説明

アプリケーション検索サーバ、及び方法

【課題】検索サーバにより検索対象とされるアプリケーションと、配信サーバに格納されたアプリケーションとの間の不一致を改善すること。
【解決手段】検索サーバは、検索リクエストを受信する受信部と、検索の対象とされているアプリケーション毎に、複数の情報要素と、情報要素毎に、更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索回数とを対応付けたテーブルを格納した格納部と、検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する選択部と、選択されたアプリケーションを検索応答として送信する送信部と、アプリケーション毎に、選択回数をカウントし、カウントされた選択回数が、テーブルに含まれる検索回数以上となる情報要素があるかを判定する判定部と、選択回数が検索回数以上となる情報要素を取得し、格納部に格納されたアプリケーション情報のうち、取得された情報要素を更新する更新部とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリケーションを検索する無線通信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電気通信キャリアや端末メーカーにより、相次いでオープンなプラットフォームを採用した携帯端末が、市場に投入されている。該携帯端末には、スマートフォンが含まれる。オープンなプラットフォームが採用されることにより、電気通信キャリアや携帯端末メーカーは、API(Application Program Interface)を利用した新しい機能、サービスを提供可能な携帯端末を製品化できる。また、オープンなプラットフォームが採用されることにより、好みに応じてアプリケーションを追加できる。
【0003】
オープンなプラットフォームが採用されることにより、アプリケーションの開発者はアプリケーションを自由に開発できる。アプリケーションマーケットには、日々多数のアプリケーションが新規に登録されている。ユーザは、該アプリケーションマーケットにアクセスすることにより、豊富にそろったアプリケーション中から所望のアプリケーションを選択できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009-187466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
携帯端末は、アプリケーションの検索を行うアプリケーション検索サーバにアクセスすることにより、所望のアプリケーションの提示を受けることができる。該携帯端末は、該提示に従って、所望のアプリケーションをダウンロードするために、該所望のアプリケーションが格納されるべきサーバ(配信サーバ)にアクセスすることにより、該所望のアプリケーションをダウンロードすることができる。しかし、配信サーバにアクセスしても、該所望のアプリケーションをダウンロードすることができない場合もある。該所望のアプリケーションが、配信サーバから削除されていることや、該所望のアプリケーションに関する情報が変更されていること等があるためである。検索サーバと、配信サーバとが異なるサーバである場合には、検索サーバにより検索の対象とされるべきアプリケーションと、配信サーバに格納されているアプリケーションとが一致していない場合も多い。
【0006】
検索サーバにより検索の対象とされるアプリケーションと、配信サーバにより配信可能なアプリケーションとを一致させるために、検索サーバは、定期的に、配信サーバに格納されているアプリケーションの情報を収集するのが好ましい。しかし、アプリケーションマーケットには、すでに数十万以上のアプリケーションが登録されている。検索サーバに、該数十万以上の全アプリケーションをクローリングさせることは、検索サーバに対する負荷を増大させることになるため現実的でない。
【0007】
開示のアプリケーション検索サーバ、及びアプリケーション検索システムにおける方法は、アプリケーション検索サーバにより検索対象とされるべきアプリケーションと、配信サーバに格納されたアプリケーションとの間の不一致を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の一実施例のアプリケーション検索サーバは、
提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索サーバであって、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する受信部と、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを格納したアプリケーション情報格納部と、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択部と、
前記配信情報選択部で選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送信部と、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択部により選択された選択回数をカウントし、カウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定部と、
該情報要素更新判定部により選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得し、前記アプリケーション情報格納部に格納されたアプリケーション情報のうち、取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新部と
を有する。
【0009】
開示の一実施例のアプリケーション検索システムにおける方法は、
提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索システムにおける方法であって、
アプリケーションを検索する検索サーバは、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを有し、
前記検索サーバは、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する受信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択ステップと、
