説明

新規アミド誘導体を有効成分として含有する医薬組成物

【課題】恒常型のMMP−2の産生よりも誘導型のMMPs、特にMMP−9の産生を抑制する新規な低分子化合物を有効成分として含有し、自己免疫疾患、炎症性腸疾患又は変形性関節症の予防薬/治療薬として有用な医薬組成物を提供する。
【解決手段】下記式(I)


(式中の各記号は明細書中で定義した通りである。)で示されるアミド誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)
【化1】

[式中、Aは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜3個含む5員ヘテロアリーレン又は以下の式で示されるフェニレン若しくは6員ヘテロアリーレンを示し、
【化2】

((式中、Z、Z、Z及びZは炭素原子又は窒素原子を示す。)
これらのフェニレン及びヘテロアリーレンはハロゲン原子;水酸基;ニトロ;シアノ;メルカプト;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアシルオキシ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数3〜6のシクロアルキルチオ;炭素数3〜6のシクロアルキルスルフィニル;炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル(ここで、炭素数1〜6のアルキルはハロゲン原子、水酸基、シアノ、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール又は以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリールで置換されていてもよい。)、炭素数3〜6のシクロアルキル(ここで、炭素数3〜6のシクロアルキルは以下に示す置換基Bで置換されていてもよい。)、炭素数2〜7のアルコキシカルボニル、以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール、以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択さ
れる原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基(ここで、非芳香族ヘテロ環基は以下に示す置換基Bで置換されていてもよい。)でモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニルアミノ;ハロゲン原子、水酸基、オキソ、ジオキソ、炭素数1〜6のアルキル(この炭素数1〜6のアルキルは、炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6のアリールアルキル、炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数1〜6であるアリールアルキルオキシ、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキル又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキルオキシで置換されていてもよい。)、炭素数1〜6のアルコキシ(この炭素数1〜6のアルコキシは、炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい)又は炭素数2〜7のアシルで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、窒素原子を少なくとも1つ含有し、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を0〜3個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニル(ここで、カルボニルは非芳香族ヘテロ環基上の窒素原子に結合している。);及びR’−NH−CO−NH−(ここで、R’はハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;ハロゲン原子で置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;又は以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10のヘテロアリールを示す。)から選択される1個又は同一の若しくは異なった2〜3個の置換基で置換されていてもよく、右の結合手がカルボニルに、左の結合手が置換基Wに結合している。)
は、水酸基;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;カルボキシ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が
炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;又はアミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニルアミノを示し、
は、ハロゲン原子;水酸基;ニトロ;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;又はアミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニルアミノを示し、
は、水素原子;ハロゲン原子;水酸基;ニトロ;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;又はカルボキシを示し、
4a、R4b、R4cはそれぞれ同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜6のアルキル、オキソ又は炭素数1〜6のアルコキシを示し、
Wは結合、炭素数1〜6のアルキレン又は炭素数3〜6のシクロアルキリデンを示し、
Xは炭素原子(R4a、R4b、R4cのいずれかがこの炭素原子に結合していても良いが、この炭素原子がオキソで置換されることはない)又は窒素原子(Yが結合の場合、窒素原子は酸化されてN−オキシドであっても良い)を示し、
Yは結合、カルボニル、炭素数1〜6のアルキレン、酸素原子又は−NH−を示し、
mは1又は2を示し、
、Z及びZはそれぞれ同一又は異なって、炭素原子又は窒素原子を示すが、Z、Z及びZの全てが窒素原子を示すことはなく、
及びRはそれぞれ同一又は異なって、水素原子;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6のアリールアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキル;ホルミル;炭素数2〜7のアシル;炭素数1〜6のアルキル部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されたアルキルカルボニ
ル;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されたアリールカルボニル;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよいヘテロアリールカルボニル;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数7〜11のアリールアミノカルボニル;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよいヘテロアリールアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノスルホニル;又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルを示すか、
及びRが隣接する窒素原子と一緒になって、以下に示す置換基B又はオキソで置換されてもよい、窒素原子を1〜2個、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を0〜1個含有し、環の構成原子数が5であるヘテロアリール;以下に示す置換基B又はオキソで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、窒素原子を必ず1個以上含有する、環の構成原子数が6〜10であるヘテロアリール;以下に示す置換基Bで置換されてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、窒素原子を必ず1個以上含有する、環の構成原子数が3〜7である飽和非芳香族ヘテロ環基を示すか、
以下に示す含窒素環基
【化3】

