説明

イメージ再配置による電子海賊版ビデオテープ制作を妨げるための方法とシステム

【課題】複数のイメージを含むビデオ表示の未許可の再生を防ぐシステムを提供する。
【解決手段】当該システムは、エンコーダとデコーダを備え、エンコーダは、前記イメージの一部に対応して、各ロケーションでデータをストアしてデータアレイを提供する第1の複数のメモリロケーションを有する第1のメモリを含み、イメージの一つに対応して擬似ランダムデータ信号を提供する。また、前記第1のメモリを擬似ランダムにアドレス指定するランダマイザを含む。デコーダは、第2のメモリを含み、擬似ランダムデータシグナルを受信し、前記第1のメモリのオリジナルのメモリロケーションアレイに対応して受信されたデータを第2の複数のメモリロケーションに擬似ランダムに適用するランダマイザを含み、第2のメモリロケーションで第1のメモリにストアされるように前記データのアレイを提供し、表示装置受信用のシグナルを提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、1999年7月23日出願のアメリカ仮出願No.60/145,306、発明の名称「イメージ再配置による電子映画海賊行為を破る手段(MEANS OF DEFEATING ELECTRONIC MOVIE PIRACY THROUGH IMAGE REARRANGEMENT)」の利益を主張する。
【0002】
本発明は、電子ビデオ再生システム、及び、特に電子ビデオ表示の無断複製を予防するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
本発明は、劇場のデジタル映画及びそれらの表示に関するものとして記載されている。しかし、他のデジタルビデオ表示方法及びシステムに等しく適用できることが理解されなければならない。
【0004】
今日のデジタル映画に関する重大な課題は、海賊行為又はそれの未許可の再生である。映画の海賊版は、フィルム及び他の電子メディア(例えばビデオテープ又は磁気又は光ディスク)で見つけることができる。海賊版の映画は、世界中に販売され、適当な人物(例えば創作者又はスタジオ)にいかなるロイヤリティも支払われずに示される。従って、できる限り安全であり、できる限り海賊行為の影響を受けない電子ビデオ表示システムが存在することが望ましい。
【0005】
デジタル映画又はビデオ表示を表示する用途に使用される電子ビデオ表示システムにおいて、映画又はビデオ表示を表すデータは、システムの大部分に対して比較的安全である。図1は、このようなシステム10である。図に関して、同様の参照符号は、本発明の同様の要素を示す。
【0006】
図1に関して、映画等のビデオ表示は、スタジオ等の場所20で、一般的に準備される。映画は、劇場のような異なった場所30で、一般的に表示される。スタジオ20で従来の処理要素40を使用して、映画は取り込まれ、デジタル化され、ビットストリームに圧縮され、そのビットストリームは次に暗号化され、安全なデジタルビットストリーム50が提供される。映画は、ビットストリーム50から再生可能である。暗号化されたビットストリーム50は、なんらかの手段(例えばコンピュータネットワーク又は磁気テープ若しくはディスク等の物理的な媒体)によって離れた場所30へ運ばれる。劇場30で、暗号化されたビットストリーム50は、従来の処理要素60を使用して、解読され且つ解凍される。解読され且つ解凍されたビットストリーム70は、例えば映画スクリーン上にそれを表示するプロジェクタ80に供給される。
【0007】
物理的なスタジオ20は、映画が違法コピーされることから保護するために安全にされるであろう。スタジオ20と劇場30との間で、ビットストリーム50は暗号化される。それゆえに、たとえ、ビットストリーム50が傍受されるか又は盗まれても、十分に強力な暗号化技術が存在して、映画の海賊版の簡単な再生を防ぐために用いられる。劇場30の中で、要素60を使用しての解凍及び解読はほとんど同時に起こる。これは、従来のロックドハウジング又はエンクロージャを使用して十分に安全になされることができ、同じコンピュータプラットフォームに一般的に提供される。
【0008】
しかし、要素60及びプロジェクタ80での解凍と解読との間の伝送リンク上の、解読及び解凍されたシグナル70は、従来通り、適当な器材を使用して傍受され及び盗まれることができる可能性がある「明白な」シグナルである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
映画等のビデオ表示の信号70の盗み又は無断複製を予防することが、本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
