アミノピリミジンキナーゼ阻害薬
カゼインキナーゼ1(例えば、CK1γ)、カゼインキナーゼ2(CK2)、Pim1、Pim2、Pim3、TGFβ経路、Wnt経路、JAK/STAT経路、および/またはmTOR経路の調整薬としての化合物およびその化合物を含む組成物、ならびにその化合物および組成物の使用が開示される。カゼインキナーゼ1(例えば、CK1γ)、カゼインキナーゼ2(CK2)、Pim1、Pim2、Pim3、TGFβ経路、Wnt経路、JAK/STAT経路、および/またはmTOR経路の異常な生理活性に少なくとも一部よる、ある範囲の治療徴候の治療または予防のための使用が開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化1A】
[式中、各出現に対して独立して、
WおよびXは、独立して酸素または硫黄であり;
Z1、Z2およびZ3は、Z1およびZ2の少なくとも1つがNであるという条件で、独立してC−R20またはNであり;
R1は、水素アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から選択され;または、R2およびR3は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択され;
R5は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR8)、−P(O)(OR8)(OR8)および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択され;
R6は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R7は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R8は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R9は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R8およびR9は一緒に結合して複素環式環を形成し;
R20は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、フルオロアルキル、パーフルオロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシ、メトキシ、アルコキシ、フェノキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミド、アシルアミノ、スルファート、スルホナート、スルホニル、スルホキシド、スルホンアミド、スルファモイル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、O−[C(R4)2]p−R5、NR14−[C(R4)2]p−R5およびSR16からなる群から選択され;
R14およびR15はそれぞれ、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、および−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から独立して選択され;または、R14およびR15は、一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R16は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、(−R5、−COR6、および−C(O)N(R6)(R7)−)−[C(R4)2]pからなる群から選択され;また
pは、1、2、3、4、5または6であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項2】
WおよびXが酸素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Z1およびZ2が窒素であり;かつ、Z3がC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Z1、Z2およびZ3が窒素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Z1が窒素であり、かつ、Z2およびZ3がそれぞれC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Z2が窒素であり;かつ、Z1およびZ3がそれぞれC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R1が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1がアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
WおよびXが酸素であり、Z1およびZ2がそれぞれ窒素であり、Z3が−CR20であり、かつR1が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R2およびR3が一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
場合によって置換した複素環式環が、ピペラジニル、ホモピペリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、1,4−ジアゼパン−5−オニルおよびキノリニルからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
R2およびR3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)および−SO2N(R6)(R7)からなる群から独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、場合によって置換されていてもよい、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
R2が−[C(R4)2]p−R5であり、R3が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)および−SO2N(R6)(R7)からなる群から選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、場合によって置換されていてもよい、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R5が、場合によってそれぞれが置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
R5が−N(R8)(R9)である、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
R4が水素である、請求項13に記載の化合物。
【請求項17】
R20が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミド、アシルアミノ、スルホンアミド、−[C(R4)2]p−R5;NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択される、請求項1、3、5または6に記載の化合物。
【請求項18】
R20が水素である、請求項1、3、5または6に記載の化合物。
【請求項19】
式2の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化2A】
[式中、各出現に対して独立して、
R1は、水素アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から選択され;または、R2およびR3は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択され;
R5は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR9)、−P(O)(OR8)(OR9)および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択され;
R6は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R7は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R6およびR7は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R8は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R9は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R8およびR9は一緒に結合して複素環式環を形成し;
R20は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、フルオロアルキル、パーフルオロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシル、メトキシ、アルコキシ、フェノキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミド、アシルアミノ、スルファート、スルホナート、スルホニル、スルホキシド、スルホンアミド、スルファモイル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択され;
R14およびR15はそれぞれ、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、および−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から独立して選択され;または、R14およびR15は、一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R16は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、(−R5、−COR6、および−C(O)N(R6)(R7)−)−[C(R4)2]pからなる群から選択され;また
pは、1、2、3、4、5または6であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項20】
R1が水素である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
