説明

景品取得ゲーム機

【課題】一括して払い出す複数の景品を管理者が補充する必要が無く、ユーザに対して景品獲得の意欲を向上させることができるようにする。
【解決手段】景品取得ゲーム機1に設けられた景品収容ユニット7には、筐体の外部に景品を払い出すための景品取り出し口14と連通された景品落下口と、景品落下口と近接して設けられ、景品を収容する景品収容部とが設けられている。景品取得ユニット6は、景品陳列ゾーン4に載置された景品を収容して搬送し、所定の位置まで景品を投下する。景品取得ユニット6は、景品取得ボタン10と景品投下ボタン11から入力された指示に応じて、景品取得ユニット6から投下される景品が景品落下口または前記景品収容部の何れかに入る位置まで景品取得ユニットを移動される。景品取得ゲーム機1は、所定の条件を満たす状態となった場合に、景品収容部に収容された景品を景品落下口に投入する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の景品をまとめて払い出す景品取得ゲーム機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、プレーヤの操作に応じて景品を払い出す景品取得ゲーム機が広く知られている。また、景品取得ゲーム機には、プレーヤの操作によって所定の条件を満たす状態となった場合に、複数の景品を一括して払い出す、いわゆるジャックポットを発生させる機能が搭載されたものがある。
【0003】
ジャックポットを発生する景品取得ゲーム機は、複数の景品を一括して払い出すことができるように、景品収納部に複数の景品を予め収容しておく必要がある。従来では、例えば景品取得ゲーム機を管理する管理者が、筐体を開けて、景品収納部に複数の景品を補充するといった作業が必要となっていた。
【0004】
また、従来では、ジャックポットの発生/不発生に係わらず常にゲームマシンに一定量の景品を自動的に供給することができると共に、ジャックポットの発生時には発生したジャックポットの種類に応じて特定の量の景品を自動的に供給することができるように構成された装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1に記載された装置は、景品搬送手段から落下された景品を載置して載置した景品を取出し口まで押し出す景品押出し手段と、所定量の景品を収納する景品収納手段と、所定の条件により少なくとも二種類の異なるジャックポットを発生させるジャックポット発生装置と、ジャックポット発生装置によるジャックポットの発生及び発生したジャックポットの種類を検出する検出手段と、検出手段及び景品収納手段に接続され、検出手段によりジャックポットの発生が検出された場合には、検出されたジャックポットの種類に応じて特定の量の景品を景品収納手段から景品押出し手段に供給する自動景品補充手段とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2005−230262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載された従来技術では、ジャックポットの発生が検出された場合には、特定の量の景品を景品収納手段から供給する手段を有しているものの、景品収納手段への補給用景品を収容するように構成された補給用景品収容筒を設け、補給用景品収容筒に対して管理者が景品を予め補充しなければならなかった。
【0008】
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、一括して払い出す複数の景品を管理者が補充する必要が無く、ユーザに対して景品獲得の意欲を向上させることができる景品取得ゲーム機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明は、筐体の外部に景品を払い出すための景品取り出し口と連通された景品落下口と、前記景品落下口と近接して設けられ、景品を収容する景品収容部と、載置された景品を収容して搬送し、所定の位置で前記景品を投下する景品取得ユニットと、前記景品取得ユニットにより景品を搬送させる指示を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された指示に応じて、前記景品取得ユニットから投下される景品が前記景品落下口または前記景品収容部の何れかに入る位置まで前記景品取得ユニットを移動させる移動制御手段と、所定の条件を満たす状態となった場合に、前記景品収容部に収容された景品を前記景品落下口に投入する投入手段と
を具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、一括して払い出す複数の景品を管理者が補充する必要が無く、ユーザに対して景品獲得の意欲を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態における景品取得ゲーム機の外観構成を示す斜視図。
【図2】本実施形態における景品収容ユニットを説明するための図。
【図3】景品取得ユニットの詳細な構成を示す外観図。
