説明

アルツハイマー病治療のためのヒドロキシプロピルアミド

本発明は、アルツハイマー病及び他の類似疾患の治療に有用な式(I)の化合物に関する。これらの化合物には、哺乳動物におけるアルツハイマー病、及びAβペプチドの沈着を特徴とする他の疾患の治療に有用な、βセクレターゼ酵素の阻害剤が含まれる。本発明の化合物は、Aβペプチドの生成を低減するための薬剤組成物及び治療方法においても有用である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式I
【化1】


[式中、
は水素であり、或いは
は、(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルキル)−、(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルケニル)−、(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルキニル)−、又は(C〜Cシクロアルキル)−であり、前記基はそれぞれ、1、2、又は3個のR基によって任意選択で置換されており、前記(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルキル)−、(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルケニル)−、(C〜Cシクロアルキル)0〜1(C〜Cアルキニル)−、又は(C〜Cシクロアルキル)−の各基内の1又は2個のメチレン基は、任意選択で−(C=O)−と置き換えられており、
は、出現するごとに、それぞれ独立に、ハロゲン(一態様では、F又はCl)、−OH、−SH、−CN、−CF、−OCF、C〜Cアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cシクロアルコキシ、又は−NR100101であり、
100及びR101は、出現するごとに、それぞれ独立に、H、C〜Cアルキル、フェニル、CO(C〜Cアルキル)、又はSO〜Cアルキルであり、
X’は、−(C=O)−又は−(SO)−であり、
Yは不在であり、又は−(CH−であり、ここで、n=1、2、又は3であり、−(CH−の最高で3個の水素は、C〜Cアルキル、−F、−Cl、−Br、−I、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−COOH、−COO(C〜Cアルキル)、−N(COR)R’、−CONRR’、又は−NRR’から選択された1個、2個、又は3個の置換基と任意選択で置き換えられており、R及びR’は、それぞれ独立に、−H又はC〜C10アルキルであり、
は、H、−(CH1〜2−S(O)0〜2−(C〜Cアルキル)、又は
ハロゲン、−OH、=O、−SH、−C≡N、−CF、−COOR、C〜Cアルキル、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−CONRR’、−N(R)C(O)R’−、−OC(=O)−アミノ、−OC(=O)−モノアルキルアミノ、及び−OC(=O)−ジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルケニル若しくはC〜Cアルキニル、又は
シクロアルキルが、C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−O−フェニル、−COH、−CO−(C〜Cアルキル)、若しくは−NRR’によって任意選択で置換されていてよい−C〜Cアルキル−(C〜C)シクロアルキル、又は
アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C〜Cアルキル−アリール、−C〜Cアルキル−ヘテロアリール、若しくは−C〜Cアルキル−ヘテロシクリルにおいて、それぞれの環部分が、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−NRR’、−COR、−N(R)COR’若しくは−N(R)SOR’、−C(=O)−(C〜C)アルキル、−SO−アミノ、−SO−モノ若しくはジアルキルアミノ、−C(=O)−アミノ、−C(=O)−モノ若しくはジアルキルアミノ、−SO−(C〜C)アルキル、又は
独立に選択された1、2、若しくは3個のハロゲンによって任意選択で置換されている−C〜Cアルコキシ、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、−C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、及び−C〜Cアルキルからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル若しくはC〜C10アルキニル
のうちの1、2、3、又は4個によって任意選択で置換されているものであり、
R及びR’は、それぞれ独立に、−H又はC〜C10アルキルであり、
及びR’は、出現するごとに、それぞれ独立に、H、C〜Cアルキル、−CO−C〜Cアルキル、又は
nが0、1、若しくは2であり、フェニルが、C〜Cアルキルによって任意選択で置換されている−CO−O−(CH−フェニルであり、
及びRは、それぞれ独立に、H又はC〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、及び−NRR’からそれぞれ独立に選択された1個、2個、若しくは3個の置換基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキルであり、
Xは、不在であり、又は
【化2】


であり、
は、H、C〜Cアルキル、−CO−O−C〜Cアルキル、又は−CO−O−(CH)n−フェニルであり、nは、0、1、又は2であり、フェニルは、C〜Cアルキルによって任意選択で置換されており、各C〜Cアルキルは、C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、−NR102R’102からそれぞれ独立に選択された1個、2個、又は3個の置換基によって任意選択でそれぞれ独立に置換されており、
Zは、H、C〜Cアルキル、CN、−O−C〜Cアルキル、又はNOであり、
102及びR’102は、それぞれ独立に、水素、又は
