説明

アルテミン及び関連するリガンドについてのポリペプチド及びポリヌクレオチド、並びにその使用方法

本発明は、アルテミン、およびパーセフィン(PSPN)を含む関連リガンドに対する、ポリペプチド、ポリヌクレオチドおよび抗体を包含する。本発明はまた、これらのポリペプチド、ポリヌクレオチドまたは抗体を産生するための発現ベクターおよび宿主細胞を包含する。本発明は、さらに、診断および治療法、特に癌、特には乳癌、結腸癌、前立腺癌、子宮内膜癌、肺癌、胃癌、肝臓癌その他のための診断および治療法であって、1以上の開示されたポリペプチド、ポリヌクレオチド、抗体、発現ベクター、宿主細胞、またはその組成物を含む、方法を包含する。特に包含されるのは、アルテミンおよび/または関連するリガンドの阻害剤およびこれらの阻害剤の使用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象における癌の治療用の医薬の調製における、配列番号35〜42のいずれか1つの核酸配列と結合するアンチセンス分子または前記アンチセンス分子を発現するベクターまたは前記ベクターを含む宿主細胞の使用であって、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、使用。
【請求項2】
アンチセンス分子は、配列番号49または配列番号53の配列の核酸を含む、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
対象における癌の治療用の医薬の調製における、配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸を発現停止させる干渉RNA小分子または該干渉RNA小分子を発現するベクター、または該ベクターを含む宿主細胞の使用であって、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、使用。
【請求項4】
干渉RNA小分子は、配列番号46、47、50および51のいずれか1つの配列の核酸を含む、請求項3に記載の使用。
【請求項5】
対象における癌の治療用の医薬の調製における、配列番号1〜3、5〜34からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する抗体分子、該抗体分子を発現するベクターまたは該ベクターを含む宿主細胞の使用であって、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、使用。
【請求項6】
抗体分子はモノクローナルである、請求項5に記載の使用。
【請求項7】
癌は、癌腫(carcinoma)である、請求項1〜6のいずれか1つに記載の使用。
【請求項8】
癌は、転移癌である、請求項1〜7のいずれか1つに記載の使用。
【請求項9】
対象における癌を治療する方法であって、配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸に結合するアンチセンス分子、または該アンチセンス分子を発現するベクター、または該ベクターを含む宿主細胞を対象に投与して、癌を治療する工程を包含し、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、方法。
【請求項10】
アンチセンス分子は、配列番号49または53の配列の核酸を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
対象における癌を治療する方法であって、配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸を発現停止させる干渉RNA小分子、該干渉RNA小分子を発現するベクター、または該ベクターを含む宿主細胞を対象に投与して、癌を治療する工程を包含し、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、方法。
【請求項12】
干渉RNA小分子は、配列番号46、47、50および51のいずれか1つの配列の核酸を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
対象における癌を治療する方法であって、配列番号1〜3、5〜34からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する抗体分子、該抗体分子を発現するベクター、または該ベクターを含む宿主細胞を対象に投与して、癌を治療する工程を包含し、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、方法。
【請求項14】
抗体分子はモノクローナルである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
癌は、癌腫(carcinoma)である、請求項9〜14のいずれか1つに記載の方法。
【請求項16】
癌は、転移癌である、請求項9〜15のいずれか1つに記載の方法。
【請求項17】
対象における癌の存在を評価する方法であって、配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸と結合する少なくとも1種のポリヌクレオチドを、対象からのサンプルと接触させる工程と、サンプル中の核酸配列のレベルを測定する工程とを包含し、コントロールに対するサンプル中の核酸配列のレベルの上昇が癌の存在を示し、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、方法。
【請求項18】
サンプルは腫瘍サンプルである、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
癌は、癌腫(carcinoma)である、請求項17または18に記載の方法。
【請求項20】
癌は転移癌である、請求項17〜19のいずれか1つに記載の方法。
【請求項21】
対象における癌の存在を評価する方法であって、配列番号1〜3、5〜34からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する少なくとも1種の抗体分子を、対象からのサンプルと接触させる工程と、サンプル中のアミノ酸配列のレベルを測定する工程とを包含し、コントロールサンプルに対するサンプル中のアミノ酸配列のレベルの上昇が、癌の存在を示し、該癌は、乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌からなる群から選択される、方法。
【請求項22】
前記サンプルは腫瘍サンプルである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
癌は、癌腫(carcinoma)である、請求項21または22に記載の方法。
【請求項24】
癌は転移癌である、請求項21〜23のいずれか1つに記載の方法。
【請求項25】
対象における上皮癌の治療用の医薬の調製における、a)配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸と結合するアンチセンス分子;b)配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸を発現停止させる干渉RNA小分子;c)配列番号1〜3、5〜34からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する抗体分子、または前記分子(a)〜(c)を発現するベクター、または、前記ベクターを含む宿主細胞の使用。
【請求項26】
対象における上皮癌治療のための方法であって、a)配列番号37〜40のいずれか1つの配列の核酸と結合するアンチセンス分子;b)配列番号37〜40のいずれか1つの配列の核酸を発現停止させる干渉RNA小分子;c)配列番号1〜3、9〜36および172〜173からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する抗体分子、または、前記分子(a)〜(c)を発現するベクター、または、前記ベクターを含む宿主細胞を対象に投与して、腫瘍を治療する工程を包含する、方法。
【請求項27】
対象における上皮癌の存在を評価する方法であって、配列番号35〜42のいずれか1つの配列の核酸配と結合する少なくとも1種のポリヌクレオチドを、対象からのサンプルと接触させる工程と、サンプル中の核酸配列のレベルを測定する工程とを包含し、コントロールサンプルに対するサンプル中の核酸配列のレベルの上昇が、癌の存在を示す、方法。
【請求項28】
対象における上皮癌の存在を評価する方法であって、配列番号1〜3、5〜34からなる群から選択される配列のアミノ酸と結合する少なくとも1種の抗体分子を、対象からのサンプルと接触させる工程と、サンプル中のアミノ酸配列のレベルを測定する工程とを包含し、コントロールサンプルに対するサンプル中のアミノ酸配列のレベルの上昇が、癌の存在を示す、方法。

【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【図17D】
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【図17E】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図18D】
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【図18E】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C】
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【図19D】
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【図19E】
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【図20A】
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【図20B】
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【図20C】
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【図20D】
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【図20E】
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【図21A】
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【図21B】
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【図21C】
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【図21D】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図23A】
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【図23B】
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【図23C−1】
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【図23C−2】
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【図23D】
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【図23E】
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【図23F】
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【図23G】
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【図24A】
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【図24B】
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【図24C】
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【図24D】
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【図25A】
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【図25B】
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【図26】
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【公表番号】特表2010−534195(P2010−534195A)
【公表日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−514669(P2010−514669)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【国際出願番号】PCT/NZ2008/000152
【国際公開番号】WO2009/002193
【国際公開日】平成20年12月31日(2008.12.31)
【出願人】(503447416)オークランド ユニサーヴィスィズ リミテッド (10)
【Fターム(参考)】