説明

イメージコードを用いて情報を伝達するシステムおよび方法

【課題】イメージコードを用いて情報を伝達するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】現在行っている作業を他のシステムと連係するシステムは、ウェブページのURLを用いてイメージコードを生成するイメージコード生成部と、イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する表示制御部とを含む。このとき、イメージコードは、他のシステムを通じて撮影されてイメージファイルの形態で該他のシステムに入力され、該他のシステムでイメージコードからURLが抽出され、該他のシステムでウェブページが表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージコードを用いて情報を伝達するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術では、ユーザが一つのシステムで行っていた作業(主にウェブ上の作業)を他のシステムで行おうとする場合、他のシステムで該当作業を行うために必要な作業を殆どそのまま繰り返して処理しなければならない。
【0003】
例えば、ユーザがPCでポータルサイトAを通じてウェブサイトBにアクセスし、ウェブサイトBが含むウェブページCを訪問して商品情報を確認している間、スマートフォンを用いて該当商品情報を持続的に見ようとする場合がある。このとき、従来技術では、ユーザがウェブサイトBやウェブページCのURLが分からない場合には、結局一般的にスマートフォンを用いて再びポータルサイトAにアクセスし、ポータルサイトを通じてウェブサイトBにアクセスし、再びウェブサイトBが含むウェブページCを訪問しなければ、該当商品情報を持続的に見ることができない。もし、ユーザがウェブサイトBやウェブページCのURLが分かるとしても、ユーザは該当URLをスマートフォンの入力装置によっていちいち入力しなければならないという不便がある。
【0004】
他の例において、ユーザがPCでポータルサイトAを通じてウェブサイトDにアクセスし、ウェブサイトDが含むウェブページEを通じて音源を聴いている間、スマートフォンを用いて該当音源を持続的に聴こうとする場合がある。このとき、従来技術では、ユーザがウェブサイトDやウェブページEのURLが分からない場合には、上述したようにユーザが再びポータルサイトAにアクセスし、ポータルサイトAを通じてウェブサイトDにアクセスし、再びウェブサイトDが含むウェブページEを訪問してウェブページEを通じて該当音源を聴かなければならない。
【0005】
同様に、地図サービスの利用中または動画の視聴中にも、一つのシステムで行っていた作業を他のシステムでもそのまま行うことを所望する場合がある。しかしながら、従来技術では、上述したように関連情報をユーザが直接入力したり、または、最初にシステムで該当作業を行うために処理した動作を殆どそのまま繰り返して他のシステムで行わなければならないという不便がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−251718号公報
【0007】
本明細書では、効果的に作業を行う端末機を代替するためのシステムおよび方法が提供される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、QRコード(登録商標)のようなイメージコードを用いてシステム間の作業を連係することができるシステムおよび方法を提供する。
【0009】
本発明は、一つのシステムでウェブブラウザを介して露出するウェブページのURLを用いてイメージコードを生成および露出し、他のシステムでイメージコードを撮影してイメージコードを通じてURLを抽出し、該当ウェブページを表示することにより、システム間の作業を連係することができるシステムおよび方法をユーザに提供する。
【0010】
本発明は、一つのシステムで行っている作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成して他のシステムに提供し、他のシステムで提供を受けたイメージコードにより作業を識別するための情報を抽出し、同一の作業を行うことができるシステムおよび方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一実施形態によると、ウェブページのURLを用いてイメージコードを生成するイメージコード生成部と、イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する表示制御部とを含み、イメージコードは、他のシステムを通じて撮影されてイメージファイルの形態で他のシステムに入力され、他のシステムでイメージコードからURLが抽出され、他のシステムでウェブページが表示される、システムが提供される。
【0012】
また、本発明の一実施形態によると、他のシステムで表示されるウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、他のシステムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納される。
【0013】
また、本発明の一実施形態によると、他のシステムのディスプレイ装置を介して露出されたイメージコードが撮影される場合、イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する撮影部と、イメージファイルの形態で撮影された映像でイメージコードを解析し、少なくともURLを含む情報を抽出するイメージコード解析部と、URLに対応するウェブページを表示するウェブページ表示部とを含み、イメージコードは、他のシステムでウェブページのURLを用いて生成され、他のシステムのディスプレイ装置を介して表示される、システムが提供される。
【0014】
また、本発明の一実施形態によると、作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成するイメージコード生成部を含み、イメージコードは他のシステムに提供され、他のシステムで作業を識別するための情報を用いて作業が行われる、システムが提供される。
