説明

置換尿素及びカルバメート

本発明は、アルツハイマー病及び他の類似した疾患の治療に有用な式Iの化合物を提供する。この種の化合物には、哺乳動物におけるアルツハイマー病及びAβペプチドの沈着を特徴とする他の疾患の治療に有用な、β−セクレターゼ酵素の阻害剤が含まれる。本発明の化合物は、薬剤組成物にするのに有用であり、またAβペプチドの生成を低減するための治療方法において有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式の化合物
【化1】


又は薬剤として許容されるその塩若しくはエステル
[式中、Xは、−(C=O)−、−(C=S)−、−S(O)n1−、又は−(C=N−Z)であり、Z=R20又は−OR20であり、n1は、0、1、又は2であり、
Tは、不在、NR20、又はOであり、但し、Xが−(C=O)であるとき、Tは不在でなく、
各R20は、それぞれ独立に、H、−CN、C1〜6アルキル若しくはアルケニル、C1〜6ハロアルキル、又はC4〜7シクロアルキルであり、但し、ZがR20又は−OR20であるとき、R20は−CNでなく、
は、−(CH1〜2−S(O)0〜2−(C〜Cアルキル)、又は
ハロゲン、−OH、=O、−SH、−C≡N、−CF、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、−N(R)C(O)R’−、−OC(=O)−アミノ、及び−OC(=O)−モノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルケニル若しくはC〜Cアルキニル、又は
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C〜Cアルキル−アリール、−C〜Cアルキル−ヘテロアリール、若しくは−C〜Cアルキル−ヘテロシクリルであって、それぞれの環部分が、
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−NR105R’105、−COR、−N(R)COR’若しくは−N(R)SOR’、−C(=O)−(C〜C)アルキル、−SO−アミノ、−SO−モノ若しくはジアルキルアミノ、−C(=O)−アミノ、−C(=O)−モノ若しくはジアルキルアミノ、−SO−(C〜C)アルキル、又は
ハロゲンからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルコキシ、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、−C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、及び−C〜Cアルキルからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル若しくはC〜C10アルキニル
からそれぞれ独立に選択される1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されており、前記ヘテロシクリル基が、さらにオキソによって任意選択で置換されている、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C〜Cアルキル−アリール、−C〜Cアルキル−ヘテロアリール、若しくは−C〜Cアルキル−ヘテロシクリル
であり、
R及びR’は、それぞれ独立に、水素、C〜C10アルキル、C〜C10アルキルアリール、又はC〜C10アルキルヘテロアリールであり、
は、
(I)−[−(CH(0〜8)−(CH)(アルキル)(アルキル)]〔式中、アルキル及びアルキルは、直鎖若しくは分枝状のC2〜10アルカニル、アルケニル、又はアルキニルであり、アルキル及びアルキルは、同じ又は異なるメチレン炭素に結合し、残りの空いているメチレン原子価には、水素が充てられ、したがって、合計で8〜20個の炭素原子を有する分枝状アルキル鎖を形成しており、
前記アルキル基のアルキル及びアルキルは、C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、−C(O)C〜Cアルキル、−NR1−a1−b(R1−a及びR1−bは、−H又はC〜Cアルキルである)、−OC=ONR1−a1−b、−S(=O)0〜2、−NR1−aC=ONR1−a1−b、−C=ONR1−a1−b、及び−S(=O)NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている〕、
(II)−(C(RC−x)(RC−y))(0〜4)−R環〔式中、各RC−x及びRC−yは、

〜Cアルキル
〜Cアルコキシ
〜Cアルケニル又はアルキニル
−(CH0〜4−R環{R環は、以下で定義するとおりであり、RC−x及びRC−yは、これらの共同結合相手であるメチレン炭素と一緒になって、炭素と、O、S(O)(0〜2)、及びNR’のうちの多くとも2個とからなる3〜7個の原子を含むスピロ環を形成しており、(R’は、H又はC1〜4アルキルであり)、
前記スピロ環は、別の環に縮合して、炭素と、O、S(O)(0〜2)、及びNR’のうちの多くとも2個とからなり、かつ合計で多くとも9個の原子を含む二環式環系になっていてもよく、
環は、アリール環、ヘテロアリール環、又はシクロアルキル環であり、或いはそれぞれの環が同じ若しくは異なる、アリール環、ヘテロアリール環、又はシクロアルキル環である3個未満の環からなる縮合環系であり、
環は、
(1)C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル、
(2)−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている、1又は2個の不飽和結合を有するC〜Cアルケニル又はアルキニル、
(3)ハロゲン、
(4)C〜Cアルコキシ、
(5)1、2、又は3個の−Fによって任意選択で置換されている−C〜Cアルコキシ、
(6)−NRN−6N−7(RN−6及びRN−7は、同じ又は異なっており、
(a)−H、
(b)
(i)−OH、及び
(ii)−NHからなる群から選択される1個の置換基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル、
(c)1〜3個の−F、−Cl、−Br、又は−Iによって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル、
(d)−C〜Cシクロアルキル、
(e)−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル)、
(f)−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、
(g)1又は2個の二重結合を有する−C〜Cアルケニル、
(h)1又は2個の三重結合を有する−C〜Cアルキニル、
(i)1個の二重結合及び1個の三重結合を有する−C〜Cアルキル鎖、
(j)−R1−アリール(R1−アリールは、上で定義したとおりである)、及び
(k)−R1−ヘテロアリール(R1−ヘテロアリールは、上で定義したとおりである)
からなる群から選択される)、
(7)−OH、
(8)−C≡N、
(9)−F、−Cl、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキル、
(10)−CO−(C〜Cアルキル)、
(11)−SO−NR1−a1−b
(12)−CO−NR1−a1−b
(13)−SO−(C〜Cアルキル)、
及びR環中に飽和炭素原子があるとき、
(14)オキソ、
(15)オキシム、
(16)5〜7員のケタール環、及び
(17)炭素と、環サイズが4〜7原子であるときには、任意選択でO、S(O)(0〜2)、及びNR’のうちの多くとも2個とを含む、3〜7個の原子を有するスピロ環
からそれぞれ独立に選択される最高で4個の置換基によって任意選択で置換されている}
からそれぞれ独立に選択される〕、
(III)−(CRC−xC−y0〜4−アリール−アリール、
(IV)−(CRC−xC−y0〜4−アリール−ヘテロアリール、
(V)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロアリール−アリール、
