説明

インターネット内LAN

【課題】インターネットを一部使ったインターネット内LANの構築、その利用として非公開の会員制SNSやフィッシング防止、データ盗難漏洩防止等を提供する。
【解決手段】ポータルサイトの表紙部分としてindex.htmlを使用し、検索エンジンに登録、不特定多数の人々から会員を募る。登録された会員は自分のホームページを作り、従来の外部検索エンジンには載せないで、そのホームページの一行要約コメントと多数の検索文字とURLを電子メールでポータルサイトの本文部分としてジャンル別に集合する一覧に登録する。ポータルサイトの本文相当部分はURLを異にするホームページサーバーにindex.htmlを使用しないhtml形式ファイルを、直接FTPでアップロードしておき、会員がポータルサイト一覧を見るにはポータルサイト本文相当部分から直接実行ファイルで一覧ファイルをダウンロードし閲覧する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はインターネットプロバイダーのホームページサーバーにindex.htmlを使わないファイルを多数搭載し、このファイルを直接サーバーからダウンロードして閲覧する一般非公開、会員専用ローカルネットワークに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネットのホームページは世界中の不特定多数の閲覧者が検索エンジンによって見たい情報をインターネット上のindexファイルを検索して利用されているのが一般的で、フィッシングによる詐欺、ウイニー等によるデータ漏洩等根本的に防ぎようがなく、たえず事故や攻撃が起きてから対処するのが一般的であった。又、インターネット掲示板は意図的に悪意を持った投稿記事の削除要求をその膨大な投稿量によって簡単にはできなかった。更に、インターネットポータルサイトは広告料獲得の為には閲覧者を多くする必要があり、そのため情報量が多くなればなるほど、サーバーの大型化による投資金額と要員の増加という経常利益の圧迫の原因となっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明が解決しようとする課題は、不特定多数の閲覧でなくWWWでは非公開、会員のみの閲覧とし、他人への中傷、又は悪意をもってシステムを破壊しようとする者に対する防御、電子マネーなど金融決裁手段の安全確保とパソコン内のデータ保護、会員間のデータ送受信、ポータルサイトサーバーの設備投資資金を抑え、しかも運営コストもローコストで、本ネットワークサイト就業者を増やすことによって就業率の向上を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明ではパソコン仕様でも携帯電話仕様でも二つの手段が有り、まず一つ目はインターネットの一部使用とインターネット遮断を併用したもので、情報の掲載一覧を中心的に行うポータルサイトの管理者がそのホームページサーバーに情報一覧ファイルをアップロードするファイルにはindex.htmlを使用しないで、HTML形式のファイルをFTPでアップロードする。これを閲覧できる会員はウェブ・ブラウザーを使用せず、先渡ししてある実行ファイルで当該情報一覧ファイルを当該ホームページサーバーからFTPでダウンロードして閲覧する。
【0005】
会員の情報発信はWord文書又はリッチテキストなどをindex.htmlにして、会員の契約プロバイダーのホームページサーバーにアップロードするとともに、その内容の一行コメントと複数の検索用文字及びURLを管理者に電子メールして、管理者のポータルサイトホームページに集合転載してもらい、他の会員はポータルサイトホームページサーバーから直接情報一覧をダウンロードする。あるいは伝えたい情報の一行コメントと検索用文字及び電子メールアドレスを管理者に電子メールして、管理者のポータルサイトホームページに集合転載してもらい、そのコメントを見て詳細を見たい人は添付電子メールアドレスの受信者にメールして、詳細の返信メールを要請すると、受信者からアウトルックエキスプレス文書欄のリッチテキストを使って、文書、絵、動画、音楽などの情報が返信されてくる。この際、多数の送信者メールアドレスから自動的に返信メールを送信する。
【0006】
