説明

新規殺微生物剤

置換基が請求項1において定義された通りである式(I)の化合物は、殺生物剤としての使用のために好適である。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

[式中、
aa)R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、シアノ、ホルミル、ニトロ、C1〜C7アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C7アルキルカルボニル、C3〜C7アルケニルカルボニル、C4〜C9シクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシ−C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルチオ−C1〜C6アルキル、C2〜C7アルキルカルボニル−C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニルオキシ−C1〜C6アルキル、C3〜C6アルキニルオキシ−C1〜C6アルキル、ベンジルオキシ−C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C6アルキル、C2〜C7アルキルオキシカルボニル、C4〜C7アルケニルオキシカルボニル、C4〜C7アルキニルオキシカルボニル、C4〜C9シクロアルキルオキシカルボニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、またはC1〜C6ハロアルキルスルフィニルであり;あるいは、
ab)R1およびR2は、それぞれ独立して、−Si(R51)(R52)(R53)であり、ここでR51、R52、R53は、それぞれ独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C3〜C8シクロアルキル、C5〜C8シクロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6アルコキシ、ベンジル、またはフェニルであり;あるいは、
ac)R1およびR2は、それぞれ独立して、−Si(OR54)(OR55)(OR56)であり、ここでR54、R55、R56は、それぞれ独立してC1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C6アルキニル、ベンジル、またはフェニルであり;あるいは
ad)R1およびR2は、それぞれ独立して、フェニルスルホニル、フェニルスルフィニル、フェニルカルボニル、フェノキシカルボニル、ベンジル、ベンジルカルボニル、またはベンジルオキシカルボニルであり;あるいは、
ae)R1およびR2は、それぞれ独立して、
ae1)ヒドロキシ、メルカプト、水素、シアノ、アジド、ニトロ、−SF5、アミノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C6ハロアルケニルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、ベンジルオキシ、フェノキシ、ベンジル、およびフェニルからなる群から独立して選択される置換基によって(ここでそれらの一部であるベンジルオキシ、フェノキシ、ベンジル、およびフェニルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、当該フェニル環上がモノ−からポリ置換されてもよい);または
ae2)カルボキシ、−C(=O)−Cl、−C(=O)−F、C2〜C7アルコキシカルボニル、C2〜C7アルキルチオカルボニル、C2〜C7ハロアルコキシカルボニル、C3〜C7アルケニルオキシカルボニル、C3〜C7ハロアルケニルオキシカルボニル、C3〜C7アルキニルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、およびフェノキシカルボニルからなる群から独立して選択される置換基によって(ここでそれらの一部であるベンジルオキシカルボニルおよびフェノキシカルボニルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、当該フェニル環上がモノ−からポリ置換されていてもよい);または
ae3)ホルミル、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7ハロアルキルカルボニル、C3〜C7アルケニルカルボニル、フェニルカルボニル、およびベンジルカルボニルからなる群から独立して選択される置換基によって(ここでそれらの一部であるフェニルカルボニル、およびベンジルカルボニルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、当該フェニル環上がモノ−からポリ置換されてもよい);または
ae4)アミノスルホニル、C1〜C6アルキルアミノスルホニル、N,N−ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、−C(=O)NR5758、−C(=S)NR5758、および−NR5758からなる群から独立して選択される置換基によって(ここでそれらの一部であるフェニル、ベンジルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、フェニル環上がモノ−からポリ置換されてもよく、もしくはR57およびR58は、それらが相互に結合している窒素原子と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノであって、そしてそれらのそれぞれは同様に、メチル、ハロゲン、シアノ、およびニトロからなる群から選択される置換基によってモノ−からポリ置換されていてもよく;そして環系の窒素原子における置換基はハロゲン以外である);
モノ−からポリ置換された、フェニルスルホニル、フェニルスルフィニル、フェニルカルボニル、フェノキシカルボニル、ベンジル、ベンジルカルボニル、またはベンジルオキシカルボニルであり;あるいは
af)R1またはR2のいずれかは、
af1)ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C8シクロアルキルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、もしくはベンジルオキシであり;または、
af2)ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、およびC1〜C6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換された、C1〜C6アルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C8シクロアルキルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、ベンジルオキシであり;あるいは、