それぞれ独立にハロゲン若しくはアリールである1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換され、アリールが1若しくは2個のR125基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキルであり、
125は、出現するごとに、それぞれ独立に、ハロゲン、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、−OH、−C≡N、−SO−NH、−SO−NH−C〜Cアルキル、−SO−N(C〜Cアルキル)、−SO−(C〜Cアルキル)、−CO−NH、−CO−NH−C〜Cアルキル、若しくは−CO−N(C〜Cアルキル)、又は
〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、及びモノ及びジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、若しくはC〜Cアルキニル、又は
ハロゲンのうちの1個、2個、若しくは3個によって任意選択で置換されているC〜Cアルコキシであり、
は、−(CR2452500〜4−アリール、−(CR2452500〜4−ヘテロアリール、−(CR2452500〜4−ヘテロシクリル、−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロアリール、−(CR2452500〜4−アリール−ヘテロシクリル、−(CR2452500〜4−アリール−アリール、−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−アリール、−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロシクリル、−(CR2452500〜4−ヘテロアリール−ヘテロアリール、−(CR2452500〜4−ヘテロシクリル−ヘテロアリール、−(CR2452500〜4−ヘテロシクリル−ヘテロシクリル、−(CR2452500〜4−ヘテロシクリル−アリール、−[C(R255)(R260)]1〜3−CO−N−(R255、−CH(アリール)、−CH(ヘテロアリール)、−CH(ヘテロシクリル)、−CH(アリール)(ヘテロアリール)、−(CH0〜1−CH((CH0〜6−OH)−(CH0〜1−アリール、−(CH0〜1−CH((CH0〜6−OH)−(CH0〜1−ヘテロアリール、−CH(−アリール若しくは−ヘテロアリール)−CO−O(C〜Cアルキル)、−CH(−CH−OH)−CH(OH)−フェニル−NO、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)−OH、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルケニル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)−アリール、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)−シクロアルキル、−CH−NH−CH−CH(−O−CH−CH、−(CH0〜6−C(=NR235)(NR235240)、−(C〜Cアルケニル)−ヘテロアリール、−(CR2452501〜4−N(R235)−C(=O)−O−(C〜Cアルキル)−アリール、−(CR2452501〜4−N(R235)−C(=O)−(C〜Cアルキル)−アリール、−(CR2452501〜4−N(R235)−C(=O)−(C〜Cアルキル)−ヘテロアリール、−(CR2452501〜4−C(=O)−アリール、−(CR2452501〜4−C(=O)−ヘテロアリール、又は
205、シクロペンテニル、−OC=ONR235240、−S(=O)0〜2(C〜Cアルキル)、−SH、−NR235C=ONR235240、−C=ONR235240、−NR235−C(=O)−O−R205、−S(=O)NR235240、−NR235C(=O)−(C〜Cアルキル)、及び=Oからなる群からそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
シクロアルキルが、R205、−COH、−CO−(C〜Cアルキル)、−CO−NH、−CO−NH(C〜Cアルキル)、及び−CO−N−(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)からなる群からそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されている−(CH0〜3−(C〜C)シクロアルキル、又は
アリール、ヘテロアリール、若しくはヘテロシクリルに縮合したシクロペンチル、シクロヘキシル、若しくはシクロヘプチル環であって、シクロペンチル、シクロヘキシル、若しくはシクロヘプチルの1個、2個、若しくは3個の炭素原子が、NH、NR215、O、及びS(=O)0〜2からそれぞれ独立に選択されたヘテロ原子と任意選択で置き換えられており、シクロペンチル、シクロヘキシル、若しくはシクロヘプチルの各基は、それぞれ独立にR205、=O、−CO−NR235240、若しくは−SO−(C〜Cアルキル)である1個若しくは2個の基によって任意選択で置換されているもの、又は
独立に選択された1、2、若しくは3個のR205基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル若しくはC〜C10アルキニルであり、
各アリール及びヘテロアリールは、1、2、又は3個のR200によって任意選択で置換されており、各ヘテロシクリルは、独立に選択された1、2、3、又は4個のR210によって任意選択で置換されており、各シクロアルキルは、1又は2個のR205基によって任意選択で置換されており、
