説明

アリールアニリンβ−2アドレナリン作用性レセプタアゴニストおよびコルチコステロイドの組み合わせ

本発明は、式(I)の新規βアドレナリン作用性レセプタアゴニスト化合物を提供する:ここで、R〜R13およびwは、本明細書中で記述した値のいずれかを有する。本発明はまた、このような化合物と他の治療剤との組み合わせ、このような化合物および組み合わせを含有する製薬組成物、このような化合物を使用してβアドレナリン作用性レセプター活性に関連した疾患を処置する方法、ならびにこのような化合物を調製するために有用なプロセスおよび中間体を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

の化合物あるいはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物または立体異性体とコリチコステロイドとを含む組み合わせであって、
ここで:
〜Rの各々は、別個に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびRからなる群から選択されるか;あるいは
およびR、RおよびR、RおよびR、またはRおよびRは、共に結合して、−C(R)=C(R)C(=O)NR−、−CR−CR−C(=O)NR−、−NRC(=O)C(R)=C(R)−、−NRC(=O)CR−CR−、−NRC(=O)S−、−SC(=O)NR−、−(CR−、−S(CR−、−(CRS−、−S(CRO−、−O(CRS−および−NHC(R)=C(R)−からなる群より選択される基を形成する;
は、水素、アルキルまたはアルコキシである;
は、水素またはアルキルである;
は、水素またはアルキルであるか;あるいはRは、Rと一緒になって、−CH−または−CHCH−である;
は、別個に、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびRからなる群から選択されるか、あるいはRは、Rと一緒になって、−CH−または−CHCH−である;
10は、水素またはアルキルである;
各R11、R12およびR13は、別個に、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−NO、ハロ、−NR、−C(=O)R、−CO、−OC(=O)R、−CN、−C(=O)NR、−NRC(=O)R、−OC(=O)NR、−NRC(=O)OR、−NRC(=O)NR、−OR、−S(O)、−NR−NR−C(=O)R、−NR−N=CR、−N(NR)Rおよび−S(O)NRからなる群から選択されるか;あるいは
11およびR12は、それらが結合する原子と一緒になって、縮合ベンゾ環を形成し、該ベンゾ環は、必要に応じて、1個、2個、3個または4個のRで置換され得るか;または
11およびR12は、それらが結合する原子と一緒になって、複素環式環を形成する;
ここで、R〜R、RおよびRll〜Rl3について、各アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、必要に応じて、Rで置換されているか、あるいはRから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されている;R〜R、RおよびRll〜Rl3について、各アリールおよびヘテロアリールは、必要に応じて、Rから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換され、そしてR〜R、RおよびRll〜Rl3について、各シクロアルキルおよびヘテロシクリルは、RおよびRから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で必要に応じて置換されている;
各Rは、別個に、−OR、−NO、ハロ、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)NR、−NR、−O(CRNR、−C(=O)R、−CO、−CO(CRCONR、−OC(=O)R、−CN、−C(=O)NR、−NRC(=O)R、−OC(=O)NR、−NRC(=O)OR、−NRC(=O)NR、−CR(=N−OR)、−CFまたは−OCFである;
各Rは、別個に、R、オキソまたは=N−ORである;
各Rは、別個に、R、アルキル、アルケニルまたはアルキニルである;ここで、各アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、必要に応じて、Rから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されている;
各RおよびRは、別個に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである;ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルは、必要に応じて、Rから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されているか;あるいはRおよびRは、それらが結合する原子と一緒になって、5個〜7個の環原子を有する複素環を形成し、ここで、該複素環式環は、必要に応じて、1個または2個のさらなるヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、イオウまたは窒素から選択される;
各RおよびRは、別個に、水素、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである;ここで、各アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルは、必要に応じて、Rから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されているか;あるいはRおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5個〜7個の環原子を有する環を形成し、ここで、該環は、必要に応じて、1個または2個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、イオウまたは窒素から選択される;