その詳細を記述すれば、ポータルサイトの表紙に相当する趣旨説明と入会手続き部分だけをindex.htmlにして、プロバイダーのホームページサーバーに転送し、グーグルやヤフーなどの検索エンジンに登録しておき、本文に相当するポータルサイトのジャンル別目次と内容案内部分とリンク情報は通常搭載するindex.htmlは不特定多数の人が閲覧できないように使用せず、又この本文ファイルは表紙部分とは全く異なるURLを付けてホームページサーバー上に置き、登録会員だけが閲覧出来るようにする。会員のホームページも一切検索エンジンには登録させない。
【0007】
ポータルサイト表紙部分のホームページにはこのSNS(ソーシャルネットワークサービス)の趣旨と入会規則、内容見本と入会のための電子メール及びフィッシング防止システムとデータ保護システムの各説明とCDかUSBメモリーか選択申し込み用電子メール、企業委託広告を搭載しておく。この表紙を見て、入会希望者は添付申し込み用電子メールに自分の電子メールを記載してポータルサイト主催者に送信し、電子メールを受信したポータルサイト主催者は改めて入会希望者に住所氏名電話番号とIDの電子メール返信を要請し、返信があった申込者には会員登録して、検索エンジンでは閲覧できない当該ポータルサイトのSNSとフィッシング防止システム、データ保護システム選択メニュー画面入りCD又はUSBメモリーを郵送する。
【0008】
このCD又はUSBメモリーは会員一人ひとりのパソコンでしか作動しないようにするため、モジュールとして、CD又はUSBメモリーに焼き付けられる前にソフトは会員申し込み時に会員から送信されたIDと事前にポータルサイト主催者から本人確認のため、会員に送った電子メールアドレスとポータルサイトのメールアドレスと受信日付をソフトに組み込み、CD又はUSBメモリー内のソフトを立ち上げる度に当該会員のパソコン内のメール受信ボックス内の双方のメールアドレスと会員が起動時入力するID及び一定範囲内の受信日付を検索して合致すればソフトが起動する。合致しなければ他人のパソコンと判断して、ソフトは起動しない。
【0009】
本人確認のための会員宛電子メール送信はときどき行い、当該ソフトが本人だけが運用いていることを確認にし、他人が絶対に使用できないようにする。
【0010】
会員に送付したCD又はUSBメモリーに組み込まれた当該ソフトは他人が絶対に使用できないソフトであるため、開発者以外その内容を見る事が出来ないポータルサイトの実行ファイルの中に当該ポータルサイトのアドレスとパスワードを書き込んでおき、直接ポータルサイトサーバーのpublicホルダーからポータルサイトのファイルをダウンロードだけ出来るようにしておく。
【0011】
核心部分のポータルサイトのSNSには予めジャンル別項目をいくつか載せておき、会員のホームページ紹介のための一行コメントと複数の検索用文字とURL及びそれを掲載する為の受付電子メールを貼り付けておく。ジャンル別項目は随時会員の希望項目を要望により増減変更させる。
【0012】
表紙にあたるポータルサイトと本文にあたるポータルサイトにもジャンル別にそのジャンルにふさわしい委託広告を載せる。
【0013】
会員は何か情報を発信したければ、自分でワードや一太郎、ホームページ作成ソフトで自分のホームページを作り、各自自分のホームページをプロバイダーのホームページサーバーに転送し、そのホームページ紹介の一行コメントと複数検索用文字とURLを電子メールでポータルサイトに電子メール送信する。ポータルサイト側ではこの電子メールを毎日自動的にジャンル別、日付別に分類して核心ポータルサイトの1ページ目に目次としてジャンル別、日付順に掲載する。
【0014】
情報発信の他の方法として、ポータルサイトの添付電子メールに会員情報紹介の一行コメントと当該会員のSNS専用の電子メールアドレスを送信する。ポータルサイト側ではこの電子メールを毎日自動的にジャンル別、日付別に分類して核心ポータルサイトの1ページ目に目次としてジャンル別、日付順に掲載する。
【0015】
情報発信は会員のホームページ方式と電子メール方式が混在する場合もある。いずれの場合も情報の中に個人を中傷することや公序良俗に反する記事があれば事実を確認してポータルサイトの当該URLを削除する。
【0016】
