説明

い草を用いた多目的素材

【課題】軽量で弾力性、調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能に優れた多目的素材を提供する。
【解決手段】素材1は、長手方向が横方向の複数の畳表帯11と、長手方向が縦方向の複数の畳表帯12とを備えている。畳表帯11および畳表帯12は、例えば細長い矩形状の畳表を2枚積層したものである。畳表帯11および畳表帯12は、互いに格子状に織り込まれることにより素材1を構成する。以上のような構成を有する素材1は、軽量で弾力性に富むため畳床、畳表、敷物、クッション、座布団、枕、壁材等の材料として使用されるのに適している。また、素材1にはい草が多用されているため、同面積の従来の畳等と比較し、調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能に優れている。さらに、素材1は、従来は端材として廃棄されていた小さくカットされた畳表をその材料として使用可能であるため、同重量のい草素材と比較し低コストで製造可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、敷物、枕、壁材等に用いられる多目的素材に関する。
【背景技術】
【0002】
畳は通常、の板状の芯材である畳床を、い草を製織して作られる薄いシート状の素材である畳表で覆うことで製造される。これらの畳床および畳表に関しては、従来から多くのアイデアが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されるい草製品は、異なる色のい草同士を製織することで模様の経年変化による変色や退色を自然で違和感がないものとしている。
【0004】
ところで、畳床は、伝統的には、乾燥させた稲藁を強く圧縮して縫い止め、厚さ5.5センチメートル程度の板状に加工したものである。畳床は、稲作の副産物として生じる稲藁を有効に活用したもので、適度な弾力性、高い保温性、室内の調湿作用や空気浄化作用などに関して高い機能をもつ。
【0005】
しかし、近年では材料の入手が困難であること、製造が難しいこと、重くて取り扱いが面倒であること、ダニ等の害虫が繁殖しやすいこと、カビが生え易いこと、などの理由から新素材が利用される場合が多い。それらの新素材としては、例えば、木材のチップを圧縮成形したインシュレーションボードや発砲ポリスチレンを単板あるいは積層させたものが広く採用されている。これらの素材は、建材畳床または化学床と呼ばれ、
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実登3121442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した新素材を用いた畳床は、安価、軽量、階下への防音性能に優れる等の利点を有しているが、一般的に踏み心地や通気性等では藁床には及ばない。
【0008】
そこで、本発明は、軽量で優れた弾力性を持ち、調湿性能、空気中の有害物質の吸着による空気浄化性能、保温性能および防音性能にも優れた多目的素材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記の目的に鑑みて想到されたものであり、
畳表を帯状体に成形した部材である複数の横方向の畳表帯と、
畳表を帯状体に成形した部材である複数の縦方向の畳表帯と
を備え、
前記複数の横方向の畳表帯は、各々の長手方向が同一方向となるように一平面上に順に並べて配置され、
前記複数の縦方向の畳表帯は、各々の長手方向が前記複数の横方向の畳表帯の長手方向と直交する方向となるように一平面上に順に並べて配置され、
前記複数の横方向の畳表帯の各々は、前記複数の縦方向の畳表帯のうち互いに隣接する任意の2枚の縦方向の畳表帯に関し、一方の縦方向の畳表帯の上側に配置された場合は他方の縦方向の畳表帯の下側に配置され、一方の縦方向の畳表帯の下側に配置された場合は他方の縦方向の畳表帯の上側に配置され、
前記複数の縦方向の畳表帯の各々は、前記複数の横方向の畳表帯のうち互いに隣接する任意の2枚の横方向の畳表帯に関し、一方の横方向の畳表帯の上側に配置された場合は他方の横方向の畳表帯の下側に配置され、一方の横方向の畳表帯の下側に配置された場合は他方の横方向の畳表帯の上側に配置される
ように格子状に製織された構造を有する素材を提供する(第1の実施態様)。
【0010】
また、上記の第1の実施態様において、
前記複数の横方向の畳表帯の各々と前記複数の縦方向の畳表帯の各々は、2枚以上の畳表の積層体である
構成を採用してもよい(第2の実施態様)。
【0011】
また、上記の第1または2の実施態様において、
前記複数の横方向の畳表帯の各々と前記複数の縦方向の畳表帯の各々とに関し、当該畳表帯の前記畳表におけるい草繊維の方向は当該畳表帯の長手方向と垂直である
構成を採用してもよい(第3の実施態様)。
【発明の効果】
【0012】
