説明

塵芥収集装置

【課題】スライド板上昇工程を続行させ積込効率を高め、電気回路の部品点数削減を図る塵芥収集装置を提供する。
【解決手段】 圧力計6にて計測された圧力が設定圧力(ここでは20MPa)を超えたか否かを判定し(S5)、肯定判定された場合には、ソレノイドSOLfの励磁を停止しスライドシリンダ36,36を停止することでスライド板37の上昇を中断し、ストロークタイムを中断し、ソレノイドSOLdを励磁し、排出板46を塵芥収集箱2の前方に移動し、塵芥の圧力を緩和し(S6)、ソレノイドSOLfの励磁を再開しスライドシリンダ36,36を再駆動することでスライド板37のスライドを行い(S7)、S5で否定判定又はS7の後、ストロークタイムに至ったか否かを判定し(S8)S8で否定判定ならリミットスイッチLS1が動作したか否か判定し(S9)、否定判定ならS4に戻り同様の処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥収集装置又は塵芥収集コンテナ等、塵芥収集装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1(図8参照)に示す通り、車体上に搭載された塵芥収容箱の後方開口部に塵芥投入箱が連接され、塵芥投入箱の内部に装備された塵芥積込装置を、積込制御装置によりプレス板反転工程、スライド板下降工程、プレス板正転工程(圧縮工程)、スライド板上昇工程を1サイクルとして作動させることで、塵芥投入箱に投入した塵芥を塵芥収容箱に収集する塵芥収集装置が提供されている。また、特許文献2に示す通り、塵芥収集機能を備えたコンテナも提案されている。
【特許文献1】特開平5-43002号公報
【特許文献2】特開平11−165805号公報
【0003】
しかしながら、上記のスライド板上昇工程において、塵芥の圧力が最大になってスライド板が上限に到達しない場合、シリンダが完了位置にこないときには、シリンダのストロークタイムが満了し、次工程のプレス板反転工程に移り、その間は、スライド板が動かない状態が続き、駆動効率面で不利となっている。また、積み込み制御についてのセンサ部品が多く、制御回路が複雑になるという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、投入物の圧縮効率を高め、電気回路の部品点数削減を図る塵芥収集装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題に鑑み、請求項1、2の発明は、特許請求の範囲に記載の通りである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明により、プレス板のプレスシリンダが完了位置まで確実に到達することを保証し投入物の圧縮効率を高めることができる。また請求項2の発明により、各シリンダに共通して供給される油圧を計測することで、電気回路の部品点数の削減を図る塵芥収集装置を提供することできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下に、本発明の好適な一実施形態である塵芥収集装置1について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれ、該技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うまでもない。実施形態ではコンテナ脱着装置付自動車に脱着される塵芥収集コンテナであるが、塵芥収集車にも適用できることは無論である。
【0008】
以下、図1乃至図7を参照して、本発明の実施形態であるコンテナ型の塵芥収集装置1について説明する。この塵芥収集装置1は、鉄鋼製で箱型に形成された塵芥収容箱2と、その後部に開閉自在に設けられたパッカー3とを備えている。この塵芥収容箱2は、底板2aと、そこから垂直に立ち上がる前壁2b、右側壁2c、左側壁2d、上壁2eとから構成されている。パッカー3は、開閉自在な後壁としての機能を果たすものであり、これにより塵芥収容箱2に概ね閉じられた内部空間を形成することができ、この内部空間に一時的に廃棄物を貯留し排出することが可能である。また、前壁2bの上部にフック受け部2gが固着されている。吊上フック等を設けた荷役自動車(図示略)にこのフック受け部2gを係止させることができ、塵芥収集装置1が積み降ろし自在になっている。フック受け部2gに代え又はフック受け部2gとともに、ワイヤ係止部材(図示略)を設けた荷役自動車(図示略)に対しては、図1の点線で示す通りワイヤ取付部材2kを設け、ワイヤで吊り上げることもできる。底板2aの裏面に、案内凸部20、前方に支持脚2h、後方に車輪2iが左右一対設けられている。
【0009】
