説明

真空脱泡装置

【課題】より容易且つ安価に真空度を確保することができる真空脱泡装置を提供する.
【解決手段】被脱泡液5を貯留するための耐圧容器2と、該容器2に接続され該容器2内を減圧するための減圧装置31と、該被脱泡液5を攪拌するための攪拌器3と、該攪拌器3に接続され該攪拌器3を駆動させるための駆動装置4とを備える真空脱泡装置1において、該攪拌器3及び該駆動装置4は、該容器2内に設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空脱泡装置に関し、特にピックル液等の調味液用の真空脱泡装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ハム、ソーセージ、ベーコン等の製品では、製品全体に亘って、均一の味であることが求められている。そこで、従来、ピックル液注入インジェクターを用いて、前記製品の原料である、豚、牛及び家禽等の肉塊に、所定量のピックル液及び/又は調味液を注入している(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
しかしながら、この前記ピックル液等の注入の際に、該ピックル液に気泡があると前記製品の品質の低下を招くことが知られている(例えば、特許文献2を参照)。従来、該ピックル液等は、液体原料と粉体原料とを攪拌器を用いて混合攪拌することにより、製造される。このため、製造直後のピックル液等は気泡が非常に多く含まれていることとなる。従って、該ピックル液等を前記肉塊に注入する前段階として、脱泡装置により該ピックル液等の脱泡を行う必要がある。多くの場合、この脱泡は真空下で行われる。更に、その効率を高くするために、前記脱泡装置に攪拌器が設けられている装置もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−209693号公報
【特許文献2】特開平7−213223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来、攪拌器が設けられた真空脱泡装置は、攪拌器を駆動させるための駆動装置が、前記ピックル液等が貯留される貯留タンクの外に設けられ、駆動装置と連続する該攪拌器の攪拌軸が該貯留タンクを貫通する構成となっているため、該貯留タンクの真空度を確保するためには、メカニカルシールやパッキンを用い、該貯留タンクと該攪拌軸との間をシールする必要がある。しかしながら、該メカニカルシールは非常にコストが高く、又、パッキンは磨耗するため、消耗品であり、メンテナンスに手間がかかるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、より容易且つ安価に真空度を確保することができる真空脱泡装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、被脱泡液を貯留するための耐圧容器と、該容器に接続され該容器内を減圧するための減圧装置と、該被脱泡液を攪拌するための攪拌器と、該攪拌器に接続され該攪拌器を駆動させるための駆動装置とを備える真空脱泡装置において、該攪拌器及び該駆動装置は、該容器内に設けられることを特徴とする真空脱泡装置である。
【0008】
又、本発明は、前記容器は、前記被脱泡液を貯留するための貯留タンクと、該タンクを密閉するための蓋体で構成され、前記駆動装置は、該蓋体内に設けられており、該貯留タンクと該蓋体との間は、封止板によって仕切られており、該封止板には、該タンクと該蓋体とを連通させる連通口が形成され、該連通口は、該被脱泡液の逆流を防止するための逆流防止手段が設けられていることを特徴とする真空脱泡装置である。
【0009】
又、本発明は、前記容器には、前記被脱泡液を該容器に供給するための液供給口が設けられ、該容器は、該液供給口の上部に設けられる該被脱泡液の飛散を防止するための飛散防止板と、該液供給口の前方に設けられる該被脱泡液を衝突させるための衝突板とを有することを特徴とする真空脱泡装置である。尚、前記飛散防止板と前記衝突板とを一体に設けることもできる。
【0010】
又、本発明は、前記容器には、前記容器内を減圧することにより粉体を吸い込み、該粉体を該容器に供給するための粉体供給口が設けられており、該粉体供給口より、該容器の底部近傍に向って粉体導入管が延在していることを特徴とする真空脱泡装置である。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、被脱泡液を攪拌するための攪拌器とその攪拌器を駆動させるための駆動装置が真空脱泡装置の容器内に収納されているため、該駆動装置及び該攪拌器ごと該容器内を減圧することができるので、該装置の真空度を確保するためにメカニカルシール等を用いる必要性が無く、該装置の真空度を容易且つ安価に確保することができる。
【0012】
