説明

つば付き容器用ホルダー

【課題】つば付き容器を確固に保持すると共に、側板部の下端をつば付き容器の側面に圧接させて側板部が開きにくいつば付き容器用ホルダーを提供する。
【解決手段】天板部11の両側に折り線12、12を介して側板部13、13が設けられ、つば付き容器1の保持部には、爪部用爪部用切込み14、14が形成され、爪部用切込み14、14の両側より側板部13、13に伸びて弾性用切込み15、15が形成され、爪部用切込み14、14の両側より内側に傾斜したつば部外周圧接用切込み16、16が形成され、つば部外周圧接用切込み16、16の両側より折り線12、12に伸びて切込み17、17が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】

本発明は、納豆、ヨーグルト、プリン等の物品を充填したつば付き容器用ホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】

従来のつば付き容器用ホルダーは、図13に示す構造となっている。容器用ホルダー110は、長方形状のシート状台紙よりなり、天板部111の長手方向の両側に折り線112、112を介して側板部113、113が設けられている。折り線112、112の間隔W1はつば付き容器1のつば部2の真下の外周側径D1と略等しいに形成されている。つば付き容器1を保持する保持部には、相対向して折り線112、112より天板部111内に突出して爪部となる切込み114、114が形成され、この切込み114、114の両側より側板部113、113に伸びて弾性用切込み115、115が形成され、更に弾性用切込み115、115より折り線112、112に沿って両側に切込み116、116が形成されている。

【0003】
そこで、つば付き容器1上に相対向する切込み114、114間が位置するように容器用ホルダー110を載せ、側板部113、113を折り線112、112に沿って下方向に折り曲げる。これにより、つば付き容器1のつば部2が対向する切込み114、114, 116、116にそれぞれ挿入され、つば付き容器1は容器ホルダー110に保持される。この場合、容器ホルダー110の折り線112、112とつば付き容器1のつば部2の下面に当接する切込み116、116の折り曲げ側部側の縁とは、つば付き容器1のつば部2の直下の外周側に略同一に位置するので、折り曲げた側板部113、113は外に広がらない。また切込み114は折り線112、112部分より若干内側に突出しているので、切込み114がつば付き容器1のつば部2の下面に強く当接し、その反力により一旦内側に折り曲げられた側板部113、113が外側に広がらずにつば部2を確固に保持する。なお、この種のつば付き容器ホルダーとして、特許文献1〜4が挙げられる。

【0004】

【特許文献1】実公昭56−28124号(実開昭52−125581号)公報
【特許文献2】実公昭59−63241号(実開昭57−95356号)公報
【特許文献3】実用新案登録第2540090号(実開平5−35741号)公報
【特許文献4】特開平7−291346号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、切込み114が折り線112より内側に位置し、また切込み114が弾性力を有するように切込み114の両側に弾性用切込み115、115を設けているので、特許文献2〜4よりつば付き容器1を確固に保持し、また側板部113、113の外側への広がりが防止される。特許文献1では、切込み114がつば部2の下面に強く当接して反力が生じるが、この構造による反力では側板部113、113が外側に広がらないようにすることはできても、側板部113、113を特許文献1に図示されているようにつば付き容器1に沿うように内側に折り曲げる反力は得られなく、特許文献2〜4に示すように略垂直に折り曲げられる。
【0006】

本発明の課題は、つば付き容器を確固に保持すると共に、側板部の下端をつば付き容器の側面に圧接させて側板部が開きにくいつば付き容器用ホルダーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】

上記課題を解決するための本発明の請求項1は、天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成されたつば付き容器用ホルダーにおいて、前記爪部用切込みの両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込みが形成され、このつば部外周圧接用切込みの両側より前記折り線に伸びて切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とする。
【0008】

上記課題を解決するための本発明の請求項2は、天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられたつば付き容器用ホルダーにおいて、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部内につば部圧接用切込みが形成され、このつば部圧接用切込みの内側の両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、この弾性用切込みより折り線側に直線状に伸びて爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みと前記折り線は切込みで連設されており、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とする。
【0009】

