説明

人気度を含む観光情報の提供システム及び方法

【課題】観光地の人気度をリアルタイムに決定し、人気度を含む観光情報を、公衆が閲覧可能な表示端末に表示させる
【解決手段】周辺地図を表示する表示端末と観光情報サーバとを有し、表示端末に対し観光サーバが人気度を含む観光情報を提供するシステムにおいて、観光情報サーバが、各観光地の位置を示す地図情報と、各観光地についての登録数を含む登録情報と、各観光地についての時間枠毎の人気ランクを予め設定した設定情報とを対応づけて保存したデータベースと、表示端末からの要求に応じて、表示端末の端末位置情報に基づいてデータベースの地図情報を参照して対象となる観光地を抽出し、抽出された全ての観光地について登録数及び時間枠毎の人気ランクを比較要素として順序付けを行うことにより、全ての観光地の各々の人気度を決定する手段と、人気度を含む観光情報を表示端末に送信する手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク上に蓄積された観光地に関する情報を活用することにより、人気度を含む観光情報を提供するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、携帯端末等を用いてネットワークを介して観光地のクチコミ情報を投稿するシステムは、公知技術となっている。また、このようにして蓄積された観光地に関するクチコミ情報をデータベース化し、利用者の携帯端末等からの要求に応じて所望する観光地の情報をネットワークを介して提供するシステムも公知技術である。さらに、観光地等の行き先を設定して最適な経路検索を行うナビゲーションの仕組みも、公知技術となっており、例えば、特許文献1がある。
【0003】
一方、観光の拠点となる駅や街角等には、しばしば周辺地図や動画広告等を表示させて公衆に閲覧可能とした大型ディスプレイが設置されている。その周辺地図中には主要な観光地が示されるとともに、周辺地図の横に観光地の説明が表示されることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−269989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の公知技術では、利用者は、自分以外の人がどの観光地の情報を所望したかについての情報は得られない。すなわち、観光地の人気度を知る仕組みはない。
【0006】
本発明の目的は、観光地の人気度をリアルタイムに決定し、人気度を含む観光情報を、公衆が閲覧可能な表示端末に表示させるシステム及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために本発明は以下の構成を提供する。
本発明の第1の態様は、周辺地図を表示する表示端末と、前記表示端末とネットワークを介して接続された観光情報サーバとを有し、前記表示端末に対し前記観光サーバが人気度を含む観光情報を提供するシステムである。前記観光情報サーバが、各観光地の位置を示す地図情報と、各観光地についての関心度を示す現時点での登録数を含む登録情報と、各観光地についての所定の時間枠毎の人気ランクを予め設定した設定情報とを対応づけて保存したデータベースと、前記表示端末からの要求に応じて、前記要求に含まれる、前記表示端末の端末位置情報に基づいて前記データベースの前記地図情報を参照して対象となる観光地を抽出し、抽出された全ての観光地について前記登録数及び前記所定の時間枠毎の人気ランクを比較要素として順序付けを行うことにより、抽出された全ての観光地の各々の人気度を決定する手段と、決定された人気度を含む観光情報を前記表示端末に送信する手段と、を備える。
上記第1の態様において、前記表示端末が、周辺地図を表示する部分以外の部分に前記人気度を表示する手段と、周辺地図内の各観光地の位置に前記人気度を表示する手段とを備えたことが好適である。
上記第1の態様において、前記表示端末が、人感センサと、前記人感センサによる感知に応じて前記観光情報サーバへの要求を行う手段とを備えたことが好適である。
