説明

インタフェース装置及び電子装置

【課題】形状が異なる複数種類のコネクタ違いで複数種類の製品を製造する際に、コネクタを有するインタフェース装置の種類が増加するのを抑制する。
【解決手段】インタフェース装置1は、一対の対辺部2a,2bを有する基板2と、各対辺部2a,2bに各々配置され、相互に同一の通信規格に準拠していて相互に形状が異なる一対のコネクタ4と、一対のコネクタ4に接続した状態で基板2に設けられ、コネクタ4に接続された装置と通信規格に従ってデータ通信を行う電子回路3と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インタフェース装置及び電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ホスト装置に通信ケーブルを介して接続され、ホスト装置から送信された印字データを用いて用紙に印字を行うプリンタがある。
【0003】
このように通信ケーブルを介して接続された装置同士で用いられデータ通信の通信規格として、例えば、RS−232Cがある(例えば、特許文献1参照)。RS−232Cに従って通信を行うプリンタは、RS−232Cに準拠したコネクタを有するインタフェース装置を搭載している。このコネクタには、通信ケーブルの端部に設けられたケーブル側コネクタが着脱可能に接続される。
【0004】
RS−232Cに準拠したコネクタの形状として、ピンの数が25本のものや、ピンの数が9本のものがある。このため、プリンタの製造メーカは、ある形状のコネクタを有するインタフェース装置を標準のインタフェース装置として設定し、他の形状のコネクタを有するインタフェース装置をオプションのインタフェース装置として設定して、プリンタを販売するようにしている。これにより、プリンタの製造メーカは、形状が異なる複数種類のコネクタを客に提供可能としている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プリンタの製造メーカが、形状が異なる複数種類のコネクタに対応するために、標準のインタフェース装置の他にオプションのインタフェースを設定すると、インタフェース装置の種類が増加してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、形状が異なる複数種類のコネクタ違いで複数種類の製品を製造する際に、コネクタを有するインタフェース装置の種類が増加するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のインタフェース装置は、一対の対辺部を有する基板と、各前記対辺部に各々配置され、相互に同一の通信規格に準拠していて相互に形状が異なる一対のコネクタと、前記一対のコネクタに接続した状態で前記基板に設けられ、前記コネクタに接続された装置と前記通信規格に従ってデータ通信を行う電子回路と、を備える。
【0008】
また、本発明の電子装置は、前記インタフェース装置を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、形状が異なる複数種類のコネクタ違いで複数種類の製品を製造する際に、コネクタを有するインタフェース装置の種類が増加するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態のインタフェース装置を示す平面図である。
【図2】図2は、インタフェース装置を備える第1のプリンタの要部を示す図である。
【図3】図3は、インタフェース装置を備える第2のプリンタの要部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるインタフェース装置及び電子装置の一実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1に示すように、本実施の形態のインタフェース装置1は、基板2と、この基板2に設けられた電子回路である一つのドライバ回路3と、基板2に実装された一対(2つの)のコネクタ4と、基板2に設けられた回路接続部5と、を備えている。ドライバ回路3は、接続線である第1の接続線6によって各コネクタ4に接続されているとともに、第2の接続線7によって回路接続部5に接続されている。
【0013】
基板2は、矩形状に形成されたプリント基板である。基板2は、一対の対辺部2a,2bと、一対の対辺部2a、2b同士を接続した第3の辺部2dと、を有している。ここで、第3の辺部2dは、一対の対辺部2a,2b同士を接続した別の一対の対辺部のうちの一方である。また、基板2の4つの角部のそれぞれには、取付孔2fが設けられている。この基板2の一面2cにドライバ回路3及びコネクタ4が設けられている。
【0014】
