説明

ご褒美ポイントサービス事業とそのポイントを算出し利用する方法

【課題】コンピューターで動作する各種教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオなどを利用している方々が、今まで以上に効率的に且つ、長時間集中して勉強をしてもらう事とコンピューターで動作する各種のゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアの利用者の数を増やす事。
【解決手段】コンピューターで動作する各種教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオなどを利用している時間や習熟度などを元に算出したご褒美ポイントと呼ぶポイントを算出し、各種のゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで使用する事ができる特典に還元したり、各種のサービスポイントに、ご褒美ポイントを還元する事ができるようにする。各種のゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで継続的に料金を支払わなければ使用できないソフトウェアの場合は、ご褒美ポイントの増減を行う事が出来る様にする事で利用者の数を増やすサービス事業を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種の教育用ソフトウェアを利用している利用者に対して利用程度に応じて、何らかの特典サービスを行うというビジネスモデルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来からゲームソフトウェアなどでは、一定以上の得点取得利用者に対して、ご褒美映像と言われるアニメーションを表示する機能を持ったものがありました。
どこのメーカーのソフトウェアであるかは、指定できません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コンピューターで動作する各種教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオなどを利用している方々が、より一層の勉学意欲を持って取り組めるようにする事。
【0004】
コンピューターで動作する各種のゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアの利用者の数を増やす事
【課題を解決するための手段】
【0005】
コンピューターソフトウェアには、各種教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオだけではなく、いろいろな種類のソフトウェアがある。
ゲームソフトウェアや音楽ソフトウェアなど多種多様であり、インターネットなどの通信回線を利用した場合は、さらに、いろいろなサービスを受ける事が可能である。特に、物品の購入などを行った場合などは、サービスポイントなどを取得する事ができ、このサービスポイントで次回購入時に特典サービスを受ける事などが出来る。これらのサービスポイントも、いろいろな種類のものが存在します。例えば、クレジットカードの利用でポイントが加算されてそのポイントで特典サービスを受ける事ができる等数え挙げれば切りがない程である。
【0006】
これらのポイントサービスや多種多様のコンピーターソフトウェアとコンピューターで動作する各種教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオの利用者とを効果的に結び付けるサービス事業を行う事で解決する。
【0007】
教育用ソフトウェアを利用している時間とその正解率や得点、または、その教育用ソフトウェアの難易度などをポイント化する。このポイントをご褒美ポイントと呼びます。このご褒美ポイントを各種のポイントサービスなどに還元する仲介サービスや、各種のゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアなどで利用する事ができる特典に還元する事ができる様にゲームソフトウェア製作企業や類似のアミューズメントなソフトウェア製作企業に仲介する業務を行う。時と場合によっては、教育用ソフトウェアやそれに類似したソフトウェアを利用して得点取得競技を行う事によってご褒美ポイントを競技参加者に与えるなどのイベントサービスを行う。このイベントサービスのイベント参加費などは、参加者から徴収する場合もある。しかし、仲介料は、契約企業から徴収し、末端の教育用ソフトウェアやゲームソフトウェアを利用している方からは、徴収しない事業である。
【0008】
ここに言う各種のポイントサービスとは、商品をお買い上げ時のポイントサービスや、カード支払いのポイントサービスや、本発明のポイントサービスのポイントをサービスポイントとして認めて頂いた企業が提供するポイントサービスなどを言います。
【0009】
本発明のポイントサービスのポイントをサービスとして認めて頂いた企業が提供するポイントサービスの場合を御説明します。
【0010】
これに該当する企業とは、各種のゲームソフトウェアを販売供給している企業と、ゲームソフトウェアの製作企業と、各種の教育用ソフトウェアの製作企業及び、販売企業と、ハードウェアの販売企業とハードウェアの製作企業です。
【0011】