上記課題を解決するための本発明の請求項3は、天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、天板部は2列に複数個のつば付き容器を並べた場合につば付き容器のつば部が外側に少しはみ出る大きさとなっており、つば付き容器を保持する折り線側に保持部が形成され、この両側の爪部用切込みに対向して天板部の左右に差込み用切込みが前後方向に並んで形成された容器用ホルダーにおいて、前記保持部は、相対向して折り線より天板部内に突出して爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、前記爪部用切込みの両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とする。
【0010】

上記課題を解決するための本発明の請求項4は、天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、天板部は2列に複数個のつば付き容器を並べた場合につば付き容器のつば部が外側に少しはみ出る大きさとなっており、つば付き容器を保持する折り線側に保持部が形成され、この両側の爪部用切込みに対向して天板部の左右に差込み用切込みが前後方向に並んで形成された容器用ホルダーにおいて、前記保持部は、相対向して中央部で天板部内につば部圧接用切込みが形成され、このつば部圧接用切込みの内側の両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、この弾性用切込みより折り線側に直線状に伸びて爪部用切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とする。
【0011】

上記課題を解決するための本発明の請求項5は、天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられたつば付き容器用ホルダーにおいて、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部内に爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側に連接して外側でつば付き容器のつば部内に切込みが形成され、この切込みの端部より側板部に伸びて第1の弾性用切込みが形成され、前記切込みの端部及び前記第1の弾性用切込みより連接して前記折り線側に直線状に伸びてつば部外周圧接用切込みが形成され、このつば部外周圧接用切込みの端部より前記側板部に伸びて第2の弾性用切込みが形成されており、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】

請求項1及び2によれば、爪部用切込みより更に内側に突出したつば部外周圧接用切込みが形成されているので、折り線を下方向に折り曲げると、つば部外周圧接用切込みの内側面がつば部の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用切込み部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部の下端部がつば付き容器側に押し付けられる。この作用により、容器用ホルダーの側板部は従来のものより更につば付き容器を確固に内側に押えることができる。
【0013】

請求項5によれば、つば部外周圧接用切込みの外側に切込みが形成され、この切込みの内側に爪部用切込みが形成されている。また切込みの端部及び爪部用切込みの端部に第1及び第2の弾性用切込みが形成されている。このため、折り線を下方向に折り曲げると、爪部用切込みの内側面がつば付き容器のつば部の外周に圧接する。即ち、請求項1及び2と同様に、爪部用切込み部分が外側に押され、この押圧力は大きいので、その反力により側板部の下端部がつば付き容器側に押し付けられる。この作用により、容器ホルダーの側側板部は従来のものより更につば付き容器を確固に内側に押えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第1の実施の形態を図1及び図2により説明する。図1に示すように、容器用ホルダー10はシート状台紙よりなり、天板部11の両側に折り線12、12を介して側板部13、13が設けられている。つば付き容器1を保持する保持部には、相対向して爪部となる爪部用切込み14、14が形成され、この爪部用切込み14、14の両側より側板部13、13に伸びて弾性用切込み15、15が形成されている。以上は従来技術と同じ構成となっている。

【0015】
本実施の形態においては、折り線12、12の間隔W1は、つば付き容器1のつば部2の真下の外周側径D1より若干小さい間隔からつば部2の外径D2より小さい間隔の範囲に形成され、爪部用切込み14、14の間隔W2は、つば部2の真下の外周側径D1と略等しいか若干小さく形成されている。また爪部用切込み14、14の両側よりそれぞれ内側に緩やかに傾斜(突出)したつば部外周圧接用切込み16、16が形成され、このつば部外周圧接用切込み16、16の両側より更に折り線12、12に伸びて切込み17、17が形成されている。

