説明

情報提供システム、情報提供方法およびプログラム

【課題】招待客がより簡単に情報の提供を受けられる情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】生成部21は、招待状に記載されるURL及び主催者番号が符号化された2次元コードを生成する。記憶部23は、主催者番号と、結婚式に関する情報と、動画データとを対応付けて記憶する。送受信部22は、招待状に記載された2次元コードを読み取って復号化することにより得られるURL及び主催者番号に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を受信する。抽出部26は、送受信部22でアクセス要求を受信すると、記憶部23を参照して、アクセス要求に含まれる主催者番号に対応する結婚式に関する情報と動画データとを抽出する。送受信部22は、抽出された結婚式に関する情報と動画データとを招待客端末に送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供システム、情報提供方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
結婚式や結婚披露宴などの催しでは、催しの主催者から招待客へ招待状が事前に送られる。招待状には、その催しの日時、場所等の催しに関する情報が記載されている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示された結婚披露宴管理システムによれば、招待状を受け取った招待客は、招待状に記載されたURL(Uniform Resource Locator)から、結婚式に関する情報を招待客に提供するwebサイトにアクセスできる。招待客は、このwebサイトを介して、結婚式に関する情報の提供を受けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−30350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記特許文献1に記載のシステムでは、招待客が結婚式に関する情報の提供を受けるには、URLをwebブラウザに入力する必要がある。このため、URLの誤入力によって、招待客がwebサイトにアクセスできないことがある。また、コンピュータの入力操作に慣れない招待客にとってはURLの入力が億劫なため、招待客がwebサイトにアクセスしないこともある。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、招待客がより簡単に情報の提供を受けられる情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報提供システムは、
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成部と、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、前記第1の動画データとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、ネットワークを介して受信する受信部と、
前記受信部で前記アクセス要求を受信すると、前記記憶部を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
この場合、前記受信部は、
前記招待客端末から前記招待客を識別する第2の識別情報と第2の動画データとを、前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記受信部で受信した前記第2の識別情報と前記第2の動画データとを、前記第1の識別情報に対応付けて記憶する、
こととしてもよい。
【0009】
また、前記記憶部は、
前記第1の識別情報に対応付けて認証情報を記憶し、
前記抽出部は、
前記受信部が受信した前記アクセス要求に対して、前記認証情報を前記招待客端末に要求し、
前記受信部が受信した前記招待客端末から送信された認証情報と前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記認証情報とが一致する場合、前記催しに関する情報と前記動画データとを抽出する、
こととしてもよい。
【0010】
また、前記第1の動画データは複数であって、
前記記憶部は、
前記各第1の動画データと前記各第1の動画データに対応する認証情報とを対応付けて記憶し、
前記抽出部は、
複数の前記第1の動画データのうち、前記受信部が受信した前記招待客端末から送られた認証情報に対応する前記第1の動画データを抽出する、
こととしてもよい。
【0011】
また、前記受信部は、
前記招待客端末から前記第2の識別情報と、前記催しへの出欠に関する情報及び前記催しに関するコメントの少なくとも一方と、を前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記第2の識別情報と前記催しへの出欠に関する情報と前記催しに関するコメントとを、前記第1の識別情報に対応付けて記憶する、
こととしてもよい。
【0012】
また、前記受信部は、
前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記第1の識別情報と対応付けて、前記受信部で受信した前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを記憶する、
こととしてもよい。
【0013】
また、前記記憶部に記憶された第2の動画データを編集する動画データ編集部をさらに備える、
こととしてもよい。
【0014】
また、前記コード情報は、
2次元コードである、
こととしてもよい。
【0015】
本発明の第2の観点に係る情報提供方法は、
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成工程と、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、前記第1の動画データとを対応付けてサーバの記憶領域に記憶する記憶工程と、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、前記サーバがネットワークを介して受信する受信工程と、
前記受信工程において前記アクセス要求を受信すると、前記記憶領域を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程において抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記サーバが前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信工程と、
を含む。
【0016】
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成部、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、第1の動画データとを対応付けて記憶領域に記憶する記憶部、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、ネットワークを介して受信する受信部、
前記受信部によって前記アクセス要求を受信すると、前記記憶領域を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出部、
前記抽出部によって抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信部、
