説明

携帯電話機の音量調節方法と音量設定機能を備えた携帯電話機

【課題】 アラーム音並びに各着信音の音量を個別に調整可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】 スケジュール管理機能を備えた携帯電話機でおいて、その制御部5には、スケジュール設定手段1と着信音設定手段4とアラーム音設定手段2と音量調節手段3とを備え、スケジュール設定手段1は、スケジュール管理すべきスケジュール項目とアラーム音を鳴動させる時刻と対にして設定・保持し、アラーム音設定手段2は、スケジュール項目毎にアラーム音種別を設定・保持し、音量調節手段3内に設定された音量に従ってアラーム音を発生し、着信音設定手段4は、電話着信及び電子メール着信対応に着信音種別を設定・保持し、音量調節手段3内に設定された音量に従って着信音を発生し、音量調節手段3は、アラーム音設定手段2に保持されたアラーム音種別および着信音設定手段4に保持された着信音種別毎に音量を設定・保持するものである。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機におけるアラーム音及び各種着信音、音声メッセージの発生方法と、それを用いた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、小型・軽量化が進むとともに、ますます高機能化・多機能化の進展が著しい。液晶表示画面も拡大しつつあるとは言え、小型化の要求条件を満たすうえからは表示面積にも自ずと限界がある。また、携帯電話機を所持する場所も、取りだしが容易なポケット内のみならず、ブリーフケースやハンドバッグ等、様々な形態が想定される。したがって、多機能化に対応する多様な報知手段の多くは視覚よりは聴覚に依存せざるを得ない面は依然大きい。特に、最近の携帯電話機では、スケジュール管理が重要な位置を占めつつあり、イベントが生起したときに、そのイベント内容を、音を聞くだけで認識できることの利便性は高い。
【0003】スケジュール管理において、ユーザーが設定したスケジュールの時間が来た時に、内容の重要度をアラーム音の周期の違い、またはメロディーの違いで知らせる携帯情報端末装置が、特開平07−325787(先行例1)に開示されている。図7の構成において、スケジュールの日時、内容、重要度等を記憶するデータ用のRAM503と、年月日をカウントし、設定時刻にCPU701に割り込みをかける計時手段704と、CPU701からの制御の下にアラーム音出力ポート705が発生するアラーム音を増幅しスピーカー707に出力する増幅回路706とを持ち、スケジュールの重要度の違いをアラーム音出力ポート705のアラーム音の周期又は音の高低差で知らせるものである。先行例1によれば、ユーザーが設定したスケジュールの重要度の違いをアラーム音の周期又は音の高低差により、携帯情報端末装置をその都度取りだして内容を確認しなくとも、音を聞くだけで知ることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の携帯電話機においては、スケジュールのアラーム音の周期や音の高低、電話の着信音やメール着信音などのメロディー選択などは個別に設定することができるが、各音の音量に関しては個別に設定することができなかった。
【0005】従来の設定手順の例を図6に示す。まずメニュー画面からスケジュール管理を選択するか否かを決定する(ステップ601)。スケジュール管理を選択する場合には、スケジュール内容を入力し (ステップ602)、つぎに、アラーム音を選択し決定する(ステップ603)。ステップ601でスケジュール管理を選択しない場合には、着信音設定を選択するか否かを決定し(ステップ604)、着信音設定を選択する場合には、電話の着信音を選択し(ステップ605)、つぎにメール着信を選択する(ステップ606)。ステップ604で着信音設定を選択しない場合に、音量設定モードとなり、ここで音量を設定することになる(ステップ607)。すなわち、ステップ607で設定された音量がアラーム音、着信音に共通に適用されることになる。
【0006】したがって、目覚ましの用途で使用するような大音量が必要な場合でも、メールを受信したことを知らせるような小音量で良い場合でも、音量を用途に合わせて選択することができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解消し、アラーム音や各種着信音を、聞くだけでより容易に識別できる音量調節方法と、その機能を備えた携帯電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明による携帯電話機の音量調節方法においては、スケジュール管理機能を備えた携帯電話機の音量調節方法であって、メニューよりスケジュール管理を選択するか否かを判断するステップにおいて、スケジュール管理を選択する場合には、スケジュール項目のスケジュール内容を設定するステップと、設定されたスケジュール項目のアラーム音を選択するステップと、選択されたアラーム音の音量を調節するステップとを逐次実行し、メニューよりスケジュール管理を選択するか否かを判断するステップにおいて、スケジュール管理を選択しない場合には、メニューより着信音設定を選択するステップと、電話の着信音を選択するステップと、選択した電話の着信音の音量を調節するステップと、メール着信音を選択するステップと、選択したメール着信音の音量を調節するステップとを逐次実行するものである。