ag)R1およびR2は、それぞれ独立して、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アジド、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C2〜C7アルコキシカルボニル、ホルミル、C2〜C7アルキルカルボニル、−Si(R51)(R52)(R53)、および−Si(OR54)(OR55)(OR56)からなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換された、C1〜C7アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C7アルキルカルボニル、C3〜C7アルケニルカルボニル、C4〜C9シクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシ−C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルチオ−C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニルオキシ−C1〜C6アルキル、C2〜C6アルキルカルボニル−C1〜C6アルキル、C3〜C6アルキニルオキシ−C1〜C6アルキル、ベンジルオキシ−C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル−C1〜C6アルキル、C2〜C7アルキルオキシカルボニル、C4〜C7アルケニルオキシカルボニル、C4〜C7アルキニルオキシカルボニル、またはC4〜C9シクロアルキルオキシカルボニルであり;あるいは、
ah)R1およびR2は、それぞれ独立してA−基であり、
ここでAは、芳香族で、部分的に飽和で、または完全に飽和であることができ、そして窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される、1〜4個のヘテロ原子を含み得る、3〜10員の単環式系または縮合二環系であり、それぞれの環系が2個超の酸素原子および2個超の硫黄原子を含むことが可能ではなく、そして3〜10員環系自体は、
A1)ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、ニトロ、アジド、ホルミル、カルボキシ、−C(=O)−Cl、=O、=S、−C(=O)−F、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C5〜C8シクロアルケニル、C5〜C8シクロアルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C5〜C8ハロシクロアルケニル、C5〜C8ハロシクロアルキニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C6ハロアルケニルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、C3〜C8シクロアルキルオキシ、C3〜C8ハロシクロアルキルオキシ、C3〜C8シクロアルケニルオキシ、C3〜C8ハロシクロアルケニルオキシ、ベンジルオキシ、およびフェノキシからなる群から独立して選択される置換基によって(ここでベンジルオキシおよびフェノキシは、同様に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アジド、アミノ、−SF5、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、およびC1〜C6アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されていてもよい);または、
A2)HC(=NOR59)−、(C1〜C6アルキル)C(=NOR59)−、(C1〜C6ハロアルキル)C(=NOR59)−、(C1〜C6アルキル)C(=NOR59)C1〜C6アルキル−、および(C1〜C6ハロアルキル)C(=NOR59)C1〜C6アルキル−からなる群から独立して選択される置換基によって(ここでR59は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、ベンジル、およびフェニル、ならびにハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、もしくはC1〜C6アルコキシによってモノ−からポリ置換された、ベンジルおよびフェニルである);または、
A3)C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、(R14)S(=O)(=NR13)−、および(R14)(R15)S(=O)=N−からなる群から独立して選択される置換基によって(ここでR13は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、フェニル、またはベンジルであるか、あるいはハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、もしくはC1〜C6アルコキシによってモノ−からポリ置換された、フェニルまたはベンジルであり、そしてR14およびR15は、それぞれ独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジル、またはフェニル、あるいは、それぞれ独立して、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から選択される置換基によって置換される、ベンジルまたはフェニルである);または
A4)−NR5758、−C(=O)NR5758、および−C(=S)NR5758からなる群から独立して選択される置換基によって;または、
A5)ホルミル、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7ハロアルキルカルボニル、C3〜C7アルケニルカルボニル、C3〜C7ハロアルケニルカルボニル、C4〜C9シクロアルキルカルボニル、C4〜C9ハロシクロアルキルカルボニル、C2〜C7アルコキシカルボニル、C2〜C7ハロアルコキシカルボニル、C3〜C7アルケニルオキシカルボニル、C3〜C7アルキニルオキシカルボニル、C4〜C9シクロアルコキシカルボニル、C2〜C7アルキルチオカルボニル、およびベンジルオキシカルボニル、ならびにハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換されたベンジルオキシカルボニルからなる群から独立して選択される置換基によって;または、
A6)−Si(R51)(R52)(R53)、および−Si(OR54)(OR55)(OR56)からなる群から独立して選択される置換基によって;または、
A7)アミノスルフィニル、(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、N,N−ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、(C1〜C6アルキル)アミノ、フェニル、フェノキシ、ベンジル、およびベンジルオキシからなる群から独立して選択される置換基によって(ここでそれらの一部であるフェニル、フェノキシ、ベンジル、およびベンジルオキシは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、アジド、メルカプト、ホルミル、−SF5、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C3〜C6アルケニルチオ、C3〜C6ハロアルケニルチオ、C3〜C6アルキニルチオ、C1〜C3アルコキシ−C1〜C3アルキルチオ、C2〜C6アルキルカルボニル−C1〜C3−アルキルチオ、C2〜C6アルコキシカルボニル−C1〜C3アルキルチオ、シアノ−C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、N,N−ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、および(C1〜C6アルキル)アミノからなる群から独立して選択される置換基によってフェニル環上がモノ−からポリ置換されてもよい);
