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におい測定装置
説明

におい測定装置

【課題】 臭気を短時間で表現することが可能なにおい測定装置を提供すること。
【解決手段】 カラム11b及びカラム11bの入口端に試料ガスを供給するサンプル注入部11cを有するガスクロマトグラフ装置11と、表示装置23、入力装置24及び制御部21を有する制御装置20と、カラム11bの出口端に接続され、測定者によって測定物質の臭気が確認される臭気嗅機構30とを備えるにおい測定装置1であって、制御部21は、試料ガスの測定中に表示装置23へ複数のイメージ画像を表示する選択画像表示制御部21bと、測定者によって入力装置24を用いて複数のイメージ画像から少なくとも一つのイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像とを対応付けて記憶させる記憶制御部21cとを有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、におい測定装置に関し、特に、臭気を色彩や形状等のイメージで電子的に入力するにおい測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
臭気は、人間の生活の中で大きな役割を占めており、例えば、食品風味の良否、工場や水道の取水口や上水放出口等では周囲環境の保全対策等を目的として臭気の評価が行われている。また、臭気が存在する場合には、その発生源や発生原因を特定することが必要になってくる。そして、このような臭気の発生源である試料ガスは、単一な化学物質ではなく、複数の化学物質の混合物であることが一般的である。
【0003】
そこで、試料ガスを各測定物質に分離して、各測定物質の臭気を評価するとともに各測定物質を定量することができるガスクロマトグラフ(GC)、もしくは、質量分析装置を用いたガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)を備えたにおい測定装置が利用されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来のにおい測定装置の構成の一例を示すブロック図である。
におい測定装置101は、GC/MS10と、コンピュータ(制御装置)120と、臭気嗅機構30とを備える。
【0004】
GC/MS10は、試料ガスに含有される各測定物質が時間軸で分離されるガスクロマトグラフ装置(GC)11と、測定物質を定量する質量分析装置(MS)12とからなる。
GC11は、カラムオーブン11aと、カラムオーブン11aに内装されるカラム11bと、カラム11bの入口端に接続されるサンプル注入部11cとからなる。試料ガスは、キャリアガスに押されてサンプル注入部11cからカラム11b内に導入されることになる。これにより、試料ガスに含まれる各測定物質は、カラム11b内を通過する間に時間軸方向に分離されて、カラム11bの出口端に到達する。そして、カラム11bの出口端は、MS12と臭気嗅機構30とに接続されている。
【0005】
MS12には、真空排気される分析室12a内に、カラム11bの出口端と接続されるイオン源12bと、イオンレンズ12cと、電圧が印加される四重極フィルタ12dと、検出器12eとが配設されている。カラム11bから順次流出する各測定物質は、イオン源12bにて電子との衝突や化学反応等によってイオン化される。その結果、発生したイオンは、イオン源12bから飛び出し、イオンレンズ12cにより収束されるとともに適度に加速され、その後、四重極フィルタ12dの長手方向の空間に導入される。
直流電圧と高周波電圧とを重畳した電圧が印加された四重極フィルタ12dでは、印加電圧に応じた質量電荷比(質量m/電荷z)のイオンのみが選択的に通過するので、選択されたm/zのイオンが検出器12eに到達することとなる。このとき、四重極フィルタ12dを通過するイオンのm/zは印加電圧に依存するので、印加電圧を走査することにより、特定のm/zのイオンにおけるイオン強度信号(イオンの強度)を検出器12eで得ることができる。なお、検出器12eで得られたイオン強度信号は、コンピュータ120に出力される。
【0006】
コンピュータ120は、CPU(制御部)121やメモリ122を備え、さらにキーボードやマウス等を有する入力装置24と、表示装置23とが連結されている。CPU121が処理する機能をブロック化して説明すると、試料測定部121aを有している。また、メモリ122は、イオン強度信号記憶領域122aを有している。
【0007】
試料測定部121aは、検出器12eで取得したイオン強度信号をイオン強度信号記憶領域122aに蓄積させるとともに、イオン強度信号に基づいて、様々な演算処理を実行し、その結果を表示装置23に表示する制御を行う。
