説明

インクカートリッジ、インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ製造方法

【課題】 電子基板を安定的に取り付けることができ、高品質の印刷を確実に行うことができるインクカートリッジ、インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ製造方法を提供する。
【解決手段】インクジェットプリンタ10に装着するインクカートリッジ1であって、インクを収容するインクタンク2と、インクタンク2の側面に取り付けられた保持部材3と、保持部材3に保持される電子基板4と、を備え、保持部材3は、電子基板4を収容可能な収容部31を備え、電子基板4は、収容部31に収容される基端部42と、外部に露出する露出部43とを備えるインクカートリッジ1。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェットプリンタ用のインクカートリッジおよびこのインクカートリッジが装着されたインクジェットプリンタに関するものである。また、このインクカートリッジを製造するインクカートリッジ製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、紙等の印刷媒体に印刷をする印刷装置としてインクジェットプリンタが一般的に知られている。このインクジェットプリンタは、インクの液滴を印刷媒体に噴出することにより印刷を行うものであり、噴出するためのインクは、インクジェットプリンタの内部に装着されたインクカートリッジから供給されている。また、インクカートリッジ内のインクが無くなったときは、新しいインクカートリッジに交換して印刷を行っている。
【0003】
このようなインクジェットプリンタに装着するインクカートリッジとしては、図8に示すような構成が従来から知られていた。図8に示すように、このインクカートリッジ100は、内部にインクを収容するインクタンク101と、インクタンク101の底部に露出して取り付けられた電子基板102とを備えている。インクタンク101は、インクジェットプリンタ(図示せず)にインクを供給するためのインク供給口103を備えており、インク供給口103を介して内部のインクをプリンタに供給する。また、電子基板102は、インクジェットプリンタと電気的な通信行い、インクジェットプリンタからの指示によりインクの噴出量を制御したり、インクタンク101内のインクの残量等の情報をプリンタに送信できるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−298166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のようなインクカートリッジ100では、インクタンク101に露出して取り付けられた電子基板102がインクタンク101から脱落したり、取り付け位置がずれたりする可能性があった。すなわち、電子基板102は外部に露出しているので、インクカートリッジ100をインクジェットプリンタに装着するときに電子基板102に外力が加わり、それにより電子基板102が脱落したり位置ずれたりすることがあった。また、電子基板102をインクタンク101に取り付けるときにも位置ずれが生じ易いという問題があった。また、位置ずれにより、電子基板102とインクジェットプリンタとの電気通信が妨げられ、印刷を良好に行えないこともあった。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、電子基板を安定的に取り付けることができ、高品質の印刷を確実に行うことができるインクカートリッジの提供を目的とする。また、当該インクカートリッジを備えるインクジェットプリンタ及びインクカートリッジ製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、インクジェットプリンタに装着するインクカートリッジであって、インクを収容するインクタンクと、前記インクタンクの側面に取り付けられた保持部材と、前記保持部材に保持される電子基板と、を備え、前記保持部材は、前記電子基板を収容可能な収容部を備え、前記電子基板は、前記収容部に収容される基端部と、外部に露出する露出部とを備えている。
【0008】
このような構成によれば、保持部材が収容部を備え、電子基板の基端部が収容部に収容され露出部が外部に露出するので、収容部により基端部を確実に保持した状態で、露出部を露出させることができる。これにより、電子基板を保持部材に安定的に取り付けることができる。したがって、電子基板が安定しているので、外部に露出した露出部に外力が作用しても、この露出部の位置がずれることがなく、安定させることができる。また、露出部の位置が安定しているので、インクジェットプリンタの電気接点との接触が良好になり、インクカートリッジとインクジェットプリンタとの電気通信を確実に行うことができる。これにより、インクカートリッジとインクジェットプリンタ間の情報の送受信が確実に行われるので、高品質の印刷を確実に行うことができる。
【0009】
また、上記インクカートリッジにおいて、前記保持部材は、前記インクタンクに着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
【0010】
また、本発明は、上記いずれかのインクカートリッジが装着されたインクジェットプリンタであってもよい。
【0011】