モノ−からポリ置換されることができ;あるいは、
ai)R1およびR2は、それぞれ独立して、−C(=O)NR5758であり;あるいは、
aj)R1およびR2は、一緒になって、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、またはC1〜C6ハロアルキル基によってモノ−からポリ置換されたC2〜C6アルキレン架橋を形成し;あるいは、
ak)R1およびR2は、それらが相互に結合している窒素原子と一緒になって、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、モルホリノ、チオモルホリノであり、そしてそれらの各々が、それぞれ独立して、メチル基、ハロゲン、シアノ、およびニトロによって、モノ−からポリ置換されてもよく;あるいは、
al)断片
【化2】

は、
【化3】

であることができ;ここで、前記断片のそれぞれの意味は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されることができ;
ba)R3、R4、およびR7は、それぞれ独立して、
ba1)水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、メルカプト、ヒドロキシ、アジド、−SF5、−NR6465であり、ここでR64およびR65は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6アルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、フェニル、またはベンジルであり、ここでそれらの一部であるフェニル、ベンジルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってフェニル環上でモノ−からポリ置換されてもよく、あるいはR64およびR65は、それらが相互に結合している窒素原子と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノであり、そしてそれらのそれぞれは、同様に、メチル、ハロゲン、シアノ、およびニトロからなる群から選択された置換基によって、モノ−からポリ置換されてもよく;そして環系の窒素原子における置換基がハロゲン以外であり;あるいは、R3、R4およびR7は、それぞれ独立して、−C(=S)NH2、−N=C=O、−N=C=S、アミノ、(R51)(R52)(R53)Si−、(R51)(R52)(R53)Si−(C1〜C6アルキル)−、(R51)(R52)(R53)Si−(C2〜C6アルキニル)−、(OR54)(OR55)(OR56)Si−、または(OR214)(OR215)(OR216)Si−(C1〜C6アルキル)−であり;ここでR214、R215およびR216は、それぞれ独立してハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C3〜C8シクロアルキル、C5〜C8シクロアルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジル、またはフェニルであり;あるいはR3、R4およびR7は、それぞれ独立して、
ba2)C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルフィニル、アミノスルホニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C6ハロアルケニルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、C1〜C6アルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C1〜C6アルキル−S(=O)(R14)=N−、(R14)S(=O)(=N−R13)−、(R14)(R15)S(=O)=N−、−S−C3〜C6−アルケニル、−S−C3〜C6−アルキニル、−S−C3〜C8−シクロアルキル、S−ベンジル、または−S−C3〜C6アルケニル、−S−C3〜C6−アルキニル、−S−C3〜C8−シクロアルキル、またはS−ベンジルであり;ここでそれらの全ては、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシからなる群から選択される置換基によって、モノ−からポリ置換されることができ;あるいは、R3、R4およびR7は、それぞれ独立して、
ba3)C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、もしくはC2〜C6アルキニル、または、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ヒドロキシアルキル、トリ(アルキル)シリル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、およびC1〜C6ハロアルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換された、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、またはC2〜C6アルキニルであり;あるいはR3、R4およびR7は、それぞれ独立して、
ba4)ホルミル、C2〜C7アルコキシカルボニル、C2〜C7ハロアルコキシカルボニル、C3〜C7−アルケニルオキシカルボニル、C3〜C7ハロアルケニルオキシカルボニル、C2〜C7アルキルカルボニル、カルボキシ、−C(=O)−Cl、−C(=O)−F、C2〜C7ハロアルキルカルボニル、C3〜C7アルケニルカルボニル、またはC3〜C7ハロアルケニルカルボニルであり;あるいはR3、R4およびR7は、それぞれ独立して、
ba5)フェニル、フェノキシ、ベンジル、もしくはベンジルオキシ、または、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アジド、アミノ、−SF5、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニルおよびC1〜C6アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換された、フェノキシ、ベンジル、またはベンジルオキシであり;あるいは、
bb)R3、R4およびR7は、それぞれ独立して、A−、A−O−、またはA−(C1〜C6アルキル)−基であり、ここでA基は上のah)以下に定義された通りであり;