【0009】また、前記アラーム音の音量を調節するステップと電話の着信音の音量を調節するステップとメール着信音の音量を調節するステップに代えて、携帯電話機に設けられた音量調節キーを用いて、所望の音量レベルを個別に調節し設定するものである。
【0010】また、前記アラーム音を選択するステップと電話の着信音を選択するステップとメール着信音を選択するステップを実行したのちに、音量調節キーを操作することにより、サンプル音を試聴しながら最適音量を選定し決定するものである。
【0011】また、スケジュール管理機能を備えた携帯電話機の音量調節方法であって、複数種のアラーム音、複数種のメロディー及び複数種の音声から成る音種と、音量と、音の持続時間と、必要により画面表示すべき画像との組み合わせにより報知情報を規定し、特定の音種、音量、持続時間、画像を組み合わせた報知情報を報知情報定義として予め複数組み設定しておき、スケジュール管理の各項目、電話着信、電子メール着信に対する音量調節は、前記報知情報定義の定義名のみを設定して行うものである。
【0012】また、本発明による携帯電話機においては、スケジュール管理機能を備えた携帯電話機であって、スケジュール設定手段と着信音設定手段とアラーム音設定手段と音量調節手段とを有し、スケジュール設定手段は、スケジュール管理すべきスケジュール項目とアラーム音を鳴動させる時刻と対にして設定・保持し、アラーム音設定手段は、スケジュール項目毎にアラーム音種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従ってアラーム音を発生し、着信音設定手段は、電話着信及び電子メール着信対応に着信音種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従って着信音を発生し、音量調節手段は、アラーム音設定手段に保持されたアラーム音種別および着信音設定手段に保持された着信音種別毎に音量を設定・保持するものである。
【0013】また、前記スケジュール設定手段に設定されるスケジュール項目として、設定された時刻に起動される目覚まし機能を含むものである。
【0014】また、前記アラーム音種別としては、周期及び音程の異なる複数種の信号音を含み、着信音種別としては、複数のメロディーを含むものである。
【0015】また、音声設定手段を有し、音声設定手段は、音声報知項目毎に音声種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従って音声を発生し、前記音量調節手段は、音声設定手段に保持された音声種別毎に設定された音量を設定・保持する機能を含むものである。
【0016】前記音声報知項目としては、音声アラーム、電話及び電子メール着信の音声通知、テキスト音声読み上げ、音声操作ガイドの内のいずれかを含み、音声種別としては、少なくとも男声及び女声を含むものである。
【0017】また、音量調節キーを有し、前記音量調節手段には、音量調節キーを操作することにより音量を設定し保持させるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる構成図である。図1において、携帯電話機の制御部5は、スケジュール設定手段1とアラーム音設定手段2と音量調節手段3と着信音設定手段4を備えている。
【0020】スケジュール設定手段1には、スケジュール管理すべきスケジュール項目として、例えば、会議の開始時刻、来客の訪問時刻、電話連絡時刻、メール発信予定時刻などのスケジュールを、アラーム音を鳴動させる時刻と対にして設定しておく。
【0021】アラーム音設定手段2には、スケジュール設定手段1に設定され保持されたこれらのスケジュール項目対応に、指定時刻に各スケジュール事象が生起したときに発生させるべきアラーム音種別を設定し保持させる。
【0022】着信音設定手段4には、着信項目対応に着信音種別を設定し保持させる。着信項目としては、電話着信や電子メール着信が挙げられる。ここで、アラーム音種別としては、音の断続周期と音の高低を違えた各種の信号音を含み、また、着信音種別としては、複数種類のメロディーを含んでいる。
【0023】音量調節手段3には、アラーム音設定手段2に保持されたアラーム音種別および着信音設定手段4に保持された着信音種別毎に音量を設定し保持させる。アラーム音設定手段2と着信音設定手段4は、スケジュール管理事象や着信が生起したときに、音量調節手段3内に設定された音量に従って、それぞれアラーム音または着信音を発生する。
【0024】この音量調節手段3を設けることにより、例えば、睡眠時や仮眠時に、起床時刻をスケジュール設定手段1にスケジュールしておき、アラーム音設定手段2には適当な目覚まし音を設定し、音量調節手段3に大音量を設定することで携帯電話機を、目覚まし用途に効果的に使用することも可能となる。
【0025】第1の実施の形態について、その設定動作の詳細を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0026】図2において、スケジュール項目のアラーム音を調整する場合は、メニューよりスケジュール管理を選択し(ステップ201)、スケジュール内容として、会議の開始時刻、来客の訪問時刻、電話連絡時刻、メール発信予定時刻、起床時刻等を入力する(ステップ202)。スケジュール内容を入力した後にアラーム音の選択を行い(ステップ203)、続いてスケジュール内容に最適なアラーム音量に調節し設定する(ステップ204)。