ポータルサイトサーバーが一杯になったら、分割できるジャンルのコメントと複数の検索用文字とURLを他の会員契約サーバーに移すことを繰り返し、当該システム内検索に役立て、且つポータルサイト主催者の別のハードディスクにコピーしてから削除する。
【0017】
会員はそのコメントを読み、更に詳しい内容を見たければ、そのURLをクリックして相手のホームページへと進む。そのホームページを読んで意見や感想、売買等の情報があれば、その情報を自分のホームページに作成し、自分の契約プロバイダーの割当ホームページサーバーにアップロードし、当該ポータルサイトに内容一行コメントと複数の検索用文字とURLを電子メールでポータルサイトへ送信して、ポータルサイトに載せて貰う。会員各自のホームページは部外者の侵入を防ぐ為、検索エンジンへの登録を禁止する。
【0018】
ポータルサイトに会員の情報紹介コメントに電子メールが掲載されている場合はその情報を見たい人は電子メールで情報要求すると、発信者から電子メールのリッチテキスト欄で作った文書、絵、動画、音楽などが返信されてくる。
【0019】
会員のホームページが商品売買であれば、商品代金を一時ポータルサイトで預かり、売主が商品を発送し、双方納得すれば代金から手数料を引いて売主に支払う。
【0020】
会員が増え、ポータルサイトの会員のホームページコメントと複数の検索用文字とURLが増大し、ポータルサイトのジャンル別バイト総数がポータルサイトサーバーの容量を超えそうな場合は分割出来るジャンルだけ会員の中の適任者のレンタルホームページサーバーに委託し、管理を任せる。更に増加する場合は同様に委託管理し続ける。
【0021】
CD内のフィッシング防止システムはフィッシングされる可能性のある銀行等の金融関連業種の入力要件等ホームページのURLをindex.html以外のファイルに書き込んでおき、ポータルサイトのホームページサーバーにアップロードしておく。会員が金融機関等への入金の場合はウェブ・ブラウザーを介さず、ポータルサイトのホームページサーバーから当該ファイルを直接ダウンロードして、金融機関等URLをクリックして処理するか、又は金融機関当からの問合せに答える。
【0022】
CD内のデータ秘密保持用実行ファイルはパソコン内に置けないデータ、パスワード等を会員の契約プロバイダー割り当てホームページサーバーにindex.htmを付けないファイルでデータをアップロードしておき、必要に応じて自分のホームページサーバーから当該データをダウンロードし使用するソフトで、必ず会員申し込み時に送信されたIDとソフト起動時に入力したIDと確認モジュールで確認して本人確認する。
【0023】
USBメモリーに組み込まれたデータ秘密保持用ソフトは持ち運び不便なCDの換わりに、携帯に便利という利点を生かして、パソコン内に置けないデータ、パスワード等を会員の契約プロバイダー割り当てホームページサーバーにindex.htmを付けないでアップロードするソフトで、その他SNS、フィッシング防止システムの実行ファイルを組み込んでおく。
【0024】
通常本発明のCD又はUSBメモリー内に入れた当該ソフトは会員所有の特定パソコン等の機器でしか起動しないが、データ秘密保持用ソフトを単独で他のパソコン又は携帯電話で起動させたい場合には当該ソフトの機種選定モジュールを外す。
【0025】
二つ目はポータルサイトの表紙以外はindex.htmlやwebブラウザを一切使用せず、会員相互のホームページサーバーにデータを直接URLに送受信し、ローカルネットワークを構築する方法である。
【0026】
ポータルサイト管理者が多数の会員のホームページサーバーのURLに登録者だけが知るIDのような番号を付け、この番号とURLをデータとして組み込んだ番号URL変換モジュールを含む実行ファイルをポータルサイトサーバーにhtmlファイル内のリンク形式でアップロードしておく。
【0027】
特定会員間で送受信する際、この番号とURLのデータとそれを変換するためのモジュールを組み込んだ実行ファイルをダウンロードする実行ファイルを会員にあらかじめ渡しておき、会員が特定の会員に各種データを送信する場合は先ず送信するデータと種別を選択し、次に相手の番号を入力すると、番号URLデータとその変換実行ファイルがダウンロードされ、当該ファイル内で番号をURLに変換して、URLに従って相手会員のホームページサーバーに送信する。送信完了すると自動的にURL番号データ内蔵の変換実行ファイルが削除されて個人情報を保護する。そして受信者は自分のホームページサーバーから直接ダウンロードして閲覧する。