前記配信情報選択ステップで選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択ステップにより選択された選択回数をカウントする選択回数カウントステップと、
前記選択回数カウントステップによりカウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定ステップと、
該情報要素更新判定ステップにより選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得する情報要素取得ステップと、
前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるアプリケーション情報のうち、該情報要素取得ステップにより取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新ステップと
を有する。
【発明の効果】
【0010】
開示のアプリケーション検索サーバ、及びアプリケーション検索システムにおける方法によれば、アプリケーション検索サーバにより検索対象とされるべきアプリケーションと、配信サーバに格納されたアプリケーションとの間の不一致を改善することができる
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】検索サーバが適用される無線通信システムの一実施例を示す図である。
【図2】携帯端末の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】情報要素更新頻度対応テーブルの一実施例を示す図である。
【図4】検索サーバの一実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】無線通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】携帯端末の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図7】無線通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
【0013】
<実施例>
<無線通信システム>
アプリケーションを検索するサーバ(以下、「検索サーバ」という)が適用される無線通信システムの一実施例について説明する。
【0014】
図1は、本検索サーバ400が適用される無線通信システムの一実施例を示す。
【0015】
本無線通信システムには、携帯端末300が含まれる。携帯端末300は、通信網50を介して、検索サーバ400にアクセスする。例えば、携帯端末300は、アクセスポイント(図示なし)に接続し、該アクセスポイントが接続された通信網50に接続された検索サーバ400にアクセスしてもよい。該通信網50は、インターネットであってもよい。また、例えば、携帯端末300は基地局(図示なし)に接続し、該基地局が接続された通信網50に接続された検索サーバ400にアクセスしてもよい。該通信網は、移動体通信ネットワークであってもよい。
【0016】
また、携帯端末300は、通信網50を介して、配信サーバ100にアクセスする。例えば、携帯端末300は、アクセスポイントに接続し、該アクセスポイントが接続された通信網50に接続された配信サーバ100にアクセスしてもよい。該通信網50は、インターネットであってもよい。また、例えば、携帯端末300は基地局に接続し、該基地局が接続された通信網50に接続された配信サーバ100にアクセスしてもよい。該通信網50は、移動体通信ネットワークであってもよい。
【0017】
本無線通信システムには、配信サーバ100が含まれる。該配信サーバ100は、通信網50に接続される。該配信サーバ100は、携帯端末300により要求されたアプリケーションを配信する。
【0018】
本無線通信システムには、アプリケーション管理サーバ200が含まれる。該アプリケーション管理サーバ200は配信サーバ100に接続される。アプリケーション管理サーバ200は、アプリケーションを格納する。
【0019】
<携帯端末>
本携帯端末300は、検索サーバ400に、アプリケーションの検索を要求するためのアプリケーション検索リクエストを無線送信する。該携帯端末300は、検索サーバ400から、該アプリケーション検索リクエストに対するアプリケーションの検索結果を含むアプリケーション検索応答を受信する。ユーザは、該アプリケーション検索応答を参照することにより、所望のアプリケーションを選択できる。該携帯端末300は、ユーザにより所望のアプリケーションが選択された場合、配信サーバ100に、該所望のアプリケーションの詳細な情報を要求するために、アプリケーション詳細情報要求を送信する。該携帯端末300は、アプリケーション詳細情報要求に対する応答であるアプリケーションの詳細な情報を含むアプリケーション詳細情報応答を受信する。該携帯端末300は、アプリケーション詳細情報応答に、所望のアプリケーションの詳細な情報が含まれる場合、該アプリケーションの詳細な情報に基づいて、配信サーバ100から、該所望のアプリケーションをダウンロードするための処理を行う。
【0020】
<携帯端末の機能>
図2は、本携帯端末300の機能を示す機能ブロック図である。
【0021】
本携帯端末300は、送受信部302を有する。
【0022】
該送受信部302は、検索サーバ400に、アプリケーション検索リクエストを送信する。該送受信部302は、検索サーバ400から、アプリケーション検索応答を受信する。該アプリケーション検索応答には、提示リストが含まれてもよい。該提示リストには、提示されるアプリケーションを表す情報が含まれてもよい。
【0023】
また、該送受信部302は、アプリケーション詳細情報要求を送信する。該アプリケーション詳細情報要求には、所望のアプリケーションを表す情報が含まれる。該送受信部302は、該アプリケーション詳細情報要求に対する応答である、アプリケーション詳細情報応答を受信する。該アプリケーション詳細情報応答には、所望のアプリケーションをダウンロードするための情報が含まれてもよい。
【0024】
また、該送受信部302は、配信サーバ100に、ダウンロード要求を送信し、該配信サーバ100から配信されるべき所望のアプリケーションをダウンロードする。
【0025】
