置において、データサービスは、電子メールアカウントのデータを、ユーザ側装置と同期化するものであることを特徴とする装置。
【請求項5】
請求項1、2又は3に記載の装置において、データサービスは、インターネットアクセスであることを特徴とする装置。
【請求項6】
請求項1乃至5記載のいずれか一項に記載の装置において、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、サービス要求が受け付けられたことを表す受諾メッセージを、ユーザに送信するステップを実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれかに記載の装置において、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、現在の要求されたデータサービスの提供が可能であることを表すサービス確認メッセージを送るように適合していることを特徴とする装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の装置において、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、ユーザにパスワードを送るステップを実行するのに適合しており、ここで、前記パスワードは要求されたデータサービスへのアクセスに必要なものであることを特徴とする装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれかに記載の装置において、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、少なくとも一つのアクセスネットワークの可用性を判定するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合しており、ここで、このアクセスネットワークに対し、ユーザはアクセスが可能となっており、このアクセスネットワークは、ユーザに対して利用可能であると判定されたアクセスネットワークの中からのみ選択されるものとなっていることを特徴とする装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれかに記載の装置において、サービス要求はユーザから発行され、本装置は、ユーザの所在位置を決定するステップと、決定された所在位置にアクセスネットワークが存在するかどうかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合しており、ここで、所在位置に存在しないアクセスネットワークは選択されないものとなっていることを特徴とする装置。
【請求項11】
前出の請求項のいずれかに記載の装置であって、少なくとも一つのアクセスネットワークとの間で、データサービスに対する料金を交渉するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項12】
請求項3乃至11のいずれかに記載の装置であって、少なくとも一つのアクセスネットワークに対して、アクセスネットワークの課金情報に関する時間情報を含むルックアップテーブルにより、コストの上限値又は料金提示を超えないサービス料金で、サービスを提供できるかどうかを判定するステップを実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項13】
前出の請求項のいずれかに記載の装置であって、利用可能なアクセスネットワークをポーリングするステップと、ベスト・エフォート・サービスとしてデータサービスを要求するステップと、ポーリングされたアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項14】
請求項1乃至13のいずれかに記載の装置であって、ベスト・エフォート・サービスとして提供されうるデータサービスのためのアクセスネットワークに対して要求をブロードキャストするステップと、どのアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかを判定するステップとを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項15】
前出の請求項のいずれかに記載の装置であって、
未使用の帯域幅に関する情報を含む通信容量に関する情報を、少なくとも一つのアクセスネットワークから受信するステップと、
対応するアクセスネットワークに関する前記通信容量に関する情報を格納又は更新するステップとを実行するのに適合していることを特徴とし、
本装置は、格納された又は更新された通信容量に関する情報を用いて、アクセスネットワークを選択することに適合していることを特徴とする装置。
【請求項16】
請求項4及び請求項6乃至15のいずれかに記載の装置であって、アクセスネットワークが選択されない場合、新着電子メールが入手できない旨をユーザ側装置に通知するステップを、一回限り又は繰り返し実行するのに適合していることを特徴とする装置。
【請求項17】
請求項1乃至16のいずれかに記載の装置であって、通信ネットワークのサービスセンタと、スイッチングノード(switching node)と、プロキシーノード(proxy node)と、無線アクセスノードと、知的ネットワーク(Intelligent Network)、又は無線LAN装置、又はWIMAX装置、又は移動端末のノードのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする装置。
【請求項18】
請求項1乃至17のいずれかに記載の装置において、時間帯は、未来の専用の時間を特定するものであることを特徴とする装置。
【請求項19】
請求項1乃至18のいずれかに記載の装置において、時間帯に対する要求は、時間帯の開始時間、又は、時間帯の終了時間の少なくとも一つを含むことを特徴とする装置。
【請求項20】
請求項1乃至19のいずれかに記載の装置において、時間帯に対する要求は、時間帯の持続時間を含むことを特徴とする装置。
【請求項21】
請求項10又は20のいずれかに記載の装置において、開始時間は、未来における開始時間を特定するものであることを特徴とする装置。
【請求項22】
データサービスに対するサービス要求を受信するステップと、
要求されたデータサービスに関する、時間帯に対する要求を受信するステップであって、前記時間帯に対する要求は時間帯を示し、要求されたデータサービスがその時間帯内で提供される予定であることを特徴とするステップと、
所定の時間帯内でデータサービスを提供することができるアクセスネットワークを選択するステップとを含む、データサービス提供をサポートする方法。
【請求項23】
請求項22に記載の方法であって、
要求されたデータサービスに関する、QoS要求を受信するステップであって、前記QoS要求は、要求されたデータサービスに要求されるQoSを示すことを特徴とするステップと、
要求されたQoSを達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項24】
