説明

すかし模様の形成された伸縮性布帛および製造方法

【課題】透かし模様があり高度なストレッチ性を有する意匠性に優れた伸縮性布帛を得る。
【解決手段】伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸より構成される布帛であって、非弾性糸が抜食加工されすかし模様が形成された伸縮性布帛。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は伸縮性に優れ、かつすかし模様が形成され意匠性に優れた伸縮性布帛に関するものである。
【背景技術】
【0002】
抜食捺染の一種として、絹繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維の繊維と、綿繊維、レーヨン繊維などの植物性繊維を交編織し、硫酸や硫酸アルミなどの炭化用糊を印捺し、印捺部分の植物性繊維を除去して透かし模様を形成するオパール加工は、布帛の意匠性を向上する手段としてよく知られている。例えば、耐酸性に比較的優れるポリエステル系繊維と、綿繊維のように酸に弱いセルロース繊維とを交織あるいは交編した編織物を酸で処理して、セルロース繊維を焼き抜き除去して編織物に透かし模様を付与し、意匠性を高めることが行われている。又、アルカリ溶解度の異なるポリエステル系繊維からなる編織物に透かし模様を付与するオパール加工なども開示されている。
【特許文献1】特開2002−61070号公報
【特許文献2】特開平5−263375号公報
【0003】
一方、近年ストレッチ布帛はその機能が広く認められるようになり、婦人衣料はじめほぼ標準化されてきた。ストレッチ布帛を得る方法は種々存在するが、優れた伸縮性を得るにはポリウレタン弾性繊維を用いることが一般に行われている。更に、ストレッチ布帛の意匠性高めることが求められ透かしも模様のあるストレッチ布帛の需要はあるものの、ポリウレタン弾性繊維は耐酸性に劣るため、上述のオパール加工を施すと、欲する模様が得られず、すかし模様があって高度なストレッチ性を有する意匠性に優れた伸縮性布帛を得ることが出来なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は従来技術の課題を背景になされたもので、透かし模様があり高度なストレッチ性を有する意匠性に優れた伸縮性布帛を得ることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは上記課題を解決するため、鋭意研究した結果、遂に本発明を完成するに到った。即ち本発明は、(1)伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸より構成される布帛であって、非弾性糸を抜食加工してすかし模様が形成された伸縮性布帛、(2)芯糸にポリエステル系弾性糸、鞘糸に非弾性糸からなるカバードヤーンを用いていることを特徴とする(1)に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛、(3)ポリエステル系弾性糸と非弾性糸からなる交撚糸を用いていることを特徴とする(1)に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛、(4)前記ポリエステル系弾性糸がポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛、(5)前記ポリトリメチレンテレフタレートを主成分とする弾性糸が、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートからなる、サイドバイサイド又は偏芯芯鞘型複合繊維であり、布帛の経緯方向の定荷重伸長率が10%以上で同回復率が60%以上であることを特徴とする(4)に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛、(6)非弾性糸が綿繊維、麻繊維、ケナフ繊維、納豆繊維、大豆たんぱく繊維、羊毛繊維、絹繊維、カシミヤ繊維、モヘア繊維の何れか、あるいは2種以上の組合せからなることを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛、(7)非弾性糸が再生セルロース繊維、アセテート繊維、プロミックス繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、アクリル系繊維の何れか、あるいは2種以上の組合せからなることを特徴とする(1)〜(6)いずれかに記載の透かし模様の形成された伸縮性布帛、(8)伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸からなる織編物に非弾性糸を分解もしくは溶解する成分をインクジェトプリンター又は捺染法で付与し、加熱及び/又はスチーム処理した後水洗し、弾性糸の可染染料及び/又は非弾性糸の可染染料で染色することを特徴とする透かし模様が形成された伸縮性布帛の製造方法、(9)前記ポリエステル系弾性糸が、ポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする(8)に記載の透かし模様が形成された伸縮性布帛の製造方法、である。