【0016】
そこで、つば付き容器1を容器用ホルダー10に保持させるには、つば付き容器1上に相対向する爪部用切込み14、14間が位置するように容器用ホルダー10を載せ、側板部13、13を折り線12、12に沿って下方向に折り曲げる。これにより、図2に示すように、つば付き容器1のつば部2が対向する爪部用切込み14、14に挿入されると共に、つば部外周圧接用切込み16、16の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接し、つば付き容器1は容器用ホルダー10に保持される。この場合、爪部用切込み14はつば付き容器1のつば部2と略等しいか若干内側に形成されているので、爪部用切込み14がつば付き容器1のつば部2の下面に当接する点は従来と同じである。
【0017】
本実施の形態においては、爪部用切込み14、14の両側よりそれぞれ内側に傾斜(突出)したつば部外周圧接用切込み16、16が形成されている。このため、折り線12、12を下方向に折り曲げると、つば部外周圧接用切込み16、16の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用切込み16、16部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部13、13の下端部がつば付き容器1側に押し付けられる。この作用により、容器用ホルダー10の側板部13、13は従来のものより更につば付き容器1を確固に内側に押えることができる。即ち、本実施の形態においては、1個のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー10であっても、十分につば付き容器1を保持することができる。
【0018】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第2の実施の形態を図3により説明する。前記第1の実施の形態は、1個のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー10について説明した。本実施の形態は3個のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー20を示す。図3より明らかなように、図1に示す容器用ホルダー10を一体的に3個連設した構造となっている。従って、前記実施の形態と同様の効果が得られることは言うまでもない。 なお、図示しないが図1に示す容器用ホルダー10を1列に一体的に2個又は4個以上連設した構造とすることにより、1列に2個以上のつば付き容器1を保持させることができる。
【0019】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第3の実施の形態を図4により説明する。本実施の形態は、4個(2列×2)のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー30を示す。なお、図1と同じ部分又は相当部分には、同一符号を付して説明する。天板部11は4個のつば付き容器1を並べた場合につば部2が外側に少しはみ出る大きさとなっている。
【0020】

容器用ホルダー30はシート状台紙よりなり、天板部11の両側に折り線12、12を介して側板部13、13が設けられている。つば付き容器1を保持する保持部には、相対向して爪部となる爪部用切込み14、14が形成され、この爪部用切込み14、14の両側より側板部13、13に伸びて弾性用切込み15、15が形成されている。また爪部用切込み14、14の両側よりそれぞれ内側に緩やかに傾斜(突出)したつば部外周圧接用切込み16、16が形成され、このつば部外周圧接用切込み16、16の両側より更に折り線12、12に伸びて切込み17、17が形成されている。
【0021】
両側の爪部用切込み14、16、16と14、16、16に対向して天板部11の左右に差込み用切込み31、31が前後方向に並んで形成されている。差込み用切込み31、31は、円弧状切込み32、32とその両端から対応する側板部13に伸びる短い直線状切込み33、33とからなっている。円弧状切込み32、32の径は、つば付き容器1のつば部2の径より小さく、その両端から伸びる直線状切込み33、33によりつば部2が挿入可能となっている。なお、円弧状切込み32、32は直線状でもよい。
【0022】

そこで、4個のつば付き容器1を容器用ホルダー30に保持させるには、つば部2の差込み用切込み31、31に挟まれる部分を押圧して差込み用切込み31、31の所に隙間を形成させる。そして、つば付き容器1のつば部2を左及び右から隙間に差し込む。これにより、4個のつば付き容器1のつば部2が前記隙間に挿入され、つば部2の一部が天板部11の上面に露出される。
【0023】

