説明

アプリケーション評価情報掲示システム、及びアプリケーション検索サーバ

【課題】ユーザの利用している環境に対応したアプリケーション評価情報を掲示すること。
【解決手段】アプリケーション評価情報を掲示するアプリケーション検索サーバは、ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョン情報と、アプリケーション情報と、該アプリケーションのバージョン情報と、該アプリケーションの評価結果情報とを対応付けたアプリケーション評価情報テーブルと、ユーザ端末からのアプリケーション情報を要求するアプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーション情報と、該アプリケーションのバージョン情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョン情報とに基づいて、アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択するアプリケーション評価情報選択部と、該アプリケーションの評価情報を送信する送信部とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電気通信キャリアや端末メーカーにより、相次いでオープンなプラットフォームを採用したユーザ端末が市場に投入されている。該ユーザ端末には、スマートフォンが含まれる。オープンなプラットフォームが採用されることにより、アプリケーションの開発者は自由にアプリケーションを開発できる。アプリケーションの開発者によりアプリケーションが開発された結果、様々な種類のアプリケーションが開発され、その数は膨大となっている。
【0003】
膨大な数のアプリケーションから自由に選択でき、使用できるため、スマートフォンに魅力を感じているユーザが多数存在する。
【0004】
ユーザ端末がネットワークを介して接続するWebサーバと、Webサーバを通じてユーザ端末から入力された検索指示に基づいて情報を検索する検索アプリケーションサーバと、を含む情報検索サービスシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、ユーザ装置で動作するアプリケーションプログラムに関する情報、ユーザ装置で動作するアプリケーションプログラムが使用するファイルに関する情報、ユーザ装置で動作するアプリケーションプログラムが使用するプロパティ情報、ユーザ装置において管理されるログファイルに記述されるログコードの情報を取得し、対処法の実行前後における環境情報の差分を利用して、現在の環境情報に一致する過去の環境情報を検索する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
また、大容量のデータやプログラムについても遠隔地から評価が可能な技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2011−013842号公報
【特許文献2】特開2009−110293号公報
【特許文献3】特開2001−318884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
オープンなプラットフォームが採用されることにより、アプリケーションの開発者は自由にアプリケーションを開発し、該アプリケーションを公開できる。このため、多数のアプリケーションが存在している。
【0009】
多数のアプリケーションが存在しているため、膨大な数のアプリケーションの中から、ユーザが、必要とするアプリケーションを探すのは困難になってきている。必要とするアプリケーションや気に入ったアプリケーションを探すことをサポートするために、アプリケーションマーケット、アプリケーション紹介アプリ、アプリケーション検索システム等が提供されている。
【0010】
アプリケーションマーケット、アプリケーション紹介アプリ、アプリケーション検索システム等には、アプリケーションを探索する機能が搭載されている。
【0011】
アプリケーションを探索する機能には、キーワード検索を利用するものが含まれる。また、アプリケーションを探索する機能には、一定期間のアプリケーションのランキングを利用するものが含まれる。該ランキングはダウンロードされた回数に基づいたものであってもよい。また、アプリケーションを探索する機能には、アプリケーションをカテゴリ毎に分類したものを利用するものが含まれる。また、アプリケーションを探索する機能には、新着アプリケーションを紹介するものが含まれる。また、アプリケーションを探索する機能には、ユーザのログから、該ユーザが潜在的に求めているアプリケーションを紹介(レコメンド)するものが含まれる。また、アプリケーションを探索する機能には、閲覧したアプリケーションや、利用しているアプリケーションに類似しているアプリケーションを紹介するものが含まれる。また、アプリケーションを探索する機能には、サービス提供者が一定期間ごとに注目すべきアプリケーションを紹介するものが含まれる。
【0012】
アプリケーションを探索する機能を利用することにより、ユーザは探しているアプリケーションの候補の提示を受けることができる。
【0013】
また、ユーザは、アプリケーションの候補から、ユーザ端末にインストールし、利用するアプリケーションを決定する際に、他のユーザの該アプリケーションに対するレビューやコメント、点数等の評価値を参考にできる。実際、該評価値を利用して、インストールし、利用するアプリケーションを決定するユーザは多い。また、設定された閾値以上の評価値を有するアプリケーションを検索するサービスも提供されている。
【0014】
アプリケーションの評価値は、ユーザ、評価する機関により付与されることが多い。従って、評価の基準については、ユーザ、評価する機関により異なることが多い。
【0015】
しかし、アプリケーションに対する評価値が提示される際には、該評価値は一律に表示される。つまり、アプリケーションに対する評価値は、ユーザ、評価する機関に関係なく同等に扱われる。
【0016】
アプリケーションは、一般の商品とは異なり、アップデートされる場合がある。アプリケーションがアップデートされることにより、アプリケーションのバグの修正、機能の追加、機能の削除などが行われる。アプリケーションのバグの修正、機能の追加、機能の削除が行われることにより、新しいバージョンでは、前のバーションで評価を下げる原因となっていた問題が解決することが多い。また、著作権などの法律の関係から一部の機能が削除される場合もある。該一部の機能が使えなくなったことにより、評価が下がる場合もある。従って、アプリケーションのアップデートにより、アプリケーションに対する評価が変化する可能性がある。
【0017】
また、アプリケーションは、該アプリケーションが利用されるオペレーティングシステム(OS: Operating System)のバージョン、OSの機能等の動作環境により、その機能が制限される場合がある。オープンプラットフォームのユーザ端末は多数存在し、今後も増加していく見込みである。ファームウェアのアップデートにより、同じユーザ端末であっても、ファームウェアのバージョンが異なることや、異なる機能を有していることがある。アプリケーションの開発者は、存在する全てのユーザ端末と、ファームウェアのバージョンとの組み合わせで動作確認をすることはできない。このため、アプリケーションをインストールできたが、全く動作しないことや、レイアウトが崩れている場合がある。この場合、該アプリケーションに対する評価は、該アプリケーションに対応しているユーザ端末のユーザと、該アプリケーションに対応していないユーザ端末のユーザとの間で、大きく異なる。
【0018】
以上のように、アプリケーションの評価値は、アプリケーションを探しているユーザにとって、正確な情報とは言えない場合がある。
【0019】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの利用している環境に対応したアプリケーション評価情報を掲示することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上記の課題を解決するために、本発明のアプリケーション評価情報掲示システムは、
ユーザ端末と、該ユーザ端末にアプリケーション評価情報を掲示するアプリケーション検索サーバとを有するアプリケーション評価情報掲示システムであって、