表示される複数のイメージを含むビデオ表示の未許可の再生を妨げるシステムを作動するためのシステム及び方法である。当該システムは、エンコーダとデコーダを備え、該エンコーダは、前記イメージの少なくとも一つの一部に対応して、各ロケーションでデータをストアして、データアレイを提供するためのアドレス指定可能な第1の複数のメモリロケーションを有する第1のメモリを含み、前記イメージの前記一つに対応して、擬似ランダムデータ信号を提供するための、前記第1のメモリを擬似ランダムにアドレス指定するランダマイザを含み、該デコーダは、第2の複数のアドレス指定可能なメモリロケーションを有する第2のメモリを含み、前記擬似ランダムデータシグナルを受信し、前記第1のメモリのオリジナルのメモリロケーションアレイに対応して前記受信されたデータを前記第2の複数のメモリロケーションに擬似ランダムに適用するためのランダマイザを含み、前記第2のメモリロケーションで前記第1のメモリにストアされるように前記データのアレイを提供し、従来通りにアドレス指定を行うことができて表示装置による受信のためのシグナルを提供することができる。
【0011】
本発明の効果及び態様は、以下の詳細な説明及び添付の図面に関連してより完全に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、発明の背景において論じた従来の映画製造配給及び表示システムのブロック図を示す。
【図2】図2は、図1のシステムの表示部分のより詳細な図を説明する。
【図3】図3は本発明の好ましい形に従って構成される図2の表示部分を説明する。
【図4】図4は、本発明に従った映画のフレーム又はイメージの再配置を説明する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図3及び4に関して本願明細書で論じられるように、本発明は、プロジェクタ80に送信される映画の個々のイメージの全てでないにしろ少なくともいくらかを再配置することによって本質的に作用し、盗まれた場合であっても、これらのイメージが映画の有効な再生物に容易に再構成されることができないようになっている。関連技術の通常の技術を有する者に知られているように、デジタルビデオ又は映画は、連続して表示される一連のイメージ又はフレームを含む。フィルム上で、各々のイメージは、完璧(complete)且つ無傷である(intact)。デジタル映画において、各々のイメージは、ピクセルから成り立っている。もちろん、ピクセルは画素には長さが不十分で、最も小さい単一のグラフィックイメージのアドレス指定可能な要素である。周知のように、各々のピクセルは明確に規定され、二次元アレイを形成するためにロー及びカラムに配列されている。ピクセルのアレイは、映画のフレームとして表示されるイメージを形成する。本発明は、デジタル映画の各々のイメージがピクセルに分割されるという事実を利用し、映画を海賊行為から更に保護するために個々のイメージを操るものである。
【0014】
図2に、イメージソース90及びプロジェクタ80を含む劇場30において提供される装置のブロック図を示す。イメージソース90は、図1で図示したように、デクリプタ及びデコンプレッサ60という形、又はプロジェクタ80にデジタル画像を提供するための他のいかなる適切な構成をもとることもできる。イメージソース90は、プロジェクタ80にデジタルシグナル70を提供する。説明したように、シグナル70は、フレームごとにプロジェクタ80によって表示される映画の個々のイメージを形成するピクセルを含む。プロジェクタ80によるが、シグナル70内のどの任意のイメージにも対応するピクセルは、ラスタスキャンのように同時又は連続して表示されることができる。いずれにせよ、各イメージは、シグナル70で、イメージからイメージ(例えばフレームからフレーム)において変わらない固定されたオーダーの、ピクセルのブロック又は個々のピクセルとして送信される。
【0015】
本発明は、シグナル70の海賊行為を予防する。ゆえに、映画は、イメージからイメージへ、ランダムな方法で、シグナル70の各イメージのピクセルのブロック又はピクセルの順序を変化させることによってプロジェクタ80を使用して表示される。
【0016】
今、図3で、シグナル70’の無断複製を防ぐために本発明に従って適応された図2の劇場30の構成を含む構成100を説明する。構成100は、フレームバッファ110及びランダマイザ120を含む。フレームバッファ110の入力は、イメージソース90の出力に結合する。フレームバッファ110の出力は、ランダマイザ120の入力に結合する。シグナル70’は、図3に図示するように、ランダマイザ120の出力とデランダマイザ130の入力との間で送信される。デランダマイザ130の出力は、フレームバッファ140の入力に結合し、フレームバッファ140の出力は、プロジェクタ80の入力に結合する。
