説明

うどん

【課題】 従来味噌や、カレー粉などを、混ぜ込む麺はあったが、本発明は調理した味噌汁又は、味噌おでん又は、どて煮又は、カレーうどんの掛け汁、又は、うどんの掛け汁を混ぜるため、従来のものより容易に味つけができ、消費者のリクエストに応じて作りやすく、掛け汁が無くとも、整った味の麺を提供することができる。
【解決手段】 味噌汁又は味噌おでん又はどて煮又はカレーうどんのかけ汁、うどん汁必要に応じて食品添加物1種又は2種以上を練り込んだ麺、又はフリーズドライ製法、又はノンフライ法又は半生麺に加工、又は乾麺に加工した麺。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は各種の汁を含有させた麺に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1記載の野菜、魚介類等の食材入り麺類及び野菜、魚介類等の食材入りの麺類や各種の調味料を練り込む物はあったが、調理ずみの汁ものを含有し、練り込む麺は見当らなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2005−13200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
麺への味付けは限られたものであって、濃度についての味付けには自由度がそれ程高くなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、請求項1に記載した通り、味噌汁又は、味噌おでんの掛け汁又は、どて煮の掛け汁又は、カレーうどんの掛け汁又はうどん汁の内の1種の汁を、麺の原材料に含有させた事を特徴とする麺である。
請求項2として、上記麺に、更に食品添加物の1種又は2種以上を混ぜるまたはまぶす事を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の麺。
請求項3として、上記麺は、フリーズドライ製法又はノンフライ製法又は半生麺加工又は乾麺加工のいずれかとした事を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の麺。
請求項4として、上記麺は、寝かした事を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の麺。
【発明の効果】
【0006】
今までの麺の味付けでは単調で、十分満足のゆくものではなかった。しかし、本発明の麺によって整った味付けで食べる事が出来特に味の濃淡を自由に調整することが、出来ることとなった。
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0009】
味噌汁の味噌(八丁味噌20g、赤味噌10g、白味噌10gの合計40g)をだし汁43gの中に入れ、加熱調理し、その後常温まで冷やして、味噌汁を作り、それを麺原材料(小麦粉93g、塩6g、黒酢1g)に加えて、練り込んだ。これを平らに延ばして、切り揃えたものを茹でてから氷水でしめ、更に土鍋に別に作った味噌汁と本発明品を入れて、味噌煮込みとして食した。
前記実施例では、八丁味噌20g、赤味噌10g、白味噌10gの合計43gとしたが、八丁味噌10g〜100g、赤味噌10g〜100g、白味噌10g〜100gとしてもよい、但し、各種味噌の合計は少なくとも40g以上100gまでとすると味付けとしては良好である。なお麺の原材料は、小麦粉93g、塩6g、黒酢1gに対しての配合量であるが、更に食品添加物を適量添加しても良い。又、各種掛け汁の作り方として、味噌おでんの掛け汁の作り方はだし汁50g、八丁味噌40g、赤みそ10g、ざらめ35g、料理酒70g以上を混ぜあわせ加熱して作る掛け汁である。又、どて煮の掛け汁の作り方は、だし汁50g、動物性油脂0.1g八丁味噌50g、さとう25g、水100gを混ぜあわせ、加熱して作る掛け汁である。又カレーうどん掛け汁、の作り方は、麺つゆ60g、固形カレー10g、砂糖3g、片栗粉1g、水1gを混ぜあわせ加熱して作る。又、うどんの掛け汁の作り方は、だし汁50g、醤油7g、味りん7g、料理酒5gを混ぜあわせ加熱して作る掛け汁である。
【産業上の利用可能性】
【0010】
麺類業界に、おいて活用出来る物である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
味噌汁又は、味噌おでんの掛け汁又は、どて煮の掛け汁又は、カレーうどんの掛け汁または、うどん汁の内の1種の汁を、麺の原材料に含有させたことを特徴とする麺。
【請求項2】
上記麺に、更に食品添加物の1種又は2種以上を混ぜるまたは、まぶす事を特徴とする請求項1に記載の麺
【請求項3】
上記麺を、フリーズドライ製法又はノンフライ製法又は半生麺加工又は乾麺加工のいずれかとした事を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の麺。
【請求項4】
上記麺を寝かした事を特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3のいずれかに記載の麺