説明

試験−センサパッケージング

【課題】
【解決手段】試験−センサカートリッジが開示されている。試験−センサカートリッジは、流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサを備える。試験−センサカートリッジは、複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を更に備えている。試験−センサカートリッジは、カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの開口部を更に備えている。少なくとも1つの開口部は、カートリッジが適合可能な第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされる。少なくとも1つの開口部は、カートリッジが不適合な第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全てではないにしても少なくとも1つを受け入れ得るようにされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[001] 本発明は、全体として、センサ−分与器具、特に、異なる型式及び(又は)世代の被分析物−試験器具(例えば、計器)間の互換性を制限する試験−センサパッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
[002] 体液中の被分析物を定量的に決定することは、ある生理学的異常を診断し且つ修復する上で極めて重要なことである。例えば、特定の人の乳酸塩、コレステロール及びビリルビンを監視しなければならない。特に、その食物中のグルコース摂取量を調節するためその体液中のグルコースレベルを頻繁にチェックしなければならない糖尿病患者にとって体液中のグルコースを決定することは重要なことである。かかる試験の結果を使用して、インスリン及び(又は)その他の薬剤を投与する必要があるかどうかを決定することができる。1つの型式の試験システムにおいて、試験センサを使用して血液試料のような流体を採取する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
[003] 人間の血糖レベルを監視する1つの方法は、携帯型、持ち運び型の血糖試験装置(例えば、計器)にて行われる。計器にて血糖レベルを決定するため、皮膚組織を穿刺し且つ全血試料が皮膚の表面上にて形成することを許容する針ランセットと共に、ランセット装置を使用することができる。必須の量の血液が皮膚の表面上に形成されたとき、血液試料を試験センサに移す。試験センサは、一般に、計器の本体の開口部内に配置される。
【0004】
[004] 流体中の被分析物を試験するため使用される試験センサを個別に分与すべく一般に試験−センサカートリッジが使用されている。カートリッジは、例えば、グルコース計器内に直接、組み込み、計器と共に使用し得るように試験センサを分与する。カートリッジは、多数のセンサを格納し且つユーザが多数のセンサを単一のエンクロージャの周りに保持するため使用される。試験−センサカートリッジは、計器の相応する特徴部と合わさってカートリッジ内に配置された試験センサを割り出し且つ(又は)切り出すのを助ける設計とされた特徴部を含む。カートリッジは、使用のためカートリッジが必要とされる迄、センサが環境に曝されるのを防止し又は阻止するのも助ける。試験中、血液又は体液試料は、センサ上に配置し且つ計器又は器具にて分析して検査中の被分析物の濃度を決定することができる。
【0005】
[005] 異なる型式の試験センサ又は試験センサの形態は、これらセンサに関連した顕著な相違点を有するから、その試験センサと共に使用するよう設計されていない計器と共にそれらの試験センサが使用されたとき問題が生ずる。この問題は、例えば、ユーザが試験−センサカートリッジ内に配置された試験センサと適合しない計器内に試験−センサカートリッジを配置したときに生ずるであろう。異なる型式の試験センサは、必要とされる流体試料の量、及び被分析物の濃度を決定するため被分析物との必要な反応時間の長さのようなファクタに影響を与える異なる型式のセンサ試薬を含むであろう。更に、異なる試験センサは、試験手順、試験時間、アルゴリズム、電圧、較正情報又は同様のものを含む、異なる分析プロトコル又はプログラムに相応するであろう。
[006] ユーザが試験−センサカートリッジが所定の計器と適合しないと判断することは難しいであろう。この困難性は、多くのカートリッジは、全体として汎用的な寸法及び形態をしており、このため、色々な型式及び(又は)世代の計器に嵌合できることから一層、増幅される。更に、計器は、全体として、特定の試験センサと関係したプロトコルを実行し且つプログラムを実施するような設計とされている。このため、不適合な試験−センサカートリッジ及び計器は、一般に、不正確な試験結果を生じさせ且つ、その結果、追加的な試験が行われることとなり、このことは、ユーザにとって不便で且つ費用の掛かることである。
【0006】
[007] 異なる型式及び(又は)世代のセンサ−分与器具との試験センサの互換性を制限する試験−センサパッケージを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[008] 本発明の1つの実施の形態に従い、試験−センサカートリッジが開示される。試験−センサカートリッジは、流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサを備えている。試験−センサカートリッジは、複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を備えている。試験−センサカートリッジは、カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの開口部を更に備えている。少なくとも1つの開口部は、カートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされている。その少なくとも1つの開口部は、カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全部ではないにしても、その少なくとも1つを受け入れ得るようにされている。
【0008】
[009] 本発明の別の実施の形態に従い、試験−センサカートリッジが開示される。試験−センサカートリッジは、流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサを備えている。試験−センサカートリッジは、複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を更に備えている。試験−センサカートリッジは、カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの突起を更に備えている。少なくとも1つの突起の各々は、カートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部により受け入れ得るようにされている。少なくとも1つの突起の全部ではないにしても、その少なくとも1つは、カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部により受け入れられ得るようにされている。
【0009】
[0010] 本発明の別の実施の形態に従って、試験−センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法が開示されている。該方法は、少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジを提供する行為を含む。少なくとも1つのキャビティは、複数の試験センサを収容し得るようにされている。複数の試験センサは、流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされている。試験センサカートリッジは、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの開口部を有している。該方法は、少なくとも1つの突起が配置されたセンサ−分与器具を提供するステップを更に備えている。該方法は、試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入するステップを更に備えている。該方法は、少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて、試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定するステップを更に備えている。
【0010】
