説明

ろ過及び遮断チェックバルブが一体化されたホースマニホールド

ホースマニホールド10は、円筒状の網目スクリーン12を使用することによって流体のろ過を組み込むとともに、チェックバルブ14の補助的な流体遮断システムをホースマニホールド10に組み込んでいる。円筒状のフィルタースクリーン12上をスリップ可能な二つのねじ式バルブアセンブリ16(一つのアセンブリはイソ側に、一つは樹脂側に)は、イソ及び樹脂の流体をろ過するために、ホースマニホールド10に取り付けられる。ホースマニホールド10が泡の塗布器20の主要流体部18に取り付けられると、その主要流体部18内のピン機構22により、ホースマニホールド10にあるバネ圧縮のチェックボール24が開口し、それによって十分な流体が主要流体部18に流れるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野
本発明は、2008年5月16日に出願された米国特許出願61/053,786号の利益を主張しており、その内容は参照によりここに導入される。
【背景技術】
【0002】
背景技術
ポリエレタン及びポリ尿素のような迅速にセットする材料の利用のためのスプレーガンはよく知られている。これらの材料は非常に迅速にセットされるため、スプレーガン又は塗布器は洗浄のための最小限のツールを使って容易に分解できることが重要である。
【発明の概要】
【0003】
発明の開示
本発明は、円筒状の網目スクリーンによって流体のろ過を組み込むとともに、チェックバルブの補助的な流体遮断システムをホースマニホールドに組み込んでいる。円筒状のフィルタースクリーン上をスリップ可能な二つのねじ式バルブアセンブリ(一つのアセンブリはイソ側に、一つは樹脂側に)は、イソ及び樹脂の流体をろ過するために、ホースマニホールドに取り付けられる。
【0004】
ホースマニホールドが泡の塗布器の主要流体部に取り付けられると、その主要流体部内のピン機構により、ホースマニホールドにあるバネ圧縮のチェックボールが開口し、それによって十分な流体が主要流体部に流れるようになる。ホースマニホールドが主要流体部から取り外されると、バネ圧縮のチェックボールは流体の流れを自動的に遮断して補助的な遮断システムの機能を果たし、流体の漏洩を防止する。フィルタースクリーンに接続するために、ホースマニホールドを主要流体部から取り外す必要はない。
【0005】
本発明のこれらの目的及びそれ以外の目的並びに利点は、添付の図と併せてなされた以下の記述からより十分に示される。添付の図において、参照文字は、複数の図を通して同一又は同様の部品を参照している。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図面の簡単な説明
【図1】図1は、本発明のマニホールドの断面を示している。
【図2】図2は、ホースマニホールドを有するスプレーガンの分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
発明を実施するための最良の形態
本発明のホースマニホールド10は、円筒状の網目スクリーン12によって流体のろ過を組み込むとともに、チェックバルブ14の補助的な流体遮断システムをホースマニホールド10に組み込んでいる。円筒状のフィルタースクリーン12上をスリップ可能な二つのねじ式バルブアセンブリ16(一つのアセンブリはイソ側に、一つは樹脂側に)は、イソ及び樹脂の流体をろ過するために、ホースマニホールド10に取り付けられる。
【0008】
ホースマニホールド10が泡の塗布器20の主要流体部18に取り付けられると、その主要流体部18内のピン機構22により、ホースマニホールド10にあるバネ圧縮のチェックボール24が開口し、それによって十分な流体が主要流体部18に流れるようになる。ホースマニホールド10が主要流体部18から取り外されると、バネ圧縮のチェックボール24は流体の流れを自動的に遮断して補助的な遮断システムの機能を果たし、流体の漏洩を防止する。フィルタースクリーン12に接続するために、ホースマニホールド10を主要流体部18から取り外す必要はない。フィルタースクリーン12は、チェックアセンブリ16を回してホースマニホールド10の底面から外すことによって、取り外されて洗浄される。
【0009】
以下の特許請求の範囲によって限定される本発明の精神及び範囲から逸脱しないで、種々の修正及び変更が考えられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングを有するとともに複数の成分を迅速にセットするスプレーガンのためのホースマニホールドアセンブリであって、
主要流体部と、
少なくとも二つのチェックバルブアセンブリと、を有し、
前記チェックバルブアセンブリは、バネ圧縮のチェックボールと円筒状の網目スクリーンとを有し、
前記主要流体部は内部にピンを有し、前記ホースマニホールドが前記主要流体部に取り付けられると前記バネ圧縮のチェックボールを開口し、前記ホースマニホールドが前記主要流体部から外されると、前記バネ圧縮のチェックボールは、補助的な遮断システムとしての機能を果たすために流体の流れを自動的に遮断して流体の漏洩を防止する、ホースマニホールド。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−522687(P2011−522687A)
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−509682(P2011−509682)
【出願日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際出願番号】PCT/US2009/043890
【国際公開番号】WO2009/140455
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(308025451)グラコ ミネソタ インコーポレーテッド (32)
【Fターム(参考)】