(VI)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロアリール−ヘテロアリール、
(VII)−(CRC−xC−y0〜4−アリール−ヘテロ環、
(VIII)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロアリール−ヘテロ環、
(IX)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロ環−アリール、
(X)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロ環−ヘテロアリール、
(XI)−(CRC−xC−y0〜4−ヘテロ環−ヘテロ環、
(XII)−[C(RC−1)(RC−2)]1〜3−[CO]0〜1−N−(RC−3〔各RC−1は、同じ若しくは異なっており、H、C1〜4アルキル、及びC1〜4アルコキシからなる群から選択され、各RC−2及びRC−3は、
(A)C〜Cアルキル、−F、−Cl、−Br、−I、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、及び−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル、
(B)C〜Cアルキル、−F、−Cl、−Br、−I、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、及び−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている、1又は2個の不飽和結合を有するC〜Cアルケニル又はアルキニル、
(C)−(CH1〜2−S(O)0〜2−(C〜Cアルキル)、
(D)C〜Cアルキル、−F、−Cl、−Br、−I、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキル、
(E)C〜Cアルキル、−F、−Cl、−Br、−I、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、オキソ、−NR1−a1−bからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されている−(CH0〜4−5〜7員ヘテロ環
からそれぞれ独立に選択される〕、
(XIII)−CH(アリール)(各アリールは、同じ又は異なる)、
(XIV)−CH(ヘテロアリール)(各ヘテロアリールは、同じ又は異なり、上で定義したとおりである)、
(XVIII)−CH(アリール)(ヘテロアリール)
であり、
は、R’100、−(CRR’)1〜6R’100、−(CRR’)0〜6100、−(CRR’)1〜6−O−R’100、−(CRR’)1〜6−S−R’100、−(CRR’)1〜6−C(=O)−R100、−(CRR’)1〜6−SO−R100、−(CRR’)1〜6−NR100−R’100、又は−SOR’100であり(但し、Rが−SOR’100であるとき、Xは−S(=O)−又は−C(=S)−でない)、
100及びR’100は、それぞれ独立に、アリール、ヘテロアリール、−アリール−W−アリール、−アリール−W−ヘテロアリール、−アリール−W−ヘテロシクリル、−ヘテロアリール−W−アリール、−ヘテロアリール−W−ヘテロアリール、−ヘテロアリール−W−ヘテロシクリル、−ヘテロシクリル−W−アリール、−ヘテロシクリル−W−ヘテロアリール、−ヘテロシクリル−W−ヘテロシクリル、−CH[(CH0〜2−O−R150]−(CH0〜2−アリール、−CH[(CH0〜2−O−R150]−(CH0〜2−ヘテロシクリル、又は−CH[(CH0〜2−O−R150]−(CH0〜2−ヘテロアリールを表し、それぞれの環部分は、


からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、或いは
100は、1、2、又は3個のR115基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキルであり、或いは
100は、1、2、又は3個のR115基によってそれぞれが任意選択で置換されている−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)又は−(C〜Cアルキル)−S−(C〜Cアルキル)であり、或いは
100は、1、2、又は3個のR115基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキルであり、
Wは、−(CH0〜4−、−O−、−S(O)0〜2−、−N(R135)−、−CR(OH)−、又は−C(O)−であり、
102及びR102’は、それぞれ独立に、水素、又は
それぞれ独立にハロゲン、アリール、若しくは−R110である1、2、若しくは3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキルであり、
105及びR’105は、それぞれ独立に、−H、−R110、−R120、C〜Cシクロアルキル、−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、1個の二重結合及び1個の三重結合を有するC〜Cアルキル鎖、又は
−OH若しくは−NHによって任意選択で置換されているC〜Cアルキル、又は
ハロゲンからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル
を表し、或いは
105及びR’105は、これらの結合相手である原子と一緒になって、任意選択で、1員が−O−、−S(O)0〜2−、−N(R135)−から選択されるヘテロ原子である、3〜7員の炭素環を形成しており、前記環は、1、2、又は3個のR140基によって任意選択で置換されており、
115は、出現する毎に、それぞれ独立に、ハロゲン、−OH、−CO102、−C〜Cチオアルコキシ、−CO−フェニル、−NR105R’135、−SO−(C〜Cアルキル)、−C(=O)R180、R180、−CONR105R’105、−SONR105R’105、−NH−CO−(C〜Cアルキル)、−NH−C(=O)−OH、−NH−C(=O)−OR、−NH−C(=O)−O−フェニル、−O−C(=O)−(C〜Cアルキル)、−O−C(=O)−アミノ、−O−C(=O)−モノ若しくはジアルキルアミノ、−O−C(=O)−フェニル、−O−(C〜Cアルキル)−COH、−NH−SO−(C〜Cアルキル)、C〜Cアルコキシ、又はC〜Cハロアルコキシであり、
135は、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、−(CH0〜2−(アリール)、−(CH0〜2−(ヘテロアリール)、又は−(CH0〜2−(ヘテロシクリル)であり、
140は、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C〜C)アルキルアミノ、ジ(C〜C)アルキルアミノ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、アミノ(C〜C)アルキル、モノ(C〜C)アルキルアミノ(C〜C)アルキル、ジ(C〜C)アルキルアミノ(C〜C)アルキル、及び=Oからそれぞれ独立に選択される1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されているヘテロシクリルであり、
150は、水素、C〜Cシクロアルキル、−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、1個の二重結合及び1個の三重結合を有するC〜Cアルキル、−R110、−R120、又は
−OH、−NH、C〜Cアルコキシ、R110、及びハロゲンからそれぞれ独立に選択される1、2、3、若しくは4個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル
であり、
150’は、C〜Cシクロアルキル、−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル)、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、1個の二重結合及び1個の三重結合を有するC〜Cアルキル、−R110、−R120、又は