レシプロ式構造のパッカー3の構成について図2乃至図4を参照して説明する。図2のパッカー3の外観に示す通り、パッカー3は上壁2eの後端部に左右一対設けたヒンジ31に接続された開閉蓋32を備え、ヒンジ31により回動可能となり、塵芥収容箱2の内部空間を開閉自在とし、廃棄物の出し入れや悪臭の拡散などを防止するものである。開閉蓋32は甲羅状に後ろ方向に外方に膨らんだカバー形状に形成されたものである。ヒンジ33aは右側壁2c及び左側壁2dに各々左右一対固定され、また、ヒンジ33bは開閉蓋32の側面下部に各々左右一対固定されている。左右一対のパッカー開閉シリンダ35は、その上端がヒンジ33aに接続されるとともに、その下端がヒンジ33bに接続されている。
【0010】
開閉蓋32の左右両側には、パッカー開閉シリンダ35の上側にこれと略平行にスライドシリンダ36が設けられている。これらパッカー開閉シリンダ35及びスライドシリンダ36は、図2及び図3に示す通り、開閉蓋32の外部に配設されたものであるが、内部に配設することもできる。スライド溝30aはスライド板37とスライドシリンダ36を連結させるために設けたものである。また、開閉蓋32の底面に車輪30cが形成され、塵芥収集装置1の荷役自動車7への積み降ろしを容易としている。図3及び図4に示す通り、開閉蓋32の内部の下部に横方向に広がる廃棄物受皿30dが形成されている。
【0011】
開閉蓋32の内部空間に配設されたスライド板37は、スライド溝30aに沿って斜め上下方向にスライドシリンダ36により駆動されることができるものである。スライド板37の下端部にプレス板38を回動することができるプレスシリンダ39が配置されている。プレス板38とプレスシリンダ39はヒンジ39aを介して連結されている。
【0012】
図1に示す塵芥収集装置1の内部には、廃棄物を外部に排出する廃棄物排出部材4が設けられている。この廃棄物排出部材4は、ヒンジ41を介して前壁2b内側部分と接続するピストンロッド42を備えた排出多段シリンダ43と、排出多段シリンダ43の後端とヒンジ44を介して接続するとともに車輪45を備え廃棄物を送り出すことができる排出板46とから構成されている。排出多段シリンダ43の伸縮により排出板46が前後方向に往復移動できるようになっている。排出板46は、塵芥収集装置1の内部空間に貯留された廃棄物を後方に向かって排出できるよう、移動壁の機能を果たすことができる形状及び構造になっている。この排出板46は傾斜面を後部に備え、廃棄物の排出を円滑としている。
【0013】
なお、塵芥収集装置1内部の前方の底板2aに積込油圧回路5が固設され、また、開閉蓋32に操作部32aが設けられている。プレス板38は廃棄物受皿30dに適合した形状である。
【0014】
塵芥収集装置1の内部空間の前方部に配設された積込油圧回路5について図5を参照して説明する。この積込油圧回路5は、オイルタンク50を備える油圧源51と、油圧源51と配管52で接続される油圧アクチュエータ部53とを備えている。油圧源51は、油圧ポンプ54、サクションストレーナ55、ラインフィルタ56、及びエンジンEを備えている。油圧アクチュエータ部53には、排出板46、プレス板38、及びスライド板37をそれぞれ駆動する対応する4個の電磁制御弁V1〜V4を備え、それぞれの電磁制御弁には2個のソレノイドが付設されて、対応するソレノイドSOLa〜SOLhを構成してある。これらのソレノイドSOLa〜SOLhは電気回路7から信号がこないときは、常閉(OFF)である。油圧アクチュエータ部53は、複数個のリリーフ弁57と、配管58と、逆止弁59を備えている。68は電磁制御弁、69はアンカーブロックであり、また、油圧アクチュエータ部53内の配管はセンターバイパス構造である。積込込油圧回路5の構成は適宜変更が可能である。
【0015】
また、配管52に圧力計6を備え、電磁制御弁V1〜V4を貫通する配管の圧力を計測するようになっている。つまり、電磁制御弁V1〜V4に共通して供給される圧力を計測することで、個々の圧力を計測するセンサを設置せずに、その構造を簡略化し、圧力の制御を容易化してある。
【0016】
図6に示す電気回路7が、スライド板上昇工程において、圧力計6で計測した油圧が設定圧力(ここでは20MPa)以上か否かを判定し、計測された油圧が設定圧力以上と判定されると、スライド板37の駆動を停止させ、排出板46を前方に移動させて圧力を解放し、スライド板37の駆動を再開し、前記スライド板上昇工程が完了したか否かを判定し、完了していない場合には、スライド板37を駆動するスライドシリンダ36が完了位置になるまでスライド板37の駆動を繰り返すものである。これについて図7を参照して詳細に説明する。
【0017】
電気回路7について図6を参照して説明する。電気回路7は、CPU70、RAM71、ROM72、入出力インタフェース73がバス74により相互に接続されたものであり、積込油圧回路5の油圧制御等を司っているものである。図示は略すがカウンタ、タイマ等も備えている。LSIロジックよりなるものでも良い。また、CPUによる制御に代えて、シーケンス回路で構成してもよい。