各Rは、別個に、ハロ、C1〜8アルキル、C1〜8アルコキシ、−S−C1〜8アルキル、アリール、(アリール)−C1〜6アルキル、(アリール)−C1〜8アルコキシ、ヘテロアリール、(ヘテロアリール)−C1〜6アルキル、(ヘテロアリール)−C1〜8アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、−NHC1〜6アルキル、−N(C1〜6アルキル)、−OC(=O)C1〜6アルキル、−C(=O)C1〜6アルキル、−C(=O)OC1〜6アルキル、−NHC(=O)C1〜6アルキル、−C(=O)NHC1〜6アルキル、カルボキシ、ニトロ、−CNまたは−CFである;
およびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、フェニル環を形成し、該フェニル環は、必要に応じて、1個、2個、3個または4個のRで置換されている;
各Rは、別個に、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである;ここで、各アリールまたはヘテロアリールは、必要に応じて、Rからなる群から選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており、ここで、各シクロアルキルおよびヘテロシクリルは、必要に応じて、Rから選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されている;
mは、0、1または2である;
nは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9または10である;
pは、3、4または5である;
qは、2、3または4である;
rは、1、2または3である;そして
wは、0、1、2、3または4である、
そして該コルチコステロイドは、6a,9a−ジフルオロ−11b−ヒドロキシ−16a−メチル−17a−[(4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボニル)オキシ]−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17b−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステルおよび6a,9a−ジフルオロ−17a−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11b−ヒドロキシ−16a−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17b−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステルからなる群から選択される、組み合わせ。
【請求項2】
請求項1に記載の組み合わせであって、R〜Rの各々が、別個に、水素、フルオロ、クロロ、アミノ、ヒドロキシ、N,N−ジメチルアミノカルボニルオキシ、−CHOHおよび−NHCHOからなる群から選択され、そしてRが、水素であるか、あるいは
が、水素であり、Rが、水素であり、Rが、ヒドロキシであり、そしてRおよびRが、共に、−NHC(=O)CH=CH−または−SC(=O)NH−である、組み合わせ。
【請求項3】
請求項1に記載の組み合わせであって、
各R〜Rが、別個に、水素、アルキルおよびRからなる群から選択され、ここで、各Rが、別個に、−OR、ハロ、−NR、−NRC(=O)Rまたは−OC(=O)NRであるか、あるいは
およびR、またはRおよびRが、共に結合して、−C(R)=C(R)C(=O)NR−、−CR−CR−C(=O)NR−、−NRC(=O)C(R)=C(R)−、−NRC(=O)CR−CR−、−NRC(=O)S−および−SC(=O)NR−からなる群より選択される基を形成し、
、RおよびR10が、それぞれ、水素であり、
11およびR12の各々が、別個に、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−NO、ハロ、−NR、−CO、−OC(=O)R、−CN、−C(=O)NR、−NRC(=O)R、−OR、−S(O)、−NR−NR−C(=O)R、−NR−N=CR、−N(NR)Rおよび−S(O)NRからなる群から選択され、
ここで、R〜R、RllおよびRl2について、各アルキルは、必要に応じて、Rで置換されているか、またはRから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており、R11およびR12について、各アリールおよびヘテロアリールが、必要に応じて、Rから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換され、そしてRllおよびRl2について、各シクロアルキルおよびヘテロシクリルが、必要に応じて、RおよびRから別個に選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており、
13が、水素であり、
−NR10を含む基が、Rを含む基に対してメタまたはパラであり、そして
wが、0、1または2である、組み合わせ。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の組み合わせであって、R11およびR12の各々が、別個に、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、−OR、−S(O)および−S(O)NRからなる群から選択され、各アルキルが、必要に応じて、Rから別個に選択される1個または2個の置換基で置換されており、各アリールが、必要に応じて、Rから別個に選択される1個または2個の置換基で置換されており、そして各ヘテロシクリルが、必要に応じて、RおよびRから別個に選択される1個または2個の置換基で置換されており、そしてmが、0または2である、組み合わせ。
【請求項5】
式(IIa):
【化2】