【0015】
また、本発明の一実施形態によると、イメージコードを解析して作業を識別するための情報を抽出するイメージコード解析部と、抽出された情報を用いて作業が行われるように制御する作業制御部とを含み、イメージコードは他のシステムで作業を識別するための情報を用いて生成される、システムが提供される。
【0016】
また、本発明の一実施形態によると、ウェブページのURLを用いてイメージコードを生成し、イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御することを含み、イメージコードは、他のシステムを通じて撮影されてイメージファイルの形態で他のシステムに入力され、他のシステムでイメージコードからURLが抽出され、他のシステムでウェブページが表示される、方法が提供される。
【0017】
また、本発明の一実施形態によると、他のシステムのディスプレイ装置を介して露出されたイメージコードが撮影される場合、イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納し、イメージファイルの形態で撮影された映像でイメージコードを解析して少なくともURLを含む情報を抽出し、URLに対応するウェブページを表示することを含み、イメージコードは他のシステムでウェブページのURLを用いて生成され、他のシステムのディスプレイ装置を介して表示される、方法が提供される。
【0018】
また、本発明の一実施形態によると、作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成することを含み、イメージコードは他のシステムに提供され、他のシステムで作業を識別するための情報を用いて作業が行われる、方法が提供される。
【0019】
また、本発明の一実施形態によると、イメージコードを解析して作業を識別するための情報を抽出し、抽出された情報を用いて作業が行われるように制御することを含み、イメージコードは他のシステムで作業を識別するための情報を用いて生成される、方法が提供される。
【発明の効果】
【0020】
本発明によると、QRコード(登録商標)のような二次元のイメージコードを用いてシステム間の作業を連係することができる。
【0021】
本発明によると、一つのシステムでウェブページのURLを用いてイメージコードを生成および露出し、他のシステムでイメージコードを撮影し、イメージコードを通じてURLを抽出して該当ウェブページを表示することにより、ユーザがシステム間の作業を連係することができる。
【0022】
本発明によると、一つのシステムで行っている作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成して他のシステムに提供し、他のシステムで提供を受けたイメージコードにより作業を識別するための情報を抽出し、同一の作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施形態において、互いに異なる2つのシステムおよびイメージコードを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態において、現在行っている作業を他のシステムと連係するシステムを説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態において、他のシステムで行っている作業を連係するシステムを説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態において、作業を連係するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態において、作業の連係時にウェブ格納空間を用いる一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態において、URLを用いてシステム間の作業を連係する方法を示したフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態において、作業を識別するための情報を用いてシステム間の作業を連係する方法を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態において、互いに異なる2つのシステムおよびイメージコードを示す図である。まず、図1は、第1システム110、ウェブページ120、イメージコード130、および第2システム140を示している。
【0026】
ユーザは、第1システム110を通じて特定のウェブページ120にアクセスし、記事を読み、音源を聴き、動画視聴し、または地図検索のようなサービスの提供を受けることができる。もし、ユーザが第2システム140を通じて同一のサービスの提供を受けようとする場合、ユーザは第2システム140でウェブページ120のURL(Uniform resource locator)を用いてウェブページ120にアクセスしなければならない。しかしながら、ユーザがウェブページ120のURLが分からない場合にも、ユーザが第2システム140を通じてウェブページ120に手軽にアクセスして利用していたサービスをそのまま利用できるようにするために、第1システム110は、ウェブページ120のURLを用いてイメージコードを生成し、ディスプレイ装置を介して表示することができる。
【0027】
例えば、第1システム110には、ユーザに現在露出されているウェブページ120のURLを用いてイメージコードを生成し、第1システム110のディスプレイ装置を介して該当イメージコードを表示するためのアプリケーションが予め設けられていてもよい。すなわち、ユーザが所定のユーザイベントを発生させる場合、第1システム110は、該当アプリケーションを用いてウェブページ120のURLに対応する情報を含んでいるイメージコードを生成し、ディスプレイ装置を介して表示することができる。
【0028】
