説明

インデックス付きバルブを備える塗装材料供給装置

【課題】作業から作業へガス又は混合ガスの流量を再現することができるスプレーガンを提供する。
【解決手段】塗装材料供給装置の通路を通るガス又は混合ガスの流れを制御するバルブが、第1と第2のバルブ部分を備える。第1のバルブ部分は、通路を通る流れを調節するために第2のバルブ部分に関して選択的に調節可能である。第1と第2のバルブ部分のうちの1方は、第1の係合部品を備え、また、第1と第2のバルブ部分のうちの他方は、第2の係合部品を備える。第1と第2の係合部品の係合は、第1と第2のバルブ部分の相対的な位置関係を指し示す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装材料供給装置(以下スプレーガンともいう)の制御に関する。スプレーガンのエアキャップに流れる、図形を描く空気の流れを制御するバルブが開示されている。しかし、他の応用もまた、有用であると考えられる。
【背景技術】
【0002】
様々なタイプの手動及び自動スプレーガンが知られている。例えば、以下の米国特許及び出願公開、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、特許文献15、特許文献16、特許文献17、特許文献18、特許文献19、特許文献20、特許文献21、特許文献22、特許文献23、特許文献24、特許文献25、特許文献26、特許文献27、特許文献28、特許文献29、特許文献30、特許文献31、特許文献32、特許文献33、特許文献34、特許文献35、特許文献36、特許文献37、特許文献38、特許文献39、特許文献40、特許文献41、特許文献42、特許文献43、特許文献44、特許文献45、特許文献46、特許文献47、特許文献48、特許文献49、特許文献50、特許文献51、特許文献52、特許文献53、特許文献54、特許文献55、特許文献56、特許文献57、特許文献58、特許文献59、特許文献60、特許文献61、特許文献62、特許文献63、特許文献64、特許文献65、特許文献66、特許文献67、特許文献68、特許文献69、特許文献70、特許文献71、特許文献72、特許文献73、特許文献74、特許文献75、特許文献76、特許文献77、特許文献78、特許文献79、特許文献80、特許文献81、特許文献82、特許文献83、特許文献84、特許文献85、特許文献86、特許文献87、特許文献88、特許文献89、特許文献90、特許文献91、特許文献92、特許文献93、特許文献94、特許文献95、特許文献96、特許文献97に、手動スプレーガンが図示され、説明されている。
【0003】
これらの特許文献の開示は、参照により本明細書に組み込まれる。以上の特許文献は、関連する技術を全て調査したことを示す意図ではなく、以上の特許文献以外の関連技術がないことを示す意図ではなく、以上の特許文献が特許性に対する資料であることを示す意図でもない。また、そのようなことを示すことを暗示するものでもない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】US 2003/0006322
【特許文献2】US 6,712,292
【特許文献3】US 6,698,670
【特許文献4】US 6,669,112
【特許文献5】US 6,572,029
【特許文献6】US 6,460,787
【特許文献7】US 6,402,058
【特許文献8】US RE36,378
【特許文献9】US 6,276,616
【特許文献10】US 6,189,809
【特許文献11】US 6,179,223
【特許文献12】US 5,836,517
【特許文献13】US 5,829,679
【特許文献14】US 5,803,313
【特許文献15】US RE35,769
【特許文献16】US 5,639,027
【特許文献17】US 5,618,001
【特許文献18】US 5,582,350
【特許文献19】US 5,553,788
【特許文献20】US 5,400,971
【特許文献21】US 5,395,054
【特許文献22】US D349,559
【特許文献23】US 5,351,887
【特許文献24】US 5,332,159
【特許文献25】US 5,332,156
【特許文献26】US 5,330,108
【特許文献27】US 5,303,865
【特許文献28】US 5,299,740
【特許文献29】US 5,289,974
【特許文献30】US 5,284,301
【特許文献31】US 5,284,299
【特許文献32】US 5,236,129
【特許文献33】US 5,209,405
【特許文献34】US 5,209,365
【特許文献35】US 5,178,330
【特許文献36】US 5,119,992
【特許文献37】US 5,118,080
