説明

はと麦焙煎クッキーの製法

【課題】はと麦の独特の臭い・苦味を取り除いた、はと麦のクッキーと新しい調理法を提供する。
【解決手段】はと麦の有する独特な臭い・苦味を軽減させる目的で、はと麦を茶色くなるまで焙煎する。該焙煎はと麦と小麦粉、砂糖、塩、バターまたは植物油、鶏卵及び水を主材料として、はと麦焙煎クッキーを製造する。なお、クッキー重量の半分から四半分の重量を焙煎はと麦とする。このようにすることによって、はと麦を、薬としてではなく、食材の一種として美味しく、継続的に一定量を摂取することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、はと麦の特有な臭い・苦味を軽減させ、食材の一種として、美味しく、日々の健康維持、簡単に継続的に一定量を摂取するため、はと麦をクッキーとして食する方法を発明した。
【背景技術】
【0002】
はと麦は、古来から漢方薬・民間薬として効能は広く知られている。しかし、独特の臭い・苦味のため食べにくく、調理方法も限定される。
【0003】
はと麦を、薬としてではなく、食材の一種として美味しく、日々の健康維持、簡単に継続的に一定量を摂取するため、はと麦をクッキーとして食する方法を発明した。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
はと麦は、独特の臭い・苦味のため食べにくい。調理方法も限定される。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
はと麦、小麦粉、砂糖、塩、バター又は植物油、鶏卵及び水を主材料とする。そのうちできあがったクッキーの重量半分から四半分の重量をはと麦とし、はと麦は苦味・臭いを除去する目的で茶色くなるまで焙煎、その後粉末にし、通常のクッキーと同様に調理製造する方法で得られるはと麦焙煎クッキーの製法に関する手段である。
【0006】
はと麦の焙煎の目安は80−100gなら鍋にいれた白いはと麦の75%以上90%以下が茶色くなるまで加熱、鉄フライパンでガスなら3分くらい、電磁調理器なら10−15分(200℃)、目安は香ばしい香りが充満するまで。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、はと麦の独特の臭い・苦味を取り除き、焙煎したはと麦のクッキーと新しい調理法を提供できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の構成は、以上の説明で示すとおりであるが、これを用いるときは、焙煎したはと麦のクッキーとして単独で食するだけでなく、他の食材を添付することによりティータイムの菓子として、当クッキー間に食材を挟み込む事により新たな健康維持増進効果を期待して食することが可能であり、時間・場所を限定せずに手軽に摂取することが可能である。
【実施例】
【0009】
はと麦、小麦粉、砂糖、塩、バター又は植物油、鶏卵及び水を主材料とした生地組成および下記工程によりはと麦焙煎クッキーを得た。
できあがるクッキーの重量半分から四半分を目安にしたはと麦を臭いと水分を飛ばす目的で茶色になるまで焙煎、冷却したのちに粉末にしたものを主材料と混ぜ通常のクッキーと同様に製造する。
常温で固まらない場合には生地を棒状に整形し冷却固形化後、切断して加熱調理する。
臭いと味の嗜好に合わせ、また味と臭いを消すために桂皮や生姜等を主材料に混入する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
はと麦、小麦粉、砂糖、塩、バター又は植物油、鶏卵及び水を主材料とする。そのうちできあがったクッキーの重量半分から四半分の重量をはと麦とする。そのはと麦は苦味・臭いを除去する目的で茶色くなるまで焙煎、その後粉末にし、通常のクッキーと同様に調理製造する方法で得られるはと麦焙煎クッキーの調理方法。

【公開番号】特開2009−65951(P2009−65951A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−240993(P2007−240993)
【出願日】平成19年9月18日(2007.9.18)
【出願人】(507254229)
【出願人】(307021623)
【Fターム(参考)】