R20が水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、トリフルオロメチル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項22】
R20が水素である、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項23】
R2およびR3が一緒に結合し、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項19から22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
R2およびR3が一緒に結合して、
【化3A】
からなる群から選択される、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項23に記載の化合物。
[式中、各出現に対して独立して、
R10は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR12、−C(O)OR12、−SO2(R12)、−C(O)N(R12)(R13)、−SO2N(R12)(R13)、および−P(O)(OR12)(OR13)からなる群から選択され;
R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R12およびR13は一緒に結合して、複素環式環を形成し;
R11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ハロ、ハロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルキルアルコキシ、アルキルチオ、ニトロ、シアノ、−N(R17)(R18)、−N(R17)COR18、−N(R17)C(O)OR18、−N(R17)SO2(R18)、−CON(R17)(R18)、−OC(O)N(R17)−(R18)、−SO2N(R17)(R18)、−OC(O)OR17、−COOR17、−C(O)N(OH)(R17)、−OS(O)2OR17、−S(O)2OR17、−S(O)2R17、−OR17、−COR17、−OP(O)(OR17)(OR18)、−P(O)(OR17)(OR18)、−N(R17)P(O)(OR18)(OR18)、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R17およびR18は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルkらなる群から選択され;または、R17およびR18は、一緒に結合して複素環の環を形成し;また、
nは、0、1、2または3であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項25】
R10が、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR12、−C(O)OR12、および−SO2(R12)からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
nが0である、請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
nが1である、請求項24に記載の化合物。
【請求項28】
R11が、アルキル、ヘテロシクリル、シアノ、ヒドロキシアルキル、−N(R17)(R18)、−CON(R17)(R18)、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキルおよびヘテロシクリルのいずれかは、場合によって置換されていてもよい、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
R2およびR3が一緒に結合して、式:
【化4A】
の、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項24に記載の化合物。
【請求項30】
nが0または1である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R2およびR3が一緒に結合して、式:
【化5A】
の、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項24に記載の化合物。
【請求項32】
R2およびR3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、および−SO2N(R6)(R7)からなる群から選択され、
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルのいずれかは、場合によって置換されていてもよい、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項33】
R3が−[C(R4)2]p−R5である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
R2が、場合によって、置換されているアルキルである、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
R4が水素である、請求項33に記載の化合物。
【請求項36】
R4がヒドロキシである、請求項33に記載の化合物。
【請求項37】
R5が、場合によってそれぞれが置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルである、請求項33に記載の化合物。
【請求項38】
pが1、2または3である、請求項33に記載の化合物。
【請求項39】
R5が、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR8)、−P(O)(OR8)(OR8)、および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択される、請求項33に記載の化合物。
【請求項40】
R5が−N(R8)(R9)である、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
以下からなる群から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化6A−1】
【化6A−2】
【化6A−3】
【化6A−4】
【化6A−5】
【化6A−6】
【化6A−7】
【請求項42】
以下からなる群から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化7A−1】
【化7A−2】
【化7A−3】
【化7A−4】
【化7A−5】
【化7A−6】
【化7A−7】
【化7A−8】
【化7A−9】
【化7A−10】
【化7A−11】
【化7A−12】
【請求項43】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して500nM未満のIC50を有する、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
CK2の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項48】
CK2に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
CK2に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
CK2に対して500nM未満のIC50を有する、請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
PIM1、PIM2、またはPIM3の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して500nM未満のIC50を有する、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
Wnt経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項56】
TGF経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項57】
JAK/STAT経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項58】
mTOR経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
Pgp分解、薬物流出、または薬物耐性の調整薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項60】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬品組成物。
【請求項61】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物とCK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3を接触させることを含む、CK1活性を阻害する方法。
【請求項62】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物とCK2を接触させることを含む、CK2活性を阻害する方法。
【請求項63】
異常なCK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3活性に関連した症状を治療または阻止する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項64】
異常なCK2活性に関連した症状を治療または阻止する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項65】
癌を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項66】
癌が、造血系、免疫系、内分泌系、肺系、胃腸系、筋骨格系、生殖系、中枢神経系または泌尿器系の癌である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
癌が、哺乳動物の骨髄組織、リンパ組織、膵臓組織、甲状腺組織、肺組織、大腸組織、直腸組織、肛門組織、肝臓組織、皮膚、骨、卵巣組織、子宮組織、頚部組織、乳房、前立腺、睾丸組織、脳、脳幹、髄膜組織、腎臓または膀胱に位置する、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