(式中、Zは炭素原子又は窒素原子、Zは窒素原子又は酸素原子、Z10は炭素原子、窒素原子又は酸素原子、nは0、1、2又は3、pは1又は2、qは1又は2を示す。)
を示し、
Aが5員ヘテロアリーレン若しくはZ、Z、Z及びZのいずれか2個以上が窒素原子を示すか、Zが窒素原子、且つZ及びZのいずれかが炭素原子でもう一方が窒素原子を示すか、又はWが炭素数1〜6のアルキレン若しくは炭素数3〜6のシクロアルキリデンを示す場合には、以下に示す含窒素環基
【化4】

でもよく、
上記含窒素環基はハロゲン原子;水酸基;オキソ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数1〜6であるアリールアルキルオキシ又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキルオキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子
、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6のアリールアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアシル;炭素数1〜6のアルキル部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されたアルキルカルボニル;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されたアリールカルボニル;炭素数2〜7のアシルオキシ;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;カルボキシ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換された炭素数1〜6のアルキルであって、非芳香族へテロ環基部は炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、又はアルキル部が炭素数1〜6のピロリジニルアルキルで置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環基で置換されたアルキル;及び窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルであって、非芳香族へテロ環基部は、アミノ部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ若しくはアミノカルボニル、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルキル、ピペリジン、ピペラジン、又はモルホリンで置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニル、から選択される1〜6個の置換基で置換されていてもよく、さらに、上記含窒素環基の炭素原子は炭素数3〜6のシクロアルカン又は窒素原子及び酸素原子から選択される原子を1若しくは2個含む環の構成原子数が3〜6のヘテロ環とスピロ結合していてもよく、さらに、上記含窒素環基に含まれる原子の中で、置換基が結合可能な任意の2個の原子がメチレン、エチレン又はビニレンを介して結合し、縮合環又は架橋環を形成してもよいが、
式(I)が以下の化合物
【化5】

となる場合のR、Rは同時にメチル基となることはない。
置換基B
ハロゲン原子;水酸基;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよ
い炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;又はハロゲン原子、水酸基、オキソ、ジオキソ、炭素数1〜6のアルキル又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルを示す。]
で示されるアミド誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項2】
Xが窒素原子又は窒素原子が酸化されたN−オキシド、Yが結合である請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
Aが窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜3個含む5員ヘテロアリーレン又は以下の式で示されるフェニレン若しくは6員ヘテロアリーレンを示し、
【化6】

((式中、Z、Z、Z及びZは炭素原子又は窒素原子を示す。)
これらのフェニレン及びヘテロアリーレンはハロゲン原子;水酸基;ニトロ;シアノ;メルカプト;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアシルオキシ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数3〜6のシクロアルキルチオ;炭素数3〜6のシクロアルキルスルフィニル;炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニルアミノ;ハロゲン原子、水酸基、オキソ、ジオキソ、炭素数1〜6のアルキル又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基;及びR’−NH−CO−NH−(ここで、R’はハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル、ハロゲン原子で置換されていて
もよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基、以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール、又は以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10のヘテロアリールを示す。)から選択される1個又は同一の若しくは異なった2〜3個の置換基で置換されていてもよく、右の結合手がカルボニルに、左の結合手が置換基Wに結合している。)
及びRがそれぞれ同一又は異なって、水素原子;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6のアリールアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキル;ホルミル;炭素数2〜7のアシル;炭素数1〜6のアルキル部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されたアルキルカルボニル;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されたアリールカルボニル;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよいヘテロアリールカルボニル;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数3〜6のシクロアルキルスルホニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数7〜11のアリールアミノカルボニル;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよいヘテロアリールアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノスルホニル;又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルを示すか、
及びRが隣接する窒素原子と一緒になって、以下に示す置換基B又はオキソで置換されてもよい、窒素原子を1〜2個、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を0〜1個含有し、環の構成原子数が5であるヘテロアリール;以下に示す置換基B又はオキソで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、窒素原子を必ず1個以上含有する、環の構成原子数が6〜10であるヘテロアリール;以下に示す置換基Bで置換されてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、窒素原子を必ず1個以上含有する、環の構成原子数が3〜7である飽和非芳香族ヘテロ環基を示すか、
以下に示す含窒素環基
【化7】