ドライバ回路3は、コネクタ4に接続された状態で基板2の中央部を含む位置に設けられている。ドライバ回路3は、コネクタ4に接続された装置(図示せず)と通信規格に従ってデータ通信を行う。ドライバ回路が従う通信規格としては、RS(Recommended Standard)−232CやUSB(Universal Serial Bus)、セントロニクス等の通信規格を例示することができるが、本実施の形態では、RS−232Cの例を説明する。コネクタ4に接続される装置は、例えば、電子レジスタであるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末やパーソナルコンピュータ、サーバ等である。
【0015】
インタフェース装置1は、コネクタ4として、一方のコネクタである第1のコネクタ4A及び他方のコネクタである第2のコネクタ4Bを有する。なお、説明の便宜上、以後においても第1のコネクタ4A及び第2のコネクタ4Bを単にコネクタ4として説明する場合もある。
【0016】
第1及び第2のコネクタ4A,4Bは、相互に同一の通信規格(本実施の形態では、RS−232C)に準拠していて、相互に形状が異なる。第1のコネクタ4Aは、D−SUB25pinに準拠した形状のコネクタであり、第2のコネクタ4Bは、D−SUB9pinに準拠した形状のコネクタである。このため、第1のコネクタ4Aの大きさは、第2のコネクタ4Bの大きさよりも大きい。これらの第1及び第2のコネクタ4A,4Bは、オス型であってもよいし、メス型であってもよいが、第1及び第2のコネクタ4A,4B同士で、オス型/メス型の分類が統一されていることが望ましい。
【0017】
第1及び第2のコネクタ4A,4Bは、基板2に固定されてドライバ回路3に接続された基部4Aa,4Baと、この基部4Aa,4Baから突出した嵌合部4Ab,4Bbとを有しており、第1のコネクタ4Aの嵌合部4Abは、第1の外部コネクタ50と嵌合可能であり、第2のコネクタ4Bの嵌合部4Bbは、第2の外部コネクタ51と嵌合可能である。ここで、第1の外部コネクタ50と第2の外部コネクタ51とは、相互に同一の通信規格(本実施の形態では、RS−232C)に準拠していて、相互に形状が異なるものである。
【0018】
コネクタ4は、基板2における一対の対辺部2a,2bに一つずつ配置されている。第1のコネクタ4Aが一方の対辺部2aに配置され、第2のコネクタ4Bが他方の対辺部2bに配置されている。詳しくは、一対の対辺部2a,2bの対向方向(図1中の矢印cの方向)における第1のコネクタ4Aの投影領域d内に、第2のコネクタ4Bが配置されている。第1及び第2のコネクタ4A,4Bは、それぞれ対辺部2a,2bの延在方向で対辺部2a,2bの中央部に配置されている。第1のコネクタ4Aと第2のコネクタ4Bとは、相互の基部4Aa,4Ba同士が対向する位置に配置されている。そして、第1のコネクタ4Aと第2のコネクタ4Bとは、基部4Aa,4Baに対する嵌合部4Ab,4Bbの突出方向が相互に平行であり且つ相互に逆方向となる位置に配置されている。第1のコネクタ4Aに対する第1の外部コネクタ50の差込方向(図1中の矢印aの方向)と、第2のコネクタ4Bに対する第2の外部コネクタ51の差込方向(図1中の矢印bの方向)とは、相互に平行であるとともに、相互に逆方向である。
【0019】
第1の接続線6は、ドライバ回路3に接続した共通線部6aと、共通線部6aと各コネクタ4とを接続した複数(本実施の形態では2つ)の分岐線部である第1及び第2の分岐線部6b,6cと、を有する。第1の分岐線部6bは、第1のコネクタ4Aと共通線部6aとを接続している一方、第2の分岐線部6cは、第2のコネクタ4Bと共通線部6aとを接続している。かかる構造では、共通線部6aと第1の分岐線部6bとが、ドライバ回路3と第1のコネクタ4Aとの間で信号を伝達し、共通線部6aと第2の分岐線部6cとが、ドライバ回路3と第2のコネクタ4Bとの間で信号を伝達する。
【0020】
回路接続部5は、ドライバ回路3を別の電子回路に接続線を介して接続するものである。この回路接続部5は、接続線が接続されるランドやコネタク等である。この回路接続部5は、基板2の第3の辺部2dに配置されている。なお、図面では、回路接続部5が第3の辺部2dの中央部からずれた位置に配置された例を示してあるが、これに限ることなく、回路接続部5は、第3の辺部2dの中央部に配置されていてもよい。
【0021】
以上の構成のインタフェース装置1は、一対のコネクタ4のうちのいずれか一つに接続された装置とデータ通信を行う。
【0022】
次に、インタフェース装置1を備えた電子装置としてのプリンタ100を図2及び図3に基づいて説明する。
【0023】
プリンタ100としては、第1のプリンタ100Aと第2のプリンタ100Bとがある。これらの第1及び第2のプリンタ100A,100Bは、インタフェース装置1の搭載の向きが違うだけで、その他の構成は同じである。なお、説明の便宜上、以後においても第1のプリンタ100A及び第2のプリンタ100Bを単にプリンタ100として説明する場合もある。
【0024】
プリンタ100は、例えばサーマルプリンタであり、用紙収納部に収納した用紙を搬送部によってサーマルヘッドに搬送し、その搬送した用紙にサーマルヘッドが印字を行うものである。
【0025】
