説明

画像情報保存システム及び画像情報保存方法

【課題】 作業工程を簡略化し作業効率を上げ、送信する画像ファイルの間違いを防止することができる画像情報保存システムを提供する。
【解決手段】 端末のWebブラウザ上に、少なくともスキャンボタンとテキスト情報の入力が可能な入力欄とを備えたデータ入力手段を有し、スキャンボタンの操作により、スキャナ装置が画像データを読み取り作成した画像ファイルに識別IDを付加してサーバ装置に送信する画像ファイル読取送信手段と、スキャンボタンの操作により、入力欄に入力したテキスト情報に画像ファイルに付加されたのと同じ識別IDを付加してサーバ装置に送信し、テキスト情報と識別IDとを含む一時文書をサーバ装置内に作成する一時文書作成手段と、識別IDの照合により、一時文書に画像ファイルを添付してサーバ装置に保存する画像情報保存手段とを備える画像情報保存システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを介して接続された端末とサーバ装置とからなり、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報と同時にサーバ装置に送信し、この画像データ及びテキスト情報をサーバ装置内に登録文書として保存する画像情報保存システム及び画像情報保存方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、インターネット等のネットワークで接続された端末とサーバ装置とからなるシステムにおいて、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、端末からサーバ装置に送信する作業は、以下のような手順で行われる。
端末装置に接続されたスキャナ装置に原稿をセットし、端末の画像読み込みソフトウェアを操作して、端末内に画像データを読み込む。そして、この画像データをGIF,BMP,JPEG等の形式で画像ファイルとして保存する。
次に、この端末上でネットワークに接続するためのWebブラウザを起動し、所定のURLを入力し、所定のサーバ装置に接続する。
そして、画像データを登録するための入力フォームのあるページを表示し、この入力フォーム上のテキスト情報入力欄に、画像の説明や画像識別のための情報など、送信する画像に関連するテキスト情報を入力する。
その後、前記入力フォーム上の画像ファイル添付欄に、端末内に保存された画像ファイルのうちの所定の画像ファイルを選択して添付する。
このように、端末上で必要なテキスト情報入力及び画像ファイル添付を行ってから、入力フォーム上の送信ボタンを押して、所定のサーバ装置に画像情報及びテキスト情報を送信する。
【特許文献1】特開2002−132760
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述のような従来の方法では、画像読み込みソフトウェアを起動し、スキャナ装置を使用して画像取り込みを行い、端末内の記憶領域に一旦保存するという作業工程と、Webブラウザを起動し、入力フォームの上の画像ファイル添付欄に保存した画像ファイルを添付するという作業工程が必要である。
このような一連の作業は煩雑であり、特に、このような作業を定型の業務として連続して行う場合においては、作業時間の短縮が重要であるため、作業工程を簡略化し作業効率を上げることが望ましい。
また、この一連の作業において、入力したテキスト情報と異なる画像ファイル等を作業者が間違って添付し送信してしまう虞がある。
【0004】
本発明の目的(課題)は、このような問題を解決するものであり、ネットワークを介して接続された端末とサーバ装置とからなり、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報を添付してサーバ装置に送信し、この画像データ及びテキスト情報をサーバ装置内に登録文書として保存する画像情報保存システムにおいて、作業工程を簡略化し作業効率を上げると共に、送信する画像ファイルの添付の間違いを防止することが可能な画像情報保存システム及び画像情報保存方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る画像情報保存システムは、スキャナ装置を備えた端末からネットワークを介してサーバ装置に、前記スキャナ装置から取り込んだ画像ファイルと当該画像ファイルに関連するテキスト情報とを含む画像情報を保存する画像情報保存システムであって、前記端末は、Webブラウザ上に、少なくともスキャンボタンとテキスト情報の入力が可能な入力欄とを備えたデータ入力手段を有し、前記スキャンボタンの操作により、前記スキャナ装置が画像データを読み取り作成した画像ファイルに識別IDを付加して前記サーバ装置に送信する画像ファイル読取送信手段と、前記スキャンボタンの操作により、前記入力欄に入力したテキスト情報に前記画像ファイルに付加されたのと同じ識別IDを付加して前記サーバ装置に送信し、前記テキスト情報と前記識別IDとを含む一時文書を前記サーバ装置内に作成する一時文書作成手段と、前記識別IDの照合により、前記一時文書に前記画像ファイルを添付して前記サーバ装置に保存する画像情報保存手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
これにより、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報と同時にサーバ装置に送信し、この画像データ及びテキスト情報をサーバ装置内に一時文書として保存する処理を、Webブラウザ上のデータ入力手段における前記スキャンボタンの操作のみで行うことができる。