本発明の第1の実施態様にかかる素材は、畳表を帯状体に成形した畳表帯を格子状に織り込むことによって生成されるため、同じ厚さの素材を例えば畳表を単純に積層して生成した場合と比較し、軽く弾力性に優れており、また、素材としてい草が多用されるため、調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能においても優れ、畳床、畳表、敷物、クッション、座布団、枕、壁材などの素材として好適である。
【0013】
さらに、帯状体の畳表が材料として用いられるため、畳表を用いた他の製品の製造等において端材として生じた幅の狭い畳表もその材料として利用可能であるとともに、それらの帯状体が格子状に織り込されることでシート状に成形されるため、長手方向の長さが短いものもその材料として利用可能である。その結果、同じ厚さの素材を例えば畳表を単純に積層して生成した場合と比較し、一般的に低コストでの製造が可能である。
【0014】
また、本発明の第2の実施態様にかかる素材は、畳表帯が2枚以上の畳表の積層体であるため、1枚の畳表による畳表帯を格子状に織り込んだ場合と比較し、弾力性、調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能、強度においてより優れるとともに、厚みを有し、例えば畳床の芯材などの厚みを要する素材として望ましい。
【0015】
また、本発明の第3の実施態様にかかる素材は、い草繊維の方向が畳表帯の長手方向と垂直であるため、短いい草繊維をその材料として利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の一実施例にかかる素材俯瞰図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例にかかる素材の側面図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例にかかる素材の一用途例の構成を説明する図である。
【図4】図4は、本発明の一実施例にかかる素材の一用途例の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(実施例)
以下、本発明の一具体例である実施例を、図面を用いて説明する。
【0018】
図1は、本実施例にかかる素材1の外観図である。図1に示されるように、素材1は全体として扁平なシート状の形状を有する。図2は、素材1をその側方、すなわち素材1が載置されている平面にほぼ平行な方向から見た図である。
【0019】
素材1は、長手方向が第1の方向(以下、「横方向」と呼ぶ)に揃うように敷き詰められた複数の畳表帯11と、長手方向が第1の方向とほぼ垂直の方向である第2の方向(以下、「縦方向」と呼ぶ)に揃うように敷き詰められた複数の畳表帯12とを備えている。以下、複数の畳表帯11を各々区別する場合、図1に示すように、それらを手前から順に畳表帯11−1、畳表帯11−2、・・・、のように呼ぶ。同様に、複数の畳表帯12を各々区別する場合、図1に示すように、それらを手前から順に畳表帯12−1、畳表帯12−2、・・・、のように呼ぶ。
【0020】
畳表帯11と畳表帯12の形状および構造は同じであり、それらは細長い矩形状の畳表が2枚、積層されたものである。
【0021】
畳表とは、乾燥したい草を製織してシート状に成形したものである。畳表の製織の方法には様々なものがあるが、一般的にい草を緯糸(よこいと)、麻糸か綿糸を経糸(たていと)として用いて織り上げられる。
【0022】
素材1は、上述したように横方向に敷き詰められた複数の畳表帯11と、縦方向に敷き詰められた複数の畳表帯12とが互いに格子状に織り込まれた構造を備えている。
【0023】
すなわち、畳表帯11−m(ただし、mは任意の自然数)が例えば、畳表帯12−1の上側、畳表帯12−2の下側、畳表帯12−3の上側、・・・、のように配置される場合、畳表帯11−mに隣接する畳表帯11−(m±1)は畳表帯12−1の下側、畳表帯12−2の上側、畳表帯12−3の下側、・・・、のように、畳表帯12に対する配置が逆となるように配置される。
【0024】
同様に、畳表帯12−n(ただし、nは任意の自然数)が例えば、畳表帯11−1の上側、畳表帯11−2の下側、畳表帯11−3の上側、・・・、のように配置される場合、畳表帯12−nに隣接する畳表帯11−(n±1)は畳表帯11−1の下側、畳表帯11−2の上側、畳表帯11−3の下側、・・・、のように、畳表帯11に対する配置が逆となるように配置される。
【0025】
上述した構造の素材1を製造するためには、例えば、まず、複数の畳表帯11をその長手方向が揃うように一平面上に配置し、続いて、畳表帯12−1を畳表帯11−1の下側、畳表帯11−2の上側、畳表帯11−3の下側、・・・、のように、手前の畳表帯11から順に上下を交互にくぐらせて行く。続いて、畳表帯12−2を畳表帯11−1の上側、畳表帯11−2の下側、畳表帯11−3の上側、・・・、のように、隣の畳表帯12−1とは畳表帯11に対する上下が逆となるように、手前の畳表帯11から順に上下を交互にくぐらせて行く。それを、畳表帯12−3以降に関しても繰り返す。その結果、図1に示すような畳表帯11と畳表帯12が格子状に製織された素材1が製造される。