ユーザ端末は、
アプリケーション検索サーバにアプリケーション情報を要求する際に、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とを含むアプリケーション情報要求を作成するアプリケーション情報要求部と、
該アプリケーション情報要求部により作成されたアプリケーション情報要求に対する応答として前記アプリケーション検索サーバからのアプリケーション評価情報を出力する出力部と
を有し、
前記アプリケーション検索サーバは、
ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付けたアプリケーション評価情報テーブルと、
ユーザ端末からの前記アプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択するアプリケーション評価情報選択部と、
該アプリケーション評価情報選択部により選択されたアプリケーションの評価情報を送信する送信部と
を有する、アプリケーション評価情報掲示システム、として達成される。
【0021】
本発明のアプリケーション検索サーバは、
ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付けたアプリケーション評価情報テーブルと、
ユーザ端末からのアプリケーション情報を要求するアプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択するアプリケーション評価情報選択部と、
該アプリケーション評価情報選択部により選択されたアプリケーションの評価情報を送信する送信部と
を有する、アプリケーション検索サーバとして達成される。
【0022】
前記アプリケーション評価情報テーブルは、ユーザ端末の機種を表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付け、
前記アプリケーション評価情報選択部は、ユーザ端末からのアプリケーション情報を要求するアプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれる該ユーザ端末の機種を表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択する、ように構成してもよい。
【0023】
ユーザ端末からのアプリケーションの評価結果を含むアプリケーション評価情報に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新するアプリケーション評価情報更新部
を有し、
前記アプリケーション評価情報には、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価に利用されたユーザ端末にインストールされたソフトウェアのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とが含まれる、ように構成してもよい。
【0024】
ユーザ端末からのアプリケーションの評価結果を含むアプリケーション評価情報に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新するアプリケーション評価情報更新部
を有し、
前記アプリケーション評価情報には、ユーザ端末の機種を表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価に利用されたユーザ端末にインストールされたソフトウェアのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とが含まれる、ように構成してもよい。
【0025】
前記アプリケーション評価情報更新部は、ユーザ端末からの、該ユーザ端末に搭載されているハードウェア情報に基づいて、ユーザ端末をグループ化することにより、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新する、ように構成してもよい。
【0026】
前記アプリケーション評価情報更新部は、ユーザ端末からのアプリケーションの利用履歴に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新する、ように構成してもよい。
【0027】
前記アプリケーション評価情報テーブルは、ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報として、オペレーティングシステムのバージョンを表す情報、ミドルウェアのバージョンを表す情報、及びファームウェアのバージョンを表す情報のうち、少なくとも1つの情報を含む、ように構成してもよい。
【0028】
また、上記アプリケーション評価情報掲示システムが実行するアプリケーション評価情報掲示方法として構成することもできる。
【発明の効果】
【0029】
開示の実施例によれば、ユーザの利用している環境に対応したアプリケーションの評価情報を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】無線通信システムの一実施例を示す図である。
【図2】ユーザ端末の一実施例を示す図である。
【図3】ユーザ端末の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図4】アプリケーション検索サーバの一実施例を示す図である。
【図5】アプリケーション評価情報テーブルの一実施例を示す図である。
【図6】アプリケーション検索サーバの一実施例を示す機能ブロック図である。
【図7】無線通信システムの動作の一実施例(その1)を示す図である。
【図8】無線通信システムの動作の一実施例(その2)を示す図である。
【図9】無線通信システムの動作の一実施例(その3)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
【0032】
<実施例>
<無線通信システム>
図1は、アプリケーション評価情報掲示システムとしての無線通信システムの一実施例を示す図である。
【0033】
無線通信システムは、ユーザ端末(UE: User Equipment)100を有する。ユーザ端末100は、ユーザが通信することができる適切な如何なる移動通信端末でもよく、例えば、携帯電話、情報端末、パーソナルディジタルアシスタント、携帯用パーソナルコンピュータ等が含まれるが、これらに限定されない。
【0034】
無線通信システムは、アプリケーション検索サーバ200(以下、「検索サーバ200」という)を有する。検索サーバ200は、ユーザ端末100からのアプリケーションの検索リクエストに応じてアプリケーションを検索する。検索サーバ200は、アプリケーションを検索することにより、レコメンド(推薦)するアプリケーションを選択する。検索サーバ200は、ユーザ端末100に、アプリケーションの検索結果を含むアプリケーション検索応答を送信する。
【0035】
ユーザ端末100は、通信網50を介して、検索サーバ200にアクセスする。例えば、ユーザ端末100は、アクセスポイント(図示なし)に接続し、該アクセスポイントが接続された通信網50に接続された検索サーバ200にアクセスしてもよい。該通信網50は、インターネットであってもよい。
【0036】
また、例えば、ユーザ端末100は基地局(図示なし)に接続し、該基地局が接続された通信網50に接続された検索サーバ200にアクセスしてもよい。該通信網は、移動体通信ネットワークであってもよい。
【0037】
<ユーザ端末100>
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーションの検索を要求するためのアプリケーション検索リクエストを無線送信する。該ユーザ端末100は、検索サーバ200からアプリケーションの検索結果を含むアプリケーション検索応答を受信する。ユーザは、該アプリケーション検索応答を参照することにより、所望のアプリケーションを選択できる。
【0038】