【図4】景品取得ユニットの景品を収容するための動作を説明するための図。
【図5】景品取得ユニットから景品収容ユニットに景品を投下するまでの動作を説明するための図。
【図6】本実施形態における景品取得ゲーム機1の機能構成を示すブロック図。
【図7】第1実施形態における景品取得ユニットの動作を制御するための景品取得ユニット制御処理を示すフローチャート。
【図8】第1実施形態における景品収容ユニットの動作を制御するための景品収容ユニット制御処理を示すフローチャート。
【図9】第1実施形態における景品取得ユニットから景品を投下する様子を示す図。
【図10】第1実施形態における景品収容部に収容された景品の払い出しの様子を示す図。
【図11】第1実施形態における景品収容ユニットの動作を制御するための他の景品収容ユニット制御処理を示すフローチャート。
【図12】第2実施形態における景品収容ユニットの動作を制御するための景品収容ユニット制御処理を示すフローチャート。
【図13】第2実施形態における景品取得ユニットから景品を投下する様子を示す図。
【図14】第2実施形態における景品収容部に収容された景品の払い出しの様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における景品取得ゲーム機1の外観構成を示す斜視図である。図1に示す景品取得ゲーム機1は、水平断面が円形をした筐体により構成されており、例えば4箇所において4人のプレーヤが同時にゲームをすることができるようになっている。ここでは、図1に示す正面に設けられた1人分のゲーム機構について説明する。
【0013】
景品取得ゲーム機1の上部は、アクリル板などにより構成された透明板2により覆われている。これにより、プレーヤは、透明板2の内部のゲームフィールド内を視認することができる。また、景品取得ゲーム機1の筐体下部3には、制御ユニットが実装された制御PCB(Print Circuit Board)や各種の機構部が収納されている。
【0014】
ゲームフィールドの中央部には、景品陳列ゾーン4が設けられている。景品陳列ゾーン4は、円形をしており、複数の景品が載置される。景品陳列ゾーン4は、例えば一定の速度で回転されており、各プレーヤの前を載置された景品が通過するようにしている。
【0015】
ゲームフィールド内のプレーヤと正対する位置には、支柱5により支えられた景品取得ユニット6と、景品取得ユニット6による景品の搬送先となる景品収容ユニット7が設けられている。支柱5は、回動可能となるように垂直に設けられた第1部材、第1部材の先端に水平に設けられた所定の長さを有する第2部材、第2部材の先端に設けられた下方に伸縮可能な第3部材5aにより構成されている。第3部材の先端に景品取得ユニット6が取り付けられている。景品取得ユニット6は、支柱5がユーザ操作に応じて回動されることにより、透明板2の近くの初期位置から景品陳列ゾーン4、景品陳列ゾーン4から景品収容ユニット7まで移動され、景品収容ユニット7の上方で景品を投下した後、初期位置まで移動される。景品取得ユニット6は、景品陳列ゾーン4に載置された景品を収容して搬送し、所定の位置(景品収容ユニット7)で景品を投下する機構を有する。景品取得ユニット6の詳細な構成については、図3、図4、及び図5を参照しながら説明する。
【0016】
景品収容ユニット7は、景品取得ユニット6による景品の搬送先となるもので、図2に示すように、筐体の外部に景品を払い出すための景品落下口7dと、景品落下口7dと近接して設けられた景品を収容するための景品収容部7cとが設けられている。図2に示すように、景品収容ユニット7は、水平断面がほぼ円形となる外周部材7aと、外周部材7aの内側には、水平断面がほぼ円形となる内周部材7bとが設けられており、外周部材7aと内周部材7bとの間が景品収容部7cとなり、内周部材7bの内側が景品落下口7dとなる。内周部材7bの上端は、外周部材7aの上端よりも低くなっている。景品収容部7cの底部(ジャックポットゾーン)は、図示せぬ機構部によって上昇あるいは下降させることができる。景品収容部7cの底部が下降位置にある場合には、景品取得ユニット6から投下された景品を収納することができる(あるいは管理者等によって景品を収納することもできる)。また、景品が収納された状態で景品収容部7cの底部を上昇させると、景品収容部7cに収納された景品を内周部材7bの上端を越えて景品落下口7dに落下させることができる。景品落下口7dは、筐体下部3の内部で景品取り出し口14と連通されている。従って、景品取得ユニット6から景品落下口7dに投下された景品、あるいは景品収容部7cから落下された景品は、景品落下口7dを通じて景品取り出し口14に払い出すことができる。プレーヤは、図2に示すように、景品取り出し口14から景品を取り出すことができる。
【0017】
景品収容ユニット7の近傍には、支柱8が設けられている。支柱8は、回動可能となるように垂直に設けられた第1部材、第1部材の先端に水平に設けられた所定の長さを有する第2部材により構成されている。支柱8の第2部材の先端には、障害部材9が設けられている(後述する第1実施形態ではターゲット部材9a、第2実施形態ではジャマ部材9b)。