【0017】
本発明の好適な実施例で、フレームバッファ110及びランダマイザ120は、イメージソース90の物理的近傍にあり、好ましくは、イメージソース90と同じハウジング又はエンクロージャ95に位置する。
【0018】
本発明によれば、イメージソース90は、フレームバッファ110への出力を提供する。フレームバッファ110は、イメージソース90から出る各々のイメージ出力の少なくとも一部を保持する。関連技術分野の通常の技術を有する者に理解されているように、フレームバッファ110及び140は、各々アドレス指定可能なメモリロケーションのアレイを含み、それに割り当てられるメモリアドレス又は固有の識別子を各々有する。フレームバッファ、記憶装置、及びメモリはもちろん公知で、ビデオ関連技術で広く使用されている。ランダマイザ120は、疑似ランダムの方法でフレームバッファ110のメモリアドレスの内容にアクセスし、これらの擬似ランダムにアクセスされたアドレスの内容を、シグナル70’の一部として連続して書き込む。
【0019】
周知のように、疑似乱数発生器が、ランダムに対する統計検査を満たす疑似ランダムのシーケンスを生成するために使われることができる。これらのタイプによって提供されるランダムなシーケンスは、同じ出発点から始まることによって繰り返されるであろう。フレームバッファ110によってストアされているようにデータのアクセス及び読み出しの順序を制御するために、擬似ランダムシーケンスを用いることによって、プロジェクタ80によって表示される映画を形成する各々のイメージ又はフレームの疑似ランダム化バージョンが、シグナル70’としてイメージソース90及びプロジェクタ80間の無防備なリンク上に送信される。ゆえに、シグナル70’は、ランダム化されて、傍受されても図2のシグナル70よりも有効に使われる可能性がより少ない。フレームバッファ110、ランダマイザ120及び疑似ランダムシーケンス発生器125を使用してランダム化された各映画のフレーム又はイメージは、デランダマイザ130、疑似ランダムシーケンス発生器135及びフレームバッファ140を使用して復元される。
【0020】
デランダマイザ130は、擬似ランダムシーケンス発生器135を使用して、ランダマイザ120及び擬似ランダムシーケンス発生器125によって利用されたように同じ疑似ランダムのシーケンスを生成し、イメージに対応した、フレームバッファ140の適切なメモリアドレスに、シグナル70のランダム化されたデータを適用する。換言すれば、データは、疑似ランダムのシーケンスに従って選ばれたフレームバッファ110のメモリアドレスから読み出され、同じ疑似ランダムのシーケンスによって選ばれたフレームバッファ140のメモリアドレスに適用される。フレームバッファ140で適用され、ストアされた後に、データは、次に、従来の方法で、対応するイメージを表示するプロジェクタ80に供給される。このように、映画のいかなる所定のイメージに対しても、そのイメージに対応するデータは、フレームバッファ110及び140のアドレスに対応して同一にストアされて、データが従来通りフレームバッファ110に供給され、フレームバッファ110から擬似ランダムに読み出され、フレームバッファ110を読み込むために用いたものと同じ疑似ランダムのシーケンスを利用してフレームバッファ140に適用され、従来通りフレームバッファ140から読み出されるようになっている。
【0021】
従来のデクリプタ/デコンプレッサ60という形をとり、かなりの処理能力と物理的に大きいコンピューティングプラットフォームを必要とするであろうイメージソース90と異なり、デランダマイザ130及びフレームバッファ140は、比較的物理的により小さすることができ、ゆえに、それに対してされる有意な修正なしで典型的プロジェクタ80のエンクロージャ85内の配置に適していることが理解されなければならない。本発明の好ましい形において、デランダマイザ130及びフレームバッファ140は、プロジェクタ80のハウジング又はエンクロージャ85内に物理的に配置される。
【0022】
今、図4を参照し、シグナル70’の一部としての伝送のための本発明に従い、映画の個々のイメージ又はフレーム150が、どのように再配置されることができるかについての実施形態を例示する。疑似ランダムのシーケンスを使用して、プロジェクタ80を使用して表示される映画のフレーム又はイメージ150は、本発明に従い、ランダムな方法で異なるように有利に再配置されることができる。本発明の説明は、個々のピクセルに関するものであったが、ブロックサイズ又はピクセルグループ(無作為化のために利用される)の大きさは、特定のデザイン基準によって、各々のイメージの実質的部分から個々のピクセルまで変化することができることは理解されなければならない。