【0028】
送信データ容量は送信先会員の契約プロバイダー割り当てホームページサーバーの容量によって決まり、無料ホームページサーバーの10メガバイトから自宅サーバーとして外付けハードディスクによる無制限と各種あり、送信する前に相手サーバーの容量を確認する。
【0029】
プロバイダー系ホームページサーバーであればアップロードするファイルの種別が規制されているので、index.html以外のhtmlファイルにリンクする形式で組み込み、アップロードする。
【0030】
自宅サーバーを認めているプロバイダーであれば不正侵入者防止のルーターを介して自宅サーバーを設定してURLを取得し、ポータルサイトから支給された指定ファイルを送受信する実行ファイルで送受信する。
【0031】
自宅サーバーで送受信できるファイルの種類は各種文書ファイル、映像、通信等で、ウィルスを媒介する実行ファイルは制限する。
【発明の効果】
【0032】
本発明は以上のようにポータルサイト以外はindex.htmlを使用しないので住所氏名確認済みの会員以外の不特定多数の情報発信は出来ず、会員にとって有益な情報だけをポータルサイトに掲載できる。当該SNSの場合は誹謗中傷などの掲載は会員からのクレームがあれば、当該ホームページのポータルサイト案内欄を閉鎖すれば簡単に出来、安心できるSNSの構築ができる。
【0033】
ポータルサイトの会員が増え、ジャンル別目次部分が大きくなれば、ポータルサイト管理者から他の会員に分担され、これが繰り返されるとともに、情報の検閲、苦情処理、広告管理など派生する仕事も多くなり、このSNSでの就業人口が増大する。
【0034】
フィッシング防止システムの場合はウェブ閲覧せずに直接金融機関のURLをダウンロードして手続処理するので、外部からのフィッシングされる危険がない。
【0035】
データ保護システムについては、パソコン内の貴重なデータをウィニーなどのファイル交換ソフトや外部からのファイル盗難に対し、外部の会社ホームページサーバーという極めて安全な場所に格納でき、しかも本人は自由にあたかも自分のホルダーのごとく扱える。
又、持ち運びするUSBメモリーや携帯電話の場合は紛失しても他人に見られて困るデータは全て外部の安全なホームページサーバー内に保管してあるので他人は絶対覗けない。
【0036】
従来のインターネットでは個人同士の通信は文字どうり網目状に伝送され、他人に見られる危険もあったが、他人使用不可なこのシステムではID番号によるプロバイダーのホームページサーバーURL宛なので、いちいち第三者を介した暗号化しなくても通信の秘密が護られる。
【0037】
自宅サーバーを使えば、直接大量のデータを送受信でき、将来のNGN(次世代ネットワーク)としてインターネットと通信と放送の融合に道を開くものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0038】
プロバイダーとしてOCNと契約した場合、10MBの無料ホームページのURLを取得して、表紙部分としての当該ポータルサイト入会申し込みメニューと受託契約広告を10MB以内でワードを使って当該システムの趣旨と申し込み用電子メールをハイパーリンクで貼り付け、index.htmlとしてアップロードし、検索エンジンに登録しておく。
【0039】
申込者は添付電子メールに返信用電子メールと氏名だけ入れて、ポータルサイトに送信する。ポータルサイトから返信メールがきたら初めて住所と本名を入力して返信すると、当該ソフト入りCD又はUSBメモリーが郵送されてくる。
【0040】
CD又はUSBメモリー内のソフトはSNSとフィッシング防止システムとデータ保護システムであるが、いずれも使用する個人とパソコンを特定するために、先ず使用者の電子メールとポータルサイトの電子メール及び会員から送られてきたIDを当該ソフト内に相互の電子メールチェックを行うモジュールを書きこんでおき、当該ソフトを立ち上げる度にこのモジュールが働き、本人確認する。
【0041】