【0018】
障害部材9は、景品収容ユニット7の上方に移動された景品取得ユニット6と景品収容ユニット7(景品落下口7d)との間で、例えば景品収容ユニット7の上方で水平に往復運動を繰り返すように、支柱8によって移動される。すなわち、景品取得ユニット6と景品収容ユニット7(景品落下口7d)との間に障害部材9が存在することにより、景品収容ユニット7の上方にある景品取得ユニット6から投下された景品の落下経路が障害部材9と接触することにより変化する。このため、プレーヤが景品落下口7dに景品を投下するつもりで操作したとしても、景品取得ユニット6から投下された景品が障害部材9と接触して景品収容部7cに収容される場合も発生する。景品収容部7cに収容された景品は、所定の条件(ジャックポット)が発生した場合に、一括してプレーヤに払い出すために用いられる。
【0019】
また、景品取得ゲーム機1の下部筐体3の上部には、プレーヤの略腰の高さにおいて水平面が形成されており、この水平面上にプレーヤにより操作が行われるコントロールパネルが設けられている。コントロールパネルには、景品取得ボタン10、景品投下ボタン11、コイン投入口12、表示装置13が配置されている。
【0020】
景品取得ボタン10と景品投下ボタン11は、プレーヤからの指示を入力するためのものである。例えば、景品取得ボタン10は、景品取得ユニット6の景品収容動作の開始を指示するために操作されるボタンであり、景品投下ボタン11は、景品取得ユニット6に収容された景品の投下を指示するために操作されるボタンである。なお、プレーヤからの指示を入力するために、景品取得ボタン10や景品投下ボタン11に限らず、他の入力デバイス(ジョイスティック、複数のボタンなど)を用いることも可能である。
【0021】
コイン投入口12は、ゲーム利用の対価とするコインが投入される。
表示装置13は、例えばクレジット数(プレイ可能回数)や動作モードの表示などが表示される。
【0022】
また、景品取得ゲーム機1の下部筐体3には、景品取り出し口14、スピーカ15が設けられている。景品取り出し口14は、景品収容ユニット7に設けられた景品落下口7dと連通されており、景品落下口7dから落下した景品を取り出すことができる。
【0023】
図3は、景品取得ユニット6の詳細な構成を示す外観図である。本実施形態における景品取得ユニット6は、例えばヘリコプターを模して構成されており、筐体内を飛行して景品を収容し、目的場所(景品収容ユニット7)まで搬送することを表現する。景品取得ユニット6には、本体6aと羽6bが設けられている。さらに、本体6aの底部には、景品を収容するための収容部材6cが取り付けられている。羽6bは、景品取得ユニット6が移動されている間、ヘリコプターが飛行していることを表すように回転駆動される。また、本体6aも景品取得ユニット6が移動されている間、向きを変更(水平方向にゆっくり回転)するように構成されている。
【0024】
収容部材6cは、景品を収容するためのもので、例えば通常状態において本体6aの先端と同じ向き(前方)に開口部が設けられた箱状に構成されている。収容部材6cは、後端部近傍に設けられた回転軸(図示せず)により、開口部を水平方向に向けた状態から下方に向けて開放した状態の範囲で回動可能となっている。収容部材6cは、収容部材開閉ユニット(後述する)により回動(開口部の開閉)が制御される。
【0025】
図4(a)(b)(c)(d)は、景品取得ユニット6の景品を収容するための動作を説明するための図である。
図4(a)は、景品取得ユニット6が初期位置から景品陳列ゾーン4に移動されている状態を示している。図4(a)に示すように、景品取得ユニット6を移動させる間は、支柱5の第3部材5aを縮んだ状態にしている。この間、羽6bを回転させる。また、本体6aを水平方向に回転させて、本体6aの底部に取り付けられた収容部材6cの開口部の向きを変更させることもできる。
【0026】
景品取得ユニット6は、景品陳列ゾーン4の上方まで移動されると、図4(b)に示すように、第3部材5aが伸びて下方に移動される。例えば、収容部材6cの底部が景品陳列ゾーン4の面、あるいは景品陳列ゾーン4に載置された景品に到達するまで、景品取得ユニット6が下方に移動されるものとする。
【0027】
景品陳列ゾーン4は、例えば一定の速度で回転されている。このため、景品取得ユニット6の収容部材6cが景品陳列ゾーン4に到達していた場合、図4(c)に示すように、景品陳列ゾーン4に載置されていた景品が収容部材6cの開口部から侵入してくる。これにより、景品取得ユニット6は、景品を収容部材6cに収容することができる。
【0028】
その後、景品取得ユニット6は、図4(d)に示すように、第3部材5aが縮むことで、収容部材6cに景品を収容した状態のまま上方に移動される。
【0029】
図5(a)(b)は、景品取得ユニット6から景品収容ユニット7に景品を投下するまでの動作を説明するための図である。