【0026】
なお、畳表帯11および畳表帯12は、一般的な畳表用の製織機により製造された幅100センチメートル程度の畳表を、経糸に沿った方向に切断して生成される。そのため、それらの畳表におけるい草繊維の方向は各々、畳表帯11および畳表帯12の長手方向と垂直、すなわち短手方向である。
【0027】
以上のような構成を有する素材1は、弾力性に富むため、畳床、畳表、敷物、クッション、座布団、枕、壁材等の様々な用途に適している。また、素材1にはその材料として同面積の畳表4枚が使用されているため、同面積の通常の畳表と比較し、その枚数に応じた高い調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能が得られる。また、素材1の材料としては、従来は端材として廃棄されていた小さいサイズの畳表も利用可能であるため、同じ重量の畳表を用いる他の素材と比較し、一般的に低コストで製造可能である。さらに、素材1が通常の畳表の代用素材として用いられる場合などのように使用者の目に直接触れる場合には、その格子状の模倣が意匠的な美しさももたらす。
【0028】
以下に、素材1の用途例を示す。
【0029】
図3は、素材1を用いた畳Tの構成を説明する図である。畳Tは、下側から順に、下地材T1、芯材T2、表材T3が積層された構造を備えている。下地材T1は、例えば厚さ2.5センチメートルのMDF(Medium Density Fiberboard、中密度繊維板)であり、畳Tの形状および強度を保つ役割を果たす。芯材T2は、例えば厚さ2.5センチメートル程の素材1を2枚、積層したものである。表材T3は、例えば厚さが0.25センチメートル程の畳表を、隣接する畳表のい草繊維の方向が交差するように4枚積層したものである。なお、最も上に配置される畳表は畳Tの側面を覆い下面縁部(下地材T1の下面)へと巻き込まれた後、下面縁部に接着等により仮固定され、その状態で畳T全体を上下方向に貫くように縫い止め処理が施されている。
【0030】
近年は、芯材T2に例えばプラスチック発泡材を用い、表材T3としてMDFの表面を畳表で覆ったものを採用する、といったように、その素材の大半が人工物である畳がポピュラーとなっている。
【0031】
上記のような人工物を多用した畳は、踏み心地が不自然であるとともに、通気性が悪く、藁床を用いた伝統的な畳と比べ、調湿性能や空気浄化性能においても劣っている。
【0032】
これに対し、積層した素材1を積層した畳表にて覆った構造を持つ畳Tは、自然な踏み心地をもたらすとともに、藁以上に高い調湿性能、空気浄化性能、保温性能、防音性能を持つい草を多用しているため、それらの性能において極めて優れている。また、格子状に織られた素材1は、波状の畳表帯が隙間を生じるため、軽量化にも貢献する。さらに、畳表が素材1の凹凸感を僅かに残しつつ覆うため、耐久性に優れると共に心地よい肌触り感をもたらす。
【0033】
図4は、素材1を用いた座布団Zの構成を説明する図である。座布団Zの中心には積層された2枚の素材1が芯材として配置されている。それら2枚の素材1の上側および下側には、綿Cがクッション材として配置されている。さらに、それらの綿Cの外側には、繊維の方向が交差するように積層された2枚の畳表Mが表材として配置されている。これらの芯材、クッション材および表材の積層体全体の側面と上側縁部および下側縁部をぐるり一周覆うように装飾用縁布Eが配置されている。なお、縁部がぐるり一周、上下方向に縫い合わされることで、座布団Zの形状が保たれている。
【0034】
上記のような構成の座布団Zもまた、高いクッション性、調湿性能、空気浄化性能を示す。
【0035】
(変形例)
上述した実施例は、本発明の技術的思想の範囲内で様々に変形が可能である。以下にそのような変形の例を示す。
【0036】
素材1およびその用途例の各構成要素を特定する数値、形状、素材、個数などはあくまでも一例であって、特に問題がなければその他の数値、形状、素材、個数などが用いられてもよい。
【0037】
例えば、畳表帯11および畳表帯12は、2枚の畳表を積層したものとしたが、その積層の枚数は2枚に限られず、1枚もしくは3枚以上であってもよい。また、畳表帯11としては2枚の畳表を積層したものを用い、畳表帯12としては1枚の畳表を用いる、といったように、縦方向と横方向の畳表帯の積層の枚数を異ならせてもよい。さらに、畳表帯11−1としては2枚の畳表を積層したものを用い、畳表帯11−2としては3枚の畳表を積層したものを用いる、といったように、同じ方向の畳表帯の間において積層の枚数を異ならせてもよい。
【0038】
また、畳表帯11と畳表帯12とは同じ形状および構造を有しているものとしたが、それらの形状もしくは構造を異ならせてもよい。例えば、畳表帯11の幅を10センチメートル、畳表帯12の幅を5センチメートルのように、縦方向と横方向の畳表帯のサイズを異ならせてもよいし、畳表帯11−1の幅を10センチメートル、畳表帯11−2の幅を5センチメートルのように、同じ方向の畳表帯の間においてそれらのサイズを異ならせてもよい。