として機能させる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、招待客は媒体に掲載されたコード情報を招待客端末で読み取るだけで、催しに関する情報と動画データを入手することができる。これにより、招待客がより簡単に情報の提供を受けられる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態1に係る情報提供システムの利用態様を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す情報提供システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す情報提供システムの機能構成を示すブロック図である。
【図4】符号化されたURL及び主催者番号の一例を示す図である。
【図5】図5(A)は、実施形態1に係る主催者情報テーブルの一例を示す概念図である。図5(B)は、実施形態1に係る招待客情報テーブルの一例を示す概念図である。
【図6】図6(A)は、実施形態1に係る事業者用メニューの画面イメージである。図6(B)は、実施形態1に係る主催者登録ページの画面イメージである。図6(C)は、実施形態1に係る通知ページの画面イメージである。
【図7】図7(A)は、実施形態1に係るログインページの画面イメージである。図7(B)は、実施形態1に係るメインメニューの画面イメージである。
【図8】図8(A)は、実施形態1に係る認証ページの画面イメージである。図8(B)は、実施形態1に係る招待客用ページの画面イメージである。
【図9】図9(A)乃至(C)は、図1に示す情報提供システムによる登録及び提供処理のフローチャートである。
【図10】主催者の登録処理のフローチャートである。
【図11】動画データSの登録処理のフローチャートである。
【図12】動画データSの提供処理のフローチャートである。
【図13】動画データMの登録処理のフローチャートである。
【図14】本発明の実施形態2に係る主催者情報テーブルの一例を示す概念図である。
【図15】図15(A)は、実施形態2に係る主催者登録ページの画面イメージである。図15(B)は、実施形態2に係るメインメニューの画面イメージである。
【図16】実施形態3に係る情報提供システムの機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
(実施形態1)
本発明の実施形態1について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係るサーバとしての情報提供システム100は、事業者によって管理されている。携帯端末200は、結婚式を挙げる新郎新婦(以下、単に「主催者」とする)に所持される。携帯端末300は、結婚式に招待される招待客に所持される。携帯端末200、300は、通話機能の他に、カメラと、通信機能と、コードリーダとを備える。携帯端末200、300は、カメラを用いて静止画、動画を撮影することが可能である。携帯端末200、300は、通信機能を用いて、ネットワーク400を介して情報提供システム100との間で、データ通信が可能である。また、携帯端末200、300は、コードリーダを用いて、カメラで撮像した2次元コードに基づいて、ネットワーク400を介して情報提供システム100にアクセス要求を送信できる。
【0020】
情報提供システム100は、ネットワーク400を介して、結婚式に関する情報及び動画データS(第1の動画データ)を携帯端末300に提供する。動画データSは、主催者が招待客へ向けてメッセージや挨拶を述べる様子を撮影した動画に対応するものである。動画データSは、携帯端末200で撮影したものであってもよいし、ビデオカメラ等で撮影したものであってもよい。結婚式に関する情報は、例えば、主催者(新郎及び新婦)の氏名、結婚式の日時、会場、会場の住所及び電話番号、会場の地図、主催者のメッセージ等である。結婚式に関する情報及び動画データSは、主催者が携帯端末200を用いて情報提供システム100のサイトαにアクセスすることで登録が可能である。
【0021】
また、情報提供システム100は、ネットワーク400を介して、招待客に関する情報及び動画データM(第2の動画データ)を携帯端末200に提供する。招待客に関する情報は、例えば、招待客の氏名、招待客の結婚式への出欠に関する情報、招待客のコメント、携帯端末300のメールアドレス等である。動画データMは、招待客が主催者へ向けてお祝いを述べる様子を撮影した動画に対応するものである。動画データMは、携帯端末300で撮影したものであってもよいし、ビデオカメラ等で撮影したものであってもよい。招待客に関する情報及び動画データMは、招待客が携帯端末300を用いて情報提供システム100のサイトβにアクセスすることで登録が可能である。
【0022】
事業者は、主催者の依頼を受けて、主催者から提供された招待客の住所、氏名等のリストに基づいて招待状1を印刷し、招待状1を招待客に発送する。なお、招待客は、複数であるが、図1では、説明を簡略化するために1人の招待客を示している。
【0023】
例えば、事業者は、招待客の住所、氏名等のリストを情報提供システム100に入力する。情報提供システム100は、入力された情報に基づいて、招待客宛の招待状1を作成する。
【0024】
招待状1には、例えば、結婚式の日時、会場の場所の他に、2次元コード2及び招待客用パスワードが掲載されている。情報提供システム100は、これら掲載情報をプリンタ500に出力する。プリンタ500は、掲載情報を招待状1に印刷する。印刷された招待状1は、例えば郵送により招待客に配布される。
【0025】
2次元コード2は、例えば、QRコード(登録商標)である。2次元コード2には、サイトβのURL等が符号化されている。招待客用パスワードは、招待客がサイトβにログインするために必要なパスワードである。招待状1を受け取り、その内容を見た招待客は、携帯端末300のカメラで招待状1に掲載されている2次元コード2を撮像する。携帯端末300は、コードリーダを用いて、撮像された2次元コード2を読み取って復号化する。こうすることで、招待客は、サイトβにアクセスできる。サイトβにアクセスした招待客は、招待状1に記載された招待客用パスワードを用いてサイトβにログインすることで、結婚式に関する情報及び動画データSの提供を受けることができる。
【0026】
次に、情報提供システム100について、さらに詳細に説明する。まず、図2を参照して、本実施形態に係る情報提供システム100のハードウェア構成について説明する。
【0027】
図2に示すように、情報提供システム100は、ROM(Read Only Memory)10と、RAM(Random Access Memory)11と、外部記憶装置12と、入力装置13と、出力装置14と、通信インタフェース15と、CPU(Central Processing Unit)16とを備える。
【0028】
ROM10は、各種初期設定、ハードウェアの検査、ソフトウェアプログラムのロード等を行うための初期プログラムを記憶する。RAM11は、CPU16が実行する各種ソフトウェアプログラム、これらのソフトウェアプログラムの実行に必要なデータ等を一時的に記憶する。外部記憶装置12は、例えば、ハードディスク等であって、各種ソフトウェアプログラム、音声データ、画像データ、動画データ等の各種データを記憶する。これらソフトウェアプログラムの中には、アプリケーションソフトウェアプログラムやOS(Operating System)のような基本ソフトウェアプログラムなどが含まれている。
【0029】
入力装置13は、例えば、キーボード等である。入力装置13は、事業者がキーボードを用いて入力したテキストデータ等をCPU16に入力する。出力装置14は、例えば、液晶ディスプレイ等の画面、スピーカ等を備える。
【0030】