次に、側板部13、13を折り線12、12に沿って下方向に折り曲げる。これにより、つば付き容器1のつば部2が対向するつば部外周圧接用切込み16、16に挿入されると共に、つば部外周圧接用切込み16、16の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接して外側に押され、つば付き容器1は容器用ホルダー10に保持される。この場合、爪部用切込み14はつば付き容器1のつば部2と略等しいか若干内側に形成されているので、爪部用切込み14がつば付き容器1のつば部2の下面に当接する。また爪部用切込み14、14の両側よりそれぞれ内側に傾斜 (突出)したつば部外周圧接用切込み16、16が形成されている。このため、折り線12、12を下方向に折り曲げると、つば部外周圧接用切込み16、16の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用つば部外周圧接用切込み16、16部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部13、13の下端部がつば付き容器1側に押し付けられる。この作用により、容器用ホルダー10の側板部13、13は従来のものより更につば付き容器1を確固に内側に押えることができる。即ち、本実施の形態においては、4個のつば付き容器1を保持することができる。
【0024】
本実施の形態は、 4個 (2列×2)のつば付き容器1を保持するつば付き容器用ホルダー30について説明したが、6個以上の偶数個 (2列×3以上)のつば付き容器1を保持させるようにすることができることはいうまでもない。
【0025】
なお、前記各実施の形態において、 弾性用切込み15、15の開き角度は、爪部用切込み14、14に対して直角より45度に形成した場合について図示したが、爪部用切込み14、14に対して直角から60度の範囲であればよい。
【0026】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第4の実施の形態を図5により説明する。本実施の形態の容器ホルダー40と第1の実施の形態の図1の容器ホルダー10とを比較すれば明らかなように、本実施の形態の天板部41、折り線42、42、側板部43、43、爪部用爪部用切込み44、44及び弾性用切込み45、45は、図1の天板部11、折り線12、12、側板部13、13、爪部用切込み14、14及び弾性用切込み15、15に相当するので、その説明は省略する。
【0027】

図5の本実施の形態のつば部外周圧接用切込み46、46は、図1の実施の形態のつば部外周圧接用切込み16、16と異なる。即ち、つば部外周圧接用切込み46、46は、爪部用切込み44、44より内側に突出して直線状に形成されている。つば部外周圧接用切込み46、46は、外側部が直線又は傾斜して切込み47、47で折り線42、42に伸びて形成され、内側部が爪部用切込み44、44に直線又は傾斜して切込み48、48に伸びて形成されている。
【0028】

このように形成しても前記実施の形態と同様の効果が得られる。即ち、切り込み44、44がつば付き容器1のつば部2の下面に強く当接する。 また爪部用切込み44、44の両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込み46、46が形成されている。このため、折り線42、42を下方向に折り曲げると、つば部外周圧接用切込み46、46の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接する。これにより、つば部外周圧接用切込み46、46部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部43、43の下端部がつば付き容器1側に押し付けられる。この作用により、容器ホルダー40の側板部43、43側はつば付き容器1を確固に内側に押えることができる。
【0029】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第5の実施の形態を図6及び図7により説明する。図6に示すように、容器ホルダー50はシート状台紙よりなり、天板部51の両側に折り線52、52を介して側板部53、53が設けられている。つば付き容器1を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部51内につば部外周圧接用切込み54、54が形成されている。このつば部外周圧接用切込み54、54の両側より側板部53、53に伸びて弾性用切込み55、55が形成されている。

【0030】
弾性用切込み55、55より折り線52、52側に直線状に伸びて爪部用切込み56、56が形成され、爪部用切込み56、56は切込み57,57で折り線52、52に連設されている。ここで、折り線52、52の間隔W1は、つば付き容器1のつば部2の真下の外周側径D1より若干小さい間隔からつば部2の外径D2より小さい間隔の範囲に形成され、つば部外周圧接用切込み54、54の間隔W3は、折り線52、52の間隔W1より小さく形成されている。爪部用切込み56、56の間隔W2は、間隔W1より小さく間隔W3より大きく形成されている。即ち、爪部用切込み56、56は折り線52、52とつば部外周圧接用切込み54、54の中間幅に形成されている。

【0031】
そこで、つば付き容器1を容器用ホルダー50に保持させるには、つば付き容器1上に相対向するつば部外周圧接用切込み54、54間が位置するように容器ホルダー50を載せ、側板部53、53を折り線52、52に沿って下方向に折り曲げる。これにより、図7に示すように、つば付き容器1のつば部2が対向する爪部用切込み56、56に挿入されると共に、つば部外周圧接用切込み54、54の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接して外側に押され、つば付き容器1は容器ホルダー50に保持される。この場合、爪部用切込み56、56は折り線52、52部分より若干内側に突出し、つば部外周圧接用切込み54,54より外側に形成されているので、爪部用切込み56、56がつば付き容器1のつば部2の下面に強く当接してつば付き容器1を保持する。
【0032】
本実施の形態においては、爪部用切込み56、56より内側に突出して中央部につば部外周圧接用切込み54、54が形成されている。このため、折り線52、52を下方向に折り曲げると、つば部外周圧接用切込み54、54の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用切込み54、54部分が外側に押され、この押圧力は大きいので、その反力により側板部53、53の下端部がつば付き容器1側に押し付けられる。この作用により、容器ホルダー50の側側板部53、53は従来のものより更につば付き容器1を確固に内側に押えることができる。即ち、本実施の形態においては、1個のつば付き容器1を保持する容器ホルダー50であっても、十分につば付き容器1を保持することができる。
【0033】