本発明の第2の態様は、周辺地図を表示する表示端末と、前記表示端末とネットワークを介して接続された観光情報サーバとにより実行され、前記表示端末に対し前記観光情報サーバが人気度を含む観光情報を提供する方法である。前記観光情報サーバが、各観光地の位置を示す地図情報と、各観光地についての関心度を示す現時点での登録数を含む登録情報と、各観光地についての所定の時間枠毎の人気ランクを予め設定した設定情報とを対応づけてデータベースに予め保存するステップと、前記表示端末からの要求に応じて、前記要求に含まれる、前記表示端末の端末位置情報に基づいて前記データベースの前記地図情報を参照して対象となる観光地を抽出し、抽出された全ての観光地について前記登録数及び前記所定の時間枠毎の人気ランクを比較要素として順序付けを行うことにより、抽出された全ての観光地の各々の人気度を決定するステップと、決定された人気度を含む観光情報を前記表示端末に送信するステップと、を備える。
上記第2の態様において、前記表示端末が、周辺地図を表示する部分以外の部分に前記人気度を表示するステップと、周辺地図内の各観光地の位置に前記人気度を表示するステップとを備えたことが好適である。
上記第2の態様において、前記表示端末が人感センサを備え、前記表示端末が前記人感センサによる感知に応じて前記観光情報サーバへの要求を行うステップを備えたことが好適である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、観光地の人気度をリアルタイムで決定でき、その決定結果をリアルタイムで、公衆が閲覧可能な表示端末に表示することができる。加えて、人感センサにより人の接近を感知したことに応じて、自動的に表示端末に人気度を表示することで、より実効性が高いシステムとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の全体構成の一実施例を概略的に示す図である。
【図2】図1中の観光情報DBの一実施例の構成を示す図である。
【図3】図1中の地図情報DBの一実施例の構成を示す図である。
【図4】図1中の表示端末位置情報DBの一実施例の構成を示す図である。
【図5】図1中の人気観光地情報DBの一実施例の構成を示す図である。
【図6】図1中の登録情報DBの一実施例の構成を示す図である。
【図7】表示端末の装置構成の一実施例を概略的に示す図である。図
【図8】本発明の処理を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の流れを示すシーケンス図である。
【図10】表示端末画面のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、観光の拠点となる駅や街角等の設置され周辺地図を表示する大型ディスプレイ等の表示端末において、人気度を含む観光情報を提供するためのシステム及び方法である。このような大型ディスプレイにおいて、周辺地図上又は周辺地図と並列して表示される観光地としては、景勝地、旧跡、名店、飲食店、宿泊施設等、観光に関連する多様なカテゴリのものを含む。
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の全体構成の一実施例を概略的に示す図である。
【0012】
表示端末106は、典型例としては、上記の大型ディスプレイであり、公衆が同時に閲覧可能なものである。表示端末106は、ネットワークを介して、本システムの観光情報サーバ(図示せず)と接続され、相互に情報伝送可能である。
【0013】
本システムに含まれる種々のデータベース(以下「DB」と記載する)は、観光情報サーバ(図示せず)に接続され、この観光情報サーバにより管理される。種々のDBは、共通する情報項目により互いにリンクしている。
【0014】
登録情報DB105は、予め取得した各観光地に関する情報を、本システムに特化させた登録情報としてDB化し保存している。このような観光地に関する情報は、例えば、既存の観光地経路案内システムや、観光地に関するクチコミ情報収集システムにから取得する。取得した観光地に関する情報から本システムに利用する情報を抽出し、本システムに利用できる形式に変換して、登録情報とする。なお、登録情報DB105には、予め十分な登録情報が保存されていることを前提とするが、最新の登録情報とするために適宜更新することが好ましい。
【0015】
その他に、観光情報DB101、地図情報DB102、表示端末設置情報DB103及び人気スポット情報DB104の各DBが設けられる。
【0016】
図2〜図6を参照して、図1の各DBの詳細を説明するが、各DBの構成は、一実施例として示したものであり、これに限定するものではない。
【0017】