−OH、−NH、C〜Cアルコキシ、R110、及びハロゲンからそれぞれ独立に選択される1、2、3、若しくは4個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキルであり、
180は、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ホモモルホリニル、ホモチオモルホリニル、ホモチオモルホリニルS−オキシド、ホモチオモルホリニルS,S−ジオキシド、ピロリニル、及びピロリジニルから選択され、これらはそれぞれ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ(C〜C)アルキルアミノ、ジ(C〜C)アルキルアミノ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、アミノ(C〜C)アルキル、モノ(C〜C)アルキルアミノ(C〜C)アルキル、ジ(C〜C)アルキルアミノ(C〜C)アルキル、及び=Oからそれぞれ独立に選択される1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されており、
110は、1又は2個のR125基によって任意選択で置換されているアリールであり、
125は、出現する毎に、それぞれ独立に、ハロゲン、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、−OH、−C≡N、−SO−NH、−SO−NH−C〜Cアルキル、−SO−N(C〜Cアルキル)、−SO−(C〜Cアルキル)、−CO−NH、−CO−NH−C〜Cアルキル、−CO−N(C〜Cアルキル)、又は
〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ及びジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、若しくはC〜Cアルキニル、又は
1、2、若しくは3個のハロゲンによって任意選択で置換されているC〜Cアルコキシであり、
120は、1又は2個のR125基によって任意選択で置換されているヘテロアリールであり、
130は、1又は2個のR125基によって任意選択で置換されているヘテロシクリルであり、
は、H;C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NR1−a1−b(R1−a1−bは、−H又はC〜Cアルキルである)からなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、若しくは3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル;−(CH0〜4−アリール;−(CH0〜4−ヘテロアリール;C〜Cアルケニル;C〜Cアルキニル;−CONRN−2N−3;−SONRN−2N−3;−COH;及び−CO−(C〜Cアルキル)からなる群から選択され、
は、H;C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NR1−a1−bからなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル;−(CH0〜4−アリール;−(CH0〜4−ヘテロアリール;C〜Cアルケニル;C〜Cアルキニル;−CO−NRN−2N−3;−SO−NRN−2N−3;−COH;及び−CO−O−(C〜Cアルキル)からなる群から選択され、
N−2及びRN−3は、出現する毎に、−OH、−NH、フェニル、及びハロゲンからなる群からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;−C〜Cシクロアルキル;−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル);−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル);−C〜Cアルケニル;−C〜Cアルキニル;1個の二重結合及び1個の三重結合を有する−C〜Cアルキル鎖;アリール;ヘテロアリール;ヘテロシクロアルキル
からなる群からそれぞれ独立に選択され、或いは
N−2、RN−3、及びこれらの結合相手である窒素が、5、6、若しくは7員のヘテロシクロアルキル基又はヘテロアリール基を形成しており、前記のヘテロシクロアルキル基又はヘテロアリール基は、任意選択でベンゼン環、ピリジン環、又はピリミジン環に縮合し、且つ非置換であるか、又は出現する毎に、それぞれ独立に、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、ハロC〜Cアルキル、ハロC〜Cアルコキシ、−CN、−NO、−NH、NH(C〜Cアルキル)、N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、−OH、−C(O)NH、−C(O)NH(C〜Cアルキル)、−C(O)N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、C〜CアルコキシC〜Cアルキル、C〜Cチオアルコキシ、及びC〜CチオアルコキシC〜Cアルキルである1、2、3、4、若しくは5個の基によって置換されており;或いは
、R、及びこれらの結合相手である炭素が、1個の炭素原子が−O−、−S−、−SO−、又は−NRN−2−から選択される基によって任意選択で置換されている、3〜7個の炭素原子からなる炭素環を形成している]。
【請求項2】
次式の化合物
【化2】


又は薬剤として許容されるその塩若しくはエステル
[式中、X、T、R20、R、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりであり、Rは、次式
【化3】


であり、上式で、
は、H;NH;−NH−(CHn6−R4−1;−NHR;−NR50C(O)R;C〜Cアルキル−NHC(O)R;−(CH0〜4;−O−C〜Cアルカノイル;OH;それぞれ独立にハロゲン、C〜Cアルキル、−COH、−C(O)−C〜Cアルコキシ、又はC〜Cアルコキシである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アリールオキシ;C〜Cアルコキシ;アリールC〜Cアルコキシ;−NR50CO51;−C〜Cアルキル−NR50CO51;−C≡N;−CF;−CF−CF;−C≡CH;−CH−CH=CH;−(CH1〜4−R4−1;−(CH1〜4−NH−R4−1;−O−(CHn6−R4−1;−S−(CHn6−R4−1;−(CH0〜4−NHC(O)−(CH0〜6−R52;−(CH0〜4−R53−(CH0〜4−R54からなる群から選択され、
は、0、1、2、又は3であり、
は、0、1、2、又は3であり、
4−1は、−SO−(C〜Cアルキル)、−SO−(C〜Cアルキル)、−S−(C〜Cアルキル)、−S−CO−(C〜Cアルキル)、−SO−NR4−24−3、−CO−C〜Cアルキル、−CO−NR4−34−4からなる群から選択され、
4−2及びR4−3は、それぞれ独立に、H、C〜Cアルキル、又はC〜Cシクロアルキルであり、
4−4は、アルキル、アリールアルキル、アルカノイル、又はアリールアルカノイルであり、
4−6は、−H又はC〜Cアルキルであり、
は、C〜Cシクロアルキル;それぞれ独立にハロゲン、−NR、C〜Cアルコキシ、C〜Cヘテロシクロアルキル、C〜Cヘテロアリール、C〜C10アリール、C〜CシクロアルキルC〜Cアルキル、−S−C〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、−COH、−CONR、−CO−C〜Cアルキル、C〜C10アリールオキシである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル;それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、又はOHである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているヘテロアリール;それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、又はC〜Cアルカノイルである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているヘテロシクロアルキル;それぞれ独立にハロゲン、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、又はC〜Cハロアルキルである1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されているアリール;及び−NRからなる群から選択され、