出力装置14は、CPU16によって出力されたテキストデータ、画像データを画面に出力し、音声データをスピーカから出力する。
【0031】
通信インタフェース15は、送受信回路等を備える。通信インタフェース15は、ネットワーク400と接続する。情報提供システム100は、通信インタフェース15とネットワーク400とを介して、携帯端末200、300との間でデータを送受信する。通信インタフェース15は、情報提供システム100がネットワーク400にアクセスするための通信処理等も行う。
【0032】
CPU16は、外部記憶装置12に記憶されたソフトウェアプログラムをRAM11に読み出して、そのソフトウェアプログラムを実行制御することにより、以下の機能構成を実現する。
【0033】
次に、図3を参照して、情報提供システム100の機能構成を説明する。
【0034】
情報提供システム100は、図3に示すように、生成部21と、送受信部22と、記憶部23と、画面データ作成部24と、登録部25と、抽出部26とを備える。記憶部23は、外部記憶装置12の記憶領域に構築されている。
【0035】
生成部21は、サイトβのURL(アクセス先に関する情報)及び結婚式の主催者を識別可能な主催者番号(第1の識別情報)が符号化された2次元コード2を生成する。主催者番号は、主催者に割り当てられる固有の番号である。例えば、生成部21は、スキームと、ドメイン名と、ファイル名と、主催者番号とが図4に示すように連結されたものを符号化する。2次元コード2は、プリンタ500によって招待状1に印刷される。2次元コード2等が印刷された招待状1は、招待客に郵送される。
【0036】
送受信部22は、ネットワーク400を介して、各種データを携帯端末200、300に送信する。また、送受信部22は、ネットワーク400を介して、携帯端末200、300から送信された各種データを受信する。例えば、送受信部22は、招待状1に記載された2次元コード2を読み取って復号化することにより得られるサイトβのURL及び主催者番号に基づいて携帯端末300から送信されたアクセス要求を、ネットワーク400を介して受信する。
【0037】
記憶部23は、各種ソフトウェアプログラム、メッセージやコメント等のテキストデータ、動画データS、M等の各種データを記憶する。
【0038】
また、記憶部23は、主催者番号と、結婚式に関する情報と、動画データSとを対応づけて記憶する。
【0039】
より具体的には、記憶部23は、図5(A)に示すような主催者情報テーブルを記憶する。主催者情報テーブルには、主催者番号、ログインID、パスワード、メールアドレス、結婚式に関する情報、動画データ名が格納される。ログインIDは、主催者がサイトαにログインするときに入力するIDである。パスワードは、主催者がサイトαにログインする際に要求されるパスワードである。メールアドレスは、主催者への連絡用のメールアドレスであって、例えば、携帯端末200のメールアドレスである。動画データ名は、例えば、記憶部23が記憶した動画データSのファイル名である。
【0040】
図5(A)に示す主催者情報テーブルによれば、例えば、主催者番号「1」に対して、ログインID「XYZ]、パスワード「abc」、メールアドレス「pp@qq.ne.jp」、結婚式に関する情報として結婚式の日時「2011年9月22日10時」、動画データ名「S」が格納されている。また、主催者番号「2」に対して、ログインID「TUV]、パスワード「def」、メールアドレス「rr@nn.ne.jp」、結婚式に関する情報として結婚式の日時「2011年9月29日17時」、動画データ名「Su」が格納されている。
【0041】
また、記憶部23は、招待客のメールアドレス(第2の識別情報)と、動画データMと、招待客用パスワード(認証情報)とを、主催者番号に対応付けて記憶する。さらに、記憶部23は、招待客に関する情報を招待客のメールアドレスに対応付けて記憶する。招待客のメールアドレス、動画データM、招待客に関する情報は、ネットワーク400を介して携帯端末300から送信され、送受信部22によって受信される。
【0042】
より具体的には、記憶部23は、図5(B)に示すような招待客情報テーブルを記憶する。招待客情報テーブルには、主催者番号、招待客用パスワード、招待客氏名、出欠情報、招待客メールアドレス、動画データ名、コメントが格納される。招待客氏名、出欠情報及びコメントは、招待客に関する情報に対応する。招待客用パスワードは、招待客がサイトβにログインするときに要求されるパスワードである。招待客用パスワードは、主催者又は事業者が任意に決めたものである。動画データ名は、例えば、記憶部23が記憶した動画データMのファイル名である。コメントは、招待客から主催者へのお祝い等のコメントである。
【0043】
図5(B)に示す招待客情報テーブルによれば、例えば、主催者番号「1」に対して、招待客用パスワード「xyz]、招待客氏名「NAME」、出欠情報「出席」、招待客メールアドレス「hh@nn.ne.jp」、動画データ名「M」、コメント「CCC」が格納されている。なお、図5(B)に示す招待客情報テーブルは、主催者番号「1」に対して複数の招待客と、各招待客に対応する動画データMとを格納できる。
【0044】
図3に戻って、画面データ作成部24は、出力装置14が備える画面に表示する画面データを作成する。画面データ作成部24によって作成された画面データは、出力装置14に出力され、画面データに対応する内容が画面に表示される。
【0045】
また、画面データ作成部24は、携帯端末200、300に送信する画面データを作成する。画面データ作成部24によって作成された画面データは、送受信部22を介して携帯端末200、300に送信される。携帯端末200、300は、受信した画面データに対応する内容を画面に表示する。
【0046】
画面データ作成部24は、記憶部23に記憶された主催者情報テーブル、招待客情報テーブルを参照して、各種情報に基づいて上記画面データを作成する。ここで、画面データ作成部24によって作成される画面データに対応する内容の一例を、図6乃至8を参照しながら具体的に説明する。
【0047】
図6は、事業者が主催者を情報提供システム100に登録する際に利用する事業者用サイトに含まれるページの構成である。事業者用サイトのページは、出力装置14が備える画面に表示される。
【0048】
図6(A)は、事業者用メニューである。事業者用メニューの項目は、「主催者一覧」と「主催者登録」である。「主催者一覧」は、既に登録された主催者の一覧を表示するページへのリンクである。「主催者登録」は、主催者の情報を入力するページ(以下、単に「主催者登録ページ」とする)へのリンクである。
【0049】
図6(B)は、主催者登録ページである。主催者登録ページには、「ログインID」と、「パスワード」と、「パスワード確認」と、「新郎氏名」と、「新婦氏名」と、「招待客用パスワード」と、「結婚式の日時」と、「メールアドレス」とを入力できるテキストボックス及び登録ボタンが設けられている。
【0050】
「ログインID」及び「パスワード」は、主催者がサイトαにログインする際に要求するログインIDとパスワードを入力するテキストボックスである。主催者が入力したログインIDとパスワードとが主催者情報テーブルに登録されたものと一致した場合に限って、主催者はサイトαにログインできる。「パスワード確認」は、パスワードのテキストボックスに入力したパスワードの確認用にパスワードを再入力させるためのテキストボックスである。
【0051】
「新郎氏名」及び「新婦氏名」は、主催者である新郎と新婦の氏名を入力するテキストボックスである。「招待客用パスワード」は、招待客がサイトβにログインするときに要求されるパスワードを入力するテキストボックスである。「結婚式の日時」は、結婚式が行われる日時を入力するテキストボックスである。「メールアドレス」は、主催者への連絡用のメールアドレスを入力するテキストボックスであって、例えば、携帯端末200のメールアドレスが入力される。なお、ログインID、パスワード、招待客用パスワードは、あらかじめ主催者が任意に決定したものである。