癌が、乳癌、結腸癌、多発性骨髄腫、前立腺癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、白血病、血液系悪性腫瘍、腎細胞癌腫、腎臓癌、黒色腫、膵臓癌、肺癌、結腸直腸癌、脳腫瘍、頭頸部癌、膀胱癌、甲状腺癌、卵巣癌、子宮頸癌または骨髄異形成症候群である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
アルツハイマー病を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項70】
Wnt依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項71】
TGFβ依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項72】
JAK/STAT依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項73】
mTOR依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項74】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、炎症、炎症性疾患(例えば、骨関節炎および関節リウマチ)、神経学的症状(例えば、アルツハイマー病)および神経変性を治療または阻止する方法。
【請求項75】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、骨粗鬆症および骨形成を含む骨関連疾患および症状を治療もしくは阻止する、または骨復旧を容易にする方法。
【請求項76】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、低血糖症、メタボリック症候群および糖尿病を治療または阻止する方法。
【請求項77】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、細胞死に影響を及ぼす(例えば、癌細胞における細胞死の速度を高める)方法。
【請求項78】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、異常な胚発育を治療または阻止する方法。
【請求項79】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物と、PIM1、PIM2またはPIM3を接触させることを含む、PIM活性を阻害する方法。
【請求項80】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、異常なPIM活性に関連した症状を治療または阻止する方法。
【請求項81】
前述の化合物または医薬品組成物の任意の1つと細胞を接触させることを含む、Pgp分解および/または薬物流出活性を調整する方法。
【請求項82】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、Pgpの変調に基づく悪性腫瘍を治療する方法。
【請求項83】
Pgpの変調に基づく悪性腫瘍を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含み、別の薬物、化合物または物質と組み合わせて、その薬物、化合物または物質に対する耐性を停止する方法。
【請求項1】
式1の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化1A】
[式中、各出現に対して独立して、
WおよびXは、独立して酸素または硫黄であり;
Z1、Z2およびZ3は、Z1およびZ2の少なくとも1つがNであるという条件で、独立してC−R20またはNであり;
R1は、水素アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から選択され;または、R2およびR3は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択され;
R5は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR8)、−P(O)(OR8)(OR8)および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択され;
R6は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R7は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R8は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R9は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R8およびR9は一緒に結合して複素環式環を形成し;
R20は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、フルオロアルキル、パーフルオロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシ、メトキシ、アルコキシ、フェノキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミド、アシルアミノ、スルファート、スルホナート、スルホニル、スルホキシド、スルホンアミド、スルファモイル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、O−[C(R4)2]p−R5、NR14−[C(R4)2]p−R5およびSR16からなる群から選択され;
R14およびR15はそれぞれ、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、および−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から独立して選択され;または、R14およびR15は、一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R16は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、(−R5、−COR6、および−C(O)N(R6)(R7)−)−[C(R4)2]pからなる群から選択され;また
pは、1、2、3、4、5または6であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項2】
WおよびXが酸素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Z1およびZ2が窒素であり;かつ、Z3がC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Z1、Z2およびZ3が窒素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Z1が窒素であり、かつ、Z2およびZ3がそれぞれC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Z2が窒素であり;かつ、Z1およびZ3がそれぞれC−R20である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R1が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1がアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
WおよびXが酸素であり、Z1およびZ2がそれぞれ窒素であり、Z3が−CR20であり、かつR1が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R2およびR3が一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
場合によって置換した複素環式環が、ピペラジニル、ホモピペリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、1,4−ジアゼパン−5−オニルおよびキノリニルからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
R2およびR3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)および−SO2N(R6)(R7)からなる群から独立して選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、場合によって置換されていてもよい、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
R2が−[C(R4)2]p−R5であり、R3が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)および−SO2N(R6)(R7)からなる群から選択され、ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルは、場合によって置換されていてもよい、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R5が、場合によってそれぞれが置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
R5が−N(R8)(R9)である、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
R4が水素である、請求項13に記載の化合物。
【請求項17】
R20が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミド、アシルアミノ、スルホンアミド、−[C(R4)2]p−R5;NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択される、請求項1、3、5または6に記載の化合物。
【請求項18】
R20が水素である、請求項1、3、5または6に記載の化合物。
【請求項19】
式2の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化2A】
[式中、各出現に対して独立して、