ユーザは、第2システム140の撮影装置を用いてディスプレイ装置に表示されたイメージコードを撮影することができ、第2システム140は、撮影装置を通じてイメージファイルの形態で入力されるイメージコードを分析し、ウェブページ120のURLを得ることができ、URLを通じてウェブページ120を直ぐにユーザに表示することができる。したがって、ユーザは、URLを第2システム140に入力したり、ウェブページ120を直接検索したりしなくても、第1システム110を通じて利用していたサービスを第2システム140を通じてそのまま利用できるようになる。
【0029】
例えば、ユーザが家でPCを通じてニュース記事を読んだり音源を聴いたりしている途中で外出する場合、ユーザはPCで特定イベントを発生させ、モニターを通じて表示されるイメージコードをスマートフォンなどで撮影しさえすれば、スマートフォンなどでイメージコードのURLを用いて該当ニュース記事や該当音源が持続的にサービスされるように制御することができる。
【0030】
また、第1システム110でイメージコードを生成するとき、単純にイメージコードにURLだけを格納するだけでなく、ニュース記事のどの部分が画面に表示されていたかに対する情報、または、音源や動画のどの部分を聴いていたかまたは視聴していたか等に対する情報をイメージコードにさらに格納し、第2システム140でニュース記事の該当部分が表示されるように制御し、または、音源や動画でユーザが聴いていたまたは視聴していた部分がサービスされるように制御することもできる。
【0031】
すなわち、第1システム110で行っている作業を識別するための情報は、その作業をどのレベルまで識別するかを決定する必要がある。例えば、第1システム110は、ユーザがアクセスしたURLに対する情報のみをイメージコードに含ませてもよく、または、URLに含まれたコンテンツ中のどのコンテンツをユーザが利用しているかを判断し、該当コンテンツに対する情報をイメージコードにさらに含ませてもよい。それだけでなく、第1システム110は、該当コンテンツのどの部分をユーザが利用しているかを判断し、ユーザが利用していたコンテンツの詳細内容に対する情報をイメージコードにさらに含ませてもよい。このような決定は、上述したアプリケーションの設定等を通してユーザが直接設定してもよく、ユーザが利用するコンテンツやサービスの種類によって自動的に設定されてもよい。また、例えば、デフォルト値を用いてURLに対する情報のみを含ませてもよい。
【0032】
イメージコードは、二次元バーコードやQRコード(登録商標)、「Maxi Code」のような二次元コードを含んでもよい。このようなイメージコードやイメージコードの生成方法などに対しては、既に広く知られているので、具体的な説明は省略する。
【0033】
図2は、本発明の一実施形態において、現在行っている作業を他のシステムと連係するシステムを説明するためのブロック図である。本実施形態に係るシステム200は、図1で説明した第1システム110に対応するもので、図2に示すようにイメージコード生成部210および表示制御部220を含む。また、図2には、イメージコード230、他のシステム240、およびウェブ格納空間250をさらに示している。ここで、他のシステム240は、図1で説明した第2システム140に対応する。
【0034】
イメージコード生成部210は、ウェブブラウザを通じて露出するウェブページのURLを用いてイメージコード230を生成する。また、表示制御部220は、イメージコード230がディスプレイ装置を介して表示されるように制御する。すなわち、システム200は、イメージコード生成部210により、現在ウェブブラウザを介して露出しているウェブページのサービスをユーザが利用していると判断して該当ウェブページのURLを抽出し、このようなURLを用いて少なくとも該当ウェブページのURLを含むようにイメージコード230を生成することができる。また、システム200は、表示制御部220を通じてユーザにイメージコード230が露出するようにディスプレイ装置を制御することができる。このとき、ユーザが他のシステム240の撮影装置を通じてディスプレイ装置に表示されたイメージコード230を撮影することができる。すなわち、イメージコード230は、イメージファイルの形態で他のシステム240に入力される。この場合、他のシステム240でイメージコード230から該当ウェブページのURLが抽出され、該当ウェブページが他のシステム240のディスプレイ装置を介してユーザに表示される。したがって、ユーザは、該当ウェブページのURLを他のシステム240に入力したり、該当ウェブページを再び検索したりしなくても、システム200を通じて行っていた作業を持続的に行うことが可能となる。
【0035】
また、他のシステム240で表示されるウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、他のシステム240を通じてユーザに関連するウェブ格納空間250に格納される。この場合、ユーザは、システム200及び他のシステム240を通じて該当ウェブページに接続しなくても、いつでもウェブ格納空間250に格納されたデータを利用できるようになる。もちろん、ユーザは、インターネットが利用可能ないずれのシステムによっても、ウェブ格納空間250に格納されたデータを利用することができる。
【0036】
図3は、本発明の一実施形態において、他のシステムで行っている作業を連係するシステムを説明するためのブロック図である。本実施形態に係るシステム300は、図1で説明した第2システム140に対応するもので、図3に示すように撮影部310、イメージコード解析部320、ウェブページ表示部330、データ抽出部340、および格納制御部350を含む。ここで、データ抽出部340と格納制御部350とは、選択的にシステム300に含まれてもよい。また、図3は、他のシステム360、イメージコード370、およびウェブ格納空間380をさらに示している。
【0037】