図5(a)に示すように、景品取得ユニット6は、景品陳列ゾーン4において景品を収容した後、収容部材6cに景品を収容した状態のままで、景品収容ユニット7の上方にまで移動される。
【0030】
そして、景品取得ユニット6は、景品収容ユニット7の上方まで移動された後、景品投下ボタン11の操作により景品の投下が指示されると、収容部材開閉ユニット(後述する)により収容部材6cの開口部が下方に向けて開放され、収容されていた景品を投下する。
【0031】
図6は、本実施形態における景品取得ゲーム機1の機能構成を示すブロック図である。
図6に示すように、景品取得ゲーム機1の筐体内部には、各種ユニットが実装された制御PCB(Print Circuit Board)16が設けられている。制御PCB16に実装されたユニットには、CPU20、RAM21、記憶装置22、入出力処理ユニット23、景品取得ユニット駆動制御部24、及び景品収容ユニット駆動制御部26が含まれる。
【0032】
CPU20は、RAM21あるいは記憶装置22に記憶された制御プログラムやゲームプログラムを実行することにより、景品取得ゲーム機全体を制御する。CPU20は、入出力処理ユニット23を介して、景品取得ボタン10、景品投下ボタン11、景品通過センサ36または景品量検知センサ37、景品払い出しセンサ35、コイン投入センサ41から信号を入力して、この信号に応じて景品取得ユニット駆動制御部24及び景品収容ユニット駆動制御部26を制御して、機構部の各部を適宜動作させる。また、CPU20は、入出力処理ユニット23を介して、スピーカ14からの音声出力、表示装置13における表示を制御する。
【0033】
RAM21は、制御プログラムやゲームプログラム等の各種プログラムの他、CPU20により実行される処理に伴うゲームを制御するための各種データを一時的に記憶する。
【0034】
記憶装置22は、ROMやハードディスク等の不揮発性の記憶媒体にプログラムやデータを記憶する。
入出力処理ユニット23は、制御PCB16の外部に設けられた各種入出力デバイスとのインタフェースである。
景品取得ユニット駆動制御部24は、景品取得ユニット6の動きを制御するもので、収容部材開閉ユニット29、支柱回転ユニット30、及び上昇下降ユニット31を駆動する。
景品収容ユニット駆動制御部26は、景品収容部7cの底部と障害部材9の動きを制御するもので、回動ユニット32、景品払い出しユニット33を駆動する。
コイン投入センサ41は、コイン投入口12から投入されたコインを検知して、コイン投入を示す検知信号を入出力処理ユニット23に出力する。
【0035】
機構部には、図6に示すように、収容部材開閉ユニット29、支柱回転ユニット30、上昇下降ユニット31、回動ユニット32、景品払い出しユニット33が設けられている。また、景品取得ゲーム機1には、景品払い出しセンサ35と、景品通過センサ36または景品量検知センサ37が含まれる。なお、景品通過センサ36は、第1実施形態において用いられ、景品量検知センサ37は、第2実施形態において景品通過センサ36に代えて用いられるものとする。
【0036】
収容部材開閉ユニット29は、景品取得ユニット駆動制御部24により駆動されるもので、景品取得ユニット6に取り付けられた収容部材6cを回転軸により回動(開口部の開閉)させる。
【0037】
支柱回転ユニット30は、景品取得ユニット駆動制御部24により駆動されるもので、支柱5の第1部材を回動させる。支柱5の第1部材を回動させることにより第2部材が水平方向に旋回して、景品取得ユニット6を水平に移動させる。
【0038】
上昇下降ユニット31は、景品取得ユニット駆動制御部24により駆動されるもので、第3部材5aの先端に取り付けられた景品取得ユニット6を上昇あるいは下降させる。上昇下降ユニット31は、例えばモータにより構成されるもので、景品取得ユニット6と接続されたワイヤが巻回される。上昇下降ユニット31は、支柱5(第1部材)の根本付近に設置され、支柱5の内部を通して景品取得ユニット6と接続されたワイヤが巻回されている。上昇下降ユニット31(モータ)を正逆回転させることで、景品取得ユニット6を上昇あるいは下降させる。
【0039】
回動ユニット32は、景品収容ユニット駆動制御部26により駆動されるもので、支柱8の第1部材を例えば周期的に回動させる。支柱8の第1部材を周期的に回動させることにより第2部材が水平方向に移動して、障害部材9を景品収容ユニット7の上方で往復運動させる。
【0040】
景品払い出しユニット33は、景品収容ユニット駆動制御部26により駆動されるもので、景品収容部7cの底部を上昇あるいは下降させる。通常時では、景品収容部7cの底部は下降位置にあり、所定の状況(ジャックポット)が発生した場合に上昇されて、景品収容部7cに収容された景品を押し上げる。
【0041】
景品払い出しセンサ35は、景品落下口7dに落下して、景品取り出し口14から払い出された景品を検知する。
景品通過センサ36は、第1実施形態において、障害部材9(後述するターゲット部材9a)に設けられた空間を通過した景品を検知するセンサである。
【0042】