例えば、ある保持時間で質量走査を行った際のイオンの強度を縦軸にとるとともに、質量電荷比(m/z)を横軸にとることにより、マススペクトルを作成する。そして、一定間隔を空けて間欠的に連続して繰り返し質量走査を行うことにより、カラム11bから順次流出する各測定物質に対応する多数のマススペクトルを取得する。
よって、このような多数のマススペクトルを取得した後、あるm/zに着目して時間軸方向にイオンの強度を展開して描出することにより、設定質量電荷比のイオンのマスクロマトグラムが作成される。さらに、複数のマススペクトルについてそれぞれ一つのマススペクトルに現れている全てのm/zのイオン強度を積算し、これを時間軸方向に並べることにより、トータルイオンクロマトグラムが作成される。
【0008】
臭気嗅機構30では、カラム11bの出口端に到達した測定物質が測定者に放出されるようになっている。これにより、測定者は、測定物質の臭気を確認することができる。
よって、測定者は、このようなにおい測定装置101を用いて測定物質の臭気を確認する際に、カラム11bの出口端に順次到達した測定物質の臭気を臭気嗅機構30で確認して、メモを書いたり音声を録音したりする。そして、試料ガスの測定終了後に表示装置23にマススペクトルやマスクロマトグラムやトータルイオンクロマトグラムを表示させるとともに、メモや音声を確認しながら測定物質の臭気を評価している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−040725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、測定者が測定物質の臭気を確認する際には、臭気を言葉で表現することとなるが、臭気を正確に言葉で表現することは非常に難しかった。特に、従来のにおい測定装置101では、測定物質が順次短時間で到達してくる場合もあるため、言葉を考える時間が短くなり、さらに難しくなっていた。また、ある測定者が臭気を言葉で表現した場合に、言葉の意味解釈の違いやその言葉から連想するイメージの違いにより、他の人に臭気を正確に伝えられないことがあった。さらに、入力したものと、FIDなどの検出器を使ったクロマトグラムやMSのTICとの比較が紙ベースとなり、見辛かった。
そこで、本発明は、臭気を短時間で表現することが可能なにおい測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するためになされた本発明のにおい測定装置は、カラム及び当該カラムの入口端に試料ガスを供給するサンプル注入部を有するガスクロマトグラフ装置と、表示装置、入力装置及び制御部を有する制御装置と、前記カラムの出口端に接続され、測定者によって測定物質の臭気が確認される臭気嗅機構とを備えるにおい測定装置であって、前記制御部は、前記試料ガスの測定中に表示装置へ複数のイメージ画像を表示する選択画像表示制御部と、前記測定者によって入力装置を用いて複数のイメージ画像から少なくとも一つのイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像とを対応付けて記憶させる記憶制御部とを有するようにしている。
【0012】
本発明のにおい測定装置によれば、選択画像表示制御部は、試料ガスの測定中に表示装置に複数のイメージ画像や色を表示する。そして、測定者は、カラムの出口端に順次到達してくる測定物質の臭気を臭気嗅機構で確認する。このとき、測定者は、入力装置を用いて複数のイメージ画像から少なくとも一つのイメージ画像や色を選択することにより、記憶制御部に選択された時間とイメージ画像とを記憶させる。つまり、測定者は言葉を考えるのではなく、イメージ画像を選択することとなる。その後、例えば、試料ガスの測定終了後に、選択された時間に臭気嗅機構に供給された測定物質に関する情報とイメージ画像や色とを対応付けて表示装置に表示することで、試料ガスに含有される測定物質の臭気を評価する。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、本発明のにおい測定装置によれば、基本的には測定者はイメージ画像や色を選択するだけで、試料ガスに含有される測定物質の臭気を短時間で表現することができる。
【0014】
(その他の課題を解決するための手段及び効果)
また、本発明のにおい測定装置は、複数のイメージ画像が、それぞれ異なる色彩であるようにしてもよい。
ここで、「色彩」としては、特に限定するものではなく、「JIS Z8721 色の表示方法−三属性による表示」に基づいて作成した標準色票や、マンセル国際標準色票の他、市販されている色票や、カラーチャート等を用いてもよい。