ca)R5は、水素、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C1〜C12アルキルスルホニル、C2〜C12アルケニルスルホニル、フェニルスルホニル、もしくはベンジルスルホニルであるか、またはハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アジド、ホルミル、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7ハロアルキルカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、およびC1〜C6アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換された、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C1〜C12アルキルスルホニル、C2〜C12アルケニルスルホニル、フェニルスルホニル、またはベンジルスルホニルであり;あるいは、
cb1)R5は、ホルミル、C2〜C12アルキルカルボニル、C3〜C12アルケニルカルボニル、C3〜C12アルキニルカルボニル、C4〜C12シクロアルキルカルボニル、ベンジルカルボニル、フェニルカルボニル、C2〜C12アルコキシカルボニル、C4〜C12アルケニルオキシカルボニル、C4〜C12アルキニルオキシカルボニル、C4〜C12シクロアルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、またはフェノキシカルボニルであるか、あるいは、
cb2)ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換された、C2〜C12アルキルカルボニル、C3〜C12アルケニルカルボニル、C3〜C12アルキニルカルボニル、C4〜C12シクロアルキルカルボニル、ベンジルカルボニル、フェニルカルボニル、C2〜C12アルコキシカルボニル、C4〜C12アルケニルオキシカルボニル、C4〜C12アルキニルオキシカルボニル、C4〜C12シクロアルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、またはフェノキシカルボニルであり;あるいは、
cc)R5は、(R51)(R52)(R53)Si−、(R51)(R52)(R53)Si−(C1〜C12アルキル)−、(R51)(R52)(R53)Si−(C3〜C8シクロアルキル)−、(R54O)(R55O)(R56O)Si−、(R54O)(R55O)(R56O)Si−(C1〜C12アルキル)−、または(R54O)(R55O)(R56O)Si−(C3〜C8シクロアルキル)−であり;あるいは、
cd)R5は、C1〜C6アルキル−B−C1〜C12アルキル−、C2〜C6アルケニル−B−C1〜C12アルキル−、C2〜C6アルキニル−B−C1〜C12アルキル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C1〜C12アルキル−、ベンジル−B−C1〜C12アルキル−、フェニル−B−C1〜C12アルキル−、C1〜C6アルキル−B−C2〜C12アルケニル、C2〜C6アルケニル−B−C2〜C12アルケニル−、C2〜C6アルキニル−B−C2〜C12アルケニル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C2〜C12アルケニル−、ベンジル−B−C2〜C12アルケニル−、フェニル−B−C2〜C12アルケニル−、C1〜C6アルキル−B−C2〜C12アルキニル−、C2〜C6アルケニル−B−C2〜C12アルキニル−、C2〜C6アルキニル−B−C2〜C12アルキニル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C2〜C12アルキニル−、ベンジル−B−C2〜C12アルキニル−、フェニル−B−C2〜C12アルキニル−、C1〜C6アルキル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C2〜C6アルケニル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C2〜C6アルキニル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C3〜C8シクロアルキル−、ベンジル−B−C3〜C12シクロアルキル−、またはフェニル−B−C3〜C12シクロアルキル−であり、ここでB基は、−C(=O)−、−C(=S)−、−C(=NOR59)−、−C(R60)=NO−、−ON=C(R60)−、−O−C(=O)−、−C(=O)−O−、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−S(=O)(=NR13)−、−S(=O)(R14)=N−、−N=S(=O)(R14)−、−N(R62)−C(=O)−、−C(=O)−N(R62)−、−N(R62)−SO2−、または−SO2−N(R62)−であり;
cd1)ここでR60は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジル、またはフェニル、あるいは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換された、ベンジルまたはフェニルであり、そして、
cd2)R62は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、ベンジル、またはフェニル、あるいは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換されたベンジルまたはフェニルであり;あるいは
ce)R5は、C1〜C6アルキル−B−C1〜C12アルキル−、C2〜C6アルケニル−B−C1〜C12アルキル−、C2〜C6アルキニル−B−C1〜C12アルキル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C1〜C12アルキル−、ベンジル−B−C1〜C12アルキル−、フェニル−B−C1〜C12アルキル−、C1〜C6アルキル−B−C2〜C12アルケニル−、C2〜C6アルケニル−B−C2〜C12アルケニル−、C2〜C6アルキニル−B−C2〜C12アルケニル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C2〜C12アルケニル−、ベンジル−B−C2〜C12アルケニル−、フェニル−B−C2〜C12アルケニル−、C1〜C6アルキル−B−C2〜C12アルキニル−、C2〜C6アルケニル−B−C2〜C12アルキニル−、C2〜C6アルキニル−B−C2〜C12アルキニル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C2〜C12アルキニル−、ベンジル−B−C2〜C12アルキニル−、フェニル−B−C2〜C12アルキニル−、C1〜C6アルキル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C2〜C6アルケニル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C2〜C6アルキニル−B−C3〜C8シクロアルキル−、C3〜C8シクロアルキル−B−C3〜C8シクロアルキル−、ベンジル−B−C3〜C12シクロアルキル−、フェニル−B−C3〜C12シクロアルキル−であり、そしてそれらの全ては、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、メルカプト、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、ホルミル、C2〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、およびC1〜C6アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によって同様に置換され;あるいは、