【0052】
登録ボタンは、上記各テキストボックスに入力された情報を情報提供システム100に送信するためのボタンである。事業者が各テキストボックスに入力して、登録ボタンを入力すると、入力された情報に対応するデータが入力装置13からCPU16に入力される。
【0053】
図6(C)は、主催者の登録が完了したことを事業者に通知するための通知ページである。通知ページには、主催者の登録完了を事業者に通知するメッセージに加え、生成部21によって生成されたサイトαのURLが符号化された2次元コード及び2次元コード2が表示される。事業者は、これら2次元コードをカメラ付きの携帯端末等で読み取ることで、サイトα、βに正しくアクセスできるかを確認できる。
【0054】
図7は、主催者が結婚式に関する情報及び動画データSを情報提供システム100に登録する際に利用するサイトαに含まれるページの構成である。画面データ作成部24は、これらの画面データを作成して、作成した画面データを送受信部22を介して携帯端末200に送信する。
【0055】
図7(A)は、ログインページである。ログインページには、「ログインID」、「パスワード」を入力するテキストボックス及びログインボタンが設けられている。主催者が携帯端末200を操作して、ログインID及びパスワードをテキストボックスに入力して、ログインボタンを入力すると、携帯端末200から入力されたログインID及びパスワードが情報提供システム100に送信される。
【0056】
図7(B)は、メインメニューである。メインメニューには、例えば、「サイトβの確認」、「コメントの確認」、「出欠確認」、「招待客の動画確認」、「動画のアップロード」、「動画の削除」、「メッセージの入力、変更、削除」、「会場情報の入力、変更、削除」、「日時の入力、変更、削除」、「ログアウト」のリンクがある。
【0057】
「サイトβの確認」は、招待客に提示されるサイトβの内容を確認する確認ページへのリンクである。「コメントの確認」は、招待客から情報提供システム100に送信されたコメントの一覧ページへのリンクである。「出欠確認」は、招待客から情報提供システム100に送信された出欠情報の一覧ページへのリンクである。「招待客の動画確認」は、招待客から情報提供システム100に送信された動画データMに対応する動画の一覧ページへのリンクである。
【0058】
「動画のアップロード」は、動画データSを情報提供システム100に送信するためのリンクである。主催者が「動画のアップロード」をクリックすると、電子メールの送信フィームが開く。このリンクのコードには、例えば、タグが挿入されており、電子メールの送信フォームの件名に、主催者番号を含む件名が挿入される。主催者は、この電子メールに動画データSを添付して返信すると、動画データSを情報提供システム100に登録できる。
【0059】
「動画の削除」は、登録済みの動画データSを削除するためのページへのリンクである。「メッセージの入力、変更、削除」、「会場情報の入力、変更、削除」、「日時の入力、変更、削除」は、それぞれメッセージ、会場情報、日時の登録、編集、削除等を行うページへのリンクである。「ログアウト」は、サイトαからログアウトするためのリンクである。
【0060】
図8は、招待客に関する情報、招待客メールアドレス及び動画データMを情報提供システム100に登録する際に利用するサイトβに含まれるページの構成である。画面データ作成部24は、これらの画面データを作成して、作成した画面データを、送受信部22を介して携帯端末300に送信する。
【0061】
図8(A)は、認証ページである。認証ページには、「パスワード」を入力するためのテキストボックスが設けられており、招待客は、招待状1に記載された招待客用パスワードをこのテキストボックスに入力する。
【0062】
図8(B)は、例えば、招待客用ページである。招待客用ページには、日時、会場情報などの結婚式に関する情報、主催者がサイトαを介して登録したメッセージ、動画データSに対応する動画のサムネイル画像の他に、「コメント」、「お名前」、「出欠」、「携帯メールメールアドレス」のテキストボックス及び送信ボタンがある。
【0063】
サムネイル画像の下には、「動画再生」のリンクがあり、このリンクをクリックすることで、動画データSに対応する動画が再生される。「コメント」は、例えば、招待客が主催者に送る祝辞やお祝いのテキストを入力するテキストボックスである。「出欠」は、招待客が結婚式に出席するか否かを入力するテキストボックスである。「出欠」は、テキストボックスではなく、出席、欠席をプルダウンメニューから選択するようにしてもよい。「お名前」は、招待客の氏名を入力するテキストボックスである。「携帯メールアドレス」は、メールアドレスを入力するテキストボックスであって、例えば、携帯端末300のメールアドレスが入力される。動画データMのアップロードを希望する招待客は、このテキストボックスに入力したメールアドレスに送信されるメールに対する返信のメールに動画データMを添付することによって、動画データMを情報提供システム100に登録できる。送信ボタンは、上記各テキストボックスに入力されたデータを情報提供システム100に送信するためのボタンである。
【0064】
なお、上記サイトαのメインメニューにおける確認ページでも、図8(B)と同様の画面が表示される。
【0065】
図3に戻って、登録部25は、入力装置13を介して入力されたログインID、パスワード、メールアドレス、招待客用パスワード等、携帯端末200から送信された結婚式に関する情報等、携帯端末300から送信された招待客に関する情報等を記憶部23に記憶された主催者情報テーブル又は招待客情報テーブルに格納する。また、登録部25は、携帯端末200から送信された動画データS及び携帯端末300から送信された動画データMを記憶部23に記憶させる。
【0066】
また、登録部25は、主催者情報テーブル又は招待客情報テーブルに格納されたメールアドレス宛に電子メールを、送受信部22を介して送信する。
【0067】
抽出部26は、送受信部22でアクセス要求を受信すると、主催者情報テーブルを参照して、アクセス要求に含まれる主催者番号に対応する結婚式に関する情報と動画データSとを抽出する。
【0068】
より詳細には、抽出部26は、送受信部22を介してアクセス要求を受信すると、招待客用パスワードを携帯端末300に要求する。このため、抽出部26は、画面データ作成部24にサイトβの認証ページ(図8(A)参照)の作成を指示する。画面データ作成部24は、認証ページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末300に送信する。そして、抽出部26は、招待客情報テーブルを参照して、アクセス要求に含まれる主催者番号に対応する招待客用パスワードと送受信部22が受信した携帯端末300から送信された招待客用パスワードとが一致する場合、主催者情報テーブルからアクセス要求に含まれる主催者番号を検索する。
【0069】
抽出部26は、検索した主催者番号に対応する結婚式に関する情報及び動画データSを抽出し、結婚式に関する情報及び動画データSを画面データ作成部24に出力する。画面データ作成部24は、抽出部26によって抽出された結婚式に関する情報及び動画データSを用いて画面データ(図8(B)参照)を作成する。作成された画面データは、送受信部22によって、ネットワーク400を介して携帯端末300に送信される。
【0070】
次に、図9を参照して、本実施形態に係る情報提供システム100の登録及び提供処理に係る動作のフローを説明する。