ユーザ端末100は、ユーザにより所望のアプリケーションが選択された場合、検索サーバ200に、該アプリケーションの詳細な情報を要求するために、アプリケーション情報要求と当該ユーザ端末の機種情報を送信する。該所望のアプリケーションは、ユーザがアプリケーション検索応答を参照することにより選択したものであってもよい。アプリケーション情報要求には、ユーザにより選択されたアプリケーションを表す情報が含まれる。ユーザ端末の機種情報には、当該ユーザ端末100の機種を表す情報が含まれる。さらに、ユーザ端末の機種情報には、当該ユーザ端末にインストールされたソフトウェアを表す情報が含まれてもよい。ソフトウェアを表す情報には、OSのバージョンを表す情報が含まれてもよい。また、ソフトウェアを表す情報には、ミドルウェアのバージョンを表す情報が含まれてもよい。また、ソフトウェアを表す情報には、ファームウェアのバージョンを表す情報が含まれてもよい。つまり、ソフトウェアを表す情報には、OSのバージョンを表す情報、ミドルウェアのバージョンを表す情報、及びファームウェアのバージョンを表す情報のうち、少なくとも1つを表す情報が含まれてもよい。本実施例では、一例として、ソフトウェアを表す情報に、OSのバージョンを表す情報が含まれる場合について説明する。ユーザ端末100の機種情報は、アプリケーション情報要求と同時に送信されてもよいし、アプリケーション検索リクエストと同時に送信されてもよい。該ユーザ端末100は、アプリケーション情報要求に対する応答であるアプリケーション情報を受信する。
【0039】
また、ユーザ端末100は、検索サーバ200に、ユーザにより入力されたアプリケーションに対する評価情報(以下、「アプリケーション評価情報」という)を無線送信する。該アプリケーション評価情報には、アプリケーションを表す情報、該アプリケーションのバージョンを表す情報、該アプリケーションが動作しているユーザ端末100の機種情報等が含まれる。
【0040】
また、ユーザ端末100は、検索サーバ200に、定期的又は不定期に、アプリケーションの利用履歴を無線送信する。該アプリケーションの利用履歴には、アプリケーションを表す情報、該アプリケーションの利用された日時を表す情報が含まれる。さらに、アプリケーションがアンインストールされた場合には、該アプリケーションがアンインストールされたことを表す情報が含まれてもよい。
【0041】
また、ユーザ端末100は、検索サーバ200に、定期的又は不定期に、当該ユーザ端末100のハードウェア構成を表す情報を無線送信するようにしてもよい。該ハードウェア構成を表す情報は、ユーザ端末100のハードウェア構成が変更された際に送信されてもよい。
【0042】
図2は、ユーザ端末100の一実施例を示す。図2には、主にハードウェア構成が示される。
【0043】
ユーザ端末100は、入力部102と、出力部104と、通信制御部106と、無線部108と、記憶部110と、マイクロプロセッサ(MPU: Micro−Processing Unit)112とを有する。各機能ブロックは、バス150により接続される。
【0044】
マイクロプロセッサ112は、入力部102、出力部104、通信制御部106、無線部108、及び記憶部110の制御を行う。マイクロプロセッサ112は、記憶部110に記憶されたプログラムに従って機能し、所定の処理を行う。具体的には、マイクロプロセッサ112は、ユーザによりアプリケーション検索のリクエストが行われた際に、アプリケーション検索リクエストを作成する。マイクロプロセッサ112は、通信制御部106に、アプリケーション検索リクエストを入力する。また、マイクロプロセッサ112は、通信制御部106から、該検索サーバ200からのアプリケーション検索応答が入力された場合に、記憶部110に、該アプリケーション検索応答を一時的に格納する。マイクロプロセッサ112は、出力部104に、アプリケーション検索応答に含まれるアプリケーションの検索結果を表示するための制御を行う。
【0045】
また、マイクロプロセッサ112は、ユーザによりアプリケーションが選択された際に、該アプリケーションの詳細な情報を要求するために、アプリケーション情報要求と当該ユーザ端末の機種情報を作成する。マイクロプロセッサ112は、記憶部110に格納されたアプリケーション検索応答に含まれるアプリケーションを表す情報から、ユーザにより選択されたアプリケーションを表す情報を取得する。マイクロプロセッサ112は、記憶部110から、当該ユーザ端末100の機種情報を取得する。マイクロプロセッサ112は、記憶部110から、当該ユーザ端末100にインストールされたソフトウェアを表す情報を取得するようにしてもよい。マイクロプロセッサ112は、該アプリケーション情報要求と当該ユーザ端末の機種情報とを送信するために、通信制御部106に、該アプリケーション情報要求と当該ユーザ端末の機種情報とを入力する。
【0046】
また、マイクロプロセッサ112は、通信制御部106から、該検索サーバ200からのアプリケーション情報が入力された場合に、出力部104に、アプリケーション情報を表示するための制御を行う。
【0047】
また、マイクロプロセッサ112は、ユーザによりアプリケーションの評価が行われた際に、アプリケーション評価情報を作成する。マイクロプロセッサ112は、記憶部110に、該アプリケーション評価情報を入力する。マイクロプロセッサ112は、アプリケーション評価情報を送信するために、通信制御部106に、該アプリケーション評価情報を入力する。
【0048】
また、マイクロプロセッサ112は、アプリケーションの利用履歴を作成する。該アプリケーションの利用履歴には、アプリケーションを表す情報、該アプリケーションの利用された日時を表す情報が含まれる。さらに、アプリケーションがアンインストールされた場合には、該アプリケーションがアンインストールされたことを表す情報が含まれてもよい。さらに、ハードウェアの構成が変更された場合には、ハードウェア構成が変更されたことを表す情報が含まれてもよい。該アプリケーションの利用履歴は、定期的に作成されてもよいし、不定期に作成されてもよい。マイクロプロセッサ112は、記憶部110に、該アプリケーションの利用履歴を入力する。マイクロプロセッサ112は、アプリケーションの利用履歴を送信するために、通信制御部106に、該アプリケーション評価情報を入力する。
【0049】
記憶部110は、アプリケーションと、OSとを格納する。また、記憶部110には、当該ユーザ端末100の機種を表す情報が格納される。また、記憶部110には、当該ユーザ端末100にインストールされているソフトウェアを表す情報が格納される。該ソフトウェアを表す情報には、OSのバージョンを表す情報、ミドルウェアのバージョンを表す情報、ファームウェアのバージョンを表す情報の少なくとも1つが含まれてもよい。また、記憶部110には、当該ユーザ端末100に搭載されているハードウェアを表す情報が格納される。また、記憶部110には、当該ユーザ端末100にインストールされているアプリケーションを表す情報が格納される。アプリケーションを表す情報には、アプリケーション名、アプリケーションバージョン、アプリケーション利用履歴、アプリケーション利用開始日時等が含まれる。
【0050】
アプリケーションは、ユーザがユーザ端末100上で実行する作業を実施する機能を有するソフトウェアである。OSは、ユーザ端末100において、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
【0051】
入力部102は、例えば、キーボードやマウスにより構成され、当該ユーザ端末100への指示や、データの入力を行うための装置である。また、タッチパネルにより構成されてもよい。また、入力部102は、例えば、マイクにより構成され、ユーザにより発せられた音声を入力する。該音声には、着信者へのメッセージや、当該ユーザ端末100への指示が含まれてもよい。該指示には、オペレーティングシステムに対するものや、アプリケーションに対するものが含まれる。
【0052】
出力部104は、例えば、ディスプレイにより構成され、当該ユーザ端末100による処理状態や処理結果を表示する。また、出力部104は、例えば、スピーカにより構成され、ユーザに対して、音を出力するようにしてもよい。該処理状態や処理結果には、オペレーティングシステムやアプリケーションによるものが含まれる。ディスプレイには、液晶ディスプレイ(LCD: Liquid Crystal Display)、CRT(Cathod Ray Tube)ディスプレイ、プラズマディスプレイ(PDP: Plasma Display Panel)、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどが含まれる。
【0053】