cf)R5は、A−、A−(C1〜C6アルキル)−、A−O−(C1〜C6アルキル)−、A−(C2〜C6アルケニル)−、A−O−(C2〜C6アルケニル)−、A−(C2〜C6アルキニル)−、A−O−(C2〜C6アルキニル)−、A−(C3〜C8シクロアルキル)−、またはA−O−(C3〜C8シクロアルキル)−であり;ここでA基は上のah)以下に定義された通りであり;あるいは、
cg)R5は−N=C(R8)R9基を示し;
cg1)ここでR8およびR9は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C1〜C12アルコキシ、ホルミル、C2〜C12アルキルカルボニル、C3〜C12アルケニルカルボニル、カルボキシ、C2〜C12アルコキシカルボニル、またはC4〜C12アルケニルオキシカルボニル、あるいは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、およびC1〜C6アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−からポリ置換されたC1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C2〜C12アルコキシ、C2〜C12アルキルカルボニル、C3〜C12アルケニルカルボニル、C2〜C12アルコキシカルボニル、またはC4〜C12アルケニルオキシカルボニルであり;あるいは、
cg2)R8およびR9は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6アルキル、およびC1〜C6ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基によって、場合によりモノ−からポリ置換されてもよいC2〜C8アルキレン架橋を形成し;あるいは、
cg3)R8およびR9は、それぞれ独立して、A−、A−O−、またはA−(C1〜C6アルキル)−基であり;ここでA基は、上のah)以下に定義された通りであり;あるいは、
d)R6は、水素、ハロゲン、シアノ、ホルミル、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−SH、−S−C1〜C6アルキル、−S−C1〜C6ハロアルキル、−S−C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、またはC2〜C6アルキニルである。]
の化合物、およびそれらの化合物の、農学的に許容される塩/金属錯体/メタロイジック(metalloidic)複合体/異性体/構造異性体/立体異性体/ジアステレオ異性体/鏡像異性体/互変異性体/N−オキシド。
【請求項2】
1およびR2が、それぞれ独立して、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジル、またはC2〜C7アルキルカルボニルであり、それらのそれぞれは、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルキルチオ、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されてもよく;あるいは、R1およびR2が一緒になって、メチル基によってモノ−からポリ置換されてもよいC2〜C6アルキレン架橋を形成し;あるいはR1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、モルホリノ、チオモルホリノであり、そしてそれらのそれぞれは、互いに独立してメチル基によってモノ−からポリ置換されてもよく;あるいは
1が、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジルまたはC2〜C7アルキルカルボニルであり、そしてそれらのそれぞれは、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルキルチオ、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されてもよく、そしてR2が、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C8シクロアルキルオキシ、またはC3〜C6アルキニルオキシであり;あるいは
2が、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、ベンジル、またはC2〜C7アルキルカルボニルであり、そしてそれらのそれぞれが、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルキルチオ、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されてもよく、そしてR1が、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C8シクロアルキルオキシ、またはC3〜C6アルキニルオキシである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項3】
6が、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、またはCHOである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項4】
6が、−SH、−S−C1〜C6アルキル、または−S−C1〜C6ハロアルキルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項5】
7が、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、またはシアノである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項6】
4が、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6−ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、アミノ、アジド、メルカプト、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、CHO、C2〜C7アルキルカルボニル、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ;またはそれぞれが同様に、メチル、ハロゲンからなる群から選択される置換基によってモノ−またはポリ置換されている、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノであり;あるいはR4が、フェニル、またはハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されているフェニルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項7】