なお、上記第4及び第5のの実施の形態(図5及び図6、図7)においては、1個のつば付き容器1を保持する容器ホルダー40、50について説明したが、第4及び第5の実施の形態においても、前記第2の実施の形態(図3)と同様に、一体的に連設した構造とすることにより、複数個のつば付き容器1を保持させることができる。また第4及び第5の実施の形態においても、第3の実施の形態(図4)と同様に形成することにより、4個(2列×2)又は6個以上の偶数個 (2列×3以上)のつば付き容器1を保持させるることができる。
【0034】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第6の実施の形態を図8により説明する。前記各実施の形態は、円形状のつば付き容器1に適用した場合について説明した。本実施の形態は、楕円形状のつば付き容器3に適用した場合を示す。 楕円形状は、短径側が比較的長くなっている。 そこで、本実施の形態においては、つば部外周圧接用切込みと爪部用切込みとの組み合わせを複数組構成し、楕円形状のつば付き容器3をより確実に保持できるようになっている。
【0035】
容器用ホルダー60はシート状台紙よりなり、天板部61の両側に折り線62、62を介して側板部63、63が設けられている。つば付き容器3を保持する保持部には、相対向して中央部に天板部61内に突出して爪部となる爪部用切込み64A、64Aが形成され、この爪部用切込み64Aの両側に一定間隔離れて爪部用切込み64B、64Bが形成されている。爪部用切込み64A、64B、64Bは、つば付き容器3のつば部4の真下の外周側に沿ってその外周側と略同じか若干小さく形成されている。爪部用切込み64A、64B、64Bの両側より側板部63に伸びて弾性用切込み65,65・・・が形成されている。爪部用切込み64Aと64B、64Aと64B間には、内側に台形形状して突出してつば部外周圧接用切込み66A、66Aが連設して形成されている。爪部用切込み64B、64Bの外側端部より山形に内側に突出してつば部外周圧接用切込み66B、66Bが形成され、このつば部外周圧接用切込み66B、66Bより更に折り線62、62に伸びて切込み67、67が形成されている。

【0036】
そこで、つば付き容器3の短径側に容器用ホルダー60の保持部がつば付き容器3上に位置するように載せ、側板部63、63を折り線62、62に沿って下方向に折り曲げる。これにより、つば付き容器3のつば部4が対向する爪部用切込み64A、64A,64B、64B,64B、64Bに挿入されると共に、つば部外周圧接用切込み66A、66Aの内側面がつば付き容器3のつば部4の外周に圧接し、つば付き容器3は容器用ホルダー60に保持される。本実施の形態においては、爪部用切込み64A、64B、64Bはつば部4の真下の外周側に沿ってその外周側と略同じか若干内側に形成されているので、爪部用切込み64A、64B、64Bがつば部4の下面に強く当接する。また爪部用切込み64A、64B、64Bの両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込み66A、66A,66B、66Bが形成されているので、つば部外周圧接用切込み66A、66A,66B、66Bの内側面がつば部4の外周に圧接する。
【0037】
このように、本実施の形態においては、複数の爪部用切込み64A、64B、64B・・・がつば部4の下面に当接し、また複数のつば部外周圧接用切込み66A、66A,66B、66B・・・がつば部4の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用切込み66A、66A,66B、66B部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部63、63の下端部がつば付き容器3側に押し付けられる。このように、複数の爪部用切込み64A、64B、64Bでつば部4の下面に当接してつば付き容器3を保持すると共に、 複数のつば部外周圧接用切込み66A、66A,66B、66Bがつば部4の外周に圧接するので、楕円形状のつば付き容器3をより強固に保持することができる。
【0038】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第7の実施の形態を図9により説明する。本実施の形態は、 四隅のコーナーがR(円弧)の角形状のつば付き容器5に適用した場合を示す。容器用ホルダー70はシート状台紙よりなり、天板部71の両側に折り線72、72を介して側板部73、73が設けられている。つば付き容器5を保持する保持部には、相対向して中央部でつば付き容器5のつば部6の真下の外周側より内側に突出するようにつば部外周圧接用切込み74A、74Aが形成され、つば部外周圧接用切込み74Aの両側に一定間隔離れてつば部外周圧接用切込み74B、74Bが形成されている。つば部外周圧接用切込み74Aと74B、74Aと74B間は爪部用切込み75、75で連設されている。爪部用切込み75、75の両側より側板部73、73に伸びて弾性用切込み76、76・・・が形成されている。両側のつば部外周圧接用切込み74B、74Bより折り線72、72に伸びて切込み77、77が形成されている。