[0011] 本発明の別の実施の形態に従って、試験−センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法が開示されている。該方法は、少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジを提供する行為を含む。少なくとも1つのキャビティは、複数の試験センサを収容し得るようにされている。複数の試験センサは、流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされている。試験センサカートリッジは、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの突起を有している。該方法は、少なくとも1つの開口部が配置されたセンサ−分与器具を提供するステップを更に備えている。該方法は、試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入するステップを更に備えている。該方法は、少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて、試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定するステップを更に備えている。
【0011】
[0012] 本発明の別の実施の形態に従い、試験−センサカートリッジが開示されている。試験−センサカートリッジは、少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を備えている。少なくとも1つのキャビティは、複数の試験センサを収容し得るようにされている。複数の試験センサは、流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされている。試験センサカートリッジは、カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの開口部を更に備えている。少なくとも1つの開口部は、試験−センサカートリッジを割り出すのを助ける。カートリッジが適合可能にある第一のセンサ−分与器具内にて試験−センサカートリッジが割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合される。カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具内にて試験−センサカートリッジが割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合されない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
[0013] 本発明の上記の概要は、本発明の各実施の形態の各々又はその特徴の各々を表わすことを意図するものではない。本発明の追加的な特徴及び有利な点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかである。
【0013】
[0025] 本発明は、色々な型式及び(又は)世代のセンサ−分与器具(例えば、計器)間での試験−センサカートリッジの互換性を制限することを目的とするものである。カートリッジから切り出された試験センサ(例えば、バイオセンサ)は、流体試料中の被分析物の濃度を決定すべく使用することができる。収集し且つ分析可能な被分析物の型式の幾つかの例は、グルコース、脂質プロファイル(例えば、コレステロール、中性脂肪、LDL、HDL)、微量アルブミン、フルクトース、乳酸塩又はビリルビンを含む。しかし、本発明は、これらの特定の被分析物にのみ限定されるものではなく、その他の被分析物の濃度を決定することができると考えられる。被分析物は、例えば、全血試料、血清試料、血漿試料、又はISF(間質液)及び(又は)尿のようなその他の体液とすることができる。試験−センサカートリッジ及び計器の非限定的な使用例は、ユーザの血液、血漿又はISF中のグルコース濃度を決定する場合である。
【0014】
[0026] 被分析物の濃度を決定するとき使用される試験センサには、典型的に、試験センサの前端又は試験端から試験センサ内に配設されたバイオセンシング材料又は試薬材料まで伸びる毛管チャネルが設けられる。試薬は、全体として、試験すべき所望の1つ又はより多くの被分析物と反応するよう適正に選んだ酵素を含む。試薬は、試験センサの長期の貯蔵寿命を促進し得るよう乾燥したインクの形態にて試験センサ内に格納することができる。試験センサの試験端が流体(例えば、指を穿刺した後、人間の指に蓄積した血液)中に配置されたとき、流体の一部分は、毛管作用により毛管チャネル内に吸引される。次に、流体は、試験センサ内の試薬材料と混合し、また、試薬材料と化学的に反応し、このため、試験中の流体中の被分析物(例えば、グルコース)のレベルを表示する電気信号が発生され、その後、この電気信号は、センサ−分与器具又は計器に伝送される。
【0015】
[0027] 使用可能である1つの型式の試験センサは、電気化学的試験センサである。電気化学的試験センサの非限定的な例が図1に示されている。図1には、毛管チャネル72と、計器の接触領域86と、複数の電極76、80、84とを含む試験センサ70が示されている。毛管チャネル72は試薬を収容している。複数の電極は、作用(測定)電極80と、対向電極76と、選択的なトリガー電極84とを含む。トリガー電極84は、十分な血液試料がセンサ70上に配置されたかどうかを決定するのを助けることができる。電気化学的試験センサは、その他の数及び(又は)型式の電極を収容することもできる。電気化学的試験センサの例は、それらの作用を含んで、例えば、バイエルコーポレーション(Bayer Corporation)に譲渡された米国特許明細書6,531,040号に見ることができる。その他の電気化学的試験センサを採用することができると考えられる。非限定的に、光試験センサを含んで、その他の型式の試験センサを使用することができるとも考えられる。
【0016】
[0028] 複数の試験センサは、典型的に、使い捨て型試験−センサカートリッジ内に格納されている。例えば、複数の試験センサは、カートリッジ内に格納してもよく、この場合、試験センサは、全体として、センサキャビティ内にて整合され且つ個々に、包装される(例えば、ブリスタ型パック)。センサ−分与器具又は計器102内に配置される使い捨て型カートリッジ100の一例が図2に示されている。使い捨て型カートリッジ100は、ブリスタ型パックの一例である。カートリッジ100は、複数の試験−センサキャビティ114を形成する複数の壁を有する、全体として平坦な面103を含む。複数の試験センサ112は、個々に、複数のセンサキャビティ114のそれぞれの1つ内に格納されている。カートリッジ100は、正確な試験を行なうのに十分な水分レベルに試験センサ112を維持する少なくとも1つの乾燥剤区画116を更に含む。図2の使い捨て型カートリッジ100は、2003年2月13日付けにて公告された、「血糖センサ−分与器具用のメカニカル的機構(Mechanical Mechanism for a Blood Glucose Sensor−Dispensing Instrument)」という名称の米国特許公告2003/0032190号に更に記載されている。その他の型式のブリスタ型パック及びその他の型式のカートリッジを使用することもできると考えられる。
【0017】
[0029] 図2のカートリッジ100は、複数の開口部を更に含む。図示した実施の形態において、開口部は、全体として平坦な面103の周縁に沿って配置された切欠きを含むが、本発明と共に、カートリッジ100の適当な部分に沿って配置されたその他の型式の開口部を使用することもできると考えられる。開口部は、図示した実施の形態のもの以外の形状とすることができるとも考えられる。例えば、開口部は、カートリッジ100の周縁に沿って形成された1つ又はより多くの切欠き、又は周縁からある距離に形成された1つ又はより多くの開口又は同様のものの形態としてもよい。本明細書にて言及した切欠きは、図示した実施の形態のV字形を含むが、これにのみ限定されない任意の形状とすることができると更に考えられる。
【0018】