景品量検知センサ37は、第2実施形態において、景品収容ユニット7の景品収容部7cに収容された景品の量を検知するセンサである。景品量検知センサ37は、例えば景品の重量を測定することにより景品の量を検出するセンサ、あるいは景品収容部7cの予め決められた高さまで景品が積載された状態にあるか検出するセンサとすることができる。
【0043】
(第1実施形態)
次に、第1実施形態における景品取得ゲーム機1の動作について、図7及び図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。図7は、第1実施形態における景品取得ユニット6の動作を制御するための景品取得ユニット制御処理を示すフローチャート、図8は、第1実施形態における景品収容ユニットの動作を制御するための景品収容ユニット制御処理を示すフローチャートである。
【0044】
第1実施形態における障害部材9は、景品取得ユニット6から投下された景品が通過可能な空間が設けられる。以下、第1実施形態における障害部材9をターゲット部材9aと称する。例えば、ターゲット部材9aは、リング状に形成され、景品取得ユニット6から投下された景品が通過できるように、水平に支柱8の第2部材に取り付けられる。第1実施形態では、ターゲット部材9aの空間を通過した景品の検出結果に基づいて、景品収容部7cに収容された景品の払い出し(ジャックポットの発生)を判別する。
【0045】
まず、プレーヤは、ゲームを開始するためにコインをコイン投入口12に投入する。コイン投入センサ41は、コインが投入されたことを検知すると、コイン投入を示す検知信号を入出力処理ユニット23に出力する。CPU20は、入出力処理ユニット23を通じて、コインが投入されたことを検知すると(図7、ステップA1、Yes)、景品取得ユニット駆動制御部24に景品取得ユニット6を景品陳列ゾーン4の上方まで移動させる(ステップA2)。すなわち、景品取得ユニット駆動制御部24は、支柱回転ユニット30を駆動して支柱5を回動させることで、支柱5の先端(第3部材5a)に取り付けられた景品取得ユニット6を初期位置から景品陳列ゾーン4の上方にまで移動させる。
【0046】
複数の景品が載置された景品陳列ゾーン4は回転されている。プレーヤは、取得しようとする景品が景品取得ユニット6により収容可能な位置に到達するタイミングに合わせて景品取得ボタン10を押下することで、景品取得ユニット6に景品を収容するための動作をさせることができる。すなわち、CPU20は、景品取得ボタン10が押下されたことを入出力処理ユニット23を通じて検知すると、景品取得ユニット駆動制御部24により上昇下降ユニット31を駆動させる。上昇下降ユニット31は、景品取得ユニット6を景品陳列ゾーン4に載置された景品に到達する位置まで下降させるように動作する(ステップA4)。
【0047】
景品取得ユニット6が景品に到達する位置まで下降されると、図4(b)に示すような状態となり、収容部材6cに景品を収容可能な状態となる。景品陳列ゾーン4は、回転されているため、図4(c)に示すように、景品取得ユニット6の収容部材6cに景品が収容される。
【0048】
景品取得ユニット駆動制御部24は、景品取得ユニット6が景品を収容可能な位置に到達してから所定時間(景品を収容部材6cに収容可能な時間)が経過すると(ステップA5、Yes)、上昇下降ユニット31を駆動して景品取得ユニット6を上昇させる。そして、景品取得ユニット駆動制御部24は、支柱回転ユニット30によって支柱5を回動させることにより、景品取得ユニット6を景品収容ユニット7(景品落下口7d)の上方にまで移動させる(ステップA6)。ここでは、予め決められた位置まで景品取得ユニット6を移動させる。予め決められた位置としては、例えば、景品取得ユニット6の収容部材6cから景品が投下される位置が、景品収容ユニット7(景品落下口7d)の中央付近となるようにする。
【0049】
一方、CPU20は、ゲームが開始されると、景品収容ユニット駆動制御部26を通じて回動ユニット32を駆動し、支柱8を回動させている。すなわち、回動ユニット32は、支柱8の先端部に取り付けられたターゲット部材9aを、景品収容ユニット7(景品落下口7d)の上方で水平に往復運動させている。また、CPU20は、入出力処理ユニット23を通じて、景品通過センサ36からの通知を監視している(図8、ステップB1)。
【0050】
プレーヤは、景品収容ユニット7(景品落下口7d)まで移動された景品取得ユニット6に対して、景品投下ボタン11に対する操作によって景品の投下を指示する。例えば、プレーヤは、ターゲット部材9aにより形成されたリング内を、景品取得ユニット6から投下された景品が通過するタイミングを狙って景品投下ボタン11を押下する。
【0051】
CPU20は、入出力処理ユニット23を通じて、景品投下ボタン11が押下されたことを検知すると(ステップA7、Yes)、景品取得ユニット駆動制御部24により収容部材開閉ユニット29を駆動させる。景品取得ユニット駆動制御部24は、景品取得ユニット6の収容部材6cに収容された景品が落下するように、収容部材6cを下方に向けて開放した状態にする(ステップA8)。
【0052】