【0027】また、電話の着信音やメールの着信音などの着信音設定の場合は、メニューより着信音の設定を選択し(ステップ205)、電話の着信音を設定の場合は電話の着信音を選択(ステップ206)し、着信音量を調節する(ステップ207)。メール着信音を設定する場合は、引き続き、メール着信音を選択し(ステップ208)、続いてメール着信音量を調節する(ステップ209)。
【0028】電話の着信音またはメール着信音の一方のみを設定変更する場合も、同じ手順に従って、変更不要な着信音項目については、既設定値をそのまま用いて手順を進めることにより、操作効率上の不便は生じない。
【0029】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第2の実施の形態に係わる携帯電話機の構成図である。アラーム音量の調節・設定と電話着信やメール着信の着信音量の個別の調節・設定をより簡便に行うことを目的として、図3に示すように、携帯電話機8に音量調節キー9を設ける。
【0030】図2の操作手順において、アラーム音の音量を調節するステップ204と電話の着信音の音量を調節するステップ207とメール着信音の音量を調節するステップ209の操作を行う代わりに、音量調節キー9を共通に用いて所望の音量レベルに調節し設定するものである。
【0031】さらに、図2で、アラーム音の選択(ステップ203)、電話着信音の選択(ステップ206)、メール着信音の選択(ステップ208)を実行したのちに、音量調節キー9を操作することにより、実際にサンプル音を試聴しながら最適音量を選定し決定することも可能である。
【0032】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第3の実施の形態に係わる携帯電話機の制御部の構成図である。
【0033】図4に示すように、第3の実施の形態に係わる携帯電話機の制御部7は、スケジュール設定手段1とアラーム音設定手段2と音量調節手段3と着信音設定手段4と音声設定手段6を備えている。音声設定手段6以外は、図1に示した第1の実施の形態における同一参照番号の機能要素と基本的に同一の機能を持つ。
【0034】音声設定手段6は、音声報知項目毎に音声種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従って音声を発生する。ここで、音声報知項目としては、音声アラーム、電話及び電子メール着信の音声通知、テキスト音声読み上げ、音声操作ガイダンス等の項目を含み、その場合の音声種別としては、男声、女声や各種キャラクタの音声が挙げられる。
【0035】音量調節手段3には、第1の実施の形態におけるアラーム音種別および着信音種別の他に、音声設定手段に保持された音声種別対応に音量を設定し保持する機能が付加される。
【0036】最近の携帯電話機では、音声機能が重視される傾向にあり、音声設定手段6に設定される項目としては、上記の音声報知項目以外に、テキスト読み上げ機能を用いた電子メールの朗読、入力された文字メッセージに対応する翻訳処理後の音声メッセージ等も想定される。
【0037】(第4の実施の形態)図5は、本発明の第4の実施の形態に係わる音量調節の指定方法を説明する図である。
【0038】図5(a)は、これまでに述べてきた携帯電話機において報知すべきイベント項目を用途別にまとめたものである。図5(b)は、報知情報の構成要因の例を示す図である。報知情報を主要な構成要因である音種、音量、音の持続時間、画像の3要因で規定した場合を示している。画像が不要な場合には、音種、音量、音の持続時間のみを指定すればよい。
【0039】携帯電話機の高機能化の進展とともに、図5R>5(a)のイベント項目の数は今後ますます増加することが予想され、また、各種構成要因の組み合わせで決まる図5(b)の報知情報のバリエーションも多様になる。したがって、イベント項目対応に報知情報を個々に設定することは、煩雑となり必ずしも効果的とは言えない。また、例えば、着信報知をアラーム音で知らせたのち、引き続いて音声メッセージで報知するなどの多重指定が柔軟に実行できる形態が望ましい。
【0040】そこで、図5(b)の音種、音量、音の持続時間、画像等の組み合わせに関して、使用者の属性、使用環境などに適合する効果的な設定値のサブセットを、報知情報定義として予め定義しておき、各イベント項目対応には、報知情報定義名または定義番号のみを設定することにより、イベント項目に対する報知情報の設定が簡便な操作で実現することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携帯電話機のアラーム音および各着信音の音量を個別に調整することが可能となり、例えばスケジュール機能の一つとして目覚まし時計として使用するような場合には、アラーム音量を大きく設定したり、一方、会議の予定やメール着信音量のようにあまり大きな音を周囲に響かせなくても良いときには小さめに音量を調節することができ、使用環境に適合した最適な使い方ができる。
【0042】また、携帯電話機に音量調節キーを設けることにより、アラーム音や電話・電子メールの着信音の音量を個別に調節する際の操作が簡便に実行することができる。
【0043】さらに、電子メールの朗読や音声操作ガイドなどの音声メッセージ等に対しても同様にして、個別に音量を調節することが可能となる。
【0044】音量調節を個別に行うにあたって、使用者の属性、使用環境などに合わせて、音種、音の持続時間、画像等と音量を一体にして組み合わせ、予め定義しておくことにより、音量を含む報知方法の個別設定を簡便な操作で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明による第1の実施の形態に係わる操作フローチャートである。
