説明

γ−アミノ酪酸を高濃度に含有するトマト果実を含む組成物およびその製造方法

【課題】トマト果実を原料とし、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有する組成物、及び該組成物の製造法の提供をする。
【解決手段】γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実の抽出物を含む、組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有するトマト果実を原料とする組成物及びその製造法に関する。
【背景技術】
【0002】
γ−アミノ酪酸(γ-aminobutylic acid、GABA)は、血圧降下作用、血圧上昇抑制作用、血中のコレステロール・中性脂肪抑制作用、腎臓・肝臓・膵臓機能活性化作用、血糖値上昇抑制作用等の効能を有する機能性成分として注目されている。
【0003】
トマト果実は、γ−アミノ酪酸を得るための好適な植物原料として知られている。
【0004】
ストレス下で栽培することによりトマト果実中のγ−アミノ酪酸が高まること(非特許文献1)や、トマト果実やその処理物を特定の条件で処理してγ−アミノ酪酸の含量を高める方法(特許文献1及び2、非特許文献2)が知られている。
【0005】
【特許文献1】特開平3−224467号公報
【特許文献2】特開平4−51878号公報
【非特許文献1】園芸学会雑誌 別冊、VOL. 74 NO. 1; PAGE.109; (2005/04/03)
【非特許文献2】四国農業研究成果情報、VOL.1998; PAGE.142-143; (1999/07/01)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、トマト果実を原料とし、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有する組成物、及び該組成物の製造法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有するトマト果実を用いることにより、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有する組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち本発明は以下に関する。
(1)γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実の抽出物を含む、組成物。
(2)血圧降下のための上記(1)記載の組成物。
(3)γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実を抽出し、抽出物を採取することを含む、上記(1)又は(2)記載の組成物の製造法。
【発明の効果】
【0009】
γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実を原料として使用することにより、γ−アミノ酪酸を高濃度に含有する組成物を提供できる。該組成物は、血圧降下、血圧上昇抑制、リラックス効果、ストレス軽減効果等の用途のために好適に使用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の組成物は、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実の抽出物を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明で用いるγ−アミノ酪酸とは、次式:
【0012】
【化1】

【0013】
の化合物を意味する。
【0014】
生果とは、生の果実のことを意味するが、本発明では特に生のトマト果実を意味する。
【0015】
生のトマト果実とは、破砕、抽出、熱や乾燥などの処理を受けていないトマト果実を意味する。
【0016】
本発明で用いるトマト果実とは、トマト(Solanum lycopersicum)の食用にされる果実を意味する。
【0017】
本発明で用いるトマト果実の抽出物には、例えば、トマト果実の搾汁物、溶剤抽出物、破砕物、加工物、或いはそれらの濃縮物等が含まれる。本明細書において、特に記載がない限り、トマト果実とは、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実を意味しており、前記のトマト果実の搾汁物、溶剤抽出物、破砕物、加工物、或いはそれらの濃縮物とは、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実を搾汁した物、溶剤抽出した物、破砕した物、加工した物、或いはそれらを濃縮した物をそれぞれ意味する。
【0018】