【発明の効果】
【0006】
本発明による伸縮性布帛は、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系弾性糸と非弾性糸を複合した布帛に抜食加工を施し透かし模様を付与するものであり、優れた伸縮特性と高い意匠性を両立することが可能となり、ブラジャー等のインナー、ブラウス等のアウターをはじめスポーツアパレルなど広範な用途で展開することができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の抜食加工された伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸より構成される布帛であって、非弾性糸を抜食加工してすかし模様が形成された伸縮性布帛であることが好ましい。
【0008】
ポリエステル系弾性糸を抜食加工されたすかし模様部に残存させることにより、極めて良好な意匠性を付与することができるからである。すなわち、従来用いられていたポリウレタン弾性糸は、非弾性糸の抜食加工により、ほぼ全量溶出し、単に穴が開いただけの状態となって模様を付与することができず、また溶出し難い非弾性糸を模様部に残存させることも試みたが、模様部分が弛み、満足できる意匠性が得られなかった。そこで、本発明者らが更に検討した結果、ポリエステル系弾性糸を用いることにより、模様の細部まで表現でき、優れた意匠性が得られることを見出したことに基づくものである。
【0009】
またポリエステル系弾性糸は染色性がよく、染料の選択によって、すかし部のみにほのかに着色することが可能となり、多様な表現が可能となる。
【0010】
当該ポリエステル系弾性糸は、伸縮伸長率が20%以上であることが好ましい。伸縮伸長率が20%以上であれば、実用上必要とされる伸縮性を付与し、更には優れた意匠性を付与することができるからである。伸縮伸長率の上限は特に限定されないが、700%を超えると、物性上の利点がないのみならず、取り扱い性が低下する。より好ましい範囲は30〜500%更に好ましくは40〜400%である。
【0011】
また、当該ポリエステル系弾性糸は、伸縮弾性率が70%以上であることが好ましい。伸縮弾性率が70%以上であれば、模様部分の張りが良好となり、優れた意匠性を付与することができるからである。伸縮弾性率の上限は特に限定されないが、98%を超えると、特に意匠性が要求される衣料用途として適さない布帛となる。より好ましい範囲は75%〜94%、更に好ましくは80〜90%である。
【0012】
本発明のすかし模様の形成された伸縮性布帛に用いるポリエステル系弾性糸は、ポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることが好ましい。ポリトリメチレンテレフタレートは優れた伸縮性を有し、更には染色性も優れるため、すかし模様部に優れた意匠性を付与することができるからである。
【0013】
本発明でいうポリトリメチレンテレフタレート弾性糸とは酸性分としてテレフタル酸、ジオール成分として1,3−プロパンジオールを用いたポリエステルであり、ジオール成分および酸成分の一部が各々15mol%以下の範囲で他の共重合可能な成分で置換されたものであってもよい。また、これらは他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料などの添加物を含有していてもよい。
【0014】
本発明で使用するポリトリメチレンテレフタレートを主成分とする弾性糸は、2種類のポリマーから構成されるものが好ましく、2種類のポリマーをサイドバイサイド型複合あるいは偏芯芯鞘型複合の形態とすることが好ましい。重合度が異なるポリトリメチレンテレフタレートの組合せか、ポリトリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートの組合せが好ましい。
【0015】
特にPETとPPTの組み合わせとすると、PETとPETあるいはPETとPBTの組み合わせの場合よりも捲縮のコイル径が小さくなり、しかも捲縮の位相が揃い易くストレッチ性に優れたものとなる。
【0016】
本発明の布帛は、弾性糸が伸長される方向の定荷重伸長率が10%以上で、同回復率が60%以上ある伸縮性能を言う。伸長率が10%未満では伸縮性があるとは言いがたく、要求される様々な形に貼り付け施工される時の追従性が十分ではない。より好ましくは15%以上の伸長性を有し、伸長回復率が70%以上の伸縮性能を有することである。
【0017】
