説明

医薬組成物

【課題】本発明は、結核菌、多剤耐性結核菌及び非定型抗酸菌に対して優れた殺菌作用を有する医薬組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の医薬組成物は、一般式


[式中、R1は水素原子又はC1〜6アルキル基を示す。nは0〜6の整数を示す。R2は基−OR3等を示す。ここでR3は水素原子、C1〜6アルキル基等を示す。]
で表される2,3−ジヒドロ−6−ニトロイミダゾ[2,1−b]オキサゾール化合物を含有する。上記オキサゾール化合物は、結核菌、多剤耐性結核菌及び非定型抗酸菌に対して優れた殺菌作用を有する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式 (1)
【化1】

で表される2,3−ジヒドロ−6−ニトロイミダゾ[2,1−b]オキサゾール化合物、それらの光学活性体及びそれらの薬理学的に許容される塩からなる群より選ばれた少なくとも1種を含有する医薬組成物。
[式中、R1は水素原子又はC1〜6アルキル基を示す。nは0〜6の整数を示す。R2は下記一般式(E)で表されるフェノキシ基を示す。
【化2】

[式中、Xはハロゲン原子又は置換基としてC1〜6アルキル基を有することのあるアミノ置換C1〜6アルキル基を示す。mは0〜3の整数を示す。R11は、
E1) 水素原子;
E2) ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基;
E3) ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基;
E4) 一般式(Ea)で表される基:
−(W)o−NR1213 (Ea)
(式中、Wは基−CO−又はC1〜6アルキレン基を示す。oは0又は1を示す。R12及びR13は同一又は異なって、
(Ea1) 水素原子;
(Ea2) C1〜6アルキル基;
(Ea3) C1〜6アルカノイル基;
(Ea4) C1〜6アルコキシカルボニル基;
(Ea5) フェニルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子;ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基;ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基及びフェノキシ基[フェニル環上には、置換基としてハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい。また、C1〜6アルキル部分には、C1〜6アルコキシイミノ基が置換していてもよい。);
(Ea6) フェニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Ea7) ベンゾイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Ea8) ピリジル基(ピリジン環上には、少なくとも1個のハロゲン原子が置換していてもよい);
(Ea9) フェニルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Ea10) フェノキシC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
又は
(Ea11) ベンゾイルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)
を示す。);
E5) イミダゾリル基;
E6) トリアゾリル基;
E7) モルホリノ基;
E8) チオモルホリノ基;
E9) s−オキシドチオモルホリノ基;
E10) 一般式(Eaa)で示されるピペリジル基:
【化3】