【0071】
図9(A)に示すように、情報提供システム100は、主催者の登録処理をサブルーチンとして実行する(ステップS1)。続いて、情報提供システム100は、2次元コード2、招待客用パスワード、招待客の住所、氏名等をプリンタ500に出力し(ステップS2)、動作を終了する。
【0072】
この結果、招待状1が印刷され、招待状1の宛名欄には、招待客の住所、氏名等が印刷される。招待状1は、例えば、郵送によって各顧客に発送される。
【0073】
図9(B)に示すように、情報提供システム100は、動画データSの登録処理をサブルーチンとして実行し(ステップS3)、動作を終了する。
【0074】
図9(C)に示すように、情報提供システム100は、動画データSの提供処理をサブルーチンとして実行する(ステップS4)。さらに、情報提供システム100は、動画データMの登録処理をサブルーチンとして実行する(ステップS5)。そして、情報提供システム100は動作を終了する。
【0075】
以下では、上記ステップS1、S3、S4及びS5のサブルーチンの詳細を説明する。
【0076】
まず、図10を参照して、主催者の登録処理(ステップS1)のフローを説明する。画面データ作成部24は、事業者によって、主催者登録の操作入力があるまで待つ(ステップS11;No)。主催者登録の操作入力があると(ステップS11;Yes)、画面データ作成部24は、事業者用メニューに対応する画面データを作成し、出力装置14に出力する(ステップS12)。出力装置14は、事業者用メニュー(図6(A)参照)を画面に表示する(ステップS13)。
【0077】
続いて、画面データ作成部24は、主催者登録のリンクに対するクリックに対応する入力を待つ(ステップS14;No)。主催者登録のリンクに対するクリックに対応する入力があると(ステップS14;Yes)、画面データ作成部24は、主催者登録ページに対応する画面データを作成し、出力装置14に出力する(ステップS15)。出力装置14は、主催者登録ページ(図6(B)参照)を画面に表示する(ステップS16)。
【0078】
続いて、登録部25は、登録ボタンの入力を待つ(ステップS17;No)。登録ボタンが入力されると(ステップS17;Yes)、登録部25は、パスワードのテキストボックスに入力されたパスワードとパスワード確認のテキストボックスに入力されたパスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS18)。パスワードが一致しない場合(ステップS18;No)、登録部25は、画面データ作成部24に画面データの作成を指示し、画面データ作成部24は、パスワード再入力のページに対応する画面データを作成し、出力装置14に出力する(ステップS19)。出力装置14は、パスワード再入力のページを画面に表示する(ステップS20)。そして、登録部25は、パスワード再入力のページに設けられた登録ボタンの入力を待つ(ステップS17)。
【0079】
一方、パスワードが一致した場合(ステップS18;Yes)、登録部25は、ログインID、パスワード、メールアドレス等を主催者情報テーブルに格納する(ステップS21)。続いて、生成部21は、2次元コード2及びサイトαのURLが符号化された2次元コードを生成する(ステップS22)。続いて、登録部25は、送受信部22を介して、主催者情報テーブルに格納したメールアドレス宛にサイトαのURLが記載された電子メールを送信する(ステップS23)。続いて、画面データ作成部24は、通知ページに対応する画面データを作成し、出力装置14に出力する(ステップS24)。出力装置14は、通知ページを画面に表示する(ステップS25)。そして、情報提供処理システム100は、登録及び提供処理に戻る。
【0080】
次に、図11を参照して、動画データSの登録処理(ステップS3)のフローを説明する。
【0081】
携帯端末200からサイトαのURLにアクセス要求があると(ステップS31)、画面データ作成部24は、ログインページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末200に送信する(ステップS32)。
【0082】
画面データを受信した携帯端末200は、画面にログインページ(図7(A)参照)を表示する(ステップS33)。続いて、携帯端末200は、主催者によって入力されたログインIDとパスワードとを情報提供システム100に送信する(ステップS34)。
【0083】
登録部25は、主催者情報テーブルを参照し、送受信部22を介して受信したログインIDとパスワードが主催者情報テーブルに格納されたものと一致するか否かを判定する(ステップS35)。ログインIDとパスワードが主催者情報テーブルに格納されたものと一致しない場合(ステップS35;No)、登録部25は、画面データ作成部24に画面データの作成を指示し、画面データ作成部24は、ログインページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末200に再度送信する(ステップS32)。
【0084】
一方、ログインIDとパスワードが主催者情報テーブルに格納されたものと一致する場合(ステップS35;Yes)、画面データ作成部24は、主催者情報テーブルを参照して、メインメニューに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末200に送信する(ステップS36)。
【0085】
画面データを受信した携帯端末200は、画面にメインメニュー(図7(B)参照)を表示する(ステップS37)。ここで、主催者によって動画のアップロードリンクに対するクリックに対応する入力がある場合(ステップS38;Yes)、携帯端末200は、主催者によって添付された動画データSを含む電子メールを情報提供システム100に送信する(ステップS39)。情報提供システム100が電子メールを、送受信部22を介して受信すると(ステップS40;Yes)、登録部25は、動画データSを記憶部23に記憶させ、主催者情報テーブルに動画データ名「S」を格納することによって主催者情報テーブルを更新する(ステップS41)。なお、情報提供システム100が電子メールを、送受信部22を介して受信しなかった場合(ステップS40;No)、情報提供システム100は、ステップS43に進む。
【0086】
一方、主催者によって動画のアップロードリンクに対するクリックに対応する入力がされなかった場合(ステップS38;No)、又は動画データSを添付した電子メールが情報提供システム100に送信された場合(ステップS39)において、携帯端末200は、入力された結婚式に関する情報を含むデータを情報提供システム100に送信する(ステップS42)。
【0087】
登録部25は、結婚式に関する情報を含むデータを受信するのを待つ(ステップS43;No)。結婚式に関する情報を含むデータを、送受信部22を介して受信すると(ステップS43;Yes)、登録部25は、結婚式に関する情報を主催者情報テーブルに格納して、主催者情報テーブルを更新する(ステップS44)。続いて、登録部25は、送受信部22を介して、動画データS及び結婚式に関する情報を登録した旨を通知する電子メールを携帯端末200に送信する(ステップS45)。情報提供処理システム100は、登録及び提供処理に戻る。
【0088】
次に、図12を参照して、動画データSの提供処理(ステップS4)のフローを説明する。
【0089】
携帯端末300のカメラは、招待状1に掲載された2次元コード2を撮像する(ステップS51)。
【0090】
携帯端末300は、2次元コード2を撮像して復号化することにより得られるURL及び主催者番号に基づいて、アクセス要求を送信する(ステップS52)。
【0091】