これらの伸縮特性を付与するのが弾性糸の役割であり、その混用率は20wt%未満である。20%を超えると弾性糸特有のプラスティックライクな風合いになり、布帛間の滑りも悪くなる。また布帛表面に弾性糸が多く顔を出し、いらついた光沢感を呈するようになる。また弾性糸は高価でもあり、経済性を阻害する要因ともなる。伸縮性能をも加味すると混用率は3%以上20%未満、より好ましくは5%以上15%未満である。
【0018】
本発明における弾性糸と非弾性糸の混用方式は制限されるものではないが、交織、交編、交撚、混繊、複合(複合紡績、カバリンク)の方式があるが、複合糸として、単独または他の非弾性糸と、交織、交編することが一般的である。複合糸の形態としては、カバードヤーンまたは交撚糸であることが好ましい。カバードヤーンであれば弾性糸を非弾性繊維でほぼ、完全に被覆でき布帛表面にださないことができること、抜食効果が顕著になることから好ましく、交撚糸で有ればストレッチ性が優れることから好ましい。
【0019】
他方、非弾性糸は天然繊維、化学繊維あるいは両者の組合せなど制限させるものではない。天然繊維としては、綿繊維、麻繊維、ケナフ繊維、納豆繊維、大豆たんぱく繊維、羊毛繊維、絹繊維、カシミヤ繊維、モヘア繊維などを例示することができ、化学繊維としては再生セルロース繊維、アセテート繊維、プロミックス繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、ビニロン系繊維、アクリル繊維、アクリル系繊維などを例示することができる。意匠性と実用性を高度に実現するためには、非弾性糸として天然繊維、特に綿繊維が好ましい。
【0020】
ポリトリメチレンテレフタレート弾性糸と非弾性糸からなる織編物に非弾性糸を分解もしくは溶解する成分をインクジェトプリンター又は捺染法で付与し、加熱及び/又はスチーム処理した後水洗し、弾性糸の可染染料及び/又は非弾性糸の可染染料で染色することが好ましい。抜食加工法として非弾性糸を分解もしくは溶解させる成分としては硫酸、硫酸アルミニウム、硫酸ナトリウム、あるいはアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、水酸化ナトリウムなどがあげられるが、非弾性糸の種類により選択すればよい。また分解もしくは溶解する成分を付与する方法としては模様の変更しやすさなどからインクジェットプリンターを用いることが好ましい。続けて加熱及び/又はスチーム処理することで非弾性糸の溶解や分解を促進されるため好ましく採用される。また染色においてはポリトリメチレンテレフタレート弾性糸を染色する分散染料で染色しても良いし、非弾性糸を染色する染料で染色しても良い。また、その両方の染料で染色しても構わない。
【実施例】
【0021】
以下、実施例を用いて詳述するが、本発明の実施形態を限定するものではない。
[糸の伸縮伸長率]
JIS−L1013 C法に準拠した。
[糸の伸縮弾性率]
JIS−L1013 C法に準拠した。
[定荷重伸長率及び回復率]
「風合い評価の標準化と解析」(日本繊維機械学会編集)の第IV章 「布の力学的特性の
測定」に記載の方法にのっとり、測定した。幅20cm、長さ5cmの試料を布帛の経方向、
緯方向に採取し、長さ方向に4.00×10―3 /sec一定で、最大荷重100gf/cm(0.98N/cm)まで引張り、変形回復過程に移り、最大荷重時の伸長率を求めた。伸長率と変形回復過程の0応力到達時の歪み量の差の伸長率との比率を回復率とし、丸編みの場合はコース方向を、織物の場合は用いた弾性糸が伸長される方向(経糸及び緯糸双方の場合は双方の平均値)をその伸長率及び回復率とした。
【0022】
(実施例1)
固有粘度(IV)が1.38のホモPTTと固有粘度(IV)が0.59のホモPETをそれぞれ別々に溶融し、紡糸温度274℃で36孔の複合紡糸扁平口金から複合比(重量%)50:50で吐出し、紡糸速度1380m/分で引き取り、276デシテックス、36フィラメントのサイドバイサイド型複合構造未延伸糸、扁平キノコ型断面糸を得た。さらにホットロール熱板系延伸機(接糸長:20cm、表面粗度:3S)を用い、ホットロール温度75℃、熱板温度170℃、延伸倍率3.2倍で延伸し、次いで、一旦引き取ることなく、連続して0.9倍でリラックスして巻き取り、84デシテックス、3
6フィラメントの延伸糸を得た。延伸糸は扁平キノコ型断面糸で強度:4.3cN/デシテックス、伸縮伸長率が32%、伸縮弾性率が80%であった。この糸を芯糸として100‘sの綿繊維を鞘糸とした60番相当のカバードヤーンを天竺編機にて製編し、センターカットすることで得た天竺編物に、東伸工業性市ノ瀬イメージプルーファー型インクジェットプリンターを用いて、花柄模様に、硫酸塩を含有する糊剤を印捺した。その後、加熱ヒーターで105℃−2分加熱処理し、130℃−30分のスチーム処理を施した後水洗乾燥した。さらに、液流染色機にて、分散染料を用いて、花柄のスカシ模様を有するシャンブレー調の天竺編地を得る事が出来た。この編地の伸長率は40%、伸長回復率は88%であった。