[0030] 図2の実施の形態を再度、参照すると、複数の開口部は、計器102内にて割り出し機構121上に配置された、複数の突起又はポスト120の相応する1つを受け入れ得るようにされた複数の切欠き118を含む。本発明と共に、図示した実施の形態に示したポスト120以外の突起を使用することができると考えられる。図2の実施の形態において、割り出し機構121は、ホイールの形態をしており、また、ポスト120がホイールの周縁に沿って配置されている。しかし、本発明と共に、その他の型式の割り出し機構を使用することもできると考えられる。図示した実施の形態における切欠き118の数は、ポスト120の数(すなわち10)に相応する。カートリッジ100を計器102内に挿入するため、切欠き118の各々は、相応するポスト120と全体として整合されている。ポスト120及び切欠き118は、カートリッジ100を割り出し機構121の上方のその位置に保持し、試験前にカートリッジ100を回転させ且つ割り出すのを全体として助ける。ポスト120及び切欠き118は、試験−センサキャビティ114を突き出し機構及び試験−センサ分与ポート122と整合させ、試験のため試験センサ112を突き出すことができるようにすることも助ける。
【0019】
[0031] 試験の前、センサ112が試験−センサ分与ポート122と整合されたとき、ナイフ又はブレードを含むことのできる突き出し機構は、側方向に(すなわち、矢印Aの方向)に向けて動かし且つ、試験−センサキャビティ114の第一の端部にてシールを穿刺することができる。次に、突き出し機構は、試験センサ112と係合し、試験センサ112を矢印Aの方向に押す。次に、試験センサ112は、試験−センサキャビティ114の他端にてシールを穿刺し且つ破断させる。次に、試験センサ112は、試験−センサ分与ポート122から読み取り位置に切り出し、この読み取り位置にて、試験センサ112は、計器102の電気接点と整合され、被分析物の試験を実行することができる。
【0020】
[0032] 色々な型式の計器及び(又は)世代の計器は、異なる数及び(又は)形態のポストを含むことができる。図3a−3dには、割り出し機構200、220、240、260の非限定的な例の代表図が示されている。割り出し機構200、220、240、260の各々は、異なる数のポスト202、222、242、262をそれぞれ有している。図3aの割り出し機構200は、均一に隔てられた5つのポスト202を含む。図3bの割り出し機構220は、均一に隔てられた10のポスト222を含む。図3cの割り出し機構240は、均一に隔てられた2つのポスト242を含む。図3dの割り出し機構260は、割り出し機構260の周縁の一部分(約半分)にわたって均一に隔てられた5つの切欠き362を含む。割り出し機構は、図3a−3cの実施の形態のポストの数とは異なる数のポストを含むことができると考えられる。ポストは、図示した実施の形態に示したもの以外の態様にて割り出し機構に沿って配置することができると更に考えられる。例えば、ポストは、割り出し機構又はその一部分の周縁又はその他の部分に沿って不均一に隔てられるようにしてもよい。
【0021】
[0033] 本発明に従って、試験センサ−カートリッジ上の開口部の数及び(又は)位置を変化させることにより、不適合な試験−センサカートリッジの使用が阻止又は防止される。開口部の数及び(又は)位置は、(1)試験センサが適合可能な計器の突起の数及び位置、また、(2)試験センサが不適合である計器の突起の数及び位置に基づいて決定することができる。このように、試験−センサカートリッジの開口部は、適合可能な計器の突起の全てを受け入れ得るようにされる一方、不適合な計器の少なくとも1つの突起は、試験−センサカートリッジの開口部内に嵌合しない。計器の少なくとも1つの突起が不適合な計器の開口部内に嵌合しないよう、試験−センサカートリッジの開口部の数及び(又は)位置を変化させることにより、カートリッジの計器内への嵌合は阻止又は防止させる。このように、ユーザは、特定の試験−センサカートリッジをその特定の計器と共に使用すべきではないと直ちに判断することができる。
【0022】
[0034] 例えば、図4aを参照すると、均一に隔てられた10の切欠き302を有するカートリッジ300の代表図が示されている。図4b−4eには、図3a−3dの割り出し機構200、220、240、260と関係してそれぞれ使用されるカートリッジ300が示されている。カートリッジ300の切欠き302の数及び形態は、色々な割り出し機構200、220、240、260のポスト202、222、242、262の全てが切欠き302の相応する1つに嵌まることができるようなものである。このように、カートリッジ300は図3a−3cの割り出し機構200、220、240、260を有する計器内に嵌まり、これにより、カートリッジ300の試験センサが相応する計器の各々と適合可能であることを示す。
【0023】
[0035] 次に、図5aを参照すると、均一に隔てられた5つの切欠き402を有するカートリッジ400の代表図が示されている。図5b−5eには、図3a−3dの割り出し機構200、220、240、260とそれぞれ関係して使用されるカートリッジ400が示されている。図5bを参照すると、カートリッジ400は、割り出し機構220内に嵌合し、該カートリッジは割り出し機構200の周縁にて均一に配置された相応する5つのポスト202を含む。しかし、図5c−5eに示したように、カートリッジ400は、それぞれ図3b−3dの割り出し機構220、240、260内に嵌合しない。図5cを参照すると、割り出し機構220は、カートリッジ400の切欠き402(5つ)よりも多くの(10)ポスト222を含む。このため、10のポスト222の5つ(すなわち1つおきのポスト222a)は、カートリッジ400の表面103とぶつかり、このため、ユーザに対しカートリッジ400が割り出し機構220を含む計器と不適合であることを示す。図5dに示したように、図3cの割り出し機構240の2つのポスト242の1つは、カートリッジ400の切欠き402内に嵌まらない。同様に、図5eに示したように、割り出し機構260の5つのポスト262の最大3つが切欠き402内に嵌まる。図5d−5eにおいて、切欠き402の数は、それぞれポスト242、262の数よりも多く又はその数と同一であるが、ポスト242、262の少なくとも1つは、切欠き402の少なくとも1つと整合されず、このため、ユーザに対しカートリッジ400は相応する割り出し機構240、260を有する計器と不適合であることを示す。
【0024】
[0036] 図示した実施の形態の切欠き302、402は、それぞれのカートリッジ300、400の周縁に沿って均一に隔てられているが、本発明のカートリッジはその他の位置に配置された切欠き又はその他の開口部を有することもできると考えられる。例えば、切欠き又はその他の開口部は、カートリッジの周縁の一部分に沿ってのみ配置し、カートリッジの周縁にて不均一に配置され、カートリッジの(例えば、周縁ではなく)平坦面に均一に又は不均一に配置され、又はその組み合わせとされ又は同様の形態とすることができる。更に、例えば、単一の開口部及び(又は)突起を含んで異なる数の開口部及び(又は)突起を使用することもできると考えられる。
【0025】
[0037] 本発明の着想は、計器の1つの構成要素(例えば、計器内の割り出し機構)が開口部を含み、また、試験−センサカートリッジは、少なくとも1つの開口部と合わさり得るようにされた突起を含む、計器/カートリッジの組立体に適用することもできる。かかる計器/カートリッジ組立体450の一例は、図6に示されている。計器/カートリッジ組立体450は、突起458を有する試験−センサカートリッジ454を含む。突起458は、その他の位置、形状、それらの組み合わせ又は同様のものを有することができると考えられる。計器/カートリッジ組立体450は、割り出し機構472に配置された開口部468を有する計器462も含む。開口部468は、その他の位置、形態、それらの組み合わせ又は同様のものを有することができると考えられる。カートリッジの突起458は、適合可能な計器の開口部がカートリッジ454の突起458の全てを受け入れ得るように配置される。不適合な計器の開口部は、カートリッジ454の突起458の全てではないにしても少なくとも1つを受け入れ、これによりユーザに対しカートリッジ454が計器と不適合であることを示し得るようにされている。
【0026】
[0038] 本発明は、積重ねた試験−センサカートリッジが不適合なセンサ−分与器具と共に使用されるのを阻止又は防止すべく適用することもできる。例えば、図7a、図7bを参照すると、積重ねた試験−センサカートリッジ474は、基部478と、前壁480と、後壁482と、対向する側壁484a、484bと、カバー(図示せず)とを含む。カートリッジ474は、側壁484a、484b、前壁480、後壁482、基部478により形成された中央キャビティ488内に且つ、基部478と頂部カバーとの間にて複数の積重ねた試験センサ486を受け入れ得るようにされている。試験−センサカートリッジ474は、試験−センサ保持機構490(例えば、ばね)を更に含み、試験センサ486が互いに接触し且つ前壁480の内面と面一の状態を保つことを保証する。前壁480は、全体として、計器の476の突き出し機構494の少なくとも1つの突起493を開口部492を通して挿入することを許容し得るようにされた開口部492を含む。次に、突き出し機構494は、試験センサ486と係合し、試験センサ486をカートリッジ474のスロット496及びカートリッジ474のスロット496と全体として整合された計器の476のスロット498を通して突き出すことができるようにする。