3が、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C7シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、−N=C=O、−N=C=S、−C(=O)NH2、−C(=S)NH2、−C(=O)NH(CH3)、−C(=S)NH(CH3)、−C(=O)N(CH32、−SO2NH2、−SO2NH(CH3)、−SO2N(CH32、−C(=S)N(CH32、−COOH、トリ(C1〜C4アルキル)シリル、トリ−(C1〜C4アルコキシ)シリル、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、アミノ、アジド、メルカプト、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C12ジアルキルアミノ、C3〜C6アルケニルアミノ、C6〜C12ジアルケニルアミノ、C1〜C6アルキルC3〜C6アルケニルアミノ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、CHO、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C3〜C6アルケニルオキシカルボニル、C3〜C6アルキニルオキシカルボニル、フェニル、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、またはチオモルホリノであり;あるいはR3が、メチル、ハロゲン、およびフェニルからなる群から独立して選択される置換基によって、または、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によってそれ自体がモノ−からポリ置換され得るフェニルによって、モノ−からポリ置換された、アジリジノ、アゼチジノ、ピラゾリノ、ピラゾリジノ、ピロリノ、ピロリジノ、イミダゾリノ、イミダゾリジノ、トリアゾリノ、テトラゾリノ、ピペラジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノであり;あるいはR3が、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C3〜C6アルケニルオキシカルボニル、C3〜C6アルキニルオキシカルボニル、またはフェニルであり、あるいは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ならびに、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、およびC1〜C6アルコキシからなる群から独立して選択される置換基によって同様にモノ−からポリ置換されてもよいフェニルからなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換されたフェニルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項8】
5が、フェニル、フェニル−C1〜C12アルキル、フェニル−C3〜C12シクロアルキル、フェニル−C3〜C12アルケニル、または、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アジド、ヒドロキシ、メルカプト、トリアルキルシリル、トリアルコキシシリル、CHO、COOH、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ヒドロキシアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6アルケニルオキシ、C3〜C6ハロアルケニルオキシ、C3〜C6アルキニルオキシ、C3〜C6シクロアルコキシ、C3〜C6ハロシクロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、−C(=O)NH2、−C(=S)NH2、−C(=O)NH(CH3)、−C(=S)NH(CH3)、−C(=O)N(CH32、−SO2NH2、−SO2NH(CH3)、−SO2N(CH32、および−C(=S)N(CH32からなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換された、フェニル、フェニル−C1〜C12アルキル、フェニル−C3〜C12シクロアルキル、フェニル−C3〜C12アルケニルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項9】
5が、水素、(R51)(R52)(R53)Si−(C1〜C12アルキル)−、トリC1〜C6アルキルシリル、フェニル−ジC1〜C6アルキルシリル、C1〜C12アルキル、C3〜C12アルケニル、C3〜C12アルキニル、C3〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルキルC1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルケニル、C1〜C12アルコキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルケニルオキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキニルオキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルチオ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルスルフェニル−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルスルホニル−C0〜C12アルキル、C2〜C12アルキルカルボニル−C0〜C12アルキル、C3〜C12アルケニルカルボニル−C0〜C12アルキル、C2〜C12アルコキシルカルボニル−C0〜C12アルキル、C3〜C12アルケニルオキシカルボニル−C0〜C12アルキル、またはC3〜C12アルキニルオキシカルボニル−C0〜C12アルキルであり、あるいはR5が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、メルカプト、CHO、COOH、C1〜C6トリアルキルシリル、トリC1〜C6アルコキシシリル、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C1〜C6アルケニル、C1〜C6ハロアルケニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C7アルキルカルボニル、C2〜C7アルコキシカルボニル、C2〜C7アルケニルオキシカルボニル、C2〜C7アルキニルオキシカルボニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、−C(=O)NH2、−C(=S)NH2、−C(=O)NH(CH3)、−C(=S)NH(CH3)、−C(=O)N(CH32、および−C(=S)N(CH32からなる群から独立して選択される置換基によってモノ−からポリ置換された、C1〜C12アルキル、C3〜C12アルケニル、C3〜C12