説明

アルキニルアリールカルボキサミド

本発明は、インスリン抵抗性または高血糖症による炎症性疾患、肥満、代謝障害(例えば1型および/または2型の糖尿病、不十分なグルコース寛容、インスリン抵抗性、高脂血症、高グリセリド血症、高コレステロール血症、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS))の治療および/または予防を目的とした一般式(I')のアルキニルアリールカルボキサミドと、その利用法に関する。本発明は特に、一般式(I')のアルキニルアリールカルボキサミドを利用してPTPの活性を変化させること(その中でも阻害すること)に関する。Aは、C2〜C15-アルキニル、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリールのいずれかである。Cyは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、複素環基のいずれかである。nは0または1である。Cy'はアリールであり、任意的に3〜8員のシクロアルキルと縮合していてもよい。R1とR2は、互いに独立に、水素とC1〜C6-アルキルからなるグループの中から選択される。R4とR5は、互いに独立に、H、ヒドロキシ、C1〜C6-アルキル、カルボキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C3-アルキルカルボキシ、C2〜C3-アルケニルカルボキシ、C2〜C3-アルキニルカルボキシ、アミノからなるグループの中から選択されるか、あるいはR4とR5は、飽和または不飽和の複素環を形成することができるが、R4とR5の少なくとも一方は、水素でもC1〜C6-アルキルでもない。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
糖尿病、不十分なグルコース寛容、高脂血症、高グリセリド血症、高コレステロール血症、肥満、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を含むインスリン抵抗性または高血糖症による炎症性疾患または代謝障害の治療および/または予防のための医薬を調製するための一般式(I')のアルキニルアリールカルボキサミド:
【化1】

、その幾何異性体、その光学活性な形態であるエナンチオマー、ジアステレオマー、そのラセミ化合物、これらの薬理学的に許容可能な塩、又はこれらの薬理学的に活性な誘導体の使用(ただし一般式(I')において、
Aは、C2〜C15-アルキニル、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリールのいずれかであり;
Cyは、アリール、ヘテロアリール、3〜8員のシクロアルキル、複素環基のいずれかであり;
Cy'はアリールで、任意的に3〜8員のシクロアルキルと縮合していてもよく;
nは0または1であり;
R1とR2は、互いに独立に、水素とC1〜C6-アルキルからなるグループの中から選択されており;
R3は、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルアミン、C1〜C6-アルキルアルコキシ、C1〜C6-アルキルカルボキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和または不飽和の3〜8員のシクロアルキル、3〜8員のヘテロシクロアルキル、C1〜C6-アルキルアリール、C1〜C6-アルキルヘテロアリール、C2〜C6-アルケニルアリール、C2〜C6-アルケニルヘテロアリール、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリール、C1〜C6-アルキルシクロアルキル、C1〜C6-アルキルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルヘテロシクロアルキルからなるグループの中から選択されており;
R4とR5は、互いに独立に、H、ヒドロキシ、フルオロ、C1〜C6-アルキル、カルボキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C3-アルキルカルボキシ、C2〜C3-アルケニルカルボキシ、C2〜C3-アルキニルカルボキシからなるグループの中から選択されており、ただしR4とR5の少なくとも一方は、水素でもC1〜C6-アルキルでもない)。
【請求項2】
糖尿病、不十分なグルコース寛容、高脂血症、高グリセリド血症、高コレステロール血症、肥満、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を含むインスリン抵抗性または高血糖症による炎症性疾患または代謝障害の治療および/または予防のための医薬を調製するための一般式(I)のアルキニルアリールカルボキサミド:
【化2】