本携帯端末300は、制御部304を有する。該制御部304は、送受信部302と接続される。該制御部304は、検索サーバ400からアプリケーション検索応答を受信した場合に、表示部310に、該アプリケーション検索応答に含まれるべきアプリケーションの検索結果を表示するための制御を行う。また、該制御部304は、ユーザにより所望のアプリケーションが選択された場合、該所望のアプリケーションのアプリケーション詳細情報要求を送信するための制御を行う。また、該制御部304は、配信サーバ100からのアプリケーション詳細情報応答に基づいて、所定の情報を表示するための制御を行う。例えば、該制御部304は、配信サーバ100からのアプリケーション詳細情報応答に所望のアプリケーションの詳細な情報が含まれる場合に表示されるべき所定の画像を表示するための制御を行う。また、例えば、該制御部304は、配信サーバ100からのアプリケーション詳細情報応答に所望のアプリケーションの詳細な情報が含まれない場合に表示されるべき所定の画像を表示するための制御を行う。また、該制御部304は、配信サーバ100からのアプリケーション詳細情報応答に所望のアプリケーションの詳細な情報が含まれる場合に、該配信サーバ100に、所望のアプリケーションのダウンロードを要求するための制御を行う。
【0026】
本携帯端末300は、アプリケーション情報要求部306を有する。該アプリケーション情報要求部306は、制御部304と接続される。該アプリケーション情報要求部306には、ユーザにより選択されるべき所望のアプリケーションに関して、該所望のアプリケーションの詳細な情報を要求するためのアプリケーション詳細情報要求を生成する。ユーザは、アプリケーション検索応答を参照することにより、所望のアプリケーションを選択できる。該アプリケーション詳細情報要求には、ユーザにより選択された所望のアプリケーションを表す情報が含まれる。
【0027】
本携帯端末300は、アプリケーションダウンロード部310を有する。該アプリケーションダウンロード部310は、アプリケーション情報要求部306、及び制御部304と接続される。該アプリケーションダウンロード部310には、アプリケーション詳細情報応答に所望のアプリケーションの詳細な情報が含まれる場合に、アプリケーション情報要求部306から、所望のアプリケーションの詳細な情報が通知される。該アプリケーションダウンロード部310は、アプリケーション情報要求部306から、所望のアプリケーションの詳細な情報が通知された場合、該所望のアプリケーションの詳細な情報に基づいて、配信サーバ100にアクセスし、所望のアプリケーションをダウンロードする。
【0028】
本携帯端末300は、表示部310を有する。該表示部310は、制御部304と接続される。該表示部312は、検索サーバ400により送信されたアプリケーション検索応答に含まれるべきアプリケーションの検索結果を表示する。また、表示部310は、配信サーバ100により送信されるべきアプリケーション詳細情報に基づいて、所定の画像の表示を行う。
【0029】
<検索サーバ>
検索サーバ400は、アプリケーションの情報を格納する。アプリケーションの情報には情報要素として、アプリケーション名と、説明文と、画像と、価格と、レートと、ダウンロード回数と、レビューコメントとが含まれる。
【0030】
さらに、検索サーバ400は、アプリケーション毎に、該アプリケーションの情報要素と、該情報要素を更新する際のトリガーとなるべき検索された回数(以下、「更新トリガー検索回数」という)とを対応付けたテーブル(以下、「情報要素更新頻度対応テーブル」という)を有する。更新トリガー検索回数は、アプリケーション毎に異なる値であってもよい。アプリケーションの種類によって、更新頻度が変動することが想定されるからである。
【0031】
図3は、情報要素更新頻度対応テーブルの一例を示す。図3には、情報要素に対応する更新頻度も示されている。少なくとも、情報要素と、更新トリガー検索回数とが含まれていればよい。
【0032】
図3に示される情報要素更新頻度対応テーブルには、情報要素として、「アプリケーション名」、「説明文」、「画像」、「価格」、「レート」、「ダウンロード回数」、及び「レビューコメント」と、更新頻度として、「低」、「低」、「低」、「中」、「高」、「高」、及び「高」と、更新トリガー検索回数として、「X」、「X」、「X」、「Y」、「Z」、「Z」、及び「Z」とがそれぞれ対応付けられている。これらは一例であり適宜変更可能である。
【0033】
「アプリケーション名」、「説明文」、及び「画像」は、比較的更新される頻度は低いと想定される。従って、更新頻度は「低」に設定されている。
【0034】
また、「価格」に対応する更新頻度が「中」であるのは、価格の変動は、通貨レートの変動に依存するためである。
【0035】
また、「レート」に対応する更新頻度が「高」であるのは、アプリケーションの普及の度合いによって変動するためである。「レート」はアプリケーションが登録されてから時間が経過するに従って、更新頻度が低くなると想定される。時間が経過する程レートの母集団が大きくなるため、レートの変動が小さくなると想定されるためである。
【0036】
また、「ダウンロード数」に対応する更新頻度が「高」であるのは、アプリケーションの普及の度合いによって変動するためである。「ダウンロード数」はアプリケーションが登録されてから時間が経過するに従って、ダウンロードされる回数が減少すると想定されるためである。
【0037】
また、「レビューコメント」に対応する更新頻度が「高」であるのは、アプリケーションの普及の度合いによって、また、アップデートからの経過時間により変動するためである。「レビューコメント」はアプリケーションが登録されてから時間が経過するに従って、更新頻度が低くなると想定される。時間が経過する程「レビューコメント」の投稿数が少なくなると想定されるためである。
【0038】
更新トリガー検索回数は、X>Y>Zであるのが好ましい。更新頻度が高くなるに従って、配信サーバ100において、アプリケーションに関する情報要素が更新されている確率が高くなるため、更新トリガー検索回数を小さな数とすることにより、検索サーバ400における更新頻度を増加させるのが好ましいためである。
【0039】
アプリケーションの情報要素毎に更新すべきトリガーを異ならせることにより、情報要素毎に更新タイミングを異ならせることができる。更新頻度が高いと想定される情報要素については短い期間で更新されることになるため、最低限の情報要素を更新できる。このため、検索サーバ400におけるクローリングの負荷を低減し、さらにネットワークの負荷も低減できる。