【0007】
また、本発明に係る画像情報保存システムは、前記画像情報保存手段により保存文書の作成後に、前記一時文書を削除する一時文書削除手段を備えることを特徴とする。
【0008】
これにより、画像情報保存手段により保存文書の作成後に、一時文書を削除するので、
不要な一時文書を蓄積せずに済むので、一時文書の記憶領域を小さく設定することができる。
【0009】
また、本発明に係る画像情報保存システムは、前記Webブラウザ上には、保存ボタンを備え、前記保存ボタンの操作により、前記識別IDの照合を行い、前記一時文書を前記サーバ装置の保存文書ファイルとして保存し登録することを特徴とする。
【0010】
これにより、サーバ装置に作成した一時文書を確認してから、Webブラウザ上の保存ボタンの操作により、サーバ装置内に登録文書として残すことができる。
【0011】
また、本発明に係る画像情報保存方法は、スキャナ装置を備えた端末からネットワークを介してサーバ装置に、前記スキャナ装置から取り込んだ画像ファイルと当該画像ファイルに関連するテキスト情報とを含む画像情報を保存する画像情報保存方法であって、前記端末のWebブラウザ上からのスキャンボタンの操作により、前記スキャナ装置が画像データを読み取り作成した画像ファイルに識別IDを付加して前記サーバ装置に送信するステップと、前記スキャンボタンの操作により、前記入力欄に入力したテキスト情報に前記画像ファイルに付加されたのと同じ識別IDを付加して前記サーバ装置に送信して、前記テキスト情報と前記識別IDとを含む一時文書を前記サーバ装置内に作成するステップと、前記識別IDの照合により、前記一時文書に前記画像ファイルを添付して前記サーバ装置に保存文書を保存するステップと、を含むことを特徴とする。
【0012】
これにより、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報を同時にサーバ装置に送信し、この画像情報及びテキスト情報をサーバ装置内に登録文書として保存する処理を、Webブラウザ上からのスキャンボタンの操作のみで行うことができる。
【0013】
また、本発明に係る画像情報保存方法は、前記保存文書の保存後に、前記一時文書を削除するステップを含むことを特徴とする。
【0014】
これにより、保存文書の作成後に、一時文書を削除するので、不要な一時文書を蓄積せずに済むので、一時文書の記憶領域を小さく設定することができる。
【0015】
また、本発明に係る画像情報保存方法は、前記端末のWebブラウザ上の保存ボタンの操作により、前記識別IDの照合を行い、前記一時文書を前記サーバ装置の保存文書ファイルとして保存し登録することを特徴とする。
【0016】
これにより、サーバ装置に作成した一時文書を確認してから、Webブラウザ上の保存ボタンの操作により、サーバ装置内に登録文書として残すことができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報を添付してサーバ装置に送信し、この画像データ及びテキスト情報をサーバ装置内に登録文書として保存する処理を、Webブラウザ上のボタン操作するという1アクションで行うことができるので、作業工程を簡略化し作業効率を上げられると共に、送信する画像ファイルの添付の間違いを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像情報保存システムの構成を概念的に示す構成図である。
図1に示す画像情報保存システムは、スキャナ装置11a、11b、〜、11nをそれぞれ接続した端末12a、12b、〜、12nと、これらの端末12a、12b、〜、12nにネットワーク13を介して接続されたサーバ装置14とから構成されている。
【0019】
スキャナ装置11a、11b、〜、11nは、各端末とそれぞれ接続され、自動給紙装置を備え、セットされた複数枚の画像データを順次スキャンして、端末内の記憶領域に取り込む。
【0020】
端末12a、12b、〜、12nは、接続されたスキャナ装置11a、11b、〜、11nから取り込まれた画像データと関連するテキスト情報からなる画像情報を、ネットワーク13を介して、サーバ装置14に送信する。
【0021】
サーバ装置14は、端末12a、12b、〜、12nから送信された画像情報を保存するする。
【0022】
次に、本発明の本実施の形態の詳細について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の1例における画像情報保存システムの具体例を示す機能ブロック図である。
図2では、図1のスキャナ装置11a、11b、〜、11nと端末12a、12b、〜、12nを、1台のスキャナ装置11および端末12として示している。
【0023】
図2において、端末12は、ソフトウエアモジュールである画像ファイル添付制御プログラム(ActiveXコントロール)28、スキャナ制御プログラム29、および画像ファイル記憶領域30を備えている。
スキャナ制御プログラム(画像情報読取送信手段)29は、端末12に接続されたスキャナ装置11を制御するとともに、スキャナ装置11が読み取った画像データを画像ファイル記憶領域30に画像ファイル31cとして記憶する。
また、端末12は、Webブラウザ21を備えており、所定のURLを指定すると、図2に示すような、入力フォーム(データ入力画面)22が表示される。
この入力フォーム22には、スキャンボタン25と、テキスト情報入力欄23と、識別ID31aと、保存ボタン26と、キャンセルボタン27と、を備えている。