、その幾何異性体、その光学活性な形態であるエナンチオマー、ジアステレオマー、そのラセミ化合物、これらの薬理学的に許容可能な塩、又はこれらの薬理学的に活性な誘導体の使用(ただし一般式(I)において、
Aは、C2〜C15-アルキニル、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリールのいずれかであり;
Cyは、アリール、ヘテロアリール、3〜8員のシクロアルキル、複素環基のいずれかであり;
nは0または1であり;
R1とR2は、互いに独立に、水素とC1〜C6-アルキルからなるグループの中から選択されており;
R3は、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルアミン、C1〜C6-アルキルアルコキシ、C1〜C6-アルキルカルボキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和または不飽和の3〜8員のシクロアルキル、3〜8員のヘテロシクロアルキル、C1〜C6-アルキルアリール、C1〜C6-アルキルヘテロアリール、C2〜C6-アルケニルアリール、C2〜C6-アルケニルヘテロアリール、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリール、C1〜C6-アルキルシクロアルキル、C1〜C6-アルキルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルヘテロシクロアルキルからなるグループの中から選択されており;
R4とR5は、互いに独立に、H、ヒドロキシ、フルオロ、C1〜C6-アルキル、カルボキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C3-アルキルカルボキシ、C2〜C3-アルケニルカルボキシ、C2〜C3-アルキニルカルボキシからなるグループの中から選択されており、ただしR4とR5の少なくとも一方は、水素でもC1〜C6-アルキルでもない)。
【請求項3】
2型糖尿病、肥満の治療および/または予防、あるいは食欲の調節のための医薬を調製するための、請求項1または2に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項4】
炎症性疾患の治療および/または予防のための医薬を調製するための、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項5】
PTPの活性を変化させるための医薬組成物を調製するための、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項6】
上記PTPがPTP1Bである、請求項5のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項7】
上記変化が、PTP1Bの阻害である、請求項6のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項8】
PTP1Bによる疾患の治療または予防のための、請求項7のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項9】
R1とR2がそれぞれHである、請求項1〜8のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項10】
Cyがフェニル基である、請求項1〜9のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項11】
Aが一般式-C≡C-R6(ただしR6は、C6〜C12-アルキル、3〜8員のシクロアルキル、C1〜C6-アルキル-(3〜8員の)シクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、フェニル、C1〜C12-アルキルフェニル、C2〜C6-アルケニルフェニル、C2〜C6-アルキニルフェニルのいずれかである)で表わされる部分である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドの使用。
【請求項12】
一般式(Ia)、(Ib)、(Ic)、(If)のアルキニルアリールカルボキサミド:
【化3】

(ただし、Aは、C2〜C15-アルキニル、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリールのいずれかであり;
Cyは、アリール、ヘテロアリール、3〜8員のシクロアルキル、複素環基のいずれかであり;
nは0または1であり;
R1とR2は、互いに独立に、水素とC1〜C6-アルキルからなるグループの中から選択されており;
R3は、H、ヒドロキシ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルアミン、C1〜C6-アルキルアルコキシ、C1〜C6-アルキルカルボキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和または不飽和の3〜8員のシクロアルキル、3〜8員のヘテロシクロアルキル、アシル部分、C1〜C6-アルキルアリール、C1〜C6-アルキルヘテロアリール、C2〜C6-アルケニルアリール、C2〜C6-アルケニルヘテロアリール、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリール、C1〜C6-アルキルシクロアルキル、C1〜C6-アルキルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルヘテロシクロアルキルからなるグループの中から選択されている)。
【請求項13】
一般式(Ib)を持つ、請求項12に記載のアルキニルアリールカルボキサミド。
【請求項14】
一般式(Id)または(Ie)を持つアルキニルアリールカルボキサミド:
【化4】

