説明

アイ・スプレー

【目 的】 使用性の向上した目薬の開発にある。
【構 成】 目薬をエアゾール(スプレー)式などで噴霧点眼可能に(目に霧状に吹き付けうるように)瓶あるいは罐などに封入した目薬。

【考案の詳細な説明】
一時目薬のテレビ広告が視られなかったが、又それが視られるようになった。
美しい女性が顔を上に向けて目をぱっちり開いて上手に目の中心に点滴している。しかしそれを自分でやって見ると、テレビの女性のようには旨く行かない。どうしても目をつむるし、薬瓶の口を目に触れさせてしまう。薬は目の周りに零れるし、薬瓶の口が汚れるし、時には薬瓶の中に涙が入ってしまうことさえある。
何時も目薬を清潔に保ちえて、それを容易に目に差せるようにしたい。そこで考案したのが本考案である。
本考案の構成は実用新案登録請求の範囲に簡潔に述べられている。
それから判るように本考案における噴霧機構はエアゾール(スプレー)式でも手動式霧吹き機式でも何でも宜しい。要は目薬を霧状にしてソフトに目に吹き付ければ宜しいのである。勿論この場合顔を上に向けることは要らなくなる。しかし現在技術での実用化に当たってはエアゾール式の方が実用性が高いので、噴射剤に適切なものを捜し、是非それで開発したい。
本考案が適切に使用に耐えうるか心配する向きもあろうが、霧状と噴霧の勢を適切なものにしさえすれば、難無く容易に目に差せる。本考案は目薬の点眼方法を正に革新したのである。
現在の目薬の市場は年間150億円から200億円くらいではないかと思われる。我目薬本考案は生理食塩水中心のマイルドなものを中心に従来より遥かに大きな罐に詰めて廉価にし、気軽にどしどし使ってもらいたいと考えている。したがって本考案によって目薬と言うものに対する認識が変って行き、目薬は気前よく従来に増してどんどん使用されるようになり、その市場は倍増も三倍増も否十倍増もするかも判らない。大変な期待が持て楽しみにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアゾール式のものの簡単な正面図である。

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】目薬をエアゾール(スプレー)式などで噴霧点眼可能に(目に霧状に吹き付けうるように)瓶あるいは罐などに封入した目薬。

【図1】
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【登録番号】第3018401号
【登録日】平成7年(1995)9月6日
【発行日】平成7年(1995)11月21日
【考案の名称】アイ・スプレー
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平7−6317
【出願日】平成7年(1995)5月22日
【出願人】(594052526)