200は、出現するごとに、−OH、−NO、ハロゲン、−CF、−COH、C≡N、−(CH0〜4−CO−NR220225、−(CH0〜4−CO−(C〜C12アルキル)、−(CH0〜4−CO−(C〜C12アルケニル)、−(CH0〜4−CO−(C〜C12アルキニル)、−(CH0〜4−CO−(C〜Cシクロアルキル)、−(CH0〜4−CO−アリール、−(CH0〜4−CO−ヘテロアリール、−(CH0〜4−CO−ヘテロシクリル、−(CH0〜4−CO−O−R215、−(CH0〜4−SO−NR220225、−(CH0〜4−SO−(C〜Cアルキル)、−(CH0〜4−SO−(C〜C12アルキル)、−(CH0〜4−SO−(C〜Cシクロアルキル)、−(CH0〜4−N(H若しくはR215)−CO−O−R215、−(CH0〜4−N(H若しくはR215)−CO−N(R215、−(CH0〜4−N−CS−N(R215、−(CH0〜4−N(−H若しくはR215)−CO−R220、−(CH0〜4−NR220225、−(CH0〜4−O−CO−(C〜Cアルキル)、−(CH0〜4−O−P(O)−(OR240、−(CH0〜4−O−CO−N(R215、−(CH0〜4−O−CS−N(R215、−(CH0〜4−O−(R215)、−(CH0〜4−O−(R215)−COOH、1、2、3、若しくは5個の−Fによって任意選択で置換されている−(CH0〜4−S−(R215)、−(CH0〜4−O−(C〜C)アルキル、C〜Cシクロアルキル、−(CH0〜4−N(H若しくはR215)−SO−R220、−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキル、
独立に選択された1、2、若しくは3個のR205基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、
独立に選択された1若しくは2個のR205基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル及びC〜C10アルキニルからそれぞれ独立に選択され、
アリール及びヘテロアリール基は、出現するごとに、それぞれ独立にR205、R210、又は
それぞれ独立にR205若しくはR210である1、2、若しくは3個の基で置換されているC〜Cアルキル
である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
ヘテロシクリル基は、出現するごとに、それぞれ独立にR210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
205は、出現するごとに、C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−COOH、−O−フェニル、−SH、−S−C〜Cアルキル、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、NH、NH(C〜Cアルキル)、又はN−(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)からそれぞれ独立に選択され、
210は、出現するごとに、ハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−NR220225、OH、C≡N、−CO−(C〜Cアルキル)、−SO−NR235240、−CO−NR235240、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−NR235−C(=O)−O−R205、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−OH、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−NR235240、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−イミダゾリル、−SO−(C〜Cアルキル)、−CO−(C〜Cアルキル)、=O、又は
1、2、若しくは3個のR205基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、若しくはC〜Cシクロアルキルからそれぞれ独立に選択され、
215は、出現するごとに、C〜Cアルキル、−(CH0〜2−(アリール)、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、及び−(CH0〜2−(ヘテロアリール)、−(CH0〜2−(ヘテロシクリル)からそれぞれ独立に選択され、
アリール基は、出現するごとに、それぞれ独立にR205又はR210である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
ヘテロシクリル及びヘテロアリール基は、出現するごとに、独立に選択された1、2、又は3個のR210によって任意選択で置換されており、
220及びR225は、出現するごとに、
−H、−C〜Cシクロアルキル、−(C〜Cアルキル)−(C〜Cシクロアルキル)、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)、−C〜Cアルケニル、−C〜Cアルキニル、1個の二重結合及び1個の三重結合を有する−C〜Cアルキル鎖、−アリール、−ヘテロアリール、及び−ヘテロシクリル、及び−OH、−NH、若しくはハロゲンによって任意選択で置換されている−C〜C10アルキルからそれぞれ独立に選択され、
アリール、ヘテロシクリル、及びヘテロアリール基は、出現するごとに、独立に選択された1、2、又は3個のR270基によって任意選択で置換されており、
235及びR240は、出現するごとに、それぞれ独立に、H又はC〜Cアルキルであり、
245及びR250は、出現するごとに、−H、ハロゲン、−CF、−OH、−NH、−NR235−C(=O)−O−R205、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルアリール、C〜Cアルキルヘテロアリール、C〜Cヒドロキシアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、及びフェニルからそれぞれ独立に選択され、或いは
245及びR250は、これらの結合相手である炭素と一緒になって、3、4、5、6、又は7個の炭素原子からなる炭素環を形成しており、1個の炭素原子が、−O−、−S−、−SO−、及び−NR220−から選択されたヘテロ原子に任意選択で置き換えられており、
255及びR260は、出現するごとに、
