説明

アイリス装置およびレンズ鏡筒

【課題】円筒状のヨークの上または下半分を切り取って半円筒状にすることによって、省スペース化を可能にする。
【解決手段】アイリス装置1は、互いに逆方向にスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根2,3と、第1,第2の絞り羽根2,3を逆方向にスライドさせる回動アーム4と、回動アーム4を回動操作するアクチュエータ5と、を備えている。アクチュエータ5は、出力軸6を設けたロータマグネット7と、ロータマグネット7を回転自在に内周側に配置したコイル8と、コイル8の外周に配置されたヨーク9と、を備えている。コイル8は、第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向と直交する方向に巻線の巻き方向を向けて配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アイリス装置および該アイリス装置を備えたレンズ鏡筒に関するものである。
【背景技術】
【0002】
アイリス装置として、図17に示すように、互いに逆方向にスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根101,102と、前記第1の絞り羽根101に設けた第1のピン係合長孔101aに係合する第1の係合ピン103aを一端部に備え、他端部に前記第2の絞り羽根102に設けた第2のピン係合長孔101bに係合する第2の係合ピン103bを備え中央部に設けた軸受部103cを中心に回動させることにより前記第1,第2の絞り羽根101,102を逆方向にスライドさせる略コ字状の回動アーム103と、前記軸受部103cを出力軸104aに取付けることにより前記回動アーム103を回動操作するアクチュエータ104と、を備えていて、前記アクチュエータ104で前記回動アーム103を一方向に回動させると、前記第1の絞り羽根101と第2の絞り羽根102が重合度を増す方向にスライドして、これら第1の絞り羽根101と第2の絞り羽根102の間に形成される絞り開口が閉じられて行き、前記回動アーム103を他方向に回動させると、前記第1の絞り羽根101と第2の絞り羽根102が重合度を減ずる方向にスライドして、前記絞り開口が開かれて行くようにしたものが知られている。前記アクチュエータ104には、モータが使用されている。なお、第1,第2の絞り羽根101,102は、両側部に設けた複数のスライドガイド孔101b…101b、102b…102bに絞り羽根取付板105の一側面の両側部に設けたスライドガイドピン106…106を挿入することにより前記絞り羽根取付板105の内面にスライド可能に取付けられている。また、回動アーム103の第1の係合ピン103aは、前記絞り羽根取付板105に設けた円弧状の第1のピン挿入孔107を介して前記第1の絞り羽根101に設けた第1のピン係合長孔101aに係合し、第2の係合ピン103bは、前記絞り羽根取付板105に設けた円弧状の第2のピン挿入孔108を介して前記第2の絞り羽根102に設けた第2のピン係合長孔102aに係合している(例えば特許文献1)。
【0003】
また、アクチュエータ104Aとして、図18に示すように、出力軸111を設けたロータマグネット112と、該ロータマグネット112を回転自在に内周側に配置したされたコイル113と、該コイル113の外周に配置されたヨーク114と、で構成したものが使用されている。このアクチュエータ104Aにおいても、回動アーム103Aは先に説明した回動アーム103と略同様に形成されている。
【特許文献1】特開2000−352736号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、図18に示すように、従来のアクチュエータ104Aにおいては、ヨーク114を円筒状に形成していたために、円筒状のヨーク114の存在によって多くのスペースを取られてしまう。ヨーク114によって多くのスペースが取られるのを防止する為には、例えば、図19に示すように、円筒状のヨーク114の上半分を切り取って半円筒状にすることも考えられるが、コイル113が残るため省スペース化の効果が少ない。また、図20に示すように、円筒状のヨーク114の右半分を切り取って半円筒状にすることも考えられるが、この場合、鏡筒実装時の省スペース化を考えると、その効果が薄いという問題点があった。
【0005】
本願発明の目的は、簡単な構造で顕著な省スペース化の効果を得ることのできるアイリス装置およびレンズ鏡筒を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のアイリス装置は、互いにスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根と、前記第1,第2の絞り羽根を逆方向にスライドさせる回動アームと、前記回動アームを回動操作するアクチュエータと、を備え、前記アクチュエータを、出力軸を設けたロータマグネットと、該ロータマグネットを回転自在に内周側に配置した扁平な枠形のコイルと、該コイルの外周に配置されたヨークと、で構成したアイリス装置において、前記コイルの巻線の巻き方向を前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に向けて配置した。