そして、本発明のトマト果実の抽出物を含む組成物とは、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実を搾汁した物、溶剤抽出した物、破砕した物、加工した物、或いはそれらを濃縮した物を含む組成物を意味する。
【0019】
本発明で用いるトマト果実の抽出法としては、例えば、搾汁法、溶剤抽出法、遠心分離法等が採用できる。γ−アミノ酪酸を高濃度に含有する抽出物が簡便に得られることから、トマト果実の搾汁法、溶剤抽出法は、本発明において好適に使用できる。
【0020】
本発明で用いるトマト果実の搾汁法としては、野菜や果実を搾汁する通常の方法が採用できる。例えば、洗浄および選別した生トマ果実トをディスインテグレータ等を用いて破砕し、チューブ型加熱機等で加熱殺菌および酵素失活後、パルパーフィニッシャー等を用いて搾汁すればよい。必要により、ゲルろ過、溶剤抽出、遠心分離等によって搾汁物を更に精製し、γ−アミノ酪酸の含量を高めてもよい。
【0021】
本発明で用いるトマト果実を溶剤抽出する場合は、トマト果実を、トリクロロ酢酸やエタノール等の溶剤を水と混合して用いて抽出し、必要によりゲルろ過、遠心分離等によって更に抽出物を精製すればよい。抽出に供する材料としては、生のトマト果実のほか、搾汁液(例えばトマトジュースなど)、搾汁液の濃縮物等の加工品(例えばトマトピューレ、トマトペースト、トマトソース、トマトケチャップ、又はトマトスープなど)、トマト乾燥物(例えば凍結乾燥物、スプレードライ物など)などが挙げられる。
【0022】
抽出に用いる溶剤は、血圧降下または血圧上昇抑制の活性成分を抽出可能なものであれば特に限定されず、通常の極性溶媒、両性溶媒等が使用できる。溶剤としては、例えば、酸、有機溶媒、有機溶媒を含む溶剤、または水とこれら溶剤との混合液等が使用できる。
【0023】
酸とは例えば無機酸(具体的には塩酸、硝酸、亜硝酸、硫酸)、有機酸(具体的にはギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸)、有機溶媒とは、例えば、低級アルコール(具体的にはエタノール、メタノール、プロパノール、ブタノール)、エーテル類(具体的にはジエチルエーテル)、ハロゲン化炭素類(具体的にはクロロホルム)、ニトリル類(具体的にはアセトニトリル)、エステル類(具体的には酢酸エチル)、ケトン類(アセトン)などの他に、ヘキサン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等である。作業性等の面から、有機溶媒としては、エタノール、メタノール、または酢酸エチルが好ましい。トマト抽出物が最終的に食品や化粧品等に添加されることを考慮すると、溶剤としては、エタノールが特に好ましい。酸または有機溶媒は2種以上を混合して使用してもよい。
【0024】
本発明で用いる、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実としては、例えば、生食用トマト品種「DG03−9」、「L03−103」、「ビタミンエース」のトマト果実、加工用トマト品種「NDM958」、「NDM5562」、「NDM4462」「H9780」、「NDM447」、「NDM3374」、「NDM1224」又は「NDM4461」のトマト果実が挙げられる。γ−アミノ酪酸の含有量が特に高いことから、トマト品種「DG03−9」が特に好ましい。上記のトマト品種は、市場、例えば日本デルモンテ株式会社より入手可能である。
【0025】
なお、市場で入手可能な生果トマト(桃太郎エイト、ファーストトマトのトマト果実)の平均的な1個重量130gあたりのγ−アミノ酪酸量は約20mg〜75mgであり、市販のトマトジュース1缶190gあたりのγ−アミノ酪酸量は約80mg〜130mgである。
【0026】
γ−アミノ酪酸の分析には、γ−アミノ酪酸が定量できる方法であればとくに限定されない。γ−アミノ酪酸の分析方法として、例えば、ニンヒドリン発色法、紫外線吸収法、示差屈折法、質量分析法、酵素法(島根大学・赤間一仁准教授の方法)等が挙げられ、これらの方法に高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、ペーパークロマトグラフィー等を組み合わせることによってさらに簡便かつ精度よくγ−アミノ酪酸を分析定量することができる。
【0027】
γ−アミノ酪酸は、アミノ酸自動分析計を用いて簡便に分析することができる。アミノ酸自動分析計は、ニンヒドリン発色法と高速液体クロマトグラフィーを組み合わせた分析計で、市販品、例えば日立製作所製のL−8500型やL−8900型が利用可能である。
【0028】
本発明で用いる血圧降下とは、本発明の組成物を投与後の血圧値が、投与前と比較して減少することを意味する。血圧の測定は、本発明の組成物を投与後、2〜24時間、好ましくは4〜24時間、より好ましくは6時間〜24時間後の収縮期血圧を測定する。血圧の測定方法は、収縮期血圧を測定できる方法であれば、特に限定されない。