立ち上がるとメニュー画面が現れる。この画面にはSNSとフィッシング防止システム、データ保護システムが表示され、どれかをクリックするとリンクされているそれぞれのシステムへと進む。SNSの場合は会員ホームページのジャンル別目次とジャンル別ホームページ紹介コメントとリンクされたURLと関連委託広告が現れる。
【0042】
この本文部分のメニュー画面はワードで作り、SNSシステムとフィッシング防止システム、データ保護システムをハイパーリンクでそれぞれの実行ファイルとリンクさせ、index.html以外のhtmlファイルで表紙部分とは異なるURLにアップロードする。
【0043】
このCDを電源を入れたパソコンに挿入すれば自動的に選択メニューが現れ、SNSを選択すれば、ポータルサイトの本文部分としてのジャンル別目次が現れるので、見たいジャンルをクリックすると会員ホームページのURLとリンクした一行コメント集団が現れ、そのコメントを読み、詳細を読みたければそのURLリンクをクリックし、その会員のホームページに進む。
【0044】
このSNSシステムをクリックすると前もってモジュールに記述してあるポータルサイトのログインネームとパスワードを使ってftpのポータルサイトpublicホルダーがオープンし、システムの当該ファイルをダウンロードした後ftpをクローズして、shellを使ったチャイルドプロセスで閲覧できるようになっている。
【0045】
SNSの場合の会員情報発信は自分の契約プロバイダーホームページサーバーにホームページをアップロードし、その案内コメントと複数検索用文字とURLをポータルサイトにメールすればポータルサイトは日毎ジャンル別に集合させてポータルサイトに掲示する。
【0046】
フィッシング防止システムを選択すれば、前もってモジュールに記述してあるポータルサイトのログインネームとパスワードを使ってftpのポータルサイトpublicホルダーがオープンし、システムの当該ファイルをダウンロードした後ftpをクローズして、shellを使ったチャイルドプロセスで閲覧でき、各金融機関等の社名と当該会社管理の非公開URL一覧が表示されるので、会員は会員契約のURLをクリックすれば間違いなく当該金融機関にリンクする。
【0047】
データ漏洩防止システムを選択すればCD又はUSBメモリー内の当該実行ファイルが起動し、会員の保護したいデータと会員のログインネームとパスワードを入力して次に進めば、会員自身のログインネームとパスワードを使ってftpのpublicホルダーをオープンさせ、そのデータを会員の契約プロバイダーのホームページサーバーにアップロードした後ftpをクローズして、第三者から完全に防御するとともに、データが必要とあれば、同様にログインネームとパスワードを会員本人が入力することによって、ftpのpublicホルダーをオープンさせ、データを直接ダウンロードした後クローズしてデータを使用する。
【実施例2】
【0048】
会員間データ送受信LANでは、プロバイダーとして自宅サーバー設定可能なプロバイダーと契約する。或るプロバイダーでは10メガバイト迄の無料ホームページを使用可能なので、このシステムの表紙部分として、ワードを使ってこのポータルサイトにLAN申し込み用の電子メールを貼り付けておき、indexファイルとしてアップロードしておく。この表紙部分のポータルサイトだけを検索サイトに登録する。申込者から住所氏名と会員のホームページURLの電子メールがあれば会員となり、そのURLにID番号を付け、この番号URLデータを内在し、番号とURL変換モジュールを含む実行ファイルを作り、ポータルサイトホームページサーバーにアップロードしておく。
【0049】
会員はこのIDを使って会員のホームページサーバーに直接会員相互にデータの送受信を行うが、データ送信の場合はCD又はUSBメモリー内の実行ファイルを起動させ、送信先のID番号を入力すると実行ファイルに前もって書き込まれているポータルサイトのログインネームとパスワードを使ってftpのポータルサイトのpublicホルダーがオープンし、区分けされたID番号とURLデータと変換ファイルがダウンロードした後、クローズして送信先のID番号をモジュールによってURLに変換する。そして送信先会員の秘密のログインネームとパスワードが自動的に入力され、ftpの相手のpublicホルダーがオープンし、送信ファイルをアップロードしてftpをクローズするとともに実行ファイルの全てのプログラムをデリートして消去し、個人データを保護する。そして自動的にRS−232C制御で通信回線を使って、相手の固定電話又は携帯電話に送信した事をメッセージ電話する。
