説明

搬送用ベルトおよび搬送装置

【課題】搬送物を傷つける要因となる搬送用ベルト表面に突出するボルト等を排除し、また、搬送物の挟まる隙間をなくして滑り止め部品を搬送用ベルトに固定し、搬送物の滑り落ちや傷つき、滞留、引掛りの無い搬送用ベルトを開発する。
【解決手段】線材がらせん状に加工されたらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された搬送用ベルトにおいて、該搬送用ベルトの搬送面側に線材がらせん状に加工された右巻きのらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された基材と、線材がらせん状に加工された左巻きのらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された基材の、両基材からなる搬送物の滑り止め用部品を該搬送用ベルトに係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種製品の製造工程等で用いられる搬送用ベルト、およびその搬送用ベルトを用いた搬送装置に関する。さらに詳しくは、各種製品の搬送、加熱、冷却、洗浄などの加工工程において用いられ、その表面に搬送物の滑り止めを目的とした部品を具備する搬送用ベルト、および搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、勾配のある場所で搬送する場合には、金属板等で作られた滑り止め用部品を具備する搬送用ベルトが利用されている。図2に示すように、従来は搬送用ベルト基材5と金属板等で作られた滑り止め部品9を滑り止め用部品取り付けボルト10などで締結していた。また、線材がらせん状に加工されたらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された基材を搬送物の滑り止め部品として用いた搬送用ベルトも提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】:特公昭31−5819
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記のような金属板等で作られた滑り止め用部品を具備する搬送用ベルトを用いることにより、勾配のある場所でも搬送物が滑り落ちることを防止できる。しかし、この場合には滑り止め部品9と搬送用ベルト基材5の隙間に搬送物が挟まったり、滑り止め用部品取り付けボルト10の頭などによって搬送物が傷ついたりするなどの問題が指摘されていた。また、特許文献1が提案する滑り止め部品の場合には、滑り止め部品の形状が適切ではないために勾配のある場所では製品が滑り落ちたり、また滑り止め部品の強度が十分ではないために使用中に変形するなどの問題点があった。
【0004】
本発明は、搬送物が滑り止め用部品と搬送用ベルトの間に挟まることなく、また搬送中に搬送物を傷つけることなく、勾配のある場所でも搬送物が滑り落ちずに安定的に搬送できる搬送用ベルトおよび搬送装置を開発するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
搬送用ベルト表面にボルト等が突出せず、かつ搬送用ベルト表面と滑り止め部品の間に隙間が無いベルトを目指し、さまざまな滑り止め部品の形状を検討した。その結果、線材がらせん状に加工されたらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された搬送用ベルトにおいて、該搬送用ベルトの搬送面側に、線材がらせん状に加工された右巻きのらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された基材と、線材がらせん状に加工された左巻きのらせんと該らせんを連結するロッドとから構成された基材の、両基材からなる搬送物の滑り止め用の部品を取り付けるなどの手段で目的を達成した。
【0006】
本発明は線材がらせん状に加工され、該らせん同士を絡めて連結されたベルト基材を用いた搬送用ベルトに関しても同様に適用可能であることは当該分野の同業者においては自明のことである。
【発明の効果】
【0007】
従来の搬送用ベルトにおいて搬送物を傷つける要因となっていた、ベルト表面に突出するボルト等を使用することなく滑り止め部品を搬送用ベルトに固定し、なおかつ滑り止め部品と搬送用ベルトとの隙間をなくした搬送用ベルトの出現により、
1) 搬送物が滑り落ちずにベルト上に均一に積載されることにより、安定した搬送が可能になり、生産効率が高まる
2) 搬送用ベルトの搬送面にボルトなどの突起が存在しないため、搬送物の傷つきや滞留を防ぐことが出来る
3) 搬送用ベルトと滑り止め部品の隙間に搬送物が滞留しないため、歩留まり向上や搬送物を変更したときの異物混入が減少する
などの大きな効果が得られた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の一例を図1に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に、右巻きらせん状に加工されたらせん1とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材6と、左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材7の、両基材からなる滑り止め用部品8をロッド3によって連結構成されている。
【0009】
滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7において、らせん1またはらせん2同士を接する状態を維持できる太さのロッド4を使用することにより、滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7はその形状を維持でき、外力が働いたときにも元の形状に戻ろうとする。また、図8または図9のように、らせん1またはらせん2とロッド4を端部で溶接する際に左右端での溶接位置を前後にずらすことにより、形成された滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。
【0010】
このように復元力に富む該滑り止め用部品基材6と滑り止め用部品基材7を頂点でロッド4により連結した滑り止め用部品8をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することにより、搬送物が載った状態でも滑り止め用部品がその形状を維持でき、勾配のある場所でも搬送物が滑り落ちずに安定した搬送が可能となる搬送用ベルトが実現した。さらに、滑り止め用部品8をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することで、搬送面に突起がないため搬送物に傷をつけず、かつ滑り止め用部品と搬送用ベルト基材の間に隙間がないため搬送物が挟まることもない。なお、この滑り止め用部品8の幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【0011】