及びRは、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルカノイル、フェニル、−SO−C〜Cアルキル、フェニルC〜Cアルキルからなる群からそれぞれ独立に選択され、
は、−SO−ヘテロアリール、−SO−アリール、−SO−ヘテロシクロアルキル、−SO−C〜C10アルキル、−C(O)NHR、ヘテロシクロアルキル、−S−C〜Cアルキル、−S−C〜Cアルカノイルからなる群から選択され、
は、アリールC〜Cアルキル、C〜Cアルキル、又はHであり、
50は、H又はC〜Cアルキルであり、
51は、アリールC〜Cアルキル;それぞれ独立にハロゲン、シアノ、ヘテロアリール、−NR、−C(O)NR、C〜Cシクロアルキル、又は−C〜Cアルコキシである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキル;それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、C〜Cアルカノイル、アリールC〜Cアルキル、及び−SO〜Cアルキルである1又は2個の基によって任意選択で置換されているヘテロシクロアルキル;アルケニル;アルキニル;それぞれ独立にOH、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、NH、NH(C〜Cアルキル)、又はN(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているヘテロアリール;それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、NH、NH(C〜Cアルキル)、又はN(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているヘテロアリールアルキル;アリール;ヘテロシクロアルキル;C〜Cシクロアルキル;及びシクロアルキルアルキルからなる群から選択され、前記のアリール基、ヘテロシクロアルキル基、C〜Cシクロアルキル基、及びシクロアルキルアルキル基は、それぞれ独立にハロゲン、CN、NO、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルカノイル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、ヒドロキシ、C〜Cヒドロキシアルキル、C〜CアルコキシC〜Cアルキル、C〜Cチオアルコキシ、C〜CチオアルコキシC〜Cアルキル、又はC〜CアルコキシC〜Cアルコキシである1、2、3、4、又は5個の基によって任意選択で置換されており、
52は、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、−S(O)0〜2−C〜Cアルキル、COH、−C(O)NH、−C(O)NH(アルキル)、−C(O)N(アルキル)(アルキル)、−CO−アルキル、−NHS(O)0〜2−C〜Cアルキル、−N(アルキル)S(O)0〜2−C〜Cアルキル、−S(O)0〜2−ヘテロアリール、−S(O)0〜2−アリール、−NH(アリールアルキル)、−N(アルキル)(アリールアルキル)、チオアルコキシ、又はアルコキシであり、これらはそれぞれ、それぞれ独立にアルキル、アルコキシ、チオアルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルカノイル、NO、CN、アルコキシカルボニル、又はアミノカルボニルである1、2、3、4、又は5個の基によって任意選択で置換されており、
53は、不在、−O−、−C(O)−、−NH−、−N(アルキル)−、−NH−S(O)0〜2−、−N(アルキル)−S(O)0〜2−、−S(O)0〜2−NH−、−S(O)0〜2−N(アルキル)−、−NH−C(S)−、又は−N(アルキル)−C(S)−であり、
54は、ヘテロアリール、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、COH、−CO−アルキル、−C(O)NH(アルキル)、−C(O)N(アルキル)(アルキル)、−C(O)NH、C〜Cアルキル、OH、アリールオキシ、アルコキシ、アリールアルコキシ、NH、NH(アルキル)、N(アルキル)(アルキル)、又は−C〜Cアルキル−CO−C〜Cアルキルであり、これらは、それぞれ独立にアルキル、アルコキシ、COH、−CO−アルキル、チオアルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシアルキル、アルカノイル、NO、CN、アルコキシカルボニル、又はアミノカルボニルである1、2、3、4、又は5個の基によって任意選択で置換されており、
X’は、1、2、又は3個のメチル基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキリデニル;及び−NR4−6−からなる群から選択され、或いは
とR4−6が組み合わさって、−(CHn10−(n10は、1、2、3、又は4である]を形成しており、
Z’は、結合、SO、SO、S、及びC(O)からなる群から選択され、
Yは、H;C〜Cハロアルキル;C〜Cヘテロシクロアルキル;C〜C10アリール;OH;−N(Y)(Y);同じ又は異なる、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、チオアルコキシ、及びハロアルコキシからなる群から選択される1〜3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル;C〜Cアルキル及びハロゲンからそれぞれ独立に選択された1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキル;アルコキシ;ハロゲン、アルキル、アルコキシ、CN、又はNOによって任意選択で置換されているアリール;ハロゲン、アルキル、アルコキシ、CN、又はNOによって任意選択で置換されているアリールアルキルからなる群から選択され、
及びYは、同じ又は異なる、H;ハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、及びOHからなる群から選択される1、2、又は3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル;C〜Cアルケニル;C〜Cアルカノイル;フェニル;−SO−C〜Cアルキル;フェニルC〜Cアルキル;又はC〜CシクロアルキルC〜Cアルキルであり、或いは
、Y、及びこれらの結合相手である窒素が、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、及びピロリジニルからなる群から選択される環を形成しており、各環は、それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜CアルコキシC〜Cアルキル、又はハロゲンである1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されている]。
【請求項3】
次式の請求項1に記載の化合物、又は薬剤として許容されるその塩若しくはエステル
【化4】


[式中、