【0007】
前記回動アームを、前記ロータマグネットの出力軸に設けられ前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向に延びて前記コイルの外部に突出する第1のアーム部と、該第1のアーム部の先端から互いに逆方向に延びる第2,第3のアーム部と、で構成し、前記第2のアーム部の先端部に前記第1の絞り羽根に係合する第1の係合部を設け、前記第3のアーム部の先端部に前記第2の絞り羽根に係合する第2の係合部を設けた。
【0008】
また、前記ヨークによって、前記コイルの前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に位置するコイルの2つの面のうちの何れか一方の面側を覆い、他方の面側を露出させた。
【発明の効果】
【0009】
本発明のアイリス装置は、前記コイルの巻線の巻き方向を、前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に向けて配置したので、前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向の肉厚は薄くなり(コイルは巻線の巻き方向の肉厚が大で、巻線の巻き方向に直交する方向の肉厚が小である)、従って、円筒状のヨークの半部を切り欠いてヨークを半円筒状に形成した場合でも、前記コイルがヨークから突き出るのを防止することができる。
【0010】
前記回動アームの第1のアーム部を前記コイルの2つの面のうちの何れか一方の面側からコイルの外部に突出させて、該第1のアーム部の先端から互いに逆方向に第2,第3のアーム部を延ばす構成にしたので、ロータマグネットの出力軸の真横にコイルが在る場合でも、該コイルを迂回して、前記第2,第3のアーム部をコイルの外側に延ばすことができる。
【0011】
前記ヨークを略半円筒状に形成し、前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に位置するコイルの2つの面のうちの何れか一方の面側を覆ったので、ヨークで覆われていない他方の面側のスペースを有効に利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1〜図7は第1実施例のアイリス装置を示す。図1は絞り開口を最も開いた状態を示す斜視図、図2は絞り開口を半開させた状態の斜視図、図3は絞り開口を完全に閉じた状態の斜視図、図4はアクチュエータの断面図である。アイリス装置1は、互いに逆方向にスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根2,3と、これら第1,第2の絞り羽根2,3を互いに異なる方向にスライドさせる回動アーム4と、回動アーム4を回動操作するアクチュエータ5と、を備えている。
【0013】
前記アクチュエータ5は、出力軸6を設けたロータマグネット7と、該ロータマグネット7を回転自在に内周側に配置したコイル8と、該コイル8の外周に配置されたヨーク9と、を備えている。前記コイル8は、断面略四角形の巻線(角線)8aを扁平な枠形のボビン8bの外周に巻き付け、或いは図5に示すように、巻線8aを予め空芯巻きした後にボビン8bに取付けることにより形成される。巻線8aに角線を使用したのは占積率を向上させるためである。
【0014】
前記コイル8は、前記巻線8aの巻き方向を前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2と直交する方向に向けた状態、換言すればコイル8の厚みT方向を前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2に向けた状態で配置されている。
【0015】
図1に示すように、前記回動アーム4は、前記出力軸6から前記コイル8の下方に延びて該コイル8の前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2と直交する方向に位置する2つの面8c,8dのうち下方の面8d側から外部に突出する第1のアーム部4aと、該第1のアーム部4aの先端から前記出力軸6を中心にして略円弧状に互いに反対方向に延びる第2,第3のアーム部4b,4cと、を備えている。
【0016】
前記第2のアーム部4bの先端には、前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2と直交する方向に延びるピン状の第1の係合部4dが設けられている。また、前記第3のアーム部4cの先端には、前記第1の係合部4dと動方向に延びるピン状の第2の係合部4eが設けられている。