請求項22又は23に記載の方法であって、
要求されたデータサービスに関して、コストに対する要求を受信するステップであって、前記コストに対する要求は、要求されたデータサービスに対するコスト上限値又は価格提示を示すものであることを特徴とするステップと、
コストに対する要求を達成しながらデータサービスを提供できるアクセスネットワークを選択するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項25】
請求項22、23又は24に記載の方法において、データサービスは、電子メールアカウントのデータを、ユーザ側装置と同期化するものであることを特徴とする方法。
【請求項26】
請求項22、23又は24に記載の方法において、データサービスは、インターネットアクセスであることを特徴とする方法。
【請求項27】
請求項22乃至26のいずれかに記載の方法において、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、サービス要求が受け付けられたことを表す受諾メッセージを、ユーザに送信するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項28】
請求項22乃至27のいずれかに記載の方法において、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、現在の要求されたデータサービスの提供が可能であることを表すサービス確認メッセージを送るステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項29】
請求項22乃至28のいずれかに記載の方法において、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、ユーザにパスワードを送るステップを含み、前記パスワードは要求されたデータサービスへのアクセスに必要なものであることを特徴とする方法。
【請求項30】
請求項22乃至29のいずれかに記載の方法において、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、少なくとも一つのアクセスネットワークの可用性を判定する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含み、アクセスネットワークに対し、ユーザはアクセスが可能となっており、アクセスネットワークは、ユーザに対して利用可能であると判定されたアクセスネットワークの中からのみ選択されるものとなっていることを特徴とする方法。
【請求項31】
請求項22乃至30のいずれかに記載の方法において、サービス要求はユーザから発行され、本方法は、ユーザの所在位置を決定し、決定された所在位置にアクセスネットワークが存在するかどうかを判定する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含み、所在位置に存在しないアクセスネットワークは選択されないものとなっていることを特徴とする方法。
【請求項32】
前出の方法請求項のいずれかに記載の方法であって、少なくとも一つのアクセスネットワークとの間で、データサービスに対する料金を交渉する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項33】
請求項22乃至32のいずれかに記載の方法であって、少なくとも一つのアクセスネットワークに対して、アクセスネットワークの課金情報に関する時間情報を含むルックアップテーブルにより、コストの上限値又は料金提示を超えないサービス料金で、サービスを提供できるかどうかを判定するステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項34】
前出の方法請求項のいずれかに記載の方法であって、利用可能なアクセスネットワークをポーリングし、ベスト・エフォート・サービスとしてデータサービスを要求し、ポーリングされたアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項35】
請求項22乃至34のいずれかに記載の方法であって、ベスト・エフォート・サービスとして提供されうるデータサービスのためのアクセスネットワークに対して要求をブロードキャストし、どのアクセスネットワークが、データサービスを最初に提供できるかどうかを判定する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項36】
前出の請求項のいずれかに記載の方法であって、
未使用の帯域幅に関する情報を含む通信容量に関する情報を、少なくとも一つのアクセスネットワークから受信するステップと、
対応するアクセスネットワークに関する前記通信容量に関する情報を格納又は更新するステップとを含むことを特徴とし、
格納された又は更新された通信容量に関する情報を用いて、アクセスネットワークを選択することを特徴とする方法。
【請求項37】
請求項25、請求項27乃至36のいずれかに記載の方法であって、アクセスネットワークが選択されない場合、新着電子メールが入手できない旨をユーザ側装置に通知する、一回限り又は繰り返し実行されるステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項38】
請求項22乃至37のいずれかに記載の方法において、時間帯は、未来の専用の時間を特定するものであることを特徴とする方法。
【請求項39】
請求項22乃至38のいずれか一項に記載の方法において、時間帯に対する要求は、時間帯の開始時間、又は、時間帯の終了時間の少なくとも一つを含むことを特徴とする方法。
【請求項40】
請求項22乃至39のいずれか一項に記載の方法において、時間帯に対する要求は、時間帯の持続時間を含むことを特徴とする方法。
【請求項41】
請求項31又は41のいずれか一項に記載の方法において、開始時間は、未来における開始時間を特定するものであることを特徴とする方法。
【請求項42】
ネットワークノードの内部メモリに直接ローディング可能で、前記ネットワークノードのプロセッサ上で実行された時に、請求項22乃至41のいずれかに記載のステップを実行するためのソフトウェアコード部を含むコンピュータ・プログラム・プロダクト。

【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−514401(P2012−514401A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−543992(P2011−543992)
【出願日】平成21年12月28日(2009.12.28)
【国際出願番号】PCT/EP2009/009289
【国際公開番号】WO2010/076011
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(598036300)テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) (2,266)
【Fターム(参考)】