アンジオテンシンII受容体拮抗薬
高血圧の治療に有用な、次の構造を有する化合物またはその医薬的に許容可能な塩もしくは水和物:
式中、Rはアンジオテンシン受容体拮抗薬活性の基であり、
Yは、
からなる群から選択され、
Zは−O−または−(CR14R15)−であり、
m、n、p、q、およびrは、0および1からなる群から独立して選択され、
Xは−O−または−(CR18R19)−であり、
R1は、水素、C1−4アルキル、アリールおよびC1−4アルキルアリールからなる群から選択され、
R5は、−O−N=N(O)−NR3R4である。
式中、Rはアンジオテンシン受容体拮抗薬活性の基であり、
Yは、
からなる群から選択され、
Zは−O−または−(CR14R15)−であり、
m、n、p、q、およびrは、0および1からなる群から独立して選択され、
Xは−O−または−(CR18R19)−であり、
R1は、水素、C1−4アルキル、アリールおよびC1−4アルキルアリールからなる群から選択され、
R5は、−O−N=N(O)−NR3R4である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式を有する化合物またはその立体異性体、もしくはその医薬的に許容可能な塩、もしくはその立体異性体の医薬的に許容可能な塩:
【化1】
式中、Rは以下からなる群から選択され、
【化2】
Yは、
【化3】
からなる群から選択され、
Zは−O−または−(CR14R15)−であり、
m、n、p、q、およびrは、0および1からなる群から独立して選択され、
Xは−O−または−(CR18R19)−であり、
R1は、水素、C1−4アルキル、アリール、C1−4アルキルアリーレン、および
アリールC1−4アルキレンからなる群から選択され、
R5は、−O−N=N(O)−NR3R4であり、
R3およびR4は、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルケニル、置換されていないかまたは置換されたモルホリノ、アミノ、置換されていないかまたは置換されたベンジル、置換されていないかまたは置換されたフェニル、置換されていないかまたは置換されたアリールC1−4アルキルからなる群から独立して選択されるか、あるいはR3およびR4は、それらが結合されている窒素原子とともに、以下からなる群から選択される環を形成し、
【化4】
Qは、−(CR20R21)−、−S−、−N(R6)−および−O−からなる群から選択され、
R6は、水素、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、および−COOR22からなる群から選択され、
R8、R9およびR22は、水素および置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキルからなる群から独立して選択され、
R10およびR11は、水素および置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキルからなる群から独立して選択され、
R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20およびR21は、水素、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、および置換されていないかまたは置換されたアリールからなる群から独立して選択される。
【請求項2】
R1がCH3およびCH(CH3)2からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項3】
R10およびR11が、水素およびCH3からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項4】
R12、R14、およびR16が、水素、CH3、および−C6H5からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項5】
R13、R15およびR17が、水素およびCH3からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項6】
R18、R19、R20、およびR21が水素である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項7】
pが1であり、かつm、n、q、およびrが0である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項8】
m、pおよびrが1で、かつnおよびqが0である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項9】
m、n、p、qおよびrが1である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項10】
Zが、−O−、−(CH2)−、−CH(CH3)−、−CH(C6H5)−、および−(C(CH3)2)−からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項11】
R3が−CH2CH3または−CH3であり、かつR4が−CH2CH3、−C(CH3)3、−CH(CH3)2、もしくはシクロヘキシル環であるか、またはR3およびR4が、それらが結合されている窒素原子とともに、以下からなる群から選択される環を形成する、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【化5】
【請求項12】
Rが、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【化6】
【請求項13】
R5が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩。
【化7】
【請求項14】
化合物表1および2に列挙した化合物の群から選択される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩。
【表1】
【表2】
【請求項15】
Yが
−C(R1H)OC(O)X((CR12R13)−(CHR10)m−(CH2)n−Zp−(CH2)q−(CHR11)r−(CR16R17))−R5である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項16】
下記構造を有する、請求項1に記載の化合物、
【化8】
またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項18】
請求項1に記載の化合物、利尿薬、および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項19】
治療上有効量の請求項17に記載の組成物を患者に投与することを含む、患者における高血圧を治療する方法。
【請求項20】
請求項16に記載の化合物および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項21】