【0027】
[0039] 本発明に従い、開口部492は、試験−センサカートリッジ474と適合可能な計器の突き出し機構494を受け入れ得るような配置及び(又は)寸法とされている。開口部492は、不適合な計器の突き出し機構494が開口部492内に嵌合しないような配置及び(又は)寸法ともされている。このように、ユーザが計器と不適合なカートリッジから試験センサ486を突き出そうとするとき、不適合な計器の突き出し機構は試験センサと係合しない。このため、試験センサは突き出されず、このようにして、ユーザに対し試験−センサカートリッジ474が特定の計器と不適合であることを示す。
【0028】
[0040] 積重ねた試験−センサカートリッジのその他の特徴部を色々な型式及び(又は)世代の計器の間にてカートリッジの互換性を制限し得るような配置、寸法、形状とし、又はその組み合わせとし又は同様のものとすることもできると考えられる。例えば、基部478、前壁480、後壁482、壁484a、484b、カバー又はそれらの組み合わせの寸法及び(又は)形状は、カートリッジ474が適合可能な計器内にのみ嵌まるような寸法及び(又は)形状とすることができる。これと代替的に又は追加的に、スロット496は、カートリッジ474が不適合な計器と共に使用されるのを制限し得るような寸法、形状及び(又は)配置とすることができる。例えば、スロット496は、スロット496が不適合な計器のスロット(例えば、図7bのスロット498)と整合しないよう配置することができる。カートリッジ474のその他の構成要素の寸法、形状、位置、それらの組み合わせ又は同様のものをこれに応じて変更することも可能であると考えられる。本発明と共に、積重ねたその他の試験−センサカートリッジを使用することもできると考えられる。
【0029】
[0041] 試験−センサカートリッジの開口部の数及び(又は)位置の不一致に対する代替例又はそれに加えて、試験センサ及び相応する試験−センサキャビティに対する開口部の位置を偏位させることもできる。開口部は、試験センサ及び相応する試験−センサキャビティを突き出し機構及び計器のセンサ−分与ポートに対して配置し且つ整合させることを助けるから、開口部を偏位させることは、突き出し機構が試験センサと係合し且つ試験センサを突き出すことがないようにする。このことは、ユーザに対し試験−センサカートリッジが計器と不適合であることを追加的に又は代替的に示す作用を果たす。
【0030】
[0042] 試験センサ及びカートリッジの試験−センサキャビティの位置に対する試験−センサカートリッジの開口部の位置を偏位させる一例が図8に示されている。図8には、カートリッジ500と接続して使用される図2の計器の102が示されている。カートリッジ500は、複数の切欠き518を含み且つ、全体として図2のカートリッジ100と同様である。しかし、カートリッジ500の切欠き518の位置は、図2のカートリッジ100の切欠き118の位置から僅かに偏位されている。計器102は、試験センサ及び試験−センサキャビティに対する特定の距離に配置された切欠きを有するカートリッジ(例えば、カートリッジ100)と共に使用し得る形態とされているから、切り欠きを試験−センサ及び試験−センサキャビティに対し偏位させることは、突き出し機構が試験センサと係合し且つ試験センサを突き出すことはないようにする。このように、この着想を図5c−5eのカートリッジに適用することにより、カートリッジ400が割り出し機構220、240、260を有する計器内に多少押し込まれたときでさえ、相応する計器の突き出し機構が試験センサに係合し且つ試験センサを突き出すことはなくなる。
【0031】
代替的な実施の形態A
[0043] 試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサと、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの開口部とを備え、
少なくとも1つの開口部は、カートリッジが適合可能な第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされ、
少なくとも1つの開口部は、カートリッジが不適合な第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全てではないにしても少なくとも1つを受け入れ得るようにされた、上記の試験−センサカートリッジである。
【0032】
代替的な実施の形態B
[0044] 複数の試験センサは電気化学的試験センサである、代替的な実施の形態Aのカートリッジである。
【0033】
代替的な実施の形態C
[0045] 試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、代替的な実施の形態Aのカートリッジである。
【0034】
代替的な実施の形態D
[0046] 少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、代替的な実施の形態Cのカートリッジである。
【0035】
代替的な実施の形態E
[0047] 複数の開口部は複数の切欠きである、代替的な実施の形態Dのカートリッジである。
【0036】
代替的な実施の形態F
[0048] 複数の開口部は均一に隔てられている、代替的な実施の形態Dのカートリッジである。
【0037】
代替的な実施の形態G
[0049] 複数の開口部は不均一に隔てられている、代替的な実施の形態Dのカートリッジである。
【0038】
代替的な実施の形態H
[0050] 第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の数は、少なくとも1つの開口部の数と等しく又はそれよりも少ない、代替的な実施の形態Cのカートリッジである。
【0039】
代替的な実施の形態I
[0051] 第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の数は、少なくとも1つの開口部の数よりも多い、代替的な実施の形態Cのカートリッジである。
【0040】
代替的な実施の形態J
[0052] 少なくとも1つの開口部は、カートリッジが第二の試験センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないように配置される、代替的な実施の形態Cのカートリッジである。
【0041】
代替的な実施の形態K
[0053] 少なくとも1つの開口部は、カートリッジがセンサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないように配置される、代替的な実施の形態Cのカートリッジである。
【0042】
代替的な実施の形態L
[0054] 第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の各々は、相応する少なくとも1つの開口部と全体として整合する、代替的な実施の形態Aのカートリッジである。
【0043】
代替的な実施の形態M
[0055] 第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全てではないにしても、少なくとも1つは、相応する1つの開口部と全体として整合する、代替的な実施の形態Aのカートリッジである。
【0044】
代替的な実施の形態N
[0056] 試験−センサカートリッジは、積重ねた試験−センサカートリッジである、代替的な実施の形態Aのカートリッジである。
【0045】
代替的な実施の形態O
[0057] 突起は突き出し機構の上に配置される、代替的な実施の形態Nのカートリッジである。
【0046】
代替的な実施の形態P
[0058] 試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサと、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの突起とを備え、
少なくとも1つの突起の各々は、カートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部に受け入れられ得るようにされ、
少なくとも1つの突起の全部ではないにしても、その少なくとも1つは、カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部により受け入れられ得るようにされた、上記の試験−センサカートリッジである。
【0047】
代替的な実施の形態Q
[0059] 複数の試験センサは電気化学的試験センサである、代替的な実施の形態Pのカートリッジである。
【0048】