【0040】
本検索サーバ400は、携帯端末300から、アプリケーション検索リクエストを受信する。該検索サーバ400は、該アプリケーション検索リクエストに応じて、アプリケーションを検索する。該検索サーバ400は、携帯端末300に、アプリケーション検索応答を送信する。該アプリケーションの検索応答には、提示すべきアプリケーションが含まれる。
【0041】
本検索サーバ400は、アプリケーション毎に、検索された結果、提示すべきアプリケーションとして選択された回数(以下、「検索回数」という」をカウントする。該検索サーバ400は、該検索回数が更新トリガー検索回数に達した情報要素があるかどうかを判定する。
【0042】
本検索サーバ400は、検索回数が更新トリガー検索回数に達した情報要素があると判定された場合、該情報要素を更新するために、配信サーバ100に、該情報要素を要求するためのアプリケーション情報要素取得要求を送信する。本検索サーバ400は、アプリケーション情報要素取得要求の応答信号として、配信サーバ100から通知されたアプリケーション情報要素取得応答に基づいて、該当するアプリケーションの情報要素を更新する。
【0043】
<検索サーバの機能>
図4は、検索サーバ400の一実施例を示す。
【0044】
本検索サーバ400は、送受信部402を有する。該送受信部402は、携帯端末300からのアプリケーション検索リクエストを受信する。該送受信部402は、配信情報選択部408に、該アプリケーション検索リクエストを入力する。該送受信部402は、携帯端末300に、アプリケーション検索応答を送信する。
【0045】
また、送受信部402は、配信サーバ100に、アプリケーション情報要素取得要求を送信する。該アプリケーション情報取得要求には、配信サーバ100から取得すべき、アプリケーションの情報要素を表す情報が含まれる。該送受信部402は、配信サーバ100から、アプリケーション情報要素取得応答を受信する。該アプリケーション情報要素取得応答は、アプリケーション情報要素更新部404に入力される。
【0046】
本検索サーバ400は、アプリケーション情報要素更新部404を有する。該アプリケーション情報要素更新部404は、送受信部402と接続される。該アプリケーション情報要素更新部404は、送受信部402を介して、配信サーバ100に、アプリケーション情報要素取得要求を送信する。また、アプリケーション情報要素更新部404には、送受信部402からアプリケーション情報要素取得応答が入力される。該アプリケーション情報要素更新部404は、該アプリケーション情報要素取得応答に従って、アプリケーション情報格納部406に格納されるべきアプリケーションの情報要素のうち、該当するアプリケーションの情報要素を更新する。
【0047】
本検索サーバ400は、アプリケーション情報格納部406を有する。該アプリケーション情報格納部406には、アプリケーションの情報を格納する。アプリケーションの情報には情報要素として、アプリケーション名と、説明文と、画像と、価格と、レートと、ダウンロード回数と、レビューコメントとが含まれる。さらに、該アプリケーション情報格納部406には、情報要素更新頻度対応テーブルが格納される。情報要素更新頻度対応テーブルは、図3を参照して説明したように、アプリケーション毎に、該アプリケーションに関する情報要素と、更新トリガー検索回数とが対応付けられている。
【0048】
本検索サーバ400は、配信情報選択部408を有する。該配信情報選択部408は、送受信部402、及びアプリケーション情報格納部406と接続される。該配信情報選択部408は、送受信部402により入力されるべきアプリケーション検索リクエストに基づいて、提示すべきアプリケーションを選択する。例えば、配信情報選択部408は、アプリケーション情報格納部406に格納されるべきアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する。種々の選択方法が適用できる。該配信情報選択部408は、情報要素更新判定部412、及びアプリケーションリスト生成部410に、提示すべきアプリケーション情報を入力する。
【0049】
本検索サーバ400は、情報要素更新判定部412を有する。該情報要素更新判定部412は、アプリケーション情報要素更新部404、アプリケーション情報格納部406、及び配信情報選択部408と接続される。情報要素更新判定部412は、配信情報選択部408から入力される提示すべきアプリケーションを表す情報に基づいて、アプリケーション毎に、検索回数をカウントする。該情報要素更新判定部412は、アプリケーション情報格納部406に格納された情報要素更新頻度対応テーブルを参照し、検索回数が、更新トリガー検索回数以上となった情報要素があるかどうかを判定する。検索回数が更新トリガー検索回数以上となった情報要素がない場合には、検索回数のカウントを継続する。検索回数が更新トリガー検索回数以上となった情報要素がある場合には、情報要素更新判定部412は、アプリケーション情報要素更新部404に、該当する情報要素を取得するために、アプリケーション情報要素取得要求を入力する。該アプリケーション情報要素取得要求には、検索回数が更新トリガー検索回数以上となった情報要素を表す情報と、該情報要素を含むアプリケーションを表す情報とが含まれる。
【0050】
本検索サーバ400は、アプリケーションリスト生成部410を有する。該アプリケーションリスト生成部410は、配信情報選択部408と接続される。該アプリケーションリスト生成部410には、配信情報選択部408から提示すべきアプリケーションを表す情報が入力される。該アプリケーションリスト生成部410は、提示すべきアプリケーションを表す情報をリスト化する。該アプリケーションリスト生成部410は、送受信部402に、アプリケーションリストを入力する。送受信部402は、携帯端末300に、アプリケーションリスト生成部410により入力されたアプリケーションリストを送信する。
【0051】
<無線通信システムの動作>
図5は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
【0052】
