説明

インターフェロンα誘導性薬力学的マーカー

本発明は、I型IFNおよびIFNαにより誘導されるPDマーカー発現プロフィール、そのようなIFNαにより誘導されるPDマーカー発現プロフィールなどを同定するためのキット、ならびに方法を包含する。I型IFNおよびIFNαにより誘導されるPDマーカー発現プロフィールを、例えば、I型IFNまたはIFNαにより媒介される障害を有する患者を治療する方法、IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤を用いる治療を受けている患者の疾患進行をモニターする方法、INFαに結合し、その活性を中和する治療剤を受ける候補としての患者の同定、およびIFNαにより誘導される障害を有する患者に対する予後の診断もしくは提供において用いることもできる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
I型IFNまたはIFNαにより媒介される疾患または障害を有する患者を治療する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合し、その活性を調節する薬剤を投与することを含み;
該患者はI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを含み;
ならびに該薬剤が該患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを中和する、前記方法。
【請求項2】
前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの中和を検出することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記薬剤が生物学的薬剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記薬剤が抗体である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体がMEDI-545である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記抗体が1種以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI-545ではない、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記薬剤の投与が、前記疾患または障害の1つ以上の症候を軽減する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体を、約0.03〜30 mg/kgの用量で投与する、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体を0.3〜3 mg/kgの用量で投与する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記抗体を0.03〜1 mg/kgの用量で投与する、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも10%中和する、請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも20%中和する、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも30%中和する、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも40%中和する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも50%中和する、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
I型IFNまたはIFNαにより媒介される疾患または障害が、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または特発性炎症性筋炎のうちの1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
I型IFNまたはIFNαにより媒介される疾患または障害が狼瘡である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
I型IFNまたはIFNαにより媒介される疾患または障害が乾癬である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8および14の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、PDマーカー遺伝子の転写物を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、PDマーカー遺伝子から発現されたポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項31】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項32】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項33】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子SRGAP2の発現または活性の上方調節をさらに含む、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子OAS2の発現または活性の上方調節をさらに含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節をさらに含む、請求項3または23〜33のいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項37】
前記ポリペプチドが血清中に増加したレベルで検出される、請求項22に記載の方法。
【請求項38】
ポリペプチドが癌抗原125、フェリチン、組織因子、およびMMP-3を含む、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記ポリペプチドが血清中に減少したレベルで検出される、請求項22に記載の方法。
【請求項40】
前記ポリペプチドがEGF、トロンボポエチン、およびCD40リガンドを含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
中程度または強いI型IFNまたはIFNα PDマーカープロフィールを含む自己免疫疾患患者を治療する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合し、その活性を調節する薬剤を投与することを含み;
該薬剤が該患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを中和する、前記方法。
【請求項42】
前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの中和を検出することをさらに含む、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項46】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項47】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項48】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項49】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項50】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項51】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項52】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項53】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項54】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子MX1およびIFIT1の発現または活性の上方調節をさらに含む、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の発現または活性の上方調節を含む、請求項41に記載の方法。
【請求項56】
前記薬剤が生物学的薬剤である、請求項41に記載の方法。
【請求項57】
前記薬剤が抗体である、請求項41に記載の方法。
【請求項58】
前記抗体がMEDI-545である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記抗体が1種以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI-545ではない、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記薬剤の投与が前記疾患または障害の1種以上の症候を軽減する、請求項41に記載の方法。
【請求項61】
前記抗体を約0.03〜30 mg/kgの用量で投与する、請求項57に記載の方法。
【請求項62】
前記抗体を0.3〜3 mg/kgの用量で投与する、請求項57に記載の方法。
【請求項63】
前記抗体を0.03〜1 mg/kgの用量で投与する、請求項57に記載の方法。
【請求項64】
前記薬剤がI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも10%中和する、請求項41に記載の方法。
【請求項65】
前記薬剤がI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも20%中和する、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記薬剤がI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも30%中和する、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記薬剤がI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも40%中和する、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記薬剤がI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも50%中和する、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記自己免疫疾患患者が、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または特発性炎症性筋炎患者である、請求項41に記載の方法。
【請求項70】
前記患者が狼瘡患者である、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記患者が乾癬患者である、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの中和を必要とする患者においてI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを中和する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合し、その活性を調節する薬剤を該患者に投与することを含み;該薬剤が該患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを中和する、前記方法。
【請求項73】
前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの中和を検出することをさらに含む、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項75】
前記薬剤が生物学的薬剤である、請求項72に記載の方法。
【請求項76】
前記薬剤が抗体である、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記抗体がMEDI-545である、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記抗体が1種以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI-545ではない、請求項76に記載の方法。
【請求項79】
前記薬剤の投与が前記疾患または障害の1種以上の症候を軽減する、請求項72に記載の方法。
【請求項80】
前記抗体を約0.03〜30 mg/kgの用量で投与する、請求項76に記載の方法。
【請求項81】
前記抗体を0.3〜3 mg/kgの用量で投与する、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記抗体を0.03〜1 mg/kgの用量で投与する、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも10%中和する、請求項80〜82のいずれか1項に記載の方法。