代替的な実施の形態R
[0060] 試験−センサカートリッジはブリスタ−パック型カートリッジである、代替的な実施の形態Pのカートリッジである。
【0049】
代替的な実施の形態S
[0061] 少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、代替的な実施の形態Rのカートリッジである。
【0050】
代替的な実施の形態T
[0062] 複数の開口部は複数の切欠きである、代替的な実施の形態Sのカートリッジである。
【0051】
代替的な実施の形態U
[0063] 複数の開口部は均一に隔てられている、代替的な実施の形態Sのカートリッジである。
【0052】
代替的な実施の形態V
[0064] 複数の開口部は不均一に隔てられている、代替的な実施の形態Sのカートリッジである。
【0053】
代替的な実施の形態W
[0065] 第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部の数は、少なくとも1つの突起の数と等しく又はそれよりも少ない、代替的な実施の形態Rのカートリッジである。
【0054】
代替的な実施の形態X
[0066] 第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部の数は、少なくとも1つの突起の数よりも多い、代替的な実施の形態Rのカートリッジである。
【0055】
代替的な実施の形態Y
[0067] 少なくとも1つの突起は、カートリッジが第二のセンサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないように配置される、代替的な実施の形態Rのカートリッジである。
【0056】
代替的な実施の形態Z
[0068] 少なくとも1つの突起は、カートリッジがセンサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないように配置される、代替的な実施の形態Rのカートリッジである。
【0057】
代替的な実施の形態AA
[0069] 少なくとも1つの突起は、第一のセンサ分与器具の相応する少なくとも1つの開口部と全体として整合する、代替的な実施の形態Pのカートリッジである。
【0058】
代替的な実施の形態AB
[0070]少なくとも1つの突起は、第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部の全てではないにしても少なくとも1つと全体として整合する、代替的な実施の形態Pのカートリッジである。
【0059】
代替的な実施の形態AC
[0071] 試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法において、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジであって、少なくとも1つのキャビティが複数の試験センサが流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされ、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの開口部を有する上記の試験−センサカートリッジを提供する行為と、
少なくとも1つの突起が配置されたセンサ−分与器具を提供する行為と、
試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入する行為と、
少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する行為とを備える、方法である。
【0060】
代替的な実施の形態AD
[0072] 複数の試験センサは電気化学的試験センサである、代替的な実施の形態ACの方法である。
【0061】
代替的な実施の形態AE
[0073] 試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、代替的な実施の形態ACの方法である。
【0062】
代替的な実施の形態AF
[0074] 少なくとも1つの開口部は少なくとも1つの切欠きである、代替的な実施の形態AEの方法である。
【0063】
代替的な実施の形態AG
[0075] 少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、代替的な実施の形態AEの方法である。
【0064】
代替的な実施の形態AH
[0076] 複数の開口部は均一に隔てられている、代替的な実施の形態AGの方法である。
【0065】
代替的な実施の形態AI
[0077] 複数の開口部は不均一に隔てられている、代替的な実施の形態AGの方法である。
【0066】
代替的な実施の形態AJ
[0078] 少なくとも1つの突起は複数の突起である、代替的な実施の形態AEの方法である。
【0067】
代替的な実施の形態AK
[0079] 複数の突起は、割り出し機構の周縁に沿って均一に隔てられている、代替的な実施の形態AJの方法である。
【0068】
代替的な実施の形態AL
[0080] 少なくとも1つの開口部の数は、少なくとも1つの突起の数よりも少ない場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと不適合である、代替的な実施の形態ACの方法である。
【0069】
代替的な実施の形態AM
[0081] 試験−センサカートリッジは、積重ねた試験−センサカートリッジである、代替的な実施の形態ACの方法である。
【0070】
代替的な実施の形態AN
[0082] 少なくとも1つの突起は、突き出し機構に配置される、代替的な実施の形態AMの方法である。
【0071】
代替的な実施の形態AO
[0083] 少なくとも1つの突起の各々を相応する少なくとも1つの開口部内に受け入れることができる場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと適合可能であり、また、少なくとも1つの突起を少なくとも1つの開口部内に受け入れることができない場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと不適合である、代替的な実施の形態ACの方法である。
【0072】
代替的な実施の形態AP
[0084] 試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法において、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジであって、少なくとも1つのキャビティが複数の試験センサが流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされ、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの突起を有する上記の試験−センサカートリッジを提供する行為と、
少なくとも1つの開口部が配置されたセンサ−分与器具を提供する行為と、
試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入する行為と、
少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する行為とを備える、方法である。
【0073】
代替的な実施の形態AQ
[0085] 複数の試験センサは電気化学的試験センサである、代替的な実施の形態APの方法である。
【0074】
代替的な実施の形態AR
[0086] 試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、代替的な実施の形態APの方法である。
【0075】
代替的な実施の形態AS
[0087] 少なくとも1つの開口部は少なくとも1つの切欠きである、代替的な実施の形態ARの方法である。
【0076】
代替的な実施の形態AT
[0088] 少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、代替的な実施の形態ARの方法である。
【0077】
代替的な実施の形態AU
[0089] 複数の開口部は均一に隔てられている、代替的な実施の形態ATの方法である。
【0078】
代替的な実施の形態AV
[0090] 複数の開口部は不均一に隔てられている、代替的な実施の形態ATの方法である。
【0079】
代替的な実施の形態AW
[0091] 少なくとも1つの突起は複数の突起である、代替的な実施の形態ARの方法である。
【0080】
代替的な実施の形態AX
[0092] 複数の突起は、少なくとも1つの壁の周縁に沿って均一に隔てられている、代替的な実施の形態AWの方法である。
【0081】
代替的な実施の形態AY