−H、−(CH1〜2−S(O)0〜2−(C〜Cアルキル)、−(C〜Cアルキル)−アリール、−(C〜Cアルキル)−ヘテロアリール、−(C〜Cアルキル)−ヘテロシクリル、−アリール、−ヘテロアリール、−ヘテロシクリル、−(CH1〜4−R265−(CH0〜4−アリール、−(CH1〜4−R265−(CH0〜4−ヘテロアリール、−(CH1〜4−R265−(CH0〜4−ヘテロシクリル、及び
205、−COOH、−COO(C〜Cアルキル)、−CO−NH、−CO−NH(C〜Cアルキル)、−CO−N−(C〜Cアルキル)(C〜Cアルキル)からそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、及び−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキルからそれぞれ独立に選択され、
各アリール又はフェニルは、それぞれ独立にR205、R210、又は
それぞれ独立にR205若しくはR210である1、2、若しくは3個の基によって置換されているC〜Cアルキル
である1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
各ヘテロシクリルは、1、2、3、又は4個のR210によって任意選択で置換されており、
265は、出現するごとに、それぞれ独立に、−O−、−S−、又は−N(C〜Cアルキル)−であり、
270は、出現するごとに、それぞれ独立に、R205、ハロゲンC〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、NR235240、−OH、−C≡N、−CO−(C〜C)アルキル)、−SO−NR235240、−CO−NR235240、−SO−(C〜Cアルキル)、=O、又は
1、2、若しくは3個のR205基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、若しくは−(CH0〜4−C〜Cシクロアルキルである]の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
【請求項2】
Xが次式
【化3】


である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
及びYが一緒になって、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−C〜Cアルキル−アリール、−C〜Cアルキル−ヘテロアリール、又は−C〜Cアルキル−ヘテロシクリルを形成しており、それぞれの環部分が、ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−NO、−NRR’、−COR、−N(R)COR’若しくは−N(R)SOR’、−C(=O)−(C〜C)アルキル、−SO−アミノ、−SO−モノ若しくはジアルキルアミノ、−C(=O)−アミノ、−C(=O)−モノ若しくはジアルキルアミノ、−SO−(C〜C)アルキル、又は
ハロゲンからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルコキシ、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、−C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜Cシクロアルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、−C〜Cアルコキシ、アミノ、モノ若しくはジアルキルアミノ、及び−C〜Cアルキルからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
ハロゲン、−OH、−SH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、アミノ、C〜Cアルキル、及びモノ若しくはジアルキルアミノからそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル若しくはC〜C10アルキニル
からそれぞれ独立に選択された1、2、3、又は4個の基によって任意選択で置換されており、ヘテロシクリル基は、任意選択でさらにオキソによって置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
及びYが一緒になって、−(CH−アリールを形成しており、nは、1、2、又は3、より好ましくは1であり、−(CH−の1、2、又は3個の水素は、F、Cl、Br、I、OH、C〜Cアルコキシ、−N(COR)R’、及び−NRR’からそれぞれ独立に選択された1個、2個、又は3個の基と交換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
X’が−(C=O)−であり、
が、ハロゲン(一態様では、F又はCl)、−OH、−SH、−CN、−CF、−OCF、C〜Cアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cシクロアルコキシ、又は−NR100101からそれぞれ独立に選択された1又は2個の基によって任意選択で置換されているC〜Cアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
が、−(CR2452501〜4−アリール、−(CR2452501〜4−ヘテロアリール、−(CR2452501〜4−ヘテロシクリル、−(C〜Cアルキル)−O−(C〜Cアルキル)−アリール、−(C〜Cアルケニル)−ヘテロアリール、又は
ハロゲン、−OH、−O−フェニル、−C〜Cアルコキシ、及び−NR235−C(=O)−O−R205からなる群からそれぞれ独立に選択された1、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されているC〜C10アルキル、又は
シクロアルキルが、C〜Cアルキル、ハロゲン、−OH、−C≡N、−CF、C〜Cアルコキシ、NH、からなる群からそれぞれ独立に選択されたl、2、若しくは3個の基によって任意選択で置換されている−(CH1〜3−(C〜C)シクロアルキル、又は
独立に選択された1、2、若しくは3個のR205基によってそれぞれが任意選択で置換されているC〜C10アルケニル若しくはC〜C10アルキニルであり、