撮影部310は、他のシステム360のディスプレイ装置を介して露出されたイメージコード370が撮影される場合、イメージコード370が撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する。ここで、他のシステム360は、図1で説明した第1システム110または図2で説明したシステム200に対応する。すなわち、ユーザが他のシステム360を通じて行っていた作業に関連するウェブページのURLを含むイメージコード370を生成および表示する場合、ユーザは、システム300の撮影装置を用いてイメージコード370を撮影することができる。このとき、撮影部310は、撮影された映像をイメージファイルの形態で生成して格納することができる。
【0038】
イメージコード解析部320は、イメージファイルの形態で撮影された映像のイメージコード370を解析し、少なくともURLを含む情報を抽出する。このとき、イメージコード370を解析してURLに対する情報を得るためには、イメージファイルでイメージコード370を識別する過程と、イメージコード370を解析する過程などが必要であるが、このような過程は、既に知られた多様な方法のいずれかを用いて行うことができる。イメージファイルでイメージコード370を識別し、イメージコード370を解析する方法は、既に広く知られているので、具体的な説明は省略する
【0039】
ウェブページ表示部330は、URLに対応するウェブページを表示する。すなわち、イメージコード370には他のシステム360でユーザが利用していたウェブページのURLが含まれているので、システム300はイメージコード370で抽出されたURLを通じてウェブページを表示することにより、ユーザが他のシステム360で行っている作業を連係することができる。
【0040】
データ抽出部340は、ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つのデータを抽出し、格納制御部350は、少なくとも一つのデータがユーザに関連するウェブ格納空間380に格納されるように制御する。したがって、ユーザは、システム300や他のシステム360、また、インターネットが利用可能ないずれのシステムでも、ウェブ格納空間380に格納されたデータを利用できるようになる。
【0041】
図4は、本発明の一実施形態において、作業を連係するシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係る第1システム410は、
図4に示すようにイメージコード生成部411、送信部412、および表示制御部413を含む。このとき、第1システム410は、送信部412と表示制御部413とのうちいずれか一つを選択的に含んでもよく、または、両方とも含んでもよい。
【0042】
また、本実施形態に係る第2システム420は、図4に示すように、受信部421、撮影部422、イメージコード解析部423、および作業制御部424を含んでもよい。このとき、第2システム420は、受信部421と表示制御部413とのうちいずれか一つを選択的に含んでもよく、または、両方とも含んでもよい。
【0043】
ここで、第1システム410とは、ユーザが現在作業を行っているシステムを意味し、第2システム420とは、このような作業の連係を受けようとするシステムを意味する。
【0044】
まず、第1システム410において、イメージコード送信部411は、作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成する。ここで、作業を識別するための情報は、上述したように該当作業をどのレベルまで識別するかを決定する。例えば、作業を識別するための情報は、次の三つのレベルに分類される。
【0045】
(1)第1レベル:現在表示中のウェブページのURLを抽出し、作業を識別するための情報として利用する。
【0046】
(2)第2レベル:現在表示中のウェブページのURLとウェブページのコンテンツやサービスのうち、ユーザが用いているコンテンツやサービスを識別するための情報を抽出し、作業を識別する情報として利用する。
【0047】
(3)第3レベル:現在表示中のウェブページのURLとウェブページのコンテンツやサービスのうち、ユーザが用いているコンテンツやサービスを識別するための情報、また、該当コンテンツやサービスのどの部分をユーザが利用中であるのかを識別するための情報を抽出し、作業を識別する情報として利用する。
【0048】
もちろん、上述した三つのレベルは一例であるだけで、必要に応じてさらに多数のレベルに分類されてもよく、さらに少数のレベルに分類されてもよいことは明らかである。例えば、「view:http://www.xxx.com」のように該当ウェブページを見るための情報がさらに含まれてもよく、「image:http://www.xxx.com」のように該当ウェブページのイメージを見るための情報がさらに含まれてもよい。
【0049】
また、単純に該当コンテンツを見るための情報だけでなく、ユーザが進めようとする作業に関する情報がイメージコードに直接的に含まれてもよい。例えば、「image:http://www.xxx.com/a.jpg」や「movie:http://www.xxx.com/b.mov」のように該当ウェブページのイメージや動画を抽出して格納しなさいという形態の情報がイメージコードに含まれてもよい。また、抽出されたイメージ、動画などの情報を第2システム420に格納するか、または、ユーザに関連するウェブ格納空間に格納するかを選択するための情報などが作業を識別する情報としてさらに含まれてもよい。
【0050】
このような作業を識別するための情報がどのレベルまでの情報を含むかは、上述したアプリケーションの設定を用いて決定してもよく、または、現在ユーザが利用しているコンテンツまたはサービスによって自動的に決定されてもよい。
【0051】
これに加えて、上記ではウェブ上の作業についてのみ説明したが、簡単なワードプロセッサ作業のようにオフライン上の作業に対しても適用が可能である。例えば、簡単な文書を作成する作業の場合、該当文書の内容と、使用したワードプロセッサの種類に対する情報とを共に含むようなイメージコードを生成して利用してもよい。
【0052】