【0017】
前記第1の係合部4dは、前記第1の絞り羽根2の上端部に設けた前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2と直交する方向に伸びる長孔状の第1のピン係合部2aに係合している。また、前記第2の係合部4eは、前記第2の絞り羽根3の上端部に、前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2と直交する方向に伸びる長孔状の第2のピン係合部3aに係合している。
【0018】
前記第1,第2の絞り羽根2,3は、前記第1,第2のピン係合部2a、3aの下方に前記第1,第2の絞り羽根2,3のスライド方向S1,S2に伸びるスライドガイド孔2b,3bを備えている。前記第1の絞り羽根2に設けたスライドガイド孔2bと、第2の絞り羽根3に設けたスライドガイド孔3bと、は互いに重なり合っている。そして、図6に示すように、これら互いに重なり合ったスライドガイド孔2b,3bに絞り羽根取付け筐体21に設けたガイド軸22を挿入することにより、前記第1,第2の絞り羽根2,3は、前記絞り羽根取付け筐体21にスライド可能に取付けられている。前記第1の絞り羽根2と第2の絞り羽根3の間には絞り開口23が形成される。絞り羽根取付け筐体21には前記絞り開口23が臨む孔24が形成されている。なお、図7は図6を背面側から見た斜視図であり、ヨーク9の端面には前記コイル8に電圧を印加する一対の端子25,26が設けられている。
【0019】
図8,図9は、回動アーム4の変形例を示す。この変形例において、第2,第3のアーム部4b,4cは、中央部で所定の角度θに折り曲げられた形状に形成されている。他の構成は、基本となる回動アーム4と同じであるので重複する説明は省略する。なお、第1のアーム部4aを用いずに第2,第3のアーム部4b,4cを直接、前記出力軸6から突出させてもよい。
【0020】
次に、前記アイリス装置1の作用について説明する。図1に示すように、前記アクチュエータ5で前記回動アーム4を時計方向に最も回動させた状態にすると、前記第1の係合部4dは、前記長孔状の第1のピン係合部2aの右端側に位置すると共に、前記第2の係合部4eは、前記長孔状の第2のピン係合部3aの左端側に位置する。この状態において、前記絞り開口23は、開口面積が最大になっている。この状態から前記回動アーム4を反時計方向に所定の角度回動させると、前記第1の係合部4dは、前記第1のピン係合部2aの左端側に移動しながら前記第1の絞り羽根2を矢印S1方向にスライドさせる。一方、前記第2の係合部4eは、前記第2のピン係合部3aの右端側に移動しながら前記第2の絞り羽根3を矢印S2方向にスライドさせて、図2に示すように、前記絞り開口23の面積を徐々に縮小させて行く。更に、前記回動アーム4を反時計方向に所定の角度回動させると、前記絞り開口23は、更に縮小して行き、終には図3に示すように、前記絞り開口23を完全に閉じた状態にする。
【0021】
図10,図11は、円筒状のヨークの上半部を切り欠いた半円筒状に前記ヨーク9を形成した第2実施例のアイリス装置を示す。前記ヨーク9は、図11に示すように、上部側がロータマグネット7の接線Lよりも大きく切り欠かれ、かつコイル8の外周側を覆う形状に形成されている。なお、図10において、破線は切り欠かれ部分を示す。この実施例においては、円筒状のヨークの上半部を切り欠いて半円筒状にヨーク9を形成したので、コイル8の上部側のスペースを有効に利用することが可能になる。他の構成は基本となる第1実施例と同じであるので重複する説明は省略する。
【0022】
図12,図13は、円筒状のヨークの下半部を切り欠いた半円筒状に前記ヨーク9を形成した第3実施例のアイリス装置を示す。前記ヨーク9は、図13に示すように、下部がロータマグネット7の接線Lよりも大きく切り欠かれ、かつコイル8の外周側を覆う形状に形成されている。この実施例においては、円筒状のヨークの下半部を切り欠いたような半円筒状にヨーク9を形成したので、コイル8の下部側のスペースを有効に利用することが可能になる。他の構成は基本となる第1実施例と同じであるので重複する説明は省略する。なお、上記実施例では、ヨーク9を半円筒状に形成した場合を示したが、ヨーク9は半円筒状に限らず、半四角筒状、その他の形状であってもよい。
【0023】
図14,図15,図16は、本発明のアイリス装置1を備えたレンズ鏡筒31を示す。図14は第1実施例のアイリス装置1を使用した第1実施例のレンズ鏡筒31を示す。アイリス装置1は、前記絞り羽根取付け筐体21を前記レンズ鏡筒31の略中央部に挿入し、該絞り羽根取付け筐体21に設けた孔24および該孔24に臨む絞り開口23の中心をレンズ鏡筒31の光軸に一致させるとともに、前記アクチュエータ5を、レンズ鏡筒31の外部に突出させた状態でレンズ鏡筒31に取付けられている。
【0024】