[0093] 少なくとも1つの開口部の数が少なくとも1つの突起の数よりも少ない場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと不適合である、代替的な実施の形態AQの方法である。
【0082】
代替的な実施の形態AZ
[0094] 少なくとも1つの突起の各々を相応する少なくとも1つの開口部内に受け入れることができる場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと適合可能であり、また、少なくとも1つの突起を少なくとも1つの開口部内に受け入れることができない場合、センサ−分与器具は、試験−センサカートリッジと不適合である、代替的な実施の形態AQの方法である。
【0083】
代替的な実施の形態BA
[0095] 試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
試験−センサカートリッジを挿入するのを助ける、カートリッジの表面上に形成された少なくとも1つの開口部とを備え、
試験−センサカートリッジは、カートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具内にて割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合され、
試験−センサカートリッジは、カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具内にて割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合されない、上記の試験−センサカートリッジである。
【0084】
代替的な実施の形態BB
[0096] 複数の試験センサは電気化学的試験センサである、代替的な実施の形態BAのカートリッジである。
【0085】
代替的な実施の形態BC
[0097] 試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、代替的な実施の形態BAのカートリッジである。
【0086】
代替的な実施の形態BD
[0098] 少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、代替的な実施の形態BCのカートリッジである。
【0087】
代替的な実施の形態BE
[0099] 複数の開口部は複数の切欠きである、代替的な実施の形態BDのカートリッジである。
【0088】
代替的な実施の形態BF
[00100] 複数の開口部は、カートリッジの表面の周縁に沿って均一に隔てられている、代替的な実施の形態BDのカートリッジである。
【0089】
代替的な実施の形態BG
[00101] 第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の数は、少なくとも1つの開口部の数と等しく又はそれよりも少ない、代替的な実施の形態BCのカートリッジである。
【0090】
代替的な実施の形態BH
[00102] 少なくとも1つの開口部は、カートリッジが第二のセンサ−分与器具内の割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないように配置される、代替的な実施の形態BCのカートリッジである。
【0091】
代替的な実施の形態BI
[00103] 少なくとも1つの開口部は、カートリッジがセンサ−分与器具内の割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないように配置される、代替的な実施の形態BCのカートリッジである。
【0092】
代替的な実施の形態BJ
[00104] 少なくとも1つの開口部の各々は、第一のセンサ分与器具の相応する少なくとも1つの突起と全体として整合する、代替的な実施の形態BAのカートリッジである。
【0093】
[00105] 本発明は、色々な改変例及び代替的な形態にて具体化可能であるが、特定の実施の形態及びその方法を単に一例として図面に示し且つ本明細書にて詳細に説明した。しかし、これは、本発明を開示された特定の形態又は方法にのみ限定することを意図するものではなく、本発明は、特許請求の範囲により規定された本発明の要旨及び範囲に属する全ての改変例、等価物及び代替例を包含することを意図するものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】1つの実施の形態に従った試験センサの頂面図である。
【図2】1つの実施の形態に従った挿入される試験−センサカートリッジを示す、開いた位置にあるセンサ−分与器具又は計器の斜視図である。
【図3】色々なポストの配列を有する割り出し機構の頂面図である。
【図4a】1つの実施の形態に従った試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図4b】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図4aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図4c】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図4aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図4d】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図4aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図4e】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図4aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図5a】1つの実施の形態に従った試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図5b】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図5aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図5c】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図5aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図5d】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図5aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図5e】図3a−図3cの割り出し機構と関係して使用される図5aの試験−センサカートリッジの頂面図である。
【図6】別の実施の形態に従った挿入される試験−センサカートリッジを示す、開いた位置にあるセンサ−分与器具又は計器の斜視図である。
【図7a】1つの実施の形態に従った、積重ねた試験−センサカートリッジ及び突き出し機構の内部斜視図である。
【図7b】図7aの突き出し機構が内部に装着され且つ、図7aの積重ねた試験−センサカートリッジと共に使用される計器の斜視図である。
【図8】更に別の実施の形態に従った挿入される試験−センサカートリッジを示す、開いた位置にあるセンサ−分与器具又は計器の斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサと、
該複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの開口部と、を備え、
前記少なくとも1つの開口部は、カートリッジが適合可能な第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようになされ、
前記少なくとも1つの開口部は、カートリッジが不適合な第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全てではないが少なくとも1つを受け入れ得るようになされた、試験−センサカートリッジ。
【請求項2】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記複数の試験センサは電気化学的試験センサである、カートリッジ。
【請求項3】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、ブリスタ−パック型カートリッジである、カートリッジ。
【請求項4】
請求項3に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、カートリッジ。
【請求項5】