このように第1システム410で生成されたイメージコードは、多様な方法によって第2システム420に送信される。このため、第1システム410は、イメージコードを第2システム420に送信する送信部412、およびイメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する表示制御部413のうち少なくとも一つを含んでもよい。すなわち、第1システム410は、イメージコードを第2システム420に直接送信してもよく、図1〜図3で説明したように、単純にイメージコードをディスプレイ装置を介して表示し、第2システム420の撮影装置を通じて第2システム420に入力させてもよい。また、必要に応じて、イメージコードをユーザに関連する格納空間に格納し、第2システム420でウェブ格納空間から該当イメージコードを受信して利用するようにしてもよい。
【0053】
これに伴い、第2システム420は、イメージコードを第1システム410から受信する受信部421と、第1システム410のディスプレイ装置を介して露出したイメージコードが撮影される場合、イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する撮影部422とのうち少なくとも一つを含んでもよい。もちろん、第2システム420は、上述したようにユーザに関連するウェブ格納空間でイメージコードを受信してもよい。
【0054】
このとき、イメージコード解析部423は、イメージコードを解析して作業を識別するための情報を抽出し、作業制御部424は、抽出された情報を用いて作業が行われるように制御することができる。上述した例を用いて説明すれば、イメージコード解析部423は、「image:http://www.xxx.com」や「movie:http://www.xxx.com/b.mov」のように作業を識別するための情報を抽出することができ、作業制御部424は、該当ウェブサイトのイメージ部分をユーザに表示し、または、該当ウェブサイトの動画を抽出して格納することができる。
【0055】
また、この場合にも、作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、第2システム420を通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納される。このために、第2システム420は、作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つを、ユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御する格納制御部(図示せず)をさらに含んでもよい。
【0056】
図5は、本発明の一実施形態において、作業の連係時にウェブ格納空間を利用する一例を示す図である。ウェブページ、音楽、動画、地図のようにウェブ上を通じて提供される多様なコンテンツやサービス510に対する識別子が、イメージコード520として生成され、スマートフォン530のようなユーザのモバイル端末機に入力される。このとき、スマートフォン530は、イメージコード520を解析してURLなどを抽出し、該当ウェブページでテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つを抽出し、ユーザに関連するウェブ格納空間540に格納することができる。このとき、ウェブ格納空間540に格納されたデータが、スマートフォン530などのインターネットを利用可能なすべてのシステムで利用できることは明らかである。このようなコンテンツやサービス510は、イメージコード520を生成する端末機だけでなく、インターネットが利用可能なすべての端末機を通じて抽出され、ウェブ格納空間540に格納されてもよい。
【0057】
図6は、本発明の一実施形態において、URLを用いてシステム間の作業を連係する方法を示すフローチャートである。図6は、第1システムおよび第2システムの2つのシステムの間における作業を連係する方法を示している。
【0058】
まず、ステップS611において、第1システムは、ウェブブラウザを通じて露出するウェブページのURLを用いてイメージコードを生成する。また、ステップS612において、第1システムは、イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する。すなわち、第1システムは、ステップS611において現在ウェブブラウザを通じて露出しているウェブページのサービスをユーザが利用していると判断し、該当ウェブページのURLを抽出して、このようなURLを用いて少なくとも該当ウェブページのURLを含むようにイメージコードを生成することができる。また、第1システムは、ステップS612において、ユーザにイメージコードが露出するように、ディスプレイ装置を制御することができる。
【0059】
このとき、ユーザが第2システムの撮影装置を通じてディスプレイ装置に表示されたイメージコードを撮影することができる。すなわち、イメージコードは、イメージファイルの形態で第2システムに入力される。
【0060】
ステップS621において、第2システムは、第1システムのディスプレイ装置を介して露出したイメージコードが撮影される場合、イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する。すなわち、ユーザが第1システムを通じて行っていた作業に関連するウェブページのURLを含むイメージコードを生成および表示する場合、ユーザは、第2システムの撮影装置を用いてイメージコードを撮影することができる。このとき、第2システムは、撮影された映像をイメージファイルの形態で生成して格納することができる。
【0061】
ステップS622において、第2システムは、イメージファイルの形態で撮影された映像でイメージコードを解析し、少なくともURLを含む情報を抽出する。このとき、イメージコードを解析してURLに関する情報を得るためには、イメージファイルでイメージコードを識別する過程、およびイメージコードを解析する過程などが必要であるが、このような過程は、既に知られた様々な方法のうち少なくとも一つを用いて行われる。イメージファイルでイメージコードを識別し、イメージコードを解析する方法は、既に広く知られているので、具体的な説明は省略する。