プリンタ100は、ドライバ回路3とは別の電子回路としての制御回路101が設けられた制御基板102と、この制御基板102に接続されたインタフェース装置1と、を備えている。制御回路101とドライバ回路3とは、接続線104を介して接続されている。接続線104の一端部は、インタフェース装置1の回路接続部5に接続され、接続線104の他端部は、制御基板102に設けられたシリアルインタフェース部に接続されている。接続線104は、例えば柔軟性を有するハーネス等である。制御回路101は、インタフェース装置1によってホスト装置から受信した印字データを用いて、サーマルヘッドを制御して用紙に印字を行う。制御回路101が設けられた制御基板102やインタフェース装置1、サーマルヘッドや搬送部等は、プリンタ100の筐体103に収容されている。
【0026】
筐体103には、一対のコネクタ4のうちいずれか一方だけを露出させた開口部103cが設けられている。この筐体103は、他方のコネクタ4を覆ってインタフェース装置1を収納している。
【0027】
筐体103の内部には、インタフェース装置1を支持した支持部105が設けられている。支持部105は、インタフェース装置1を、第1のコネクタ4Aが開口部103cから露出する第1の向き(図2)と、第2のコネクタ4Bが開口部103cから露出し第1の向きに対して基板2が裏返し状態となった第2の向き(図3)と、のいずれの向きでも支持可能である。支持部105は、基板2の各取付孔2fに挿通された4つのネジ106と、筐体103の底面103aに立設された4つのボス部(図示せず)と、を有する。ボス部には、ネジ106と螺合した雌ネジ部が形成されており、支持部105は、インタフェース装置1をネジ106によってボス部にネジ止めすることで支持している。
【0028】
詳細には、第1のプリンタ100Aでは、インタフェース装置1が、基板2における一面2cとは反対側の他面2eが筐体103の底面103aに対向する向きで、筐体103内に配設されている。そして、第1のプリンタ100Aでは、インタフェース装置1の第1のコネクタ4Aが筐体103の側壁103bに形成された開口部103cに挿入されており、第1のコネクタ4Aが筐体103の外部に露出している。これにより、第1のプリンタ100では、第1のコネクタ4Aに、筐体103の外方から第1の外部コネクタ50を接続可能となっているとともに、第2のコネクタ4Bには、筐体103の外方から第2の外部コネクタ51を接続不能となっている。
【0029】
第2のプリンタ100Bは、第1のプリンタ100Aにおいてインタフェース装置1を裏返したものである。詳細には、第2のプリンタ100Bでは、インタフェース装置1が、基板2の一面2cが筐体103の底面103aに対向する向きで、筐体103内に配設されている。そして、第2のプリンタ100Bでは、インタフェース装置1の第2のコネクタ4Bが筐体103の開口部103cに挿入されており、第2のコネクタ4Bが筐体103の外部に露出している。これにより、第2のプリンタ100Bでは、第2のコネクタ4Bに、筐体103の外方から第2の外部コネクタ51を接続可能となっているとともに、第1のコネクタ4Aには、筐体103の外方から第1の外部コネクタ50を接続不能となっている。
【0030】
以上説明したように、本実施の形態では、インタフェース装置1は、相互に同一の通信規格に準拠していて相互に形状が異なる一対のコネクタ4を備える。したがって、形状が異なるコネクタ4毎に、インタフェース装置1を設計及び製造する必要が無いので、形状が異なる複数種類のコネクタ4違いで複数種類の製品(本実施の形態ではプリンタ100)を製造する際に、コネクタ4を有するインタフェース装置1の種類が増加するのを抑制することができる。
【0031】
また、本実施の形態では、インタフェース装置1は、ドライバ回路3が設けられた矩形状の基板2を備え、一対のコネクタ4は、基板2における一対の対辺部2a,2bに一つずつ配置されている。そして、プリンタ100の筐体103には、一対のコネクタ4のうちいずれか一方だけを露出させた開口部103cが設けられ、筐体103は、インタフェース装置1を収納している。したがって、筐体103の開口部103cからは一方のコネクタ4だけが露出し、他方のコネクタ4は開口部103cから露出しないので、一方のコネクタ4だけが使用可能な状態となり他方のコネクタ4は使用不可状態となる。よって、両方のコネクタ4が同時に使用されることを防止することができる。
【0032】
また、本実施の形態では、ドライバ回路3を別の電子回路である制御回路101に接続線104を介して接続する回路接続部5が、基板2において一対の対辺部2a,2b同士を接続した第3の辺部2dに配置されている。そして、支持部105は、インタフェース装置1を、第1のコネクタ4Aが開口部103cから露出する第1の向き(図2)と、第2のコネクタ4Bが開口部103cから露出し第1の向きに対して基板2が裏返し状態となった第2の向き(図3)と、のいずれの向きでも支持可能である。したがって、開口部103cに第1のコネクタ4Aを挿入した場合と第2のコネクタ4Bを挿入した場合とのいずれにおいても、第3の辺部2d及び回路接続部5が制御回路101に対向するように、インタフェース装置1を筐体103に配置することができる。