また、本発明は、上記課題を解決するためのものであり、インクジェットプリンタに装着するインクカートリッジを製造するインクカートリッジ製造方法あって、インクを収容するインクタンクの側面に取り付けられる保持部材により電子基板を保持する保持ステップを備え、前記保持部材は、前記電子基板を収容可能な収容部を備え、前記電子基板は、前記収容部に収容される基端部と、外部に露出する露出部とを備え、前記保持ステップは、前記基端部を前記収容部に収容する収容ステップを備えている。
【0012】
また、上記インクカートリッジ製造方法は、前記保持部材を前記インクタンクの側面に取り付ける取付ステップを更に備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明のインクカートリッジ、インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ製造方法によれば、電子基板を安定的に取り付けることができ、高品質の印刷を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクカートリッジを装着したインクジェットプリンタの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るインクカートリッジの斜視図である。
【図3】図2のインクカートリッジの一部を断面で示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るインクカートリッジの分解斜視図である。
【図5】図2のA−A断面図(保持部材の断面図)である。
【図6】電子基板の平面図である。
【図7】インクカートリッジをインクジェットプリンタの装着部材に装着した状態を示す図である。
【図8】従来のインクカートリッジの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るインクカートリッジを装着したインクジェットプリンタの斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係るインクカートリッジの斜視図であり、図3は、図2のインクカートリッジの一部を断面で示す図であり、図4は、本発明の一実施形態に係るインクカートリッジの分解斜視図であり、図5は、図2のA−A断面図(保持部材の断面図)である。図1〜図5に示すように、インクカートリッジ1は、インクジェットプリンタ10に装着するものであり、インクを収容するインクタンク2と、インクタンク2の側面に取り付けられた保持部材3と、保持部材3に保持された電子基板4と、保持部材3に取り付けられたラッチレバー5と、を備えている。
【0016】
インクジェットプリンタ10は、インクの液滴を紙等の印刷媒体に噴出することにより印刷をする公知の印刷装置であり、噴出するためのインクは、インクジェットプリンタ10の内部に装着されたインクカートリッジ1から供給される。また、インクカートリッジ1内のインクが無くなったときは、新しいインクカートリッジ1に交換して印刷を行うことができる。また、インクジェットプリンタ10は、インクカートリッジ1を装着するための装着部材11を備えている。
【0017】
インクカートリッジ1のインクタンク2は、例えば透明なプラスチック等から形成され、インクを内部空間に収容可能に形成されている。また、インクタンク2は、内部に形成された仕切板20を備えており、この仕切板20によって内部空間が仕切られることによりインク室21及びインク吸収部材室22が形成されている。インク室21には、公知の液体インクが収容されており、インク吸収部材室22には、インクを吸収して保持するインク吸収部材23が収容されている。このインク吸収部材23としては、インクを吸収できれば特に限定されないが、例えばスポンジ等を用いることができる。また、仕切板20には連通口24が形成され、この連通口24を介してインク室21とインク吸収部材室22とが連通しており、インク室21内のインクが連通口24からインク吸収部材室22内に流入してインク吸収部材23に吸収されるように構成されている。
【0018】
また、インクタンク2は、インクジェットプリンタ10にインクを供給するためのインク供給口25を底部(下部)に備えている。このインク供給口25は、インク吸収部材室22の底部(下部)において筒状に形成され、下方に向かって開口しており、インクカートリッジ1がインクジェットプリンタ10に装着された状態で、インク吸収部材23に保持されているインクがインク供給口25を介してインクジェットプリンタ10に供給されるように構成されている。
【0019】
また、インクタンク2の一方の側面には第1係合突起26が形成されており、他方の側面には保持部材3が着脱可能に取り付けられている。第1係合突起26は、インクカートリッジ1をインクジェットプリンタ10に固定するための部材であり、インクタンク2の側面から側方に突出するように構成されている。
【0020】
また、インクタンク2の他方の側面には、保持部材3を固定するための固定溝27、27が形成されており、この固定溝27、27は、インクタンク2の側面を切り欠くことにより凹状に形成されており、インクタンク2の側面に沿って上下方向に延びるように形成されている。
【0021】
インクタンク2に取り付けられる保持部材3は、例えばプラスチック等の材料から形成されており、固定突起30、30、係止爪32、32、および収容部31を備えている。
【0022】