通信制御部106は、上りリンクの信号を送信するための制御を行う。通信制御部106は、検索サーバ200に、アプリケーションの検索を要求するためのアプリケーション検索リクエストを送信するための制御を行う。また、通信制御部106は、アプリケーション情報要求と、当該ユーザ端末100の機種情報を送信するための制御を行う。通信制御部106は、アプリケーション情報要求と同時に、当該ユーザ端末100の機種情報を送信するように制御してもよい。また、通信制御部106は、アプリケーション検索リクエストと同時に、当該ユーザ端末100の機種情報を送信するように制御してもよい。また、通信制御部106は、アプリケーション検索がリクエストされた際に、当該ユーザ端末100の機種情報を送信するように制御してもよい。
【0054】
また、通信制御部106は、ユーザによりアプリケーションが評価された際に、検索サーバ200に、アプリケーション評価情報を送信する制御を行う。該アプリケーション評価情報には、アプリケーション名などユーザにより評価された対象となるアプリケーションを表す情報と、評価された対象となるアプリケーションのバージョンを表す情報と、アプリケーションが動作しているユーザ端末100の機種情報とが含まれる。
【0055】
通信制御部106は、無線部108により入力されるべき下りリンクの信号を受信するための制御を行う。通信制御部106は、検索サーバ200からのアプリケーション検索応答を受信するための制御を行う。また、通信制御部106は、アプリケーション情報を受信するための制御を行う。上述したように、アプリケーション情報は、アプリケーション情報要求と、当該ユーザ端末の機種情報に対する応答である。
【0056】
無線部108は、マイクロプロセッサ112による制御により、基地局(図示なし)との間で、所定の無線通信方式により無線通信を行う。該無線通信方式には、GSM(Global System for Mobile Communications)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)が含まれる。また、LTE以降の無線通信方式が含まれてもよい。例えば、通信制御部106により生成されるべき、上りリンクの信号を無線信号に変換して送信する。また、基地局からの無線信号をベースバンド信号に変換する。
【0057】
<ユーザ端末100の機能>
図3は、ユーザ端末100の機能を示す機能ブロック図である。図3に示される機能は、MPU112が、記憶部110に格納されたプログラムに従って機能することにより実行される。
【0058】
ユーザ端末100は、アプリケーション検索リクエスト作成部11202を有する。アプリケーション検索リクエスト作成部11202は、入力部102と、通信制御部106と接続される。アプリケーション検索リクエスト作成部11202は、ユーザによるアプリケーション検索のリクエストに従って、検索サーバ200にアプリケーション検索をリクエストするために、アプリケーション検索リクエストを作成する。該アプリケーション検索のリクエストは、ユーザが入力部102を操作することによりなされたものであってもよい。アプリケーション検索リクエスト作成部11202は、アプリケーション検索リクエストを送信するために、通信制御部106に、アプリケーション検索リクエストを入力する。
【0059】
ユーザ端末100は、アプリケーション検索応答処理部11204を有する。アプリケーション検索応答処理部11204は、出力部104と、通信制御部106と、記憶部110と接続される。アプリケーション検索応答処理部11204には、通信制御部106から、検索サーバ200からのアプリケーション検索応答が入力される。アプリケーション検索応答処理部11204は、記憶部110に、アプリケーション検索応答を格納する。アプリケーション検索応答処理部11204は、出力部104に、該アプリケーションの検索応答を出力するための制御を行う。
【0060】
ユーザ端末100は、アプリケーション情報要求部11206を有する。アプリケーション情報要求部11206は、入力部102と、通信制御部106と、記憶部110と接続される。アプリケーション情報要求部11206には、ユーザによりアプリーションが選択されたことを表す情報が入力される。具体的には、ユーザが入力部102を操作することによりアプリケーションを選択した際に、該入力部102からアプリケーションが選択されたことを表す情報が入力される。アプリケーション情報要求部11206は、アプリケーションが選択されたことを表す情報が入力された際に、機種情報作成部11208に、アプリケーションが選択されたことを表す情報を入力する。また、アプリケーション情報要求部11206は、アプリケーションが選択されたことを表す情報に従って、ユーザにより選択されたアプリケーションを表す情報を取得する。アプリケーション情報要求部11206は、記憶部110に格納されたアプリケーション検索応答から、ユーザにより選択されたアプリケーションを表す情報を取得するようにしてもよい。該アプリケーションを表す情報には、アプリケーションの識別子と、アプリケーションのバージョンを表す情報とが含まれてもよい。アプリケーション情報要求部11206は、ユーザにより選択されたアプリケーションを表す情報を含むアプリケーション情報要求を送信するために、通信制御部106に、アプリケーション情報要求を入力する。
【0061】
ユーザ端末100は、機種情報作成部11208を有する。機種情報作成部11208は、通信制御部106と接続される。機種情報作成部11208は、アプリケーション情報要求部11206からアプリケーションが選択されたことを表す情報が入力された際に、記憶部110に格納された当該ユーザ端末100の機種を表す情報を取得し、当該ユーザ端末100の機種を表す情報を含む機種情報を作成する。さらに、機種情報作成部11208は、記憶部110に格納された当該ユーザ端末100にインストールされているソフトウェアを表す情報を取得し、当該ユーザ端末100にインストールされているソフトウェアを表す情報を含む機種情報を作成するようにしてもよい。機種情報作成部11208は、機種情報を送信するため、通信制御部106に、機種情報を入力する。
【0062】
ユーザ端末100は、アプリケーション情報処理部11210を有する。アプリケーション情報処理部11210は、出力部104と、通信制御部106と、記憶部110と接続される。アプリケーション情報処理部11210には、通信制御部106から、検索サーバ200からのアプリケーション情報が入力される。アプリケーション情報処理部11210は、記憶部110に、アプリケーション情報を格納する。アプリケーション情報処理部11210は、出力部104に、該アプリケーション情報を出力するための制御を行う。出力部104に、該アプリケーション情報が出力されることによりアプリケーション情報が掲示される。
【0063】
ユーザ端末100は、アプリケーション評価情報作成部11212を有する。アプリケーション評価情報作成部11212は、入力部102と、通信制御部106と接続される。アプリケーション評価情報作成部11212には、ユーザによりアプリケーションが評価された際に、該アプリケーションの評価結果を表すアプリケーション評価情報が入力される。該アプリケーション評価情報には、アプリケーション名など評価をした対象アプリケーションを表す情報と、評価対象アプリケーションのバージョンと、該ユーザ端末100の機種情報が含まれる。さらに、該ユーザ端末100のハードウェア構成を表す情報が含まれてもよい。具体的には、ユーザが入力部102を操作することによりアプリケーションを評価した際に、該入力部102からアプリケーション評価情報が入力される。アプリケーション評価情報作成部11212は、アプリケーション評価情報が入力された際に、記憶部110から、評価対象となったアプリケーションのアプリケーション名と、該アプリケーションのバージョンと、ユーザ端末100の機種情報とを含むアプリケーション評価情報を作成する。アプリケーション評価情報作成部11212は、該アプリケーション評価情報を送信するために、通信制御部106に、アプリケーション評価情報を入力する。
【0064】