の化合物あるいはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物または立体異性体とコルチコステロイドとを含む組み合わせであって、
ここで:
は、−CHOHまたは−NHCHOであり、そしてRは、水素であるか、またはRおよびRは、一緒になって、−NHC(=O)CH=CH−である;
11は、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここで、各フェニルは、必要に応じて、ハロ、−OR、−CN、−NO、−SO、−C(=O)R、−C(=O)NRおよびC1〜3アルキルから選択される1個または2個の置換基で置換されており、ここで、C1〜3アルキルは、必要に応じて、カルボキシ、ヒドロキシおよびアミノから選択される1個または2個の置換基で置換されており、各RおよびRは、別個に、水素またはC1〜3アルキルである;ここで、各ヘテロアリールは、必要に応じて、1個または2個のC1〜3アルキル置換基で置換されている;そして
12は、水素または−OC1〜6アルキルである、
そして該コルチコステロイドは、6a,9a−ジフルオロ−11b−ヒドロキシ−16a−メチル−17a−[(4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボニル)オキシ]−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17b−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステルおよび6a,9a−ジフルオロ−17a−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11b−ヒドロキシ−16a−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17b−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステルからなる群から選択される、組み合わせ。
【請求項6】
11が、フェニルであり、必要に応じて、ハロ、−OR、−CN、−NO、−SO、−C(=O)RおよびC1〜3アルキルから選択される1個の置換基で置換されており、ここで、C1〜3アルキルが、必要に応じて、カルボキシ、ヒドロキシおよびアミノから選択される1個または2個の置換基で置換されており、そしてRが、水素またはC1〜3アルキルである、請求項5に記載の組み合わせ。
【請求項7】
11が、フェニル、ピリジルまたはチオフェニルであり、ここで、各フェニルが、必要に応じて、クロロ、−OCH、−CNおよび−CHNHからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、そしてR12が、水素、−OCHまたは−OCである、請求項5に記載の組み合わせ。
【請求項8】
およびRが、一緒になって、−NHC(=O)CH=CH−であり、R11が、フェニルまたはピリジルであり、ここで、各フェニルが、必要に応じて、クロロ、−OCH、−CNおよび−CHNHからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、そしてR12が、−OCHである、請求項5に記載の組み合わせ。
【請求項9】
請求項5〜請求項8のいずれか1項に記載の組み合わせであって、前記式(IIa)の化合物が、立体異性体の混合物であり、ここで、水酸基が結合したキラル中心で(R)配向を有する立体異性体の量が、水酸基が結合したキラル中心で(S)配向を有する立体異性体の量よりも多い、組み合わせ。
【請求項10】
請求項5〜請求項8のいずれか1項に記載の組み合わせであって、前記式(IIa)の化合物が、水酸基が結合したキラル中心で(R)配向を有する立体異性体である、組み合わせ。
【請求項11】
請求項5に記載の組み合わせであって、前記式(IIa)の化合物が、以下:
N−{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル−4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ホルムアミド−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ホルムアミド−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニルフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ホルムアミド−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル−4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ホルムアミド−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(3−ホルムアミド−4−ヒドロキシフェニル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニルフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−フェニル−4−エトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(2−クロロフェニル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(2−メトキシフェニル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−シアノフェニル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(4−アミノメチルフェニル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−クロロフェニル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(4−アミノメチルフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−シアノフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−ピリジル)フェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−ピリジル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(4−ピリジル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(チオフェン−3−イル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;および
N−{2−[4−(3−(3−クロロフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−アミノメトキシフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;ならびに
それらの薬学的に受容可能塩または溶媒和物、
からなる群から選択される、組み合わせ。
【請求項12】
請求項5に記載の組み合わせであって、前記式(IIa)の化合物が、以下:
N−{2−[4−(3−フェニル−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(4−アミノメチルフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−シアノフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−クロロフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;
N−{2−[4−(3−(3−アミノメチルフェニル)−4−メトキシフェニル)アミノフェニル]エチル}−(R)−2−ヒドロキシ−2−(8−ヒドロキシ−2(1H)−キノリノン−5−イル)エチルアミン;および
その薬学的に受容可能な塩またはその溶媒和物、
からなる群から選択される、組み合わせ。
【請求項13】
請求項12に記載の組み合わせであって、前記コルチコステロイドが、6a,9a−ジフルオロ−17a−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11b−ヒドロキシ−16a−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17b−カルボチオ酸S−フルオロメチルエステルである、組み合わせ。
【請求項14】
治療有効量の請求項1〜請求項13のうちのいずれか1項に記載の組み合わせ、および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項15】
請求項14に記載の薬学的組成物であって、前記組成物は、吸入による投与のために処方される、薬学的組成物。
【請求項16】
薬物療法における使用のための請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載される組み合わせ。
【請求項17】
哺乳動物におけるβアドレナリン作用性レセプター活性に関連する疾患または状態を処置するための医薬の製造における請求項1〜請求項13のうちのいずれか1項に記載されるような組み合わせの使用。
【請求項18】
請求項17に記載の使用であって、前記疾患または状態が、肺疾患である、使用。
【請求項19】
請求項18に記載の使用であって、前記肺疾患が、喘息または慢性閉塞性肺疾患である、使用。
【請求項20】
哺乳動物におけるβアドレナリン作用性レセプター活性に関連する疾患または状態を処置するための方法であって、該方法は、該哺乳動物に対して治療有効量の請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の組み合わせを投与する工程を包含する、方法。
【請求項21】
請求項20に記載の方法であって、前記疾患または状態が、肺疾患である、方法。
【請求項22】
請求項21に記載の方法であって、前記肺疾患が、喘息または慢性閉塞性肺疾患である、方法。

【公表番号】特表2006−525372(P2006−525372A)
【公表日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−514309(P2006−514309)
【出願日】平成16年5月7日(2004.5.7)
【国際出願番号】PCT/US2004/014168
【国際公開番号】WO2005/025555
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(500154711)セラヴァンス インコーポレーテッド (129)
【Fターム(参考)】