(ただし、Aは、C2〜C15-アルキニル、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリールのいずれかであり;
Cyは、アリール、ヘテロアリール、3〜8員のシクロアルキル、複素環基のいずれかであり;
nは0または1であり;
R1とR2は、互いに独立に、水素とC1〜C6-アルキルからなるグループの中から選択されており;
R3は、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルアミン、C1〜C6-アルキルアルコキシ、C1〜C6-アルキルカルボキシ、アリール、ヘテロアリール、飽和または不飽和の3〜8員のシクロアルキル、3〜8員のヘテロシクロアルキル、アシル部分、C1〜C6-アルキルアリール、C1〜C6-アルキルヘテロアリール、C2〜C6-アルケニルアリール、C2〜C6-アルケニルヘテロアリール、C2〜C6-アルキニルアリール、C2〜C6-アルキニルヘテロアリール、C1〜C6-アルキルシクロアルキル、C1〜C6-アルキルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルシクロアルキル、C2〜C6-アルケニルヘテロシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルシクロアルキル、C2〜C6-アルキニルヘテロシクロアルキルからなるグループの中から選択されている)。
【請求項15】
R1とR2がそれぞれHであり;Cyがフェニル基であり;Aが一般式-C≡C-R6(ただしR6は、C6〜C12-アルキル、3〜8員のシクロアルキル、C1〜C6-アルキル-(3〜8員の)シクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、フェニル、C1〜C12-アルキルフェニル、C2〜C6-アルケニルフェニル、C2〜C6-アルキニルフェニルのいずれかである)で表わされる部分である、請求項12〜14のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミド。
【請求項16】
5-[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[アセチル(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[(4-デス-1-イニルベンジル)(ピリジン-3-イルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[(4-デス-1-イニルベンジル)(イソニコチノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-{(4-デス-1-イニルベンジル)[(2E)-3-フェニルプロプ-2-エノイル]アミノ}-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[(4-デス-1-イニルベンジル)(チエン-2-イルアセチル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-((4-デス-1-イニルベンジル){(2E)-3-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]プロプ-2-エノイル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[(4-デス-1-イニルベンジル)(フェノキシアセチル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
[4-({(4-デス-1-イニルベンジル)[(2E)-3-フェニルプロプ-2-エノイル]アミノ}メチル)フェノキシ]酢酸
(4-{[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
(4-{[(4-デス-1-イニルベンジル)(ヘキサノイル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
(4-{[アセチル(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
2-(カルボキシメトキシ)-5-({(4-デス-1-イニルベンジル)[(2E)-3-フェニルプロプ-2-エノイル]アミノ}メチル)安息香酸
2-(カルボキシメトキシ)-5-{[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}安息香酸
5-{[アセチル(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}-2-(カルボキシメトキシ)安息香酸
(2E)-3-(4-{[(4-デス-1-イニルベンジル)(3-フェニルプロパノイル)アミノ]メチル}フェニル)アクリル酸
(2E)-3-{4-[(4-デス-1-イニルベンジル)(3-フェニルプロパノイル)アミノ]フェニル}アクリル酸
(2E)-3-{4-[アセチル(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]フェニル}アクリル酸
3-(4-{[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェニル)プロパン酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-((4-t-ブチルベンゾイル){4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-((ビフェニル-4-イルカルボニル){4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3,3-ジメチルブタノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(7-カルボキシヘプタノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-((1,3-ベンゾジオキソル-5-イルカルボニル){4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(2,2-ジメチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-([(ベンジルオキシ)アセチル]{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(4-ヘキシルベンゾイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(2-ナフトイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-((1-ベンゾチエン-2-イルカルボニル){4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-{[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]メチル}-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-{[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]メチル}-2-ヒドロキシ安息香酸
(4-{[{4-[(4-ブチルフェニル}エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸, N-メチル-D-グルカミン
(4-{[{4-[(4-ブチルフェニル}エチニル]ベンジル}(シアノアセチル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
(4-{[{4-[(4-ブチルフェニル}エチニル]ベンジル}(1H-インダゾル-3-イルカルボニル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
(4-{[{4-[(4-ブチルフェニル}エチニル]ベンジル}(ペント-4-イノイル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
[4-({{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}[(6-ヒドロキシピリジン-3-イル)カルボニル]アミノ}メチル)フェノキシ]酢酸
[4-({{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}[(2-メトキシエトキシ)アセチル]アミノ}メチル)フェノキシ]酢酸
(4-{[{4-[(4-ブチルフェニル}エチニル]ベンジル}(1H-ピラゾル-4-イルカルボニル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸
3-[(3-シクロペンチルプロパノイル)(4-デス-1-イン-1-イルベンジル)アミノ]安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
3-[(4-デス-1-イン-1-イルベンジル)(ヘキサノイル)アミノ]安息香酸
4-{[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]メチル}安息香酸
4-{[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]メチル}安息香酸
4-[((4-t-ブチルベンゾイル){4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)メチル]安息香酸
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]安息香酸
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]安息香酸
8-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-カルボン酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(4-ヘプチルベンゾイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(イソオキサゾル-5-イルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(2-チエニルアセチル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(3-フェニルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(4-メトキシベンゾイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(3-フルオロベンゾイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-(アセチル{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]-2-フルオロベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
8-((3-シクロペンチルプロパノイル){4-[(4-フルオロフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-カルボン酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[({6-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ピリジン-3-イル}メチル)(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-フルオロ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3,3-ジメチルブタノイル)アミノ]-2-フルオロ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
5-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(2-チエニルアセチル)アミノ]-2-フルオロ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3,3-ジメチルブタノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
3-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-4-フルオロ安息香酸
4-[{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-(アセチル{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(ヘキサノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-フルオロ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(2,2-ジメチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-((3-シクロペンチルプロパノイル){4-[(4-メトキシフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-[{4-[(4-t-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}(3-シクロペンチルプロパノイル)アミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-((3-シクロペンチルプロパノイル){4-[(4-プロポキシフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-((3-シクロペンチルプロパノイル){4-[(4-プロピルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミン
4-{(3-シクロペンチルプロパノイル)[4-(5-フェニルペント-1-イン-1-イル)ベンジル]アミノ}-2-ヒドロキシ安息香酸, N-メチル-D-グルカミンからなるグループの中から選択された、請求項12〜15のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミド。
【請求項17】
医薬として使用される、請求項12〜15のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミド。
【請求項18】
請求項12〜15のいずれか1項に記載の少なくとも1種類のアルキニルアリールカルボキサミドと、その薬理学的に許容可能な基剤、希釈剤、賦形剤とを含む医薬組成物。
【請求項19】
少なくとも1種類の補助薬をさらに含んでおり、その補助薬の選択が、インスリン、アルドースレダクターゼ阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、スルホニル尿素剤、ビグアニド、チアゾリジンジオン、PPARアゴニスト、c-Junキナーゼ、GSK-3阻害剤からなるグループの中からなされる、請求項18に記載の医薬組成物。
【請求項20】
上記補助薬の選択が、速効性インスリン、中程度作用性インスリン、持続作用性インスリン、中程度作用性インスリンと速効性インスリンの組み合わせ、ミナルレスタット、トルレスタット、ソルビニル、メトソルビニル、ゾポルレスタット、エパルレスタット、ゼナレスタット、イミレスタット、ポナルレスタット、ONO-2235、GP-1447、CT-112、BAL-ARI8、AD-5467、ZD5522、M-16209、NZ-314、M-79175、SPR-210、ADN 138、SNK-860、ミグリトール、アカルボース、グリピジド、グリブリド、クロルプロパミド、トルブタミド、トラザミド、グリメプリリドからなるグループの中からなされる、請求項19に記載の医薬組成物。
【請求項21】
請求項12〜15のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドを調製する方法であって、以下に示す脱保護および/または変換を行なうステップ:
【化5】