抽出部26は、アクセス要求を受信するまで待つ(ステップS53;No)。送受信部22を介してアクセス要求を受信すると(ステップS53;Yes)、抽出部26の指示に基づいて、画面データ作成部24は、認証ページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末300に送信する(ステップS54)。
【0092】
認証ページに対応する画面データを受信した携帯端末300は、画面に認証ページを表示する(ステップS55)。続いて、携帯端末300は、主催者によって入力された招待客用パスワードを情報提供システム100に送信する(ステップS56)。
【0093】
抽出部26は、招待客情報テーブルを参照し、受信した招待客用パスワードがアクセス要求に含まれる主催者番号に対応するパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS57)。パスワードが一致しない場合(ステップS57;No)、抽出部26の指示に基づいて、画面データ作成部24は、認証ページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末300に再度送信する(ステップS54)。
【0094】
一方、パスワードが一致した場合(ステップS57;Yes)、抽出部26は、主催者番号及び主催者情報テーブルに基づいて、結婚式に関する情報及び動画データSを抽出する。(ステップS58)。画面データ作成部24は、抽出された結婚式に関する情報及び動画データSに基づいて招待客用ページに対応する画面データを作成し、送受信部22を介して携帯端末300に送信する(ステップS59)。
【0095】
招待客用ページに対応する画面データを受信した携帯端末300は、招待客用ページを画面に表示する(ステップS60)。ここで、招待客によって動画再生のリンクに対するクリックに対応する入力があると(ステップS61;Yes)、携帯端末300は、動画データSを再生する(ステップS62)。そして、情報提供システム100及び携帯端末300は、登録及び提供処理に戻って、ステップS5を実行する。なお、招待客によって動画再生のリンクに対するクリックに対応する入力がない場合(ステップS61;No)でも、動画データMの登録は可能であるため、情報提供システム100は、登録及び提供処理に戻って、ステップS5を実行する。
【0096】
次に、図13を参照して、動画データMの登録処理(ステップS5)のフローを説明する。
【0097】
招待客によって招待客に関する情報が入力され、送信ボタンの入力があると(ステップS71;Yes)、携帯端末300は、招待客に関する情報を含むデータを情報提供システム100に送信する(ステップS72)。一方、送信ボタンが入力されない場合(ステップS71;No)、携帯端末300は、図9に戻って、登録及び提供処理を終了する。
【0098】
登録部25は、招待客に関する情報を含むデータの受信を待つ(ステップS73;No)。登録部25は、招待客に関する情報を含むデータを、送受信部22を介して受信すると(ステップS73;Yes)、招待客に関する情報を招待客情報テーブルに格納することによって、招待客情報テーブルを更新する(ステップS74)。
【0099】
続いて、登録部25は、携帯端末300から受信したデータにメールアドレスが含まれているか否かを判定する(ステップS75)。データにメールアドレスが含まれる場合(ステップS75;Yes)、登録部25は、送受信部22を介して、そのメールアドレス宛に電子メールを送信する(ステップS76)。
【0100】
電子メールを受信した携帯端末300は、招待客によって動画データMが添付された電子メールを情報提供システム100に返信する(ステップS77)。
【0101】
登録部25は、携帯端末300からの電子メールの受信を待つ(ステップS78;No)。送受信部22を介して携帯端末300から電子メールを受信すると(ステップS78;Yes)、登録部25は、動画データMを記憶部23に記憶させ、招待客情報テーブルに動画データ名「M」を格納することによって招待客情報テーブルを更新する(ステップS79)。
【0102】
一方、携帯端末300から受信したデータにメールアドレスが含まれていない場合(ステップS75;No)、情報提供システム100は、図9に戻って、登録及び提供処理を終了する。
【0103】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、招待客は招待状1に掲載された2次元コード2を携帯端末300で読み取るだけで、結婚式に関する情報と動画データSとを入手することができる。これにより、招待客がより簡単に情報の提供を受けられる。
【0104】
また、本実施形態によれば、動画データS及び動画データMがそれぞれ主催者番号及び招待客のメールアドレスと対応付けられて記憶される。招待客によるアクセス要求には、主催者番号が含まれているため、招待客は主催者の動画データSを確実に受信できる。また、招待客が複数の場合に、主催者は、動画データMがどの招待客から送信されたものかを判別できるので利便性が高まる。
【0105】
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
【0106】
本実施形態に係る情報提供システム100のハードウェア構成及び機能構成は、図2及び図3に示すものと同じである。本実施形態に係る情報提供システム100では、記憶部23は、複数の動画データSを記憶する。以下では、上記実施形態1と異なる部分を主に説明する。
【0107】
記憶部23は、主催者番号と、結婚式に関する情報と、複数の動画データと、各動画データに対応する招待客用パスワードとを対応付けて記憶する。
【0108】
より具体的には、記憶部23は、図14に示すように、主催者情報テーブルに動画データS及び動画データSuそれぞれに対応する動画データ名「S」、「Su」を記憶する。また、記憶部23は、動画データ名「S」、「Su」に対応付けて招待客用パスワード「xyz」、「tuv」をそれぞれ記憶する。
【0109】
図14に示す主催者情報テーブルによれば、例えば、主催者番号「1」に対して、ログインID「XYZ]、パスワード「abc」、メールアドレス「pp@qq.ne.jp」、結婚式に関する情報として結婚式の日時「2011年9月22日10時」、動画データ名「S」、招待客用パスワード「xyz」が格納されている。また、主催者番号「1」に対して、ログインID、パスワード、メールアドレス、結婚式に関する情報には、上記と同じものが格納され、動画データ名に「Su」、招待客用パスワードに「tuv」が格納されている。
【0110】
このように本実施形態では記憶部23が複数の動画データS及び招待客用パスワードを記憶するため、画面データ作成部24によって作成される主催者登録ページとサイトαのメインページの構成が上記実施形態1と異なる。
【0111】
図15(A)は、本実施形態に係る主催者登録ページの構成を示す。主催者登録ページには、招待客用パスワード(動画S)及び招待客用パスワード(動画Su)をそれぞれ入力するテキストボックスが設けられている。
【0112】
また、図15(B)は、サイトαのメインメニューの構成を示す。メインメニューには、動画Sのアップロード及び動画Suのアップロードのリンクがそれぞれ設けられている。なお、動画S、Suは、それぞれ動画データS、Suに対応する動画を意味する。
【0113】