(式中、W及びoは前記に同じ。R14Aは、水素原子、水酸基、C1〜6アルコキシ基又はフェニル基[フェニル環上には、ハロゲン原子が置換していてもよい。]を示す。点線は二重結合であってもよいことを示す。点線が二重結合を示すときは、R14のみが置換しているものとする。R14及びR14Aは、これらが隣接する炭素原子と共に互いに結合してC1〜4アルキレンジオキシ基を形成してもよい。R14は、
(Eaa1) 水素原子;
(Eaa2) C1〜6アルコキシカルボニル基;
(Eaa3) フェノキシ基(フェニル環上には、ハロゲン原子;ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基;ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基;C1〜4アルキレンジオキシ基;C1〜6アルコキシカルボニル基;シアノ基;C2〜6アルケニル基;ニトロ基;フェニル基;置換基としてフェニル基、C1〜6アルキル基、カルバモイル基及びC1〜6アルカノイル基からなる群より選ばれた基を有することのあるアミノ基;C1〜6アルカノイル置換C1〜6アルキル基;水酸基;C1〜6アルコキシカルボニル置換C1〜6アルキル基;フェニルC1〜6アルキル基;C1〜6アルカノイル基;C1〜6アルキルチオ基;1,2,4−トリアゾリル基;イソオキサゾリル基;イミダゾリル基;ベンゾチアゾリル基;2H−ベンゾトリアゾリル基;ピロリル基;ベンゾオキサゾリル基;ピペラジニル基[ピペラジン環上には、置換基としてC1〜6アルコキシカルボニル基及びフェニルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい];ピペリジル基[ピペリジン環上には、少なくとも1個のアミノ基が置換していてもよい。該アミノ基上には置換基としてC1〜6アルキル基及びフェニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい。]及びカルバモイル基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eaa4) 水酸基;
(Eaa5) カルボキシ基;
(Eaa6) フェニル基(フェニル環上には、置換基としてフェノキシ基[フェニル環上には、置換基としてハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]、ハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eaa7) C1〜6アルコキシ基;
(Eaa8) C3〜8シクロアルキル−C1〜6アルコキシ基;
(Eaa9) フェニルカルバモイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eaa10) テトラヒドロピラニルオキシ基;
(Eaa11) 1,3−ジオキソラニル基;
(Eaa12) オキソ基;
(Eaa13) ナフチルオキシ基(ナフタレン環上には、少なくとも1個のC1〜6アルキル基が置換していてもよい);
(Eaa14) 2,3−ジヒドロベンゾフリルオキシ基(2,3−ジヒドロベンゾフラン環上には、C1〜6アルキル基及びオキソ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eaa15) ベンゾチアゾリルオキシ基(ベンゾチアゾール環上には、少なくとも1個のC1〜6アルキル基が置換していてもよい);
(Eaa16) 1,2,3,4−テトラヒドロナフチルオキシ基(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン環上には、少なくとも1個のオキソ基が置換していてもよい);
(Eaa17) 1,3−ベンゾオキサチオラニルオキシ基(1,3−ベンゾオキサチオラン環上には、少なくとも1個のオキソ基が置換していてもよい);
(Eaa18) イソキノリルオキシ基;
(Eaa19) ピリジルオキシ基;
(Eaa20) キノリルオキシ基(キノリン環上には、少なくとも1個のC1〜6アルキル基が置換していてもよい);
(Eaa21) ジベンゾフリルオキシ基;
(Eaa22) 2H−クロメニルオキシ基(2H−クロメン環上には、少なくとも1個のオキソ基が置換していてもよい);
(Eaa23) ベンゾイソオキサゾリルオキシ基;
(Eaa24) キノキサリルオキシ基;
(Eaa25) 2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシ基(2,3−ジヒドロ−1H−インデン環上には、少なくとも1個のオキソ基が置換していてもよい);
(Eaa26) ベンゾフラザニルオキシ基;
又は
(Eaa27) フェニルC2〜6アルケニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換又は未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)
を示す。);
E11) 一般式(Eab)で表される基:
【化4】

(式中、oは前記に同じ。W1は、C1〜6アルキレン基を示す。R15は、
(Eab1) 水素原子;
(Eab2) C1〜6アルキル基(アルキル基上には、モルホリノ基、ベンゾイル基、置換基としてC1〜6アルキル基を有することのあるカルバモイル基又はシアノ基が置換していてもよい);
(Eab3) C3〜8シクロアルキル基;
(Eab4) フェニルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、C1〜6アルキルチオ基、C1〜6アルキルスルホニル基、フェニルC1〜6アルコキシ基、C2〜6アルカノイルオキシ基、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基及び1,2,3−チアジアゾール基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab5) C2〜6アルケニル基;
(Eab6) フェニル基(フェニル環上にハロゲン原子、シアノ基、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab7) C1〜6アルカノイル基;
(Eab8) フェニルC2〜6アルカノイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab9) ベンゾイル基(ベンゼン環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab10) C1〜20アルコキシカルボニル基(アルコキシ基上には、ハロゲン原子、置換基としてC1〜6アルキル基を有することのあるアミノ基及びC1〜6アルコキシ置換C1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab11) フェニルC1〜6アルコキシカルボニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキルチオ基、C1〜6アルカノイル基を有することのあるアミノ基、フェニルC1〜6アルコキシ基、C1〜6アルコキシカルボニル基及び1,2,3−チアジアゾリル基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab12) フェニルC3〜6アルケニルオキシカルボニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab13) フェノキシカルボニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab14) フェニルC1〜6アルキルカルバモイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab15) フェニルカルバモイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab16) ベンゾフリル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(ベンゾフラン環上には、少なくとも1個のハロゲン原子が置換していてもよい。);
(Eab17) ベンゾチエニルC1〜6アルコキシカルボニル基(ベンゾチオフェン環上には、ハロゲン原子及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab18) ナフチル置換C1〜6アルコキシカルボニル基;
(Eab19) ピリジル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(ピリジン環上には、少なくとも1個のハロゲン原子が置換していてもよい);
(Eab20) フリル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(フラン環上には、少なくとも1個のニトロ基が置換していてもよい);
(Eab21) チエニル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(チオフェン環上には、少なくとも1個のハロゲン原子が置換していてもよい);
(Eab22) チアゾリル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(チアゾール環上には、C1〜6アルキル基及びフェニル基[フェニル環上には、ハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルキル基が少なくとも1個置換していてもよい]からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab23) テトラゾリル置換C1〜6アルコキシカルボニル基(テトラゾール環上には、C1〜6アルキル基及びフェニル基[フェニル環上には、少なくとも1個のハロゲン原子が置換していてもよい]からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Eab24) 2,3−ジヒドロ−1H−インデニルオキシカルボニル基;
(Eab25) アダマンタン置換C1〜6アルコキシカルボニル基;
(Eab26) フェニルC3〜6アルキニルオキシカルボニル基;
(Eab27) フェニルチオC1〜6アルコキシカルボニル基;
(Eab28) フェニルC1〜6アルコキシ置換C1〜6アルコキシカルボニル基;
(Eab29) C2〜6アルケニルオキシカルボニル基;
(Eab30) C2〜6アルキニルオキシカルボニル基;
(Eab31) C3〜8シクロアルキル置換C1〜6アルコキシカルボニル基;
又は
(Eab32) ベンゾイル置換C1〜6アルコキシカルボニル基
を示す。);
E12) 一般式(Eb)で表される基:
【化5】