携帯端末300は、検索サーバ400に、アプリケーション検索リクエストを送信する(ステップS502)。つまり、ユーザが、アプリケーションを検索するための所定の操作を行うことにより、携帯端末300の送受信部302から、検索サーバ400に、アプリケーション検索リクエストが送信される。
【0053】
検索サーバ400は、携帯端末300からのアプリケーション検索リクエストに対する応答として、アプリケーション検索応答を送信する(ステップS504)。つまり、配信情報選択部408は、アプリケーション情報格納部406に格納されたアプリケーションを参照し、所定の選択方法により、提示すべきアプリケーションを選択する。アプリケーションリスト生成部410は、配信情報選択部408により選択されたアプリケーションを含むアプリケーションリストを生成する。アプリケーションリスト生成部410により生成されたアプリケーションリストは、送受信部402から、携帯端末300に送信される。
【0054】
携帯端末300は、配信サーバ100に、アプリケーション詳細情報要求を送信する(ステップS506)。ユーザがアプリケーションリストを参照することにより、所望のアプリケーションが選択された場合、アプリケーション情報要求部306は、該所望のアプリケーションの詳細な情報を要求するために、アプリケーション詳細情報要求を生成する。該アプリケーション詳細情報要求は、制御部304に入力され、送受信部302から、配信サーバ100に送信される。
【0055】
配信サーバ100は、携帯端末300からのアプリケーション詳細情報要求に従って、該アプリケーション詳細情報要求により要求された所望のアプリケーションの詳細な情報を含むアプリケーション詳細情報応答を生成する。該アプリケーション詳細情報応答は、携帯端末300に送信される(ステップS508)。配信サーバ100は、アプリケーション詳細情報要求により要求されたアプリケーションを有さない場合、該アプリケーションを有さないことを表す情報を含むアプリケーション詳細情報応答を生成する。配信サーバ100は、携帯端末300に、アプリケーション詳細情報応答を送信する。
【0056】
検索サーバ400は、ステップS504により携帯端末300に送信したアプリケーション検索応答に含まれるべき提示すべきアプリケーションについて、検索回数を増加させる。検索回数を増加させた結果、該検索回数が更新トリガー検索回数以上となった情報要素があるかどうかを判定する(ステップS510)。つまり、情報要素更新判定部412は、配信情報選択部408により入力される提示すべきアプリケーションに対応する検索回数を増加させる。該情報要素更新判定部412は、アプリケーション情報格納部406に格納されるべき情報要素更新頻度対応テーブルを参照し、検索回数が、更新トリガー検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する。
【0057】
検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素が無いと判定された場合(ステップS510:NO)、終了する。つまり、アプリケーションを検索する処理を継続する。一方、検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素があると判定された場合(ステップS510:YES)、検索サーバ400は、配信サーバ100に、検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素を取得するために、アプリケーション情報要素取得要求を送信する(ステップS512)。
【0058】
配信サーバ100は、検索サーバ400からのアプリケーション情報要素取得要求に応じて、該アプリケーション情報要素取得要求により要求されているアプリケーションの情報要素を含むアプリケーション情報要素取得応答を送信する(ステップS514)。
【0059】
検索サーバ400は、配信サーバ100から、アプリケーション情報要素取得応答を受信する。検索サーバ400は、該アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に、該当する情報要素を更新することにより、アプリケーションの情報を更新する(ステップS516)。つまり、配信サーバ100からのアプリケーション情報要素取得応答は、アプリケーション情報要素更新部404に入力される。アプリケーション情報要素更新部404は、アプリケーションの情報に含まれる情報要素のうち、アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に該当するものを、書き換えることにより、アプリケーションの情報を更新する。また、アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に対応する検索回数を初期値にリセットする。
【0060】
本実施例によれば、アプリケーションが検索された結果提示すべきアプリケーションとして選択された回数に応じて、情報要素が更新される。従って、選択回数が多いアプリケーションほど、つまりはユーザに人気があるアプリケーションほど、頻繁に情報更新がされることとなる。また、情報要素ごとにその更新頻度に基づき更新トリガー検索回数を設定し、更新トリガー検索回数を上回る検索回数となった情報要素のみが更新される。従って、全情報要素が一度に更新される頻度を低減できるため、検索サーバ400の対する負荷を抑えつつ、配信サーバ100に格納されるべきアプリケーションと、検索サーバ400により検索の対象とされるべきアプリケーションとの間の不一致を改善できる。
【0061】
本実施例において、配信サーバ100において、アプリケーションが更新された際には検索サーバ400においても、該アプリケーションに関する全情報要素が更新されるのが好ましい。
【0062】
本実施例において、検索サーバ400と、配信サーバ100とが同じ装置であっても適用できる。
【0063】
<変形例>
本検索サーバが適用される無線通信システムの一実施例は、図1を参照して説明した無線通信システムと略同一である。
【0064】
本変形例では、検索サーバ400は、携帯端末300に、更新すべき情報要素を要求する。携帯端末300は、検索サーバ400からの要求に応じて、配信サーバ100から情報要素を取得し、検索サーバ400に通知する。
【0065】
<携帯端末>