図9(a)は、景品収容ユニット7の上方まで移動された景品取得ユニット6から景品が落下された状態を示している。ターゲット部材9aは、景品取得ユニット6と景品収容ユニット7(景品落下口7d)との間で、水平方向に往復運動をしている。このため、景品取得ユニット6から投下された景品は、図9(b)に示すように、落下途中でターゲット部材9aに衝突して、落下する経路が変更される場合がある。
【0053】
図9(d)は、景品収容ユニット7の断面を示す図である。図9(d)に示すように、景品落下口7dの周囲(近傍)に景品収容部7cが配置されているため、ターゲット部材9aに衝突した景品は、景品落下口7dに落下せず、景品収容部7cに収容され得る。景品収容部7cに収容された景品は、ジャックポット発生時にプレーヤに一括して払い出すための景品とすることができる。
【0054】
なお、景品取得ユニット6から投下された景品がターゲット部材9aに衝突せず、景品落下口7dに到達した場合には、景品落下口7dから景品取り出し口14に払い出される。これにより、プレーヤは、景品取り出し口14から景品を取り出すことができる。景品払い出しセンサ35は、景品取り出し口14から払い出された景品を検知して、入出力処理ユニット23を通じてCPU20に通知する。
【0055】
また、図9(c)に示すように、景品取得ユニット6から投下された景品がターゲット部材9aのリングを通過した場合には、景品通過センサ36によって検知される。景品通過センサ36は、入出力処理ユニット23を介してCPU20に通知する。
【0056】
CPU20は、ターゲット部材9aのリングを景品が通過したことを検知すると(ステップB2、Yes)、景品収容ユニット駆動制御部26により景品払い出しユニット33を駆動させて、図10(a)に示すように、景品収容部7cの底部7e(ジャックポットゾーン)を予め決められた一定量上昇させる(ステップB3)。
【0057】
例えば、景品収容部7cに大量の景品が収納された状態にある場合には、景品収容部7cの底部7e(ジャックポットゾーン)を一定量上昇させることにより、図10(c)に示すように、内周部材7bの上端を越えて景品落下口7dに収容されていた景品が景品落下口7dに落下する。これにより、プレーヤは、景品取り出し口14から景品を取り出すことができる。
【0058】
同様にして、景品がターゲット部材9aのリングを通過することで、図10(b)に示すように、底部7eを最上位まで上昇させると、図10(d)に示すように、景品収容部7cに収容されていた全ての景品を景品落下口7dに落下させることができる。
【0059】
なお、底部7eを上昇させることにより底部7eが最上位に到達した場合には(ステップB4、Yes)、CPU20は、上昇下降ユニット31によって底部7eを初期位置(最下部)に戻して景品を収容できる状態にする(ステップB5)。
【0060】
その後、CPU20は、景品取得ユニット駆動制御部24により支柱回転ユニット30を駆動し、支柱5を回動させることにより景品取得ユニット6を初期位置に移動させる(ステップA9)。
【0061】
このようにして、第1実施形態の景品取得ゲーム機1では、景品取得ユニット6からプレーヤの操作によって投下された景品を景品収容部7cに収容し、所定の条件が成立(景品がターゲット部材9aのリングを通過)した場合に、景品収容部7cに収容された複数の景品を一括してプレーヤに対して払い出すことが可能となる。従って、景品取得ゲーム機1の管理者が、プレーヤに一括して払い出すための複数の景品を予め補充しておくといった作業が不要となるので管理負担を大幅に軽減することができる。また、景品収容部7cに収容されている景品の様子をプレーヤが容易に確認できるため、景品収容部7cに収容された複数の景品を取得しようとする意欲をプレーヤに与えることができる。
【0062】
なお、前述した説明では、ターゲット部材9aのリングを景品が通過した場合に底部7e(ジャックポットゾーン)を一定量上昇させるものと説明しているが、所定の条件に応じて、底部7eを上昇させる量を変化させるようにしても良い。
【0063】
図11は、景品収容ユニットの動作を制御するための他の景品収容ユニット制御処理を示すフローチャートである。
図11では、前述と同様にして(ステップB1,B2)、ターゲット部材9aのリングを通過する景品を監視している(ステップC1,C2)。CPU20は、景品通過センサ36により検知された景品の数(通過数)を計数する(ステップC3)。そして、景品の通過数が所定数に到達した場合に(ステップC4、C5のYes)、CPU20は、景品収容ユニット駆動制御部26により景品払い出しユニット33を駆動して、底部7e(ジャックポットゾーン)を最上位まで移動させた後、底部7eを初期位置まで戻す(ステップC6)。すなわち、図10(d)に示すように、底部7eを一気に最上位まで移動させることにより、景品収容部7cに収容されていた複数の景品を一括して景品落下口7dに落下させて、プレーヤに対して払い出すことができる。
【0064】
CPU20は、底部7eを初期位置に戻した後、景品の通過数をリセットして、前述と同様にして、ターゲット部材9aのリングを通過した景品数の計数を再開する。