(式中、点線は二重結合であってもよいことを示す。R16は、R15と同一の基を示す。)
E13) 一般式(Ec)で示される基:
【化6】

(式中、R17は、
(Ec1) フェニルC1〜6アルキル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
(Ec2) C1〜6アルコキシカルボニル基;
又は
(Ec3) フェニルC1〜6アルコキシカルボニル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)
を示す。);
E14) ピリジル基;
E15) 一般式(Ee)で示される基:
【化7】

(式中、R46は、フェニル基[フェニル環上には、置換基としてハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい];フェニルC1〜6アルキル基[フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい];フェニルC1〜6アルコキシカルボニル基[フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]又はC1〜6アルコキシカルボニル基を示す。);
E16) フェノキシ基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
E17) ベンゾイル基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
E18) 8−アザビシクロ[3,2,1]オクチル基(8−アザビシクロ[3,2,1]オクタン環上には、少なくとも1個のフェノキシ基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい)が置換していてもよい);
E19) 一般式(Ef)で示される基:
−CH=N−NR4748 (Ef)
(式中、R47及びR48は、同一又は異なって、水素原子;C1〜6アルキル基;フェニル基[フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]又はピリジル基[ピリジン環上には、置換基としてハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基を少なくとも1個が置換していてもよい]を示す。また、このR47及びR48は、これらが隣接する窒素原子と共に、他のヘテロ原子を介し又は介することなく互いに結合して5〜7員環の飽和複素環を形成してもよい。該複素環上には、置換基として少なくとも1個のフェニル基[フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]が置換していてもよい。);
E20) フェニルC1〜6アルコキシ基(フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい);
E21) アミノ置換C2〜6アルケニル基(該アミノ基上には、C1〜6アルキル基及びフェニル基[フェニル環上には、ハロゲン原子、ハロゲン置換もしくは未置換C1〜6アルキル基及びハロゲン置換もしくは未置換のC1〜6アルコキシ基からなる群より選ばれた基の少なくとも1種が置換していてもよい]からなる群より選ばれる基の少なくとも1種が置換していてもよい);
又は
E22) オキサゾリジニル基(オキサゾリジン環上には、少なくとも1個のオキソ基が置換していてもよい)
を示す。]
但し、R1が水素原子を示し、R2で示される一般式(E)におけるmが0を示す場合、R11は水素原子であってはならない。]
【請求項2】
医薬組成物が抗結核薬である請求項1に記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2011−184447(P2011−184447A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−101480(P2011−101480)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【分割の表示】特願2005−113726(P2005−113726)の分割
【原出願日】平成17年4月11日(2005.4.11)
【出願人】(000206956)大塚製薬株式会社 (230)
【Fターム(参考)】