本携帯端末300は、上述した実施例で説明した携帯端末の機能と略同様の機能を有する。さらに、携帯端末300は、検索サーバ400から、アプリケーション情報要素取得要求を受信する。該アプリケーション情報要素取得要求には、取得すべき情報要素を表す情報と、該情報要素を含むアプリケーションを表す情報とが含まれる。
【0066】
携帯端末300は、検索サーバ400からのアプリケーション情報要素取得要求に応じて、配信サーバ100に、アプリケーション情報要素取得要求により要求されたアプリケーションの情報要素を要求するためのアプリケーション情報要素要求を送信する。
【0067】
配信サーバ100は、携帯端末300からのアプリケーション情報要素要求に応じて、該携帯端末300に、該当するアプリケーションの情報要素を含むアプリケーション情報要素応答を送信する。
【0068】
携帯端末300は、配信サーバ100から、アプリケーション情報要素応答を受信すると、検索サーバ400に、該アプリケーション情報要素応答に含まれる情報要素を含むアプリケーション情報要素取得応答を送信する。
【0069】
<携帯端末の機能>
図6は、携帯端末300の一実施例を示す。
【0070】
本携帯端末300は、図2を参照して説明した携帯端末の機能ブロックに加え、アプリケーション情報要素取得部314を有する。該アプリケーション情報要素取得部314は、制御部304と接続される。該アプリケーション情報要素取得部314には、検索サーバ400により送信されるべきアプリケーション情報要素取得要求が入力される。該アプリケーション情報要求部306は、該アプリケーション情報要素取得要求に含まれるべきアプリケーションの情報要素を要求するためのアプリケーション情報要素要求を生成し、配信サーバ100に送信する。該アプリケーション情報要素取得部314は、検索サーバ400に、アプリケーション情報要素要求の応答であるアプリケーション情報要素応答に含まれるアプリケーションの情報要素を含むアプリケーション情報要素取得応答を送信する。
【0071】
<検索サーバ>
本検索サーバ400は、上述した実施例で説明した検索サーバと略同一の機能ブロック図により説明される。つまり、図4を参照して説明した検索サーバにより説明される。上述した実施例に係る検索サーバと異なる点について主に説明する。
【0072】
本検索サーバ400は、検索回数が更新トリガー検索回数に達した情報要素があると判定された場合、該情報要素を更新するために、携帯端末300に、該情報要素を要求するためのアプリケーション情報要素取得要求を送信する。本検索サーバ400は、アプリケーション情報要素取得要求の応答信号として、携帯端末300から通知されたアプリケーション情報要素取得応答に基づいて、該当するアプリケーションの情報要素を更新する。
【0073】
<検索サーバの機能>
送受信部402は、携帯端末300に、アプリケーション情報要素取得要求を送信する。該アプリケーション情報取得要求には、配信サーバ100から取得すべき、アプリケーションの情報要素を表す情報が含まれる。該送受信部402は、携帯端末300から、アプリケーション情報要素取得応答を受信する。該アプリケーション情報要素取得応答は、アプリケーション情報要素更新部404に入力される。
【0074】
アプリケーション情報要素更新部404は、送受信部402を介して、携帯端末300に、アプリケーション情報要素取得要求を送信する。また、アプリケーション情報要素更新部404には、送受信部404からアプリケーション情報要素取得応答が入力される。該アプリケーション情報要素更新部404は、該アプリケーション情報要素取得応答に従って、アプリケーション情報格納部406に格納されるべきアプリケーションの情報要素のうち、該当するアプリケーションの情報要素を更新する。
【0075】
<無線通信システムの動作>
図7は、無線通信システムの一実施例を示す。
【0076】
携帯端末300は、検索サーバ400に、アプリケーション検索リクエストを送信する(ステップS702)。つまり、ユーザが、アプリケーションを検索するための所定の操作を行うことにより、携帯端末300の送受信部302から、検索サーバ400に、アプリケーション検索リクエストが送信される。
【0077】
検索サーバ400は、携帯端末300からのアプリケーション検索リクエストに対する応答として、アプリケーション検索応答を送信する(ステップS704)。つまり、配信情報選択部408は、アプリケーション情報格納部406に格納されたアプリケーションを参照し、所定の選択方法により、提示すべきアプリケーションを選択する。アプリケーションリスト生成部410は、配信情報選択部408により選択されたアプリケーションを含むアプリケーションリストを生成する。アプリケーションリスト生成部410により生成されたアプリケーションリストは、送受信部402から、携帯端末300に送信される。
【0078】
検索サーバ400は、ステップS704により携帯端末300に送信したアプリケーション検索応答に含まれる提示すべきアプリケーションについて、検索回数を増加させる。検索回数を増加させた結果、該検索回数が更新トリガー検索回数以上となった情報要素があるかどうかを判定する(ステップS706)。つまり、情報要素更新判定部412は、配信情報選択部408により入力される提示すべきアプリケーションに対応する検索回数を増加させる。該情報要素更新判定部412は、アプリケーション情報格納部406に格納されるべき情報要素更新頻度対応テーブルを参照し、検索回数が、更新トリガー検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する。
【0079】
検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素が無いと判定された場合(ステップS706:NO)、終了する。つまり、アプリケーションを検索する処理を継続する。一方、検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素があると判定された場合(ステップS706:YES)、検索サーバ400は、携帯端末300に、検索回数が更新トリガー検索回数以上となる情報要素を取得するために、アプリケーション情報要素取得要求を送信する(ステップS708)。
【0080】
携帯端末300は、検索サーバ400からのアプリケーション情報要素取得要求に応じて、該アプリケーション情報要素取得要求により要求されているアプリケーションの情報要素を要求するためのアプリケーション情報要素要求を、配信サーバ100に送信する(ステップS710)。つまり、アプリケーション情報要素取得部314は、検索サーバ400からのアプリケーション情報要素取得要求に従って、配信サーバ100に、アプリケーション情報要素要求を生成し、送受信部302を介して送信する。