【0062】
ステップS623において、第2システムは、URLに対応するウェブページを表示する。すなわち、イメージコードには、第1システムでユーザが利用していたウェブページのURLが含まれているので、第2システムは、イメージコードで抽出されたURLを通じてウェブページを表示することにより、ユーザが第1システムで行っている作業を連係することができる。
【0063】
また、第2システムは、ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つのデータを抽出し、少なくとも一つのデータがユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御することができる。したがって、ユーザは、第2システムや第1システム、インターネットが利用可能ないずれのシステムでも、ウェブ格納空間に格納されたデータを利用できるようになる。
【0064】
図7は、本発明の一実施形態において、作業を識別するための情報を用いてシステム間の作業を連係する方法を示すフローチャートである。図7は、第1システムおよび第2システムの2つのシステムの間における作業を連係する方法を示している。ここで、第1システムとは、ユーザが現在作業を行っているシステムを意味し、第2システムとは、このような作業の連係を受けようとするシステムを意味する。
【0065】
ステップS711において、第1システムは、作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成する。ここで、作業を識別するための情報は、上述したように該当作業をどのレベルまで識別するかを決定する。例えば、作業を識別するための情報は、次の三つのレベルに分類される。
【0066】
(1)第1レベル:現在表示中のウェブページのURLを抽出し、作業を識別するための情報として利用する。
【0067】
(2)第2レベル:現在表示中のウェブページのURLとウェブページのコンテンツやサービスのうち、ユーザが利用しているコンテンツやサービスを識別するための情報を抽出し、作業を識別する情報として利用する。
【0068】
(3)第3レベル:現在表示中のウェブページのURLとウェブページのコンテンツやサービスのうち、ユーザが利用しているコンテンツやサービスを識別するための情報、また、該当コンテンツやサービスのどの部分をユーザが利用中であるのかを識別するための情報を抽出し、作業を識別する情報として利用する。
【0069】
もちろん、上述した三つのレベルは一例であるだけで、必要に応じてさらに多数のレベルに分類されてもよく、さらに少数のレベルに分類されてもよいことは明らかである。例えば、「view:http://www.xxx.com」のように該当ウェブページを見るための情報がさらに含まれてもよく、「image:http://www.xxx.com」のように該当ウェブページのイメージを見るための情報がさらに含まれてもよい。
【0070】
また、単純に該当コンテンツを見るための情報だけでなく、ユーザが進めようとする作業に関する情報がイメージコードに直接的に含まれてもよい。例えば、「image:http://www.xxx.com/a.jpg」や「movie:http://www.xxx.com/b.mov」のように該当ウェブページのイメージや動画を抽出して格納しなさいという形態の情報がイメージコードに含まれてもよい。また、抽出されたイメージ、動画などの情報を第2システム420に格納するか、または、ユーザに関連するウェブ格納空間に格納するかを選択するための情報などが作業を識別する情報としてさらに含まれてもよい。
【0071】
このような作業を識別する情報がどのレベルまでの情報を含むかは、上述したアプリケーションの設定を用いて決定してもよく、または、現在ユーザが利用しているコンテンツまたはサービスによって自動的に決定されてもよい。
【0072】
これに加えて、上記ではウェブ上の作業についてのみ説明したが、簡単なワードプロセッサ作業のようにオフライン上の作業に対しても適用が可能である。例えば、簡単な文書を作成する作業の場合、該当文書の内容と、使用したワードプロセッサの種類に対する情報とを共に含むようなイメージコードを生成して利用してもよい。
【0073】
このように第1システムで生成されたイメージコードは、多様な方法によって第2システムに送信される。このために、第1システムは、イメージコードを第2システムに有無線ネットワークを介して送信するか、または、イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する。すなわち、第1システムは、イメージコードを第2システムに直接送信してもよく、図1〜図3で説明したように、単純にイメージコードをディスプレイ装置を介して表示し、第2システムの撮影装置を通じて入力させてもよい。また、必要に応じて、第1システムは、イメージコードをユーザに関連する格納空間に格納し、第2システム420でウェブ格納空間から該当イメージコードを受信して利用するようにしてもよい。
【0074】
これに伴い、第2システムは、イメージコードを第1システムから受信するか、または、第1システム410のディスプレイ装置を介して露出したイメージコードが撮影される場合、イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納することができる。もちろん、第2システムは、上述したように、ユーザに関連するウェブ格納空間からイメージコードを受信してもよい。
【0075】
ステップS721において、第2システムは、イメージコードを解析して作業を識別するための情報を抽出する。また、ステップS722において、第2システムは、抽出された情報を用いて作業が行われるように制御することができる。上述した例を用いて説明すれば、第2システムは、「image:http://www.xxx.com」や「movie:http://www.xxx.com/b.mov」のように作業を識別するための情報を抽出することができ、該当ウェブサイトのイメージ部分をユーザに表示するか又は該当ウェブサイトの動画を抽出して、格納することができる。