は、シクロアルキルが−R205からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている−(CH0〜3−(C〜C)シクロアルキル;及び−CO−(C〜Cアルキル);−(CR2452500〜4−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−アリール−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロアリール;−CHR245−CHR250−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−アリール;1又は2個のアリール基、ヘテロアリール基、又はヘテロシクロアルキル基に縮合した、5、6、7、8、9、若しくは10個の炭素からなる単環式又は二環式の環(前記の単環式又は二環式の環の1、2、又は3個の炭素は、−NH−、−N(CO)0〜1215−、−N(CO)0〜1220−、−O−、又は−S(=O)0〜2−によって任意選択で置き換えられ、且つ前記の単環式又は二環式の環は、それぞれ独立に−R205、−R245、−R250、又は=Oである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている);及び1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル
から選択され、
−(CR2452500〜4基に直接又は間接的に結合している各アリール基又はヘテロアリール基は、1、2、3、又は4個のR200基によって任意選択で置換され、
−(CR2452500〜4基に直接又は間接的に結合している各ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、又は4個のR210によって任意選択で置換され、
200は、出現する毎に、1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;


−(CH0〜4−O−(1、2、3、又は5個の−Fによって任意選択で置換されているC〜Cアルキル);1又は2個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;1又は2個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;アダマンチル、及び−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキルからそれぞれ独立に選択され、
200内に含まれる各アリール基及びヘテロアリール基は、それぞれ独立に−R205、−R210、又はそれぞれ独立にR205若しくはR210である1、2、若しくは3個の基で置換されている−C〜Cアルキルである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
200内に含まれる各ヘテロシクロアルキル基は、それぞれ独立にR210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
205は、出現する毎に、−C〜Cアルキル、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−C〜Cハロアルコキシ、−(CH0〜3(C〜Cシクロアルキル)、−ハロゲン、−(CH0〜6−OH、−O−フェニル、OH、SH、−(CH0〜6−C≡N、−(CH0〜6−C(=O)NR235240、−CF、−C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、及び−NR235240からそれぞれ独立に選択され、
210は、出現する毎に、1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;C〜Cアルカノイル;−SO−(C〜Cアルキル);1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;−ハロゲン;−C〜Cアルコキシ;−C〜Cハロアルコキシ;−NR220225;−OH;−C≡N;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cシクロアルキル;−CO−(C〜Cアルキル);−SO−NR235240;−CO−NR235240;−SO−(C〜Cアルキル);及び=Oからそれぞれ独立に選択され、
215は、出現する毎に、−C〜Cアルキル、−(CH0〜2−(アリール)、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−C〜Cシクロアルキル、−(CH0〜2−(ヘテロアリール)、及び−(CH0〜2−(ヘテロシクロアルキル)からそれぞれ独立に選択され、R215内に含まれるアリール基は、それぞれ独立に−R205又は−R210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、R215内に含まれるヘテロシクロアルキル基及びヘテロアリール基は、1、2、又は3個のR210によって任意選択で置換されており、
220は、出現する毎に、それぞれ独立に、H、−C〜Cアルキル、−CHO、ヒドロキシC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシカルボニル、−アミノC〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、最高で3個のハロゲンによって任意選択で置換されているC〜Cアルカノイル、−C(O)NH、−C(O)NH(C〜Cアルキル)、−C(O)N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、−ハロC〜Cアルキル、−(CH0〜2−(C〜Cシクロアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、−C〜Cアルケニル、−C−Cアルキニル、−アリール、−ヘテロアリール、又は−ヘテロシクロアルキルであり、R220及びR225内に含まれるアリール基、ヘテロアリール基、及びヘテロシクロアルキル基は、1、2、又は3個のR270基によって任意選択で置換されており、
270は、出現する毎に、それぞれ独立に、−R205;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;−フェニル;−ハロゲン;−C〜Cアルコキシ;−C〜Cハロアルコキシ;−NR235240;−OH;−C≡N;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cシクロアルキル;−CO−(C〜Cアルキル);−SO−NR235240;−CO−NR235240;−SO−(C〜Cアルキル);及び=Oであり、
235及びR240は、出現する毎に、それぞれ独立に、−H、−C〜Cアルキル、C〜Cアルカノイル、−SO−(C〜Cアルキル)、又は−フェニルであり、
245及びR250は、出現する毎に、H、−(CH0〜4CO〜Cアルキル、−(CH0〜4C(=O)C〜Cアルキル、−C〜Cアルキル、−C〜Cヒドロキシアルキル、−C〜Cアルコキシ、−C〜Cハロアルコキシ、−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキル、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−(CH0〜4アリール、−(CH0〜4ヘテロアリール、及び−(CH0〜4ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立に選択されており、或いは
245及びR250は、これらの結合相手である炭素と一緒になって、1、2、又は3個の炭素原子がそれぞれ独立に−O−、−S−、SO、−C(O)−、−NR220−、又は−NR220220−(R220基は両方ともアルキルである)の1、2、又は3個の基によって任意選択で置き換えられて、3、4、5、6、7、又は8個の炭素原子からなる単環又は二環を形成しており、前記環は、それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ヒドロキシル、NH、NH(C〜Cアルキル)、N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、−NH−C(O)C〜Cアルキル、−NH−SO−(C〜Cアルキル)、又はハロゲンである1、2、3、4、5、又は6個の基によって任意選択で置換されており、R245及びR250内に含まれるアリール基、ヘテロアリール基、又はヘテロシクロアルキル基は、それぞれ独立にハロゲン、Cアルキル、CN、又はOHである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている。]。