【0023】
例えば、デジタルビデオにおいて、マクロブロック、4つの輝度のブロック、一つのCrブロック及び一つのCbブロックの使用は周知である。本発明の好ましい形で、個々のマクロブロックは、本願明細書に記載される方法論を使用して再配置される。
【0024】
図4に、イメージソース90によって供給されるオリジナルのイメージ150を例示する。イメージ150は、ピクセル1−9のグループを含む。類似して、プロジェクタ80に対してフレームバッファ140によって提供された復元イメージ150”は、イメージ150と同じ順序及び各位置にピクセル1−9のグループを含む。イメージ150及び150''は、イメージソースエンクロージャ95及びプロジェクタエンクロージャ85内でそれぞれ保護されることを理解されなければならない。従って、エンクロージャ85及び95がより強力になると、イメージ150及び150''はより確実になる。イメージ150’は、シグナル70’の一部としての伝送するために、本発明に従って再配置されたイメージ150の表示である。明らかに、ランダマイザ120及びデランダマイザ130によって利用される擬似ランダムシーケンスは、イメージ150”を発生するために適切に非アレンジ(de−arranging)するのに必要である。図4で分かるように、イメージ150内のピクセルグループ1−9の相対的な配置と比較すると、利用する擬似ランダムシーケンスに依存してイメージ150'のピクセルグループ1−9の相対的な配置は変化する。例えば、イメージ150’のピクセルグループ9は、イメージ150のピクセルグループ1に関係する位置にある。同様に、例えばイメージ150’のピクセルグループ1は、イメージ150のピクセルグループ6に関係する位置にある。この特定のピクセルグループ再配置が説明のためだけにあることが理解されなければならない。好適な実施形態のピクセルグループの関係配置はイメージごとに又はフレームごとに変えることができる。
【0025】
本発明がある程度の特殊性を有する好適な形において記載して、描かれたが、好ましい形のこの開示は一例としてなされるだけであり、請求の範囲で主張されるように、構造及び組合せの細部及び部品配置における多数の変更が、本発明の精神と範囲から逸脱することなくなされることができると理解される。特許は、添付の請求の範囲の適切な表現によって開示される、本発明に内在する特許され得る新規性のどのような特徴にも及ぶように意図される。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ再生システムにおいて、表示される複数のイメージの各々に対して所定の順序でデジタルデータを供給するためのイメージソースと、前記デジタルデータを使用して前記複数のイメージを表示するための表示装置とを含む、前記複数のイメージの無断複製を失敗させる方法であって、
前記複数のイメージのいくつかに対応した前記デジタルデータを別個に再配置し、前記表示装置に直接適用された場合に、少なくとも前記いくつかのイメージに対応した適当な表示を提供することができないデジタルデータの再配置されたシーケンスを提供すること、及び
前記所定の順序に従ってデータの前記再配置されたシーケンス再び整理し、前記複数のイメージの前記少なくともいくつかに対し前記所定の順序で前記デジタルデータを提供すること、
を含む方法。
【請求項2】
前記再配置することが、
第1のメモリ装置内の前記少なくとも一つのイメージの少なくとも一部に対応するデータをストアすること、及び
シーケンスに依存して、ビットストリームの一部として前記第1のメモリ装置から前記データを読み出すこと、
を含む請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記非再配置することが、
前記シーケンスに従って第2のメモリ装置内の前記ビットストリームをストアすること、及び
前記第1のメモリ装置でストアしたのと同じ順序で前記第2のメモリ装置から前記データを読み出すこと、
を含む請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記シーケンスは、擬似ランダムシーケンスであり、前記イメージの各々は、複数のマクロブロックに分割され、前記デジタルデータを前記再配置することは、互いに前記マクロブロックの位置を変えることを含む請求項3記載の方法。
【請求項5】