また、本発明のにおい測定装置は、前記選択画像表示制御部が、複数のイメージ画像を表示するとともに、文字情報が入力される領域を表示し、前記記憶制御部は、前記測定者によって入力装置を用いて文字情報が入力されることにより、選択された時間と文字情報とを対応付けて記憶させるようにしてもよい。
本発明のにおい測定装置によれば、フリーハンドで文字情報が入力される領域に記述することができるので、選択画像として適当なイメージ画像や色がない場合、測定者が自分のイメージを電子式入力装置を介して自由に描くことができる。
ここで、「文字情報」としては、特に限定するものではなく、いちごやみかん等の具体的な物体等が挙げられる。
また、本発明のにおい測定装置は、前記ガスクロマトグラフ装置のカラムの出口端が、前記臭気嗅機構と接続されるとともに、質量分析装置に接続されているようにしてもよい。
【0015】
また、本発明のにおい測定装置は、複数のイメージ画像が、それぞれ異なる形状であるようにしてもよい。
ここで、「形状」としては、特に限定するものではなく、三角形や四角形や円形等が挙げられる。
【0016】
さらに、本発明のにおい測定装置は、前記選択画像表示制御部が複数のイメージ画像を表示するとともに、前記臭気の強度を示す強度情報画像を表示し、前記測定者は、入力装置を用いて少なくとも一つのイメージ画像を選択するとともに、前記強度情報画像を操作するようにしてもよい。
そして、本発明のにおい測定装置は、前記制御部が、前記試料ガスの測定終了後に、選択された時間に臭気嗅機構に供給された測定物質に関する情報とイメージ画像とを対応付けて表示装置に表示するデータ表示制御部を有するようにしてもよい。
また、本発明のにおい測定装置は、前記データ表示制御部は、前記試料ガスの測定終了後に、選択された時間に臭気嗅機構に供給された測定物質に関する情報と文字情報とを対応付けて表示装置に表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態であるにおい測定装置の構成を示すブロック図。
【図2】表示装置に表示される画像の一例を示す図。
【図3】表示装置に表示される画像の一例を示す図。
【図4】表示装置に表示される画像の一例を示す図。
【図5】表示装置に表示される画像の一例を示す図。
【図6】におい測定装置の使用方法の一例について説明するためのフローチャート。
【図7】従来のにおい測定装置の構成の一例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態であるにおい測定装置の構成を示すブロック図である。なお、上述したにおい測定装置101と同様のものについては、同じ符号を付している。
におい測定装置1は、GC/MS10と、コンピュータ(制御装置)20と、臭気嗅機構30とを備える。
【0020】
コンピュータ20は、CPU(制御部)21やメモリ22を備え、さらにキーボードやマウス、入力タブレット等を有する入力装置24と、表示装置23とが連結されている。CPU21が処理する機能をブロック化して説明すると、試料測定部21aと、選択画像表示制御部21bと、記憶制御部21cと、データ表示制御部21dとを有している。また、メモリ22は、イオン強度信号記憶領域22aと、イメージ画像記憶領域22bとを有している。
【0021】
選択画像表示制御部21bは、試料ガスの測定中に表示装置23に複数のイメージ画像や強度情報画像等を表示する制御を行う。図2〜図4は、表示装置23に表示される画像の一例を示す図である。
具体的には、試料ガスの測定が開始されると、選択画像表示制御部21bは、まず図2に示すように、色入力を実行するための色入力呼出ボタン画像41と、形入力を実行するための形入力呼出ボタン画像42と、強度情報画像43と、自由入力空白欄(文字情報が入力される領域)44とを表示装置23に表示する。強度情報画像43は、6段階になっており、0〜5のうちから任意の数字を入力装置24を用いてポインタ45を動かして選択することができるようになっている。また、自由入力空白欄44は、文字情報等を入力装置24を用いて入力することができるようになっている。入力装置24として入力タブレットを利用すれば、測定者のイメージを直感的に素早く図形として入力することができる。
【0022】
色入力呼出ボタン画像41がポインタ45で指定されると、選択画像表示制御部21bは、図3に示すように、複数のイメージ画像51を表示装置23に表示する。複数(例えば、64個)のイメージ画像51は、それぞれ異なる色彩であり、例えば、赤色、青色、黄色、・・・となっている。なお、図3では、カラー表示ができないため白黒表示とした。そして、複数のイメージ画像51のうちから1個のイメージ画像を入力装置24を用いてポインタ45を動かして選択することができるようになっている。