【0033】
また、本実施の形態では、インタフェース装置1は、ドライバ回路3に接続した共通線部6aと、共通線部6aと各コネクタ4とを接続した複数の分岐線部6b,6cと、を備える。したがって、比較的簡素な構造で、ドライバ回路3と各コネクタ4とを接続することができる。
【0034】
また、本実施の形態では、一対の対辺部2a,2bの対向方向(図1中の矢印cの方向)における第1のコネクタ4Aの投影領域d内に、第2のコネクタ4Bが配置されている。したがって、例えば筐体103に形成された開口部103cに一方のコネクタ4を挿入した場合と他方のコネクタ4を挿入した場合とで、筐体103における基板2の位置を同じにすることができる。よって、筐体103の開口部103cに一方のコネクタ4を挿入する場合と他方のコネクタ4を挿入する場合とで、支持部105を共用することができる。
【0035】
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、本実施の形態では、インタフェース装置1を備える電子装置としてプリンタ100を説明したが、これに限るものではなく、インタフェース装置1を備える電子装置としては、例えば電子レジスタやパーソナルコンピュータ、サーバ等であってもよい。
【0036】
また、本実施の形態では、一対の対辺部2a,2bの対向方向における第1のコネクタ4Aの投影領域d内に、第2のコネクタ4Bが配置されている例として、第1及び第2のコネクタ4A,4Bが、それぞれ対辺部2a,2bの延在方向で対辺部2a,2bの中央部に配置されている例を説明したが、これに限るものではない。つまり、第1のコネクタ4Aと第2のコネクタ4Bとは、それぞれ対辺部2a,2bの延在方向で対辺部2a,2bの中央部以外に配置されていても良い。
【符号の説明】
【0037】
1…インタフェース装置
2…基板
2a,2b…対辺部
2d…第3の辺部
3…ドライバ回路(電子回路)
4…コネクタ
4A…第1のコネクタ(コネクタ、一方のコネクタ)
4B…第2のコネクタ(コネクタ、他方のコネクタ)
5…回路接続部
6a…共通線部
6b,6c…分岐線部
100…プリンタ
100A…第1のプリンタ(プリンタ)
100B…第2のプリンタ(プリンタ)
101…制御回路(別の電子回路)
104…接続線
d…第1のコネクタの投影領域
【先行技術文献】
【特許文献】
【0038】
【特許文献1】特開平6−104958号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の対辺部を有する基板と、
各前記対辺部に各々配置され、相互に同一の通信規格に準拠していて相互に形状が異なる一対のコネクタと、
前記一対のコネクタに接続した状態で前記基板に設けられ、前記コネクタに接続された装置と前記通信規格に従ってデータ通信を行う電子回路と、
を備えるインタフェース装置。
【請求項2】
前記電子回路を別の電子回路に接続線を介して接続する回路接続部を備え、
前記基板は、前記一対の対辺部同士を接続した第3の辺部を有し、
前記回路接続部は、前記第3の辺部に配置されている請求項1に記載のインタフェース装置。
【請求項3】
前記電子回路に接続した共通線部と、
前記共通線部と各前記コネクタとを接続した複数の分岐線部と、
を備える請求項1又は2に記載のインタフェース装置。
【請求項4】
前記一対の対辺部の対向方向における一方の前記コネクタの投影領域内に、他方の前記コネクタが配置されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載のインタフェース装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか一項に記載のインタフェース装置を備える電子装置。
【請求項6】
前記一対のコネクタのうちいずれか一方だけを露出させた開口部が設けられ、前記インタフェース装置を収納した筐体を備える請求項5に記載の電子装置。
【請求項7】
前記別の電子回路と、
前記筐体の内部に設けられ、前記インタフェース装置を支持した支持部と、
を備え、
前記一対のコネクタは、第1のコネクタと第2のコネクタとであり、
前記別の電子回路は、前記筐体に収納され、
前記支持部は、前記インタフェース装置を、前記第1のコネクタが前記開口部から露出する第1の向きと、前記第2のコネクタが前記開口部から露出し前記第1の向きに対して前記基板が裏返し状態となった第2の向きと、のいずれの向きでも支持可能である請求項6に記載の電子装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−186540(P2011−186540A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−48160(P2010−48160)
【出願日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)