【0039】
折り線72、72の間隔W1は、つば付き容器5のつば部6の真下の外周側径D1より若干小さい間隔からつば部6の外径D2より小さい間隔の範囲に形成形成され、つば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74Bの間隔W3は、折り線72、72の間隔W1より小さく形成されている。爪部用切込み75、75の間隔W2は、間隔W1より小さく間隔W3より大きく形成されている。即ち、爪部用切込み75、75は折り線72、72とつば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74Bの中間幅に形成されている。

【0040】
そこで、つば付き容器5上につば部外周圧接用切込み74A、74A間が位置するように容器用ホルダー70を載せ、側板部73、73を折り線72、72に沿って下方向に折り曲げる。これにより、つば付き容器5のつば部6が対向する爪部用切込み75、75に挿入されると共に、つば部外周圧接用切込み74A、74B、74Bの内側面が対向するつば付き容器5のつば部6の外周に圧接し、つば付き容器5は容器用ホルダー70に保持される。本実施の形態においては、爪部用切込み75、75は折り線72、72部分より若干内側に突出し、 つば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74Bより外側に形成されているので、爪部用切込み75、75がつば付き容器5のつば部6の下面に強く当接してつば付き容器5を保持する。また爪部用切込み75より内側に突出してつば部外周圧接用切込み74A、74B、74Bが形成されているので、つば部外周圧接用切込み74A、74B、74Bの内側面がつば部6の外周に圧接する。
【0041】
このように、本実施の形態においては、複数の爪部用切込み75、75・・・がつば部6の下面に当接し、また複数のつば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74B・・・が容器用ホルダー60の外周に圧接する。即ち、つば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74B部分が外側に押され、この押圧力の反力により側板部73、73の下端部がつば付き容器5側に押し付けられる。このように、複数の爪部用切込み75、75でつば部6の下面に当接してつば付き容器5を保持すると共に、複数のつば部外周圧接用切込み74A、74A、74B、74Bがつば部6の外周に圧接するので、角形状のつば付き容器5をより強固に保持することができる。
【0042】
図8の第6の実施の形態は、図5の第4の実施の形態の構造を適用した場合について説明したが、図1の第1の実施の形態の構造又は図6の第5の実施の形態の構造を適用できることは言うまでもない。また図9の第7の実施の形態は、図6の第5の実施の形態の構造を適用した場合について説明したが、図1の第1の実施の形態の構造又は図5の第4の実施の形態の構造を適用できることは言うまでもない。

【0043】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第8の実施の形態を図10及び図11により説明する。図10に示すように、容器ホルダー80はシート状台紙よりなり、天板部81の両側に折り線82、82を介して側板部83、83が設けられている。本実施の形態においては、折り線82、82は後記する爪部用切込み84、84より内側部で、かつつば部2の端部まで伸びて形成されている。勿論、折り線82、82は爪部用切込み84、84と同一線上に形成してもよい。つば付き容器1を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部81内でつば付き容器1のつば部2の真下と略等しいか若干内側に爪部用切込み84、84が形成されている。この爪部用切込み84、84の両側よりつば付き容器1内に外側に傾斜して切込み85、85が形成され、この切込み85、85より直線でつば部2の端部まで伸びて切込み86、86が形成されている。この切込み86、86の端部より側板部83、83に伸びて第1の弾性用切込み87、87が形成されている。