受信した会員は前もってモジュールに記述してある自分のログインネームとパスワードで自動的にftpの自分のpublicホルダーをオープンさせ、送られてきたファイルをダウンロードしてftpをクローズし、shellを使ったチャイルドプロセスで確認する。
【0050】
送信するファイルの拡張子は決まっており、文書、音楽、映像、音声等のファイルで、送信する際にそのファイルの拡張子をチェックしてから相手サーバーにアップロードする。
実行ファイルは送れない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報の表示を中心的に行うポータルサイト管理者がポータルサイトの表紙相当部分だけにindex.htmlを使用して検索エンジンに登録して会員を募集し、プロバイダー系のホームページサーバーであれば、情報ファイルはindex.htmlを使用しないHTML形式のファイルにしてアップロードしておく。自宅サーバーの場合はそのままファイルをアップロードしておく。これを閲覧できる会員はウェブ・ブラウザーを使用せず、先渡ししてある実行ファイルで当該ファイルを当該ホームページサーバーからファイルをダウンロードして閲覧する。他の方法として伝えたい情報の一行コメントと電子メールアドレスを管理者に電子メールして、管理者のポータルサイトホームページに集合転載してもらう。そのコメントを見て詳細を見たい人は添付電子メールアドレスの受信者にメールして、詳細の返信メールを要請すると、受信者から電子メールで情報が返信されるシステム。
【請求項2】
フィッシングされる可能性のある銀行等の金融関連業種の入力要件等のホームページのURLをindex.html以外のファイルに書き込んでおき、そのファイルをポータルサイトのホームページサーバーにアップロードしておく。会員が金融機関等への入金の場合、ウェブ・ブラウザーを介さずにポータルサイトのホームページサーバーから当該ファイルを直接ダウンロードして表示される金融機関等の当該URLをクリックして処理するシステム。
【請求項3】
パソコン内に置けないデータ、パスワード等を会員の契約割り当てホームページサーバーにindex.htmを付けないファイルでデータをアップロードしておき、必要に応じて自分のホームページサーバーから当該データをダウンロードして使用するシステム。
【請求項4】
ポータルサイトの表紙相当部分だけにindex.htmlを使用して検索エンジンに登録して会員を募集し、ポータルサイト主催者は多数の会員のホームページサーバーのURLにID番号を付け、この番号とURLをデータとして組み込んだ変換実行ファイルをプロバイダー系の場合はポータルサイトサーバーにhtmlファイル内のリンク形式で、自宅サーバーの場合は実行ファイルでアップロードしておく。特定会員間で送受信する際、この番号とURLをデータとして、又これらを相互変換するためのモジュールを組み込んだ実行ファイルをポータルサイトホームページサーバーからダウンロードする実行ファイルを会員にあらかじめ渡しておき、会員が特定の会員に各種データを送信する場合は先ず送信するデータを選択し、次に相手の番号を入力すると、ID番号とURLデータ変換ファイルがダウンロードされ、当該ファイル内でID番号をURLに変換して、URLに従って相手会員のホームページサーバーに送信される。受信者は自分のホームページサーバーから直接ダウンロードして閲覧するシステム。
【請求項5】
或る実行ファイルが特定の機器でしか作動しないようにするため、モジュールとして、当該ソフトを使う側から送信されたIDと事前に当該ソフト管理者から本人確認のため、使用者に送った電子メールアドレスと管理者のメールアドレスをソフトに組み込み、CD又はUSBメモリー内のソフトを立ち上げる度に当該ソフト使用者の機器内のメール受信ボックス内の双方のメールアドレスと当該使用者が起動時入力するIDを検証して合致すれば当該ソフトが起動し、合致しなければソフトが起動しないシステム。