説明

銅の孔食評価方法

【課題】水系に接する銅に発生する孔食の進行状況を的確に評価することができる銅の孔食評価方法を提供する。
【解決手段】腐食生成物で覆われた銅片よりなる複数個のアノード2と、接液面が腐食生成物で覆われていない銅板よりなるカソード3とを有する評価電極を水系に浸漬し、該アノード2と該カソード3とを電気的に接続した回路を流れる電流を無抵抗電流計で測定することを特徴とする銅の孔食評価方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水系に接する銅の腐食特に孔食を評価する方法に係り、詳しくは、腐食生成物で覆われたアノード及び腐食生成物で覆われていないカソードを有した評価電極を用いる銅の孔食評価方法に関する。
【背景技術】
【0002】
水系における銅の腐食評価手法として、JIS K 0100に試験片の腐食減量より腐食速度を測定する方法、分極抵抗法により試験電極の腐食速度を測定する方法が記載されているが、孔食を評価するものではない。特開平5−322831には、試験電極の電位測定により腐食発生の危険性をモニターする方法が記載されている。
【0003】
特開平2−310452には、水系の金属材料に生じる孔食の進行状況を評価する方法として、水系媒体と小孔を介して連通する液溜部と、該液溜部内の液と接するように設けられた供試金属片とを備え、該金属片の前記液溜部内の液と接する面の面積が前記小孔の開口面積よりも大きいモニター装置を用い、該金属片と金属部材とを電気的に接触させて、両者の間に流れる電流を測定することにより金属部材の局部腐食をモニタリングする方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−322831
【特許文献2】特開平2−310452
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特開平5−322831の方法は、電位を連続的に測定し、孔食の発生する電位との比較を行うことにより、孔食発生の危険性有無をモニターする方法であり、孔食の進行状況および孔食に対する水処理薬剤の抑制効果を評価する方法ではない。
【0006】
上記特開平2−310452の方法は、軟鋼の孔食を評価する方法に関するものである。この方法を銅に適用してみたところ、銅は腐食にともなう交換電流密度が低く耐食的な材料である銅を用いて行った場合には、アノード部における腐食進行が速やかに抑制されるため、孔食の進行状況を評価することが困難であることが認められた。
【0007】
本発明は、水系に接する銅に発生する孔食の進行状況を的確に評価することができる銅の孔食評価方法を提供することを目的とする。また、本発明は、その一態様において孔食に対する水処理薬剤の抑制効果を評価することができる銅の孔食評価方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の銅の孔食評価方法は、腐食生成物で覆われた銅片よりなる複数個のアノードと、接液面が腐食生成物で覆われていない銅片よりなるカソードとが電気的に絶縁された状態で配置された評価電極を水系に浸漬し、各アノードを該カソードに並列に電気的に接続した回路を構成し、各アノードに流れる電流を測定することを特徴とするものである。
【0009】
前記カソードは銅板又は銅管よりなり、該カソードに厚み方向に貫通する複数個の貫通孔が設けられており、各貫通孔にそれぞれアノードが挿入されており、該貫通孔の孔面とアノードの側周面との間に絶縁材が介在されていることが好ましい。また、該カソードの前面と該アノードの前端面とが面一状となっていることが好ましい。
【0010】
本発明では、腐食生成物で覆われたアノードは、腐食生成物で覆われていないアノードを水中に浸漬して通電し、該アノードの接液面に腐食生成物を生成させたものであることが好ましい。
【0011】
本発明では、腐食生成物に覆われた状態にする処理をアノード毎に異なった時期に行ってもよい。
【発明の効果】
【0012】
腐食生成物で覆われた状態のアノードと、腐食生成物で覆われていない健全面を模擬したカソードとが電気的に絶縁された状態で配置された評価電極を用いることにより、従来技術では困難であった孔食の進行状況を評価することが可能となる。本発明では、アノードを複数個並列に設けることにより、信頼性の高い評価結果を得ることができる。
【0013】
本発明では、腐食生成物下部で進行する孔食を評価することが可能であるため、実機銅配管等で生じる孔食の進行状況を精度よく評価可能である。また、銅の孔食に対する水処理薬剤の効果を評価することが可能である。
【0014】
各アノードに対し腐食生成物を発生させる処理を異なる時期に施し、各アノードとカソードとの間の短絡電流を測定することにより、水系の環境変化を反映した信頼性の高い評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施の形態における評価の構成図である。
【図2】実施の形態における評価電極と電流計との接続回路図である。
【図3】実施の形態における評価電極と電流計との接続回路図である。
【図4】比較例における評価電極の構成図である。
【図5】実験結果を示すグラフである。
【図6】実験結果を示すグラフである。
【図7】実験結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明についてさらに詳細に説明する。
【0017】
図1に評価電極の一例を示す。図1の(a)図は評価電極の正面図、(b)図は(a)図のB−B線断面図である。この評価電極1は、複数個(この実施の形態では3個の)アノード2と1個のカソード3が樹脂4により電気的に絶縁された状態で配置され、アノード2及びカソード3に被覆導線5,6が接続されている。
【0018】
アノード2及びカソード3の接液面は面一状となっている。アノード2及びカソード3は、接液面以外は樹脂4中に埋設されている。樹脂4としてはエポキシ樹脂などを用いることができるが、これに限定されない。
【0019】
アノード2としては、例えば銅製ワイヤーなどを用いることができる。1個のアノード2の接液面の面積は、局部腐食の進行を評価できれば制限はないが、10mm以下が望ましく、1mm以下がさらに望ましい。カソード3に設けるアノード2の数は2〜10特に3〜6程度が好ましい。
【0020】
カソード3としては、例えば、銅板、銅管などを用いることができるが、この実施の形態では銅板が用いられている。
【0021】
カソード3に3個の貫通孔が設けられ、各貫通孔にそれぞれアノード2が挿入され、アノード2の先端面がカソード3の前面(カソード3が管の場合は管の内周面が該前面に該当する。)と面一状となっている。アノード2の側周面(外周面)と貫通孔の孔面(内周面)との間に樹脂が介在され、両者間が絶縁されている。
【0022】
カソード3の接液面の面積は、局部腐食の進行を評価できれば制限はないが、アノード2の接液面の面積に比べ大面積であることが必要であり、複数個のアノード2の接液面の合計面積に対し少なくとも10倍以上、望ましくは100倍以上、さらには1000倍以上が好ましい。
【0023】
アノード2に腐食生成物を発生させる方法としては、前記評価電極1を水中に浸漬し、アノード2とカソード3を定電流発生器に接続した回路を形成し、所定の電流を一定時間通電する方法などにより行うことが可能である。また、評価電極1に加え、照合極および対極を水中に浸漬し、評価電極1のアノード2を試料極とし、ポテンショガルバノスタット等を用い所定の電流を一定時間通電する方法により行うことも可能である。
【0024】
アノード2へ通電する電流値、通電時間は、アノード2が腐食生成物で覆われればよく、特に制限はない。腐食生成物の生成は水質条件によっても影響を受けるため、水質等に応じ電流値、通電時間等を適宜調整して行う。
【0025】
複数のアノード2へ腐食生成物を発生させる処理は、異なる時期に実施してもよい。複数のアノード2のそれぞれに対し、任意の期間をおいて異なる時期に腐食生成物を発生させる処理を行うことにより、当該処理を実施した時点の水系の状態に応じた腐食生成物が形成することから、当該処理を実施した時点の環境下において孔食が発生したと想定し、その孔食の進行状況がその後どのように変化するかを評価可能である。
【0026】
銅の孔食進行状況は、前記評価電極1を評価対象水に浸漬し、腐食生成物で覆われたアノード2と健全面を模擬したカソード3間を図2又は図3のように電気的に接続した回路を形成し、孔食の進行にともない回路を流れる電流(短絡電流)を測定することにより評価可能である。その際、図2,3の通り、各アノード2がカソード3に対し並列となるように接続し、共通のカソード3と複数設置した各アノード2間との短絡電流を各アノード毎に測定する。
【0027】
水系に浸漬された銅系部材の表面状態は、孔食の発生有無によらず、水系の環境変化に応じ変化する。本発明の評価電極1においても、カソード3の表面状態が水系の環境変化に応じて変化するため、カソード3と各アノード2との間に流れる短絡電流値を比較することにより、信頼性の高い評価を実施することが可能となる。
【0028】
腐食生成物を発生させる処理を異なる時期に実施した複数のアノード2に流れる電流を測定することにより、水系の環境変化を反映したさらに信頼性の高い評価が可能となる。
【0029】
短絡電流は、図2,3の通り無抵抗電流計10を用いて測定することができる。アノード2とカソード3間の電流値が孔食の進行速度に対応することから、短絡電流の挙動から孔食の進行状況を評価することが可能である。図2では、複数のアノード2とカソード3間にそれぞれ無抵抗電流計10を配置し短絡電流を測定する。図3では、1台の無抵抗電流計10を用いアノード2−カソード3間の回路を切替回路11で切り替えながら一定時間ごとに各アノード2に流れる短絡電流を測定する。
【0030】
評価電極1のアノード2とカソード3間を電気的に接続した回路について、回路の電気的接続を解除した状態でアノード2の分極抵抗を測定することによりアノード2の腐食の状況を評価することも可能である。分極抵抗は、例えばJIS K0100「工業用水腐食性試験方法」に記載のある測定法により、アノード2を試料極として測定することができる。
【0031】
評価水系に照合極を浸漬し、評価電極1のアノード2とカソード3を短絡させた状態における評価電極1の自然電位測定を行うことが可能であり、アノード2とカソード3間の短絡電流測定の結果などと合わせて考察することにより、孔食進行の要因考察を行うことも可能となる。孔食進行の評価を阻害しない範囲で、各アノードそれぞれの自然電位を測定することや、アノード2とカソード3間の電位差を測定することも可能である。
【0032】
定期的にアノード2に通電し、腐食生成物で覆われたアノード2で銅を溶出させるような操作を行い、アノード2を腐食の活性な状態に回復させるようにしてもよい。このようにすれば、長期間にわたり感度よく評価することが可能となる。通電方法は、アノード2に腐食生成物を発生させる方法と同様の方法で行うことが可能であり、通電量や通電時間を適宜調整して行うのが好ましい。
【0033】
複数のアノード2に通電し、アノード2を腐食の活性な状態に回復させる処理は、全てのアノード2に対し同時に行ってもよく、複数のアノード2に対しそれぞれ異なる時期に行ってもよい。複数のアノード2のそれぞれに対し、一定期間をおいて異なる時期にアノード2を腐食の活性な状態に回復させる処理を行うことにより、常に活性の高いアノード2を用いた評価を長期間にわたり行うことが可能となる。
【0034】
評価電極1の短絡電流変化から孔食に対する現状の水処理効果を評価し、水処理薬剤の薬剤注入制御を行うことも可能である。
【0035】
評価電極1の水系への浸漬形態は、アノード2およびカソード3が該水系の水に接していれば特に制限はない。評価電極1を配管に装着してもよく、冷凍機などの機器内に装着してもよく、タンクや冷却塔ピットに浸漬させるように装着してもよい。
【0036】
孔食が進行している状態、すなわち腐食生成物で覆われたアノード2とカソード3間に電流が流れている状態の試験水中に水処理薬剤を添加し、その後の短絡電流変化や、アノード2の分極抵抗変化により、水処理薬剤の孔食に対する抑制効果を評価することが可能である。
【0037】
なお、本発明において、銅とは、純銅又は銅含有率が60重量%以上の銅合金をいう。
【実施例】
【0038】
以下、実施例及び比較例について説明する。
【0039】
[実施例1]
3個のアノードを有した図1に示す構造の評価電極1を用い、孔食の進行状況を評価した。ここでは、アノード2としてφ0.45mmの銅ワイヤー、カソード3としてφ1mmの孔を3個設けたφ30mmの銅製試片を用いた。各孔は、円板形のカソード3の中心から半径7.5mmの円周上に角度120度の間隔をおいて設けた。アノード2表面およびカソード3表面は#400番の研磨紙にて湿式研磨を行った。樹脂4としてはエポキシ樹脂を用いた。
【0040】
この評価電極1を冷却塔ピットに設置し、冷却水に浸漬した。冷却水の平均的な水質を表1に示す。
【0041】
【表1】

【0042】
アノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理は、各アノード2に対し同時に実施した。この処理は、ポテンショガルバノスタット(北斗電工製ポテンショスタット/ガルバノスタットHA−151A型)を用い、アノード2に対し10μAの電流を2時間通電することにより行った。対極として炭素棒、照合極として飽和KCl銀塩化銀電極を用い、評価電極1のアノード2を試料極とし、アノード2に腐食生成物を発生させた。
【0043】
アノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理を行ったアノード2は、直ちに図2の通りカソード3と無抵抗電流計(東方技研製ポータブル無抵抗電流計MODELAM−03)10を介して接続し、孔食進行にともなう電流を測定した。
【0044】
孔食進行に伴うアノード2とカソード3間の電流の経時変化を図5に示す。図5のグラフの横軸は、各アノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理を完了し、カソード3との間の短絡電流計測を開始した時点を0とした経過時間を示している。
【0045】
[比較例1]
実施例1において、カソード3の中央部に1個の孔(直径1mm)を設け、1個のアノード2のみを設置したこと以外は実施例1と同様にして評価電極を製作した。図4はこの評価電極の構成図である。この評価電極を3個製作した。各評価電極1’に対しそれぞれ実施例1と同じ腐食生成物生成処理を施した。これらの3個の評価電極1a,1b,1cを実施例1と同一の冷却塔に設置し、実施例1と同時期に、孔食に伴う電流の経時変化を測定した。結果を図6に示す。
【0046】
[実施例1及び比較例1の考察]
評価開始35日から40日にかけて水系内の酸化性物質濃度が異常となる障害が発生した。実施例1の評価電極1の3個のアノード2(アノードI,アノードII,アノードIII)を流れる短絡電流は、同様の変化を示したのに対し、比較例の3個の評価電極1(評価電極11a,評価電極1b,評価電極1c)それぞれのアノードを流れる短絡電流は、バラツキが大きい結果となった。この結果より、実施例1によれば、比較例1に比べバラツキの少ない精度良い孔食の評価が可能なことが認められた。
【0047】
[実施例2]
3個のアノードを有する実施例1と同一の評価電極1を作製し、冷却塔ピットに設置し、冷却水に浸漬した。冷却水の平均的な水質を表2に示す。
【0048】
【表2】

【0049】
本実施例では、3個のアノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理を、異なる時期に3回に分けて実施した。すなわち最初に第1のアノードAに対し腐食生成物形成処理を行い、その5日後にアノードBに対し腐食生成物形成処理を行い、さらにその5日後にアノードCに対し腐食生成物形成処理を行った。アノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理は、実施例1と同じく、ポテンショガルバノスタット(北斗電工製ポテンショスタット/ガルバノスタットHA−151A型)を用い、アノードA,B又はCに対し10μAの電流を2時間通電する方法により行った。対極として炭素棒、照合極として飽和KCl銀塩化銀電極を用い、評価電極1のアノード2を試料極とし、アノード2に腐食生成物を発生させた。
【0050】
アノード2が腐食生成物で覆われた状態とする処理を行った後、アノード2を直ちにカソード3と無抵抗電流計(東方技研製ポータブル無抵抗電流計MODELAM−03)を介して接続し、孔食進行にともなう電流を測定した。
【0051】
各アノードA,B,Cとカソード間の電流の経時変化を図7に示す。図7の横軸は、アノードAに対し腐食生成物で覆われた状態とする処理を完了し、カソードとの間の短絡電流計測を開始した時点を0とした経過時間を示している。アノードBおよびアノードCに対応した電流値は、それぞれ腐食生成物で覆われた状態とする処理が完了し、カソードとの間の電流計測を開始した時点から記録されている。なお、アノードBに対し腐食生成物で覆われた状態とする処理を行った時期は、水系に添加されている水処理薬剤の濃度が通常に比べ最大4分の1まで低下していた時期と重なっている。
【0052】
アノードAの電流計測を開始してから22日以降に水系内の酸化性物質濃度が異常となる障害が発生した。この時期に、すべてのアノードA,B,Cの電流値は上昇傾向を示したが、電流の上昇の程度には差があり、アノードBが他に比べ高いレベルを推移する結果となった。これは、アノードBに形成された腐食生成物の性状が、腐食生成物で覆われた状態とする処理を行った時期の水処理薬剤濃度低下の影響を受けたためと推定される。
【0053】
以上の結果より、複数のアノード2(A,B,C)それぞれに対し異なる時期に腐食生成物を発生させる処理を行うことにより、処理実施時点の水系の状態に応じた腐食生成物が形成することから、水系の環境変化を反映した評価が可能となることが認められた。
【符号の説明】
【0054】
1,1’ 評価電極
2 アノード
3 カソード
4 樹脂
10 無抵抗電流計

【特許請求の範囲】
【請求項1】
腐食生成物で覆われた銅片よりなる複数個のアノードと、接液面が腐食生成物で覆われていない銅片よりなるカソードとが電気的に絶縁された状態で配置された評価電極を水系に浸漬し、各アノードを該カソードに並列に電気的に接続した回路を構成し、各アノードに流れる電流を測定することを特徴とする銅の孔食評価方法。
【請求項2】
請求項1において、前記カソードは銅板又は銅管よりなり、
該カソードに厚み方向に貫通する複数個の貫通孔が設けられており、
各貫通孔にそれぞれアノードが挿入されており、
該貫通孔の孔面とアノードの側周面との間に絶縁材が介在されていることを特徴とする孔食評価方法。
【請求項3】
請求項2において、該カソードの前面と該アノードの前端面とが面一状となっていることを特徴とする銅の孔食評価方法。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項において、腐食生成物で覆われたアノードは、腐食生成物で覆われていないアノードを水中に浸漬して通電し、該アノードの接液面に腐食生成物を生成させたものであることを特徴とする銅の孔食評価方法。
【請求項5】
請求項4において、腐食生成物に覆われた状態にする処理をアノード毎に異なる時期に行うことを特徴とする銅の孔食評価方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−76627(P2013−76627A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−216441(P2011−216441)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000001063)栗田工業株式会社 (1,536)
【Fターム(参考)】