【特許文献38】US 5,180,104
【特許文献39】US D325,241
【特許文献40】US 5,090,623
【特許文献41】US 5,074,466
【特許文献42】US 5,064,119
【特許文献43】US 5,054,687
【特許文献44】US D318,712
【特許文献45】US 5,022,590
【特許文献46】US 4,993,645
【特許文献47】US 4,934,607
【特許文献48】US 4,934,603
【特許文献49】US 4,927,079
【特許文献50】US 4,911,367
【特許文献51】US D305,453
【特許文献52】US D305,452
【特許文献53】US D305,057
【特許文献54】US D303,139
【特許文献55】US 4,844,342
【特許文献56】US 4,770,117
【特許文献57】US 4,760,962
【特許文献58】US 4,759,502
【特許文献59】US 4,747,546
【特許文献60】US 4,702,420
【特許文献61】US 4,613,082
【特許文献62】US 4,606,501
【特許文献63】US D287,266
【特許文献64】US 4,537,357
【特許文献65】US 4,529,131
【特許文献66】US 4,513,913
【特許文献67】US 4,483,483
【特許文献68】US 4,453,670
【特許文献69】US 4,437,614
【特許文献70】US 4,433,812
【特許文献71】US 4,401,268
【特許文献72】US 4,361,283
【特許文献73】US D270,368
【特許文献74】US D270,367
【特許文献75】US D270,180
【特許文献76】US D270,179
【特許文献77】US RE30,968
【特許文献78】US 4,331,298
【特許文献79】US 4,248,386
【特許文献80】US 4,214,709
【特許文献81】US 4,174,071
【特許文献82】US 4,174,070
【特許文献83】US 4,169,545
【特許文献84】US 4,165,022
【特許文献85】US D252,097
【特許文献86】US 4,133,483
【特許文献87】US 4,116,364
【特許文献88】US 4,114,564
【特許文献89】US 4,105,164
【特許文献90】US 4,081,904
【特許文献91】US 4,037,561
【特許文献92】US 4,030,857
【特許文献93】US 4,002,777
【特許文献94】US 4,001,935
【特許文献95】US 3,990,609
【特許文献96】US 3,964,683
【特許文献97】US 3,940,061
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
様々なタイプのスプレーガンは、塗装材料の流れが通って供給される、オリフィス、又はノズルと、ガス又は混合ガス、普通は圧縮空気、の流れが選択された圧力及び流量で供給され、塗装材料の流れの噴霧を助け、噴霧された塗装材料の微粒子の集まりを成形するノズルに隣接した1以上のオリフィスとを備える。現在利用できるスプレーガンは、普通、ガス流れの流量を調節するバルブを有するが、このようなバルブは、普通、塗装される物体の上に噴霧された塗装材料の微粒子によって形成されるパターンの形状を見る以外に、作業者に対してガス流れの流量のフィードバックを与えない。作業から作業へガス又は混合ガスの流量を再現することができれば、所望のパターンの複製を容易にする上で有用である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明により、塗装材料供給装置の流路を通るガス又は混合ガスの流れを制御するバルブは、第1と第2のバルブ部分を備える。第1のバルブ部分は、流路を通る流れを調節するために、第2のバルブ部分に関して選択的に調節することができる。第1と第2のバルブ部分のうちの一方は、第1の係合部品を有し、第1と第2のバルブ部分のうちの他方は、第2の係合部品を有する。第1と第2の係合部品の係合は、第1と第2のバルブ部分の相対位置を示す。
【0007】
実施例では、バルブは、塗装材料供給装置に組み込まれ、塗装材料が通って供給される第1のオリフィスと、第1のオリフィスに隣接し、ガス又は混合ガスが通って供給される第2のオリフィスとが備えられる。
【0008】
実施例では、第2のオリフィスには、塗装材料微粒子の噴霧の上に供給され、噴霧の成形を助ける、ガス又は混合ガスが通るオリフィスが備えられる。
【0009】
実施例では、第1のバルブ部分は、弁棒を備え、第2のバルブ部分は、弁体を備える。弁棒は、第1のねじを備え、弁体は、第2のねじを備える。第1と第2のねじは係合して、弁棒が弁体に関して調節できるようにする。