R1は、水素アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から選択され;または、R2およびR3は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロシクリルアルキル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、およびアルコキシアルキルからなる群から選択され;
R5は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR9)、−P(O)(OR8)(OR9)および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択され;
R6は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R7は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R6およびR7は一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R8は水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;
R9は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R8およびR9は一緒に結合して複素環式環を形成し;
R20は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、ハロ、ハロアルキル、トリフルオロメチル、フルオロアルキル、パーフルオロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシル、メトキシ、アルコキシ、フェノキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボキシル、アルコキシカルボニル、アシル、ニトロ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、アミド、アシルアミノ、スルファート、スルホナート、スルホニル、スルホキシド、スルホンアミド、スルファモイル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択され;
R14およびR15はそれぞれ、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、−SO2N(R6)(R7)、および−P(O)(OR6)(OR7)からなる群から独立して選択され;または、R14およびR15は、一緒に結合して、場合によって置換した複素環式環を形成し;
R16は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、(−R5、−COR6、および−C(O)N(R6)(R7)−)−[C(R4)2]pからなる群から選択され;また
pは、1、2、3、4、5または6であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項20】
R1が水素である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
R20が水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、トリフルオロメチル、−[C(R4)2]p−R5、NR14R15、OR16、およびSR16からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項22】
R20が水素である、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項23】
R2およびR3が一緒に結合し、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項19から22のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
R2およびR3が一緒に結合して、
【化3A】
からなる群から選択される、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項23に記載の化合物。
[式中、各出現に対して独立して、
R10は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、ヘテロシクリルアルキル、−[C(R4)2]p−R5、−COR12、−C(O)OR12、−SO2(R12)、−C(O)N(R12)(R13)、−SO2N(R12)(R13)、および−P(O)(OR12)(OR13)からなる群から選択され;
R12およびR13は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルからなる群から選択され;または、R12およびR13は一緒に結合して、複素環式環を形成し;
R11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ハロ、ハロアルキル、チオ、シアノ、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルキルアルコキシ、アルキルチオ、ニトロ、シアノ、−N(R17)(R18)、−N(R17)COR18、−N(R17)C(O)OR18、−N(R17)SO2(R18)、−CON(R17)(R18)、−OC(O)N(R17)−(R18)、−SO2N(R17)(R18)、−OC(O)OR17、−COOR17、−C(O)N(OH)(R17)、−OS(O)2OR17、−S(O)2OR17、−S(O)2R17、−OR17、−COR17、−OP(O)(OR17)(OR18)、−P(O)(OR17)(OR18)、−N(R17)P(O)(OR18)(OR18)、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
R17およびR18は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルkらなる群から選択され;または、R17およびR18は、一緒に結合して複素環の環を形成し;また、
nは、0、1、2または3であり;
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、およびヘテロシクリルアルキルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい。]
【請求項25】
R10が、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR12、−C(O)OR12、および−SO2(R12)からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルの任意の1つは、場合によって置換されていてもよい、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
nが0である、請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
nが1である、請求項24に記載の化合物。
【請求項28】
R11が、アルキル、ヘテロシクリル、シアノ、ヒドロキシアルキル、−N(R17)(R18)、−CON(R17)(R18)、および−[C(R4)2]p−R5からなる群から選択され;
ここで、前述のアルキルおよびヘテロシクリルのいずれかは、場合によって置換されていてもよい、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
R2およびR3が一緒に結合して、式:
【化4A】
の、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項24に記載の化合物。
【請求項30】
nが0または1である、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R2およびR3が一緒に結合して、式:
【化5A】
の、場合によって置換した複素環式環を形成する、請求項24に記載の化合物。
【請求項32】
R2およびR3が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−[C(R4)2]p−R5、−COR6、−C(O)OR6、−SO2(R6)、−C(O)N(R6)(R7)、および−SO2N(R6)(R7)からなる群から選択され、
ここで、前述のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルのいずれかは、場合によって置換されていてもよい、請求項19または20に記載の化合物。
【請求項33】
R3が−[C(R4)2]p−R5である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
R2が、場合によって、置換されているアルキルである、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
R4が水素である、請求項33に記載の化合物。
【請求項36】
R4がヒドロキシである、請求項33に記載の化合物。
【請求項37】
R5が、場合によってそれぞれが置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルである、請求項33に記載の化合物。
【請求項38】
pが1、2または3である、請求項33に記載の化合物。
【請求項39】
R5が、−N(R8)(R9)、−N(R8)COR9、−N(R8)C(O)OR9、−N(R8)SO2(R9)、−CON(R8)(R9)、−OC(O)N(R8)−(R9)、−SO2N(R8)(R9)、−OC(O)OR8、−COOR9、−C(O)N(OH)(R8)、−OS(O)2OR8、−S(O)2OR8、−S(O)2R8、−OR8、−COR8、−OP(O)(OR8)(OR8)、−P(O)(OR8)(OR8)、および−N(R8)P(O)(OR9)(OR9)からなる群から選択される、請求項33に記載の化合物。
【請求項40】
R5が−N(R8)(R9)である、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
以下からなる群から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化6A−1】
【化6A−2】
【化6A−3】
【化6A−4】
【化6A−5】
【化6A−6】
【化6A−7】
【請求項42】