【0023】
(実施例2)
実施例1の弾性糸と55デシテックス24フィラメントのナイロン6繊維とを交撚して、天竺編地を作成し、東伸工業性一之瀬#7000番タイプ型スクリーン捺染機を用いて、花柄模様を基本模様として配置した捺染模様に、硫酸塩を含有する糊剤を印捺した。その後、加熱ヒーターで105℃−2分加熱処理し、130℃−30分のスチーム処理を施した後水洗乾燥した。その際、耐酸性に劣るナイロン繊維のみが溶解除去された。さらに、液流染色機にて、酸性染料を用いて、明確な花柄のすかし模様を有する天竺編地を得ることが出来た。この編地の伸張率は44%、伸張回復率は85%であった。
【0024】
(比較例1)
ポリトリメチレンテレフタレート弾性糸の代わりにポリウレタン弾性糸(東洋紡績株式会社製 エスパ 465)44デシテックスとし、綿の代わりにポリエチレンテレフタレート短繊維(1.5デシテックス×44mm)とした以外は、実施例―1と全く同法の加工を施した。酸によりポリウレタン弾性糸が溶解し、生地中にはポリエステル繊維のみが残存し、花柄のすかし模様派形成されなかった。又、この生地の伸張率は53%であったが伸張回復率は42%と回復性の悪い生地であった。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明による伸縮性布帛は、ポリエステル系弾性糸と非弾性糸を複合した布帛に抜食加工を施し透かし模様を付与した、意匠性に優れ高度なストレッチ性を有する伸縮性布帛であり、ブラジャー等のインナー、ブラウス等のアウターをはじめスポーツアパレルなど広範な用途に適する伸縮性布帛を提供することができ、産業界に寄与すること大である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸より構成される布帛であって、非弾性糸が抜食加工して、すかし模様が形成された伸縮性布帛。
【請求項2】
芯糸にポリエステル系弾性糸、鞘糸に非弾性糸からなるカバードヤーンを用いていることを特徴とする請求項1に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項3】
ポリエステル系弾性糸と非弾性糸からなる交撚糸を用いていることを特徴とする請求項1に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項4】
前記ポリエステル系弾性糸がポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項5】
前記ポリトリメチレンテレフタレートを主成分とする弾性糸が、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートからなる、サイドバイサイド又は偏芯芯鞘型複合繊維であり、布帛の経緯方向の定荷重伸長率が10%以上で同回復率が60%以上であることを特徴とする請求項4に記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項6】
非弾性糸が綿繊維、麻繊維、ケナフ繊維、納豆繊維、大豆たんぱく繊維、羊毛繊維、絹繊維、カシミヤ繊維、モヘア繊維の何れか、あるいは2種以上の組合せからなることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載のすかし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項7】
非弾性糸が再生セルロース繊維、アセテート繊維、プロミックス繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、アクリル系繊維の何れか、あるいは2種以上の組合せからなることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の透かし模様の形成された伸縮性布帛。
【請求項8】
伸縮伸長率が20%以上、伸縮弾性率が70%以上のポリエステル系弾性糸と非弾性糸からなる織編物に非弾性糸を分解もしくは溶解する成分をインクジェトプリンター又は捺染法で付与し、加熱及び/又はスチーム処理した後水洗し、弾性糸の可染染料及び/又は非弾性糸の可染染料で染色することを特徴とする透かし模様が形成された伸縮性布帛の製造方法。
【請求項9】
前記ポリエステル系弾性糸が、ポリトリメチレンテレフタレートを主成分とすることを特徴とする請求項8に記載の透かし模様が形成された伸縮性布帛の製造方法。

【公開番号】特開2007−39854(P2007−39854A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−228042(P2005−228042)
【出願日】平成17年8月5日(2005.8.5)
【出願人】(000003160)東洋紡績株式会社 (3,622)
【Fターム(参考)】