(式中、Zは炭素原子又は窒素原子、Zは窒素原子又は酸素原子、Z10は炭素原子、窒素原子又は酸素原子、nは0、1、2又は3、pは1又は2、qは1又は2を示す。

を示し、
Aが5員ヘテロアリーレン若しくはZ、Z、Z及びZのいずれか2個以上が窒素原子を示すか、Zが窒素原子、且つZ及びZのいずれかが炭素原子でもう一方が窒素原子を示すか、又はWが炭素数1〜6のアルキレン若しくは炭素数3〜6のシクロアルキリデンを示す場合には、以下に示す含窒素環基
【化8】

でもよく、
上記含窒素環基はハロゲン原子;水酸基;オキソ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数1〜6であるアリールアルキルオキシ又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキルオキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6のアリールアルキル;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部が以下に示す置換基Bで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアシル;炭素数1〜6のアルキル部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されたアルキルカルボニル;炭素数6〜10のアリール部が以下に示す置換基Bで置換されたアリールカルボニル;炭素数2〜7のアシルオキシ;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;カルボキシ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルチオ;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルフィニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数2〜7のアシルアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;アミノ部が炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換された炭素数1〜6のアルキルであって、非芳香族へテロ環基部は炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、又はアルキル部が炭素数1〜6のピロリジニルアルキルで置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環基で置換されたアルキル;及び窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルであって、非芳香族へテロ環基部は、アミノ部が炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ若しくは
アミノカルボニル、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルキル、ピペリジン、ピペラジン、又はモルホリンで置換されていてもよい非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニル、から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、さらに、上記含窒素環基の炭素原子は炭素数3〜6のシクロアルカン又は窒素原子及び酸素原子から選択される原子を1若しくは2個含む環の構成原子数が3〜6のヘテロ環とスピロ結合していてもよく、さらに、上記含窒素環基に含まれる原子の中で、置換基が結合可能な任意の2個の原子がメチレン、エチレン又はビニレンを介して結合し、縮合環又は架橋環を形成してもよい;
置換基B
ハロゲン原子;水酸基;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;アミノ部が炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノカルボニル;又はハロゲン原子、水酸基、オキソ、ジオキソ、炭素数1〜6のアルキル又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルを示す;
である請求項1又は2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
Aがフェニレン又は6員ヘテロアリーレンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項5】
が炭素数2〜7のアシル;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;アルキル部がハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルスルホニル;又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である非芳香族ヘテロ環基で置換されたカルボニルであり、Rが、水素原子;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;又はハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルであるか、R及びRが隣接する窒素原子と一緒になって炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル又はオキソで置換されていてもよい以下に示す含窒素環基
【化9】

(式中、nは0、1、2又は3、pは1又は2、qは1又は2を示す。)
である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項6】
及びRが隣接する窒素原子と一緒になって水酸基若しくは炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル又はオキソで置換されていてもよい以下に示す含窒素環基
【化10】

である請求項1〜5のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項7】
Wが結合である請求項1〜6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項8】
及びZが炭素原子である請求項1〜7のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項9】
が、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;又はハロゲン原子、水酸基若しくはアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルであり、
が、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;又はハロゲン原子、水酸基若しくはアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルであり、
が、水素原子;ハロゲン原子;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数2〜6のアルケニル;炭素数2〜6のアルキニル;又はハロゲン原子、水酸基若しくはアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキルである請求項1〜8のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項10】
4a、R4b及びR4cが水素原子である請求項1〜9のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項11】
[4−(3,5−ジメチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル][4−(1,1−ジオキソ−1λ−イソチアゾリジン−2−イル)−2−フルオロフェニル]メタノン、
[4−(5−シクロプロピル−3−メチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル][6−(1,1−ジオキソ−1λ−イソチアゾリジン−2−イル)−2−メチルピリジン−3−イル]メタノン、
1−{4−[4−(3,5−ジメチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボニル]−3−フルオロフェニル}イミダゾリジン−2−オン、又は
1−{4−[4−(3,5−ジメチルピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボニル]−3−フルオロフェニル}−3,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオンを有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項12】
MMP−9産生抑制剤である請求項1〜11のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項13】
自己免疫疾患又は炎症性腸疾患の予防薬及び/又は治療薬である請求項1〜11のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項14】
自己免疫疾患が関節リウマチ、多発性硬化症又は全身性エリテマトーデスである請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項15】
炎症性腸疾患がクローン病又は潰瘍性大腸炎である請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項16】
変形性関節症の予防薬及び/又は治療薬である請求項1〜11のいずれか1項に記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2013−107881(P2013−107881A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−236282(P2012−236282)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【出願人】(000002956)田辺三菱製薬株式会社 (225)
【Fターム(参考)】