固定突起30は、保持部材3の端部を切り欠くことにより凸状に形成されており、保持部材3がインクタンク2に取り付けられた状態で、インクタンク2の側面に沿って上下方向に延びるように形成されている。この固定突起30は、インクタンク2の固定溝27に挿入できるように形成されており、固定突起30を固定溝27に差し込むことにより、保持部材3をインクタンク2に固定できる。また、固定突起30及び固定溝27は互いにスライド可能であり、両者をスライドさせることにより、保持部材3及びインクタンク2を互いに着脱することができる。
【0023】
収容部31は、保持部材3の中央部をくり抜くことにより電子基板4を収容可能に形成されている。また、この収容部31は、保持部材3がインクタンク2に取り付けられた状態で、インクタンク2の側面に沿って上下方向に延びるように形成されており、内部に電子基板4を挿入することができる。また、収容部31の深さdは、電子基板4に応じて適宜変更可能であるが、例えば、150〜250mmとすることができる。また、収容部31は、電子基板4を安定的に保持する観点から、その幅wに対して深さdが十分に深いことが好ましく、具体的には深さdが幅wの2倍以上であることが好ましい。
【0024】
係止爪32は、保持部材3の端部から内方に突出するように形成され、収容部31の下方に形成されており、収容部31の下方に露出する電子基板4を係止することができる。これにより、電子基板4を保持部材3に固定することができる。
【0025】
図6は、電子基板の平面図である。この電子基板4は、インクジェットプリンタ10と電気的な通信を行うものであり、図6に示すように、長方形状の基材40と、基材40の表面に実装された電子回路41とを備えている。また、電子基板4は、長手方向の一方側の基端部42と、他方側の露出部43とを備えており、基端部42と露出部43との境界44で折り曲げ可能に構成されている。基材40の材質としては、従来公知のものを用いることができ、例えば、フレキシブルな材質やリジッドな材質を用いることができるが、基材40を折り曲げる観点から、フィルム状の材質であることが好ましい。電子回路41としては、従来公知のものを用いることができ、インクジェットプリンタ10の電気接点との接続により通信を行い、インクジェットプリンタ10からの指示によりインクの噴出量を制御したり、例えばインクの色や残量等のインクカートリッジ1に関する情報をインクジェットプリンタ10に送信できるように構成されている。
【0026】
また、基端部42及び露出部43は電子基板4の長手方向に隣接しており、図5に示すように基端部42は、保持部材3の収容部31に挿入され、この収容部31に収容されている。また、露出部43は、収容部31から外部に露出し、インクタンク2の側面に対して傾斜した状態で配置され、係止爪32によって係止されて保持部材3に固定されている。これにより露出部43に形成された電子回路41が外部に露出し、インクジェットプリンタ10の電気接点と接続可能に構成されている。また、基端部42の長さL1は、電子基板4を保持部材3により安定的に保持する観点から、露出部43の長さL2より長いことが好ましく、基端部42の長さL1が露出部43の長さL2の2倍以上であることがより好ましい。
【0027】
また、図1に示すように、ラッチレバー5は、保持部材3に固定され、この保持部材3から斜めに延びており、第2係合突起50を備えている。第2係合突起50は、インクカートリッジ1をインクジェットプリンタ10に固定するための部材であり、ラッチレバー5の側面から側方に突出するように構成されている。また、ラッチレバー5は、矢示Pに示す方向に押圧可能に構成されており、押圧により第2係合突起の係合を解除できる。
【0028】
次に、インクカートリッジ1を製造する方法について説明する。インクカートリッジ1を製造するときは、まず、電子基板4を保持部材3により保持する(保持ステップ)。より詳細には、電子基板4の基端部42を保持部材3の収容部31に差し込んで収容する(収容ステップ)ことにより、電子基板4を収容部31で保持する。これにより、基端部42が収容部31に収容される一方、露出部43が収容部31の下方に位置して外部に露出する。また、露出部43の端部を係止爪32により固定する。
【0029】
続いて、保持部材3をインクタンク2の側面に取り付ける(取付ステップ)。より詳細には、保持部材3の固定突起30をインクタンク2の固定溝27に挿入することにより、保持部材3とインクタンク2とを結合する。これによりインクタンク2に保持部材3が固定されたインクカートリッジ1が製造される。
【0030】
図7は、インクカートリッジをインクジェットプリンタの装着部材に装着した状態を示す図である。図7に示すように、装着部材11は、インクカートリッジ1を収容するように凹状に形成されており、底部に取り付けられた電気接点14を備えている。電気接点14は、電子基板4の露出部43と接触して電気通信を行い、インクカートリッジ1とインクジェットプリンタ10との間で情報の送受信を行うものである。また、装着部材11は、インクカートリッジ1の第1係合突起26が係合する装着孔12と、第2係合突起50が係合する装着突起13とを備えている。インクカートリッジ1は、インク供給口25を下方に向けた状態で装着部材11装着されており、第1係合突起26と装着孔12、及び、第2係合突起50と装着突起13がそれぞれ係合することにより固定されている。そして、インクカートリッジ1内の液体インクがインク供給口25を介してインクジェットプリンタ10に供給される。また、インクカートリッジ1の装着を解除するときは、第2係合突起50を矢示P方向に押圧することにより、第2係合突起50と装着突起13との係合を解除する。これによりインクカートリッジ1を装着部材11から取り外し、新たなインクカートリッジ1に交換することができる。
【0031】