図2は、図1中の観光情報DB101の一実施例の構成を示す図である。観光情報DB101は、表示端末106に送信する観光情報を保存する。観光情報は、登録情報DB105等に保存された情報に基づいて観光情報サーバにより作成される。人気度201、観光地202、地図コード203、地図情報204の各項目は、送信する具体的情報であり、表示端末コード205は、送信先の表示端末106を特定する情報である。
【0018】
人気度201の情報は、具体的には全観光地における当該観光地の順位である。後述する図6の登録情報DB105に登録された観光地601の登録数603と、後述する図5の人気観光地情報DB104で独自に設定した各観光地の時間毎人気ランク503と、季節毎人気ランク504とを、それぞれ比較要素として組み合わせた並べ替え処理により決定される。
【0019】
例えば、対象とする表示端末106が設置された地区(図4の地図情報及び地図コードで示され、表示端末106が表示する周辺地図に相当)内に存在する登録された観光地601(図6)のうち、先ず、季節を比較要素として、季節毎人気ランク504(図5)が高いものから順に並べ、次に同ランクの群について時間を比較要素として時間毎人気ランク503(図5)が高いものから順に並べ、さらに同ランクの群について登録数を比較要素として多いものから順に並べることにより、人気度を決定する。あるいは、登録数、季節、時間の順に比較要素としてもよい。人気度を決定する処理において複数の比較要素を適用する順序は、一つのパターンに限られない。
【0020】
図3は、図1中の地図情報DB102の一実施例の構成を示す図である。地図情報301は、所定の地区の名称を示す情報であり、地図コード302は、当該地区に一意に割り当てられた識別コードである。ある程度の広さの地区を識別コード毎にまとめておくことで、検索性を上げられる。地図情報301は、人気度算出時や表示の際に用いられる。
【0021】
図4は、図1中の表示端末位置情報DB103の一実施例の構成を示す図である。本システムに接続される表示端末106の情報を保存している。表示端末コード402は、表示端末106を登録するときに一意に割り当てられた識別コードである。設置場所の地図情報401とその地図コード403を同じDB上で保存する。表示端末設置情報DB103は、表示端末106の設置時に表示端末106から送信された当該表示端末の設置点の位置情報に基づいて、当該設置点が含まれる地区に該当する地図情報401及びその地図コード403を導出し、表示端末位置情報DB103に保存する。
【0022】
図5は、図1中の人気観光地情報DB104の一実施例の構成を示す図である。図2の人気度201の決定に用いられる観光地毎及び所定の時間単位毎の設定情報を保存している。観光地の名称を示す観光地501、当該観光地の位置が含まれる地区に該当する地図情報502、独自に設定した時間毎人気ランク503及び季節毎人気ランク504の情報項目を保持する。時間毎人気ランク503又は季節毎人気ランク504では、所定の時間帯毎又は所定の季節毎に対し、A、B、C等のランク付けを設定している。なお、観光地毎の設定情報は、時間帯及び季節の双方ではなくいずれか一方のみでもよい。また、これら以外の所定の時間枠毎の設定情報でもよい。時間枠の例としては、月毎、日毎、曜日毎、休日か平日か、午前か午後か、等である。ここでの「時間枠」は、必ずしも同じ長さで区切られた期間でなくともよい。
【0023】
図6は、図1中の登録情報DB105の一実施例の構成を示す図である。図2の人気度201の決定に用いられる観光地毎の統計的な登録情報を保存している。登録情報DB105は、本システムとは別の既存の観光地経路案内システム等に蓄積された観光地に関する統計情報を利用して本システム用にDB化したものである。情報項目としては観光地の名称を示す観光地601、当該観光地の位置を示す観光地位置情報602、現時点での登録数603を保持する。登録数603の多い少ないは、当該観光地に対する関心度の大小を示している。登録数603は、常に最新の値に更新されることが好ましい。
【0024】
図7は、図1の表示端末106内のハードウェア及びソフトウェアの構成を示す図である。表示端末106は、赤外線センサ等の人感センサ701を備える。ここでは、人感センサに、顔認識技術も含まれるものとする。人の接近を感知することに応じて、観光情報サーバから人気度を含む観光情報を取得し、取得した人気度を含む観光情報とともに周辺地図を表示する。