【請求項84】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも20%中和する、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも30%中和する、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも40%中和する、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記薬剤が前記患者のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを少なくとも50%中和する、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記患者が、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または特発性炎症性筋炎患者である、請求項72に記載の方法。
【請求項89】
前記患者が狼瘡患者である、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記患者が乾癬患者である、請求項88に記載の方法。
【請求項91】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項92】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、PDマーカー遺伝子の転写物を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項93】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、PDマーカー遺伝子から発現されるポリペプチドを含む、請求項72に記載の方法。
【請求項94】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項95】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項96】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項97】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項98】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項99】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項100】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項101】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項102】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項103】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項104】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子MX1およびIFIT1の発現または活性の上方調節をさらに含む、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節をさらに含む、請求項74および94〜104のいずれか1項に記載の方法。
【請求項106】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節を含む、請求項72に記載の方法。
【請求項107】
前記ポリペプチドが、血清中で増加したレベルで検出される、請求項93に記載の方法。
【請求項108】
前記ポリペプチドが癌抗原125、フェリチン、組織因子、およびMMP-3を含む、請求項107に記載の方法。
【請求項109】
前記ポリペプチドが血清中で減少したレベルで検出される、請求項93に記載の方法。
【請求項110】
前記ポリペプチドがEGF、トロンボポエチン、およびCD40リガンドを含む、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
患者の自己免疫疾患進行をモニターまたは該進行の予後を判定する方法であって、患者に由来する第1のサンプル中で第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することを含む、前記方法。
【請求項112】
第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが強いプロフィールであり、患者の予後が疾患進行である、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
前記自己免疫疾患がSLEであり、その進行がSLE再燃である、請求項112に記載の方法。
【請求項114】
前記第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが弱いプロフィールであり、患者の予後が疾患退行である、請求項111に記載の方法。
【請求項115】
患者に由来する第2のサンプル中で第2のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することを含み、第1の発現プロフィールと比較して、第2の発現プロフィール中のI型IFNもしくはIFNα誘導性PDマーカーの数もしくはレベルの増加が、疾患の進行を予測するか、または第1の発現プロフィールと比較して、第2の発現プロフィール中のI型IFNもしくはIFNα誘導性PDマーカーの数もしくはレベルの減少が、疾患の退行を予測することをさらに含む、請求項111に記載の方法。
【請求項116】
IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤を用いる治療を受けている患者の疾患進行をモニターする方法であって、
該患者に由来する第1のサンプル中の第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得すること;
IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤を投与すること;
該患者に由来する第2のサンプル中の第2のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得すること;ならびに
第1および第2のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを比較すること、
を含み、第1および第2のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールにおける変化が、IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤の効力レベルを示す、前記方法。
【請求項117】
第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項118】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項119】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項120】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項121】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項122】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項123】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項124】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項125】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項126】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項127】
第1のI型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項116に記載の方法。
【請求項128】
前記変化が前記遺伝子の発現または活性レベルの上方調節の減少である、請求項116に記載の方法。
【請求項129】
前記疾患が狼瘡、特発性炎症性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、サルコイドーシス、および乾癬である、請求項116に記載の方法。
【請求項130】
前記疾患が狼瘡である、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
前記治療剤が小分子または生物学的薬剤である、請求項116に記載の方法。
【請求項132】
生物学的薬剤が抗体である、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
前記抗体がMEDI-545である、請求項132に記載の方法。
【請求項134】
第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを、前記治療剤を投与する前に取得する、請求項116に記載の方法。
【請求項135】
第1のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを、前記治療剤を投与する時点で取得する、請求項116に記載の方法。
【請求項136】
第1および第2のサンプルが全血または血清である、請求項116に記載の方法。
【請求項137】
前記患者に由来する第3のサンプル中の第3のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することをさらに含む、請求項116に記載の方法。
【請求項138】
前記患者に由来する第4のサンプル中の第4のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することをさらに含む、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
前記患者に由来する第5のサンプル中の第5のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することをさらに含む、請求項138に記載の方法。
【請求項140】
前記患者に由来する第6のサンプル中の第6のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを取得することをさらに含む、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
第2のサンプルを、前記治療剤の投与の少なくとも1週間後、少なくとも2週間後、少なくとも3週間後、少なくとも1ヶ月後または少なくとも2ヶ月後に取得する、請求項116に記載の方法。
【請求項142】
第3のサンプルを、第2のサンプルを取得した少なくとも2日後、少なくとも5日後、少なくとも1週間後、少なくとも2週間後、少なくとも3週間後、少なくとも1ヶ月後または少なくとも2ヶ月後に取得する、請求項137に記載の方法。
【請求項143】
第4のサンプルを、第3のサンプルを取得した少なくとも2日後、少なくとも5日後、少なくとも1週間後、少なくとも2週間後、少なくとも3週間後、少なくとも1ヶ月後または少なくとも2ヶ月後に取得する、請求項138に記載の方法。
【請求項144】
第5のサンプルを、第4のサンプルを取得した少なくとも2日後、少なくとも5日後、少なくとも1週間後、少なくとも2週間後、少なくとも3週間後、少なくとも1ヶ月後または少なくとも2ヶ月後に取得する、請求項139に記載の方法。
【請求項145】
変化が前記遺伝子の発現または活性の上方調節の減少である、請求項116に記載の方法。
【請求項146】
前記減少が、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%である、請求項145に記載の方法。
【請求項147】
IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤の候補として患者を同定する方法であって、該患者に由来するサンプル中のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの存在または非存在を検出することを含み、IFNαに誘導されるPDマーカー発現プロフィールの存在の検出が、IFNαに結合し、その活性を調節する治療剤の候補として該患者を同定する、前記方法。
【請求項148】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項151】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項152】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項153】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項154】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項155】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項156】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項157】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項158】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項159】
前記患者が、狼瘡、特発性炎症性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、サルコイドーシス、および乾癬からなる群より選択される障害を有すると診断された、請求項147に記載の方法。
【請求項160】
前記障害が狼瘡である、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