【0065】
こうして、景品収容部7cに収容された景品の払い出しについては、ターゲット部材9aのリングを通過した景品数(景品通過センサ36の検知結果)に応じて、変化させることが可能である。また、前述した説明では、底部7eを上昇させる場合について説明しているが、条件によっては途中まで上昇されていた底部7eを下げて、より多くの景品を収容可能な状態にすることも可能である。
【0066】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態における景品取得ゲーム機1の動作について、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。図12は、第2実施形態における景品収容ユニットの動作を制御するための景品収容ユニット制御処理を示すフローチャートである。なお、景品取得ユニット制御処理については第1実施形態と同様にして実行されるものとして説明を省略する。
【0067】
第2実施形態における障害部材9は、景品取得ユニット6から投下された景品の経路を変化させるもので、ジャマ部材9bと称する。例えば、ジャマ部材9bは、三角柱状に形成され、景品取得ユニット6から投下された景品が左右に振り分けられるように、傾斜面が上向きとなるように、水平に支柱8の第2部材に取り付けられる。第2実施形態では、景品収容部7cに収容された景品の量が規定量に到達した場合に、景品収容部に収容された景品を払い出すように動作する。
【0068】
景品量検知センサ37は、景品収容ユニット7の景品収容部7cに収容された景品の量を検知するセンサであり、例えば景品の重量を測定することにより景品の量を検出するセンサとする。なお、景品収容部7cの予め決められた高さまで景品が積載された状態にあるか検出するセンサとしても良い。
【0069】
なお、第1実施形態と同様の動作について説明を省略する。
景品取得ユニット6が景品収容ユニット7(景品落下口7d)の上方まで移動された後、景品投下ボタン11の操作によって景品の投下が指示されると、図13(a)に示すように、収容部材6cに収容されていた景品が投下される。ジャマ部材9bは、図13(b)に示すように、衝突した景品を周囲に散乱させる。
【0070】
図13(d)は、景品収容ユニット7の断面を示す図である。図13(d)に示すように、景品落下口7dの周囲(近傍)に景品収容部7cが配置されているため、ジャマ部材9bに衝突した景品は、景品落下口7dに落下せず、図13(c)(e)に示すように、景品収容部7cに収容され得る。景品収容部7cに収容された景品は、第1実施形態と同様にして、ジャックポット発生時にプレーヤに一括して払い出すための景品とすることができる。
【0071】
CPU20は、入出力処理ユニット23を通じて、景品量検知センサ37からの通知を監視している(ステップD1)。そして、景品収容部7cに収容された景品量が所定量に到達したことが、景品量検知センサ37からの通知により検知すると(ステップD2、Yes)、CPU20は、景品収容ユニット駆動制御部26により景品払い出しユニット33を駆動して、図14(a)(c)に示すように、底部7eを最上位まで上昇させて、図14(b)(d)に示すように、景品収容部7cに収容されていた全ての景品を景品落下口7dに落下させる。その後、CPU20は、上昇下降ユニット31によって底部7eを初期位置(最下部)に戻して景品を収容できる状態にする(ステップD3)。
【0072】
このようにして、第2実施形態の景品取得ゲーム機1では、景品取得ユニット6からプレーヤの操作によって投下された景品を景品収容部7cに収容し、所定の条件が成立(景品収容部7cに収容された景品量が所定量に到達)した場合に、景品収容部7cに収容された複数の景品を一括してプレーヤに対して払い出すことが可能となる。従って、第1実施形態と同様にして、景品取得ゲーム機1の管理者が、プレーヤに一括して払い出すための複数の景品を予め補充しておくといった作業が不要となるので管理負担を大幅に軽減し、また景品収容部7cに収容されている景品の様子をプレーヤが容易に確認できるため、景品収容部7cに収容された複数の景品を取得しようとする意欲をプレーヤに与えることができる。
【0073】
なお、図13及び図14に示すジャマ部材9bは、三角柱状に形成されているが、景品取得ユニット6から投下されて衝突した景品を周囲に振り分ける形状であれば、他のどのような形状を用いても良い。
【0074】
また、前述した説明では、コイン投入口12にコインを投入することで、景品取得ユニット6により景品陳列ゾーン4において景品を収納し、景品収容ユニット7の上方へ移動させた後に景品を投下させる一連の処理を1回実行するものとしているが、例えば予め決められた時間内(例えば60秒間)に前述した一連の処理を繰り返して実行するようにしても良い。
【0075】