【0039】
また、上述した素材1の製造方法はあくまでも一例であって、例えば、専用の織機により、1枚の畳表帯11に対し複数枚の畳表帯12を同時に交互に上側、下側に配置させる工程を多数の畳表帯11に関し順次繰り返す製造方法によるなど、他のいかなる製造方法が素材1の製造方法として採用されてもよい。
【0040】
なお、畳表帯11および畳表帯12に関し、それらに用いられるい草繊維の方向は各々、畳表帯11および畳表帯12の長手方向と垂直であるものとしたが、特に問題がなければ、例えばい草繊維の方向が畳表帯の長手方向に沿った方向や斜め方向であってもよい。ただしその場合、既存の畳表をい草繊維の方向に沿った方向や斜め方向にカットすると経糸が切断され、い草が散けてしまうため、畳表帯11および畳表帯12用に末端処理のされた短冊状の畳表を製造する必要がある。
【0041】
また、上述した用途例において、芯材として素材1が2枚積層されたものが用いられ、表材として畳表が2枚積層されたものが用いられるものとしたが、これらの積層の枚数は2枚に限られず、他の如何なる枚数が採用されてもよい。また、表材等として積層された畳表が用いられる場合、それらの畳表は繊維の方向が交差するように積層されることで、多方向において均等な強度が得られ望ましいが、特に問題がなければ、畳表の繊維の方向が一方向となるように積層されたものが用いられてもよい。また、素材1は芯材に限らず、表材等の他の如何なる箇所の部材として用いられてもよい。
【0042】
また、上述した用途例に対し、例えば畳Tの下地材T1を設けない構造としたり、表材T3の畳表の枚数を3枚とするなどの変更を加えたり、座布団Zの1対の側面を最表面の畳表で覆い装飾用縁布Eをそれ以外の1対の側面のみを覆うように配置したり、装飾用縁布Eをその断面が「コ」の字ではなく逆「L」字に配置したり、クッション材を綿C以外の素材とするなど、様々な変形を加えてもよい。素材1が他の用途に用いられる場合も同様である。
【0043】
また、上述した素材1の用途はあくまでも一例であり、他のいかなる用途に素材1が用いられてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明にかかる素材は敷物や枕など、様々な物品の素材として採用可能であるため、大量に製造・販売され、いわゆる製造業や小売業などのサービス業において利用可能である。
【符号の説明】
【0045】
1…素材、11…畳表帯、12…畳表帯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
畳表を帯状体に成形した部材である複数の横方向の畳表帯と、
畳表を帯状体に成形した部材である複数の縦方向の畳表帯と
を備え、
前記複数の横方向の畳表帯は、各々の長手方向が同一方向となるように一平面上に順に並べて配置され、
前記複数の縦方向の畳表帯は、各々の長手方向が前記複数の横方向の畳表帯の長手方向と直交する方向となるように一平面上に順に並べて配置され、
前記複数の横方向の畳表帯の各々は、前記複数の縦方向の畳表帯のうち互いに隣接する任意の2枚の縦方向の畳表帯に関し、一方の縦方向の畳表帯の上側に配置された場合は他方の縦方向の畳表帯の下側に配置され、一方の縦方向の畳表帯の下側に配置された場合は他方の縦方向の畳表帯の上側に配置され、
前記複数の縦方向の畳表帯の各々は、前記複数の横方向の畳表帯のうち互いに隣接する任意の2枚の横方向の畳表帯に関し、一方の横方向の畳表帯の上側に配置された場合は他方の横方向の畳表帯の下側に配置され、一方の横方向の畳表帯の下側に配置された場合は他方の横方向の畳表帯の上側に配置される
ように格子状に製織された構造を有する素材。
【請求項2】
前記複数の横方向の畳表帯の各々と前記複数の縦方向の畳表帯の各々は、2枚以上の畳表の積層体である
請求項1に記載の素材。
【請求項3】
前記複数の横方向の畳表帯の各々と前記複数の縦方向の畳表帯の各々とに関し、当該畳表帯の前記畳表におけるい草繊維の方向は当該畳表帯の長手方向と垂直である
請求項1または2に記載の素材。

【図3】
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【図4】
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【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−14888(P2013−14888A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−146892(P2011−146892)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(505065582)村上産業株式会社 (1)
【Fターム(参考)】