又、本発明は、被脱泡液を貯留する貯留タンクと該タンクを密閉する蓋体が封止板により仕切られ、該蓋体内に前記駆動装置を設け、そして、該タンクと該蓋体との間を、逆流防止機構を有する連通口により連通させることにより、該脱泡液に蓋体側からの異物の進入を防ぐことができるため、使用後の蓋体の洗浄は比較的に簡易にすることができる。
【0013】
又、本発明は、前記容器に前記被脱泡液は供給するための液供給口の上部に飛散防止板を、該液供給口の前方に衝突板を設けることにより、該被脱泡液を該容器に供給される際に、該飛散防止板により該被脱泡液が前記駆動装置を汚染するのを防止することでき、該衝突板に該被脱泡液を衝突させることにより、より効率よく該被発泡液を脱泡することができる。
【0014】
又、本発明は、原料粉体を前記容器に供給するための粉体供給口が設けられており、該粉体供給口より、該容器の底部近傍に向って延在する粉体導入管が設けられているため、真空脱泡装置内で、原料液体と原料粉体を混合することができ、そのため、前記装置だけで前記ピックル液等を調整及び脱泡することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の要部拡大図であり、連通口を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明を実施するための形態を図1乃至3により説明する。本発明の真空脱泡装置1は、耐圧容器2、攪拌器3及び駆動装置4を備えている。
【0017】
耐圧容器2は、脱泡をする対象たる被脱泡液5、例えば、ピックル液等、を脱泡している間、貯留しておくための貯留タンク6及び貯留タンク6の上部にあり、貯留タンク6を密閉するための蓋体7により構成される。本実施の形態において、貯留タンク6及び蓋体7は封止板8により仕切られており、封止板8には、貯留タンク6及び蓋体7を連通するための逆流防止機構を備えた連通口9が形成されている。本実施の形態の該逆流防止機構は、封止板8に突設された連通口9の筒部9aを、流通間隔9cを介して、蓋部9bで覆うものである。尚、該逆流防止機構として逆止弁を用いることもできる。又、連通口9の詳細については後述する(段落[0032]、[0034]及び[0035]を参照)。
【0018】
貯留タンク6には、その封止板8に近い高さ位置に、外部より液体を貯留タンク6に供給するための液供給口10と粉体を供給するための粉体供給口11が互いに対向して設けられる。貯留タンク6の内壁6aの液供給口10側には、液供給口10の上部に飛散防止板12が、液供給口10の前方に衝突板13が各々設けられている。本実施の形態において、貯留タンク6は、略円筒状に形成されており、被脱泡液5を排出するための液排出口14及び被脱泡液5の温度を測定するための温度計15を更に備える。又、衝突板13は、液供給口10と所定間隔おいて対向する垂直状板であり、又、飛散防止板12は、衝突板13の上端から液供給口10近傍の内壁6a迄伸びる水平状板である。前記両板12,13の大きさ、形状等は必要に応じて適宜選択される。尚、飛散防止板12及び衝突板13の詳細については後述する(段落[0031]、[0033]乃至[0035]を参照)。
【0019】
液供給口10は、貯留タンク6の外側に設けられた第1のバルブ16に接続されている。第1のバルブ16には、原液タンク17に接続されている液供給管18が取り付けられている。
【0020】
粉体供給口11は、貯留タンク6の外側に設けられた第2のバルブ19に接続されている。第2のバルブ19には粉体タンク20に接続されている粉体供給管21が取り付けられている。又、粉体供給口11からは、貯留タンク6の内壁6aに沿うように、貯留タンク6の底部近傍に向って粉体導入管22が延在する。
【0021】
液排出口14は、液排出管23を介して、第3のバルブ24に接続されている。第3のバルブ24には排出ポンプ25が接続されており、排出ポンプ25により脱泡された被脱泡液5を供給すべき設備、例えば、インジェクター(図示せず)等に当該液が供給できるようになっている。
【0022】
蓋体3には、容器2内を減圧するための排気口26及び被脱泡液5を脱泡後に容器2内を常圧に戻すための吸気口27が設けられている。
【0023】
排気口26は蓋体7の外に設けられた第4のバルブ28に接続されている。排気口26と第4のバルブ28との間には容器3内の気圧を測定するための真空ゲージ29が設けられる。排気口26には、排気管30を介して、容器2内を減圧するための減圧装置たる真空ポンプ31が接続されている。
【0024】
吸気口27は、蓋体7の外に設けられた第5のバルブ32に接続されている。
【0025】
攪拌器3及び駆動装置4は、本実施の形態において、一体の攪拌装置33として、容器2内のその中心軸上に設けられる。駆動装置4は、攪拌器3を駆動させるためのモータ等によって構成させるものである。攪拌器3は被脱泡液5を脱泡する際に、効率よく脱泡するために、被脱泡液5を攪拌するためのものであり、その攪拌翼3aは公知の構造を応用することができる。又、攪拌装置33は、駆動装置4が蓋体7内に収納され、攪拌翼3aの少なくともその一部が貯留タンク6内に収納される様に、封止板8に貫入され設けられる。