アルキニル、C3〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルキル−C1〜C12アルキル、C5〜C12シクロアルケニル、C1〜C12アルコキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルケニルオキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキニルオキシ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルチオ−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルスルフェニル−C1〜C12アルキル、C1〜C12アルキルスルホニル−C0〜C12アルキル、C2〜C12アルキルカルボニル−C0〜C12アルキル、C3〜C12アルケニルカルボニル−C0〜C12アルキル、C2〜C12アルコキシルカルボニル−C0〜C12アルキル、C3〜C12アルケニルオキシカルボニル−C0〜C12アルキル、C3〜C12アルキニルオキシカルボニル−C0〜C12アルキルであり;そしてR51、R52、およびR53が請求項1で定義された通りである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項10】
1およびR2が、それぞれ独立して、水素、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルキニル、水素、またはピリジンであり;
あるいはR1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になってピロリノであり;
3が、水素、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、フェニル、ハロゲンによって置換されたフェニル、(R51)(R52)(R53)Si−(C2〜C6アルキニル)−であり、ここでR51、R52、およびR53は、請求項1において定義された通りであり;
4が、水素、ハロゲン、フェニル、イミダゾリル、アミノ、C1〜C6アルコキシ、またはC1〜C6アルキルであり;
5が、C1〜C12アルキル、またはA基であり、
Aが、芳香族で、部分的に飽和され、または完全に飽和され得る、3〜10員の単環または縮合2環系であり、そして窒素、酸素、および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含むことができ、そしてそれぞれの環系が、2個超の酸素原子および2個超の硫黄原子を含むことが可能ではなく、そして3〜10員環系自体が、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、およびC1〜C6アルキルチオからなる群から独立して選択される置換基によって、モノ−またはポリ置換されることができ;
6が水素であり;ならびに
7が、水素、またはC1〜C6アルキルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項11】
3が、水素、C1〜C6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、フェニル、ハロゲンによって置換されたフェニル、(R51)(R52)(R53)Si−(C2〜C6アルキニル)−であり、ここでR51、R52、およびR53は、請求項1において定義された通りである、請求項10に記載の式Iの化合物。
【請求項12】
1およびR2が、それぞれ独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C2〜C6アルキニル、水素、またはピリジンであり;
あるいはR1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になってピロリノであり:
3が、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、フェニル、ハロゲンによって置換されたフェニルであるか、または(R51)(R52)(R53)Si−(C2〜C6アルキニル)−であり、ここでR51、R52、およびR53は、請求項1において定義された通りであり;
4が、水素、ハロゲン、C1〜C6アルコキシ、またはC1〜C6アルキルであり;
5が、C1〜C6アルキル、フェニル、またはC1〜C6アルキル、ピリジル、あるいは、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、およびC1〜C6アルキルチオからなる群から選択される置換基によってモノ−またはジ置換された、フェニルまたはピリジルであり;
6が水素であり;ならびに
7が水素、またはC1〜C6アルキルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項13】
1およびR2が、それぞれ独立して、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルキニル、水素、またはピリジンであり;
あるいはR1およびR2が、それらが結合している窒素原子と一緒になってピロリノであり:
3が、水素、C1〜C6アルキル、ハロゲン、シアノ、フェニル、ハロゲンで置換されたフェニルであるか、または(R51)(R52)(R53)Si−(C2〜C6アルキニル)−であり、ここでR51、R52、およびR53は、請求項1において定義された通りであり;
4が、水素、またはC1〜C6アルキルであり;
5が、C1〜C6アルキル、フェニル、またはピリジル、あるいは、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシおよびC1〜C6アルキルチオからなる群から選択される置換基によってモノ−またはジ置換された、フェニルまたはピリジルである;請求項12に記載の式Iの化合物。
【請求項14】
式X
【化4】

[式中、R1、R2、R3、R4、R6およびR7は、請求項1において式I以下で定義された通りであり、そしてR100は、SH−、ニトロ、ハロゲン、イミダゾリル、トリアゾリル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフェニル、またはC1〜C6アルキルスルホニルである。]
の化合物。
【請求項15】
植物病原性微生物による有用な植物への侵入を制御または予防する方法であって、請求項1に記載の式Iの化合物、または活性成分として該化合物を含む組成物が、前記植物、その一部、またはその場へ適用される、前記方法。
【請求項16】
請求項1に記載の式Iの化合物および不活性担体を含む、植物病原性微生物に対する制御および保護のための組成物。

【公表番号】特表2010−519267(P2010−519267A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550676(P2009−550676)
【出願日】平成20年2月20日(2008.2.20)
【国際出願番号】PCT/EP2008/001315
【国際公開番号】WO2008/101682
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【出願人】(500371307)シンジェンタ リミテッド (141)
【Fターム(参考)】