説明

しおり・定規・アイマスクになるピンホールメガネ

【課題】ピンホールメガネには、メガネタイプと水中メガネタイプがあるが、気軽に常時携帯するには、わずらわしい。そこで、しおりとして手帳にはさんで、常時気軽に携帯できるようにし、また定規や昼寝の時のアイマスクとしても使用できるようにする多機能ピンホールメガネを提供する。
【解決手段】シートでメガネを創作し、小穴(2)を開けてピンホールメガネを創作する。シートだから折りたためば、しおりとして手帳や本にはさみ気軽に携帯することができる構造になる。またメガネの上部を水平にしてメモリ(3)を入れ、定規としても利用できるようにする。そしてピンホールメガネ効果とアイマスク効果を出すために、ピンホールの数を減らし、そしてメガネ全体の構造を、光をさえぎる構造にする。以上の構造だからピンホールメガネ、しおり、定規、アイマスクとして使用でき、常時気軽にしおりとして手帳にはさみ携帯できる多機能ピンホールメガネとなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、目のいやし効果と目の訓練として利用されているピンホールメガネを常時気軽に携帯できるようにするために、しおりとして手帳にはさんで気軽に携帯できるようにしたピンホールメガネである。またメガネの上部を定規としても利用でき、アイマスクとしても利用できるようにしたピンホールメガネを提供する。
【背景技術】
【0002】
従来、ピンホール原理を利用したピンホールメガネはありました。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、目のいやしと訓練として3分間ほど掛けて使用する以外何もなかった。そして、メガネタイプと水中眼鏡タイプに小穴を入れたもので、常時気軽に携帯するにはわずらわしいものがあった。本発明は、しおりとして常時手帳にはさみ気軽に携帯することができ、また定規としてもアイマスクとしても使用できるピンホールメガネを課題としたものである。
【課題を解決すための手段】
【0004】
この課題を解決するために試作品を何度も創り実験を繰り返した結果、(図1)のようにメガネをシートで創作し、小穴(2)をあけピンホールメガネを創作した。そしてたたむと、しおりとして手帳や本にはさめるように創作した(図2)。また定規としても使用できるように、メガネの上部を水平にしてメモリ(3)を入れた(図1)。そして、ピンホールメガネ効果とアイマスク効果を出すために小穴の数を減らし、また光をさえぎる構造(図3)にした。
【発明の効果】
【0005】
本発明は以上の構造だから、たたんでしおりとして手帳や本にはさんで気軽に常時携帯することができるようになった。また、メガネの上部にメモリを入れたことで、しおり状態やメガネを広げた状態で定規として使用できる。そしてシートだから定規として円形のような物体も測ることができる。それから、光をさえぎる構造(図3)にしたため、昼寝や休息の時のアイマスクとしての効果も確認することができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例にについて説明する。
図1において、メガネをシート(1)で創作し、小穴(2)を開け、メガネの上部を水平にしてメモリ(3)を入れ、鼻キズ防止部(5)を設け、しおりとしてのひも(4)を付ける。
【0007】
小穴の大きさは直径1ミリほど、小穴と小穴の間隔は2,5ミリほどである。
【0008】
このメガネの材質は安全なものなら何でもよい。また鼻キズ防止部(5)はなくてもよい。定規としてのメモリは表と裏どちらに入れてもよい。
【0009】
メガネの裏の色は黒系で創作(ピンホール原理・アイマスク効果がよく出る)、表は黒系、ブルー系、グリーン系、チャ系、何でもよい。また表のデザインをメガネのふちに目を入れたデザインにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0010】
本発明に係るピンホールメガネは、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明を折りたたんで、しおりとしての状態図である。
【図3】本発明の使用状態斜視図である。
【符号の説明】
【0012】
(1)シートで創作した本発明
(2)小穴
(3)定規
(4)しおりのひも
(5)鼻キズ防止部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート(材質は安全なものなら何でもよい)でメガネの形を作り、小穴を開け(2)、鼻キズ防止部(5)を設け、しおりとしてのひも(4)を付け、メガネをたたむとしおり(図2)となるように設計し、またメガネの上部を水平にし、メモリを入れて定規(図1)としても使用できるように創作し、またピンホールメガネ効果とアイマスク効果を出すために光をさえぎる構造(図3)にしたピンホールメガネ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−118321(P2011−118321A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−291370(P2009−291370)
【出願日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(506244412)