【請求項4】
が、ハロゲン、−OH、=O、−CN、−CF、−OCF、−C〜Cシクロアルキル、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ−ジアルキルアミノ、アリール、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立に選択される1又は2個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキルであり、アリール基は、1又は2個のR50基によって任意選択で置換されており、
50は、ハロゲン、OH、CN、−CO−(C〜Cアルキル)、−NR、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cアルコキシ、及びC〜Cシクロアルキルであり、
及びRは、H;−OH、−NH、及びハロゲンから選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;−C〜Cシクロアルキル;−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル);−C〜Cアルケニル;及び−C〜Cアルキニルから選択され、
が、−(CR2452500〜4−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキルから選択され、−(CR2452500〜4−基に結合しているアリール基及びヘテロアリール基は、1、2、3、又は4個のR200基によって任意選択で置換され、−(CR2452500〜4基に結合しているヘテロシクロアルキル基は、1、2、3、又は4個のR210基によって任意選択で置換され、
245、R250、R200、及びR210は、上で定義したとおりである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
が、−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキルであり、−(CR2452500〜4−基に結合しているヘテロシクロアルキル基が、1、2、3、又は4個のR210基によって任意選択で置換されており、R245、R250、及びR210は、上で定義したとおりである、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
が、1個のアリール基で置換されているC〜C10アルキルであり、前記アリール基は、1又は2個のR50基によって任意選択で置換されており、
が、−(CR2452501〜4−アリール又は−(CR2452501〜4−ヘテロアリールであり、
245及びR250は、H、−(CH0〜4CO〜Cアルキル、−(CH0〜4COH、−C〜Cアルキル、−(C〜Cアルキル)OHからそれぞれ独立に選択され、或いは
245、R250、及びこれらの結合相手である炭素が、1又は2個の炭素原子が−O−、−S−、−SO−、又は−NR220−によって任意選択で置換されており、R220は上で定義したとおりである、3、4、5、6、7、又は8個の炭素原子からなる単環又は二環を形成しており、
−(CR2452501〜4−基に結合しているアリール基及びヘテロアリール基は、1又は2個のR200基によって任意選択で置換されている、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
が、(CR2452501−アリールであり、アリール(好ましくは、フェニル又はナフチル、より好ましくはフェニル)が、1、2、又は3個のR200基によって任意選択で置換されており、
245はHであり、R250はH又はC〜Cアルキルであり、或いは
245及びR250は、それぞれ独立にC〜Cアルキル(好ましくは、両方がメチル)であり、或いは
CR245250が、C〜Cシクロアルキル基を表している、請求項3に記載の化合物。
【請求項8】
前記(CR245250−アリールが、(CR245250−フェニルであり、フェニルが、1、2、又は3個のR200基によって任意選択で置換されている、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
(CR245250−フェニル中のフェニルが、独立に選択される1〜3個のR200基、若しくは独立に選択される1若しくは2個のR200基と、
1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のヘテロアリール基、若しくは1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のフェニル基とで置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
245が水素であり、R250がC〜Cアルキルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項11】
245及びR250が共に水素である、請求項8に記載の化合物。
【請求項12】
(CR245250−フェニル中のフェニルが、
(a)1個のR200基、及び1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のヘテロアリール基、又は
(b)1個のR200基、及び1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のフェニル基、又は
(c)1個のR200基と、1個のR200若しくは=Oによって任意選択で置換されている1個のヘテロシクロアルキル
で置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項13】
CR245250がC〜Cシクロアルキル基を表している、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
CR245250がC〜Cシクロアルキル基を表している、請求項12に記載の化合物。
【請求項15】
CR245250がC〜Cシクロアルキル基を表している、請求項12に記載の化合物。
【請求項16】
CR245250がCシクロアルキルを表している、請求項12に記載の化合物。
【請求項17】
(CR245250−フェニル中のフェニルが、
1個のR200基、又は
1個のR200基、及び1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のヘテロアリール基、又は
1個のR200基、及び1個のR200基によって任意選択で置換されている1個のフェニル基で置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項18】
(CR245250−フェニル中のフェニルが1個のR200基によって任意選択で置換されている、請求項8に記載の化合物。
【請求項19】
フェニル((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(1S)−7−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート;
メチル(3S)−3−{[(2R,3S)−3−[(アニリノカルボニル)アミノ]−4−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシブチル]アミノ}−3−(3−ブロモフェニル)プロパノアート;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[4−(3−エチルフェニル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)−N’−フェニル尿素;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)メタンスルホンアミド;