上記実施形態1と同様に、このリンクをクリックすると電子メールの送信フィームが開く。例えば、動画Sのアップロードのリンクをクリックすると、電子メールの送信フォームの件名に、主催者番号及び動画データSに対応する招待客用パスワード「xyz」を含む件名が挿入される。主催者がこの電子メールに動画データSを添付して返信すると、登録部25は、送受信部22を介して受信した電子メールの件名に含まれる主催者番号及び招待客用パスワードに基づいて、動画データSの動画データ名を主催者情報テーブルに格納する。一方、動画Suのアップロードのリンクをクリックすると、電子メールの送信フォームの件名に、主催者番号及び動画データSuに対応する招待客用パスワード「tuv」を含む件名が挿入される。主催者がこの電子メールに動画データSuを添付して返信すると、登録部25は、送受信部22を介して受信した電子メールの件名に含まれる主催者番号及び招待客用パスワードに基づいて、動画データSuの動画データ名を主催者情報テーブルに格納する。このようにして、動画データS及びSuを情報提供システム100に登録できる。
【0114】
抽出部26は、動画データS、Suのうち、送受信部22が受信した携帯端末300から送られた招待客用パスワードに対応する動画データを抽出する。
【0115】
より詳細には、抽出部26は、主催者情報テーブルからアクセス要求に含まれる主催者番号を検索する。そして、抽出部26は、主催者番号に対応する各招待客用パスワードを参照し、携帯端末300から送信された招待客用パスワードに対応する結婚式に関する情報及び動画データS又は動画データSuを抽出する。
【0116】
本実施形態に係る情報提供システム100の動作フローについて、上記実施形態1における動作フローと異なる点を詳細に説明する。
【0117】
主催者の登録処理(ステップS1)におけるステップS21(図10参照)では、登録部25は、ログインID、パスワード、メールアドレス等に加え、招待客用パスワードそれぞれを主催者番号に対応付けて、主催者情報テーブルに格納する。
【0118】
また、動画データSの登録処理(ステップS3)では、ステップS38及びステップS39(図11参照)が動画データS及びSuについてそれぞれ実行される。また、ステップS41では、登録部25は、動画データS、Suを記憶部23に記憶させ、主催者情報テーブルに各動画データ名を格納することによって主催者情報テーブルを更新する。
【0119】
また、動画データSの提供処理(ステップS4)では、ステップS58において(図12参照)、抽出部26は、動画データS、Suのうち、送受信部22が受信した携帯端末300から送られた招待客用パスワードに対応する動画データを抽出する。
【0120】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、複数の動画データS、Suがそれぞれ招待客用パスワードに対応付けて記憶されるので、招待客に配布される招待状1に記載される招待客用パスワードに応じて、異なる動画を招待客に提供することができる。こうすることで、招待客に適切な内容の動画を提供することができる。
【0121】
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
【0122】
本実施形態に係る情報提供システム100のハードウェア構成は、図2に示すものと同じである。本実施形態に係る情報提供システム100は、その機能構成において、上記実施形態1と異なる。本実施形態に係る情報提供システム100は、上記実施形態1における機能構成加えて、動画データ編集部27をさらに備える。以下では、上記実施形態1と異なる部分を主に説明する。
【0123】
動画データ編集部27は、記憶部23に記憶された動画データMを編集する。動画データ編集部27は、例えば、複数の招待客によって登録された複数の動画データMを1つの動画データとして連結する。動画データMの連結の順番は、動画データMが記憶部23に記憶された順でもよいし、主催者から提供された招待客のリストの順でもよいし、あらかじめ記憶部23に記憶された結婚式における招待客の席順でもよい。
【0124】
また、動画データ編集部27は、例えば、音声認識機能を用いて、複数の動画データMから音声が認識される部分のみを集めて1つの動画データとして連結してもよい。また、動画データ編集部27は、記憶部23に記憶された楽曲に対応する音声データを取得し、連結した動画データと共に楽曲が再生されるようにしてもよい。
【0125】
動画データ編集部27は、編集後の動画データを記憶部23に記憶させる。記憶部23に記憶された編集後の動画データは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納できる。また、動画データ編集部27は、記憶部23に記憶させた編集後の動画データを再生し、動画データに対応する動画及び音声を出力装置14に出力するようにしてもよい。
【0126】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、複数の動画データMが編集されるので、主催者は、複数の動画データの再生を繰り返す必要がなく、少ない操作で複数の動画データMを概観できる。また、結婚式に適した動画データに編集することによって、編集された動画データをプロジェクタ等に出力し、結婚式や結婚披露宴会場のスクリーンに投影することができる。
【0127】
また、上記各実施形態では、抽出部26は、招待客用パスワードを携帯端末300に要求するようにした。こうすることで、サイトβのセキュリティレベルを向上させることができる。
【0128】
また、上記各実施形態によれば、招待客のメールアドレスと、結婚式への出欠情報と、コメントとが主催者番号に対応付けて記憶される。こうすることで、主催者は、各招待客の出欠予定とコメントを容易に確認できる。
【0129】
また、送受信部22は、結婚式に関する情報と動画データSとを、ネットワーク400を介して受信し、記憶部23は、主催者情報と対応付けて、送受信部22で受信した結婚式に関する情報と動画データSとを記憶するようにした。こうすることで、主催者は、携帯端末200を用いて、結婚式に関する情報及び動画データSを情報提供システム100に送信できるので、利便性が高まる。
【0130】
なお、上記各実施形態では、催しは結婚式としたが、結婚披露宴でもよいし、結婚披露宴の2次会パーティー、誕生パーティー等であってもよい。
【0131】
また、上記各実施形態では、招待状1に記載されるアクセス先に関する情報をURLが符号化された2次元コード2とした。こうすることで、招待客は、2次元コード2を携帯端末300が備えるカメラで撮像するだけで、サイトβにアクセスできるので、利便性が高まる。
【0132】
なお、動画データS、Suは、主催者が事業者に、例えば、USBメモリ、CD−ROM、DVD、MO等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して、あらかじめ渡してもよい。この場合、情報提供システム100は、外部インタフェースを備え、事業者は外部インタフェースを介して動画データS、Suを記憶部23に転送すればよい。
【0133】
なお、招待客が携帯端末300を用いてサイトβにアクセスした際、登録部25は、そのアクセス要求に含まれる携帯端末300の個体識別番号を取得するようにしてもよい。こうすることで、招待客がコメント等を送信した際に、個体識別番号に対応付けてコメント等を招待客情報テーブルに格納しておけば、招待客が携帯端末300を用いてサイトβに再度アクセスした際、前回の入力内容をテキストボックスに挿入して表示することができて、招待客の使い勝手が向上する。
【0134】
また、情報提供システム100への動画データS、Su、M等の登録は電子メールを介さなくてもよい。例えば、携帯端末200、300がスマートフォン等の多機能端末の場合、データ通信機能を用いて、動画データS、Su、Mを情報提供システム100に直接アップロードするようにしてもよい。この場合、記憶部23は、携帯端末300のメールアドレスではなく、個体識別番号等と対応付けて、動画データMを記憶すればよい。
【0135】