【0024】
サーバ装置14は、文書登録プログラム(一時文書作成手段及び画像情報保存手段)32と、サーブレット33と、一時文書記憶領域34と、保存文書記憶領域35と、を備えている。
文書登録プログラム32は、端末12の入力フォーム22のスキャンボタン25をクリックすることにより起動して、テキスト情報31bおよび識別ID31aを含む一時文書ファイル36を作成し、一時文書記憶領域34内に一時的に記憶する。
また、文書登録プログラム32は、端末12の入力フォーム22の保存ボタン26をクリック操作することにより、一時文書ファイル36を保存文書記憶領域35に保存文書ファイル37として登録して保存する。このとき、登録処理が終了した時点で、元の一時文書ファイル36は消去される。
また、文書登録プログラム32は、端末12の入力フォーム22のキャンセルボタン27をクリック操作することにより、一時文書ファイル36の登録および保存をせずに、一時文書ファイル36を消去する。
【0025】
また、サーバ装置14は、端末12より送信された画像ファイル31cを受信し、当該画像ファイル31cの識別ID31aも共に受信する。
サーブレット33は、受信した画像ファイル31cの識別ID31aと同一の識別IDを持つ一時文書ファイル36内に受信した画像ファイル31cを一時的に記憶する。
【0026】
次に、本実施の形態における画像情報保存システムの動作の1例を、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、システムは端末12のWebブラウザ21上に、サーバーから送られてきた入力フォーム22のページを表示する。その際に、識別IDにはシステムが自動付番した一意のコードが設定される。オペレータは、この入力フォーム22上でスキャンボタン25をクリック操作する(ステップS1)。
このクリック操作により、2つのアクション開始される。
第1のアクションとして、端末12の画像ファイル添付制御プログラム(ActiveXコントロール)28が起動し(ステップS2)、この画像ファイル添付制御プログラム28によってスキャナ制御プログラム29を起動させる(ステップS3)。
【0027】
起動したスキャナ制御プログラム29は、スキャナ装置11の動作を制御し、自動給紙装置により自動的にスキャン動作を実行して、スキャナ装置11にセットされた複数枚の原稿を順次スキャンして、紙面より画像データを取り込む(ステップS4)。
このようにして、取り込んだ画像データは、GIF,BMP,JPEG等の所定の形式でデータ化され、画像ファイル記憶領域30に記憶される。
また、入力フォーム22の識別IDにはシステムが自動付番した一意のコードが設定される。
【0028】
また、スキャナ制御プログラム29は、ネットワーク13を経由してサーバ装置14にアクセスし、画像ファイル31cと識別ID31aをサーバ装置14に送信してサーブレット33に保存する(ステップS5)。
【0029】
前述のスキャンボタン25のクリック操作による第2のアクションとして、サーバ装置14の文書登録プログラム32が起動される(ステップS6)。
【0030】
起動された文書登録プログラム32は、テキスト情報31bおよび識別ID31aを含む一時文書ファイル36を作成し、一時文書記憶領域34内に一時的に記憶する(ステップS7)。
また、サーブレット33は、保存された画像ファイル31cに添付された識別ID31aのデータと同一の識別IDを持つ一時文書ファイル36に、この画像ファイル31cを保存する(ステップS8)。
【0031】
そして、上記の一連の作業が終了した後、スキャナ制御プログラム29からの作業終了コマンド(ステップS9)により、画像ファイル添付制御プログラム(ActiveXコントロール)28が制御を入力フォーム22へ返し(ステップS10)、入力フォーム22の操作が再び許可される。
なお、このステップS10が実行されるまでの間は、入力フォーム22の操作は禁止状態である。
【0032】
次に、オペレータが入力フォーム22の保存ボタン26をクリック操作する(ステップS11)。これより、文書登録プログラム32が起動され(ステップS12)、識別ID入力欄24に入力された識別IDと一致する一時文書ファイル36を選択し(ステップS13)、これを保存文書ファイルとして、保存文書記憶領域35に登録する(ステップS14)。ステップS14が終了したら、登録処理がなされた一時文書ファイル36が削除される。
【0033】
また、必要に応じて、オペレータが入力フォーム22上のキャンセルボタン27のクリック操作を行った場合には、このクリック操作をトリガーとして文書登録プログラム32を呼び出し、識別IDが一致する一時文書ファイル36は、登録処理をせずに削除される。
【0034】
以上詳述したように、本実施の形態によれば、スキャンボタン25のクリック操作と、保存ボタン26のクリック操作のみで、端末に接続されたスキャナ装置で読み取った画像データを、この画像に関連するテキスト情報と同時にサーバ装置に送信し、この画像データ及びテキスト情報をサーバ装置内に登録文書として保存する処理を行うことができるので、作業工程を簡略化し作業効率を上げ、送信する画像ファイルの間違いを防止することができる。
【0035】
なお、入力フォーム22の保存ボタン26を省略し、スキャンボタン25のクリック操作のみで、上記のステップS13までを自動的に実行させるようにしてもよい。
この場合は、スキャンボタン25のクリック操作1回のみで、前述の全ての処理を自動的に実行することができ、さらに、作業者の利便性が向上する。
【0036】