【0081】
配信サーバ100は、携帯端末300からのアプリケーション情報要素要求に応じて、携帯端末300に、該アプリケーション情報要素要求により要求された情報要素を含むアプリケーション情報要素応答を送信する(ステップS712)。
【0082】
携帯端末300は、配信サーバ100からアプリケーション情報要素応答を受信すると、検索サーバ400に、該アプリケーション情報要素応答に含まれる情報要素を含むアプリケーション情報要素取得応答を送信する(ステップS714)。
【0083】
検索サーバ400は、携帯端末300から、アプリケーション情報要素取得応答を受信する。検索サーバ400は、該アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に、該当する情報要素を更新することにより、アプリケーションの情報を更新する(ステップS716)。つまり、携帯端末300からのアプリケーション情報要素取得応答は、アプリケーション情報要素更新部404に入力される。アプリケーション情報要素更新部404は、アプリケーションの情報に含まれる情報要素のうち、アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に該当するものを、書き換えることにより、アプリケーションの情報を更新する。また、アプリケーション情報要素取得応答に含まれる情報要素に対応する検索回数を初期値にリセットする。
【0084】
本変形例によれば、上述した実施例と同様に、アプリケーションが検索された結果提示すべきアプリケーションとして選択された回数に応じて、情報要素が更新される。従って、選択回数が多いアプリケーションほど、つまりはユーザに人気があるアプリケーションほど、頻繁に情報更新がされることとなる。また、情報要素ごとにその更新頻度に基づき更新トリガー検索回数を設定し、更新トリガー検索回数を上回る検索回数となった情報要素のみが更新される。従って、全情報要素が一度に更新される頻度を低減できるため、検索サーバ400の対する負荷を抑えつつ、配信サーバ100に格納されるべきアプリケーションと、検索サーバ400により検索の対象とされるべきアプリケーションとの間の不一致を改善できる。
【0085】
本変形例において、配信サーバ100において、アプリケーションが更新された際には検索サーバ400においても、該アプリケーションに関する全情報要素が更新されるのが好ましい。
【0086】
本変形例において、検索サーバ400と、配信サーバ100とが同じ装置であっても適用できる。
【0087】
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の項目を開示する。
【0088】
(1)提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索サーバであって、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する送受信部としての、受信部と、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを格納したアプリケーション情報格納部と、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択部と、
前記配信情報選択部で選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送受信部としての、送信部と、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択部により選択された選択回数をカウントし、カウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定部と、
該情報要素更新判定部により選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得し、前記アプリケーション情報格納部に格納されたアプリケーション情報のうち、取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新部と
を有する。
【0089】
(2)(1)に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション情報要素更新部は、アプリケーションを配信する外部の配信サーバから、情報要素を取得する。
【0090】
(3)(1)に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記送信部は、携帯端末に、前記情報要素更新判定部により選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得するためのアプリケーション情報要素取得要求を送信し、
前記受信部は、該携帯端末がアプリケーションを配信する配信サーバから、前記アプリケーション情報要素取得要求に基づいて取得した情報要素を受信し、
前記アプリケーション情報要素更新部は、前記携帯端末より受信した情報要素を更新する。
【0091】
(4)(1)ないし(3)のいずれか1項に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記情報要素更新頻度テーブルには、情報要素として、アプリケーション名、説明文、画像、価格、レート、ダウンロード回数、及びレビューコメントのいずれかが含まれる。
【0092】
(5)提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索システムにおける方法であって、
アプリケーションを検索する検索サーバは、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを有し、
前記検索サーバは、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する受信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択ステップと、