また、サイトβを介して動画データMを招待客に提供するようにしてもよい。こうすることで、招待客は、他の招待客から寄せられた動画を視聴することができる。
【0136】
携帯端末200、300は、携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant又はPersonal Data Assistance)、PC、デジタルカメラ、ゲーム機等であってもよい。
【0137】
なお、上記実施形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、MO等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
【0138】
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
【0139】
また、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
【0140】
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
【符号の説明】
【0141】
1 招待状
2 2次元コード
10 ROM
11 RAM
12 外部記憶装置
13 入力装置
14 出力装置
15 通信インタフェース
16 CPU
21 生成部
22 送受信部
23 記憶部
24 画面データ作成部
25 登録部
26 抽出部
27 動画データ編集部
100 情報提供システム
200、300 携帯端末
400 ネットワーク
500 プリンタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成部と、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、前記第1の動画データとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、ネットワークを介して受信する受信部と、
前記受信部で前記アクセス要求を受信すると、前記記憶部を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。
【請求項2】
前記受信部は、
前記招待客端末から前記招待客を識別する第2の識別情報と第2の動画データとを、前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記受信部で受信した前記第2の識別情報と前記第2の動画データとを、前記第1の識別情報に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記記憶部は、
前記第1の識別情報に対応付けて認証情報を記憶し、
前記抽出部は、
前記受信部が受信した前記アクセス要求に対して、前記認証情報を前記招待客端末に要求し、
前記受信部が受信した前記招待客端末から送信された認証情報と前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記認証情報とが一致する場合、前記催しに関する情報と前記動画データとを抽出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記第1の動画データは複数であって、
前記記憶部は、
前記各第1の動画データと前記各第1の動画データに対応する認証情報とを対応付けて記憶し、
前記抽出部は、
複数の前記第1の動画データのうち、前記受信部が受信した前記招待客端末から送られた認証情報に対応する前記第1の動画データを抽出する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記受信部は、
前記招待客端末から前記第2の識別情報と、前記催しへの出欠に関する情報及び前記催しに関するコメントの少なくとも一方と、を前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記第2の識別情報と前記催しへの出欠に関する情報と前記催しに関するコメントとを、前記第1の識別情報に対応付けて記憶する、
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記記憶部に記憶された第2の動画データを編集する動画データ編集部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記受信部は、
前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して受信し、
前記記憶部は、
前記第1の識別情報と対応付けて、前記受信部で受信した前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを記憶する、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報提供システム。
【請求項8】
前記コード情報は、
2次元コードである、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報提供システム。
【請求項9】
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成工程と、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、前記第1の動画データとを対応付けてサーバの記憶領域に記憶する記憶工程と、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、前記サーバがネットワークを介して受信する受信工程と、
前記受信工程において前記アクセス要求を受信すると、前記記憶領域を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程において抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記サーバが前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信工程と、
を含む情報提供方法。
【請求項10】
コンピュータを、
催しに招待する招待客への媒体に記載されるコード情報として、前記催しに関する情報と第1の動画データとを得るためのアクセス先に関する情報及び前記催しの主催者を識別可能な第1の識別情報が符号化されたコード情報を生成する生成部、
前記第1の識別情報と、前記催しに関する情報と、第1の動画データとを対応付けて記憶領域に記憶する記憶部、
前記媒体に記載されたコード情報を読み取って復号化することにより得られる前記アクセス先に関する情報及び前記第1の識別情報に基づいて招待客端末から送信されたアクセス要求を、ネットワークを介して受信する受信部、
前記受信部によって前記アクセス要求を受信すると、前記記憶領域を参照して、前記アクセス要求に含まれる前記第1の識別情報に対応する前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを抽出する抽出部、
前記抽出部によって抽出された前記催しに関する情報と前記第1の動画データとを、前記ネットワークを介して前記招待客端末に送信する送信部、
として機能させるプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−97579(P2013−97579A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−239822(P2011−239822)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(511263895)株式会社ハイテック (1)
【Fターム(参考)】