各アリール及びヘテロアリールは、OH、−NO、ハロゲン、−CF、−COH、C≡N、又はC〜Cアルコキシのうちの1、2、又は3個によって任意選択で置換されており、各ヘテロシクリルは、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−NR235−C(=O)−O−R205、−C(=O)−(C〜Cアルキル)−OH、及び−CO−(C〜Cアルキル)からそれぞれ独立に選択された1、2、又は3個の基によって任意選択で置換されており、
245及びR250は、出現するごとに、−H、ハロゲン、−CF、−OH、−NH、−C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、及びC〜Cハロアルコキシからそれぞれ独立に選択されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−4−メチルペンタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル)−4−メチルペンタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル)−4−メチルペンタンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(4−メチルペンタノイル)アミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(4−メチルペンタノイル)アミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−4−フェニルブタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]−4−フェニルブタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]−4−フェニルブタンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(4−フェニルブタノイル)アミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(4−フェニルブタノイル)アミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−2−(ベンジルオキシ)アセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]−2−(ベンジルオキシ)アセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]−2−(ベンジルオキシ)アセトアミド;
2−(アセチルアミノ)−5−{[(ベンジルオキシ)アセチル]アミノ}−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−5−{[(ベンジルオキシ)アセチル]アミノ}−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−3−シクロペンチルプロパンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]−3−シクロペンチルプロパンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]−3−シクロペンチルプロパンアミド;
2−(アセチルアミノ)−5−[(3−シクロペンチルプロパノイル)アミノ]−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−5−[(3−シクロペンチルプロパノイル)アミノ]−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−L−トレオヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−2−エトキシアセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]−2−エトキシアセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]−2−エトキシアセトアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(エトキシアセチル)アミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(エトキシアセチル)アミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]−2−プロポキシアセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]−2−プロポキシアセトアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]−2−プロポキシアセトアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(プロポキシアセチル)アミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(プロポキシアセチル)アミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ヘキス−3−エンアミド;
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ヘキス−3−エンアミド
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ヘキス−3−エンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(3E)−ヘキス−3−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(3E)−ヘキス−3−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ペント−3−エンアミド;
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ペント−3−エンアミド;