【0010】
実施例では、弁棒は、その外側端部に制御ノブを備える。制御ノブは、バルブを調節するために制御ノブを掴むのを容易にするようにされている。
【0011】
実施例では、第1と第2の係合部品が、ノッチと、引っ込むことができるようにノッチの中に押し込まれるボールとを備える。
【0012】
実施例では、ノッチは、弁棒の上に形成され、ボールは、弁体の上に備えられる。
【0013】
実施例では、弁棒は、一部が略球体の形状の先端部を備える。通路は略円形の断面部分を有する。一部が略球体の形状の先端部及び略円形の断面部分は、おおむね同じ曲率半径を有する。弁棒は、第1と第2のバルブ部分の相対位置を調節するために弁棒がその周りを回される軸を有する。略円形の断面部分は中心を有する。軸はこの中心を通る。
【0014】
本発明は、以下の詳細説明と、本発明を示す添付図を参照することにより、最もよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1a】本発明により構成されたバルブを組み込んだスプレーガンの部分断面を示す側面立面図である。
【図1b】本発明により構成されたバルブを組み込んだスプレーガンの部分断面を示す側面立面図であるが、図1aとは同一縮尺ではない。
【図2】図1aと図1bに示されたスプレーガンの端部の詳細立面図である。
【図3】図2の切断線3−3に略沿った、図2の詳細断面図である。
【図4】図2と図3に示す部品の端部の詳細立面図である。
【図5】図4の切断線5−5に略沿った、図4に示す部品の断面図である。
【図6】図5の切断線6−6に略沿った、図4と図5に示す部品の断面図である。
【図7】図2と図3に示す構造の部分組み立ての、端部の詳細立面図である。
【図8】図7の切断線8−8に略沿った、図7に示す部分組み立ての断面図である。
【図9】図8の切断線9−9に略沿った、図7と図8に示す部分組み立ての部分断面図である。
【図10】図8に示す部分組立の部品を示す図である。
【図11】図10の切断線11−11に略沿った、図10に示す部品の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1a及び図1bを参照すると、スプレーガン18は、ノズル24を収容するスプレーガン本体20を備える。ノズル24は、スプレーガン本体20の前端部に配置され、前端開口部26から流動性塗料(以下ペイントともいう)を供給する。エアキャップ28は、スプレーガン本体20の前端部に、保持リング30によって取り付けられる。エアキャップ28は、中央の噴霧エアオリフィス32と、中央の噴霧エアオリフィス32を取り囲む、複数の噴霧エアオリフィス34とを備える。これらのオリフィスは、圧縮空気の供給部に結合された隙間36と連通している。成形エアオリフィス38は、エアキャップ28の直径方向の互いに反対の側から前方に延びる突出し部40の上に備えられる。成形エアオリフィス38は、圧縮空気の供給部に結合された成形エア供給隙間42と連通する。成形エアオリフィス38は、ノズル24から流出し噴霧エアオリフィス32、34によって噴霧されるペイントの、スプレーパターンを成形するエアを供給する。
【0017】
スプレーガン18は、略円錐状に形成された前端部46を有するバルブ本体を含むバルブを備え、略円錐状に形成された前端部46は、ノズル24の前部の内壁によって形成される、相補的に形成された弁座48と協働する。針状の電極50が、バルブ本体44から前方に突き出し、バルブ本体44を通る後方延長部を介して高電圧源52の端子に結合され、それによって、塗装材料の微粒子が、ノズル24の近傍を離れる際に荷電される。スプレーガン本体20、ノズル24、エアキャップ28、及びバルブ本体44は、実施例では、例えば、化学的に不活性な、電気的に非伝導性の樹脂又はポリマー、例えば、アセタール樹脂又はポリエチルエチルケトンの銘柄であるデルリン(登録商標)又はアセトロン(登録商標)、で形成される。実施例の電極50は、金属製である。
【0018】
成形エア制御バルブ60は、成形エアが隙間42に供給される通路62の、成形エア供給隙間42の後方に配置される。バルブ60は、略部分球体の形状の先端部66を有する弁棒64を備える。弁棒64は、弁棒保持ナット又は弁体68にねじ込まれ、弁体68にeリング70によって把持され、eリング70は、弁棒64に設けられた溝72にぱちんと嵌め込まれる。弁体68はまた、その外周面にねじが切られ、組み立てられた成形エア制御バルブ60を、この目的のためにスプレーガン18に設けられた通路にねじ込むことができ、また、制御バルブ60をスプレーガン18にねじ込む際の補助をするために、直径方向互いに反対側に平坦部73を備える。適切なOリングシール75が、弁棒64と弁体68との間に備えられ、これら2つの部材を漏れからシールし、また、バルブ60とスプレーガン本体20との間に備えられ、バルブ60を本体20の中にシールする。