前記治療剤が小分子または生物学的薬剤である、請求項147に記載の方法。
【請求項162】
前記生物学的薬剤が抗体である、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記抗体がMEDI-545である、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子の発現の少なくとも2倍の増加を含む、請求項148〜158のいずれか1項に記載の方法。
【請求項165】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子の発現の少なくとも3倍の増加を含む、請求項148〜158のいずれか1項に記載の方法。
【請求項166】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子のmRNAレベルの増加を含む、請求項148〜158のいずれか1項に記載の方法。
【請求項167】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子のタンパク質レベルの増加を含む、請求項148〜158のいずれか1項に記載の方法。
【請求項168】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子から発現されたタンパク質の酵素活性の増加を含む、請求項148〜158のいずれか1項に記載の方法。
【請求項169】
前記サンプルが全血である、請求項147に記載の方法。
【請求項170】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項171】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチド癌抗原125、フェリチン、組織因子、およびMMP-3の血清レベルの増加を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項172】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチドEGF、トロンボポエチン、およびCD40リガンドの血清レベルの減少を含む、請求項147に記載の方法。
【請求項173】
IFNαレベルの増加に関連する障害を有すると患者を診断する方法であって、該患者に由来するサンプル中のIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの存在または非存在を検出することを含み、IFNαにより誘導されるPDマーカー発現プロフィールの存在の検出が、IFNαレベルの増加と関連する障害を有すると該患者を同定する、前記方法。
【請求項174】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項176】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項177】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項178】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項179】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項180】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項181】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項182】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項183】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項184】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項173に記載の方法。
【請求項185】
前記障害が狼瘡、特発性炎症性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、サルコイドーシス、または乾癬である、請求項173に記載の方法。
【請求項186】
前記障害が狼瘡である、請求項185に記載の方法。
【請求項187】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子の発現または活性の少なくとも2倍の増加を含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項188】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子の発現または活性の少なくとも3倍の増加を含む、請求項187に記載の方法。
【請求項189】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子のmRNAレベルの増加を含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項190】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子のタンパク質レベルの増加を含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項191】
発現または活性の上方調節が、1個以上の前記遺伝子から発現されるタンパク質の酵素活性の増加を含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項192】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節をさらに含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項193】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチド癌抗原125、フェリチン、組織因子、およびMMP-3の血清レベルの増加をさらに含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項194】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチドEGF、トロンボポエチン、およびCD40リガンドの血清レベルの減少をさらに含む、請求項174〜184のいずれか1項に記載の方法。
【請求項195】
IFNαにより媒介される障害を治療するための候補治療剤を同定する方法であって、
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを含む細胞と、薬剤とを接触させること;および
該細胞のIFNαにより誘導されるPDマーカー発現プロフィールの変化の存在または非存在を検出することを含み、
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節の減少を含む変化の存在が、該薬剤が候補治療剤であることを示す、前記方法。
【請求項196】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項197】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項198】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項199】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項200】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項201】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項202】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項203】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、およびSAMD9Lの発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項204】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BPの発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項205】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項206】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1の発現または活性の上方調節を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項207】
前記細胞をIFNαレベルの増加と関連する障害を有する患者から取得する、請求項195に記載の方法。
【請求項208】
前記細胞が、IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールを誘導するようにIFNαで処理された細胞である、請求項195に記載の方法。
【請求項209】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節が、該プロフィールの1個以上の遺伝子の発現の少なくとも2倍の増加である、請求項195に記載の方法。
【請求項210】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節が、IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの1個以上の遺伝子の発現の少なくとも3倍の増加である、請求項195に記載の方法。
【請求項211】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節が、IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの1個以上の遺伝子のmRNAレベルの増加を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項212】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節が、IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの1個以上の遺伝子のタンパク質レベルの増加を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項213】
IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの遺伝子の上方調節が、IFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールの1個以上の遺伝子から発現されるタンパク質の酵素活性の増加を含む、請求項195に記載の方法。
【請求項214】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、遺伝子NOG、SLC4A1、PRSS33、およびFEZ1の発現または活性の下方調節をさらに含み;ならびに
下方調節された遺伝子の発現または活性の増加を含む変化の存在が、該薬剤が候補治療剤であることを示す、請求項196〜206のいずれか1項に記載の方法。
【請求項215】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチド癌抗原125、フェリチン、組織因子、およびMMP-3の血清レベルの増加をさらに含み;ならびに
該ポリペプチドの血清レベルの減少を含む変化の存在が、該薬剤が候補治療剤であることを示す、請求項196〜206のいずれか1項に記載の方法。
【請求項216】
I型IFNまたはIFNα誘導性PDマーカー発現プロフィールが、ポリペプチドEGF、トロンボポエチン、およびCD40リガンドの血清レベルの減少をさらに含み;
該ポリペプチドの血清レベルの増加を含む変化の存在が、該薬剤が候補治療剤であることを示す、請求項196〜206のいずれか1項に記載の方法。
【請求項217】
以下の遺伝子のセット:
(a) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2、およびRSAD2; または
(b) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2; または
(c) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびRSAD2; または
(d) IFI44、IFI6、OAS1、BIRC4BP、SRGAP2、およびRSAD2; または
(e) IFI44、IFI6、SAMD9L、およびRSAD2; または
(f) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびOAS1; または
(g) IFI44、IFI6、SAMD9L、OAS1、BIRC4BP、およびRSAD2; または
(h) IFI44、IFI6、およびSAMD9L; または
(i) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、OAS1、およびBIRC4BP; または
(j) IFI44、IFI6、SAMD9L、GBP1、およびRSAD2; または
(k) IFI44、IFI6、GBP1、およびOAS1
のいずれか1つの発現を特異的に検出するポリヌクレオチドを含むプローブのセット。
【請求項218】
請求項217に記載のプローブのセットのいずれかを含むキット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29a−b】
image rotate