ユーザ端末100は、履歴情報作成部11214を有する。履歴情報作成部11214は、通信制御部106と、記憶部110と接続される。履歴情報作成部11214は、アプリケーションの利用履歴を作成する。該アプリケーションの利用履歴には、アプリケーションを表す情報、該アプリケーションの利用された日時を表す情報が含まれる。さらに、アプリケーションがアンインストールされた場合には、該アプリケーションがアンインストールされたことを表す情報が含まれてもよい。さらに、ユーザ端末100のハードウェア構成が変更された際には、ハードウェア構成が変更されたことを表す情報が含まれてもよい。該アプリケーションの利用履歴は、定期的に作成されてもよいし、不定期に作成されてもよい。履歴情報作成部11214は、記憶部110に、該アプリケーションの利用履歴を入力する。履歴情報作成部11214は、アプリケーションの利用履歴を送信するために、通信制御部106に、該アプリケーション評価情報を入力する。
【0065】
<検索サーバ200>
図4は、検索サーバ200の一実施例を示す。図4には、主にハードウェア構成が示される。
【0066】
検索サーバ200は、MPU202と、記憶装置204と、入力装置206と、出力装置208と、通信装置210とを有する。各装置は、バス250により接続される。
【0067】
MPU202は、記憶装置204、入力装置206、及び出力装置208の制御を行う。MPU202は、記憶装置204に記憶されたプログラムに従って機能し、所定の処理を行う。
【0068】
記憶装置204は、各種アプリケーションと、各種サービスと、OSと、各種ドライバーとを有する。例えば、記憶装置204は、コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する外部記憶装置である。例えば、ハードディスク(hard disk、 fixed disk)やフレキシブルディスク(Flexible Disk)、MO(Magneto−Optical disk)、CD−R(Compact Disk Recordable)、磁気テープなどが含まれる。アプリケーションは、検索サーバ200上で実行される処理を実施する機能を有するソフトウェアである。OSは、検索サーバ200において、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
【0069】
記憶装置204は、アプリケーション情報を格納する。アプリケーション情報には、アプリケーション名、アプリケーションの説明文、アプリケーションを表す画像、アプリケーションの価格、アプリケーションのダウンロード回数等が含まれる。
【0070】
さらに、記憶装置204は、アプリケーションの評価情報を格納する。アプリケーションの評価情報に含まれる評価項目には、アプリケーションのバージョンと、該アプリケーションが評価されたユーザ端末の機種を表す情報と、該アプリケーションが評価されたユーザ端末に搭載されたOSのバージョン等のソフトウェア情報と、アプリケーションの評価結果とが含まれる。アプリケーション評価情報は、アプリケーション毎に、アプリケーションと評価項目とが対応付けられたテーブル形式で格納されてもよい。以下、プリケーション毎に、アプリケーションと評価項目とが対応付けられたテーブルを「アプリケーション評価情報テーブル」という。本実施例では、一例として、アプリケーション評価情報テーブルでは、アプリケーション毎に、アプリケーションのバージョンと、該アプリケーションが評価されたユーザ端末の機種を表す情報と、該アプリケーションが評価されたユーザ端末に搭載されたOSのバージョンと、アプリケーションの評価結果とが対応付けられている場合について説明する。
【0071】
図5は、アプリケーション評価情報テーブルの一実施例を示す。
【0072】
図5に示されるアプリケーション評価情報テーブルには、アプリケーション毎に、アプリケーションのバージョンと、該アプリケーションが評価されたユーザ端末の機種を表す情報と、該アプリケーションが評価されたユーザ端末に搭載されたOSのバージョンと、アプリケーションの評価結果とが対応付けられる。
【0073】
アプリケーション評価情報テーブルには、ユーザ端末の「機種」を表す情報として、「aaa」、「bbb」、及び「ccc」が格納される。アプリケーション評価情報テーブルには、OSのバージョンとして、「1.6」、「2.1」、「2.2」、及び「2.3」が格納される。アプリケーション評価情報テーブルには、アプリケーションのバージョンとして、「now」、及び「old」が格納される。「now」は最新のバージョンを表し、「old」は以前のバージョンを表す。アプリケーション評価情報テーブルには、アプリケーションの評価値として、0以上5以下の数値が格納される。アプリケーションの評価値が算出できない場合には、「−」が記載される。図5に示される例では、0以上5以下の数値によりアプリケーションの評価値が表される場合について説明するが、アプリケーションの評価値としては数値に限られない。例えば、数値以外の指標により表されてもよい。具体的には、アプリケーションに対するレビューコメント等により表されてもよい。
【0074】
図5には、アプリケーションAについて、最新のバージョンと、以前のバージョンについての評価結果が示される。
【0075】
ユーザ端末の機種が「aaa」で、OSのバージョンが「1.6」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「4.2」、最新のバージョンでは「2.4」である。アプリケーションのバージョンがアップされたことにより評価値が下がっているのが分かる。
【0076】
ユーザ端末の機種が「aaa」で、OSのバージョンが「2.1」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「4.2」、最新のバージョンでは「4」である。アプリケーションのバージョンがアップされたことにより評価値が下がっているもののほぼ同等の評価であるのが分かる。
【0077】
ユーザ端末の機種が「bbb」で、OSのバージョンが「2.1」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「2.8」、最新のバージョンでは「3.9」である。アプリケーションのバージョンがアップされたことにより評価値が上がっているのが分かる。
【0078】
ユーザ端末の機種が「bbb」で、OSのバージョンが「2.2」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「2.6」、最新のバージョンでは「4.1」である。アプリケーションのバージョンがアップされたことにより評価値が上がっているのが分かる。
【0079】
ユーザ端末の機種が「bbb」で、OSのバージョンが「2.3」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「−」、最新のバージョンでは「−」である。アプリケーションの評価がされていないか、評価できないのが分かる。
【0080】
ユーザ端末の機種が「ccc」で、OSのバージョンが「2.1」である場合の評価結果は、以前のバージョンでは「3.5」、最新のバージョンでは「4.1」である。アプリケーションのバージョンがアップされたことにより評価値が上がっているのが分かる。
【0081】
さらに、記憶装置204は、ユーザ端末100からのアプリケーションの利用履歴を格納する。該アプリケーションの利用履歴には、アプリケーションを表す情報、該アプリケーションの利用された日時を表す情報が含まれる。さらに、アプリケーションがアンインストールされた場合には、該アプリケーションがアンインストールされたことを表す情報が含まれてもよい。該アプリケーションの利用履歴は、ユーザ端末毎に記憶される。
【0082】
入力装置206は、例えば、キーボードやタッチパネル等により構成され、当該検索サーバ200への指示や、データの入力を行うための装置である。該指示は、オペレーティングシステムに対するものや、アプリケーションに対するものが含まれる。
【0083】
出力装置208は、例えば、ディスプレイにより構成され、当該検索サーバ200による処理状態や処理結果を表示する。該処理状態や処理結果には、OSやアプリケーションによるものが含まれる。ディスプレイには、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどが含まれる。
【0084】