【0019】
先端部66の部分球体形状は、通路62の領域の半径と等しい半径を有し、先端部66は、弁棒64が弁棒64の軸の軸方向に通路62の中に入って調節される際に、通路62の中に突き出す。弁棒64が弁体68の中にねじ込まれ、また、弁体68から引き出される場合に、弁棒64がその周りを回る軸は、先端部66の近傍の通路62の円形断面領域の中心を含む。この形状は、先端部66が通路62の中に完全に突き出した場合に、バルブ60が、通路62を通ってオリフィス38に流れる成形エアの流れを略完全に遮断することを可能にする。
【0020】
バルブ本体68は、1又は2の、実施例では2の、直径方向に互いに反対側の、半径方向に延びる穴74を備える。各穴74は、半径方向内側の弁棒64に隣接する端部で、弁座76を備える。弁座76は、同じ個数の、実施例では2つの、戻り止めのボール80を確実に止める停止部を有する。各ボールは、弁座76に対してばね82で付勢されている。弁棒64は、多数の、実施例では8つの、円周上等しい角度で配置され軸方向に延びる溝又はノッチ84を備え、そこにばね82で付勢したボール80が、溝又はノッチ84のうちの1つが各ボール80の下になるように弁棒64が回る場合に、ぱちんと嵌り込む。弁棒64は、その外側端部に制御ノブ86を更に備える。制御ノブ86には、作業者が、例えば親指と人差し指との間でバルブ60を調節する制御ノブ86を握るのを容易にするために、扇形溝88が付けられ、ぎざぎざが付けられ、さもなければ織り目模様が付けられている。
【0021】
作業者は、戻り止めボール80がそれぞれの溝又はノッチ84に中にぱちんと嵌り込むのを感じ、及び/又は嵌り込む音を聞いて、それぞれの溝又はノッチ84の中に嵌り込む戻り止めボール80の感覚を受け取る。作業者は、このようにして、ファンエアが供給されないバルブ60の位置から、噴霧された塗装材料微粒子の集まりの所望のファン形状又はパターンに対応するカチッという音の数まで、「カチッ」という音を数えることができる。一旦このカチッという音の数が感知されたならば、作業者は、回転ノブ86を回すのをやめ、塗装作業を始めることができる。
【0022】
圧縮されたガス又は混合ガスの供給源は、トリガー90で操作されるバルブ92によって制御される通路に、スプレーガン18の前方へ、隙間36まで供給され、バルブ92を通るか、又は独立に、通路62へ供給される。いずれにせよ、通路62は、分離したバルブ60によって制御される。バルブ60は、ノブ86の位置によって制御される。バルブ60は、エアキャップ28の突出し部40の上の成形エアオリフィス38への、成形エアの流れを制御する。弁棒64の外径は、ノッチ、溝等84を備える。弁体68は、ばね82で付勢したボール等80を備え、ボール等80は、ボール80の下のノッチ、溝等84に引っ込むことができるように押し付けられる。作業者にバルブ60の調節の表示を与える、インデックスのついたファンエア調節バルブ60が、このように提供される。作業者は、その表示を使用してバルブ60を調節し、所望のファンエアの流量を得ることができる。作業者は、閉じたバルブ60を調節し、バルブ60が閉じるまでカチッという音を数えて、一旦所望の流量を確立する。作業者は、次に、供給される塗料に同一の噴霧パターンを与えることが望まれる、同一の塗装作業、又はその後の塗装作業において、バルブ60を同じ数のカチッという音だけ開くことによって、この調節を再現することができる。
【0023】
実施例では、弁棒64は、化学的に不活性で、電気的に非伝導性の、樹脂又はポリマー、例えば、トルロン(登録商標)4203ポリアミドイミドでできている。実施例では、弁棒保持ナット又は弁体68及びばね82保持プラグは、アルミニウム製か、又は化学的に不活性の、電気的に非伝導性の、樹脂又はポリマー、例えば30%カーボンファイバー充填のトルロン(登録商標)7130ポリアミドイミドでできている。戻り止めボール80及びばね82は、実施例では、ステンレス鋼製である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インデックス付きバルブを備える塗装材料供給装置であって、
前記バルブが、
前記塗装材料供給装置の通路を通るガス又は混合ガスの流れを制御するバルブであって、
前記バルブが、第1と第2のバルブ部分を備え、
第1のバルブ部分が、通路を通る流れを調節するために第2のバルブ部分に関して選択的に調節可能であり、
第1と第2のバルブ部分のうちの1方が、第1の係合部品を備え、第1と第2のバルブ部分のうちの他方が、第2の係合部品を備え、
第1と第2の係合部品の係合が、第1と第2のバルブ部分の相対的な位置を指し示し、作業者が、前記第1と第2のバルブ部分の相対的な位置を知ることができる、
