説明

アパートメント等へ洗浄便座を貸与する代償として月々の使用料を徴収するシステム

【課題】 低所得者対象のアパートメントや中古住宅等では、高額なイニシャルコスト(初期費用)を必要とする洗浄便座は、賃貸者の負担が大きく、又賃借人が自分で設置することも賃貸借契約終了後の現状復帰等の問題がある。
【解決手段】 毎月の使用料を徴収するかわりに賃貸人等に替わり洗浄便座を設置し、必要に応じたメンテナンスもすることで賃貸人のイニシャルコスト(初期費用)負担を低減し、普及をはかる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低所得者対象のアパートメントや、中古住宅への洗浄便座の普及に関するシステムの発明である。
【背景技術】
【0002】
洗浄便座は、一般的に使用されることが多くなっているにも関わらず、又要望が強いにも関わらず低所得者対象のアパートメントや中古住宅では、様々な問題の為普及率が非常に低いのが実状であり現状を打開する方策はないといえる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
低所得者対象のアパートメントや中古住宅等では、高額なイニシャルコスト(初期費用)が必要とされる器具等の設置は賃貸者に一時的にせよ大きな負担をかける為、難しいのが現状であり、又賃借人が勝手に設置することも、賃借終了後に現状復帰せねばならない等の問題で非常に困難である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
事業者が、洗浄便座をアパートメントや中古住宅等に設置し、必要なメンテナンスをしてあげることで、賃貸人等の高額なイニシャルコスト(初期費用)等の大きな負担をなくす代わりに、月々にその使用料を賃借人又は、賃貸人より徴収することで各種費用を回収する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
本事業者はアパートメント等の賃貸人等と契約し、所有する建物に洗浄便座を設置する一方、アパートメント等の賃貸人等は、その賃借人より毎月その使用料を徴収し、さらに使用料を本事業所に支払う。又、修理等についても必要に応じ、本事業所と賃貸人等の協議の上で行う。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アパートメント等の居住者に要望の強い洗浄便座を貸与することでイニシャルコスト(初期費用)を不要とし、賃借人の負担を低減する一方、毎月その使用料を賃借人より徴収することで器具の費用・取付費用等を回収するビジネスモデル。

【公開番号】特開2007−108901(P2007−108901A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−297203(P2005−297203)
【出願日】平成17年10月12日(2005.10.12)
【出願人】(300057388)株式会社マロックス (1)