【0029】
本発明の組成物は、γ−アミノ酪酸を高濃度に含むので、血圧降下作用、血圧上昇抑制作用、血中のコレステロール・中性脂肪抑制作用、腎臓・肝臓・膵臓機能活性化作用、血糖値上昇抑制作用等の効能を発揮する飲食品、医薬品、美容・化粧品として使用することができる。
【0030】
本発明の組成物は、上記方法で得られた、トマト果実の抽出物を含ませた組成物をそのまま使用することができる。また、通常の飲食品、医薬品又は美容・化粧品に混合して使用することもできる。医薬品、飲食品又は美容・化粧品の種類、形態、及びその他の含有成分等には特に制約はなく、任意の加工方法を採用することができる。例えば他の飲食品に混合する場合は、肉製品、水産加工品、加工野菜、加工果実、惣菜類、大豆加工品、食用粉類、食用蛋白質、飲料、酒類、調味料、乳製品、菓子と混合すればよい。飲食品としての形状は、特に限定されず、例えば固形状、乳状、ペースト状、半固形状、液状とすればよい。
【0031】
例えば、本発明の組成物を血圧降下用組成物として経口摂取する場合、有効成分の摂取量は、摂取者の年令、体重、適応症状などによって異なる。例えば体重60kgの成人による経口摂取の場合、一日1回又は数回摂取し、γ−アミノ酪酸の摂取量は一日当たり約2mg〜20mg/kg体重、好ましくは2.2mg〜10mg/kg体重程度とすればよい。
【0032】
本発明の組成物は、γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg、好ましくは、870〜1,795mg含有するトマト果実を抽出し、抽出物を採取することにより製造できる。
【0033】
抽出物を採取することにより製造するとは、抽出物からその一部または全部を採取し、他の物質、たとえば、通常の飲食品、医薬品又は美容・化粧品等と混合することにより本発明の組成物を製造することを意味する。
【0034】
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
【実施例1】
【0035】
トマト品種の選抜
以下の方法により、本発明の組成物を得るための植物原料となるトマト品種を選別した。市販の桃太郎エイトとファーストトマト、日本デルモンテ株式会社より入手した生食用トマト6品種、加工用トマト23品種をスクリーニングに供した。各品種6個体から10個体の種子を、マルチ土耕栽培法(土の畝にビニール等のカバーを施し、除草や保湿、雨よけの効率を良くした栽培方法)により栽培し、各個体第2〜第4花房より赤熟果実(開花後概ね60日前後を目安として、果実全体が赤く、触感が緑果実よりも柔らかい果実)を各1果サンプリングした。
【0036】
これらの果実10kgを水でバブリング洗浄した後、ディスインテグレータ((株)精研社製)で破砕して、トマト果実の破砕物を得た。直ちにこれをチューブ型加熱機(山崎鉄工所(株)製)を用いて、75℃に予備加熱した。次いで、この予備加熱処理物を、ブラウン型パルパーフィニッシャー((株)精研社製)で搾汁し、約120℃で約50秒間加熱殺菌してトマト搾汁液8.5kgを得た。アミノ酸自動分析計(L-8500型、日立製作所製)を用いて搾汁液中のγ−アミノ酪酸を含むアミノ酸含量を以下のように分析した
【0037】
トマト搾汁液(0.5mL)に対し5%トリクロロ酢酸水溶液(9.5mL)を加え攪拌した後にメンブランフィルター(親水性PTFE膜0.45μm、ADVANTEC社製)の透過液を試料液とした。試料中のγ−アミノ酪酸の定量は、アミノ酸自動分析計(L−8500、日立製作所製)の取り扱い説明書に従って行った。専用のバッファー液(PH−1、PH−2、PH−3、PH−4、カラム再生液、和光純薬製)とニンヒドリン発色液(ニンヒドリン試液L−8500セット、和光純薬製)を用い、標準試薬はγ−アミノ酪酸(特級、和光純薬製)を2ng/20μLに調製したものを検量線として、試料中のγ−アミノ酪酸含量を定量した。
【0038】
その結果、生食用トマト品種である「DG03−9」「atv」「Aft」「Abg」が、加工用トマト品種である「APT410」「U941」「CXD207」がγ−アミノ酪酸を生果トマト1kgあたり800mg以上含有し,本発明のトマト果実として好適であることが分かった(表1)。
【0039】
【表1】

【実施例2】
【0040】
機能性組成物の調製
実施例1の表1記載のトマト品種「DG03−9」または桃太郎エイトを用いて、本発明の組成物を調製した。なお「DG03−9」は、種苗法に基づき、品種登録出願第20651号(出願日:平成19年1月31日)として出願されている。
【0041】