前記配信情報選択ステップで選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択ステップにより選択された選択回数をカウントする選択回数カウントステップと、
前記選択回数カウントステップによりカウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定ステップと、
該情報要素更新判定ステップにより選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得する情報要素取得ステップと、
前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるアプリケーション情報のうち、該情報要素取得ステップにより取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新ステップと
を有する。
【0093】
説明の便宜上、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明されるが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてよい。
【0094】
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
【符号の説明】
【0095】
50 通信網
100 配信サーバ
200 アプリケーション管理サーバ
300 携帯端末
302 送受信部
304 制御部
306 アプリケーション情報要求部
310 アプリケーションロード部
312 表示部
314 アプリケーション情報要素取得部
400 検索サーバ
402 送受信部
404 アプリケーション情報要素更新部
406 アプリケーション情報格納部
408 配信情報選択部
410 アプリケーションリスト生成部
412 情報要素更新判定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索サーバであって、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する受信部と、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを格納したアプリケーション情報格納部と、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択部と、
前記配信情報選択部で選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送信部と、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択部により選択された選択回数をカウントし、カウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定部と、
該情報要素更新判定部により選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得し、前記アプリケーション情報格納部に格納されたアプリケーション情報のうち、取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新部と
を有する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項2】
請求項1に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション情報要素更新部は、アプリケーションを配信する外部の配信サーバから、情報要素を取得する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項3】
請求項1に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記送信部は、携帯端末に、前記情報要素更新判定部により選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得するためのアプリケーション情報要素取得要求を送信し、
前記受信部は、該携帯端末がアプリケーションを配信する配信サーバから、前記アプリケーション情報要素取得要求に基づいて取得した情報要素を受信し、
前記アプリケーション情報要素更新部は、前記携帯端末より受信した情報要素を更新する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記情報要素更新頻度テーブルには、情報要素として、アプリケーション名、説明文、画像、価格、レート、ダウンロード回数、及びレビューコメントのいずれかが含まれる、アプリケーション検索サーバ。
【請求項5】
提示すべきアプリケーションを検索するアプリケーション検索システムにおける方法であって、
アプリケーションを検索する検索サーバは、
検索の対象とされているアプリケーション毎に、アプリケーションに関する複数の情報要素と、情報要素毎に、該情報要素を更新すべきトリガーを表すアプリケーションの検索された検索回数とを対応付けた情報要素更新頻度テーブルを有し、
前記検索サーバは、
携帯端末からのアプリケーション検索リクエストを受信する受信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーションから、提示すべきアプリケーションを選択する配信情報選択ステップと、
前記配信情報選択ステップで選択されたアプリケーションを検索応答として携帯端末に送信する送信ステップと、
前記検索の対象とされているアプリケーション毎に、前記配信情報選択ステップにより選択された選択回数をカウントする選択回数カウントステップと、
前記選択回数カウントステップによりカウントされた選択回数が、前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるべき検索回数以上となる情報要素があるかどうかを判定する情報要素更新判定ステップと、
該情報要素更新判定ステップにより選択回数が前記検索回数以上となる情報要素を取得する情報要素取得ステップと、
前記情報要素更新頻度テーブルに含まれるアプリケーション情報のうち、該情報要素取得ステップにより取得された情報要素を更新するアプリケーション情報要素更新ステップと
を有する、方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate