説明

CCR4に特異的に結合する抗体組成物

ヒトCCケモカイン受容体(CCR4)に特異的に結合し、N−グリコシド結合複合型糖鎖をFc領域に有する抗体分子からなる組成物であって、N−グリコシド結合複合型糖鎖が該糖鎖の還元末端のN−アセチルグルコサミンにフコースが結合していない糖鎖である抗体組成物、該抗体組成物を生産する形質転換体、該抗体組成物の製造方法および該抗体組成物を含有する医薬を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)に特異的に結合し、N−グリコシド結合複合型糖鎖をFc領域に有する遺伝子組換え抗体分子からなる抗体組成物であって、N−グリコシド結合複合型糖鎖が該糖鎖の還元末端のN−アセチルグルコサミンにフコースが結合していない糖鎖である抗体組成物。
【請求項2】
N−グリコシド結合複合型糖鎖が、該糖鎖還元末端のN−アセチルグルコサミンの6位にフコースの1位がα結合していない糖鎖である、請求項1に記載の抗体組成物。
【請求項3】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)の細胞外領域に特異的に結合する、請求項1に記載の抗体組成物。
【請求項4】
細胞外領域が、配列番号36で示されるアミノ酸配列の1〜39、98〜112、176〜206および271〜284番目からなる群から選ばれる細胞外領域である請求項3に記載の抗体組成物。
【請求項5】
細胞外領域が、配列番号36で示されるアミノ酸配列の2〜29番目に存在するエピトープである請求項3または4項に記載の抗体組成物。
【請求項6】
細胞外領域が、配列番号36で示されるアミノ酸配列の13〜29番目に存在するエピトープである請求項3〜5のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項7】
細胞外領域が、配列番号36で示されるアミノ酸配列の13〜25番目に存在するエピトープである請求項3〜6のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項8】
配列番号36で示されるアミノ酸配列の13〜25番目を含むペプチドのうち、16、19、20および22番目の少なくとも1つのチロシン残基が硫酸化されたペプチドへの結合性が配列番号36で示されるアミノ酸配列の13〜25番目を含むペプチドへの結合性よりも低いことを特徴とする請求項7に記載の抗体組成物。
【請求項9】
ヒト血小板に反応性を示さない請求項1〜8のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項10】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)の細胞外領域に特異的に結合し、CCR4リガンドであるTARC(thymus and activation−regulated chemokine)またはMDC(macrophage−derived chemokine)のCCR4への結合を阻害する活性を有さない請求項1〜9のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項11】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)発現細胞に特異的に結合する請求項1〜10のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項12】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)発現細胞に対し細胞傷害活性を示す請求項1〜11のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項13】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)発現細胞に対し、非ヒト動物由来ハイブリドーマが生産するモノクローナル抗体よりも高い細胞傷害活性を示す請求項1〜12のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項14】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)発現細胞が、ヘルパーT細胞である、請求項11〜13のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項15】
細胞傷害活性が抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性である請求項12または13に記載の抗体組成物。
【請求項16】
それぞれ配列番号14、15、16で示されるアミノ酸配列からなる抗体分子重鎖(H鎖)可変領域(V領域)の相補性決定領域(CDR)1、CDR2、CDR3を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項17】
それぞれ配列番号17、18、19で示されるアミノ酸配列からなる抗体分子軽鎖(L鎖)可変領域(V領域)の相補性決定領域(CDR)1、CDR2、CDR3を含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項18】
それぞれ配列番号14、15、16で示されるアミノ酸配列からなる抗体分子重鎖(H鎖)可変領域(V領域)の相補性決定領域(CDR)1、CDR2、CDR3、およびそれぞれ配列番号17、18、19で示されるアミノ酸配列からなる抗体軽鎖(L鎖)V領域の相補性決定領域(CDR)1、CDR2、CDR3を含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項19】
遺伝子組換え抗体がヒト型キメラ抗体またはヒト型CDR移植抗体である請求項1〜18のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項20】
ヒト型キメラ抗体がヒトCCケモカイン受容体(CCR4)に特異的に結合するモノクローナル抗体の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)および軽鎖(L鎖)V領域の相補性決定領域(CDR)を含む、請求項19に記載の抗体組成物。
【請求項21】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号21で示されるアミノ酸配列を含む、請求項20に記載の抗体組成物。
【請求項22】
抗体分子の軽鎖(L鎖)可変領域(V領域)が、配列番号23で示されるアミノ酸配列を含む請求項20に記載の抗体組成物。
【請求項23】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号21で示されるアミノ酸配列を含み、かつ、抗体分子の軽鎖(L鎖)V領域が、配列番号23で示されるアミノ酸配列を含む請求項20〜22のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項24】
ヒト型CDR移植抗体がヒトCCケモカイン受容体(CCR4)に特異的に結合するモノクローナル抗体の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)および軽鎖(L鎖)V領域の相補性決定領域(CDR)を含む、請求項19に記載の抗体組成物。
【請求項25】
ヒトCCケモカイン受容体(CCR4)に特異的に結合するモノクローナル抗体の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)および軽鎖(L鎖)V領域の相補性決定領域(CDR)とヒト抗体のH鎖V領域およびL鎖V領域のフレームワーク領域(FR)を含む、請求項24に記載の抗体組成物。
【請求項26】
ヒトCCケモカイン受容体(CCR4)に特異的に結合するモノクローナル抗体の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)および軽鎖(L鎖)V領域の相補性決定領域(CDR)とヒト抗体のH鎖V領域およびL鎖V領域のフレームワーク領域(FR)、ならびにヒト抗体のH鎖定常領域(C領域)およびL鎖C領域を含む、請求項24または25に記載の抗体組成物。
【請求項27】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号24で示されるアミノ酸配列、または配列番号24で示されるアミノ酸配列の40番目のAla、42番目のGly、43番目のLys、44番目のGly、76番目のLys、および97番目のAlaから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含む、請求項24〜26のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項28】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号25で示されるアミノ酸配列、または配列番号25で示されるアミノ酸配列の28番目のThrおよび97番目のAlaのうち少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含む、請求項24〜26のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項29】
抗体分子の軽鎖(L鎖)可変領域(V領域)が、配列番号26で示されるアミノ酸配列、または配列番号26で示されるアミノ酸配列の2番目のIle、3番目のVal、50番目Gln、および88番目のValから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含む、請求項24〜26のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項30】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号24で示されるアミノ酸配列、または配列番号24で示されるアミノ酸配列の40番目のAla、42番目のGly、43番目のLys、44番目のGly、76番目のLys、および97番目のAlaから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含み、かつ、抗体分子の軽鎖(L鎖)V領域が、配列番号26、または配列番号26で示されるアミノ酸配列で示されるアミノ酸配列の2番目のIle、3番目のVal、50番目のGln、および88番目のValから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含む、請求項24〜27および29のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項31】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号25で示されるアミノ酸配列、または配列番号25で示されるアミノ酸配列の28番目のThrおよび97番目のAlaから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含み、かつ、抗体分子の軽鎖(L鎖)V領域が、配列番号26で示されるアミノ酸配列、または配列番号26で示されるアミノ酸配列の2番目のIle、3番目のVal、50番目のGln、および88番目のValから選ばれる少なくとも1つのアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に置換されたアミノ酸配列を含む、請求項24〜26、28および29のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項32】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号24、25、27、28、29、30、31および32で示されるアミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を含む、請求項24〜28、29〜31のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項33】
抗体分子の軽鎖(L鎖)可変領域(V領域)が、配列番号26、33、34および35で示されるアミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を含む、請求項24〜26、29〜31のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項34】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号24、25、27、28、29、30、31および32で示されるアミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を含み、かつ、抗体分子の軽鎖(L鎖)V領域が、配列番号26、33、34および35で示されるアミノ酸配列から選ばれるアミノ酸配列を含む請求項24〜26、32および33のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項35】
抗体分子の重鎖(H鎖)可変領域(V領域)が、配列番号27または28で示されるアミノ酸配列を含み、かつ、抗体分子の軽鎖(L鎖)V領域が配列番号35で示されるアミノ酸配列を含む、請求項24〜26のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項36】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)に特異的に結合する抗体分子をコードするDNAを宿主細胞に導入して得られる、請求項1〜35のいずれか1項に記載の抗体組成物を生産する形質転換体。
【請求項37】
宿主細胞が、細胞内糖ヌクレオチドGDP−フコースの合成に関与する酵素、またはN−グリコシド結合複合型糖鎖還元末端のN−アセチルグルコサミンの6位にフコースの1位がα結合する糖鎖修飾に関与する酵素を失活するようにゲノ厶が改変された細胞である、請求項36に記載の形質転換体。
【請求項38】
宿主細胞が、細胞内糖ヌクレオチドGDP−フコースの合成に関与する酵素、またはN−グリコシド結合複合型糖鎖還元末端のN−アセチルグルコサミンの6位にフコースの1位がα結合する糖鎖修飾に関与する酵素のゲノム上の対立遺伝子のすべてがノックアウトされた細胞である、請求項36に記載の形質転換体。
【請求項39】
細胞内糖ヌクレオチドGDP−フコースの合成に関与する酵素が、GDP−マンノース4,6−デヒドラターゼ(GMD)およびGDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼ(Fx)からなる群から選ばれる酵素である、請求項37または38に記載の形質転換体。
【請求項40】
GDP−マンノース4,6−デヒドラターゼが、以下の(a)および(b)からなる群から選ばれるDNAがコードする蛋白質である、請求項39に記載の形質転換体。
(a)配列番号1で表される塩基配列からなるDNA;
(b)配列番号1で表される塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつGDP−マンノース4,6−デヒドラターゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA。
【請求項41】
GDP−マンノース4,6−デヒドラターゼが、以下の(a)〜(c)からなる群から選ばれる蛋白質である、請求項39に記載の形質転換体。
(a)配列番号2で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質;
(b)配列番号2で表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつGDP−マンノース4,6−デヒドラターゼ活性を有する蛋白質;
(c)配列番号2で表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつGDP−マンノース4,6−デヒドラターゼ活性を有する蛋白質。
【請求項42】
GDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼが、以下の(a)および(b)からなる群から選ばれるDNAがコードする蛋白質である、請求項39に記載の形質転換体。
(a)配列番号3で表される塩基配列からなるDNA;
(b)配列番号3で表される塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつGDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA。
【請求項43】
GDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼが、以下の(a)〜(c)からなる群から選ばれる蛋白質である、請求項39に記載の形質転換体。
(a)配列番号4で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質;
(b)配列番号4で表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつGDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼ活性を有する蛋白質;
(c)配列番号4で表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつGDP−4−ケト−6−デオキシ−D−マンノース−3,5−エピメラーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項44】
N−グリコシド結合複合型糖鎖還元末端のN−アセチルグルコサミンの6位にフコースの1位がα結合する糖鎖修飾に関与する酵素がα1,6−フコシルトランスフェラーゼである請求項37または38に記載の形質転換体。
【請求項45】
α1,6−フコシルトランスフェラーゼが、以下の(a)〜(d)からなる群から選ばれるDNAがコードする蛋白質である、請求項44に記載の形質転換体。
(a)配列番号5で表される塩基配列からなるDNA;
(b)配列番号6で表される塩基配列からなるDNA;
(c)配列番号5で表される塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA;
(d)配列番号6で表される塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズし、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA。
【請求項46】
α1,6−フコシルトランスフェラーゼが、以下の(a)〜(f)からなる群から選ばれる蛋白質である、請求項44に記載の形質転換体。
(a)配列番号7で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質;
(b)配列番号8で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質;
(c)配列番号7で表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質;
(d)配列番号8で表されるアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質;
(e)配列番号7で表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質;
(f)配列番号8で表されるアミノ酸配列と80%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、かつα1,6−フコシルトランスフェラーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項47】
形質転換体がFERM BP−8467である請求項46に記載の形質転換体。
【請求項48】
宿主細胞が、下記の(a)〜(i)からなる群から選ばれる細胞である請求項36〜47のいずれか1項に記載の形質転換体。
(a)チャイニーズハムスター卵巣組織由来CHO細胞;
(b)ラットミエローマ細胞株YB2/3HL.P2.G11.16Ag.20細胞;
(c)マウスミエローマ細胞株NS0細胞;
(d)マウスミエローマ細胞株SP2/0−Ag14細胞;
(e)シリアンハムスター腎臓組織由来BHK細胞;
(f)抗体を産生するハイブリドーマ細胞;
(g)ヒト白血病細胞株ナマルバ細胞;
(h)胚性幹細胞;
(i)受精卵細胞。
【請求項49】
請求項36〜48のいずれか1項に記載の形質転換体を培地に培養し、培養物中に抗体組成物を生成蓄積させ、該抗体組成物を採取し、精製する、請求項1〜35のいずれか1項に記載の抗体組成物の製造方法。
【請求項50】
請求項49に記載の製造方法により得られる、請求項1〜35のいずれか1項に記載の抗体組成物。
【請求項51】
請求項1〜35および請求項50のいずれか1項に記載の抗体組成物を有効成分として含有する医薬。
【請求項52】
請求項1〜35および50のいずれか1項に記載の抗体組成物を有効成分として含有するヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)関連疾患の治療薬。
【請求項53】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)関連疾患が、癌または炎症性疾患である請求項52に記載の治療薬。
【請求項54】
請求項1〜35および50のいずれか1項に記載の抗体組成物を患者に投与することを特徴とする、ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)関連疾患の治療方法。
【請求項55】
ヒトCCケモカイン受容体4(CCR4)関連疾患の治療薬を製造するための請求項1〜35および50のいずれか1項に記載の抗体組成物の使用。

【国際公開番号】WO2005/035582
【国際公開日】平成17年4月21日(2005.4.21)
【発行日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−514672(P2005−514672)
【国際出願番号】PCT/JP2004/015322
【国際出願日】平成16年10月8日(2004.10.8)
【出願人】(000001029)協和醗酵工業株式会社 (276)
【Fターム(参考)】