以下からなる群から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩。
【化7A−1】
【化7A−2】
【化7A−3】
【化7A−4】
【化7A−5】
【化7A−6】
【化7A−7】
【化7A−8】
【化7A−9】
【化7A−10】
【化7A−11】
【化7A−12】
【請求項43】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項44】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
CK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3に対して500nM未満のIC50を有する、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
CK2の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項48】
CK2に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項47に記載の化合物。
【請求項49】
CK2に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
CK2に対して500nM未満のIC50を有する、請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
PIM1、PIM2、またはPIM3の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して5000nM未満のIC50を有する、請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して1000nM未満のIC50を有する、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
PIM1、PIM2、またはPIM3に対して500nM未満のIC50を有する、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
Wnt経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項56】
TGF経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項57】
JAK/STAT経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項58】
mTOR経路の阻害薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
Pgp分解、薬物流出、または薬物耐性の調整薬である、請求項1〜42のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項60】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬品組成物。
【請求項61】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物とCK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3を接触させることを含む、CK1活性を阻害する方法。
【請求項62】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物とCK2を接触させることを含む、CK2活性を阻害する方法。
【請求項63】
異常なCK1、CK1γ1、CK1γ2、またはCK1γ3活性に関連した症状を治療または阻止する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項64】
異常なCK2活性に関連した症状を治療または阻止する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項65】
癌を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項66】
癌が、造血系、免疫系、内分泌系、肺系、胃腸系、筋骨格系、生殖系、中枢神経系または泌尿器系の癌である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
癌が、哺乳動物の骨髄組織、リンパ組織、膵臓組織、甲状腺組織、肺組織、大腸組織、直腸組織、肛門組織、肝臓組織、皮膚、骨、卵巣組織、子宮組織、頚部組織、乳房、前立腺、睾丸組織、脳、脳幹、髄膜組織、腎臓または膀胱に位置する、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
癌が、乳癌、結腸癌、多発性骨髄腫、前立腺癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、白血病、血液系悪性腫瘍、腎細胞癌腫、腎臓癌、黒色腫、膵臓癌、肺癌、結腸直腸癌、脳腫瘍、頭頸部癌、膀胱癌、甲状腺癌、卵巣癌、子宮頸癌または骨髄異形成症候群である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
アルツハイマー病を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項70】
Wnt依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項71】
TGFβ依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項72】
JAK/STAT依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項73】
mTOR依存性疾患を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量をその必要性のある哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項74】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、炎症、炎症性疾患(例えば、骨関節炎および関節リウマチ)、神経学的症状(例えば、アルツハイマー病)および神経変性を治療または阻止する方法。
【請求項75】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、骨粗鬆症および骨形成を含む骨関連疾患および症状を治療もしくは阻止する、または骨復旧を容易にする方法。
【請求項76】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、低血糖症、メタボリック症候群および糖尿病を治療または阻止する方法。
【請求項77】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、細胞死に影響を及ぼす(例えば、癌細胞における細胞死の速度を高める)方法。
【請求項78】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、異常な胚発育を治療または阻止する方法。
【請求項79】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物と、PIM1、PIM2またはPIM3を接触させることを含む、PIM活性を阻害する方法。
【請求項80】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、異常なPIM活性に関連した症状を治療または阻止する方法。
【請求項81】
前述の化合物または医薬品組成物の任意の1つと細胞を接触させることを含む、Pgp分解および/または薬物流出活性を調整する方法。
【請求項82】
請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含む、Pgpの変調に基づく悪性腫瘍を治療する方法。
【請求項83】
Pgpの変調に基づく悪性腫瘍を治療する方法であって、請求項1〜59のいずれか一項に記載の化合物、または請求項60に記載の医薬品組成物の治療有効量を、その必要性のある哺乳動物に投与することを含み、別の薬物、化合物または物質と組み合わせて、その薬物、化合物または物質に対する耐性を停止する方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
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【図46】
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【図48】
【図49】
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【図53】
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【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
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【図53】
【公表番号】特表2013−515743(P2013−515743A)
【公表日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−546236(P2012−546236)
【出願日】平成22年12月23日(2010.12.23)
【国際出願番号】PCT/US2010/062024
【国際公開番号】WO2011/079274
【国際公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(512161103)ジャスコ ファーマシューティカルズ, エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月23日(2010.12.23)
【国際出願番号】PCT/US2010/062024
【国際公開番号】WO2011/079274
【国際公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(512161103)ジャスコ ファーマシューティカルズ, エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
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