請求項4に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は複数の切欠きである、カートリッジ。
【請求項6】
請求項4に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は互いに均一に隔てられている、カートリッジ。
【請求項7】
請求項4に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は互いに不均一に隔てられている、カートリッジ。
【請求項8】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記第一のセンサ−分与器具の前記少なくとも1つの突起の数は、前記少なくとも1つの開口部の数と等しく又はそれよりも少ない、カートリッジ。
【請求項9】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の数は、前記少なくとも1つの開口部の数よりも多い、カートリッジ。
【請求項10】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部の位置付けは、カートリッジが前記第二の試験センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるときに前記少なくとも1つのキャビティが前記第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないようになるような位置付けである、カートリッジ。
【請求項11】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部の位置付けは、カートリッジが前記センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるときに前記少なくとも1つのキャビティが前記第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないようになるような位置付けである、カートリッジ。
【請求項12】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、前記第一のセンサ−分与器具の前記少なくとも1つの突起の各々は、相応する少なくとも1つの開口部と全体として整合する、カートリッジ。
【請求項13】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの突起の全てではないが少なくとも1つが、相応する1つの開口部と全体として整合する、カートリッジ。
【請求項14】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、積重ねた試験−センサカートリッジである、カートリッジ。
【請求項15】
請求項14に記載のカートリッジにおいて、前記突起は突き出し機構の上に配置される、カートリッジ。
【請求項16】
試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサと、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
カートリッジの表面に形成された少なくとも1つの突起と、を備え、
前記少なくとも1つの突起の各々は、カートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部により受け入れられ得るようになされ、
前記少なくとも1つの突起の全部ではないが少なくとも1つが、カートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部により受け入れられ得るようにされた、試験−センサカートリッジ。
【請求項17】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記複数の試験センサは電気化学的試験センサである、カートリッジ。
【請求項18】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、ブリスタ−パック型カートリッジである、カートリッジ。
【請求項19】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、カートリッジ。
【請求項20】
請求項19に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は複数の切欠きである、カートリッジ。
【請求項21】
請求項19に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は互いに均一に隔てられている、カートリッジ。
【請求項22】
請求項19に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は互いに不均一に隔てられている、カートリッジ。
【請求項23】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、第一のセンサ−分与器具の少なくとも1つの開口部の数は、少なくとも1つの突起の数と等しく又はそれよりも少ない、カートリッジ。
【請求項24】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記第二のセンサ−分与器具の前記少なくとも1つの開口部の数は、前記少なくとも1つの突起の数よりも多い、カートリッジ。
【請求項25】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの突起の位置付けは、カートリッジが前記第二の試験センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるときに前記少なくとも1つのキャビティが前記第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないような位置付けである、カートリッジ。
【請求項26】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの突起の位置付けは、カートリッジが前記センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるときに前記少なくとも1つのキャビティが前記第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないような位置付けである、カートリッジ。
【請求項27】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの突起は、前記第一のセンサ−分与器具の相応する少なくとも1つの開口部と全体として整合する、カートリッジ。
【請求項28】
請求項16に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの突起は、前記第二のセンサ−分与器具の前記少なくとも1つの開口部の全てではないが少なくとも1つと全体として整合する、カートリッジ。
【請求項29】
試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法において、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジであって、複数の試験センサが流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされ、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの開口部を有する、前記試験−センサカートリッジを提供する行為と、
少なくとも1つの突起が配置されたセンサ−分与器具を提供する行為と、
試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入する行為と、
少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する行為と、を備える、方法。
【請求項30】
請求項29に記載の方法において、前記複数の試験センサは電気化学的試験センサである、方法。
【請求項31】
請求項29に記載の方法において、前記試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、方法。
【請求項32】
請求項29に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部は少なくとも1つ切欠きである、方法。
【請求項33】
請求項29に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、方法。
【請求項34】