通信装置210は、通信網50を介して、ユーザ端末100との間で通信を行う。具体的には、通信装置210は、通信網50を介してアクセスポイント(図示なし)に接続し、該アクセスポイントと接続されたユーザ端末100との間で通信を行ってもよい。また、通信装置210は、通信網50を介して基地局(図示なし)に接続し、該基地局と接続されたユーザ端末100との間で通信を行ってもよい。
【0085】
通信装置210は、ユーザ端末100からのアプリケーション検索リクエストを受信する。該通信装置210は、MPU202に、該アプリケーション検索リクエストを入力する。
【0086】
通信装置210は、ユーザ端末100からのアプリケーション情報要求を受信する。該通信装置210は、MPU202に、該アプリケーション情報要求を入力する。
【0087】
通信装置210は、ユーザ端末100からのアプリケーション評価情報を受信する。該通信装置210は、MPU202に、該アプリケーション評価情報を入力する。
【0088】
通信装置210は、ユーザ端末100からのアプリケーションの利用履歴を受信する。該通信装置210は、MPU202に、該アプリケーションの利用履歴を入力する。
【0089】
<検索サーバ200の機能>
図6は、検索サーバ200の一実施例を示す。図6に示される機能は、MPU202が、記憶装置204に格納されたプログラムに従って機能することにより実行される。
【0090】
検索サーバ200は、アプリケーション検索部20202を有する。アプリケーション検索部20202は、通信装置210と、記憶装置204と接続される。アプリケーション検索部20202には、ユーザ端末100からのアプリケーション検索リクエストが入力される。アプリケーション検索部20202は、該アプリケーション検索リクエストに従って、記憶部204に格納されたアプリケーションを検索する。アプリケーション検索部20202は、アプリケーションの検索結果を含むアプリケーション検索応答を通信装置210に入力する。通信装置210は、ユーザ端末100に、アプリケーション検索応答を送信する。該アプリケーションの検索結果には、レコメンドすべきアプリケーションが含まれる。
【0091】
検索サーバ200は、アプリケーション評価情報選択部20204を有する。アプリケーション評価情報選択部20204は、通信装置210と、記憶装置204と接続される。アプリケーション評価情報選択部20204には、ユーザ端末100からのアプリケーション情報要求、及び該ユーザ端末100の機種情報が入力される。ユーザ端末100の機種情報は、アプリケーション検索リクエストの受信の際等、当該アプリケーション評価情報選択部20204によりアプリケーションの評価情報が選択される前に入力される。アプリケーション評価情報選択部20204は、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションを表す情報と、ユーザ端末100の機種情報とに基づいて、該当するアプリケーションの評価情報を選択する。具体的には、アプリケーション評価情報選択部20204は、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションの識別子と、該アプリケーションのバージョンに基づいて、該当するアプリケーションの評価情報を選択する。さらに、アプリケーション評価情報選択部20204は、ユーザ端末100の機種情報を含めて、該当するアプリケーションの評価情報を選択するようにしてもよい。アプリケーション評価情報選択部20204は、アプリケーションの評価情報を含むアプリケーション情報を通信装置210に入力する。通信装置210は、ユーザ端末100に、アプリケーション情報を送信する。
【0092】
検索サーバ200は、アプリケーション評価情報更新部20206を有する。アプリケーション評価情報更新部20206は、通信装置210と、記憶装置204と接続される。アプリケーション評価情報更新部20206には、ユーザ端末100からのアプリケーション評価情報が入力される。アプリケーション評価情報更新部20206は、該アプリケーション評価情報に含まれるアプリケーションを表す情報、該アプリケーションのバージョンを表す情報、該アプリケーションが動作しているユーザ端末100の機種情報等を、記憶部204に格納されたアプリケーション評価情報テーブルに反映する。アプリケーション評価情報更新部20206は、該アプリケーション評価情報にユーザ端末100のハードウェア構成を表す情報が含まれる場合には、該ユーザ端末100のハードウェア構成を、記憶部204に格納されたアプリケーション評価情報テーブルに反映する。この場合、アプリケーション評価情報更新部20206は、ユーザ端末に搭載されているハードウェア情報に基づいて、ユーザ端末をグループ化することにより、アプリケーション評価情報テーブルを更新するようにしてもよい。
【0093】
アプリケーション評価情報更新部20206は、ユーザ端末100からのアプリケーションの利用履歴に基づいて、アプリケーション評価情報テーブルを更新する。具体的には、利用されたアプリケーションについての評価をポジティブな評価に更新し、アンインストールされたアプリケーションについての評価をネガティブな評価へ更新する。
【0094】
<無線通信システムの動作(その1)>
図7は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
【0095】
図7には、ユーザ端末100が、検索サーバ200からアプリケーションリストと、該アプリケーションリストから選択されたアプリケーションに関するアプリケーション情報を取得する処理を示す。
【0096】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーション検索リクエストを送信する(ステップS702)。つまり、ユーザがユーザ端末100を操作することにより、アプリケーション検索リクエスト作成部11202によりアプリケーション検索リクエストが作成される。該アプリケーション検索リクエストは、無線部108から送信される。
【0097】
検索サーバ200は、ユーザ端末100からのアプリケーション検索リクエストに対する応答として、アプリケーション検索応答を送信する(ステップS704)。つまり、アプリケーション検索部20202は、記憶装置204に格納されたアプリケーションを表す情報と、通信装置210からのアプリケーション検索リクエストとを参照し、所定の選択方法により、レコメンドすべきアプリケーションを選択する。アプリケーション検索部20202は、選択したアプリケーションをリスト化する。リスト化されたアプリケーションは、通信装置210から、ユーザ端末100に送信される。
【0098】
ユーザによりアプリケーション検索応答に含まれるアプリケーションから、アプリケーションが選択された場合、ユーザ端末100は、検索サーバ200に、該アプリケーション情報を要求するために、アプリケーション情報要求を送信する(ステップS706)。
【0099】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、当該ユーザ端末100の機種情報を送信する(ステップS708)。
【0100】
図7に示されるシーケンスチャートでは、アプリケーション情報要求の後に、ユーザ端末100の機種情報が送信される場合について示される。ユーザ端末100の機種情報は、アプリケーション検索リクエストの前後などに送信してもよい。つまり、検索サーバ200が、ユーザ端末100からのアプリケーション情報要求に従って、アプリケーション情報を送信する前であればよい。
【0101】
ユーザが、出力部104に表示されているアプリケーション検索結果の中から任意のアプリケーションを選択することにより、アプリケーション情報要求部11206は、アプリケーション情報要求を作成する。該アプリケーション情報要求は、無線部108から、検索サーバ200に送信される。
【0102】
また、機種情報作成部11208は、記憶部110から、ユーザ端末100の機種情報を取得する。該ユーザ端末100の機種情報は、無線部108から、検索サーバ200に送信される。
【0103】
検索サーバ200は、ユーザ端末100からのアプリケーション情報要求、ユーザ端末100の機種情報に対する応答として、アプリケーション情報を送信する(ステップS710)。つまり、アプリケーション評価情報選択部20204は、ユーザ端末100からのアプリケーション情報要求と、ユーザ端末100の機種情報とに基づいて、記憶部110に格納されたアプリケーション評価情報テーブルを参照し、ユーザにより選択されたアプリケーションの評価情報を含むアプリケーション情報を作成する。該アプリケーション情報は、通信装置210から、ユーザ端末100に送信される。ユーザ端末100は、アプリケーション情報を掲示する。