まず、洗浄および選別した生果トマト10kgを水でバブリング洗浄しディスインテグレータ((株)精研社製)で破砕して、トマト果実の破砕物を得た。直ちにこれをチューブ型加熱機(山崎鉄工所(株)製)を用いて、75℃に加熱を行い殺菌と酵素失活を行った。次いで、この予備加熱処理物を、ブラウン型パルパーフィニッシャー((株)精研社製)で搾汁し、約120℃で約50秒間加熱殺菌してトマト搾汁液8.5kgを得た。このトマト搾汁液を本発明の組成物として、実施例3の血圧降下試験に用いた。
【実施例3】
【0042】
血圧降下活性の確認
実施例2で調整した組成物について、その血圧降下作用を確認した。
【0043】
(a)使用動物
14週齢の雄性自然発症高血圧ラット(SHR/Izm、SPF、日本エスエルシー株式会社)を使用した。5日間の検疫期間、その後3日間以上の馴化期間を設け、その間に体重測定を4回、一般状態観察を毎日行って、異常の見られなかった動物のみを試験に用いた。検体投与開始時の体重範囲は、313〜349g(326.5±9.1g)であった。動物は、設定温度:23℃(実測値:21.7〜24.4℃)、設定湿度:55%(実測値:42.0〜63.0%)、明暗各12時間(照明:午前6時〜午後6時)、換気回数12回/時(フィルター処理した新鮮空気)に維持された動物飼育室で飼育した。
【0044】
飼料は、製造後5ヵ月以内の固型飼料(CRF−1、オリエンタル酵母工業株式会社)を、飲料水は、水道水をそれぞれ自由に摂取させた。
【0045】
(b)投与方法および投与量
試験群1では実施例2で実施した桃太郎エイトの搾汁液、試験群2では実施例2で実施したDG03−9の搾汁液を投与材料とし、生果重量として2g/kgの投与量となるよう調製した。それぞれに含有するγ−アミノ酪酸量は、ラット体重1kgあたり、試験群1で0.32mg、試験群2で3.59mgであった。対照群は0.5%メチルセルロース水溶液を使用した。投与方法は、ディスポーザブルラット用経口ゾンデ(有限会社フチガミ器械)を取り付けたポリプロピレン製ディスポーザブル注射筒(テルモ株式会社)を用いて強制経口投与した。なお、投与材料はマグネチックスタラー撹拌下で搾汁液より一部を採取した。投与液量は5mL/kgとし、試験群1および2で不足する場合は0.5%メチルセルロース水溶液で液量調整した。
【0046】
(c)試験方法
各群8匹とし、投与前、投与2時間、4時間、6時間、8時間および24時間に血圧測定を行った。血圧は、尾動静脈圧を非観血式自動血圧測定装置(BP−98A、株式会社ソフトロン)を用いて無麻酔下で収縮期血圧を測定した(tail cuff法)。測定は3回実施し、その平均値を各個体の測定値とした。なお、測定前日に装置への馴化を目的として、15分間、動物を装置に固定した。
【0047】
対照群の収縮期血圧の平均値は、投与前に約192mmHgを示したが、その後、投与後8時間をピークとして経時的に低下した後、投与後24時間には186mmHgを示した。投与前値との比較では、投与後6、8および24時間に有意な低値が認められ、ラットの血圧に日内変動が観察された。対照群の血圧変動に対し、各測定時における投与各群の収縮期血圧を比較し、統計学的に有意差が認められた場合に血圧降下(または上昇)と判断した。
【0048】
(d)統計学的処理方法
得られたデータは、各群ごとに平均値および標準誤差を算出した。各群間の多重比較検定に、Bartlett法による等分散性の検定を行い、等分散の場合、Tukey法を用いて行った。一方、等分散と認められなかった場合の群間比較は順位を利用したTukey型検定を行った。なお、危険率は5%未満を有意として表示した。
【0049】
表2に投与開始前および投与8時間後における収縮期血圧を示した。表2から明らかなように、DG03−9を投与した群は有意に血圧が降下し改善が認められた。
【0050】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明の組成物は、血圧降下用、血圧上昇抑制用、リラックス効果、ストレス軽減効果等の用途のために好適に使用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実の抽出物を含む、組成物。
【請求項2】
血圧降下のための請求項1記載の組成物。
【請求項3】
γ−アミノ酪酸を生果1kgあたり800〜3,000mg含有するトマト果実を抽出し、抽出物を採取することを含む、請求項1又は2記載の組成物の製造法。

【公開番号】特開2009−27987(P2009−27987A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−196330(P2007−196330)
【出願日】平成19年7月27日(2007.7.27)
【出願人】(000004477)キッコーマン株式会社 (212)
【出願人】(000104559)日本デルモンテ株式会社 (44)
【出願人】(504171134)国立大学法人 筑波大学 (510)
【Fターム(参考)】