請求項16に記載の化合物、利尿薬、および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項1】
下記一般式を有する化合物またはその立体異性体、もしくはその医薬的に許容可能な塩、もしくはその立体異性体の医薬的に許容可能な塩:
【化1】
式中、Rは以下からなる群から選択され、
【化2】
Yは、
【化3】
からなる群から選択され、
Zは−O−または−(CR14R15)−であり、
m、n、p、q、およびrは、0および1からなる群から独立して選択され、
Xは−O−または−(CR18R19)−であり、
R1は、水素、C1−4アルキル、アリール、C1−4アルキルアリーレン、および
アリールC1−4アルキレンからなる群から選択され、
R5は、−O−N=N(O)−NR3R4であり、
R3およびR4は、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルケニル、置換されていないかまたは置換されたモルホリノ、アミノ、置換されていないかまたは置換されたベンジル、置換されていないかまたは置換されたフェニル、置換されていないかまたは置換されたアリールC1−4アルキルからなる群から独立して選択されるか、あるいはR3およびR4は、それらが結合されている窒素原子とともに、以下からなる群から選択される環を形成し、
【化4】
Qは、−(CR20R21)−、−S−、−N(R6)−および−O−からなる群から選択され、
R6は、水素、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、および−COOR22からなる群から選択され、
R8、R9およびR22は、水素および置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキルからなる群から独立して選択され、
R10およびR11は、水素および置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキルからなる群から独立して選択され、
R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20およびR21は、水素、置換されていないかまたは置換されたC1−6アルキル、および置換されていないかまたは置換されたアリールからなる群から独立して選択される。
【請求項2】
R1がCH3およびCH(CH3)2からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項3】
R10およびR11が、水素およびCH3からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項4】
R12、R14、およびR16が、水素、CH3、および−C6H5からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項5】
R13、R15およびR17が、水素およびCH3からなる群から独立して選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項6】
R18、R19、R20、およびR21が水素である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項7】
pが1であり、かつm、n、q、およびrが0である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項8】
m、pおよびrが1で、かつnおよびqが0である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項9】
m、n、p、qおよびrが1である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項10】
Zが、−O−、−(CH2)−、−CH(CH3)−、−CH(C6H5)−、および−(C(CH3)2)−からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項11】
R3が−CH2CH3または−CH3であり、かつR4が−CH2CH3、−C(CH3)3、−CH(CH3)2、もしくはシクロヘキシル環であるか、またはR3およびR4が、それらが結合されている窒素原子とともに、以下からなる群から選択される環を形成する、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【化5】
【請求項12】
Rが、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【化6】
【請求項13】
R5が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩。
【化7】
【請求項14】
化合物表1および2に列挙した化合物の群から選択される、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容可能な塩。
【表1】
【表2】
【請求項15】
Yが
−C(R1H)OC(O)X((CR12R13)−(CHR10)m−(CH2)n−Zp−(CH2)q−(CHR11)r−(CR16R17))−R5である、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項16】
下記構造を有する、請求項1に記載の化合物、
【化8】
またはその医薬的に許容可能な塩。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項18】
請求項1に記載の化合物、利尿薬、および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項19】
治療上有効量の請求項17に記載の組成物を患者に投与することを含む、患者における高血圧を治療する方法。
【請求項20】
請求項16に記載の化合物および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【請求項21】
請求項16に記載の化合物、利尿薬、および医薬的に許容可能な担体を含む薬剤組成物。
【公表番号】特表2011−510082(P2011−510082A)
【公表日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−544366(P2010−544366)
【出願日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際出願番号】PCT/US2009/030382
【国際公開番号】WO2009/094242
【国際公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際出願番号】PCT/US2009/030382
【国際公開番号】WO2009/094242
【国際公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
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