表示される複数のイメージを含むビデオ表示の未許可の再生を妨げるシステムであって、エンコーダとデコーダを備え、
該エンコーダは、
少なくとも一つの前記イメージの一部に対応して、各ロケーションでデータをストアして、データアレイを提供するためのアドレス指定可能な第1の複数のメモリロケーションを有する第1のメモリを含み、
前記イメージの前記一つに対応して、擬似ランダムデータ信号を提供するための、前記第1のメモリを擬似ランダムにアドレス指定するランダマイザを含み、
該デコーダは、
第2の複数のアドレス指定可能なメモリロケーションを有する第2のメモリを含み、
前記擬似ランダムデータシグナルを受信し、前記第1のメモリのオリジナルのメモリロケーションアレイに対応して前記受信されたデータを前記第2の複数のメモリロケーションに擬似ランダムに適用するためのランダマイザを含み、前記第2のメモリロケーションで前記第1のメモリにストアされるように前記データのアレイを提供し、従来通りにアドレス指定を行うことができて表示装置による受信のためのシグナルを提供することができる、システム。
【請求項6】
第1のハウジング内に配置され、前記第1のメモリに前記イメージに対応するデジタルデータを適用するために前記第1のメモリに連結される、イメージソースと、
第2のハウジング内に少なくとも部分的に含まれ、前記第2のメモリ装置から前記デジタルデータを受け取るために前記第2のメモリ装置に連結される表示装置と、を含み、
前記エンコーダは前記第1のハウジング内で安全にされ(secured)、前記デコーダは前記第2のハウジング内で安全にされる請求項5記載のシステム。
【請求項7】
表示されるときに、ビデオ表示を構成する複数のイメージのコピーを防ぐための方法であって、該方法が、前記少なくとも一つの前記イメージを安全にすることを含み、
前記安全にすることが、
前記少なくとも一つの前記イメージを表わすデータを提供すること、
所定の順序で、メモリアドレスの第1の複数の前記データの少なくとも一部をストアすること、
前記所定の順序と異なる他の順序で、前記第1の複数のメモリアドレスから前記データを読み込み、前記データを前記異なる順序で含む信号を提供すること、
前記信号を前記他の順序に従うメモリアドレスの第2の複数に適用すること、及び
前記所定の順序の前記第2のメモリ装置からの適用されたデータを読み出すこと、
を含む方法。
【請求項8】
前記第2のメモリ装置及び表示装置から前記読込みデータを使用してビデオ表示として連続して前記複数のイメージを表示すること、及び
前記提供している前記データのためのソースとして同じエンクロージャ内の前記第1のメモリを安全にし、前記表示装置と同じエンクロージャ内で前記第2のメモリを固定することを含む請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも一つのイメージが、複数のマクロブロックに分割され、前記マクロブロックに対応するデータは、個々にストアされ、読み込まれ、適用される請求項7記載の方法。
【請求項10】
表示されるときに、ビデオ表示を構成するフレームの未許可の盗みを妨げるための方法であって、
各々の前記フレームを複数の部分に分割すること、
所定の順序で、第1のメモリ内の前記フレームの一つの前記部分のうちの少なくとも2つに対応するデータをストアすること、
前記シグナルが表示装置に直接提供される場合に、前記部分が、適切な相対的な位置指示に対して視覚的に位置がずれるように、シグナルを提供するためにシーケンスに従属して前記ストアされたデータを擬似ランダムに再配置すること、
前記表示装置に前記再配置されたデータを送信すること、
前記シーケンスに依存して、第2のメモリに受け取られ、再配置されたデータを適用し、もって前記データが前記第2のメモリから読み込まれることができるように前記所定の順序で前記第2のメモリの前記受信されるデータをストアし、前記フレームの前記一つは、前記表示装置を使用して表示する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−254489(P2011−254489A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−144636(P2011−144636)
【出願日】平成23年6月29日(2011.6.29)
【分割の表示】特願2001−513177(P2001−513177)の分割
【原出願日】平成12年7月21日(2000.7.21)
【出願人】(307012425)アキカゼ・テクノロジーズ,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー (3)
【Fターム(参考)】