滑り止め用部品基材6を搬送用ベルト基材5に対して直角に近い角度で立て、それを滑り止め用部品基材7で支えることにより、図10のような傾斜角が大きな条件で搬送したときにも搬送物が転がりにくくなる。
【0012】
本発明の他の一例を図3に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品16をロッド3によって連結構成されている。なお、左巻きらせん状に加工されたらせん2の代わりに、右巻きらせん状に加工されたらせん1でも良い。
【0013】
同一方向に巻いたらせんとロッドから構成される該滑り止め用部品16において、らせん2同士を接する状態を維持できる太さのロッド4を使用することにより、滑り止め用部品16はその形状を維持でき、外力が働いたときにも元の形状に戻ろうとする。また、図9のようにらせん2とロッド4を端部で溶接する際に左右端での溶接位置を前後にずらすことにより、形成された滑り止め用部品16は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。
【0014】
このように復元力に富む該滑り止め用部品16をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することにより、搬送物が載った状態でも滑り止め用部品がその形状を維持できるため、勾配のある場所でも搬送物が滑り落ちずに安定した搬送が可能となる。さらに、搬送面に突起がないため搬送物に傷をつけず、また滑り止め用部品と搬送用ベルト基材の間に隙間がないため搬送物が挟まることもない。なお、この滑り止め用部品16の幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【0015】
同一方向に巻いたらせんとロッドから構成される該滑り止め用部品についても、進行前側の一部を搬送用ベルト基材5に対して直角に近い角度で立てることにより、図10のような傾斜角が大きな条件で搬送したときにも搬送物が転がりにくくなる。
【0016】
本発明の他の一例を図4に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に、左巻きらせん状に加工されたらせん2同士を絡めて連結構成された滑り止め用部品17をロッド3によって連結構成されている。
【0017】
前記の滑り止め用部品17において、らせん2同士を端部で溶接する際に左右端での溶接位置を前後にずらすことにより、形成された滑り止め用部品17は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。また、滑り止め用部品17の溶接ビード同士を溶接したり、滑り止め用部品17に補強板等を溶接することにより、形成された滑り止め用部品17は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。
【0018】
このように復元力に富む該滑り止め用部品17をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することにより、滑り止め用部品がその形状を維持できるため搬送物が滑り落ちずに安定した搬送が可能で、さらに搬送物に傷をつけず、搬送物が挟まることのない搬送用ベルトを実現した。なお、この滑り止め用部品17の幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【0019】
なお、この滑り止め用部品17の進行前側の一部を搬送用ベルト基材5に対して直角に近い角度で立てることにより、図10のような傾斜角が大きな条件で搬送したときにも搬送物が転がりにくくなる。
【0020】
本発明の他の一例を図5に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に右巻きらせん状に加工されたらせん1とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材6と、左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材7と、補強板14からなる滑り止め用部品18をロッド3によって連結構成されている。
【0021】
滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7において、らせん1またはらせん2同士を接する状態を維持できる太さのロッド4を使用することにより、滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7はその形状を維持でき、外力が働いたときにも元の形状に戻ろうとする。また、図8または図9のように、らせん1またはらせん2とロッド4を端部で溶接する際に左右端での溶接位置を前後にずらすことにより、形成された滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。
【0022】
このように復元力に富む該滑り止め用部品基材6と滑り止め用部品基材7と補強板14を溶接により連結した滑り止め用部品18をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することによって、搬送面に突起が無く、その形状を維持できる搬送用ベルトを開発した。この滑り止め用部品18の幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【0023】
なお、この滑り止め用部品基材6を搬送用ベルト基材5に対して直角に近い角度で立て、それを滑り止め用部品基材7で支えることにより、図10のような傾斜角が大きな条件で搬送したときにも搬送物が転がりにくくなる。
【0024】
本発明の他の一例を図6に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に右巻きらせん状に加工されたらせん1とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材6と、左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材7とが、補強溶接15によって溶接された滑り止め用部品19をロッド3によって連結構成されている。
【0025】
滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7において、らせん1またはらせん2同士を接する状態を維持できる太さのロッド4を使用することにより、滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7はその形状を維持でき、外力が働いたときにも元の形状に戻ろうとする。また、図8または図9のようにらせん1またはらせん2とロッド4を端部で溶接する際に左右端での溶接位置を前後にずらすことにより、形成された滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7は外力が働いたときに元の形状に戻ろうとする力がより強くなる。