N−ベンジル−N’−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)尿素;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)−N’−フェニル尿素;
N−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)−N’−プロピル尿素;
N−(sec−ブチル)−N’−((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)尿素;
フェニル((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート;
エチル((1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−{[(4R)−6−エチル−2,2−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−1H−イソチオクロメン−4−イル]アミノ}−2−ヒドロキシプロピル}カルバメート;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}−N’−フェニル尿素;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(6−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル)アミノ]プロピル}−N’−フェニル尿素;
N−[(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−({6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル}アミノ)−2−ヒドロキシプロピル]−N’−フェニル尿素;
フェニル{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}カルバメート;
フェニル{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(6−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル)アミノ]プロピル}カルバメート;
フェニル[(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−({6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル}アミノ)−2−ヒドロキシプロピル]カルバメート;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}−N’−フェニル尿素;
N−{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(6−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル)アミノ]プロピル}−N’−フェニル尿素;
N−[(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−({6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル}アミノ)−2−ヒドロキシプロピル]−N’−フェニル尿素;
フェニル{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−[(6−エチル−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル)アミノ]−2−ヒドロキシプロピル}カルバメート;
フェニル{(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(6−イソプロピル−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル)アミノ]プロピル}カルバメート;
フェニル[(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−3−({6−[(ジメチルアミノ)メチル]−3,4−ジヒドロ−1H−イソクロメン−4−イル}アミノ)−2−ヒドロキシプロピル]カルバメート;
−[({(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(3−メトキシベンジル)アミノ]プロピル}アミノ)カルボニル]−N,N−ジプロピル−b−アラニンアミド;および
2−{[({(1S,2R)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシ−3−[(3−メトキシベンジル)アミノ]プロピル}アミノ)カルボニル]アミノ}−N,N−ジプロピルエタンスルホンアミド
からなる群から選択される化合物。
【請求項20】
次式の化合物
【化5】


[式中、
は、シクロアルキルが−R205からそれぞれ独立に選択される1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている−(CH0〜3−(C〜C)シクロアルキル;及び−CO−(C〜Cアルキル);−(CR2452500〜4−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−アリール−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロアリール;−CHR245−CHR250−アリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−ヘテロアリール;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−ヘテロシクロアルキル;−(CR2452500〜4−ヘテロシクロアルキル−アリール;1又は2個のアリール基、ヘテロアリール基、又はヘテロシクロアルキル基に縮合した、5、6、7、8、9、又は10個の炭素からなる単環式又は二環式の環(前記の単環式又は二環式の環の1、2、又は3個の炭素は、−NH−、−N(CO)0〜1215−、−N(CO)0〜1220−、−O−、又は−S(=O)0〜2−によって任意選択で置き換えられており、且つ前記単環式又は二環式の環は、それぞれ独立に−R205、−R245、−R250、又は=Oである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている);及び1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル
から選択されており、
−(CR2452500〜4基に直接又は間接的に結合している各アリール基又はヘテロアリール基は、1、2、3、又は4個のR200基によって任意選択で置換されており、
−(CR2452500〜4基に直接又は間接的に結合している各ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、又は4個のR210によって任意選択で置換されており、
200は、出現する毎に、1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;


−(CH0〜4−O−(1、2、3、又は5個の−Fによって任意選択で置換されているC〜Cアルキル);1又は2個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;1又は2個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;アダマンチル、及び−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキルからそれぞれ独立に選択され、
200内に含まれる各アリール基及びヘテロアリール基は、それぞれ独立に−R205、−R210、又はそれぞれ独立にR205若しくはR210である1、2、若しくは3個の基で置換されている−C〜Cアルキルである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