【0026】
次に真空脱泡装置1を用いた被脱泡液5の脱泡工程の一例について説明する。
【0027】
(1)真空混合機1と別途に設けられた混合機(図示せず)によって、液体原料及び粉体原料を混合することにより被脱泡液5を作成する。
【0028】
(2)作成された被脱泡液5を原液タンク17に移す(原液タンク17内の被脱泡液5を、以下、被脱泡液5Aと謂う)。
【0029】
(3)真空ポンプ31を作動させ容器内の空気を吸気し、それと略同時に第1のバルブ16を除々に開けていく。
【0030】
(4)そして、原液タンク17内の被脱泡液5Aは真空ポンプ31の吸気によって液供給管18を通り、液供給口10から容器2に供給される。
【0031】
(4)の工程の際、真空脱泡装置1には、封止板8、飛散防止板12及び衝突板13が設けられていることが好ましい。液供給口10から被脱泡液5Aが容器2内に供給される際に、被脱泡液5Aは液供給口10から勢い良く噴出されることとなるが、衝突板13を設け、この被脱泡液5Aの噴出の勢いを利用して被脱泡液5Aを衝突板13に衝突させることにより、大部分の脱泡を被脱泡液5Aの供給時に終了させることができるため、より脱泡に掛ける時間を短くすることができる。
【0032】
又、この際に、連通口9が形成させた封止板8を設けることにより、蓋体7への被脱泡液5Aの飛散(進入)を最小限にすることができる。更に、連通口9には、逆流防止機構が設けられているため、例え、蓋体7へ被脱泡液5Aに飛散したとしても、蓋体7から貯留タンク6への被脱泡液5Aの逆流が起きることがない。又、本実施の逆流防止機構は蓋部9bを備えるため、例え、連通口9まで被脱泡液5Aが飛散しても、蓋部9bによりその勢いは更に殺されるため、より蓋体7内に被発泡液5Aが飛散し難くなっている。
【0033】
飛散防止板12もまた封止板8と同様に蓋体7への被脱泡液5Aの飛散を最小限にするためのものである。つまり、飛散防止板12を設けることにより、液供給口10よりも上方への被脱泡液5Aの飛散を防止することができる。
【0034】
即ち、飛散防止板12及び封止板8の少なくとも何れか一方を設けることにより蓋体7への被脱泡液5Aの飛散を低減することができ、駆動装置4等の汚損も防止することができる。特に、逆流防止機構を有する連通口9が形成された封止板8及び飛散防止板12を共に設けることにより、被脱泡液5Aによる蓋体7の汚染を防止することができ、万が一、飛散したとしても貯留タンク6に逆流することがない。
【0035】
上記構造は、被脱泡液5がピックル液等の食品用の場合に非常に役立つ。食品用の場合、衛生面やアレルゲンの混入防止の観点から容器2の洗浄は厳密に行われることが要求されるが、上記のような構造を有する場合、蓋体7に被脱泡液5Aが殆ど飛散することなく、例え、飛散したとしても蓋体7から貯留タンク6に逆流することがないため、貯留タンク6の洗浄を特に厳密に行えばよく、蓋体7の洗浄はより簡易なものとすることが可能である。
【0036】
(5)そして、被脱泡液5を貯留タンク6に供給後、第1のバルブ16を閉止する。駆動装置4を作動させ攪拌器3を駆動させる。攪拌器3が駆動することにより、被脱泡液5が、減圧(真空)下において攪拌翼3aによって攪拌される。
【0037】
(5)の工程によって、被脱泡液5は効率良く且つ略完全に脱泡されることとなる。本実施の形態では、容器2内に攪拌器3及び駆動装置4が収納されている、つまり、攪拌装置33ごと容器2内を減圧しているため、容器2を減圧する際にメカニカルシール等による特別なシールすることなく容器2内の減圧(真空)度を維持することが可能である。
【0038】
(6)その後、第4のバルブ28を閉じ、第5のバルブ32を開けることで、容器2内の圧力は常圧へと戻す。そして、第3のバルブ24を開け、排出ポンプ25を作動させることにより、インジェクター等に脱泡された液を送液する。
【0039】
又、本実施の形態は、(1)の工程を貯留タンク6内で行うこともできるようになっている。この場合、被脱泡液5の作成及び脱泡は以下のように行う。
【0040】
(A)原液タンク17に被脱泡液5の液体原料を、粉体タンク20に粉体原料を各々入れておく。
【0041】
(B)真空ポンプ31を作動させ、容器2内を吸気する。それと略同時に、第1のバルブ16を開け、真空ポンプ31の吸気により液体原料を液供給口10より貯留タンク6へと供給する。
【0042】
(B)の工程において、泡のない液体原料を貯留タンク6へと供給する場合には、蓋体7への液体原料の飛散を防止するために、飛散防止板12等の代わりに、液供給口10から貯留タンク6の底部近傍へと延在する液導入管(図示せず)を設けても良い。
【0043】