【0044】
切込み86、86の端部及び第1の弾性用切込み87、87より天板部81側に傾斜した傾斜切込み88、88が形成され、この傾斜切込み88、88より折り線82、82側に直線状に伸びてつば部圧接用切込み89、89が形成されている。ここで、折り線82、82の間隔W1及び爪部用切込み84、84の間隔W3は、つば付き容器1のつば部2の真下の外周側径D1と略等しいか若干小さく形成されている。またつば部圧接用切込み89、89の端部より側板部83、83に伸びて第2の弾性用切込み90、90が形成されている。
【0045】

そこで、つば付き容器1を容器用ホルダー80に保持させるには、つば付き容器1上に相対向する爪部用切込み84、84間が位置するように容器ホルダー80を載せ、側板部83、83を折り線82、82に沿って下方向に折り曲げる。これにより、図11に示すように、つば付き容器1のつば部2が対向する爪部用切込み84、84に挿入されると共に、つば部圧接用切込み89、89の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接して外側に押され、つば付き容器1は容器ホルダー80に保持される。この場合、爪部用切込み84、84は、つば付き容器1のつば部2の真下と略等しいか若干内側に形成されているので、爪部用切込み84、84がつば付き容器1のつば部2の下面に強く当接してつば付き容器1を保持する。
【0046】
本実施の形態においては、つば部圧接用切込み89、89はつば部2内に形成され、またつば部圧接用切込み89、89の両側に第1及び第2の弾性用切込み87、87,90、90が形成されているので、前記したようにつば部圧接用切込み89、89の内側面がつば付き容器1のつば部2の外周に圧接して外側に押される。この押圧力は大きいので、その反力により側板部83、83の下端部がつば付き容器1側に押し付けられる。この作用により、容器ホルダー80の側側板部83、83は従来のものより更につば付き容器1を確固に内側に押えることができる。即ち、本実施の形態においては、1個のつば付き容器1を保持する容器ホルダー80であっても、十分につば付き容器1を保持することができる。
【0047】

本発明のつば付き容器用ホルダーの第9の実施の形態を図12により説明する。前記第8の実施の形態は、1個のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー80について説明した。本実施の形態は3個のつば付き容器1を保持する容器用ホルダー95を示す。図12より明らかなように、図10に示す容器用ホルダー80を一体的に3個連設した構造となっている。従って、前記実施の形態と同様の効果が得られることは言うまでもない。 なお、図示しないが図10に示す容器用ホルダー80を1列に一体的に2個又は4個以上連設した構造とすることにより、1列に2個以上のつば付き容器1を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明のつば付き容器用ホルダーの第1の実施の形態を示す平面である。
【図2】図1のつば付き容器用ホルダーでつば付き容器を保持した状態を示し、( a )は平面図、( b ) は右側面図、( c)は正面図である。
【図3】本発明のつば付き容器用ホルダーの第2の実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明のつば付き容器用ホルダーの第3の実施の形態を示す平面図である。
【図5】本発明のつば付き容器用ホルダーの第4の実施の形態を示す平面図である。
【図6】本発明のつば付き容器用ホルダーの第5の実施の形態を示す平面である。
【図7】図6のつば付き容器用ホルダーでつば付き容器を保持した状態を示し、( a )は平面図、( b ) は右側面図、( c)は縦断面図である。
【図8】本発明のつば付き容器用ホルダーの第6の実施の形態を示す平面図である。
【図9】本発明のつば付き容器用ホルダーの第7の実施の形態を示す平面図である。
【図10】本発明のつば付き容器用ホルダーの第8の実施の形態を示す平面図である。
【図11】図10のつば付き容器用ホルダーでつば付き容器を保持した状態を示し、( a )は平面図、( b ) は右側面図、( c)は正面図である。
【図12】本発明のつば付き容器用ホルダーの第9の実施の形態を示す平面図である。
【図13】従来のつば付き容器用ホルダーを示し、( a )は平面図、( b ) はつば付き容器を保持した状態の正面図である。
【符号の説明】
【0049】
1、3、5 つば付き容器
2、4,6 つば部
10 容器用ホルダー
11 天板部
12 折り線
13 側板部
14 爪部用切込み
15 弾性用切込み
16 つば部外周用圧接用切込み
17 切込み
20、30 容器用ホルダー
31 差込み用切込み
32 円弧状切込み
33 直線状切込み
40 容器ホルダー
41 天板部
42 折り線
43 側板部
44 爪部用切込み
45 弾性用切込み
46 つば部圧接用切込み
47、48 切込み
50 容器ホルダー
51 天板部
52 折り線
53 側板部
54 つば部外周圧接用切込み
55 弾性用切込み
56 爪部用切込み
57 切込み
60 容器用ホルダー
61 天板部
62 折り線
63 側板部
64A、64B 爪部用切込み
65 弾性用切込み
66A、66B つば部外周圧接用切込み
70 容器用ホルダー
71 天板部
72 折り線
73 側板部
74A、74B つば部外周圧接用切込み
75 爪部用切込み
76 弾性用切込み
80 容器ホルダー
81 天板部
82 折り線
83 側板部
84 爪部用切込み
85、86 切込み
87 第1の弾性用切込み
88 傾斜切込み
89 つば部外周圧接用切込み
90 第2の弾性用切込み
95 容器用ホルダー