【0025】
表示端末106の備える記憶装置内の情報保存部703には、表示端末106の設置位置の位置情報である端末位置情報705が保存される。さらに、表示端末設置時に地図データである周辺地図情報704を保存しておくことで、観光情報サーバとの間の通信量を最低限に抑えることも可能である。
【0026】
処理部707は、人感センサ701の感知に応じて観光情報サーバに人気度を含む観光情報を要求する処理、その要求の際に端末位置情報705を観光情報サーバに送信する処理、並びに、観光情報サーバから受信した人気度を含む観光情報を表示部708にリアルタイムで表示する処理を行う。さらに、処理部706の人気度マッピング処理部707は、各観光地の人気度を周辺地図上の各観光地の位置に表示するマッピングを行う。
【0027】
表示部708は、大型ディスプレイ等である。大型ディスプレイ上には、通常、周辺地図を表示する部分と、周辺地図以外の説明等を表示する部分とが設けられる。入力部702は、周辺地図上の観光地の位置を点灯させたり、所望する説明を表示させたりするための入力ボタン等である。
【0028】
また、表示端末106では、情報保存部703に過去の所定の時間の人気度の履歴を記憶しておき、入力部702からの要求に応じて表示させてもよい。また、人気度の順序付けに基づいて、所定の順位(例えば上位3位)までの観光地がわかるように表示してもよい。
【0029】
上述のように構成された本システムにおいて、各観光地の人気度の算出は、観光情報サーバにより実行される。上述したように、登録情報DB105にはある程度の登録情報が蓄積されていることを前提とする。登録情報DB105に蓄積された登録数の情報に加え、表示端末106に表示する時間(現在の時間)及び現在の季節に基づいて図5の人気観光地情報DBを参照してその情報を組み合わせることにより、人気度を決定する。一例として、先ず、登録数を比較要素として各観光地の順序付けを行う。同ランクの群についてはさらに、所定の時間帯(例えば3時間毎等)に分けて業種を考慮して設定された重み付けすなわち時間毎人気ランクを比較要素として各観光地の順序付けを行う。例えば、時間がお昼の場合は食事処の人気ランクを高くし、時間が夕方の場合は居酒屋の人気ランクを高くする等、である。さらに、同ランクの群については、季節を考慮して設定された季節毎人気ランクを比較要素として各観光地の順序付けを行う。こうして、最終的に各観光地の人気度を順位として決定する。なお、上述したように、複数の比較要素を用いる順序はこれに限られない。
【0030】
図8は、本システムの全体の流れをフローチャート図にしたものである。
表示端末の初期画面では周辺地図のみ(人気度のランキング表示無し)が表示されているものとする。人感センサが人の接近を感知したことに応じて、人気度を含む観光情報が表示される流れが開始される(ステップ801)。表示端末は、観光情報サーバに端末位置情報を送信する(ステップ802)。観光情報サーバは、端末位置情報に基づいて図4の表示端末位置情報DBを参照して地図情報を取得し、地図情報に基づいて図5の人気観光地情報DBを参照して表示端末周辺(少なくとも表示される周辺地図全体が含まれるように1又は複数の地区を選択)に観光地があるか否かを判断する(ステップ803)。観光地がある場合は、対象となる観光地を全て抽出し、抽出された観光地の各々の人気度を上述の通り決定し、図2の人気度を含む観光情報を表示端末に送信する。観光地が無い場合は、ステップ806に移行し、初期表示を持続する。観光情報サーバから観光情報を受信した表示端末は、観光情報に含まれる観光地を周辺地図にマッピングする(ステップ804)。表示端末の表示部に、観光地がマッピングされた周辺地図を表示するとともに、周辺地図以外の部分に人気度のランキングを表示する(ステップ805)。表示後、新たな接近者が無く一定時間が経過したか否かを判断する(ステップ806)。新たな接近者を感知した場合は、同じ表示を持続する。新たな接近者が無かった場合は、ステップ801に戻る。
【0031】
図9は、観光客等であって表示端末を操作する端末操作者、表示端末、観光情報サーバの間で行われるデータの流れをシーケンス図で示している。端末操作者が表示端末に近づいた瞬間に現在の観光地別人気度が地図上に示される流れである。図8のフローチャート図に示した通り、一定時間接近者がいない場合は元の周辺地図の画面に戻る。