(3E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ペント−3−エンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(3E)−ペント−3−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(3E)−ペント−3−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ヘキス−2−エンアミド;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ヘキス−2−エンアミド;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ヘキス−2−エンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(2E)−ヘキス−2−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(2E)−ヘキス−2−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ペント−2−エンアミド;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ペント−2−エンアミド;
(2E)−N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ペント−2−エンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(2E)−ペント−2−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[(2E)−ペント−2−エノイルアミノ]−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ペンタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ペンタンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ペンタンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(ペンタノイルアミノ)−L−トレオ−ヘキシトール;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(ペンタノイルアミノ)−L−トレオ−ヘプチトール;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−メチルペンチル]ヘキサンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−エチル−3−ヒドロキシペンチル]ヘキサンアミド;
N−[(3S,4S)−4−(アセチルアミノ)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−1−プロピルペンチル]ヘキサンアミド;
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(ヘキサノイルアミノ)−L−トレオ−ヘキシトール;及び
2−(アセチルアミノ)−1,2,4,5,6−ペンタデオキシ−1−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(ヘキサノイルアミノ)−L−トレオ−ヘプチトール
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物と薬剤として許容される担体とを含む薬剤組成物。
【請求項9】
アルツハイマー病、軽度認知障害、ダウン症候群、オランダ型遺伝性アミロイド性脳出血、脳アミロイド血管障害、他の変性痴呆、血管性変性混合型痴呆、パーキンソン病に随伴する痴呆、進行性核上麻痺に随伴する痴呆、大脳皮質基底核変性症に随伴する痴呆、びまん性レビー小体型アルツハイマー病の治療又は予防のための方法であって、その必要のある患者に請求項1に記載の化合物又は塩を治療有効量投与することを含む方法。
【請求項10】
前記患者がヒトである、請求項9に記載の治療方法。
【請求項11】
前記疾患が痴呆である、請求項9に記載の治療方法。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物の製造方法。
【請求項13】
次式23
【化4】


[式中、R及びRは、請求項1で定義したとおりである]の中間体。
【請求項14】
次式19
【化5】


[式中、Rは、請求項1で定義したとおりである]の中間体。
【請求項15】
次式20
【化6】


[式中、Rは、請求項1で定義したとおりである]の中間体。
【請求項16】
次式21
【化7】


[式中、Rは、請求項1で定義したとおりである]の中間体。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物又は塩の、医薬の製造への使用。
【請求項18】
アルツハイマー病、軽度認知障害、ダウン症候群、オランダ型遺伝性アミロイド性脳出血、脳アミロイド血管障害、他の変性痴呆、血管性変性混合型痴呆、パーキンソン病に随伴する痴呆、進行性核上麻痺に随伴する痴呆、大脳皮質基底核変性症に随伴する痴呆、又はびまん性レビー小体型アルツハイマー病の治療又は予防で使用する医薬の製造に向けた、請求項1に記載の化合物又は塩の使用。

【公表番号】特表2007−509988(P2007−509988A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538431(P2006−538431)
【出願日】平成16年11月1日(2004.11.1)
【国際出願番号】PCT/US2004/036418
【国際公開番号】WO2005/042472
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(503007313)イーラン ファーマスーティカルズ、インコーポレイテッド (22)
【出願人】(504396379)ファルマシア・アンド・アップジョン・カンパニー・エルエルシー (130)
【Fターム(参考)】