(ただしR1、R2、R3、R4、R5、R4'、R5'、n、Cyは上に定義した通りであり、FGはAまたは離脱基である)を含む方法。
【請求項22】
請求項12〜15のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドを調製する方法であって、以下に示す変換ステップ:
【化6】

(ただしR1、R2、R4'、R5'、A、n、Cyは上に定義した通りであり、FGは離脱基であり、Pは水素または適切な保護基である)を含む方法。
【請求項23】
請求項12〜15のいずれか1項に記載のアルキニルアリールカルボキサミドを調製する方法であって、以下に示す変換ステップ:
【化7】

(ただしR1、R2、R3、R4'、R5'、A、n、Cyは上に定義した通りであり、LGは離脱基であり、FGはAまたは離脱基である)を含む方法。
【請求項24】
6-[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
6-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
(4-{[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェノキシ)酢酸メチル
5-{[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}-2-(2-メトキシ-2-オキソエトキシ)安息香酸メチル, 塩酸塩
(2E)-3-(4-{[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェニル)アクリル酸メチル
(2E)-3-{4-[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]フェニル}アクリル酸エチル
3-(4-{[(4-デス-1-イニルベンジル)アミノ]メチル}フェニル)プロパン酸メチル
7-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
6-[({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)メチル]-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
3-[(4-デス-1-イン-1-イルベンジル)アミノ]安息香酸メチルヒドロクロリド
4-[({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)メチル]安息香酸メチル
4-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)安息香酸エチル
8-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-カルボン酸メチル
6-({4-[(4-クロロフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]-2-フルオロベンズアルデヒド
8-({4-[(4-フルオロフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフタレンカルボン酸メチル
6-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ニコチンアルデヒド
5-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-フルオロ安息香酸メチル
3-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-4-フルオロ安息香酸エチル
7-[((E)-{4-[(4-クロロフェニル)エチニル]フェニル}メチリデン)アミノ]-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オン
4-({4-[(4-ブチルフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2-フルオロ安息香酸メチル
7-({4-[(4-メトキシフェニル)エチニル]ベンジル}アミノ)-2,2-ジメチル-4H-1,3-ベンゾジオキシン-4-オンからなるグループの中から選択された中間体化合物(II)。

【公表番号】特表2006−528156(P2006−528156A)
【公表日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520835(P2006−520835)
【出願日】平成16年7月20日(2004.7.20)
【国際出願番号】PCT/EP2004/051557
【国際公開番号】WO2005/012280
【国際公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(599177396)アプライド リサーチ システムズ エーアールエス ホールディング ナームロゼ フェンノートシャップ (70)
【Fターム(参考)】