【0032】
図10は表示端末の画面イメージを示している。表示端末に人が近づいた時間の人気度を1001のようなランキングで示し、右の1003のような周辺地図に場所をマッピングして表示する。ランキングでは、前の時間帯、たとえば前日の人気度等も1002のようにランキングで表示する。
【符号の説明】
【0033】
101:観光情報DB、102:地図情報DB、103:表示端末位置情報DB、104:人気観光地情報DB、105:登録情報DB、106:表示端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周辺地図を表示する表示端末と、前記表示端末とネットワークを介して接続された観光情報サーバとを有し、前記表示端末に対し前記観光サーバが人気度を含む観光情報を提供するシステムにおいて、
前記観光情報サーバが、
各観光地の位置を示す地図情報と、各観光地についての関心度を示す現時点での登録数を含む登録情報と、各観光地についての所定の時間枠毎の人気ランクを予め設定した設定情報とを対応づけて保存したデータベースと、
前記表示端末からの要求に応じて、前記要求に含まれる、前記表示端末の端末位置情報に基づいて前記データベースの前記地図情報を参照して対象となる観光地を抽出し、抽出された全ての観光地について前記登録数及び前記所定の時間枠毎の人気ランクを比較要素として順序付けを行うことにより、抽出された全ての観光地の各々の人気度を決定する手段と、
決定された人気度を含む観光情報を前記表示端末に送信する手段と、を備えたことを特徴とする、人気度を含む観光情報の提供システム。
【請求項2】
前記表示端末が、周辺地図を表示する部分以外の部分に前記人気度を表示する手段と、周辺地図内の各観光地の位置に前記人気度を表示する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の、人気度を含む観光情報の提供システム。
【請求項3】
前記表示端末が、人感センサと、前記人感センサによる感知に応じて前記観光情報サーバへの要求を行う手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の、人気度を含む観光情報の提供システム。
【請求項4】
周辺地図を表示する表示端末と、前記表示端末とネットワークを介して接続された観光情報サーバとにより実行され、前記表示端末に対し前記観光情報サーバが人気度を含む観光情報を提供する方法において、
前記観光情報サーバが、
各観光地の位置を示す地図情報と、各観光地についての関心度を示す現時点での登録数を含む登録情報と、各観光地についての所定の時間枠毎の人気ランクを予め設定した設定情報とを対応づけてデータベースに予め保存するステップと、
前記表示端末からの要求に応じて、前記要求に含まれる、前記表示端末の端末位置情報に基づいて前記データベースの前記地図情報を参照して対象となる観光地を抽出し、抽出された全ての観光地について前記登録数及び前記所定の時間枠毎の人気ランクを比較要素として順序付けを行うことにより、抽出された全ての観光地の各々の人気度を決定するステップと、
決定された人気度を含む観光情報を前記表示端末に送信するステップと、を備えたことを特徴とする、人気度を含む観光情報の提供方法。
【請求項5】
前記表示端末が、周辺地図を表示する部分以外の部分に前記人気度を表示するステップと、周辺地図内の各観光地の位置に前記人気度を表示するステップとを備えたことを特徴とする請求項4に記載の、人気度を含む観光情報の提供方法。
【請求項6】
前記表示端末が人感センサを備え、前記表示端末が前記人感センサによる感知に応じて前記観光情報サーバへの要求を行うステップを備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の、人気度を含む観光情報の提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−256303(P2012−256303A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−130376(P2011−130376)
【出願日】平成23年6月10日(2011.6.10)
【出願人】(000233055)株式会社日立ソリューションズ (1,610)