これらの企業に各種の教育用ソフトウェアの利用時間や習熟度に応じてポイント化して、それを何らかのサービス特典として還元してもらいます。例えば、新機種導入時の割引特典や、新しいソフトウェアを購入する場合の割引特典などです。基本的には、各企業の提供内容を吟味して、参加企業と協議して決定します。
【0012】
特に、各種のゲームソフトウェアの製作企業には、以下の様な特典を認めて頂く事を考えています。
【0013】
例えば、ロールプレイングゲームと呼ばれるゲームの場合は、キャラクターの性格付け用のポイントに還元するとか、キャラクターのレベルポイントに還元して貰うとか、キャラクターのニューアイテムや特殊アイテム取得用ポイントにして貰うといった具合です。
【0014】
シューティングゲームとかの場合は、特殊効果アイテムの取得などのポイントに還元してもらうとかを考えています。
【0015】
その他のゲームソフトウェアの場合は、そのソフトウェアを吟味して決定したいと考えています。
【0016】
フリーソフトウェアやオープンソースのソフトウェアなどの場合は、プログラムの改変行為などは、その著作権者の定めた規定に従って改良や改変を行います。
【0017】
前述では、インターネットなどの通信回線を利用したり、通信回線を利用しない場合でも、同じハードウェアのリムーバブルディスク上に記録されたご褒美ポイントを利用する場合を想定して記述しましたが、これらの方法以外でもご褒美ポイントを貯蓄したり、使用したりする行為が可能です。ご褒美ポイントを算出してこれを暗号形式などで表示して、電話で本発明のサービス事業者に連絡してご褒美ポイントを獲得する方法も考えられます。また、電話ではなくて、ご褒美ポイントの印刷や手書きによる暗号文の郵送などによって、本発明のサービス事業者と連絡する事も可能であると考えています。
【0018】
コンピューターで動作するゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで利用料を月額や年額など継続して使用する場合に料金を支払わなければ使用できないソフトウェアでご褒美ポイントを算出する方法としては、ゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアの製作企業と契約でご褒美ポイントの増減を行う事が出来る様にする事でゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアの製作企業の顧客の確保に貢献する。
【発明の効果】
【0019】
以前、本発明者がインターネットゲームをしていた時に、一緒にゲーム内でゲームをしていた少年がいました。この少年は、学校の期末試験があるとか言いながらも、夜中まで、本発明者とゲームで遊んでいました。ゲームソフトウェアでの特典欲しさにゲームではなくて各種の教育用ソフトウェアで勉強をする様になるのではなかろうかと考えています。各種の学習ソフトウェアで勉強をする事で、より、ゲーム上でのアドバンテージを取らせる事で勉学に励んで貰えると考えています。
【0020】
また、新社会人の場合でも、研修が忙しくゲームがやれないといった不満をもっていた人がいました。同じく研修用のビデオを見るとか、研修用の各種の教育用ソフトウェアによる特典によって、これらの不満やストレスを軽減してあげたいと考えています。
【0021】
また、これらの特典をご褒美として提供する事によって、子供の場合は、ご両親がわざわざご褒美の品物を購入する必要が少なくなり、経済効果が発生します。
【0022】
本発明のご褒美ポイントサービス事業者と契約した企業は、顧客の獲得をし易くなるメリットがあると考えられます。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
インターネットなどの通信回線を利用して、各種の教育用ソフトウェアの利用者の利用状況を把握して、サーバーにご褒美ポイントとして保存し、そのご褒美ポイントを各種の教育用ソフトウェアの利用者に還元する方法が最良だと考えています。
【0024】
インターネットなどの通信回線を利用して、各種の教育用ソフトウェアに何らの改変も行わずにこのサービスを行う場合は、リモートコントローラーなどによって、サーバーから、各種の教育用ソフトウェアの動作時間を監視する程度の事しかできません。従って、各種の教育用ソフトウェアの製作企業に協力して貰ってご褒美ポイントを算出するプログラムを作成して貰う事が必要になります。勿論、参加した、ゲームソフトウェアの製作企業にも、ソフトウェアにご褒美ポイントを利用する事が出来る様にして貰う事が必要に成ります。ハードウェアの問題点、特に、インターネットなどの通信回線に接続して使用できない等の問題もありますが、この点も改良して貰う事が最良の利用形態になると確信しています。
【0025】
しかし、インターネットなどの通信回線を利用していない場合でも、ご褒美ポイントサービス事業者と契約しているゲームソフトウェアや教育用ソフトウェアが同じハードウェア上で動作している場合もあります。この場合でも、ご褒美サービスポイントが利用できる様に双方のプログラムを改良しておく必要があります。具体的には、インターネットに接続されているかどうかを確認して、インターネットに接続されていない様ならば、ご褒美ポイントを貯める場所をそのハードウェアのリムーバブルディスク上の一定の場所に特定して書き換えが出来ないようにした、データーベースに保存する事が出来る様に改良して貰う事が必要になります。
【実施例】
【0026】
事業方法のアイデアなので実施例は、ありません。しかし、どこまでが、人為的に行われる行為なのかを明示する為に、図を使って御説明します。
【0027】