一方、形入力呼出ボタン画像42がポインタ45で指定されると、選択画像表示制御部21bは、図4に示すように、複数のイメージ画像61を表示装置23に表示する。複数(例えば、16個)のイメージ画像61は、それぞれ異なる形状であり、例えば、三角形、四角形、円形、・・・となっている。そして、複数のイメージ画像61のうちから1個のイメージ画像を、入力装置24を用いてポインタ45を動かして選択することができるようになっている。
【0023】
記憶制御部21cは、測定者によって入力装置24を用いて複数のイメージ画像51、61からイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像51、61と強度情報画像43とを対応付けてイメージ画像記憶領域22bに記憶させたり、入力装置24を用いて文字情報が入力されることにより、選択された時間と文字情報とを対応付けてイメージ画像記憶領域22bに記憶させたりする制御を行う。
例えば、測定者はカラム11bの出口端に順次到達してくる測定物質の臭気を臭気嗅機構30で確認する。このとき、測定者が、入力装置24を用いて、図3や図4のような複数のイメージ画像51、61からイメージ画像を選択したり強度情報画像43を操作したりすると、記憶制御部21cは、選択された時間とイメージ画像51、61の種類(色と形)と強度情報画像43の数字とを対応付けてイメージ画像記憶領域22bに記憶させる。
【0024】
データ表示制御部21dは、試料ガスの測定終了後に表示装置23に対して、選択された時間に臭気嗅機構30に供給された測定物質に関する情報とイメージ画像51、61の種類と強度情報画像43の数字もしくは文字情報とを対応付けて表示する制御を行う。図5は、表示装置23に表示される画像の一例を示す図である。
例えば、トータルイオンクロマトグラム(測定物質に関する情報)71が表示されると、データ表示制御部21dは、図5に示すように各ピークの近傍に、その時間に選択されたイメージ画像51、61の種類(色と形)と強度情報画像43の数字とを表示する。
これにより、測定者は測定物質の臭気を評価することになる。例えば、時間10.0におけるピークでは、灰色の星型七角形で5のにおい強度であることがわかる。また、時間11.0におけるピークでは、黒色の長方形で4のにおい強度であることがわかる。さらに、時間13.4におけるピークでは、いちごのにおいであることがわかる。
【0025】
次に、におい測定装置1の使用方法について説明する。図6は、におい測定装置の使用方法の一例について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、測定者はサンプル注入部11cに試料ガスを導入する。
次に、ステップS102の処理において、選択画像表示制御部21bは、試料ガスが導入されると、表示装置23に図2に示す画像を表示する。
【0026】
次に、ステップS103の処理において、試料ガスに含まれる各測定物質は、カラム11b内を通過する間に時間軸方向に分離され、カラム11bの出口端に到達する。
次に、ステップS104の処理において、測定者は、臭気嗅機構30を用いて測定物質の臭気を確認する。
【0027】
次に、ステップS105の処理において、測定者は、色入力呼出ボタン画像41をポインタ45で指定すると、選択画像表示制御部21bは、図3に示すように、複数のイメージ画像51を表示装置23に表示する。そして、測定者は、複数のイメージ画像51のうちから1個のイメージ画像を入力装置24を用いて選択する。また、形入力呼出ボタン画像42をポインタ45で指定すると、選択画像表示制御部21bは、図4に示すように、複数のイメージ画像61を表示装置23に表示する。そして、測定者は、複数のイメージ画像61のうちから1個のイメージ画像を入力装置24を用いて選択する。さらに、強度情報画像43において、0〜5のうちから任意の数字を入力装置24を用いて選択する。そして、自由入力空白欄44において、文字情報等を入力装置24を用いて入力する。
【0028】
次に、ステップS106の処理において、記憶制御部21cは、測定者によって入力装置24を用いて複数のイメージ画像51、61からイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像と強度情報画像43とを対応付けてイメージ画像記憶領域22bに記憶させたり、入力装置24を用いて文字情報が入力されることにより、選択された時間と文字情報とを対応付けてイメージ画像記憶領域22bに記憶させたりする。
次に、ステップS107の処理において、測定が終了したか否かを判定する。測定が終了していないと判定した場合には、ステップS104の処理に戻る。つまり、ステップS104〜S106の処理が繰り返されることになる。
【0029】
一方、測定が終了したと判定した場合には、ステップS108の処理において、データ表示制御部21dは、試料ガスの測定終了後に表示装置23に、選択された時間に臭気嗅機構30に供給された測定物質に関する情報(トータルイオンクロマトグラム)とイメージ画像51、61の種類と強度情報画像43の数字もしくは文字情報とを対応付けて表示する。