【特許請求の範囲】
【請求項1】

天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成されたつば付き容器用ホルダーにおいて、前記爪部用切込みの両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込みが形成され、このつば部外周圧接用切込みの両側より前記折り線に伸びて切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とするつば付き容器用ホルダー。
【請求項2】

天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられたつば付き容器用ホルダーにおいて、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部内につば部圧接用切込みが形成され、このつば部圧接用切込みの内側の両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、この弾性用切込みより折り線側に直線状に伸びて爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みと前記折り線は切込みで連設されており、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とするつば付き容器用ホルダー。
【請求項3】
天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、天板部は2列に複数個のつば付き容器を並べた場合につば付き容器のつば部が外側に少しはみ出る大きさとなっており、つば付き容器を保持する折り線側に保持部が形成され、この両側の爪部用切込みに対向して天板部の左右に差込み用切込みが前後方向に並んで形成された容器用ホルダーにおいて、前記保持部は、相対向して折り線より天板部内に突出して爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、前記爪部用切込みの両側よりそれぞれ内側に突出してつば部外周圧接用切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とするつば付き容器用ホルダー。
【請求項4】
天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられ、天板部は2列に複数個のつば付き容器を並べた場合につば付き容器のつば部が外側に少しはみ出る大きさとなっており、つば付き容器を保持する折り線側に保持部が形成され、この両側の爪部用切込みに対向して天板部の左右に差込み用切込みが前後方向に並んで形成された容器用ホルダーにおいて、前記保持部は、相対向して中央部で天板部内につば部圧接用切込みが形成され、このつば部圧接用切込みの内側の両側より側板部に伸びて弾性用切込みが形成され、この弾性用切込みより折り線側に直線状に伸びて爪部用切込みが形成され、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とするのつば付き容器用ホルダー。
【請求項5】

天板部の両側に折り線を介して側板部が設けられたつば付き容器用ホルダーにおいて、つば付き容器を保持する保持部には、相対向して中央部で天板部内に爪部となる爪部用切込みが形成され、この爪部用切込みの両側に連接して外側でつば付き容器のつば部内に切込みが形成され、この切込みの端部より側板部に伸びて第1の弾性用切込みが形成され、前記切込みの端部及び前記第1の弾性用切込みより連接して前記折り線側に直線状に伸びてつば部外周圧接用切込みが形成され、このつば部外周圧接用切込みの端部より前記側板部に伸びて第2の弾性用切込みが形成されており、前記爪部用切込みをつば部の下面位置させたときに、前記つば部外周圧接用切り込みがつば部の外周に圧接することを特徴とするつば付き容器用ホルダー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−235960(P2011−235960A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−276990(P2010−276990)
【出願日】平成22年12月13日(2010.12.13)
【出願人】(506239474)有限会社フォース (6)
【Fターム(参考)】