【0018】
パッカー3には、各リミットスイッチLS1〜LS4が配置されている。ここで、リミットスイッチLS1はスライド板37の上昇終了位置を、リミットスイッチLS2はスライド板37の下降終了位置を、リミットスイッチLS3はプレス板38の反転終了位置を、リミットスイッチLS4はプレス板38の圧縮終了位置を、それぞれ検出するようになっている。
【0019】
圧力計6、リミットスイッチLS1〜LS4、操作部32aの各種操作スイッチSW1〜SW6からの各種信号が入出力インタフェース74を介して入力されるようになっている。
また、各種のコマンド信号が入出力インタフェース74を介してエンジンE、電磁制御弁V1〜V4等に出力されるようになっている。SW1は塵芥積込作業か塵芥排出作業かを選択する第1選択スイッチ、SW2は塵芥積込装置の始動スイッチ、SW3は1サイクル停止式か連続作動式かを選択する第2選択スイッチ、SW4、5は停止スイッチ、SW6はイグニッションスイッチである。
【0020】
次に塵芥収集装置1の動作を図7のフローチャートを参照して説明する。図1の上端点線位置に示すプレス板38は塵芥の詰め込み終了、もしくは塵芥投入時の状態を示しており、この状態ではスライドシリンダ36,36はいずれも伸長され、スライド板37は上昇終了位置にあってリミットスイッチLS1を作動させ、さらにプレス板38は圧縮終了位置にあってリミットスイッチLS4を作動させている。
【0021】
この状態で第1選択スイッチSW1を上方位置(積込位置)に切換えるとともに、第2選択スイッチSW3を下方位置(単動位置)に切換え、始動スイッチSW2を押圧操作する。これにより塵芥積込動作を開始し、ソレノイドSOLhが励磁される。ソレノイドSOLhが励磁されることで電磁制御弁V4が切換えられてプレスシリンダ39,39を縮退させ、これによりプレス板38が図1において反時計回りの方向に回動し、プレス板38のプレス面が略水平になる位置まで反転する(S1:プレス板反転工程)。この工程では、ソレノイドSOLh以外の他のソレノイドは励磁されない。
【0022】
そして、プレス板38が反転終了位置に達すると、リミットスイッチLS3が作動してソレノイドSOLeが励磁され、これにより電磁制御弁V3が切換えられてスライドシリンダ36,36を縮退させる。このシリンダ36,36の縮退によりスライド板37はスライド溝30aに沿って下降し、これに連設されているプレス板38もそのプレス面を略水平状態で保持したまま下降し、プレス板38とパッカー3の底面の円弧面との間で塵芥を押し潰す(S2:スライド板下降工程)。この工程では、ソレノイドSOLe以外の他のソレノイドは励磁されない。
【0023】
プレス板38が下降終了位置に達すると、リミットスイッチLS2が作動してソレノイドSOLgが励磁される。これにより電磁制御弁V4が切り換えられてプレスシリンダ39,39を伸長させる。この結果、プレス板38は、そのプレス面が略垂直状態になる位置まで図1において時計回りの方向に回動し、前工程で押し潰された塵芥をプレス板38のプレス面とパッカー3の底面の平坦面間で圧縮する(S3:プレス板正転工程)。
【0024】
S4ではプレス板38が圧縮終了位置に達っしていることから、ソレノイドSOLfが励磁される。これにより電磁制御弁V3が切換わり、スライドシリンダ36,36を伸長させる。この結果、プレス板38はそのプレス面が略垂直状態を保持したまま上昇し、前行程にて圧縮した塵芥を塵芥収容箱3内に詰め込む(スライド板上昇工程)。この工程では、ソレノイドSOLf以外の他のソレノイドは励磁されない。
【0025】
次に、圧力計6にて計測された圧力が設定圧力(ここでは20MPa)を超えたか否かを判定する(S5)。肯定判定された場合には、ソレノイドSOLfの励磁を停止しスライドシリンダ36,36を停止することでスライド板37の上昇を中断し、ストロークタイムを中断し、ソレノイドSOLdを励磁し、排出板46を塵芥収集箱2の前方に移動し、塵芥の圧力を緩和する(S6)。次に、ソレノイドSOLfの励磁を再開しスライドシリンダ36,36を再駆動することでスライド板37のスライドを行う(S7)。そして、S8に移行する。S5で否定判定された場合又はS7での処理の後、S7においてストロークタイムに至ったか否かを判定する(S8)。肯定判定なら故障と判断し、S10に移行する。ここでストロークタイムとは、スライドシリンダ36,36のシリンダの伸び時間又は短縮時間をいう。このストロークタイムはロックシリンダ34と、パッカー開閉シリンダ35、排出多段シリンダ43には設けていない。この工程では、ソレノイドSOLd及びSOLf以外の他のソレノイドは励磁されない。なお、S5〜S7の処理は単数回のみならず、複数回行うことがある。
【0026】