請求項33に記載の方法において、前記複数の開口部は互いに均一に隔てられている、方法。
【請求項35】
請求項33に記載の方法において、前記複数の開口部は互いに不均一に隔てられている、方法。
【請求項36】
請求項29に記載の方法において、前記少なくとも1つの突起は複数の突起である、方法。
【請求項37】
請求項36に記載の方法において、前記複数の突起は、割り出し機構の周縁に沿って互いに均一に隔てられている、方法。
【請求項38】
請求項29に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部の数が前記少なくとも1つの突起の数よりも少ない場合、前記センサ−分与器具は、前記試験−センサカートリッジと不適合であるとされる、方法。
【請求項39】
請求項29に記載の方法において、前記試験−センサカートリッジは、積重ねた試験−センサカートリッジである、方法。
【請求項40】
請求項39に記載の方法において、前記少なくとも1つの突起は突き出し機構の上に配置される、方法。
【請求項41】
請求項29に記載の方法において、前記少なくとも1つの突起の各々を、相応する少なくとも1つの開口部により受け入れることができる場合、前記センサ−分与器具は前記試験−センサカートリッジと適合可能であり、また、前記少なくとも1つの突起を前記少なくとも1つの開口部により受け入れることができない場合、前記センサ−分与器具は前記試験−センサカートリッジと不適合であるとされる、方法。
【請求項42】
試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する方法において、
複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁を含む試験−センサカートリッジであって、複数の試験センサが流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされ、複数の壁の少なくとも1つに形成された少なくとも1つの突起を有する、前記試験−センサカートリッジを提供する行為と、
少なくとも1つの開口部が配置されたセンサ−分与器具を提供する行為と、
試験−センサカートリッジをセンサ−分与器具内に挿入する行為と、
少なくとも1つの開口部が少なくとも1つの突起の各々を受け入れ得るようにされているかどうかに基づいて試験センサカートリッジがセンサ−分与器具と適合可能であるかどうかを決定する行為と、を備える、方法。
【請求項43】
請求項42に記載の方法において、前記複数の試験センサは電気化学的試験センサである、方法。
【請求項44】
請求項42に記載の方法において、前記試験−センサカートリッジは、ブリスタ−パック型カートリッジである、方法。
【請求項45】
請求項42に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部は少なくとも1つの切欠きである、方法。
【請求項46】
請求項44に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、方法。
【請求項47】
請求項46に記載の方法において、前記複数の開口部は互いに均一に隔てられている、方法。
【請求項48】
請求項46に記載の方法において、前記複数の開口部は互いに不均一に隔てられている、方法。
【請求項49】
請求項42に記載の方法において、前記少なくとも1つの突起は複数の突起である、方法。
【請求項50】
請求項49に記載の方法において、前記複数の突起は、少なくとも1つの壁の周縁に沿って互いに均一に隔てられている、方法。
【請求項51】
請求項42に記載の方法において、前記少なくとも1つの開口部の数が前記少なくとも1つの突起の数よりも少ない場合、前記センサ−分与器具は前記試験−センサカートリッジと不適合であるとされる、方法。
【請求項52】
請求項42に記載の方法において、前記少なくとも1つの突起の各々を、相応する少なくとも1つの開口部により受け入れることができる場合、前記センサ−分与器具は前記試験−センサカートリッジと適合可能であり、また、前記少なくとも1つの突起を前記少なくとも1つの開口部により受け入れることができない場合、前記センサ−分与器具は前記試験−センサカートリッジと不適合であるとされる、方法。
【請求項53】
試験−センサカートリッジにおいて、
流体試料中の被分析物の濃度を決定するのを助け得るようにされた複数の試験センサを収容し得るようにされた少なくとも1つのキャビティを形成する複数の壁と、
カートリッジの表面上に形成されて、試験−センサカートリッジを挿入するのを助ける、少なくとも1つの開口部とを備え、
試験−センサカートリッジがカートリッジが適合可能である第一のセンサ−分与器具内にて割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合され、
試験−センサカートリッジがカートリッジが不適合である第二のセンサ−分与器具内にて割り出されたとき、試験−センサキャビティは、突き出し機構と整合されない、試験−センサカートリッジ。
【請求項54】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記複数の試験センサは電気化学的試験センサである、カートリッジ。
【請求項55】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、ブリスタ−パック型カートリッジである、カートリッジ。
【請求項56】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部は複数の開口部である、カートリッジ。
【請求項57】
請求項56に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は複数の切欠きである、カートリッジ。
【請求項58】
請求項56に記載のカートリッジにおいて、前記複数の開口部は、カートリッジの表面の周縁に沿って互いに均一に隔てられている、カートリッジ。
【請求項59】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記第一のセンサ−分与器具の前記少なくとも1つの突起の数は、前記少なくとも1つの開口部の数と等しく又はそれよりも少ない、カートリッジ。
【請求項60】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部の位置付けは、カートリッジが前記第二の試験センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、少なくとも1つのキャビティが第二のセンサ−分与器具の突き出し機構と整合しないようになるような位置付けである、カートリッジ。
【請求項61】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部の位置付けは、カートリッジが前記センサ−分与器具内にて割り出した位置にあるとき、前記少なくとも1つのキャビティが前記第二のセンサ−分与器具のセンサ−分与ポートと整合しないようになるような位置付けである、カートリッジ。
【請求項62】
請求項53に記載のカートリッジにおいて、前記少なくとも1つの開口部は、前記第一のセンサ分与器具の相応する少なくとも1つの突起と全体として整合する、カートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図4d】
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【図4e】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図5d】
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【図5e】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図8】
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【公表番号】特表2009−536551(P2009−536551A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−509678(P2009−509678)
【出願日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【国際出願番号】PCT/US2007/010606
【国際公開番号】WO2007/133455
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(503106111)バイエル・ヘルスケア・エルエルシー (154)
【Fターム(参考)】