なお、上述の実施の形態と異なるシステムとして、Webブラウザを使用せず、端末内のプログラムに画像ファイルに関連するテキスト情報の入力欄を設け、画像ファイルとともにサーバーに送信するシステムも考えられるが、そのようなシステムでは、テキスト情報の入力欄のフォーマットを変更したり、項目を追加したりといったことを行なう際に、端末内にセットアップされたプログラムの入れ替え作業が発生する。このプログラムの入れ替え作業は、全ての端末に対してそれぞれ行う必要があり、システムの維持管理において、非常に手間のかかるものとなってしまう。
これに対して、本発明では、Webブラウザ上に入力欄を設けることで、フォーマットの変更や、入力項目の追加といった作業をサーバー内のプログラム変更だけで実施できるので、システムの維持管理の工数を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態による画像情報保存システムを概念的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す画像情報保存システムの詳細を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明による画像情報添付処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
11a〜11n、11…スキャナ装置、12a〜12n…端末、13…ネットワーク、14…サーバ装置、21…Webブラウザ、22…入力フォーム(データ入力手段)、23…テキスト情報、24…識別ID、25…スキャンボタン、26…保存ボタン、28…画像ファイル添付制御プログラム(ActiveXコントロール)、29…スキャナ制御プログラム(画像情報読取送信手段)、32…文書登録プログラム(一時文書作成手段及び画像情報保存手段)、34…一時文書記憶領域、35…保存文書記憶領域。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スキャナ装置を備えた端末からネットワークを介してサーバ装置に、前記スキャナ装置から取り込んだ画像ファイルと当該画像ファイルに関連するテキスト情報とを含む画像情報を保存する画像情報保存システムであって、
前記端末は、Webブラウザ上に、少なくともスキャンボタンとテキスト情報の入力が可能な入力欄とを備えたデータ入力手段を有し、
前記スキャンボタンの操作により、前記スキャナ装置が画像データを読み取り作成した画像ファイルに識別IDを付加して前記サーバ装置に送信する画像ファイル読取送信手段と、
前記スキャンボタンの操作により、前記入力欄に入力したテキスト情報に前記画像ファイルに付加されたのと同じ識別IDを付加して前記サーバ装置に送信し、前記テキスト情報と前記識別IDとを含む一時文書を前記サーバ装置内に作成する一時文書作成手段と、
前記識別IDの照合により、前記一時文書に前記画像ファイルを添付して前記サーバ装置に保存する画像情報保存手段と、
を備えることを特徴とする画像情報保存システム。
【請求項2】
前記画像情報保存手段により保存文書の作成後に、前記一時文書を削除する一時文書削除手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像情報保存システム。
【請求項3】
前記Webブラウザ上には、保存ボタンを備え、前記保存ボタンの操作により、前記識別IDの照合を行い、前記一時文書を前記サーバ装置の保存文書ファイルとして保存し登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像情報保存システム。
【請求項4】
スキャナ装置を備えた端末からネットワークを介してサーバ装置に、前記スキャナ装置から取り込んだ画像ファイルと当該画像ファイルに関連するテキスト情報と含む画像情報を保存する画像情報保存方法であって、
前記端末のWebブラウザ上からのスキャンボタンの操作により、前記スキャナ装置が画像データを読み取り作成した画像ファイルに識別IDを付加して前記サーバ装置に送信するステップと、
前記スキャンボタンの操作により、前記入力欄に入力したテキスト情報に前記画像ファイルに付加されたのと同じ識別IDを付加して前記サーバ装置に送信して、前記テキスト情報と前記識別IDとを含む一時文書を前記サーバ装置内に作成するステップと、
前記識別IDの照合により、前記一時文書に前記画像ファイルを添付して前記サーバ装置に保存文書を保存するステップと、
を含むことを特徴とする画像情報保存方法。
【請求項5】
前記保存文書の保存後に、前記一時文書を削除するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の画像情報保存方法。
【請求項6】
前記端末のWebブラウザ上の保存ボタンの操作により、前記識別IDの照合を行い、前記一時文書を前記サーバ装置の保存文書ファイルとして保存し登録することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像情報保存方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−42080(P2006−42080A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−220889(P2004−220889)
【出願日】平成16年7月28日(2004.7.28)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】