S8で否定判定ならリミットスイッチLS1が動作したか否か、つまり、スライド板37はスライド上昇終了位置に至ったか否かを判定する(S9)。否定判定ならS4に戻り同様の処理を行う。S8又はS9にて肯定判定された場合には、S10に移行する。S8又はS9いずれか一方がYESになれば、S10に進むこととなる。
【0027】
S10にて連続動作させるか否か、つまり、上述したプレス板反転工程、スライド板下降工程、プレス板正転工程、スライド板上昇工程を順次行うか否かを判定し、肯定判定なら(S10)、S1に戻り、パッカー3が所要の動作を繰り返す。
【0028】
S10で肯定判定の場合は、第1選択スイッチSW1を積込位置に切換えるとともに、第2選択スイッチSW3を連動側に切換え、始動スイッチSW2を押圧操作する場合である。これにより、プレス板反転工程、スライド板下降工程、プレス板正転工程、スライド板上昇工程が順次行われ、スライド板上昇工程が終了すると引き続きプレス板反転工程に移行してこのプレス板反転工程から同様に順次各行程に移行することで、塵芥積込動作を連続して作動させることができる。1サイクル停止式の場合には、S10にて否定判定され、パッカー3の動作はストップする。
【0029】
このように塵芥が満杯近くになり当該塵芥が障害になっても、スライド板37の上昇縮動作を完了させることができるので、スライド板上昇工程を省略せずに最後まで完了することにより、スライド板上昇工程の作業効率を著しく高めることができる。また、圧力計6で計測した圧力値にもとづいて、スライドシリンダ36,36のみならず、プレスシリンダ39,39等の作動制御をも行うことができるので、電気回路の部品点数も低減し、電気回路の回路構成を簡素にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明実施形態の塵芥収集装置1の構造を示す正面図である。
【図2】同装置1のパッカー3の正面図である。
【図3】同パッカー3の外部構造の右側面図である。
【図4】同パッカー3の内部構造の正面図である。
【図5】同積込油圧回路5の油圧基本回路図である。
【図6】同電気回路のブロック図である。
【図7】塵芥収集装置1の電気回路7が行う塵芥積込動作の処理を示すフローチャートである。
【図8】従来の塵芥収集装置の塵芥積込動作を示す作動フローチャートである。
【符号の説明】
【0031】
1 廃棄物収集装置 2 塵芥収集箱 3 パッカー E エンジン
34 ロックシリンダ 35 パッカー開閉シリンダ 36 スライドシリンダ
37 スライド板 38 プレス板 39 プレスシリンダ 4 廃棄物排出部材
43 排出多段シリンダ 46 排出板 5 積込油圧回路 52 配管
53 油圧アクチュエータ部 54 油圧ポンプ 58 配管 59 逆止弁
V1〜V4 電磁制御弁 SOLa〜SOLh ソレノイド 6 圧力計
68 電磁制御弁 7 電気回路 LS1〜LS4 リミットスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塵芥収容箱の内部に、排出シリンダによって前後動可能な排出板が配設されるとともに、前記塵芥収容箱の後端開口部にパッカーが開閉自在に配設され、前記パッカーの内部に、積込油圧回路にて駆動されて塵芥を前記塵芥収容箱に向けて積込み移動させるプレス板と、該プレス板をスライドさせるスライド板と、が配設され、前記積込油圧回路を電気回路によりプレス板反転工程、スライド板下降工程、プレス板正転工程、スライド板上昇工程を1サイクルとして作動させることで、パッカーに投入した塵芥を塵芥収容箱に収集する塵芥収集装置において、
前記積込油圧回路は、
油圧源と、該油圧源と配管で接続される油圧アクチュエータ部とを備え、
該油圧アクチュエータ部に前記排出板、プレス板、及びスライド板をそれぞれ駆動するシリンダに対応する複数の電磁制御弁を備え、
前記スライド板を駆動するスライドシリンダへ供給される油圧を計測する圧力計を備え、
前記電気回路が、前記スライド板上昇工程において、前記圧力計で計測した油圧が設定圧力以上か否かを判定し、前記油圧が設定圧力以上と判定されると、前記スライド板の駆動を停止させ、前記排出板を前方に移動させ、前記スライド板の駆動を再開し、前記スライド板上昇工程が完了したか否かを判定し、完了していない場合には、前記スライド板を駆動するシリンダが完了位置になるまで前記スライド板の駆動を繰り返す、
ことを特徴とする塵芥収集装置。
【請求項2】
前記油圧回路が前記配管に備えられる請求項1の塵芥収集装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−214040(P2008−214040A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−54893(P2007−54893)
【出願日】平成19年3月5日(2007.3.5)
【出願人】(399016695)株式会社瑞穂 (13)
【Fターム(参考)】