【図29c】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34a】
image rotate

【図34b】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate

【図46】
image rotate

【図47a】
image rotate

【図47b】
image rotate

【図48】
image rotate

【図49a】
image rotate

【図49b】
image rotate

【図49c】
image rotate

【図49d】
image rotate

【図50a】
image rotate

【図50b】
image rotate

【図51a】
image rotate

【図51b】
image rotate

【図51c】
image rotate

【図51d】
image rotate

【図51e】
image rotate

【図51f】
image rotate

【図51g】
image rotate

【図52】
image rotate

【図53】
image rotate

【図54】
image rotate

【図55】
image rotate

【図56】
image rotate

【図57】
image rotate

【図58】
image rotate

【図59】
image rotate

【図60】
image rotate

【図61】
image rotate

【図62】
image rotate

【図63】
image rotate

【図64】
image rotate

【図65】
image rotate

【図66】
image rotate

【図67】
image rotate

【図68】
image rotate

【図69】
image rotate

【図70】
image rotate

【図71a】
image rotate

【図71b】
image rotate

【図72】
image rotate

【図73】
image rotate

【図74】
image rotate

【図75】
image rotate

【図76】
image rotate

【図77】
image rotate

【図78】
image rotate

【図79】
image rotate

【図80】
image rotate

【図81】
image rotate

【図82】
image rotate

【図83a】
image rotate

【図83b】
image rotate

【図83c】
image rotate

【図84】
image rotate

【図85a−b】
image rotate

【図85c】
image rotate

【図86】
image rotate

【図87】
image rotate

【図88】
image rotate

【図89】
image rotate

【図90】
image rotate


【公表番号】特表2010−527917(P2010−527917A)
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−506715(P2010−506715)
【出願日】平成20年5月5日(2008.5.5)
【国際出願番号】PCT/US2008/062646
【国際公開番号】WO2008/137838
【国際公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】