(C)原料液体を貯留タンク6に供給後、第1のバルブ16を閉め、第2のバルブ19を開け、真空ポンプ31の吸気により粉体原料を粉体供給口11より貯留タンク6へと供給する。
【0044】
(C)の工程の際に、粉体原料が貯留タンク6内を舞うことを防止するため、粉体原料を直接、液体原料に投入する必要がある。しかしながら、粉体供給口11を貯留タンク6の底に近い箇所に設けると、液体原料等が粉体供給管21に逆流する恐れがあるため、粉体導入管22を介して、粉体原料は貯留タンク6へ供給されることが好ましい。
【0045】
(D)そして、第2のバルブを閉じ、攪拌装置33を作動させ、攪拌翼3aにより、貯留タンク6内を減圧しながら、液体原料及び粉体原料を攪拌し混合することで、被脱泡液5の作成及び脱泡を行う。
【0046】
その後、上記(6)の工程のように、インジェクター等に脱泡させた液を送液する。
【0047】
以上のように、本実施の形態では、攪拌装置33を容器2(貯留タンク6及び蓋体7)内に収容することにより、容器2内の減圧(真空)を保持するためにメカニカルシール等が必要なく、より容易且つ安価に真空脱泡装置1の真空度を確保することが可能である。又、容器2に衝突板13を設けることによって、被脱泡液5の脱泡に掛かる時間を短くすることができる。更に、封止板8及び/又は飛散防止板12を設けることにより、真空脱泡装置1使用後の蓋体7の洗浄をより簡易なものとすることができる。
【0048】
又、本実施の形態では、粉体原料を供給するため粉体供給口11等が設けられているため、真空脱泡装置1の外部に被脱泡液5を作成するための混合機を設ける必要は無く、真空脱泡装置1のみで被脱泡液5の作成及び脱泡を完結させることが可能である。
【符号の説明】
【0049】
1 真空脱泡装置 2 耐圧容器 3 攪拌器
3a 攪拌翼 4 駆動装置 5 被脱泡液
5A 被脱泡液 6 貯留タンク 6a 内壁
7 蓋体 8 封止板 9 連通口
9a 筒部 9b 蓋部 9c 流通間隔
10 液供給口 11 粉体供給口 12 飛散防止板
13 衝突板 14 液排出口 15 温度計
16 第1のバルブ 17 原液タンク 18 液供給管
19 第2のバルブ 20 粉体タンク 21 粉体供給管
22 粉体導入管 23 液排出管 24 第3のバルブ
25 排出ポンプ 26 排気口 27 吸気口
28 第4のバルブ 29 真空ゲージ 30 排気管 31 真空ポンプ 32 第5のバルブ 33 攪拌装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被脱泡液を貯留するための耐圧容器と、該容器に接続され該容器内を減圧するための減圧装置と、該被脱泡液を攪拌するための攪拌器と、該攪拌器に接続され該攪拌器を駆動させるための駆動装置とを備える真空脱泡装置において、
該攪拌器及び該駆動装置は、該容器内に設けられることを特徴とする真空脱泡装置。
【請求項2】
前記容器は、前記被脱泡液を貯留するための貯留タンクと、該タンクを密閉するための蓋体で構成され、
前記駆動装置は、該蓋体内に収納されており、
該貯留タンクと該蓋体との間は、封止板によって仕切られており、
該封止板には、該タンクと該蓋体とを連通させる連通口が形成され、
該連通口は、該被脱泡液の逆流を防止するための逆流防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の真空脱泡装置。
【請求項3】
前記容器には、前記被脱泡液を該容器に供給するための液供給口が設けられ、
該容器は、該液供給口の上部に設けられる該被脱泡液の飛散を防止するための飛散防止板と、該液供給口の前方に設けられる該被脱泡液を衝突させるための衝突板とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の真空脱泡装置。
【請求項4】
前記飛散防止板と前記衝突板とが一体に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の真空脱泡装置。
【請求項5】
前記容器には、前記容器内を減圧することにより粉体を吸い込み、該粉体を該容器に供給するための粉体供給口が設けられており、該粉体供給口より、該容器の底部近傍に向って粉体導入管が延在していることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の真空脱泡装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−71259(P2012−71259A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−218323(P2010−218323)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(506285574)
【Fターム(参考)】