本発明の事業全体の簡単な説明
【0028】
図1を参照して下さい。ご褒美ポイントサービス事業者(図符号a)がご褒美ポイントサービスに参加した企業(図符号b)と契約を結びます。この契約内容は、各企業ごとにサービス内容が違ってきますので、ケースごとに契約をします。つまり、ご褒美ポイントサービスの内容を明記した契約を結ぶのです。そうして、大きなご褒美ポイントサービス事業団体(図符号d)という架空の団体を形成し、その架空の団体がサービスを提供するというものです。サービスを受けるお客様は、各種の教育用ソフトウェアの利用者が対象になります。この利用者が各種の教育用ソフトウェアの利用をする事で、利用時間や習熟度や教育用ソフトウェアの難易度などを複合的に検討してご褒美ポイントがプログラムによって自動的に作成されます。利用者がこのご褒美ポイントを使用したい時に請求して、ご褒美ポイントサービスを実施して貰うというシステムです。
【0029】
インターネットなどの通信回線を利用した場合の説明
【0030】
図2を参照して下さい。本発明のご褒美ポイントサービス事業者が管理運営するサーバー(図符号h)と利用者のハードウェア(図符号i)は、インターネットなどの通信回線(図符号k)で接続されています。利用者(図符号e)が契約済み企業が作成した各種の教育用ソフトウェアを利用すると、ご褒美ポイントがプログラムによって作成されます。最も単純なシステムでは、契約済み企業が製作した各種の教育用ソフトウェアのプログラムに何らの改変を施さずにポイントを算出します。この場合、サーバーは、利用者のハードウェア内の契約済み企業が作成した教育用ソフトウェアが動作していた時間を監視する事でご褒美ポイントを算出します。そうして、サーバー内のリムーバブルディスクにご褒美ポイントを貯めます。それと、同時に利用者のハードウェア内のリムーバブルディスク内にもご褒美ポイントを記録します。これは、インターネットなどの通信回線に接続していない時でもご褒美ポイントサービスを実施できるようにする為の処理です。そうして、利用者がご褒美ポイントサービスを受けたいと思った時にその旨の意思表示を利用者のハードウェアからサーバーに伝達させる事でサービス特典を実施して貰うというシステムです。勿論、使ってしまった分のご褒美ポイントサービスのポイントは、減少します。
【0031】
インターネットなどの通信回線を利用しない場合の説明
【0032】
図3を参照して下さい。この場合のご褒美ポイントサービスは、インターネットなどの通信回線に接続されていませんので、インターネットなどの通信回線で接続されていない場合には、利用できないサービスが発生します。例えば、新規にハードウェアを購入する時の割引特典などです。この様な場合は、基本的には、利用者のハードウェア内にある契約済み企業が製作した各種のゲームソフトウェアの特典サービスが主たるサービスになります。つまり、ゲームソフトウェアの特殊アイテム取得用ポイントに還元するなどです。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の事業全体図
【0034】
【図2】インターネットなどの通信回線を利用した場合の説明図
【0035】
【図3】インターネットなどの通信回線を利用しない場合の説明図
【符号の説明】
【0036】
1 aは、本発明のご褒美ポイントサービス事業者
2 bは、複数の企業
3 cは、契約
4 dは、想像上のご褒美ポイントサービス事業団体
5 eは、各種の教育用ソフトウェア利用者
6 fは、手作業
7 gは、コンピュータープログラム処理
8 hは、本発明のご褒美ポイントサービス事業者のサーバー
9 iは、各種の教育用ソフトウェア利用者のハードウェア
10 jは、リムーバブルディスク
11 kは、インターネットなどの通信回線に接続

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューターで動作する各種の教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用ソフトウェア類似のソフトウェアで競技させた結果から算出するポイントを各企業の特典やコンピューターで動作するゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで使用できる特典に還元するサービス方法
【請求項2】
コンピューターで動作する各種の教育用ソフトウェアやコンピューターで動作する教育用のビデオの利用時間や習熟度やそのソフトウェアの難易度などから算出するポイントを各企業の特典やコンピューターで動作するゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで使用できる特典に還元するサービス方法
【請求項3】
コンピューターで動作するゲームソフトウェアや類似のアミューズメントなソフトウェアで利用料を月額や年額など継続して使用する場合に料金を支払わなければ使用できないソフトウェアでご褒美ポイントを算出する方法

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−310789(P2008−310789A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−185006(P2007−185006)
【出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【出願人】(502103209)
【Fターム(参考)】