【0104】
ステップS702、S706、及びS708の処理は、ユーザ端末100の有するMPU112により実行される。ステップS704、及びS710の処理は、検索サーバ200の有するMPU202により実行される。
【0105】
MPU112をユーザ端末100として機能させるためのプログラム、及びMPU202を検索サーバ200として機能させるためのプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録された状態で提供される。また、プログラムを、通信網50を介してダウンロードするようにしてもよい。この記録媒体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、記録媒体に記録されたプログラムが読み取られる。MPU112、202は、読み込んだプログラムをRAMあるいはHDDに書き込み、処理を実行する。プログラムは、コンピュータに、図7の各ステップS702、S706、及びS708の処理、ステップS704、及びS710の処理を実行させる。また、例えば、プログラムは、少なくとも一部のステップを実行されるようにしてもよい。
【0106】
<無線通信システムの動作(その2)>
図8は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
【0107】
図8には、ユーザによりアプリケーションが評価された際の処理が示される。
【0108】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーション評価情報を送信する(ステップS802)。つまり、アプリケーション評価情報作成部11212は、ユーザによりアプリケーションが評価され、アプリケーションの評価情報が入力された場合、アプリケーション評価情報を作成する。該アプリケーション評価情報は、無線部108から送信される。
【0109】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、ユーザ端末情報を送信する(ステップS804)。つまり、アプリケーション評価情報作成部11212は、ユーザによりアプリケーションが評価され、アプリケーションの評価情報が入力された場合、記憶部110に格納されたユーザ端末100の機種を表す情報を取得する。該ユーザ端末100の機種を表す情報は、無線部108から送信される。
【0110】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーション情報を送信する(ステップS806)。つまり、アプリケーション評価情報作成部11212は、ユーザによりアプリケーションが評価され、アプリケーションの評価情報が入力された場合、記憶部110に格納された該アプリケーションのバージョンを表す情報等を含むアプリケーション情報を取得する。該アプリケーション情報は、無線部108から送信される。
【0111】
図8において、ステップS802−S806の処理は同時に実施されてもよいし、所定の順番に従って行われてもよい。
【0112】
検索サーバ200は、ユーザ端末100からのアプリケーション評価情報、ユーザ端末情報、アプリケーション情報に基づいて、アプリケーション評価テーブルを更新する(ステップS808)。つまり、アプリケーション評価情報更新部20206は、記憶部110に格納されているアプリケーション検索評価テーブルに含まれるアプリケーションのうち、該当するアプリケーションの評価情報を更新する。具体的には、アプリケーション評価情報更新部20206は、アプリケーションのバージョン、該アプリケーションが評価されたユーザ端末の機種を表す情報、該アプリケーションが評価されたユーザ端末に搭載されたOSのバージョン等のソフトウェア情報、アプリケーションの評価結果とのうち、該当するものを更新する。
【0113】
ステップS802−S806の処理は、ユーザ端末100の有するMPU112により実行される。ステップS808の処理は、検索サーバ200の有するMPU202により実行される。
【0114】
MPU112をユーザ端末100として機能させるためのプログラム、及びMPU202を検索サーバ200として機能させるためのプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録された状態で提供される。また、プログラムを、通信網50を介してダウンロードするようにしてもよい。この記録媒体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、記録媒体に記録されたプログラムが読み取られる。MPU112、202は、読み込んだプログラムをRAMあるいはHDDに書き込み、処理を実行する。プログラムは、コンピュータに、図8の各ステップS802−S806の処理、ステップS808の処理を実行させる。また、例えば、プログラムは、少なくとも一部のステップを実行されるようにしてもよい。
【0115】
<無線通信システムの動作(その3)>
図9は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。
【0116】
図9は、ユーザ端末100からのアプリケーションの利用履歴により、アプリケーション評価情報テーブルが更新される処理を示す。
【0117】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーション情報を送信する(ステップS902)。つまり、履歴情報作成部11214は、アプリケーション情報を作成する。該アプリケーション情報は、無線部108から送信される。
【0118】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、アプリケーション利用情報を送信する(ステップS904)。つまり、履歴情報作成部11214は、アプリケーション利用情報を作成する。該アプリケーション利用情報は、無線部108から送信される。
【0119】
ユーザ端末100は、検索サーバ200に、ユーザ端末情報を送信する(ステップS906)。つまり、履歴情報作成部11214は、ユーザ端末情報を作成する。該ユーザ端末情報は、無線部108から送信される。
【0120】
図9において、ステップS902−S906の処理は同時に実施されてもよいし、所定の順番に従って行われてもよい。
【0121】
検索サーバ200は、ユーザ端末100からのアプリケーション情報、アプリケーション利用情報、ユーザ端末情報に基づいて、アプリケーション評価テーブルを更新する(ステップS908)。つまり、アプリケーション評価情報更新部20206は、記憶部110に格納されているアプリケーション検索評価テーブルに含まれるアプリケーションのうち、該当するアプリケーションの評価情報を更新する。具体的には、アプリケーション評価情報更新部20206は、アプリケーション情報、アプリケーション利用情報、ユーザ端末情報に基づいて、アプリケーション検索評価テーブルを更新する。
【0122】
ステップS902−S906の処理は、ユーザ端末100の有するMPU112により実行される。ステップS908の処理は、検索サーバ200の有するMPU202により実行される。
【0123】
MPU112をユーザ端末100として機能させるためのプログラム、及びMPU202を検索サーバ200として機能させるためのプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録された状態で提供される。また、プログラムを、通信網50を介してダウンロードするようにしてもよい。この記録媒体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、記録媒体に記録されたプログラムが読み取られる。MPU112、202は、読み込んだプログラムをRAMあるいはHDDに書き込み、処理を実行する。プログラムは、コンピュータに、図9の各ステップS902−S906の処理、ステップS908の処理を実行させる。また、例えば、プログラムは、少なくとも一部のステップを実行されるようにしてもよい。