【0026】
このように復元力に富む該滑り止め用部品基材6と滑り止め用部品基材7を溶接により連結した滑り止め用部品19をロッド3によって搬送用ベルト基材5に連結することによって、搬送面に突起が無く、その形状を維持できる搬送用ベルトを開発した。滑り止め用部品基材6と滑り止め用部品基材7の溶接位置は図6の通りでも良いし、さらに溶接箇所を増やしても良い。この滑り止め用部品19の幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【0027】
滑り止め用部品基材6を搬送用ベルト基材5に対して直角に近い角度で立て、それを滑り止め用部品基材7で支えることにより、図10のような傾斜角が大きな条件で搬送したときにも搬送物が転がりにくくなる。
【0028】
本発明の他の一例を図7に示す。右巻きらせん状に加工されたらせん1と左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド3によって連結構成された搬送用ベルト基材5が構成され、該搬送用ベルト基材5の搬送面側に右巻きらせん状に加工されたらせん1とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材6と、左巻きらせん状に加工されたらせん2とロッド4によって連結構成された滑り止め用部品基材7と、補強部品11からなる滑り止め用部品12を連結構成されている。
【0029】
このとき、滑り止め用部品基材6または滑り止め用部品基材7は補強部品11の表面だけを覆っても良いし、底面まで覆っても良い。
これらの滑り止め用部品基材6と滑り止め用部品基材7と補強部品11を連結した滑り止め用部品12を搬送用ベルト基材5に連結することによって、搬送面に突起が無く、その形状を維持できる搬送用ベルトを開発した。この滑り止め用部品12幅は、搬送用ベルト基材5の幅と同じでも良いし、搬送用ベルト基材5の幅より狭くても良い。
【産業上の利用可能性】
【0030】
傷の付きやすい搬送物を傾斜搬送する搬送装置、搬送面の均一性を要求する搬送物を傾斜搬送する搬送装置として有効であると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明を説明する図面
【図2】従来の締結方法
【図3】本発明に関する他の実施例
【図4】本発明に関する他の実施例
【図5】本発明に関する他の実施例
【図6】本発明に関する他の実施例
【図7】本発明に関する他の実施例
【図8】滑り止め用部品基材
【図9】滑り止め用部品基材
【図10】本発明の使用例
【符号の説明】
【0032】
1.らせん
2.らせん
3.ロッド
4.ロッド
5.搬送用ベルト基材
6.滑り止め用部品基材
7.滑り止め用部品基材
8.滑り止め用部品
9.滑り止め用部品
10.滑り止め用部品取り付けボルト
11.補強部品
12.滑り止め用部品
13.搬送物
14.補強板
15.補強溶接
16.滑り止め用部品
17.滑り止め用部品
18.滑り止め用部品
19.滑り止め用部品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
線材がらせん状に加工されたらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された搬送用ベルトにおいて、該搬送用ベルトの搬送面側に、線材がらせん状に加工された右巻きのらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された基材と、線材がらせん状に加工された左巻きのらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された基材の両者を連結して滑り止め用基材を構成し、該滑り止め用基材の両端を、該滑り止め用基材の総長さより短い距離で搬送用ベルトに係合したことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項2】
線材がらせん状に加工されたらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された搬送用ベルトにおいて、該搬送用ベルトの搬送面側に、線材がらせん状に加工された同一方向巻きのらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された滑り止め用基材を構成し、該滑り止め用基材の両端を、該滑り止め用基材の総長さより短い距離で搬送用ベルトに係合したことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項3】
請求項1において、当該滑り止め用基材の右巻きらせん部、または、左巻きらせん部を、搬送用ベルトに対して立てて搬送物の滑り止め面として設置し、該滑り止め面として使用されたらせんと逆巻きらせん基材部の長さを、滑り止め面基材の長さよりも長くして滑り止め面の支持部とした滑り止め用基材を係合したことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項4】
線材がらせん状に加工されたらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された搬送用ベルトにおいて、該搬送用ベルトの搬送面側に、線材がらせん状に加工された同一方向巻きのらせん同士を絡めて連結された基材を滑り止め用基材として、該滑り止め用基材の両端を、該滑り止め用基材の総長さより短い距離で搬送用ベルトに係合したことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項5】
線材がらせん状に加工されたらせんと、該らせんを連結するロッドとから構成された基材または、線材がらせん状に加工され該らせん同士を絡めて連結された基材を補強材の周りに巻いた構造の搬送物の滑り止め用基材を取り付けたことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項6】
請求項2、請求項3、請求項4において、当該滑り止め用基材同士または他の部品を介して当該滑り止め用基材を溶接して形状を保持しやすくした滑り止め用基材を係合したことを特徴とする搬送用ベルト。
【請求項7】
請求項1から請求項6までに記載された請求項の一つ、または、複数の請求項に該当する搬送用ベルトを用いた搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−18909(P2009−18909A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−183016(P2007−183016)
【出願日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(591254291)関西金網株式会社 (6)
【Fターム(参考)】