上記のような構成を備える本発明によれば、保持部材3が収容部31を備え、電子基板4の基端部42が収容部31に収容され露出部43が外部に露出するので、収容部31により基端部42を確実に保持した状態で、露出部43を露出させることができる。これにより、収容部31での保持により、電子基板4を保持部材3に安定的に取り付けることができる。したがって、電子基板4が安定しているので、外部に露出した露出部43に外力が作用しても、この露出部43の位置がずれることがなく、安定させることができる。また、露出部43の位置が安定しているので、インクジェットプリンタ10の電気接点14との接触が良好になり、インクカートリッジ1とインクジェットプリンタ10との電気通信を確実に行うことができる。これにより、インクカートリッジ1とインクジェットプリンタ10間の情報の送受信が確実に行われるので、高品質の印刷を確実に行うことができる。また、基端部42を収容部31に挿入することにより電子基板4を保持部材3に取り付けるので、取り付け作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0032】
また、保持部材3をインクタンク2に着脱することができるので、保持部材3を取り外した状態で電子基板4を保持部材3に取り付けることができる。これにより、電子基板4の取り付け作業が容易になり、作業性を向上させることができる。
【0033】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0034】
例えば、上記実施形態では、係止爪32により電子基板4の露出部43を係止していたが、この構成に限定されるものではなく、電子基板4の露出部43の裏面に接着剤を塗布し、この接着剤により電子基板4の露出部43を保持部材3に接着してもよい。このような構成によっても、電子基板4の露出部43を保持部材3に固定することができる。
【0035】
また、上記実施形態では、固定溝27及び固定突起30により保持部材3をインクタンク2に固定していたが、固定の構造はこれに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
【0036】
また、上記実施形態では、保持部材3がインクタンク2に対して着脱可能に構成されていたが、この構成に限定されるものではなく、保持部材3がインクタンク2に固定されて分離できない構成であってもよい。
【0037】
また、上記実施形態では、電子基板4を保持部材3により保持する保持ステップを先に行い、その後に、保持部材3をインクタンク2に取り付ける取付ステップを行っていたが、この構成に限定されるものではなく、まず取付ステップを行い、その後に保持ステップを行ってもよい。すなわち、まず、保持部材3をインクタンク2に取り付け、その後に、電子基板4を保持部材3に収容して保持してもよい。このような構成によってもインクカートリッジ1を製造することができる。
【符号の説明】
【0038】
1 インクカートリッジ
2 インクタンク
3 保持部材
4 電子基板
5 ラッチレバー
10 インクジェットプリンタ
11 装着部材
12 装着孔
13 装着突起
14 電気接点
20 仕切板
21 インク室
22 インク吸収部材室
23 インク吸収部材
24 連通口
25 インク供給口
26 第1係合突起
27 固定溝
30 固定突起
31 収容部
32 係止爪
40 基材
41 電子回路
42 基端部
43 露出部
50 第2係合突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インクジェットプリンタに装着するインクカートリッジであって、
インクを収容するインクタンクと、
前記インクタンクの側面に取り付けられた保持部材と、
前記保持部材に保持される電子基板と、を備え、
前記保持部材は、前記電子基板を収容可能な収容部を備え、
前記電子基板は、前記収容部に収容される基端部と、外部に露出する露出部とを備えるインクカートリッジ。
【請求項2】
前記保持部材は、前記インクタンクに着脱可能に取り付けられている請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のインクカートリッジが装着されたインクジェットプリンタ。
【請求項4】
インクジェットプリンタに装着するインクカートリッジを製造するインクカートリッジ製造方法あって、
インクを収容するインクタンクの側面に取り付けられる保持部材により電子基板を保持する保持ステップを備え、
前記保持部材は、前記電子基板を収容可能な収容部を備え、
前記電子基板は、前記収容部に収容される基端部と、外部に露出する露出部とを備え、
前記保持ステップは、前記基端部を前記収容部に収容する収容ステップを備えるインクカートリッジ製造方法。
【請求項5】
前記保持部材を前記インクタンクの側面に取り付ける取付ステップを更に備える請求項4に記載のインクカートリッジ製造方法。

【図1】
image rotate

【図3】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図2】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2013−86338(P2013−86338A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−228309(P2011−228309)
【出願日】平成23年10月17日(2011.10.17)
【出願人】(511250781)
【Fターム(参考)】