【0076】
また、この場合にも、作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、第2システムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納される。このために、第2システムは、作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つを、ユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御することができる。
【0077】
このように、本発明の実施形態に係るシステムおよび方法を利用すると、QRコード(登録商標)のような二次元のイメージコードを用いてシステム間で作業を連係することができる。より詳しくは、一つのシステムでウェブブラウザを通じて露出するウェブページのURLを用いてイメージコードを生成および露出し、他のシステムでイメージコードを撮影して該イメージコードを介してURLを抽出し、該当ウェブページを表示することにより、システム間の作業を連係することができる。また、一つのシステムで行っている作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成して他のシステムに提供し、他のシステムで提供を受けたイメージコードから作業を識別するための情報を抽出し、同一の作業を行うことができる。
【0078】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって行われるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読取可能な媒体に記録される。前記コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせを含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。また、上述したファイルシステムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録される。
【0079】
上述したように本発明は、限定された実施形態および図面によって説明されたが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。
【0080】
したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて決定されてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なもの等によって決定されなければならない。
【符号の説明】
【0081】
210:イメージコード生成部
220:表示制御部
320:イメージコード解析部
330:ウェブページ表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在行っている作業を他のシステムと連係するシステムであって、
ウェブページのURLを用いてイメージコードを生成するイメージコード生成部と、
前記イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する表示制御部と、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムを通じて撮影されてイメージファイルの形態で前記他のシステムに入力され、前記他のシステムで前記イメージコードから前記URLが抽出され、前記他のシステムで前記ウェブページが表示されることを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記他のシステムで表示される前記ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、前記他のシステムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
他のシステムで行っている作業を連係するシステムであって、
前記他のシステムのディスプレイ装置を介して露出されたイメージコードが撮影される場合、前記イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する撮影部と、
前記イメージファイルの形態で撮影された映像でイメージコードを解析し、少なくともURLを含む情報を抽出するイメージコード解析部と、
前記URLに対応するウェブページを表示するウェブページ表示部と、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムで前記ウェブページの前記URLを用いて生成され、前記他のシステムのディスプレイ装置を介して表示されることを特徴とするシステム。
【請求項4】
前記ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つのデータを抽出するデータ抽出部と、
前記少なくとも一つのデータがユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御する格納制御部と、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
現在行っている作業を他のシステムと連係するシステムであって、
前記作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成するイメージコード生成部を含み、
前記イメージコードは前記他のシステムに提供され、前記他のシステムで前記作業を識別するための情報を用いて前記作業が行われることを特徴とするシステム。
【請求項6】
前記イメージコードを前記他のシステムに送信する送信部をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御する表示制御部をさらに含み、
前記ディスプレイ装置を介して表示された前記イメージコードは、前記他のシステムを通じて撮影され、イメージファイルの形態で前記他のシステムに提供されることを特徴とする請求項5または6に記載のシステム。