また、前述した各実施形態の説明では、円形状の景品落下口7dの周囲に景品収容部7cを設けているが、景品取得ユニット6から落下された景品が、景品落下口7dと景品収容部の何れにも収容(落下)可能であれば、必ずしも景品落下口7dの周囲に景品収容部7cを設ける必要は無い。すなわち、景品落下口7dに隣接あるいは近接させて景品収容部7cを設けてあれば良く、景品落下口7dと景品収容部7cの形状も任意に決定することができる。
【0076】
また、前述した実施形態では、景品収容部7cのジャックポットゾーン(底部)を上昇させることにより、景品収容部7cに収容された景品を景品落下口7dに落下させているが、景品収容部7cの形状によっては別の構造によって景品収容部7cに収容された景品を景品落下口7dに落下させるようにしても良い。例えば、景品収容部7cを景品落下口7dの上端部とほぼ同じ高さに設け、景品収容部7cの底部を景品落下口7dの側に傾斜させることで、景品収容部7cに載置された景品を景品落下口7dに落下させても良い。
【0077】
また、前述した説明では、コイン投入を検知すると自動的に初期位置から景品陳列ゾーン4の上方にまで景品取得ユニット6を移動させるとしているが、ユーザ操作によって景品取得ユニット6を任意の位置に移動できるようにしても良い。例えば、景品取得ボタン10が押下されている間には景品取得ユニット6を移動させ、景品取得ボタン10の押下を終了した時点で景品取得ユニット6の水平移動を停止させて、景品の収容動作(下降)するように制御する。これにより、ユーザ操作によって任意に景品取得ユニット6を移動させて景品を収容することができる。また、景品取得ボタン10の代わりに上下左右方向を任意に指示することができるジョイスティックなどの入力デバイスを設け、この入力デバイスに対する操作方向と操作時間に応じて景品取得ユニット6を移動させることにより、景品取得ユニット6を任意の位置に移動させることができる。これにより、景品を収容するために景品陳列ゾーン4に移動させる、あるいは景品収容ユニット7の上方に移動させる場合に、景品取得ユニット6を、ユーザが意図した位置にまで任意に移動させることができる。従って、ユーザが意図的に景品落下口7dと景品収容部7cの何れに景品を落下させるかを調整することが可能となる。
【0078】
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0079】
1…景品取得ゲーム機、6…景品取得ユニット、7…景品収容ユニット、7c…景品収容部、7d…景品落下口、14…景品取り出し口、10…景品取得ボタン、11…景品投下ボタン、20…CPU。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体の外部に景品を払い出すための景品取り出し口と連通された景品落下口と、
前記景品落下口と近接して設けられ、景品を収容する景品収容部と、
載置された景品を収容して搬送し、所定の位置で前記景品を投下する景品取得ユニットと、
前記景品取得ユニットにより景品を搬送させる指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された指示に応じて、前記景品取得ユニットから投下される景品が前記景品落下口または前記景品収容部の何れかに入る位置まで前記景品取得ユニットを移動させる移動制御手段と、
所定の条件を満たす状態となった場合に、前記景品収容部に収容された景品を前記景品落下口に投入する投入手段と
を具備したことを特徴とする景品取得ゲーム機。
【請求項2】
前記景品落下口の上方にまで前記景品を搬送した前記景品取得ユニットと前記景品落下口との間に、前記景品取得ユニットから投下された前記景品と接触することで、前記景品が落下する経路を変化させる部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム機。
【請求項3】
前記部材に前記景品が通過可能な空間を設け、
前記投入手段は、前記空間に前記景品が通過した場合に、前記景品収容部に収容された景品を前記景品落下口に投入するように動作することを特徴とする請求項2記載の景品取得ゲーム機。
【請求項4】
前記投入手段は、前記景品収容部に収容された景品の量が規定量に到達した場合に、前記景品収容部に収容された景品を前記景品落下口に投入するように動作することを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム機。
【請求項5】
前記投下手段は、前記景品収納部の底部を押し上げて、前記景品収納部に収容された景品を前記景品落下口に投入することを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム機。
【請求項6】
前記部材を前記景品落下口の上方で移動させる部材移動手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−99430(P2013−99430A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−244880(P2011−244880)
【出願日】平成23年11月8日(2011.11.8)
【出願人】(310009993)株式会社タイトー (207)