インデックス付きバルブを備える塗装材料供給装置。
【請求項2】
第1のバルブ部分が、弁棒を備え、第2のバルブ部分が、弁体を備え、
前記弁棒が、第1のねじを備え、前記弁体が第2のねじを備え、
前記第1と第2のねじが係合して、前記弁棒を前記弁体に関して調節することができる、請求項1に記載の塗装材料供給装置。
【請求項3】
前記第1と第2の係合部品が、ノッチと、引っ込むことができるように前記ノッチに押付けられるボールとを備える、請求項2に記載の塗装材料供給装置。
【請求項4】
前記ノッチが、前記弁棒の上に備えられ、前記ボールが、前記弁体の上に備えられる、請求項3に記載の塗装材料供給装置。
【請求項5】
前記第1と第2の係合部品が、ノッチと、引っ込むことができるように前記ノッチに押付けられるボールとを備える、請求項1に記載の塗装材料供給装置。
【請求項6】
前記ノッチが、前記弁棒の上に備えられ、前記ボールが、前記弁体の上に備えられる、請求項5に記載の塗装材料供給装置。
【請求項7】
第1のバルブ部分が、略部分球体形状の先端部を含む弁棒と、
略円形断面部分を含む通路とを備え、
前記略部分球体形状の先端部と略円形断面部分とが、略同一の曲率半径を有し、
前記弁棒が、第1と第2のバルブ部分の相対位置を調節するために回転される軸を有し、
前記略円形断面部分が、中心を有し、
前記軸が、前記中心を通る、請求項1に記載の塗装材料供給装置。
【請求項8】
塗装材料が供給される、第1のオリフィスと、
ガス又は混合ガスが供給される、第1のオリフィスに隣接する第2のオリフィスと、
ガス又は混合ガスを、ガス又は混合ガスの供給源から第2のオリフィスへ連結する通路と、
前記通路を通るガス又は混合ガスの流れを制御するバルブとを備え、
前記バルブが、第1と第2のバルブ部分を含み、
前記第1と第2のバルブ部分が、前記通路を通る流れを調節するために、選択的に相対的な調節をすることができ、
前記第1と第2のバルブ部分のうちの一方が、第1の係合部品を備え、前記第1と第2のバルブ部分のうちの他方が、第2の係合部品を備え、
前記第1と第2の係合部品の係合が、前記第1と第2のバルブ部分の相対位置を指し示し、作業者が、前記第1と第2のバルブ部分の相対的な位置を知ることができる、塗装材料供給装置。
【請求項9】
前記第2のオリフィスが、供給される塗装材料微粒子の噴霧の成形を助けるために、前記噴霧にガス又は混合ガスを供給するオリフィスを備える、請求項8に記載の塗装材料供給装置。
【請求項10】
前記通路が、略円形の断面部分と、
略部分球体形状の先端部を有する弁棒を含むバルブ部分とを備え、
前記略部分球体形状の先端部と略円形の断面部分が、略同一の曲率半径を有し、
前記弁棒が、前記第1と第2のバルブ部分の相対位置を調節するために回転される軸を有し、
前記略円形の断面部分が中心を有し、前記軸が、前記中心を通る、請求項8に記載の塗装材料供給装置。
【請求項11】
前記第1のバルブ部分が、弁棒を備え、前記第2のバルブ部分が、弁体を備え、
前記弁棒が第1のねじを備え、前記弁体が第2のねじを備え、
前記第1と第2のねじが係合し、前記弁棒が前記弁体に関して調整することができるようにする、請求項8に記載の塗装材料供給装置。
【請求項12】
前記弁棒が、その外側端部に制御ノブを備え、
前記制御ノブが、前記バルブを調節する制御ノブを掴むことを容易にするように形成された、請求項11に記載の塗装材料供給装置。
【請求項13】
前記第1と第2の係合部品が、ノッチと、引っ込むよことができるように前記ノッチに押付けられたボールとを備える、請求項11に記載の塗装材料供給装置。
【請求項14】
前記ノッチが、前記弁棒に設けられ、前記ボールが、前記弁体に備えられた、請求項13に記載の塗装材料供給装置。
【請求項15】
前記第1と第2の係合部品が、ノッチと、引っ込むよことができるように前記ノッチに押付けられたボールとを備える、請求項8に記載の塗装材料供給装置。
【請求項16】
前記ノッチが、前記弁棒に設けられ、前記ボールが、前記弁体に備えられた、請求項15に記載の塗装材料供給装置。

【図1a】
image rotate

【図1b】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2013−66893(P2013−66893A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−279955(P2012−279955)
【出願日】平成24年12月21日(2012.12.21)
【分割の表示】特願2007−540813(P2007−540813)の分割
【原出願日】平成17年11月11日(2005.11.11)
【出願人】(591203428)イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド (309)
【Fターム(参考)】