説明

かけ布団カバー簡単取付け具

【課題】ホテルのベッドメイクを行うとき、早く簡単に効率の良いメイク作業ができるよう小型で便利な、かけ布団カバー簡単取付け具を提供する。
【解決手段】中空軸1の上部左右にクリップ2を設け、中空軸の左右間をつなぐ伸縮パイプステ−3を設け、中空軸を支えるローラキャスター付きたたみ型伸縮パイプステ−4を設けた組み合わせを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ホテルのベッドメイク作業時に、器具のメカ機能を利用してベッドメイクする、かけ布団カバー簡単取付け具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のホテルベッドメイク作業は、機械化を利用することのない、人の手だけによる作業状況の中、一人で行う布団のメイク作業は、ベッド回りを四方八方に動く、むだな動作と処理作業で、今日まで改善策も取らずにベッドメイクを行ってきた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来は、次のような欠点があった。
(イ)ベッドメイク作業で、布団にカバーを付けるのに時間がかかり作業の効率性が悪かった。
(ロ)布団カバーを振り広げる時に、リネンの糸ほこりが客室内で舞っていた。
(ハ)人の削減に限界があった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
中空軸上部左右(1)にクリップ(2)を設け、伸縮パイプステ−(3)を設け、中空軸を支えるたたみ型伸縮パイプステ−(4)を設けた組み合わせによる。
本発明は、以上の構成によりなる、かけ布団カバー簡単取付け具である。
【発明の効果】
【0005】
この作品は、小型軽量化により扱い等が簡単で、女性にも使いやすく便利である。
メイク作業は、メカ機能を利用して本体の手元で行うので、布団カバーの取り付け作業が従来と違い、動く動作も少なく手間を省いた手順で、早くスムーズなメイク作業ができるようになった。
そのために作業効率も上がり、ほこりの減少にもつながるメイク処理で、生産性も上がった。
このような構成です。だから、このように新しい「発明の効果」が生まれました。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
中空軸(1)の上部左右に布団とカバーを止めるクリップ(2)を設け、中空軸左右を結ぶ伸縮パイプステ−(3)を設け、中空軸を支えるローラキャスター付きたたみ型伸縮パイプステ−(4)を設ける。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、一体型となった本体を、ベッド頭部に自立させて設置する。布団カバーを布団頭裾部にかぶせ、左右頭裾をクリップで止める。上下の伸縮パイプステーをベッド幅寄りまで伸ばす。布団にかぶさったカバー両裾を、布団に引き込めばカバーは付けられる。器具を撤去し仕上げに布団とカバーの四隅を調整すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明のコンパクト時の正面図である。
【図2】 本発明の側面図である。
【図3】 本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1中空軸 2クリップ 3伸縮パイプステ− 4たたみ型伸縮パイプステ−
5回転軸ボルト 6中空軸自立ロックピン 7ローラキャスター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(イ)中空軸上部左右(1)にクリップ(2)を設け、中空軸左右間をつなぐ伸縮パイプステ−(3)を設ける。
(ロ)中空軸左右(1)を支えるローラキャスター付きたたみ型伸縮パイプステ−(4)を設ける。
以上の構成よりなる、かけ布団カバー簡単取付け具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2006−271931(P2006−271931A)
【公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−127054(P2005−127054)
【出願日】平成17年3月30日(2005.3.30)
【出願人】(505153498)
【Fターム(参考)】