【0124】
本実施例によれば、ユーザにより要求されたアプリケーション情報に応じて、該ユーザの利用している環境に対応したアプリケーション評価情報を提示することができる。具体的には、ユーザ端末等の環境に対応したアプリケーション評価情報を提示することができる。
【0125】
該ユーザの利用している環境に対応したアプリケーション評価情報を提示することができるため、該ユーザに、アプリケーションをインストールするかどうかの判断材料を提供することができる。
【0126】
説明の便宜上、発明の理解を促すため特定のユーザ端末情報や、アプリケーションのバージョン数を用いて説明されるが、特に断りのない限り、それらの種類は単なる一例に過ぎず適切な如何なる種類、情報が使用されてよい。
【0127】
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
【符号の説明】
【0128】
50 通信網
100 ユーザ端末
102 入力部
104 出力部
106 通信制御部
108 無線部
110 記憶部
112 MPU
200 検索サーバ
202 MPU
204 記憶装置
206 入力装置
208 出力装置
210 通信装置
11202 アプリケーション検索リクエスト作成部
11204 アプリケーション検索応答処理部
11206 アプリケーション情報要求部
11208 機種情報作成部
11210 アプリケーション情報処理部
11212 アプリケーション評価情報作成部
11204 履歴情報作成部
20202 アプリケーション検索部
20204 アプリケーション評価情報選択部
20206 アプリケーション評価情報更新部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末と、該ユーザ端末にアプリケーション評価情報を掲示するアプリケーション検索サーバとを有するアプリケーション評価情報掲示システムであって、
ユーザ端末は、
アプリケーション検索サーバにアプリケーション情報を要求する際に、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とを含むアプリケーション情報要求を作成するアプリケーション情報要求部と、
該アプリケーション情報要求部により作成されたアプリケーション情報要求に対する応答として前記アプリケーション検索サーバからのアプリケーション評価情報を出力する出力部と
を有し、
前記アプリケーション検索サーバは、
ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付けたアプリケーション評価情報テーブルと、
ユーザ端末からの前記アプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択するアプリケーション評価情報選択部と、
該アプリケーション評価情報選択部により選択されたアプリケーションの評価情報を送信する送信部と
を有する、アプリケーション評価情報掲示システム。
【請求項2】
アプリケーション評価情報を掲示するアプリケーション検索サーバにおいて、
ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付けたアプリケーション評価情報テーブルと、
ユーザ端末からのアプリケーション情報を要求するアプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれるアプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択するアプリケーション評価情報選択部と、
該アプリケーション評価情報選択部により選択されたアプリケーションの評価情報を送信する送信部と
を有する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項3】
請求項2に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション評価情報テーブルは、ユーザ端末の機種を表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とを対応付け、
前記アプリケーション評価情報選択部は、ユーザ端末からのアプリケーション情報を要求するアプリケーション情報要求に応じて、該アプリケーション情報要求に含まれる該ユーザ端末の機種を表す情報と、該ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報とに基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルから、該当するアプリケーションの評価情報を選択する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項4】
請求項2に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
ユーザ端末からのアプリケーションの評価結果を含むアプリケーション評価情報に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新するアプリケーション評価情報更新部
を有し、
前記アプリケーション評価情報には、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価に利用されたユーザ端末にインストールされたソフトウェアのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とが含まれる、アプリケーション検索サーバ。
【請求項5】
請求項3に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
ユーザ端末からのアプリケーションの評価結果を含むアプリケーション評価情報に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新するアプリケーション評価情報更新部
を有し、
前記アプリケーション評価情報には、ユーザ端末の機種を表す情報と、アプリケーションを表す情報と、該アプリケーションのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価に利用されたユーザ端末にインストールされたソフトウェアのバージョンを表す情報と、該アプリケーションの評価結果を表す情報とが含まれる、アプリケーション検索サーバ。
【請求項6】
請求項4又は5に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション評価情報更新部は、ユーザ端末からの、該ユーザ端末に搭載されているハードウェア情報に基づいて、ユーザ端末をグループ化することにより、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項7】
請求項4ないし6記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション評価情報更新部は、ユーザ端末からのアプリケーションの利用履歴に基づいて、前記アプリケーション評価情報テーブルを更新する、アプリケーション検索サーバ。
【請求項8】
請求項2ないし7のいずれか1項に記載のアプリケーション検索サーバにおいて、
前記アプリケーション評価情報テーブルは、ユーザ端末にインストールされているソフトウェアのバージョンを表す情報として、オペレーティングシステムのバージョンを表す情報、ミドルウェアのバージョンを表す情報、及びファームウェアのバージョンを表す情報のうち、少なくとも1つの情報を含む、アプリケーション検索サーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−45279(P2013−45279A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−182540(P2011−182540)
【出願日】平成23年8月24日(2011.8.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(392026693)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (5,876)
【Fターム(参考)】