200内に含まれる各ヘテロシクロアルキル基は、それぞれ独立にR210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
205は、出現する毎に、−C〜Cアルキル、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−C〜Cハロアルコキシ、−(CH0〜3(C〜Cシクロアルキル)、−ハロゲン、−(CH0〜6−OH、−O−フェニル、OH、SH、−(CH0〜6−C≡N、−(CH0〜6−C(=O)NR235240、−CF、−C〜Cアルコキシ、C〜Cアルコキシカルボニル、及び−NR235240からそれぞれ独立に選択され、
210は、出現する毎に、1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;C〜Cアルカノイル;−SO−(C〜Cアルキル);1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;−ハロゲン;−C〜Cアルコキシ;−C〜Cハロアルコキシ;−NR220225;−OH;−C≡N;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cシクロアルキル;−CO−(C〜Cアルキル);−SO−NR235240;−CO−NR235240;−SO−(C〜Cアルキル);及び=Oからそれぞれ独立に選択され、
215は、出現する毎に、−C〜Cアルキル、−(CH0〜2−(アリール)、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−C〜Cシクロアルキル、−(CH0〜2−(ヘテロアリール)、及び−(CH0〜2−(ヘテロシクロアルキル)からそれぞれ独立に選択され、R215内に含まれるアリール基は、それぞれ独立に−R205又は−R210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、R215内に含まれるヘテロシクロアルキル基及びヘテロアリール基は、1、2、又は3個のR210によって任意選択で置換されており、
220は、出現する毎に、H、−C〜Cアルキル、−CHO、ヒドロキシC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシカルボニル、−アミノC〜Cアルキル、−SO−C〜Cアルキル、最高で3個のハロゲンによって任意選択で置換されているC〜Cアルカノイル、−C(O)NH、−C(O)NH(C〜Cアルキル)、−C(O)N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、−ハロC〜Cアルキル、−(CH0〜2−(C〜Cシクロアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、−C〜Cアルケニル、−C−Cアルキニル、−アリール、−ヘテロアリール、又は−ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立に選択され、R220及びR225内に含まれるアリール基、ヘテロアリール基、及びヘテロシクロアルキル基は、1、2、又は3個のR270基によって任意選択で置換されており、
270は、出現する毎に、それぞれ独立に、−R205;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルケニル;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cアルキニル;−フェニル;−ハロゲン;−C〜Cアルコキシ;−C〜Cハロアルコキシ;−NR235240;−OH;−C≡N;1、2、又は3個のR205基によって任意選択で置換されている−C〜Cシクロアルキル;−CO−(C〜Cアルキル);−SO−NR235240;−CO−NR235240;−SO−(C〜Cアルキル);及び=Oであり、
235及びR240は、出現する毎に、それぞれ独立に、−H、−C〜Cアルキル、C〜Cアルカノイル、−SO−(C〜Cアルキル)、又は−フェニルであり、
245及びR250は、出現する毎に、H、−(CH0〜4CO〜Cアルキル、−(CH0〜4C(=O)C〜Cアルキル、−C〜Cアルキル、−C〜Cヒドロキシアルキル、−C〜Cアルコキシ、−C〜Cハロアルコキシ、−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキル、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、−(CH0〜4アリール、−(CH0〜4ヘテロアリール、及び−(CH0〜4ヘテロシクロアルキルからそれぞれ独立に選択されており、或いは
245及びR250は、これらの結合相手である炭素と一緒になって、1、2、又は3個の炭素原子がそれぞれ独立に−O−、−S−、−SO−、−C(O)−、−NR220−、又は−NR220220(R220基は両方ともアルキルである)である−、1、2、又は3個の基によって任意選択で置き換えられている、3、4、5、6、7、又は8個の炭素原子からなる単環又は二環を形成しており、前記環は、それぞれ独立にC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ヒドロキシル、NH、NH(C〜Cアルキル)、N(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)、−NH−C(O)C〜Cアルキル、−NH−SO−(C〜Cアルキル)、又はハロゲンである1、2、3、4、5、又は6個の基によって任意選択で置換されており、R245及びR250内に含まれるアリール基、ヘテロアリール基、又はヘテロシクロアルキル基は、それぞれ独立にハロゲン、C1〜6アルキル、CN、又はOHである1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されている]。
【請求項21】
次式
【化6】


を有する化合物、又は薬剤として許容されるその塩。
【請求項22】
アルツハイマー病を治療するため、アルツハイマー病の発症の予防又は遅延を助けるため、軽度認知障害(MCI)の患者の治療し、MCIからADへと進行する恐れのある患者においてアルツハイマー病の発症を防止又は遅延するため、ダウン症候群を治療するため、オランダ型遺伝性アミロイド性脳出血に罹患したヒトを治療するため、脳アミロイド血管障害を治療し、起こり得るその予後、すなわち単発性及び再発性皮質下出血を防ぐため、血管性変性混合型痴呆、パーキンソン病に随伴する痴呆、進行性核上麻痺に随伴する痴呆、皮質基底核変性症に随伴する痴呆、びまん性レビー小体型アルツハイマー病を含む他の変性痴呆を治療するための、からなる群から選択される疾患若しくは状態を有する患者は治療し、又は患者がそうなるのを予防する方法であって、X、T、R20、R、R、R、R、及びRが、請求項1で定義したとおりである、式(I)の置換アミノアルコール、又は薬剤として許容されるその塩若しくはエステルからなる群から選択される化合物を、そのような治療を必要とする患者して治療有効量投与することを含む方法。
【請求項23】
次式Iの化合物
【化7】


又は薬剤として許容されるその塩若しくはエステル[式中、X、T、R20、R、R、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである。]の製造方法。

【公表番号】特表2006−508166(P2006−508166A)
【公表日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−557383(P2004−557383)
【出願日】平成15年11月26日(2003.11.26)
【国際出願番号】PCT/US2003/037998
【国際公開番号】WO2004/050609
【国際公開日】平成16年6月17日(2004.6.17)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【出願人】(504396379)ファルマシア・アンド・アップジョン・カンパニー・エルエルシー (130)
【Fターム(参考)】