【請求項8】
前記作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが前記他のシステムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納されることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のシステム。
【請求項9】
他のシステムで行っている作業を連係するシステムであって、
イメージコードを解析して前記作業を識別するための情報を抽出するイメージコード解析部と、
前記抽出された情報を用いて前記作業が行われるように制御する作業制御部と、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムで前記作業を識別するための情報を用いて生成されることを特徴とするシステム。
【請求項10】
前記イメージコードを前記他のシステムから受信する受信部をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記他のシステムのディスプレイ装置を介して露出されたイメージコードが撮影される場合、前記イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納する撮影部をさらに含み、
前記イメージコード解析部は、前記イメージファイルに格納されたイメージコードを分析して作業を識別するための情報を抽出することを特徴とする請求項9または10に記載のシステム。
【請求項12】
前記作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つを、ユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御する格納制御部をさらに含むことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載のシステム。
【請求項13】
現在行っている作業を他のシステムと連係する方法であって、
ウェブページのURLを用いてイメージコードを生成し、
前記イメージコードがディスプレイ装置を介して表示されるように制御すること、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムを通じて撮影され、イメージファイルの形態で前記他のシステムに入力され、前記他のシステムで前記イメージコードから前記URLが抽出され、前記他のシステムで前記ウェブページが表示されることを特徴とする方法。
【請求項14】
前記他のシステムで表示される前記ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、前記他のシステムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
他のシステムで行っている作業を連係する方法であって、
前記他のシステムのディスプレイ装置を介して露出されたイメージコードが撮影される場合、前記イメージコードが撮影された映像をイメージファイルの形態で生成および格納し、
前記イメージファイルの形態で撮影された映像でイメージコードを解析して少なくともURLを含む情報を抽出し、
前記URLに対応するウェブページを表示すること、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムで前記ウェブページの前記URLを用いて生成され、前記他のシステムのディスプレイ装置を介して表示されることを特徴とする方法。
【請求項16】
前記ウェブページに含まれたテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つのデータを抽出し、
前記少なくとも一つのデータがユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御すること、
をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
現在行っている作業を他のシステムと連係する方法であって、
前記作業を識別するための情報を用いてイメージコードを生成することを含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムに提供され、前記他のシステムで前記作業を識別するための情報を用いて前記作業が行われることを特徴とする方法。
【請求項18】
前記作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つが、前記他のシステムを通じてユーザに関連するウェブ格納空間に格納されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
他のシステムで行っている作業を連係する方法であって、
イメージコードを解析して前記作業を識別するための情報を抽出し、
前記抽出された情報を用いて前記作業が行われるように制御すること、
を含み、
前記イメージコードは、前記他のシステムで前記作業を識別するための情報を用いて生成されることを特徴とする方法。
【請求項20】
前記作業に関連したテキスト、イメージ、音源、動画、地図情報のうち少なくとも一つをユーザに関連するウェブ格納空間に格納されるように制御するこをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
請求項13から20のいずれかに記載の方法を行うプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−113717(P2012−113717A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254737(P2011−254737)
【出願日】平成23年11月22日(2011.11.22)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】