図15は第2実施例のアイリス装置1を使用した第2実施例のレンズ鏡筒31を示す。この実施例において、前記ヨーク9の上半部が切り欠かれた状態になっているので、切り欠かれた部分のスペースを有効に利用することができる。他の構成は上記第1実施例のレンズ鏡筒の場合と同じである。
【0025】
図16は第3実施例のアイリス装置1を使用した第3実施例のレンズ鏡筒31を示す。この実施例において、前記ヨーク9の下半部が切り欠かれた状態になっているので、切り欠かれた部分のスペースを利用して、前記アクチュエータ5をレンズ鏡筒31の上面に接近させることができる。他の構成は上記第1実施例のレンズ鏡筒の場合と同じである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】絞り開口を最も開いた状態を示す斜視図。
【図2】絞り開口を半開させた状態の斜視図。
【図3】絞り開口を完全に閉じた状態の斜視図。
【図4】アクチュエータの断面図。
【図5】コイルの分解斜視図。
【図6】第1,第2の絞り羽根を絞り羽根取付け筐体に取付けた状態の斜視図。
【図7】図6を背面側から見た斜視図。
【図8】回動アームの変形例の斜視図。
【図9】回動アームの変形例の正面図。
【図10】第2実施例のアイリス装置の要部の斜視図。
【図11】第2実施例のアイリス装置の要部の正面図。
【図12】第3実施例のアイリス装置の要部の斜視図。
【図13】第3実施例のアイリス装置の要部の正面図。
【図14】第1実施例のレンズ鏡筒の斜視図。
【図15】第2実施例のレンズ鏡筒の斜視図。
【図16】第3実施例のレンズ鏡筒の斜視図。
【図17】従来例の斜視図。
【図18】他の従来例の斜視図。
【図19】他の従来例の斜視図。
【図20】他の従来例の斜視図。
【符号の説明】
【0027】
1…アイリス装置
2…第1の絞り羽根
3…第2の絞り羽根
4…回動アーム
4a…第1のアーム部
4b…第2のアーム部
4c…第3のアーム部
4d…第1の係合部
4e…第2の係合部
5…アクチュエータ
6…出力軸
7…ロータマグネット
8…コイル
8a…巻線(角線)
8b…ボビン
9…ヨーク
21…絞り羽根取付け筐体
22…ガイド軸
23…絞り開口
24…絞り開口が臨む絞り羽根取付け筐体に設けられた孔
31…レンズ鏡筒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いにスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根と、前記第1,第2の絞り羽根を逆方向にスライドさせる回動アームと、前記回動アームを回動操作するアクチュエータと、を備え、
前記アクチュエータは、出力軸を設けたロータマグネットと、該ロータマグネットを回転自在に内周側に配置した扁平な枠形のコイルと、該コイルの外周に配置されたヨークと、を備えてなるアイリス装置において、
前記コイルは、巻線の巻き方向を前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に向けて配置されていることを特徴とするアイリス装置。
【請求項2】
前記回動アームは、前記コイルの前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に位置する2つの面のうちの何れか一方の面側からボビンの外部に突出する第1のアーム部と、該第1のアーム部の先端から互いに逆方向に延びる第2,第3のアーム部と、を備え、
前記第2のアーム部は、前記第1の絞り羽根に係合する第1の係合部を先端部に備え、前記第3のアーム部は、前記第2の絞り羽根に係合する第2の係合部を先端部に備えていることを特徴とする請求項1に記載のアイリス装置。
【請求項3】
前記ヨークは、前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に位置する前記コイルの2つの面のうちの何れか一方の面側を覆って、他方の面側を露出させていることを特徴とする請求項1に記載のアイリス装置。
【請求項4】
前記コイルは、断面略四角形の巻線をボビンの外周に巻回することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイリス装置。
【請求項5】
アイリス装置を備えたレンズ鏡筒であって、
前記アイリス装置は、互いにスライドして絞り開口を可変する第1,第2の絞り羽根と、前記第1,第2の絞り羽根を逆方向にスライドさせる回動アームと、前記回動アームを回動操作するアクチュエータと、を備え、
前記アクチュエータは、前記出力軸を設けたロータマグネットと、該ロータマグネットを回転自在に内周側に配置したコイルと、該コイルの外周に配置されたヨークと、を備え、
前記コイルは、巻線の巻き方向を前記第1,第2の絞り羽根のスライド方向と直交する方向に向けて配置されていることを特徴とするレンズ鏡筒。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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