【図3】本発明による第2の実施の形態を示す携帯電話機の構成図である。
【図4】本発明による第3の実施の形態を示す構成図である。
【図5】本発明による第4の実施の形態を示す概念図である。
【図6】従来例の操作フローチャートである。
【図7】従来例の構成例である。
【符号の説明】
1 スケジュール設定手段
2 アラーム音設定手段
3 音量調節手段
4 着信音設定手段
5 携帯電話機の制御部
6 音声設定手段
7 携帯電話機の制御部
8 携帯電話機
9 音量調節キー
201〜209 操作手順フローチャート
601〜607 操作手順フローチャート

【特許請求の範囲】
【請求項1】 スケジュール管理機能を備えた携帯電話機の音量調節方法であって、メニューよりスケジュール管理を選択するか否かを判断するステップにおいて、スケジュール管理を選択する場合には、スケジュール項目のスケジュール内容を設定するステップと、設定されたスケジュール項目のアラーム音を選択するステップと、選択されたアラーム音の音量を調節するステップとを逐次実行し、メニューよりスケジュール管理を選択するか否かを判断するステップにおいて、スケジュール管理を選択しない場合には、メニューより着信音設定を選択するステップと、電話の着信音を選択するステップと、選択した電話の着信音の音量を調節するステップと、メール着信音を選択するステップと、選択したメール着信音の音量を調節するステップとを逐次実行することを特徴とする携帯電話機の音量調節方法。
【請求項2】 前記アラーム音の音量を調節するステップと電話の着信音の音量を調節するステップとメール着信音の音量を調節するステップに代えて、携帯電話機に設けられた音量調節キーを用いて、所望の音量レベルを個別に調節し設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機の音量調節方法。
【請求項3】 前記アラーム音を選択するステップと電話の着信音を選択するステップとメール着信音を選択するステップを実行したのちに、音量調節キーを操作することにより、サンプル音を試聴しながら最適音量を選定し決定することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機の音量調節方法。
【請求項4】 スケジュール管理機能を備えた携帯電話機の音量調節方法であって、複数種のアラーム音、複数種のメロディー及び複数種の音声から成る音種と、音量と、音の持続時間と、必要により画面表示すべき画像との組み合わせにより報知情報を規定し、特定の音種、音量、持続時間、画像を組み合わせた報知情報を報知情報定義として予め複数組み設定しておき、スケジュール管理の各項目、電話着信、電子メール着信に対する音量調節は、前記報知情報定義の定義名のみを設定して行うことを特徴とする携帯電話機の音量調節方法。
【請求項5】 スケジュール管理機能を備えた携帯電話機であって、スケジュール設定手段と着信音設定手段とアラーム音設定手段と音量調節手段とを有し、スケジュール設定手段は、スケジュール管理すべきスケジュール項目とアラーム音を鳴動させる時刻と対にして設定・保持し、アラーム音設定手段は、スケジュール項目毎にアラーム音種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従ってアラーム音を発生し、着信音設定手段は、電話着信及び電子メール着信対応に着信音種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従って着信音を発生し、音量調節手段は、アラーム音設定手段に保持されたアラーム音種別および着信音設定手段に保持された着信音種別毎に音量を設定・保持することを特徴とする携帯電話機。
【請求項6】 前記スケジュール設定手段に設定されるスケジュール項目として、設定された時刻に起動される目覚まし機能を含むことを特徴とする請求項5に記載の携帯電話機。
【請求項7】 前記アラーム音種別としては、周期及び音程の異なる複数種の信号音を含み、着信音種別としては、複数のメロディーを含むことを特徴とする請求項5または6に記載の携帯電話機。
【請求項8】 音声設定手段を有し、音声設定手段は、音声報知項目毎に音声種別を設定・保持し、音量調節手段内に設定された音量に従って音声を発生し、前記音量調節手段は、音声設定手段に保持された音声種別毎に設定された音量を設定・保持する機能を含むことを特徴とする請求項5に記載の携帯電話機。
【請求項9】 前記音声報知項目としては、音声アラーム、電話及び電子メール着信の音声通知、テキスト音声読み上げ、音声操作ガイドの内のいずれかを含み、音声種別としては、少なくとも男声及び女声を含むことを特徴とする請求項8に記載の携帯電話機。
【請求項10】 音量調節キーを有し、前記音量調節手段には、音量調節キーを操作することにより音量を設定し保持させることを特徴とする請求項5に記載の携帯電話機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2003−152826(P2003−152826A)
【公開日】平成15年5月23日(2003.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−350505(P2001−350505)
【出願日】平成13年11月15日(2001.11.15)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】