次に、ステップS109の処理において、測定者は、試料ガスに含有される測定物質の臭気を評価する。
そして、ステップS109の処理が終了すれば、本フローチャートを終了させることになる。
【0030】
以上のように、本発明のにおい測定装置1によれば、測定者はイメージ画像を選択するだけで、試料ガスに含有される臭気を短時間で表現することができる。
【0031】
<他の実施形態>
上述したにおい測定装置1において、形と色とにおいて、複数のイメージ画像のうちから1個のイメージ画像をそれぞれ選択するような構成を示したが、複数のイメージ画像のうちから複数個又は0個のイメージ画像をそれぞれ選択するような構成としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、臭気を色彩や形状等のイメージで表現するにおい測定装置に利用することができる。
【符号の説明】
【0033】
1: におい測定装置
11: ガスクロマトグラフ装置
11b: カラム
11c: サンプル注入部
20: 制御装置(コンピュータ)
21: 制御部
21b: 選択画像表示制御部
21c: 記憶制御部
22: 測定試料測定部
23: 表示装置
24: 入力装置
30: 臭気嗅機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カラム及び当該カラムの入口端に試料ガスを供給するサンプル注入部を有するガスクロマトグラフ装置と、
表示装置、入力装置及び制御部を有する制御装置と、
前記カラムの出口端に接続され、測定者によって測定物質の臭気が確認される臭気嗅機構とを備えるにおい測定装置であって、
前記制御部は、前記試料ガスの測定中に表示装置へ複数のイメージ画像を表示する選択画像表示制御部と、
前記測定者によって入力装置を用いて複数のイメージ画像から少なくとも一つのイメージ画像が選択されることにより、選択された時間とイメージ画像とを対応付けて記憶させる記憶制御部とを有することを特徴とするにおい測定装置。
【請求項2】
複数のイメージ画像は、それぞれ異なる色彩であることを特徴とする請求項1に記載のにおい測定装置。
【請求項3】
前記選択画像表示制御部が、複数のイメージ画像を表示するとともに、文字情報が入力される領域を表示し、
前記記憶制御部は、前記測定者によって入力装置を用いて文字情報が入力されることにより、選択された時間と文字情報とを対応付けて記憶させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のにおい測定装置。
【請求項4】
前記ガスクロマトグラフ装置のカラムの出口端は、前記臭気嗅機構と接続されるとともに、質量分析装置に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のにおい測定装置。
【請求項5】
複数のイメージ画像は、それぞれ異なる形状であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のにおい測定装置。
【請求項6】
前記選択画像表示制御部は、複数のイメージ画像を表示するとともに、前記臭気の強度を示す強度情報画像を表示し、
前記測定者は、入力装置を用いて少なくとも一つのイメージ画像を選択するとともに、前記強度情報画像を操作することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のにおい測定装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記試料ガスの測定終了後に、選択された時間に臭気嗅機構に供給された測定物質に関する情報とイメージ画像とを対応付けて表示装置に表示するデータ表示制御部を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のにおい測定装置。
【請求項8】
前記データ表示制御部は、前記試料ガスの測定終了後に、選択された時間に臭気嗅機構に供給された測定物質に関する情報と文字情報とを対応付けて表示装置に表示することを特徴とする請求項7に記載のにおい測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−177584(P2012−177584A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−39886(P2011−39886)
【出願日】平成23年2月25日(2011.2.25)
【出願人】(000001993)株式会社島津製作所 (3,708)
【出願人】(000116297)ヱスビー食品株式会社 (40)
【Fターム(参考)】